JP2004131255A - ベルト駆動型移動体 - Google Patents

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JP2004131255A
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Akihiko Fuwa
不破 昭彦
Atsushi Ishikawa
石川 敦
Hisashi Takeuchi
竹内 永
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Abstract

【課題】ベルト張力に対し十分な強度を確保することができるベルト駆動型の移動体を提供することを課題とする。
【解決手段】ベルト駆動型移動体31は、移動体フレーム7bと、そのフレームに一体的に固定されるドライブプーリーアセンブリ33と、ドライブプーリーアセンブリに一体的に固定される駆動モータアセンブリ35とを備える。ドライブプーリーアセンブリは、駆動ベルト23が巻き回される少なくとも一つのドライブプーリー37と、ベルトガイド手段として少なくとも一つのアイドラプーリー39と、それらプーリーを両側から支持する一対のサイドプレート43を含むブラケット41とを有する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動倉庫内などに配置される、ベルト駆動型の移動体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動倉庫には、複数の棚の間を移動し荷の入出庫を行うスタッカクレーンが設けられている。スタッカクレーン1は、図5に示されるように、一対の棚の間に延長する上下一対のレール3a,3bと、それらのレールの間を移動する移動体5とを備える。移動体5は、レール3a,3bに沿って相互に平行に延長する上部フレーム7a及び下部フレーム7bを有する。それら上部フレーム7a及び下部フレーム7bの間には、上下方向に且つ相互に平行に延長する前後一対のマスト9a、9bが設けられている。一対のマスト9a、9bの間には、棚に対し荷の入出庫を行うキャリッジ11がマストに沿って昇降可能に設けられている。また、下部フレーム7bには、移動体5をレール3a,3bに沿って走行させる走行機構部13や、キャリッジ11をマスト9a、9bに沿って昇降させる昇降機構部15が設けられている。
【0003】
図6に示されるように、走行機構部13は、減速機付走行モータ17と、歯付のドライブプーリー19及び一対の歯付のアイドラプーリー21とを備える。減速機付走行モータ17は、下部フレーム7bの上面に載置されており、ドライブプーリー19は、減速機付走行モータ17のハウジング側面に片持ち状態で取り付けられ、走行モータの駆動力によって回転する。一対のアイドラプーリー21は、下部フレーム7bの側面に片持ち状態で取り付けられている。一対のアイドラプーリー21及びドライブプーリー19には、歯付の走行駆動ベルト23が巻き掛けられている。走行モータ17の駆動力は、ドライブプーリー19を介して走行駆動ベルト23に伝達されるが、走行駆動ベルト23の両端は倉庫内の図示しない所定部に固定されているため、ドライブプーリー19が走行駆動ベルト23から受ける反作用力によって、移動体5はレール3a,3bに沿って走行する。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−280434号公報(第1,図4及び図6)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のスタッカクレーンの走行機構部においては、走行駆動ベルト23に初期張力を付与しておくため、ドライブプーリー19の支持軸(減速機の駆動出力軸)やアイドラプーリー21の支持軸に大きな力がかかる。このため、ドライブプーリー19の支持軸とアイドラプーリー21の支持軸とが平行に保たれなくなることがあり、アライメントを出すために手間がかかることがあった。また、上記テンションに対する強度を確保しようとすると、プーリーの支持軸の径を大きくしたり、駆動出力軸のオーバーハングロードが大きいことを考慮して大型の減速機を用いたりしなければならなかった。
【0006】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、ベルト張力に対し十分な強度を確保することができるベルト駆動型の移動体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明は、駆動ベルトから受ける反作用駆動力によって該駆動ベルトに沿って移動するベルト駆動型移動体であって、移動体フレームと、前記駆動ベルトが巻き回される少なくとも一つのドライブプーリー、少なくとも一つのベルトガイド手段、該ドライブプーリー及び該ベルトガイド手段を両側から支持する一対のサイドプレートを含むブラケットを有し、前記移動体フレームに一体的に固定されるドライブプーリーアセンブリと、前記ドライブプーリーアセンブリに一体的に固定され、前記ドライブプーリーに駆動力を付与する駆動モータアセンブリとを備える。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のベルト駆動型移動体を、自動倉庫におけるスタッカクレーンの移動体として実施した場合の実施の形態について説明する。自動倉庫やスタッカクレーンの構成は、以下に説明する移動体の部分を除いては、既存の構成でよく、よって、図5に示した構成に従うものとする。なお、本明細書中で用いる方向は、図5に示した方向によるものとする。
【0009】
図1は、本実施の形態の移動体31における下部フレーム周辺部分を、前方すなわち図5の矢印I方向から見た正面図であり、図2は、当該下部フレーム周辺部分の分解斜視図である。図1及び図2に示されるように、移動体フレームの一つである下部フレーム7bには、ドライブプーリーアセンブリ33がボルトなどの図示省略した締結手段を介して一体的に固定されている。また、ドライブプーリーアセンブリ33には、駆動モータアセンブリ35が、下部フレーム7bやマスト9aなど他の部品と連結することなく一体的に固定されている。
【0010】
ドライブプーリーアセンブリ33は、駆動モータアセンブリ35からの駆動力によって回転する一つの歯付のドライブプーリー37と、前後一対のアイドラプーリー39と、これらドライブプーリー37及びアイドラプーリー39を支持するブラケット41とを備える。ドライブプーリー37は、ブラケット41の上部中央位置に回転可能に設けられている。前後一対のアイドラプーリー39は、ブラケット41の下部におけるそれぞれ前寄り後ろ寄りに回転可能に設けられる。
また、前後一対のアイドラプーリー39は、ベルトガイド手段として機能し、ドライブプーリー37に巻き回され該ドライブプーリー37の前後端から下方に延びる走行駆動ベルト23を下部レール3bに沿った前後方向へと変向・案内する。
【0011】
ブラケット41は、上下端が開口した四面からなる箱状の部材であり、ドライブプーリー37と一対のアイドラプーリー39とを左右両側から支持するような左右一対のサイドプレート43を有する。すなわち、ドライブプーリー37の回転支持軸45と一対のアイドラプーリー39の回転支持軸47は、ブラケット41における一対のサイドプレート43によって両持ち状態で支持されている。また、ドライブプーリー37に挿入される回転支持軸45の、駆動モータアセンブリ35側の端部45aは、対応するサイドプレート43よりも外側にオーバーハングしており、駆動モータアセンブリ35に嵌入して駆動軸としても機能する。
また、ドライブプーリー37の走行駆動ベルト23が巻き掛けられた部分の外側(上方)には、これらプーリー及びベルトを覆うような円弧状の歯飛び防止用プレート49が設けられている。歯飛び防止用プレート49もまた、一対のサイドプレート43によって両持ち状態で支持されている。
【0012】
駆動モータアセンブリ35は、走行用駆動モータ部51及び減速機53からなる中空型モータ55と、トルクアーム57とを備えている。中空型モータ55は、外部への出力用の突出軸は持たず、ドライブプーリー37の回転支持軸45における端部45a部分が、減速機53のハウジング内に挿入されて駆動力の出力を行う。また、トルクアーム57は、上部に回転支持軸45が貫通するための孔57aを有し、減速機53のハウジング外面に接合されている。駆動モータアセンブリ35は、サイドプレート43とトルクアーム57との間に設けられるボルトなどの適当な締結手段59を用いて、ドライブプーリーアセンブリ33のみに一体的に固定されている。
【0013】
次に、以上のように構成された移動体の作用について説明する。中空型モータ55の駆動力は、ドライブプーリー37を介して走行駆動ベルト23に伝達されるが、走行駆動ベルト23の図示しない両端は固定されているため、ドライブプーリー37が走行駆動ベルト23から受ける反作用駆動力によって、移動体31がレール3a,3bすなわち走行駆動ベルト23に沿って走行する。また、ドライブプーリー37や一対のアイドラプーリー39には、走行駆動ベルト23の張力が負荷されているが、本実施の形態では、これらプーリー37,39が両持ち状態で支持されているため、張力に対して十分な強度を確保することができる。
このため、これらプーリー37,39の平行が保たれ、プーリーのアライメントを確保し、その調整を殆ど不要とすることができる。
【0014】
また、中空型モータ55がトルクアーム57を介してドライブプーリーアセンブリ33のブラケット41にのみ一体的に固定され、減速機53がドライブプーリー37の回転支持軸45に連結されているため、従来よりも減速機を小型化することができる。また、ドライブプーリー37及びアイドラプーリー39をドライブプーリーアセンブリ33として一体化したため、従来のようにモータの形状や設置位置などに左右されること無く、ドライブプーリーアセンブリ33やそれに内包されるプーリーの構造・配置の自由度が高まっている。さらに、ブラケット41が、一対のサイドプレート43を有する箱状に形成されているため、歯飛び防止用プレート49を設置することが容易となっており、しかも、当該プレートが両持ち態様で支持されるため、歯飛び防止としての十分な強度・機能も確実に得られている。また、歯飛び防止用プレート49はブラケット41と相俟ってドライブプーリーアセンブリ33のカバーとしても働く。
【0015】
なお、以上に説明してきた本発明のベルト駆動型移動体は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、様々な改変を施すことが可能である。例えば、ドライブプーリー37やアイドラプーリー39を支持するブラケットの形態は、図1及び2に示す形態に限定されるものではなく、図3のブラケット141のように、一対のサイドプレート143の形状を、各プーリーの支持軸を結んで得られる形状に対応した形状、すなわち、上記実施の形態ならば三角形状としてもよい。この場合、一対のサイドプレート143の頂点部分を接続する部分が歯飛び防止プレート149として働き、機能的により無駄のないブラケットとなっている。また、図4のブラケット241のように、一対のサイドプレート243を板状部材ではなく棒状部材259によって相互連結する態様でもよい。
【0016】
また、ドライブプーリーアセンブリを構成するドライブプーリーやアイドラプーリーの数も、上記実施の形態に限定されず、適宜改変することができる。また、ベルトガイド手段としては、アイドラプーリーに限定されず、ベルトを所定方向にガイドし、ドライブプーリーとベルトとの間に所望の張力を維持できれば他の態様でもよく、例えば一対のサイドプレート間に架橋されたロッドでもよい。
また、ドライブプーリーアセンブリ及び駆動モータアセンブリは、スタッカクレーンの走行機構に適用されることには限定されず、例えば、昇降機構に適用することも可能である。
【0017】
さらに、本発明のベルト駆動型移動体は、自動倉庫におけるスタッカクレーンに適用されることには限定されず、駆動ベルトから受ける反作用駆動力によって該駆動ベルトに沿って移動する移動体として広く実施可能であり、例えば、自走台車やトラバーサなどとして実施することもできる。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のベルト駆動型移動体によれば、ベルト張力に対し十分な強度を備え、ドライブプーリーのアライメントを確保し、その調整を殆ど不要とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のベルト駆動型移動体におけるドライブプーリーアセンブリ周辺部分の正面図である。
【図2】本発明のベルト駆動型移動体におけるドライブプーリーアセンブリ周辺構成の分解図である。
【図3】ドライブプーリーアセンブリにおける別形態のブラケットを示す図である。
【図4】ドライブプーリーアセンブリにおける更に別の形態のブラケットを示す図である。
【図5】自動倉庫のスタッカクレーンを示す斜視図である。
【図6】従来のスタッカクレーンの走行機構部周辺の斜視図である。
【符号の説明】
7b…移動体フレーム、23…走行駆動ベルト、31…移動体、33…ドライブプーリーアセンブリ、35…駆動モータアセンブリ、37…ドライブプーリー、39…アイドラプーリー(ベルトガイド手段)、43,143,243…サイドプレート、41,141,241…ブラケット。

Claims (1)

  1. 駆動ベルトから受ける反作用駆動力によって該駆動ベルトに沿って移動するベルト駆動型移動体であって、
    移動体フレームと、
    前記駆動ベルトが巻き回される少なくとも一つのドライブプーリー、少なくとも一つのベルトガイド手段、該ドライブプーリー及び該ベルトガイド手段を両側から支持する一対のサイドプレートを含むブラケットを有し、前記移動体フレームに一体的に固定されるドライブプーリーアセンブリと、
    前記ドライブプーリーアセンブリに一体的に固定され、前記ドライブプーリーに駆動力を付与する駆動モータアセンブリと、
    を備えたベルト駆動型移動体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007153495A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Otis Elevator Co エレベータのドア駆動装置
WO2020004777A1 (ko) * 2018-06-25 2020-01-02 현대무벡스 주식회사 스태커 크레인의 메인 구동 장치

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