JP2004131022A - 作業車 - Google Patents

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Yukinori Kimura
木村 幸徳
Mikio Aritomo
有友 幹雄
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Yanmar Agribusiness Co Ltd
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Seirei Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】メンテナンスまたは取扱い操作の簡略化などを行う。
【解決手段】変速レバー25の操作を変速センサ78によって検出させて変速動作を行わせる変速部材69を設け、変速部材69の制御により摩擦機構74を介して変速機構31を変速動作させる作業車において、変速センサ78の検出結果に基づく変速制御出力、または変速部材69の作動状態のいずれか一方が不適正なとき、変速部材69の変速動作をオフにすることを特徴とする。
【選択図】   図15

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は例えば圃場の穀稈を連続的に刈取って脱穀するコンバインまたは耕耘トラクタまたは圃場管理車などの作業車に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、変速レバーの操作を変速センサ(リミットスイッチ)によって検出させて変速動作を行わせる変速部材(電動アクチュエータ)を設け、変速部材の制御により摩擦機構を介して変速機構を変速動作させ、変速レバーの操作力を軽減させる技術がある。(例えば特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】特開平2−278078号公報(第1図、第2図、第4図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし乍ら、前記従来技術は、変速センサの検出異常などによって変速部材が連続して誤動作することにより、手動操作により変速機構の誤動作を速やかに補正し得ない等の不具合がある。また、変速コントローラの誤出力などによって変速部材が、変速レバーの操作と異なる動作を行う不具合がある。また、変速部材が長時間に渡って連続して過負荷動作することにより、変速部材が損傷したり、耐久性が低下する不具合がある。また、変速センサの正(前進)または負(後進)の制御出力が同時に発生する誤制御により、後にオフになる一方の制御出力によって変速部材を誤動作させる不具合がある。このように、メンテナンスまたは取扱い操作の簡略化などを行い得ない等の問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
然るに、本発明は、請求項1の如く、変速レバーの操作を変速センサによって検出させて変速動作を行わせる変速部材を設け、変速部材の制御により摩擦機構を介して変速機構を変速動作させる作業車において、変速センサの検出結果に基づく変速制御出力、または変速部材の作動状態のいずれか一方が不適正なとき、変速部材の変速動作をオフにするもので、変速部材が常に適正に作動する状態下で、変速機構の変速動作を許可するから、例えば変速部材の誤動作を未然に防止し得、仮りに誤動作しても適正な変速状態に手動操作により補正し得、メンテナンスまたは取扱い操作の簡略化などを行い得るものである。
【0006】
また、請求項2の如く、変速部材が過負荷の動作状態になったとき、変速部材を自動的に停止させる構造で、変速部材の動作開始から一定時間が経過するまでに、変速部材が過負荷の動作状態になっても、変速部材を作動させるもので、変速部材を起動時に一時的に過負荷状態になっても、これを誤検出して変速制御が中止される不具合をなくし得、取扱い操作の簡略化などを行い得るものである。
【0007】
また、請求項3の如く、変速部材に入力させる制御出力が停止信号であっても、変速部材が変速動作しているとき、変速部材の駆動源をオフにするもので、変速部材の動作切換え部などの損傷によって変速部材が誤動作する状態になっても、変速部材の誤動作を直ちに阻止し得、手動操作により変速を適正に補足し得、取扱い操作の簡略化などを行い得るものである。
【0008】
また、請求項4の如く、変速センサの正及び負の制御出力の両方がオフで、いずれか一方の制御出力がオフからオンになったとき、変速部材を作動させるもので、変速センサまたは制御部などの損傷により、変速部材に入力させる制御出力が不適正になっても、変速部材の誤動作を防止し得、適正な制御出力に基づいて変速部材を作動させ得、取扱い操作の簡略化などを行い得るものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1はコンバインの全体側面図、図2は同平面図であり、図中1は左右一対の走行クローラ2を装設するトラックフレーム、3は前記トラックフレーム1に架設するシャーシフレーム、4はフィードチェン5を左側に張架し扱胴6及び処理胴7を内蔵している脱穀部、8は刈刃9及び穀稈搬送機構などを備える刈取部、11は刈取フレーム12を介して刈取部8を昇降させる油圧シリンダ、13は排藁チェン14終端を臨ませる排藁処理部、15は脱穀部4からの穀粒を揚穀筒16を介して搬入する穀物タンク、17は前記タンク15の穀粒を機外に搬出する排出オーガ、18は丸形の操向ハンドル19及び運転席20などを備える運転台、21は運転席20下方に設けるエンジンであり、連続的に穀稈を刈取って脱穀するように構成している。
【0010】
さらに、図3乃至図6に示す如く、前記運転台18の前部上面にステアリングコラム22を立設固定させ、ステアリングコラム22上面上方側に操向ハンドル19を縦軸回りに回転自在に設けると共に、運転台18左側にサイドコラム23を設け、サイドコラム23下方にミッション24を配設させ、主変速レバー25、副変速レバー26、刈取クラッチレバー27、脱穀クラッチレバー28などを前記サイドコラム23に設ける。また、前記走行クローラ2を駆動するミッション24は、油圧走行ポンプ29及び油圧走行モータ30を備える油圧無段変速機構31と、油圧旋回ポンプ32及び油圧旋回モータ33を備える油圧無段旋回機構34とを備え、前記エンジン21の出力軸35に走行ポンプ29の入力軸36を伝達ベルト37によって連結させ、前記の走行及び旋回ポンプ29・32を駆動すると共に、左右走行クローラ2を駆動する左右スプロケット38をミッション24に設け、ミッション24に内蔵する強制デフ機構(図示省略)を介して走行モータ30と旋回モータ33の出力を左右スプロケット38に伝える。
【0011】
また、前記ステアリングコラム22の変速入力軸39に変速ロッド40を介して変速レバー25を連結させると共に、ステアリングコラム22下側に直進軸41と旋回軸42を設け、変速ポンプ29の斜板角度を調節する出力制御アーム43に直進ロッド44を介して直進軸41を連結させ、旋回ポンプ32の斜板角度を調節する出力制御アーム45に旋回ロッド46を介して旋回軸42を連結させるもので、ステアリングコラム22に内設させる変速及び旋回機構(図示省略)を介してハンドル19とレバー25を両方の軸41・42に連結させ、ハンドル19によって各アーム43・45を操作し、旋回制御と車速減速の制御を行う一方、変速レバー25によって各アーム43・45を操作し、車速の増減速及び前後進の制御と旋回半径の略一定維持の制御を行う。
【0012】
さらに、図7乃至図14に示す如く、前記サイドコラム23に支点フレーム47を固定させ、支点フレーム47に筒形軸受48を固定させ、軸受48外周に筒形レバー支点49を回転自在に軸支させ、レバー支点49にブラケット50を介して揺動軸受51を固定させ、揺動軸受51に揺動支点52を回転自在に軸支させ、前記変速レバー25基部を揺動支点52に固定させ、揺動支点52回りに変速レバー25を左右方向に揺動させて前後進の切換を行い、かつレバー支点49回りに前後方向に変速レバー25を回転させて増減速の切換を行う。
【0013】
また、前記揺動支点51にスイッチ操作板53を固定させ、レバー起立用板バネ54と起立セットボルト55を設け、変速レバー25を略垂直に起立支持させると共に、前記揺動軸受51にローラ軸56を介して中立戻しローラ57を設け、牽制板58のガイド孔59にローラ57を嵌入させる。一方、サイドコラム23に軸60を介して牽制板58を回転自在に取付け、また足踏みペダル61をペダル軸62に取付け、牽制板58とペダル61をロッド63によって連結させると共に、ミッション24のブレーキを操作するブレーキワイヤ64と、ステアリングコラム22機外側の機外操作用変速レバーに連結させる変速補助ワイヤ65を、前記ペダル61に連結させ、ペダル61の足踏み操作により、変速レバー25を中立に復帰させ、かつミッション24のブレーキを制動作動させる。
【0014】
さらに、前記軸受48の内孔に変速軸66の中間をベアリング67軸支させ、変速軸66の一端側に変速ギヤ68を固定させ、前記支点フレーム47に固定させる変速モータ69の出力ギヤ70を変速ギヤ68に噛合させると共に、前記変速操作ロッド40を連結させる変速板71を変速軸66の他端側に回転自在に軸支させ、摩擦板72と皿バネ73を備える摩擦機構74によって変速板71と変速軸66を設定トルク以下で連動させる。
【0015】
また、前記スイッチ操作板53に操作ピン75の一端側を固定させ、変速板71の長孔76にピン75中間を遊嵌挿通させると共に、変速板71のスイッチブラケット77に変速センサ78を固定させ、軸79回りに回転させる変速センサ78の二叉形センサアーム80の二叉部に前記ピン75の他端側を係入させ、変速レバー25の前後方向の回転操作により、長孔76内を移動するピン75によってセンサアーム80を回転させ、変速センサ78によって前進または後進の増速または減速操作を検出させ、前記変速センサ69を正転または逆転させ、変速軸66を正転または逆転させ、変速板71を回転させて変速操作ロッド40を押し引き操作し、変速機構31の前進(正転)または後進(逆転)の各出力切換並びに増速または減速制御を行う。
【0016】
一方、前記変速モータ69がオフの状態下で、変速レバー25を前後方向に回転操作したとき、ピン75が長孔76の端部に当接し、ピン75を介してレバー25と連動して変速板71を回転させ、変速モータ69を停止させた状態で、手動操作だけで変速操作ロッド40を押し引き操作し、変速機構31を上記と同様に切換える。また、前記レバー支点49にブレーキアーム81を固定させ、サイドコラム23に設けるブレーキフレーム82にシュー83を介してブレーキアーム81を摺接させ、変速レバー25を操作位置に支持させるブレーキ機構84を形成するもので、変速モータ69が作動して変速出力したとき、変速板71がフィードバック動作することにより、前記ピン75が長孔76の中央付近に位置して変速センサ78の出力がない状態になる位置で、変速レバー25をブレーキ機構84によって傾倒姿勢で支持させ、機械振動などによって変速レバー25が前後方向に回転し、ピン75が長孔76内を移動して変速センサ78が誤動作するのを、ブレーキ機構84によって防いでいる。
【0017】
さらに、図15に示す如く、バッテリ85を接続させるキースイッチ86と、前記変速センサ78に備えて変速レバー25の前傾及び後傾の各操作によってオンになる正転及び逆転スイッチ87・88と、変速レバー25の前後方向の操作角度(位置)を検出させるポテンショメータ89と、前記変速モータ69を正転及び逆転させる正転及び逆転回路90・91と、前記各回路90・91を介してバッテリ85を変速モータ69に接続させる電源スイッチ92を備える電源リレー93と、前記変速モータ69の作動電流を検出する電流検出回路94とを、マイクロコンピュータで形成する変速コントローラ95に接続させる。
【0018】
そして、図16のフローチャートに示す如く、前記キースイッチ86のオン操作により電源リレー93を作動させて電源スイッチ92をオンにした状態下で、変速レバー25を前方または後方に回転させる前傾または後傾操作を行うと、ピン75及びセンサアーム80により正転スイッチ87または逆転スイッチ88がオン作動し、変速モータ69を正転動作または逆転動作させるもので、変速レバー25の前進操作により、モータ69の正転によって変速機構31が増速動作し、モータ69の逆転によって変速機構31が減速動作する一方、変速レバー25の後進操作により、モータ69の逆転によって変速機構31が増速動作し、モータ69の正転によって変速機構31が減速動作する。
【0019】
また、前記各スイッチ87・88がオフの状態下で、電源検出回路94を介して変速モータ69に電流が検出されたとき、電源リレー93の励磁を解除して電源スイッチ92を自動的にオフにし、変速モータ93の誤動作を防ぐ。
【0020】
さらに、図16、図17に示す如く、前記変速モータ69を正転または逆転動作させたとき、モータ69の起動時間T2を経過した後、電流検出回路94によってモータ69の過電流を検出すると、モータ69を自動的に停止させる。また、変速レバー25を前後進の最高速位置に最大変速操作したとき、または変速レバー25を前後進の最高速位置に操作して変速機構31が制御される変速時間が経過したとき、さらに継続して変速センサ78またはコントローラ95からモータ69の制御出力が出力されると、モータ69を自動的に停止させる。また、図16、図18に示す如く、前記変速センサ78から正転と逆転の両方の出力が同時に出力される双方向の出力があるとき、変速モータ69を自動的に停止させるもので、例えば変速センサ78のスイッチ87・88または配線などが原因で変速センサ78から正(正転)と負(逆転)の両方の出力が出され、コントローラ95に対して変速センサ78から正転と逆転の両方向の制御出力が出されるとき、変速モータ69を停止させ、その後にたとえ変速センサ78の正または負のいずれかの出力がオフになって、もう一方の出力のみがオンの状態になっても、変速モータ69の停止を維持する。そして、その後、変速センサ78の正及び負の両方の出力がオフになった後、変速センサ78から正または負のいずれか一方の出力が出されたとき、コントローラ95の制御出力により変速モータ69が作動して変速動作が行われる。また、前記変速センサ78をスイッチ87・88によって構成したが、ポテンショメータによって構成してもよい。
【0021】
上記から明らかなように、変速レバー25の操作を変速センサ78によって検出させて変速動作を行わせる変速部材である変速モータ69を設け、変速モータ69の制御により摩擦機構74を介して走行変速機構31を変速動作させる作業車において、変速センサ78の検出結果に基づく変速制御出力、または変速モータ69の作動状態のいずれか一方が不適正なとき、変速モータ69の変速動作をオフにするもので、変速モータ69が常に適正に作動する状態下で、走行変速機構31の変速動作を許可するから、例えば変速モータ69の誤動作を未然に防止し、仮りに誤動作しても適正な変速状態に手動操作により補正し、メンテナンスまたは取扱い操作の簡略化などを行う。
【0022】
また、変速センサ78が検出する変速レバー25の操作範囲外に変速レバー25を操作したとき、変速モータ69を自動的に停止させ、例えば変速センサ78または該センサ78と変速レバー25の連係部であるピン75などが損傷しても、変速モータ69の誤動作を防止し、走行変速機構31の変速動作を手動操作によって速やかに補正、取扱い操作の簡略化などを行うと共に、変速センサ78の変速リミット出力が、設定時間以上、連続して出力されたとき、変速モータ69を自動的に停止させ、例えば変速センサ78が誤動作しても、変速モータ69が連続駆動により損傷するのを防止し、仮りに走行変速機構31が誤動作しても手動操作によって速やかに補正し、取扱い操作の簡略化などを行う。
【0023】
また、変速モータ69が過負荷の動作状態になったとき、変速モータ69を自動的に停止させ、過負荷の運転状態が継続して変速モータ69などが損傷するのを防止し、変速モータ69などの耐久性向上並びに取扱い操作の簡略化などを行うと共に、変速モータ69の動作開始から一定時間が経過するまでに、変速モータ69が過負荷の動作状態になっても、変速モータ69を作動させ、変速モータ69を起動時に一時的に過負荷状態になっても、これを誤検出して変速制御が中止される不具合をなくし、取扱い操作の簡略化などを行う。
【0024】
また、変速モータ69に入力させる制御出力が停止信号であっても、変速モータ69が変速動作しているとき、変速モータ69の駆動源である電源スイッチ92をオフにし、変速モータ69の動作切換え部などの損傷によって変速モータ69が誤動作する状態になっても、変速モータ69の誤動作を直ちに阻止し、手動操作により変速を適正に補足し、取扱い操作の簡略化などを行うと共に、変速センサ78の正(正転)及び負(逆転)の制御出力の両方がオフで、いずれか一方の制御出力がオフからオンになったとき、変速モータ69を作動させ、変速センサ78または制御部などの損傷により、変速モータ69に入力させる制御出力が不適正になっても、変速モータ69の誤動作を防止し、適正な制御出力に基づいて変速モータ69を作動させ、取扱い操作の簡略化などを行う。
【0025】
さらに、図18に示す如く、前記変速モータ69の設置場所の近くに変速コントローラ95及び変速センサ78を取付け、コントローラ95の電源ハーネス96を結束ケーブル97側にカプラ98を介して接続させると共に、モータ69側のハーネス99並びに変速センサ78側のハーネス100をコントローラ95に各カプラ101・102を介して直接的に接続させ、各ハーネス99・100を結束ケーブル97とは別に配線させ、信頼性及びメンテナンス性を向上させる。
【0026】
【発明の効果】
以上実施例から明らかなように本発明は、請求項1の如く、変速レバー25の操作を変速センサ78によって検出させて変速動作を行わせる変速部材69を設け、変速部材69の制御により摩擦機構74を介して変速機構31を変速動作させる作業車において、変速センサ78の検出結果に基づく変速制御出力、または変速部材69の作動状態のいずれか一方が不適正なとき、変速部材69の変速動作をオフにするもので、変速部材69が常に適正に作動する状態下で、変速機構31の変速動作を許可するから、例えば変速部材69の誤動作を未然に防止でき、仮りに誤動作しても適正な変速状態に手動操作により補正でき、メンテナンスまたは取扱い操作の簡略化などを行うことができるものである。
【0027】
また、請求項2の如く、変速部材69が過負荷の動作状態になったとき、変速部材69を自動的に停止させる構造で、変速部材69の動作開始から一定時間が経過するまでに、変速部材69が過負荷の動作状態になっても、変速部材69を作動させるもので、変速部材69を起動時に一時的に過負荷状態になっても、これを誤検出して変速制御が中止される不具合をなくすことができ、取扱い操作の簡略化などを行うことができるものである。
【0028】
また、請求項3の如く、変速部材69に入力させる制御出力が停止信号であっても、変速部材69が変速動作しているとき、変速部材69の駆動源をオフにするもので、変速部材69の動作切換え部などの損傷によって変速部材69が誤動作する状態になっても、変速部材69の誤動作を直ちに阻止でき、手動操作により変速を適正に補足でき、取扱い操作の簡略化などを行うことができるものである。
【0029】
また、請求項4の如く、変速センサ78の正及び負の制御出力の両方がオフで、いずれか一方の制御出力がオフからオンになったとき、変速部材69を作動させるもので、変速センサ78または制御部などの損傷により、変速部材69に入力させる制御出力が不適正になっても、変速部材69の誤動作を防止でき、適正な制御出力に基づいて変速部材69を作動させることができ、取扱い操作の簡略化などを行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの側面図。
【図2】同平面図。
【図3】ミッション部の側面図。
【図4】同平面図。
【図5】同正面図。
【図6】同平面説明図。
【図7】変速レバー部の側面図。
【図8】同正面図。
【図9】同側面拡大図。
【図10】同正面拡大図。
【図11】同正面断面図。
【図12】同側面断面図。
【図13】同側面部分図。
【図14】同平面部分図。
【図15】変速制御回路図。
【図16】変速制御フローチャート。
【図17】変速制御出力線図。
【図18】変速モータの電流線図。
【図19】変速コントローラの配線説明図。
【符号の説明】
25  変速レバー
31  変速機構
69  変速モータ(変速部材)
74  摩擦機構
78  変速センサ

Claims (4)

  1. 変速レバーの操作を変速センサによって検出させて変速動作を行わせる変速部材を設け、変速部材の制御により摩擦機構を介して変速機構を変速動作させる作業車において、変速センサの検出結果に基づく変速制御出力、または変速部材の作動状態のいずれか一方が不適正なとき、変速部材の変速動作をオフにすることを特徴とする作業車。
  2. 変速部材が過負荷の動作状態になったとき、変速部材を自動的に停止させる構造で、変速部材の動作開始から一定時間が経過するまでに、変速部材が過負荷の動作状態になっても、変速部材を作動させることを特徴とする請求項1に記載の作業車。
  3. 変速部材に入力させる制御出力が停止信号であっても、変速部材が変速動作しているとき、変速部材の駆動源をオフにすることを特徴とする請求項1に記載の作業車。
  4. 変速センサの正及び負の制御出力の両方がオフで、いずれか一方の制御出力がオフからオンになったとき、変速部材を作動させることを特徴とする請求項1に記載の作業車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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