JP2004132240A - 蒸発燃料処理系のリークを判定する装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】蒸発燃料処理系のリークを判定する装置は、蒸発燃料処理系の圧力を検出する圧力センサと、大気圧を検出する大気圧センサとを備える。リーク判定装置は、蒸発燃料処理系内のリークを判定するのに使用される判定値を、大気圧センサによって検出された大気圧に応じて補正する。内燃機関の停止が検出されたならば、パージ制御弁およびベントシャット弁を閉じることにより、記蒸発燃料処理系を閉じる。蒸発燃料処理系を閉じた後の所定期間中に、リーク判定装置は、圧力センサによって検出された圧力と、補正された判定値とに基づいて、該蒸発燃料処理系内のリークを判定する。
【選択図】図6
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、内燃機関を停止した後に内燃機関の蒸発燃料処理系にリークがあるかどうかを判定する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
燃料タンク内で発生した蒸発燃料を処理する蒸発燃料処理系にリーク(漏れ)があるかどうかを判定する様々な方法が提案されている。特許第2751758号公報には、蒸発燃料を処理する系を負圧にした後、該系の圧力変化を判定値と比較して該系にリークがあるかどうかを判断する手法が記載されている。該判定値は、大気圧に応じて可変に設定される。
【0003】
蒸発燃料処理系におけるリーク判定は、内燃機関が停止した後に実施される場合もある。特開平11−336626号公報には、エンジンを停止した後、蒸発燃料を処理する系を閉じて負圧にし、該系の圧力変化に基づいて該系にリークがあるかどうかを判断する手法が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
高地における気圧は低地の気圧よりも低いので、高地における蒸発燃料量は、低地における蒸発燃料量よりも多い。そのため、高地においては、蒸発燃料処理系の圧力の正圧への変化が大きくなりやすい。従来のように、蒸発燃料処理系におけるリーク判定を一定の判定値を用いて行うと、車両が高地にあるか低地にあるかによって、誤った判定を招くおそれがある。
【0005】
したがって、低地および高地のいずれに車両が存在しても、内燃機関が停止した後に実施されるリーク判定をより正確に行うことが必要とされている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明の一つの側面によると、蒸発燃料処理系は、燃料タンクと、大気に連通する吸気口が設けられ、該燃料タンク内で発生する蒸発燃料を吸着するキャニスタと、該燃料タンクおよび該キャニスタを接続する第1の通路と、該キャニスタを内燃機関の吸気系に接続する第2の通路と、該キャニスタの吸気口を開閉するベントシャット弁と、該第2の通路に設けられたパージ制御弁とを備える。該蒸発燃料処理系のリークを判定する装置は、蒸発燃料処理系の圧力を検出する圧力センサと、大気圧を検出する大気圧センサと、を備える。リーク判定装置は、蒸発燃料処理系内のリークを判定するのに使用される判定値を、大気圧センサによって検出された大気圧に応じて補正する。内燃機関の停止が検出されたならば、パージ制御弁およびベントシャット弁を閉じることにより、蒸発燃料処理系を閉じる。蒸発燃料処理系を閉じた後の所定期間中に、リーク判定装置は、圧力センサによって検出された圧力と、補正された判定値とに基づいて、該蒸発燃料処理系内のリークを判定する。
【0007】
この発明によると、リーク判定に用いられる判定値が大気圧に応じて補正されるので、車両が高地または低地のいずれに停車している場合でも、内燃機関停止後のリーク判定をより正確に実施することができる。
【0008】
この発明の他の側面によると、蒸発燃料処理系は、燃料タンクと、大気に連通する吸気口が設けられ、該燃料タンク内で発生する蒸発燃料を吸着するキャニスタと、該燃料タンクおよび該キャニスタを接続する第1の通路と、該キャニスタを内燃機関の吸気系に接続する第2の通路と、該キャニスタの吸気口を開閉するベントシャット弁と、該第2の通路に設けられたパージ制御弁とを備える。蒸発燃料処理系のリークを判定する装置は、蒸発燃料処理系の圧力を検出する圧力センサと、大気圧を検出する大気圧センサと、を備える。リーク判定装置は、圧力センサによって検出された圧力を、大気圧センサによって検出された大気圧に応じて補正する。内燃機関が停止されたことが検出されたならば、パージ制御弁およびベントシャット弁を閉じることにより、蒸発燃料処理系を閉じる。蒸発燃料処理系を閉じた後の所定期間中に、リーク判定装置は、補正された圧力と所定の判定値とに基づいて、該蒸発燃料処理系内のリークを判定する。
【0009】
この発明によると、圧力センサによって検出された圧力が大気圧に応じて補正されるので、車両が高地または低地のいずれに停車している場合でも、内燃機関停止後のリーク判定をより正確に実施することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に図面を参照してこの発明の実施の形態を説明する。図1は、この発明の実施形態に従う、内燃機関およびその制御装置の全体構成図である。
【0011】
電子制御ユニット(以下、「ECU」)という)5は、車両の各部から送られてくるデータを受け入れる入力インターフェース5a、車両の各部の制御を行うための演算を実行するCPU5b、読み取り専用メモリ(ROM)およびランダムアクセスメモリ(RAM)を有するメモリ5c、および車両の各部に制御信号を送る出力インターフェース5dを備えている。メモリ5cのROMには、車両の各部の制御を行うためのプログラムおよび各種のデータが格納されている。この発明にリーク判定を実施するためのプログラム、および該プログラムの実行の際に用いるデータおよびテーブルは、このROMに格納されている。ROMは、EEPROMのような書き換え可能なROMでもよい。RAMには、CPU5bによる演算のための作業領域が設けられる。車両の各部から送られてくるデータおよび車両の各部に送り出す制御信号は、RAMに一時的に記憶される。
【0012】
エンジン1は、例えば4気筒を備えるエンジンであり、吸気管2が連結されている。吸気管2の上流側にはスロットル弁3が配されており、スロットル弁3に連結されたスロットル弁開度センサ(θTH)4は、スロットル弁3の開度に応じた電気信号を出力してECU5に供給する。
【0013】
燃料噴射弁6は、吸気管2の途中であって、エンジン1とスロットル弁3の間に各気筒毎に設けられ、ECU5からの制御信号によって開弁時間が制御される。燃料供給管7は、燃料噴射弁6および燃料タンク9を接続し、その途中に設けられた燃料ポンプ8が、燃料を燃料タンク9から燃料噴射弁6に供給する。図示しないレギュレータが、ポンプ8と燃料噴射弁6の間に設けられ、吸気管2から取り込まれる空気の圧力と、燃料供給管7を介して供給される燃料の圧力との間の差圧を一定にするよう動作して、燃料の圧力が高すぎるときは図示しないリターン管を通して余分な燃料を燃料タンク9に戻す。こうして、スロットル弁3を介して取り込まれた空気は、吸気管2を通り、燃料噴射弁6から噴射される燃料と混合してエンジン1のシリンダ(図示せず)に供給される。燃料タンク9には、給油のための給油口10が設けられ、給油口10には、フィラーキャップ11が取り付けられている。
【0014】
吸気管圧力(PB)センサ13および吸気温(TA)センサ14は、吸気管2のスロットル弁3の下流側に装着されており、それぞれ吸気管圧力PBおよび吸気温TAを検出して電気信号に変換し、それをECU5に送る。
【0015】
エンジン回転数(NE)センサ17が、カム軸またはクランク軸周辺に取り付けられ、クランク軸が180度回転するたびに、所定のクランク角度位置でTDC信号を出力する。検出されたTDC信号パルスは、ECU5に送られる。エンジン水温(TW)センサ18は、エンジン1のシリンダブロックの冷却水が充満した気筒周壁(図示せず)に取り付けられ、エンジン冷却水の温度TWを検出し、これをECU5に送る。
【0016】
エンジン1は排気管12を持ち、排気管12の途中に設けられた排気ガス浄化装置である三元触媒(図示せず)を介して排気する。排気管12の途中に装着されたLAFセンサ19は広域空燃比センサであり、リーンからリッチにわたる範囲において排気ガス中の酸素濃度すなわち実空燃比を検出し、それをECU5に送る。
【0017】
大気圧(PA)センサ41がECU5に接続されており、大気圧を検出し、それをECU5に送る。イグニッションスイッチ42がECU5に接続されており、イグニッションスイッチ42の切換信号は、ECU5に送られる。
【0018】
次に、蒸発燃料処理系について説明する。蒸発燃料処理系50は、燃料タンク9、チャージ通路31、バイパス通路31a、キャニスタ33、パージ通路32、二方向弁35、バイパス弁36、パージ制御弁34、通路37およびベントシャット弁38を備える。
【0019】
燃料タンク9は、チャージ通路31を介してキャニスタ33に接続され、燃料タンク9からの蒸発燃料が、キャニスタ33に移動できるようになっている。チャージ通路31には、機械式の二方向弁35が設けられている。二方向弁35は、タンク内圧が大気圧より第1の所定圧以上高いときに開く正圧弁と、タンク内圧がキャニスタ33の圧力より第2の所定圧以上低いとき開く負圧弁を備える。
【0020】
二方向弁をバイパスするバイパス通路31aが設けられている。バイパス通路31aには、電磁弁であるバイパス弁36が設けられる。バイパス弁36は通常は閉弁状態にあり、ECU5からの制御信号に従って開弁する。
【0021】
圧力センサ15は、二方向弁35と燃料タンク9との間に設けられており、その検出信号はECU5に送られる。圧力センサ15の出力PTANKは、キャニスタ33および燃料タンク9内の圧力が安定している定常状態では、燃料タンク内の圧力に等しくなる。一方、圧力センサ15の出力PTANKは、キャニスタ33または燃料タンク9内の圧力が変化しているときは、実際のタンク内圧とは異なる圧力を示す。圧力センサ15の出力を、以下「タンク内圧PTANK」と呼ぶ。
【0022】
キャニスタ33は、燃料蒸気を吸着する活性炭を内蔵し、通路37を介して大気に連通する吸気口(図示せず)を持つ。通路37の途中には、ベントシャット弁38が設けられる。ベントシャット弁38は、ECU5により制御される電磁弁であり、給油時またはパージ実行中に開弁される。また、ベントシャット弁38は、後述するリーク判定時に開閉される。ベントシャット弁38は、駆動信号が供給されないときは、開弁状態にある。
【0023】
キャニスタ33は、パージ通路32を介して吸気管2のスロットル弁3の下流側に接続される。パージ通路32の途中には電磁弁であるパージ制御弁34が設けられ、キャニスタ33に吸着された燃料が、パージ制御弁34を介してエンジンの吸気系に適宜パージされる。パージ制御弁34は、ECU5からの制御信号に基づいてオン−オフデューティ比を変更することにより、パージ流量を連続的に制御する。
【0024】
この実施形態によると、イグニッションスイッチ42がオフされても、リーク判定を実施する期間中は、ECU5、バイパス弁36およびベントシャット弁38には電気が供給される。パージ制御弁34は、イグニッションスイッチ42がオフされると電気が供給されなくなり、閉弁状態を維持する。
【0025】
燃料タンク9の給油時に蒸発燃料が多量に発生すると、二方向弁35が開き、該蒸発燃料がキャニスタ33に貯蔵される。エンジン1の所定の運転状態において、パージ制御弁34のデューティ制御が実施され、これにより、適量の蒸発燃料がキャニスタ33から吸気管2に供給される。
【0026】
各種センサからの入力信号はECU5の入力インターフェース5aに渡される。入力インターフェース5aは、入力信号波形を整形して電圧レベルを所定レベルに修正し、アナログ信号値をデジタル信号値に変換する。CPU5bは、変換されたデジタル信号を処理し、ROM5cに格納されているプログラムに従って演算を実行し、車の各部のアクチュエータに送る制御信号を作り出す。この制御信号は出力インターフェース5dに送られ、出力インターフェース5dは、燃料噴射弁6、パージ制御弁34、バイパス弁36およびベントシャット弁38に制御信号を送る。
【0027】
図2は、エンジンを停止した後に実施されるリーク判定のタイムチャートを示す。タンク内圧PTANKは、実際には絶対圧として検出されるが、大気圧を基準とした差圧で示されている。
【0028】
時間t1においてエンジンが停止すると、バイパス弁36が開かれ、ベントシャット弁38は開弁状態を維持される。これにより、蒸発燃料処理系50は大気に開放され、タンク内圧PTANKは大気圧と等しくなる。パージ制御弁34は、エンジンが停止した時に閉じられる。第1の大気開放期間は、所定期間TOTA1(たとえば、120秒)にわたって継続する。
【0029】
時刻t2において、ベントシャット弁38が閉じられ、第1の判定モードが開始する。第1の判定モードでは、蒸発燃料処理系50が閉じた状態に置かれる。第1の判定モードは、第1の判定時間TPHASE1(たとえば、900秒)にわたって続く。タンク内圧PTANKが、破線L1で示されるように、第1の判定値PTANK1(たとえば、「大気圧+1.3kPa(10mmHg)」)を超えたならば、蒸発燃料処理系50にリークが無いと判定される(時刻t3)。一方、タンク内圧PTANKが、実線L2で示されるように、第1の判定値PTANK1に達しないとき、最大タンク内圧PTANKMAXが記憶される(時刻t4)。
【0030】
時刻t4においてベントシャット弁38が開かれ、蒸発燃料処理系50が大気に開放される。第2の大気開放期間は、所定期間TOTA2(たとえば、120秒)にわたって継続する。
【0031】
時刻t5において、ベントシャット弁38が閉じられ、第2の判定モードが開始する。第2の判定モードは、第2の判定時間TPHASE2(たとえば、2400秒)にわたって続く。タンク内圧PTANKが、破線L3で示されるように、第2の判定値PTANK2(たとえば、「大気圧−1.3kPa(10mmHg)」)よりも低くなったとき(時刻t6)、蒸発燃料処理系50はリークが無いと判定される。一方、タンク内圧PTANKが、実線L4で示されるように変化したとき、最小タンク内圧PTANKMINが記憶される(時刻t7)。
【0032】
時刻t7において、バイパス弁36が閉じられ、ベントシャット弁38が開かれる。記憶された最大タンク内圧PTANKMAXおよび最小タンク内圧PTANKMINの差ΔPが、第3の判定値ΔPTHより大きいとき、蒸発燃料処理系50にはリークが無いと判定される。該差ΔPが、第3の判定値ΔPTH以下であるとき、蒸発燃料処理系50にリークがあると判定される。これは、リークがあるとき、タンク内圧PTANKの大気圧に対する変動量が小さくなり、よってΔPが小さくなるからである。
【0033】
図3は、この発明の第1の実施例に従う、リーク判定装置の機能ブロック図を示す。エンジン停止検出部51は、エンジンが停止しているかどうかを判断する。リーク判定許可部52は、エンジンが停止してるとき、リーク判定の実施を許可する。当然ながら、リーク判定許可部52は、さらに他の条件が成立したときに、リーク判定を許可するようにしてもよい。
【0034】
補正係数算出部53は、大気圧センサ41によって検出された大気圧に応じて補正係数Kを求める。図4に、大気圧に応じて設定される補正係数の一例を示す。補正係数の値は、大気圧が低くなるにつれ、すなわち高地になるにつれ、大きくなるよう設定される。これは、高地になるにつれ、蒸発燃料の量が大きくなるからである。大気圧と補正係数の対応関係は、テーブルとしてECU5のメモリ5cに格納される。
【0035】
リーク判定の実施が許可されたならば、判定値補正部54は、補正係数算出部53によって算出された補正係数Kを用いて、図2を参照して前述した第1から第3の判定値PTANK1、PTANK2およびΔPTHを補正する。リーク判定部55は、補正されたこれらの判定値と、圧力センサ15によって検出されたタンク内圧PTANKとに基づいて、リーク判定を実施する。
【0036】
ここで、補正されていない第1から第3の判定値PTANK1、PTANK2およびΔPTHは、基準大気圧において実施されるリーク判定の際に使用される基準値であり、予め設定されている。この実施例では、該基準大気圧が98.42kPa(740mmHg)であり、図4に示されるように、該基準大気圧における補正係数Kの値は1である。大気圧が、基準大気圧よりも大きくなるにつれ、補正係数は小さくなり、基準大気圧よりも小さくなるにつれ、補正係数は大きくなる。
【0037】
図5は、この発明の第2の実施例に従う、リーク判定装置の機能ブロック図を示す。図3に示される第1の実施例と異なる点は、判定値補正部54の代わりにタンク内圧補正部64が設けられている点である。タンク内圧補正部64は、補正係数算出部53によって算出された補正係数Kを用いて、圧力センサ15によって検出されたタンク内圧PTANKを補正する。リーク判定部55は、補正されたタンク内圧PTANKと、第1〜第3の判定値PTANK1、PTANK2およびΔPTHとに基づいて、リーク判定を実施する。第2の実施例における第1〜第3の判定値PTANK1、PTANK2およびΔPTHには、前述した基準大気圧における基準値が設定される。
【0038】
図6および図7は、図3に示されるこの発明の第1の実施例に従う、リーク判定を実行する処理のフローチャートである。この処理は、所定時間(たとえば、100ミリ秒)ごとに実施される。
【0039】
ステップS11において、エンジン1が停止したかどうかを判断する。エンジン1が作動中であるときは、第1のアップカウントタイマTM1の値をゼロにセットし(S12)、このルーチンを抜ける。第1のアップカウントタイマTM1は、第1の大気開放期間TOTA1(図2参照)を計測するためのタイマである。エンジン1が停止すると、ステップS13において、補正係数テーブルから、現在の大気圧PAに対応する補正係数Kを抽出する。
【0040】
ステップS14に進み、第1のアップカウントタイマTM1の値が、予め決められた第1の大気開放時間TOTA1を超えたかどうかを判断する。最初にこのステップを実行するとき、この判断はNoとなるので、ステップS15においてバイパス弁36を開き、ベントシャット弁38を開弁状態に維持する(図2の時刻t1)。ステップS16において、第2のアップカウントタイマTM2の値をゼロにセットし、このルーチンを抜ける。第2のアップカウントタイマTM2は、第1の判定期間TPHASE1を計測するためのタイマである。
【0041】
次にこのルーチンに入ったとき、第1のアップカウントタイマTM1の値が第1の大気開放期間TOTA1に達したならば(図2の時刻t2)、ステップS14からステップS17に進み、第2のアップカウントタイマTM2の値が第1の判定期間TPHASE1(図2)より大きいかどうかを判断する。最初にこのステップを実施するとき、この判断はNoであるので、ステップS18においてベントシャット弁38を閉じる。ステップS19において、タンク内圧PTANKが、第1の判定値PTANK1に補正係数Kを乗算することによって得られた値よりも高いかどうかを判断する。
【0042】
第1の判定値PTANK1に補正係数Kを乗算することにより、車両が存在する場所の大気圧に応じて、第1の判定値PTANK1が補正される。車両が存在する場所の大気圧が低いほど、第1の判定値PTANK1は大きくなるよう補正される。
【0043】
最初にステップS19を実行するとき、この判断はNoとなるので、ステップS21において第3のアップカウントタイマTM3の値をゼロにセットする。第3のアップカウントタイマTM3は、第2の大気開放期間TOTA2(図2)を計測するためのタイマである。
【0044】
ステップS22において、タンク内圧PTANKが、最大タンク内圧PTANKMAXより高いかどうかを判断する。最大タンク内圧PTANKMAXの初期値は、大気圧より低い値を持つよう設定されている。したがって、最初にこのステップを実行するとき、この判断はYesとなり、現在のタンク内圧PTANKが、最大タンク内圧PTANKMAXにセットされる(S23)。ステップS22の判断がNoであるときは、このルーチンを抜ける。こうして、第1の判定モードにおける最大タンク内圧PTANKMAXが得られる。
【0045】
ステップS19の判断がYesとなったとき(図2の破線L1および時刻t3を参照)、タンク内圧PTANKの上昇が大きいので、蒸発燃料処理系にリークは無いと判定し(S20)、リーク判定を終了する。
【0046】
再びこのルーチンに入ったときに、ステップS17において、第2のアップカウントタイマTM2の値が第1の判定期間TPHASE1に達したならば(図2の時刻t4)、ステップS24に進む。ステップS24において、第3のアップカウントタイマTM3の値が、第2の大気開放期間TOTA2より大きいかどうかを判断する。最初にこのステップを実行するとき、この判断はNoであるので、ステップS25においてベントシャット弁を開く(時刻t4)。ステップS26において、第4のアップカウントタイマTM4にゼロをセットし、このルーチンを抜ける。第4のアップカウントタイマTM4は、第2の判定期間TPHASE2を計測するためのタイマである。
【0047】
再びこのルーチンに入ったとき、ステップS24において、第3のアップカウントタイマTM3の値が第2の大気開放期間TOTA2に達したならば(図2の時刻t5)、ステップ31(図7)に進む。ステップS31において、第4のアップカウントタイマTM4の値が、第2の判定期間TPHASE2より大きいかどうかを判断する。最初にこのステップを実行するとき、この判断はNoであるので、ステップS32においてベントシャット弁38を閉じる。ステップS33に進み、タンク内圧PTANKが、第2の判定値PTANK2に補正係数K1を乗算することによって得られた値よりも低いかどうかを判断する。第2の判定値PTANK2は、負の値である。したがって、補正係数Kを乗算することにより、車両が存在する場所の大気圧が低いほど、第2の判定値PTANK2は小さくなるよう補正される。
【0048】
最初にステップ33を実行するとき、この判断はNoとなるので、ステップS35に進み、タンク内圧PTANKが最小タンク内圧PTANKMINより低いかどうかを判断する。最小タンク内圧PTANKMINの初期値は、大気圧より高い値を持つように設定されているので、最初にこのステップを実行するとき、この判断はYesとなる。したがって、現在のタンク内圧PTANKが最小タンク内圧PTANKMINに設定される(S36)。ステップS35の判断がNoであるときは、このルーチンを終了する。こうして、第2の判定モードにおける最小タンク内圧PTANKMINが得られる。
【0049】
ステップS33の判断がYesとなったとき(図2の破線L3および時刻t6を参照)、タンク内圧PTANKの減少が大きいので、蒸発燃料処理系50にリークは無いと判定し(S34)、リーク判定を終了する。
【0050】
再びこのルーチンに入ったとき、ステップS31において、第4のアップカウントタイマTM4の値が第2の判定期間TPHASE2に達したならば(図2の時刻t7)、バイパス弁36を閉じ、ベントシャット弁38を開く(S37)。ステップS38において、最大タンク内圧PTANKMAXと最小タンク内圧PTANKMINとの差ΔPを算出し、該差ΔPが、第3の判定値ΔPTHに補正係数Kを乗算することによって得られた値よりも大きいかどうかを判断する(S39)。ΔP>(ΔPTH×K)であるとき、蒸発燃料処理系50は正常と判定して、リーク判定を終了する(S40)。ΔP≦(ΔPTH×K)であるとき、蒸発燃料処理系50にはリークがあると判定し、リーク判定を終了する(S41)。
【0051】
こうして、大気圧センサによって、車両が停止した場所が高地か否かを知ることができる。蒸発燃料の発生量が多い高地では、第1〜第3の判定値が、その絶対値が大きくなるよう補正される。したがって、車両が存在する場所に起因するリークの誤判定を回避することができる。
【0052】
図8および図9は、図5に示されるこの発明の第2の実施例に従う、リーク判定を実行する処理のフローチャートである。この処理は、所定時間(たとえば、100ミリ秒)ごとに実施される。
【0053】
図6および図7に示される第1の実施例と異なる点は、ステップS119、S133およびS139である。第1の実施例においては、ステップS19において、タンク内圧PTANKを、第1の判定値PTANK1に補正係数Kを乗算することによって得られた値と比較している。第2の実施例においては、ステップS119に示されるように、タンク内圧PTANKを補正係数Kで除算することによって得られた値を、第1の判定値PTANK1と比較する。
【0054】
同様に、第1の実施例においては、ステップS33において、タンク内圧PTANKを、第2の判定値PTANK2に補正係数K1を乗算することによって得られた値と比較している。ステップS133では、タンク内圧PTANKを補正係数Kで除算することによって得られた値を、第2の判定値PTANK2と比較する。
【0055】
第1の実施例においては、ステップS39において、差ΔPを、第3の判定値ΔPTHに補正係数Kを乗算することによって得られた値と比較している。ステップS139では、差ΔPを補正係数Kで除算することによって得られた値を、第3の判定値ΔPTHと比較する。
【0056】
こうして、大気圧センサによって、車両が停止した場所が高地か否かを知ることができる。蒸発燃料の発生量が多い高地では、タンク内圧および差ΔPが、その絶対値が小さくなるよう補正される。したがって、車両が存在する場所に起因するリークの誤判定を回避することができる。
【0057】
本発明は、クランク軸を鉛直方向とした船外機などのような船舶推進機用エンジンにも適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に従う、蒸発燃料処理装置および内燃機関の制御装置を概略的に示す図。
【図2】この発明の一実施例に従う、リーク判定の概要を説明するためのタイムチャートを示す図。
【図3】この発明の一実施例に従う、リーク判定装置の機能ブロック図。
【図4】この発明の一実施例に従う、補正係数を示す図。
【図5】この発明の他の実施例に従う、リーク判定装置の機能ブロック図。
【図6】この発明の一実施例に従う、リーク判定処理のフローチャート。
【図7】この発明の一実施例に従う、リーク判定処理のフローチャート。
【図8】この発明の他の実施例に従う、リーク判定処理のフローチャート。
【図9】この発明の他の実施例に従う、リーク判定処理のフローチャート。
【符号の説明】
1 エンジン 5 ECU
6 燃料噴射弁 9 燃料タンク
34 パージ制御弁 36 バイパス弁
38 ベントシャット弁
Claims (2)
- 燃料タンクと、大気に連通する吸気口が設けられ、該燃料タンク内で発生する蒸発燃料を吸着するキャニスタと、該燃料タンクおよび該キャニスタを接続する第1の通路と、該キャニスタを内燃機関の吸気系に接続する第2の通路と、該キャニスタの吸気口を開閉するベントシャット弁と、該第2の通路に設けられたパージ制御弁とを備える蒸発燃料処理系のリークを判定する装置であって、
前記内燃機関の停止を検出する機関停止検出手段と、
前記蒸発燃料処理系の圧力を検出する圧力センサと、
大気圧を検出する大気圧センサと、
前記蒸発燃料処理系内のリークを判定するのに使用される判定値を、前記大気圧センサによって検出された大気圧に応じて補正する補正手段と、
前記機関停止検出手段によって前記内燃機関が停止されたことが検出されたならば、前記パージ制御弁および前記ベントシャット弁を閉じることにより前記蒸発燃料処理系を閉じる手段と、
前記蒸発燃料処理系を閉じた後の所定期間中に、前記圧力センサによって検出された圧力と、前記補正手段によって補正された判定値とに基づいて、該蒸発燃料処理系内のリークを判定するリーク判定手段と、
を備えるリーク判定装置。 - 燃料タンクと、大気に連通する吸気口が設けられ、該燃料タンク内で発生する蒸発燃料を吸着するキャニスタと、該燃料タンクおよび該キャニスタを接続する第1の通路と、該キャニスタを内燃機関の吸気系に接続する第2の通路と、該キャニスタの吸気口を開閉するベントシャット弁と、該第2の通路に設けられたパージ制御弁とを備える蒸発燃料処理系のリークを判定する装置であって、
前記内燃機関の停止を検出する機関停止検出手段と、
前記蒸発燃料処理系の圧力を検出する圧力センサと、
大気圧を検出する大気圧センサと、
前記圧力センサによって検出された圧力を、前記大気圧センサによって検出された大気圧に応じて補正する補正手段と、
前記機関停止検出手段によって前記内燃機関が停止されたことが検出されたならば、前記パージ制御弁および前記ベントシャット弁を閉じることにより前記蒸発燃料処理系を閉じる手段と、
前記蒸発燃料処理系を閉じた後の所定期間中に、前記補正手段によって補正された圧力と所定の判定値とに基づいて、該蒸発燃料処理系内のリークを判定するリーク判定手段と、
を備えるリーク判定装置。
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