JP2004130256A - 湿式排煙脱硫装置 - Google Patents

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Masayoshi Hirata
衡田 正吉
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Abstract

【課題】高い脱硫効率を維持しつつ、回収される石膏の純度低下を防止し得ると共に、吸収剤の無駄をなくすことができる湿式排煙脱硫装置を提供する。
【解決手段】吸収塔3で排ガスの脱硫を行った吸収液1中に含まれる石膏と吸収剤とを一次ハイドロサイクロン21と二次ハイドロサイクロン27とにより遠心分離し、該一次ハイドロサイクロン21で石膏濃度を高めた一次アンダーフロー液11’を脱水装置16へ供給して石膏を回収すると共に、前記二次ハイドロサイクロン27で吸収剤濃度を高めた二次アンダーフロー液25を吸収塔3へ戻すよう構成する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、湿式排煙脱硫装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、発電所等においては、石炭焚ボイラ等から排出される排ガスからSO(硫黄酸化物)を吸収除去するために、吸収剤として炭酸カルシウム(CaCO)を用いた湿式排煙脱硫装置が設けられるが、該湿式排煙脱硫装置は、通常、図2に示されるように、下部に吸収液1の液溜部1aが形成され且つ上部に多数のスプレーノズル2が配設された吸収塔3を備えてなる構成を有している。
【0003】
前記吸収塔3には、液溜部1aの吸収液1を汲み上げ前記スプレーノズル2から噴霧させて循環させる循環ポンプ4と、液溜部1aに酸化空気を供給する酸化空気ブロワ5とが設けられると共に、吸収剤スラリーピット6で調合された吸収剤スラリー7が吸収剤スラリーライン8を介して供給されるようになっている。
【0004】
又、前記吸収塔3には、液溜部1aから抜き出される吸収液1に苛性ソーダ(NaOH)等の中和剤を添加する中和剤添加槽9が吸収液ライン10を介して接続され、該中和剤添加槽9には、中和された中和吸収液11中の固形分を含むスラリーを真空ポンプ14による真空タンク15を介しての吸引作動により脱水して石膏を分離するベルトフィルタ型の脱水装置16が中和吸収液ライン17を介して接続され、前記真空タンク15には、石膏が分離された濾液の排水処理を行うための排水処理装置18が排水ライン19を介して接続されている。
【0005】
前述の如き湿式排煙脱硫装置の場合、吸収液1が循環ポンプ4の作動によりスプレーノズル2から噴霧されつつ循環しており、図示していない石炭焚ボイラ等から吸収塔3に送り込まれた排ガスは、前記スプレーノズル2から噴霧される吸収液1と接触することにより、SO(硫黄酸化物)が吸収除去された後、外部へ排出される。
【0006】
一方、前記排ガスからSOを吸収した吸収液1は、液溜部1aに滴下し、酸化空気ブロワ5の作動によって液溜部1a内へ供給される酸化空気により強制的に酸化され、石膏(硫酸カルシウム(CaSO))が生成され、該石膏を含む液溜部1a内の吸収液1の一部は、吸収液ライン10を介して中和剤添加槽9へ導かれ、該中和剤添加槽9において苛性ソーダ(NaOH)等の中和剤により中和され、該中和剤添加槽9で中和された中和吸収液11は、中和吸収液ライン17を介して脱水装置16へ導入され、該脱水装置16において、真空ポンプ14による真空タンク15を介しての吸引作動により脱水され、石膏と濾液に分離され、石膏が回収される。
【0007】
前記石膏が分離された濾液は、排水ライン19を介して排水処理装置18へ排出され、該排水処理装置18においては硝化菌の作用により有害な窒素化合物が分解されたり、且つCOD(化学的酸素要求量)で表わされる還元性物質が高分子材料からなる吸着樹脂により吸着除去される等の種々の処理が行われ、所定の水質にされた後、外部へ放流される。
【0008】
又、前記吸収塔3には、吸収剤と水を調合した吸収剤スラリー7が吸収剤スラリーピット6から吸収剤スラリーライン8を介して供給される。
【0009】
尚、図2に示されるような従来の湿式排煙脱硫装置の他には、排ガス中にSOを中和すべくアンモニアを噴霧して中和し、その排ガスを水酸化マグネシウムを吸収剤とするスラリと接触させて排ガス中のSOを吸収除去し、そのSOを吸収した脱硫排水に石灰を添加して、アンモニアと石膏と水酸化マグネシウムを含む排水とし、これらを分離して、石膏を回収すると共に水酸化マグネシウムをSOの脱硫に用い、アンモニアをSOの中和に用いるようにしたものもある。(例えば、特許文献1参照。)
【0010】
【特許文献1】
特開2001−205044号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図2に示されるような従来の湿式排煙脱硫装置の場合、脱硫効率を上げるためには、吸収剤スラリー7のpH(ペーハー)をより高くして運転すれば良いのであるが、吸収剤スラリー7のpHをより高くして運転を行うと、吸収剤である炭酸カルシウムの過剰率が上がって、吸収塔3の液溜部1aから抜き出される吸収液1中の炭酸カルシウム濃度が高くなり、その結果、脱水装置16によって回収される石膏中に不純物としての炭酸カルシウムが多く含まれてしまうこととなり、石膏の純度が低下すると共に、吸収剤としての炭酸カルシウムの無駄が多くなるという不具合を有していた。
【0012】
本発明は、斯かる実情に鑑み、高い脱硫効率を維持しつつ、回収される石膏の純度低下を防止し得ると共に、吸収剤の無駄をなくすことができる湿式排煙脱硫装置を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、吸収塔で排ガスの脱硫を行った吸収液中に含まれる石膏と吸収剤とを遠心分離しそれぞれの濃度を高めた液を得るための複数段のハイドロサイクロンを設け、該ハイドロサイクロンで石膏濃度を高めた液を脱水装置へ供給して石膏を回収すると共に、前記ハイドロサイクロンで吸収剤濃度を高めた液を吸収塔へ戻すよう構成したことを特徴とする湿式排煙脱硫装置にかかるものである。
【0014】
上記手段によれば、以下のような作用が得られる。
【0015】
脱硫効率を上げるために、吸収剤スラリーのpHをより高くして運転を行うようにした場合、吸収剤の過剰率が上がって、吸収塔の液溜部から抜き出される吸収液中の炭酸カルシウム濃度が高くなるが、本発明においては、吸収塔で排ガスの脱硫を行った吸収液中に含まれる石膏と吸収剤とが複数段のハイドロサイクロンにより遠心分離され、該ハイドロサイクロンで石膏濃度が高められた液が脱水装置へ供給されて石膏が回収されると共に、前記ハイドロサイクロンで吸収剤濃度が高められた液が吸収塔へ戻されるため、脱水装置によって回収される石膏中に不純物としての吸収剤が多く含まれてしまうことがなくなり、石膏の純度を高めることが可能になると共に、吸収剤の無駄をなくすことが可能となる。
【0016】
前記湿式排煙脱硫装置においては、ハイドロサイクロンで石膏と吸収剤とが分離された液の一部を、石膏濃度を高めた液に混合して脱水装置へ供給するようにすることができ、このようにすると、石膏の純度については最低限規定値を満たす純度に保持しつつ、前記ハイドロサイクロンで石膏と吸収剤とが分離された液の中に含まれるフライアッシュ等の不純物を系外へ排出することが可能となり、該フライアッシュ等の不純物が系内を循環してその濃度が高まってしまうことが避けられる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
【0018】
図1は本発明を実施する形態の一例であって、図中、図2と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図2に示す従来のものと同様であるが、本図示例の特徴とするところは、図1に示す如く、吸収塔3に対し、液溜部1aから抜き出される吸収液1中の石膏を一次アンダーフロー液11’に含める一方、前記吸収液1中の吸収剤としての炭酸カルシウムとフライアッシュ等の不純物とを一次オーバーフロー液20に含めるよう遠心分離するための一次ハイドロサイクロン21を、吸収液ライン10を介して接続し、該一次ハイドロサイクロン21の一次アンダーフロー液11’を一次アンダーフロー液ライン22を介して中和剤添加槽9に供給するようにし、
又、前記一次ハイドロサイクロン21に、途中に一次オーバーフロー液貯留槽23が設けられた一次オーバーフロー液ライン24を介して、一次オーバーフロー液20中の吸収剤としての炭酸カルシウムを二次アンダーフロー液25に含める一方、一次オーバーフロー液20中のフライアッシュ等の不純物を二次オーバーフロー液26に含めるよう遠心分離するための二次ハイドロサイクロン27を接続し、該二次ハイドロサイクロン27の二次アンダーフロー液25を二次アンダーフロー液ライン28を介して吸収塔3に戻すようにし、
更に、前記二次ハイドロサイクロン27の二次オーバーフロー液ライン29に、戻し液貯留槽30を接続し、該戻し液貯留槽30に、二次ハイドロサイクロン27の二次オーバーフロー液26の一部を排水処理装置18へ導く排水ライン33と、二次ハイドロサイクロン27の二次オーバーフロー液26の一部を中和剤添加槽9へ供給するための混合ライン34とを接続し、
前記戻し液貯留槽30に、戻し液ライン35を介して戻し液タンク36を接続し、該戻し液タンク36に、排水ライン19から分岐させた戻し液ライン37を接続して、二次ハイドロサイクロン27の二次オーバーフロー液26の一部と石膏が分離された濾液の一部とを戻し液タンク36に一旦集めるようにし、該戻し液タンク36に一旦集められた液38の一部を吸収塔3へ戻すための戻しライン31と、戻し液タンク36に一旦集められた液38の一部を吸収剤スラリー7調合用の水の一部として吸収剤スラリーピット6へ供給するための補給水ライン32とを前記戻し液タンク36に接続した点にある。
【0019】
次に、上記図示例の作用を説明する。
【0020】
液溜部1a内の吸収液1の一部は、吸収液ライン10を介して一次ハイドロサイクロン21へ導かれ、該一次ハイドロサイクロン21における遠心分離により、前記吸収液1中の石膏が一次アンダーフロー液11’に含まれて排出される一方、前記吸収液1中の吸収剤としての炭酸カルシウムとフライアッシュ等の不純物とが一次オーバーフロー液20に含まれて排出される。
【0021】
前記石膏濃度が高められた一次アンダーフロー液11’は、一次アンダーフロー液ライン22を介して中和剤添加槽9へ送り込まれ、該中和剤添加槽9において苛性ソーダ(NaOH)等の中和剤により中和され、中和吸収液ライン17を介して脱水装置16へ導入され、該脱水装置16において、真空ポンプ14による真空タンク15を介しての吸引作動により脱水され、石膏と濾液に分離され、石膏が回収される。
【0022】
又、前記一次ハイドロサイクロン21で石膏を分離させた一次オーバーフロー液20は、一次オーバーフロー液ライン24を介して一次オーバーフロー液貯留槽23に貯留された後、二次ハイドロサイクロン27へ導かれ、該二次ハイドロサイクロン27における遠心分離により、前記一次オーバーフロー液20中の吸収剤としての炭酸カルシウムが二次アンダーフロー液25に含まれて排出される一方、前記一次オーバーフロー液20中のフライアッシュ等の不純物が二次オーバーフロー液26に含まれて排出される。
【0023】
前記吸収剤濃度が高められた二次アンダーフロー液25は、二次アンダーフロー液ライン28を介して吸収塔3へ戻され、吸収剤としての炭酸カルシウムが有効に再利用される。
【0024】
前記二次ハイドロサイクロン27で吸収剤としての炭酸カルシウムを分離させた二次オーバーフロー液26は、二次オーバーフロー液ライン29を介して戻し液貯留槽30へ送給されて貯留され、該戻し液貯留槽30に貯留された二次オーバーフロー液26の一部は、排水ライン33を介して排水処理装置18へ導かれ、前記戻し液貯留槽30に貯留された二次オーバーフロー液26の一部は、混合ライン34を介して中和剤添加槽9へ供給され、該中和剤添加槽9において、前記石膏濃度を高めた一次アンダーフロー液11’に混合されて脱水装置16へ供給される。又、前記戻し液貯留槽30に貯留された二次オーバーフロー液26の一部は、戻し液ライン35を介して戻し液タンク36へ一旦集められると共に、石膏が分離された濾液の一部は戻し液ライン37を介して戻し液タンク36へ一旦集められ、該戻し液タンク36に一旦集められた液38の一部は、戻しライン31を介して吸収塔3へ戻され、前記戻し液タンク36に一旦集められた液38の一部は、補給水ライン32を介して吸収剤スラリー7調合用の水の一部として吸収剤スラリーピット6へ供給される。
【0025】
ここで、脱硫効率を上げるために、吸収剤スラリー7のpHをより高くして運転を行うようにした場合、吸収剤である炭酸カルシウムの過剰率が上がって、吸収塔3の液溜部1aから抜き出される吸収液1中の炭酸カルシウム濃度が高くなるが、本図示例においては、吸収塔3で排ガスの脱硫を行った吸収液1中に含まれる石膏と吸収剤とがそれぞれ一次ハイドロサイクロン21と二次ハイドロサイクロン27とにより遠心分離され、該一次ハイドロサイクロン21で石膏濃度が高められた一次アンダーフロー液11’が脱水装置16へ供給されて石膏が回収されると共に、前記二次ハイドロサイクロン27で吸収剤濃度が高められた二次アンダーフロー液25が吸収塔3へ戻されるため、脱水装置16によって回収される石膏中に不純物としての吸収剤が多く含まれてしまうことがなくなり、石膏の純度を高めることが可能になると共に、吸収剤としての炭酸カルシウムの無駄をなくすことが可能となる。
【0026】
又、本図示例においては、二次ハイドロサイクロン27で石膏と吸収剤とが分離された二次オーバーフロー液26の一部を、石膏濃度を高めた一次アンダーフロー液11’に中和剤添加槽9で混合して脱水装置16へ供給するようにしているため、石膏の純度については最低限規定値を満たす純度に保持しつつ、前記石膏と吸収剤とが分離された二次オーバーフロー液26の中に含まれるフライアッシュ等の不純物を系外へ排出することが可能となり、該フライアッシュ等の不純物が系内を循環してその濃度が高まってしまうことが避けられる。
【0027】
こうして、高い脱硫効率を維持しつつ、回収される石膏の純度低下を防止し得ると共に、吸収剤としての炭酸カルシウムの無駄をなくすことができ、更に、フライアッシュ等の不純物が系内を循環してその濃度が高まってしまうことも回避し得る。
【0028】
尚、本発明の湿式排煙脱硫装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、二次ハイドロサイクロン27の下流側に、該二次ハイドロサイクロン27の二次オーバーフロー液26を更に遠心分離する三次サイクロンを設け、該三次サイクロンの三次アンダーフロー液を混合ライン34を介して中和剤添加槽9へ導き、該中和剤添加槽9で一次ハイドロサイクロン21の一次アンダーフロー液11’に混合して脱水装置16へ供給すると共に、前記三次サイクロンの三次オーバーフロー液を戻し液貯留槽30に導入するようにしても良いこと等、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の請求項1記載の湿式排煙脱硫装置によれば、高い脱硫効率を維持しつつ、回収される石膏の純度低下を防止し得ると共に、吸収剤の無駄をなくすことができるという優れた効果を奏し得、又、本発明の請求項2記載の湿式排煙脱硫装置によれば、上記効果に加え更に、フライアッシュ等の不純物が系内を循環してその濃度が高まってしまうことも回避し得るという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例の概要構成図である。
【図2】従来例の概要構成図である。
【符号の説明】
1    吸収液
1a  液溜部
3    吸収塔
11’  一次アンダーフロー液(石膏濃度を高めた液)
16    脱水装置
18    排水処理装置
20    一次オーバーフロー液
21    一次ハイドロサイクロン(ハイドロサイクロン)
22    一次アンダーフロー液ライン
24    一次オーバーフロー液ライン
25    二次アンダーフロー液(吸収剤濃度を高めた液)
26    二次オーバーフロー液(石膏と吸収剤とが分離された液)
27    二次ハイドロサイクロン(ハイドロサイクロン)
28    二次アンダーフロー液ライン
29    二次オーバーフロー液ライン
34    混合ライン

Claims (2)

  1. 吸収塔で排ガスの脱硫を行った吸収液中に含まれる石膏と吸収剤とを遠心分離しそれぞれの濃度を高めた液を得るための複数段のハイドロサイクロンを設け、該ハイドロサイクロンで石膏濃度を高めた液を脱水装置へ供給して石膏を回収すると共に、前記ハイドロサイクロンで吸収剤濃度を高めた液を吸収塔へ戻すよう構成したことを特徴とする湿式排煙脱硫装置。
  2. ハイドロサイクロンで石膏と吸収剤とが分離された液の一部を、石膏濃度を高めた液に混合して脱水装置へ供給するようにした請求項1記載の湿式排煙脱硫装置。
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