JP2004131920A - ソーツースワイヤー - Google Patents

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Abstract

【課題】速い製造速度を許容し且つこれと同時に、糸の高品質を保証する、カーディング機械のドッファ及び(又は)ドッフィングシリンダ用の全スチール製クロスィングを製造するためのソーツースワイヤーを提供する。
【解決手段】本発明は、ワイヤーの長手方向に連続的に配置された、複数の歯を有する、カーディング機械のドッファ及び(又は)ドッフィングシリンダ用の全スチール製のソーツースクロスィングを製造するソーツースワイヤー10であって、歯の各々が、歯の底部にて開始し且つ、歯の先端36及び歯の背部に向けた方向に伸びる歯の胸部を有し、該歯の背部が、ワイヤーの長手方向に対し平行に伸びる2つの側面32、34により歯の胸部と接続され、該歯側面32、34は、次の歯の底部の方向に向けて歯の先端36から伸びている、ソーツースワイヤー10において、少なくとも1つの歯側面32、34が、歯の先端36と歯の底部との間に配置され且つ所要プロフィールが設けられた、少なくとも1つのプロフィール部分40、50を有する、ソーツースワイヤー10に関するものである。
【選択図】 図1

Description

 本発明は、ワイヤーの長手方向に連続的に配置された、複数の歯を有する、カーディング機械のドッファ及び(又は)ドッフィリングシリンダ用の全スチール製のソーツース布或いはソーツースクロスィング(sawtooth clothing)を製造するソーツースワイヤーであって、歯の各々が歯の底部にて開始し、歯の先端及び歯の背部すなわちバック(tooth back)に向けた方向に伸びる歯の胸部すなわちブレスト(tooth breast)を有し、該歯の背部がワイヤーの長手方向に対し平行に伸びる2つの側面により歯の胸部と接続され、該歯側面は、次の歯の底部の方向に向けて歯の先端から伸びているソーツースワイヤー、及びこの型式のソーツースワイヤーを製造する方法に関する。
 糸を形成する紡織繊維を整合させ且つ清浄にする目的のため、糸を製造するとき、カーディング機械が使用されている。この目的のため、紡織繊維が供給ローラによっていわゆるかせ枠(Swift)に供給される。このかせ枠は、その円筒状面に全スチール製のフック又はソーツースクロスィングが設けられ、また、シリンダの軸線の周りを回転する円筒状要素である。かせ枠クロスィングは、かせ枠の円筒状表面に分配されたカードの平坦なロッドと共に、かせ枠が回転する間、供給された紡織繊維を整列させ且つ清浄にする。この整列化及び清浄化工程の後、このようにして得られた繊維フリースをいわゆるドッファ及び(又は)ドッフィングシリンダによってかせ枠から除去し、次の処理ステーションへ運ばれる。ドッファ及び(又は)ドッフィングシリンダは、通常、その円筒状表面の領域内に全スチール製のソーツースクロスィングを有し、該円筒状表面の領域は、ドッファ及び(又は)ドッフィングシリンダが回転する間に、かせ枠又はドッフィングシリンダにより連れ込まれた繊維フリースに係合し、該繊維フリースをかせ枠又はドッフィングシリンダから除去する。
 特に、天然又は合成ポリマーの特に細かいデニールの繊維を処理するとき、繊維フリースをかせ枠からドッファ又はドッフィングシリンダまで搬送することが問題を生じることが分かった。このことは、かせ枠クロスィングに除去されなかった繊維材料が充填され、このため、供給された繊維のかせ枠による整合化及び、清浄化が満足し得ないものとなる。
 更に、特に、より高重量にて製造する場合、ドッフィングシリンダによって除去される繊維フリースは、ドッファ又はドッフィングシリンダから早目に除去され、その結果、繊維材料を更に処理する間、問題となる可能性がある。
 これらの問題点を解消するため、既に、ドッファ又はドッフィングシリンダの全スチール製のソーツースクロスィングのソーツースに横方向に巻かれた溝を設けることが提案されている。しかし、特に80kg以上の製造能力を有する高能力のカーディング機械において、この製造能力を保つのに必要なドッファ又はドッフィングシリンダの周速度が速いとき、より大きい接着力を促進するこの巻かれた溝の配置にも拘らず、繊維フリースがドッファ又はドッフィングシリンダから早目に分離する。
 この問題点を解決するため、ドイツ国特許第100 12 561号には、周知のソーツースワイヤーの改変が提案されており、ここで、巻かれた溝の配置に加えて、ソーツースの歯の背部に所要プロフィールが提供され、このため、少なくとも1つの歯が歯の底部の方向に向けて凹型部分内に進む凸型部分を有している。上記文献に記載されたソーツースワイヤーにおいて、この所要プロフィールは、歯の背部領域内で凹所の形態と突起の形態の両方の形態とすることにて設計することができる。この型式のソーツースワイヤーの場合、高能力のカーディング機械の作動にとっても十分な接着力が利用可能である。勿論、特に、0.8乃至40dtexの細かさを有する合成繊維、特に、シリコーン処理した合成繊維及び細かいウールを処理するとき、ドイツ国特許第100 12 561号に記載されたソーツースワイヤーにて、速い製造速度時、満足し得る糸の品質を実現することができないことは1つの問題であることが分かった。
ドイツ国特許第100 12 561号
 従来の技術における、これらの問題点に鑑みて、本発明の目的は、速い製造速度を許容し且つこれと同時に、糸の高品質を保証する、カーディング機械のドッファ及び(又は)ドッフィングシリンダ用の全スチール製クロスィングを製造するためのソーツースワイヤーを開発することである。
 本発明によれば、少なくとも1つのソーツースの少なくとも1つの歯側面が、歯の先端と歯の底部との間に配置され且つ所要の輪郭すなわちプロフィールが提供された少なくとも1つの輪郭部分すなわちプロフィール部分を有することを実質的に特徴とする、周知のソーツースワイヤーの改造によってこの目的は実現される。
 本発明は、周知のソーツースワイヤーの使用時に観察される問題点は、このクロスィングを製造するために使用されるソーツースワイヤーが必要な接着力を保つため所要プロフィールの側面を有するならば、ドッファ及び(又は)ドッフィングシリンダの全スチール製のクロスィングのクロスィング片に繊維材料が充填されることがその原因であるとの認識に基づくものである。本発明によるソーツースワイヤーにおいて、歯の底部と歯の先端との間でのみ必要とされる接着力を発生させるのに必要な所要プロフィールを提供することにより、この短所は解消される。この所要プロフィールは、歯の切込み深さを超えて歯の根の方向に向いてブレードの側面に沿って伸びない。このようにして、一方にて、かせ枠又は別の先立つ処理装置によって除去された繊維に対し十分な接着力を提供することができる一方、このようにして除去された繊維をクロスィングから除去することは、何らの問題を伴わずに行うことができ、このため、結局、クロスィング片の充填が防止される。このことは、高品質の糸を速い製造速度にて製造することを可能にする。
 製造技術の観点から見て、特に、ワイヤーの長手方向に対しほぼ平行に伸びることが好ましい少なくとも1つの輪郭隆起すなわちプロフィール隆起及び又はワイヤの長手方向に略平行に伸びることが好ましい少なくとも1つの輪郭溝すなわちプロフィール溝を有するならば、歯の底部と歯の先端との間に提供された輪郭部分すなわちプロフィール部分は容易に製造することができ、それは、この型式のソーツースワイヤーにおいて、ワイヤーの残りの整形を行うと同時に、プロフィール部を製造することができるからである。この点は、少なくとも1つのプロフィール溝を有するプロフィール部分が隣接する歯元の側面と整合した歯側面に配置されるならば、製造技術の観点からして、特に有利なことである。
 繊維の損傷を防止し且つ、望ましいステープルの流れを維持するためには、プロフィール隆起及び(又は)プロフィール溝の長手方向に対し垂直に伸びる断面平面内の少なくとも所定の部分にて、少なくとも1つのプロフィール隆起及び(又は)少なくとも1つのプロフィール溝が円弧状の形状の境界を有することが、特に効果的であることが分かった。それは、このようにして、プロフィール部分の領域内で鋭角な端縁の形成が防止されるからである。大きい接着力を発生させ且つ、これと同時に、繊維の損傷を回避し、また、クロスィングからの完全な繊維の除去を保証するため、円弧状の形状の境界部分がプロフィール隆起又はプロフィール溝の長手方向に対し垂直に伸びる断面平面内で、0.05乃至0,5mm、好ましくは、0.1乃至0.3mm、特に、約0.15mmの曲率半径を有することが、特に有利なことである。
 プロフィール部分の少なくとも1つがワイヤーの長手方向に対しほぼ平行に伸びる複数のプロフィール溝を有することは、少なくとも1つのプロフィール溝が歯の底部に面するこのプロフィール溝の側部に配置された溝よりもプロフィール深さが浅いとき、繊維フリースをクロスィングから完全に脱着させることを保証し且つ、これと同時に、歯の大きい接着力及び十分な歯の安定性を保証するため有利であることが分かった。これらの歯は、通常、歯の底部から歯の先端までテーパーが付けられている。このことは、プロフィール溝のプロフィールの深さが歯の底部に向けて増大し、このため、全体として、この方向に向けて増大する、歯の厚さを、安定性に悪影響を与えることなく、十分に利用することが可能であることを意味する。
 一方の接着力と他方の完全な繊維の脱着との間で十分な妥協を保つため、少なくとも2つの隣接するプロフィール溝又はプロフィール部分の隆起の間に実質的に平坦な遷移部分が存在することが有利であることが分かった。この場合、遷移部分と少なくとも1つの隣接するプロフィール隆起又は1つの隣接するプロフィール溝との間の遷移部分が0.01乃至0.05mm、好ましくは、約0.02mmの曲率半径にて丸味が付けられているならば、繊維の損傷を確実に防止することができる。
 特に、0.8乃至40dtexの細かさのシリコーン処理した合成繊維のような合成繊維を処理するとき、早い製造速度にて良好な品質の糸を製造するため、1つ又は2つ以上のプロフィール隆起及び(又は)1つ以上のプロフィール溝が少なくとも0.02mm、好ましくは、0.04mm、特に少なくとも0.05mmのプロフィール高さ又はプロフィール深さを有し、且つ(又は)プロフィール部分の個々のプロフィール溝又はプロフィール隆起が0.1乃至0.6mm、好ましくは、0.2乃至0.4mmの範囲、特に、約0.3mmの距離だけ互いに離されるならば、特に有益であることが分かった。
 1つの歯の歯側面の各々が、あるプロフィール部分を有するならば、歯側面の1つに配置されたプロフィール部分が、歯の底部から歯の先端まで高さ方向に向けてその他の歯側面に配置されたプロフィール部分に対し互い違いの位置に配置されるとき、クロスィングの充填を促進する過剰な接着力を防止することができる。
 この点に関して、歯側面の1つに配置されたプロフィール部分は、1つ又は2つ以上のプロフィール溝を有する一方、他方の歯側面に配置されたプロフィール部分は1つ又は2つ以上のプロフィール隆起を有することができる。
 歯の満足し得る安定性を保つことに関して、歯が通常、ワイヤーの長手方向に対し垂直に伸びる断面平面で歯の底部から歯の先端までテーパーが付けられる場合、歯の底部により近い位置に配置されたプロフィール部分が少なくとも1つのプロフィール溝を有し且つ(又は)歯の先端により近い位置に配置されたプロフィール部分が少なくとも1つのプロフィール隆起を有するならば、有利な効果が得られることが分かった。
 歯側面を所要プロフィールにすることに加えて、本発明のソーツースワイヤーの歯の後部、既に周知の方法にてプロフィールを設定し、少なくとも1つの歯の後部が歯の底部の方向に向けて凹状部分内に進む少なくとも1つの凸型部分を有するようにすることができる。この型式のクロスィングはドイツ国特許第100 12 561号に記載されている。歯の後部のプロフィール設定に関する引用した文献の開示の内容は、明白に引用することにより本明細書の一部に含めてある。
 本発明のソーツースワイヤーの上記の説明から推測されるように、開始材料がブレード部分を有するワイヤーに形成され、次に、ソーツースがこのブレード部分にプレスされる、これらのソーツースワイヤーを製造する方法は、成形工程中にブレード部分が所要プロフィールとされることを実質的に特徴としている。
 本発明にとって必須であり、また本明細書に具体的に記載しなかった全ての詳細を示す図面に関して、本発明を以下に説明する。
 カーディング機械のドッフィングシリンダ用のクロスィングを製造する、図1に示したソーツースワイヤー10は、肩部26を介してブレード部分30の歯側面内に進む歯元側面22と、歯側面34と面一の歯元側面24とを有する歯元領域20を備えている。図面に詳細に図示しない複数のソーツースが適宜なプレス工程によってブレード部分30に形成される。ブレード部分は、図1に示した断面平面内で歯側面32、34によって境が設定され、その断面は、ワイヤーの長手方向に対し垂直に伸び、また、ブレードは、歯元部分20から歯の先端36に向けてテーパーが付けられている。
 歯側面32、34の各々は、輪郭部分すなわちプロフィール部分40、50をそれぞれ有しており、その双方のプロフィール部分40、50は、ブレード部分30に形成された歯の歯底部及び歯の先端36の間に配置されている。
 プロフィール部分50は、矢印Pで示した高さ方向に向けてプロフィール部分40に対し互い違いの位置に配置されている。
 歯の底部により近く且つ歯元側面24と面一である歯側面34内に配置されたプロフィール部分50は、合計4つの輪郭溝すなわちプロフィール溝52を有する一方、歯の先端36により近い位置に配置されたプロフィール部分40は、合計4つの輪郭隆起すなわちプロフィール隆起42を有している。図2の詳細図に特に明確に示したように、実質的に平坦な遷移部分44は、個々のプロフィール隆起42の間に配置されている。この点に関して、ワイヤーの長手方向に対して垂直に伸びる断面平面内で円弧状の境界を有するプロフィール隆起R1の頂点は、0.29mmの距離d1だけ分離されている。図面に示した本発明の実施の形態において、ワイヤーの長手方向に対し、垂直に伸びる断面平面内で円弧状形状の境界を有するプロフィール隆起の曲率半径は、0.15mmである。遷移部分44とプロフィール隆起42との間の遷移部分は、0.02mmの曲率半径R2にて丸味が付けられている。プロフィール隆起42の高さh1は、図面に示した本発明の実施の形態にて0.05mmである。
 図3に特に明確に示すように、実質的に平坦な遷移部分54が、プロフィール部分50の個々のプロフィール溝52の間に配置されている。プロフィール部分50のプロフィール溝52は、また、円弧状形状の境界を有し、この場合にも、プロフィール溝52の曲率半径R3は、ワイヤー10の長手方向に対し垂直に伸びる断面平面内で0.15mmである。プロフィール溝52は、また、0.29mmの距離d2だけ互いに離されている。プロフィール溝52と遷移部分54との間の遷移部分は、0.02mmの曲率半径R4にて丸味が付けられている。プロフィール溝52の深さh2は、図面に示した本発明の実施の形態にて全てのプロフィール溝52について0.05mmである。
 本発明は、図面に関して説明した実施の形態に限定されるものではなく、1つの歯側面のみに、プロフィール部分が設けられたソーツースワイヤーを使用することも可能である。更に、双方の歯側面に配置されたプロフィール部分は、プロフィール溝及びプロフィール隆起の双方を有することができる。更に、プロフィール溝は、歯元部分20に向けて増大するプロフィール深さを有することができる。勿論、本発明の必須の面は、プロフィール部分が、歯元部分20の方向に向けて歯の切込み深さを越えて伸びないことである。
ワイヤーの長手方向に対し垂直に伸びる断面平面内における本発明によるソーツースワイヤーの断面図である。 図1のソーツースワイヤー部分Aの詳細図である。 図1のソーツースワイヤー部分Bの詳細図である。
符号の説明
10  ソーツースワイヤー
20  歯元領域
22、24  歯元側面
26  肩部
30  ブレード部分
32、34  歯側面
36  歯の先端
40、50  プロフィール部分
42  プロフィール隆起
44、54  遷移部分
52  プロフィール溝

Claims (15)

  1.  ワイヤー(10)の長手方向に連続的に配置された、複数の歯を有する、カーディング機械のドッファ及び(又は)ドッフィングシリンダ用の全スチール製のソーツースクロスィングを製造するソーツースワイヤーであって、歯の各々が、歯の底部にて開始し且つ、歯の先端(36)及び歯の背部に向けた方向に伸びる歯の胸部を有し、該歯の背部が、ワイヤー(10)の長手方向に対し平行に伸びる2つの側面(32、34)により歯の胸部と接続され、該歯側面は、次の歯の底部の方向に向けて歯の先端から伸びている、ソーツースワイヤーにおいて、少なくとも1つの歯側面(32,34)が、歯の先端(36)と歯の底部との間に配置され且つ所要プロフィールが設けられた、少なくとも1つのプロフィール部分(40,50)を有することを特徴とする、ソーツースワイヤー。
  2.  請求項1に記載のソーツースワイヤーにおいて、プロフィール部分(40、50)が、ワイヤー(10)の長手方向に対しほぼ平行に伸びることが好ましい、少なくとも1つのプロフィール隆起(42)と、及び(又は)ワイヤー(10)の長手方向に対しほぼ平行の伸びることが好ましい、少なくとも1つのプロフィール溝(52)とを有することを特徴とする、ソーツースワイヤー。
  3.  請求項2に記載のソーツースワイヤーにおいて、少なくとも1つのプロフィール隆起(42)及び(又は)少なくとも1つのプロフィール溝(52)が、プロフィール隆起(42)及び(又は)プロフィール溝(52)の長手方向に対し垂直に伸びる断面平面内の少なくとも特定の部分に円弧状の境界を有することを特徴とする、ソーツースワイヤー。
  4.  請求項3に記載のソーツースワイヤーにおいて、円弧状の境界部分が、プロフィール隆起(42)又はプロフィール溝(52)の長手方向に対し垂直に伸びる断面平面内で0.05乃至0.5mm、好ましくは、0.1乃至0.3mmの範囲、特に、約0.15mmの曲率半径(R1、R3)を有することを特徴とする、ソーツースワイヤー。
  5.  請求項2乃至請求項4の何れかに記載のソーツースワイヤーにおいて、プロフィール部分(50)の少なくとも1つが、ワイヤーの長手方向に対しほぼ平行に伸びる複数のプロフィール溝(52)を有し、プロフィール溝の少なくとも1つが、このプロフィール溝の歯の底部に面する側に配置されたプロフィール溝よりも浅いプロフィール深さ(h2)を有することを特徴とする、ソーツースワイヤー。
  6.  請求項2乃至請求項5の何れかに記載のソーツースワイヤーにおいて、実質的に平坦な遷移部分(44、54)が、プロフィール部分(40、50)の少なくとも2つの隣接するプロフィール隆起(42)又は溝(52)の間に配置されることを特徴とする、ソーツースワイヤー。
  7.  請求項6に記載のソーツースワイヤーにおいて、遷移部分(44、54)と少なくとも1つの隣接するプロフィール隆起(42)又は1つの隣接するプロフィール溝(52)との間の遷移部が、0.01乃至0.05mmの範囲、好ましくは、約0.02mmの曲率半径にて丸味を付けられることを特徴とする、ソーツースワイヤー。
  8.  請求項2乃至請求項7の何れかに記載のソーツースワイヤーにおいて、1つ又は2つ以上のプロフィール隆起(42)及び(又は)1つ又は2つ以上のプロフィール溝(52)が、少なくとも0.02mm、好ましくは、少なくとも0.04mm、特に、少なくとも0.05mmのプロフィール高さ(h1)又はプロフィール深さ(h2)を有することを特徴とする、ソーツースワイヤー。
  9.  請求項2乃至請求項8の何れかに記載のソーツースワイヤーにおいて、プロフィール部分(40、50)の個々のプロフィール溝(52)又はプロフィール隆起(42)が、0.1乃至0.6mm、好ましくは、0.2乃至0.4mmの範囲、特に、約0.3mmの距離(d1、d2)だけ互いに離されることを特徴とする、ソーツースワイヤー。
  10.  請求項1乃至請求項9の何れかに記載のソーツースワイヤーにおいて、少なくとも1つの歯において両方の歯側面(32、34)が、少なくとも1つのプロフィール部分(40、50)を有し、歯側面の1つに配置されたプロフィール部分(40)が、歯の底部から歯の先端まで伸びる歯の高さ方向において他の歯側面(34)に配置されたプロフィール部分(50)に対し互い違いに配置されることを特徴とする、ソーツースワイヤー。
  11.  請求項10に記載のソーツースワイヤーにおいて、歯の底部により近い位置に配置されたプロフィール部分(50)が、少なくとも1つのプロフィール溝(52)を有し且つ(又は)歯の先端(36)により近い位置に配置されたプロフィール部分(40)が、少なくとも1つのプロフィール隆起(42)を有することを特徴とする、ソーツースワイヤー。
  12.  請求項1乃至請求項11の何れかに記載のソーツースワイヤーにおいて、少なくとも1つの歯、好ましくは、歯の各々が、ワイヤーの長手方向に対し垂直に伸びる断面平面内で歯の底部から歯の先端(36)までテーパーが付けられることを特徴とする、ソーツースワイヤー。
  13.  請求項1乃至請求項12の何れかに記載のソーツースワイヤーにおいて、少なくとも1つの歯の歯背部が、歯の底部の方向に向けて凹状部分内に進む少なくとも1つの凸型部分を有することを特徴とする、ソーツースワイヤー。
  14.  出発材料がブレード部分を有するワイヤーに形成され、次に、ソーツースがブレード部分にプレスされる、請求項1乃至請求項13の何れかに記載のソーツースワイヤーを製造する方法において、成形工程中、ブレード部分が、所要プロフィールとされることを特徴とする、ソーツースワイヤー。
  15.  請求項1乃至請求項13の何れかに記載のソーツースワイヤーを使用して製造された全スチール製のソーツースクロスィングを有するカーディング機械用のドッファ及び(又は)ドーフィングシリンダ。
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