JP2004129748A - 蒸気吐出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部に吐出される蒸気と共に熱湯等の水が吐出される危険性を有効に防止し、極めて安全且つ効果的に頭髪等に蒸気を吹き付けることができる新規な蒸気吐出装置を提供する。
【解決手段】蒸気発生部38で発生した圧縮蒸気が吐出される第1のノズル60と、この第1のノズル60の先端側が臨み該第1のノズル60から吐出された圧縮蒸気が貯留される蒸気貯留室63と、この蒸気貯留室63に通路62e,63aを介して連通してなり蒸気を外部に吐出する複数の蒸気吐出孔62f,62gが形成された蒸気吐出室64と、上記蒸気貯留室63と蒸気吐出室64とを連通する通路62e,64bを開閉する開閉弁65と、上記蒸気貯留室63内の熱湯等の水を回収し基端側は給水タンク30に接続されてなる第2のノズル61と、を備えてなる。
【選択図】    図7

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、ヒータータンク又はボイラー等の蒸気発生部に接続され蒸気を外部に吐出させる蒸気吐出装置に関し、特に、美容店や理髪店或いはエステティックサロン等で使用される蒸気吐出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、美容店や理髪店等においては、頭髪に蒸気又は蒸気を含んだ空気の混合蒸気を吹き付けることによって頭髪を湿潤させ、頭髪のパーマネントやヘアカラーを促進させる蒸気吐出装置が使用されている。
【0003】
例えば、実用新案登録第3038619号公報には、こうした蒸気吐出装置が開示され、この蒸気吐出装置は、給水タンクに接続された蒸気発生部と、この蒸気発生部に接続され該蒸気発生部で発生した蒸気が流通する導通管と、この導通管に接続され、先端は頭髪等に蒸気を吹き付けるためのフードが取付けられた蒸気吐出口とから概略構成されている。こうした構成に係る従来の蒸気吐出装置によれば、蒸気発生部で発生した蒸気は上記導通管を通って蒸気吐出口から外部に吐出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の蒸気吐出装置では、上記導通管の内部又は蒸気吐出口の近傍で冷やされ水となった熱湯等の水が蒸気とともに外部に吐出される危険性が高い。因みに、上記実用新案登録第3038619号公報に開示された蒸気吐出装置では、導通管と蒸気吐出口との間に結露水タンクが設けられているが、こうした結露水タンクを設けたとしても、蒸気圧力が上がれば依然として熱湯等の水が蒸気とともに外部に吐出される危険性が高い。
【0005】
そこで、本発明は、上述した従来の蒸気吐出装置が有する課題を解決するために提案されたものであって、外部に吐出される蒸気と共に熱湯等の水が吐出される危険性を有効に防止し、極めて安全且つ効果的に頭髪等に加圧蒸気を吹き付けることができる新規な蒸気吐出装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の目的を達成するために提案されたものであって、第1の発明(請求項1記載の発明)は、蒸気発生部で発生した圧縮蒸気が吐出される第1のノズルと、この第1のノズルの先端側が臨み該第1のノズルから吐出された圧縮蒸気が貯留される蒸気貯留室と、この蒸気貯留室に通路を介して連通してなり蒸気を外部に吐出する複数の蒸気吐出孔が形成された蒸気吐出室と、上記蒸気貯留室と蒸気吐出室とを連通する通路を開閉する開閉弁と、上記蒸気貯留室内の熱湯等の水を回収し基端側は給水タンクに接続されてなる第2のノズルと、を備えてなることを特徴とするものである。
【0007】
上記第1の発明によれば、第1のノズルから吐出された圧縮蒸気は、先ず、蒸気貯留室に貯留され、その後開閉弁の開放により該蒸気貯留室から通路を通って蒸気吐出室に流入し、この蒸気吐出室に形成された複数の蒸気吐出孔から外部に吐出される。したがって、この第1の発明に係る蒸気吐出装置によれば、第1のノズルの内周面や蒸気発生部からこの第1のノズルに到るまでの途中経路或いは上記蒸気貯留室内で発生した熱湯が、蒸気と共に外部に吐出される危険性を有効に防止することができる。また、この第1の発明に係る蒸気吐出装置では、蒸気貯留室内の熱湯等の水を回収し基端側は給水タンクに接続されてなる第2のノズルを構成要素としていることから、大量の熱湯等の水が蒸気貯留室に貯留されることがないばかりか、この熱湯等の水は、給水タンクに流入することから再利用することができる。
【0008】
なお、本発明を構成する蒸気発生部は、少なくとも蒸気を発生するものであれば、ヒーターであると超音波であるとを問わない。また、上記第2のノズルは、この蒸気吐出装置が縦長の形状であり縦長の状態において使用される場合には、先端が、蒸気貯留室の底部の近傍に位置していることが好ましい。また、蒸気貯留室と蒸気吐出室とを連通する通路を開閉する開閉弁は、この第1の発明においては、使用者(操作者)が開閉操作をすることによって開閉される構造のものや、自動的に開閉を繰り返す構造とされたものであっても良い。
【0009】
また、第2の発明(請求項2記載の発明)は、前記第1の発明において、前記蒸気吐出室に形成された吐出孔は、前記蒸気貯留室と蒸気吐出室とを連通する通路の延長線に対応する位置よりもずれた位置に形成されてなることを特徴とするものである。
【0010】
上記第2の発明では、蒸気吐出室に形成された吐出孔は、前記蒸気貯留室と蒸気吐出室とを連通する通路の延長線に対応する位置よりもずれた位置に形成されてなることから、通路を通過した蒸気がそのまま吐出孔から吐出されない。したがって、この第2の発明によれば、より熱湯等の水が蒸気と共に吐出される危険性を防止することができる。
【0011】
なお、この第2の発明においては、上記吐出孔は、少なくとも通路の延長線に対応する位置よりもずれた位置に形成されていれば良く、その数や大きさは特に限定されるものではない。
【0012】
また、第3の発明(請求項3記載の発明)は、前記第1又は第2の発明の何れかの発明において、前記吐出孔は、径大となされた第1の吐出孔と、この第1の吐出孔よりも小径となされた第2の吐出孔とから構成されてなることを特徴とするものである。
【0013】
上記第3の発明では、吐出孔は、径大となされた第1の吐出孔と、この第1の吐出孔よりも小径となされた第2の吐出孔とから構成されてなることから、各吐出孔から吐出された蒸気は、外部の空気と程よく混合されるとともに冷却された状態で頭髪等に吹き付けることができる。
【0014】
また、第4の発明(請求項4記載の発明)は、前記第1の発明、第2の発明又は第3の発明の何れかにおいて、前記開閉弁は、開閉レバーの操作により前記通路を開閉するよう構成されてなるとともに、この開閉レバーの近傍には握り部が形成されてなることを特徴とするものである。
【0015】
この第4の発明によれば、使用者(操作者)が握る握り部の近傍に開閉レバーが形成されていることから、極めて操作性が良くまた使い勝手が良い。
【0016】
また、第5の発明(請求項5記載の発明)は、前記第1,第2,第3又は第4の発明の何れかの発明において、前記第1のノズルは蒸気発生部に接続され、この蒸気発生部は、前記第2のノズルに接続された給水タンクに接続されてなるとともに、この給水タンクと第2のノズルとの間には、手動及び/又は自動で開閉する電磁弁が形成され、この電磁弁の開放により、上記蒸気発生部で発生した圧縮蒸気が第1のノズルを通過して上記蒸気貯留室に流入するとともに該蒸気貯留室内の熱湯等の水は上記第2のノズルを通過して上記給水タンクに流入するよう構成されてなることを特徴とするものである。
【0017】
この第5の発明では、電磁弁の開放により、上記蒸気発生部で発生した圧縮蒸気が第1のノズルを通過して上記蒸気貯留室に流入するとともに該蒸気貯留室内の熱湯等の水は上記第2のノズルを通過して上記給水タンクに流入するよう構成されてなることから、蒸気貯留室内に溜まった熱湯等の水は、有効に給水タンクに流入させることができるとともに、少なくとも、蒸気発生部から第1のノズルまでの経路と、蒸気貯留室及びその周辺の温度を上昇させることができる。したがって、この第5の発明によれば、蒸気発生部において発生した蒸気が途中で冷却され熱湯等の水になってしまい、必要量の蒸気が蒸気吐出孔から吐出されない事態を有効に回避することができる。特に、この第5の発明によれば、冬場での使用や寒冷地での使用であっても、蒸気電磁弁の開放により上記蒸気の通路を加温することができるので、使用開始までに長時間を要することがない。
【0018】
また、第6の発明(請求項6記載の発明)は、前記第5の発明において、前記電磁弁は、所定時間の経過により自動的に開閉を繰り返すよう構成されてなることを特徴とするものである。
【0019】
この第6の発明では、前記電磁弁は、所定時間の経過により自動的に開閉を繰り返すよう構成されてなることから、上記蒸気発生部から第1のノズルまでの経路や蒸気貯留室が定期的に加温される。したがって、この第6の発明によれば、必要な際には即座に必要量の蒸気を蒸気吐出孔から吐出させることが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態に係る蒸気吐出装置について、図面を参照しながら詳細する。
【0021】
この実施の形態に係る蒸気吐出装置1は、図1に示すように、蒸気吐出装置本体2と、この蒸気吐出装置本体2に接続された蒸気発生装置3とから構成されている。先ず、蒸気発生装置3について説明し、その後、蒸気吐出装置本体2について説明する。
【0022】
上記蒸気発生装置3は、図1に示すように、略箱状に成形された筐体5内に後述する各種の機器が収納されている。この筐体5の下面には、キャスター6が配設され、自由に移動することができるようになされ、また、上部には、この蒸気発生装置3を移動する際に使用者によって把持される把手7,7が固定されている。また、この筐体5には、第1の上面板部8と、この第1の上面板部8よりも高い位置に形成された第2の上面板部9を有し、第1の上面板部8の後端から第2の上面板部9の前端までには、傾斜した操作盤10が形成され、この操作盤10には、図2に示すように、左側に1次圧力計11が設けられ、右側には2次圧力計12が設けられている。また、上記操作盤10の上端側には、左から、電源ランプ13、ヒーターランプ14、ポンプ駆動ランプ15、給水ランプ16、加昇温ランプ17が設けられている。また、上記操作盤10の下端側には、左から、後述するヒータータンク内のヒーターの駆動を開始させる電源用スイッチ18及びそのランプ19、凍結防止用スイッチ20及びそのランプ21、後述する電動バルブを手動でコントロールするためのコントロールスイッチ22及びそのランプ23、後述する電磁弁を手動で開閉するドレン用スイッチ24及びそのランプ25が設けられている。なお、これらのスイッチ(符号は省略する。)の操作に伴う各部材の動作については後述する。
【0023】
そして、上述した筐体5内には、図3に示すように、給水タンク30が配設されている。この給水タンク30の上端は、上記第1の上面板部8に固定されている。なお、この給水タンク30の上方には、水が充填される開口30aが形成され、この開口30aには、図1に示すように、蓋体31が被せられている。また、この給水タンク30には、図4に示すように、低水位計32が配設され、この低水位計32は、制御盤33を介して上記操作盤10に設けられた給水ランプ16に電気的に接続されている。そして、給水タンク30内の水位が所定の水位よりも低下したことが上記低水位計32により検出されると、上記操作盤10に設けられた給水ランプ16が点灯又は点滅する。なお、上記給水タンク30には、第1の排水用コック34が設けられている。
【0024】
また、上記給水タンク30には、図3及び図4に示すように、第1の導管35を介してポンプ36に接続され、このポンプ36は、第2の導管37を介してヒータータンク38に接続されている。上記ヒータータンク38には、図4に示すようにヒーター38aが内蔵されこのヒーター38aにより水が加熱されることにより蒸気が発生する。なお、このヒータータンク38の下端側には、第2の排水用コック39が設けられ、また、第3の導管40を介して電極式水位計41が設けられている。また、このヒータータンク38の上端側中途部には、第4の導管42を介して安全弁43が設けられ、この安全弁43を開放することにより、このヒータータンク38内の蒸気が外部に排出される。なお、上記ヒータータンク38に内蔵されたヒーター38aは、図4に示すように、上記制御盤33を介して上記操作盤10に電気的に接続されている。そして、この蒸気発生装置3においては、上記ヒーター38aが駆動を開始する(通電する)と、上記操作盤10に設けられたヒーターランプ14が点灯するように構成されている。
【0025】
そして、上記ヒータータンク38は、第5の導管44を介して圧縮蒸気槽45に接続されている。この圧縮蒸気槽45は、上記ヒータータンク38内の蒸気が流入し貯留されるものである。そして、この圧縮蒸気槽45には、図3及び図4に示すように、圧力センサ46が配設され、この圧力センサ46は、図4に示すように、上記制御盤33を介して上記操作盤10に電気的に接続されている。そして、この蒸気発生装置3においては、上記圧力センサ46により所定の圧力となった場合には、上記加昇温ランプ17が点灯するように構成されている。また、この蒸気発生装置3においては、上記圧縮蒸気槽45は、上記操作盤10に設けられた1次圧力計11に接続され、該圧縮蒸気槽45内の圧力が目視により確認することができるように構成されている。
【0026】
そして、上記圧縮蒸気槽45は、フレキシブルな第6の導管47を介して上記蒸気吐出装置本体2に接続されている。なお、この蒸気発生装置3においては、上記第6の導管47の中途部には、電動バルブ48が設けられ、この電動バルブ48は、上記操作盤10に設けられたコントロールスイッチ22及びランプ23に電気的に接続されている。すなわち、この上記発生装置3においては、上記コントロールスイッチ22を押圧操作すると、それまで閉塞されていた上記電動バルブ48が開放されるとともにランプ23が点灯し、該コントロールスイッチ22を再び押圧操作すると、それまで開放されていた電動バルブ48は閉塞再び閉塞されるように構成されている。なお、図1に示すように、筐体5を形成する第2の上面板部9には、第1のパイプ49が起立した状態で固定され、上記第6の導管47は、この第1のパイプ49に挿通され筐体5の外部に延出されている。また、図4に示すように、上記第6の導管47の中途部は、上記操作盤10に設けられた2次圧力計12に接続されている。
【0027】
また、図3及び図4に示すように、上記蒸気吐出装置本体2は、フレキシブルな第7の導管50を介して、前記給水タンク30に接続されており、この第7の導管50の中途部には、電磁弁51が配設されている。なお、上記筐体5を形成する第2の上面板部9には、第2のパイプ54が、上記第1のパイプ49に並んで起立した状態で固定され、上記第7の導管50は、この第2のパイプ54に挿通されている。また、上記電磁弁51は、図4に示すように、上記制御盤33を介して操作盤10に設けられたドレン用スイッチ24及びランプ25に電気的に接続されている。すなわち、この蒸気発生装置3においては、上記ドレン用スイッチ24を押圧操作すると、それまで第7の導管50を閉塞していた電磁弁51が開放されるとともにランプ25が点灯し、該ドレン用スイッチ24の押圧状態を解除する(指を離す)と、それまで開放されていた電磁弁51は第7の導管50を閉塞するように構成されている。
【0028】
また、上記制御盤33には、図4に示すように、タイマ52が接続され、後述するように、本実施の形態に係る上記吐出装置1においては、このタイマ52により所定の時間が経過する毎に、上記電磁弁51が開放されるように構成されている。また、上記制御盤33には、ブザー53が接続され、前述したように、給水タンク30内の水位が所定の水位よりも低下したことが上記低水位計32により検出されると、上記操作盤10に設けられた給水ランプ16が点灯又は点滅するとともに、このブザー53が駆動し警告音を発生する。さらに、上述した蒸気発生装置3では、上記ポンプ36には、前記操作盤10に設けられた凍結防止用スイッチ20及びそのランプ21に接続された図示しない加温装置が設けられ、該凍結防止用スイッチ20を押圧操作すると、この加温装置の駆動が開始されるとともにランプ21が点灯し、再度該凍結防止用スイッチ20を押圧操作すると、加温装置の駆動が停止するとともにそれまで点灯していたランプ21が消灯するように構成されている。
【0029】
次に、前述した蒸気吐出装置本体2について、図面を参照しながら詳細に説明する。この蒸気吐出装置本体2は、図5に示すように、上記第6の導管47に基端が接続された第1のノズル60と、上記第7の導管50に基端が接続された第2のノズル61と、これら第1及び第2のノズル60,61の先端側が固定され該第1及び第2のノズル60,61の先端が内部に臨んでなる蒸気吐出器62とを備えている。この蒸気吐出器62は、図6に示すように、正面板部62aと、周面及び背面を形成する側板部62bとにより中空状に成形されてなるものであり、内部には、仕切り板部62c,62dにより蒸気貯留室63と蒸気吐出室64とに区画され、上記第1のノズル60と第2のノズル61の先端は、この蒸気貯留室63内に臨んでいる。なお、上記第1のノズル60の先端は、この蒸気貯留室63内の上方に位置し、第2のノズル61の先端は、この蒸気貯留室63の最も下方に位置している。
【0030】
また、上記蒸気吐出室64内には、上記正面板部62aの裏面と対峙し、中心には流入孔64bが形成されてなるとともに、該蒸気吐出室64を閉塞する閉塞部材64aが固定され、この閉塞部材64aの後方には、上記流入孔64bを開閉する開閉弁65が設けられている。なお、前記仕切り板部62dには、上記閉塞部材64aの後方に蒸気貯留室63内に貯留された蒸気を逃がす開口62eが形成されている。そして、上記流入孔64bを開閉する開閉弁65は、上記流入孔64bの径よりも大径となされた頭部65aと、この頭部65aの背面から後方に延在してなる軸部65bとから構成され、この軸部65bはスプリングケース66の中心に形成された挿通孔(符号は省略する。)に挿通されている。このスプリングケース66には、上記挿通孔と同軸となされ該挿通孔よりも大径となされたスプリング収容孔(符号は省略する。)が形成され、このスプリング収容孔内には、コイルスプリング(弾性体)67が収容されている。また、上記スプリングケース66は、蒸気吐出器62の背面の上端側から突出してなる筒状部68内に収容され、この筒状部68の先端には、キャップ69が着脱自在に取り付けられている。なお、このキャップ69の中心には、透孔(符号は省略する。)が穿設され、この透孔には、上記開閉弁65を構成する軸部65bが挿通され、該軸部65bは外部に露出している。なお、この軸部65bの先端側周面には、ネジ65cが螺刻されている。また、上記筒状部68には、レバー支持部材71が固定されている。このレバー支持部材71は、図5に示すように、上記筒状部68に外嵌装されたリング部68aと、このリング部68aから直角に起立してなるレバー支持部68bとから構成され、このレバー支持部68bの先端の中心には、凹状の切欠き部(符号は省略する。)が形成されている。
【0031】
そして、上記レバー支持部材68bに形成された切欠き部には、開閉レバー72の先端が支持されている。この開閉レバー72は、先端側中途部に、挿通孔(符号は省略する。)が形成され、この挿通孔には、上記開閉弁65を構成する軸部65bが挿通され、該軸部65bの先端には、2つのナット73,74が螺着されている。
【0032】
一方、上記蒸気吐出器62の下側には、図5及び図6に示すように、取付金具77を介して使用者が握る握り部材78が固定されている。この握り部材78は、上記取付金具77に先端側が固定されてなる固定片78aと、この固定片78aの先端に連続してなる円筒部78bと、この円筒部78bの外周に固定されてなりウレタン樹脂からなる握り部カバー78cとから構成されている。そして、上記固定片78aには、図5に示すように、透孔78dが穿設され、この透孔78dには、上記開閉レバー72が挿通されている。なお、上記開閉レバー72の中途部はやや折曲され後端側は、上記握り部材78に沿った状態とされている。すなわち、上記開閉レバー72は、使用者が握り部材78を握りながら、該開閉レバー72を操作可能な位置に設けられている。なお、第1のノズル60と第2のノズル61とは、共に上記円筒部78bに挿通されている。
【0033】
したがって、上述した蒸気吐出装置本体2では、使用者が上記握り部材78を握りながら、上記開閉レバー72を図6中矢印A方向(握り部材78方向)に移動させると、それまでコイルスプリング(弾性体)67の弾性力により上記流入孔64bを閉塞していた開閉弁65は、図7に示すように、該コイルスプリング67の弾性力に抗して上記開閉レバー72の移動方向に移動させられ、これによって、流入孔64bは開放する。すると、上記蒸気貯留室63内に貯留された蒸気は、上記仕切り部材63dに穿設された開口62eを通過し、さらに上記流入孔64bを通過して、上記蒸気吐出室64内に移動する。なお、上記開口62eと流入孔64bは、本発明を構成する通路である。そして、上記蒸気吐出室64を形成する正面板部62aには、図8に示すように、6つの大径吐出孔62fと、これらの大径吐出孔62fの近傍に形成され該大径吐出孔62fよりも小径となされた6つの小径孔62gが形成されている。なお、これらの大径吐出孔62fと小径吐出孔62gは、図6に示すように、上記流入孔64bの延長線上には形成されているものではなく、該流入孔64bの延長線に対応する位置の周囲(ずれた位置)に形成されている。したがって、上記蒸気吐出室64内に流入した蒸気は、正面板部62aの裏面に当った後に、上記大径吐出孔62f及び小径吐出孔62gから外部に吐出される。
【0034】
なお、上述のように構成された蒸気吐出装置本体2は、前記蒸気発生装置3を構成する筐体5から上方に起立するように固定された掛け止め部材80により、掛止できるようにされている。この掛け止め部材80は、上記筐体5に下端が固定されてなる起立杆81と、この起立杆81上端に形成され第6及び第7の導管47,50を掛止する第1の掛止部82と、上記起立杆81の上端側中途部に形成され、上記蒸気吐出装置本体2を掛止する第2の掛止部83とから構成されている。
【0035】
以下、上述した本実施の形態に係る蒸気吐出装置1の動作について、詳細に説明する。先ず、前記蒸気発生装置3を構成する給水タンク30内の水は、図4に示すように、ポンプ36の駆動によって、上記第1の導管35及び第2の導管37を通過してヒータータンク38内に流入する。このヒータータンク38内においては、ヒーター38aにより加熱されて蒸気となり、この蒸気は第3の導管40を介して圧縮蒸気槽45内に充填される。なお、図6に示すように、前記蒸気吐出装置本体2を構成する開閉弁65が流入孔64bを閉塞している場合においては、第7の導管50の中途部に配設された電磁弁51は閉塞されているので、この圧縮蒸気槽45内の蒸気は、移動することがない。また、この圧縮蒸気槽45内の圧力は、上記操作盤10に設けられた1次圧力計11に表示され、第6の導管47内の圧力は、上記2次圧力計12に表示される。
【0036】
そして、この状態において、上述したように、開閉レバー72を移動させると、開閉弁65が移動し、これによって、流入孔64bは開放され、上記圧縮蒸気槽45内に貯留されていた蒸気は、第6の導管47及び第1のノズル60を通って、上記蒸気貯留室63内に流入するとともに、上記仕切り部材62dに穿設された開口62e及び上記流入孔64b(本発明を構成する通路)を通過して、上記蒸気吐出室64内に移動し、さらに、上記正面板部62aの裏面に当った後に、上記大径吐出孔62f及び小径吐出孔62gから外部に吐出される。したがって、第6の導管47や第1のノズル60或いは蒸気貯留室63内で冷やされた蒸気が熱湯とされ該蒸気貯留室63内に存在する場合であっても、それが、蒸気とともに上記大径吐出孔62f及び小径吐出孔62gから外部に吐出されることはない。また、この実施の形態に係る蒸気吐出装置1によれば、蒸気は、大径吐出孔62f及び小径吐出孔62gから外部に吐出されることから、外部の空気と程よく混合されるとともに冷却された状態で頭髪等に吹き付けることができる。
【0037】
また、上述したように、大径吐出孔62f及び小径吐出孔62gから外部に吐出された状態において、使用者が上記開閉レバー72を放すと、上記コイルスプリング67の弾性力により、それまで流入孔64bを開放していた開閉弁65は、再び該流入孔64bを閉塞する。
【0038】
また、このように、開閉弁65により流入孔64bが閉塞されている場合において、前記タイマ52により所定の時間が経過し、第7の導管50の中途部に設けられた電磁弁51が開放されると、前記圧縮蒸気槽45内の蒸気は、第6の導管47から第1のノズル60を介して蒸気貯留室63内に到り、第2のノズル61を通って、給水タンク30に到る。このとき、上記蒸気貯留室63内に熱湯等の水が存在した場合には、この水は該蒸気貯留室63から給水タンク30内に戻されるとともに、第6の導管47から蒸気貯留室63までの経路が蒸気により加温される。したがって、この実施の形態に係る蒸気吐出装置1によれば、上記タイマ52により、第6の導管47から蒸気貯留室63までの経路が、定期的に蒸気により加温されることから、熱湯等の水が発生する可能性を効果的に抑制することができ、より一層熱湯等の水が、蒸気とともに上記大径吐出孔62f及び小径吐出孔62gから外部に吐出される危険性を防止することができる。
【0039】
【発明の効果】
前述した本発明の一実施の形態の説明からも明らかなように、本発明(請求項1記載の発明)によれば、第1のノズルの内周面や蒸気発生部からこの第1のノズルに到るまでの途中経路或いは上記蒸気貯留室内で発生した熱湯が、蒸気と共に外部に吐出される危険性を有効に防止することができる。また、この第1の発明に係る蒸気吐出装置では、蒸気貯留室内の熱湯等の水を回収し基端側は給水タンクに接続されてなる第2のノズルを構成要素としていることから、大量の熱湯等の水が蒸気貯留室に貯留されることがないばかりか、この熱湯等の水は、給水タンクに流入することから再利用することができる。
【0040】
特に、第2の発明(請求項2記載の発明)では、蒸気吐出室に形成された吐出孔は、前記蒸気貯留室と蒸気吐出室とを連通する通路の延長線に対応する位置よりもずれた位置に形成されてなることから、通路を通過した蒸気がそのまま吐出孔から吐出されない。したがって、この第2の発明によれば、より熱湯等の水が蒸気と共に吐出される危険性を防止することができる。
【0041】
また、第3の発明(請求項3記載の発明)では、吐出孔は、径大となされた第1の吐出孔と、この第1の吐出孔よりも小径となされた第2の吐出孔とから構成されてなることから、各吐出孔から吐出された蒸気は、外部の空気と程よく混合されるとともに冷却された状態で頭髪等に吹き付けることができる。
【0042】
また、第4の発明(請求項4記載の発明)によれば、使用者(操作者)が握る握り部の近傍に開閉レバーが形成されていることから、極めて操作性が良くまた使い勝手が良い。
【0043】
また、第5の発明(請求項5記載の発明)では、電磁弁の開放により、上記蒸気発生部で発生した圧縮蒸気が第1のノズルを通過して上記蒸気貯留室に流入するとともに該蒸気貯留室内の熱湯等の水は上記第2のノズルを通過して上記給水タンクに流入するよう構成されてなることから、蒸気貯留室内に溜まった熱湯等の水は、有効に給水タンクに流入させることができるとともに、少なくとも、蒸気発生部から第1のノズルまでの経路と、蒸気貯留室の温度を上昇させることができる。したがって、この第5の発明によれば、蒸気発生部において発生した蒸気が途中で冷却され熱湯等の水になってしまい、必要量の蒸気が蒸気吐出孔から吐出されない事態を有効に回避することができる。特に、この第5の発明によれば、冬場での使用や寒冷地での使用であっても、蒸気電磁便の開放により上記蒸気の通路を加温することができるので、使用開始までに長時間を要することがない。
【0044】
さらに、第6の発明(請求項6記載の発明)によれば、上記蒸気発生部から第1のノズルまでの経路や蒸気貯留室が定期的に加温されることから、必要な際には即座に必要量の蒸気を蒸気吐出孔から吐出させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る蒸気吐出装置の外観を示す斜視図である。
【図2】操作盤の構成を示す正面図である。
【図3】実施の形態に係る蒸気吐出装置の構成を模式的に示す側面図である。
【図4】実施の形態に係る蒸気吐出装置の構成を示すブロック図である。
【図5】蒸気吐出装置本体を示す斜視図である。
【図6】蒸気吐出装置本体の断面図である。
【図7】開閉弁により流入孔が開放された状態を示す断面図である。
【図8】蒸気吐出器を示す正面図である。
【符号の説明】
1  蒸気吐出装置
2  蒸気吐出装置本体
3  蒸気発生装置
30  給水タンク
38  ヒータータンク
51  電磁弁
52  タイマ
60  第1のノズル
61  第2のノズル
62e  開口(通路)
62f  大径吐出孔
62g  小径と出孔
63  蒸気貯留室
64b  流入孔(通路)
64  蒸気吐出室
65  開閉弁
72  開閉レバー
78  握り部材

Claims (6)

  1. 蒸気発生部で発生した圧縮蒸気が吐出される第1のノズルと、この第1のノズルの先端側が臨み該第1のノズルから吐出された圧縮蒸気が貯留される蒸気貯留室と、この蒸気貯留室に通路を介して連通してなり蒸気を外部に吐出する複数の蒸気吐出孔が形成された蒸気吐出室と、上記蒸気貯留室と蒸気吐出室とを連通する通路を開閉する開閉弁と、上記蒸気貯留室内の熱湯等の水を回収し基端側は給水タンクに接続されてなる第2のノズルと、を備えてなることを特徴とする蒸気吐出装置。
  2. 前記蒸気吐出室に形成された吐出孔は、前記蒸気貯留室と蒸気吐出室とを連通する通路の延長線に対応する位置よりもずれた位置に形成されてなることを特徴とする請求項1記載の蒸気吐出装置。
  3. 前記吐出孔は、径大となされた第1の吐出孔と、この第1の吐出孔よりも小径となされた第2の吐出孔とから構成されてなることを特徴とする請求項1又は2記載の蒸気吐出装置。
  4. 前記開閉弁は、開閉レバーの操作により前記通路を開閉するよう構成されてなるとともに、この開閉レバーの近傍には握り部が形成されてなることを特徴とする請求項1,2又は3記載の蒸気吐出装置。
  5. 前記第1のノズルは蒸気発生部に接続され、この蒸気発生部は、前記第2のノズルに接続された給水タンクに接続されてなるとともに、この給水タンクと第2のノズルとの間には、手動及び/又は自動で開閉する電磁弁が形成され、この電磁弁の開放により、上記蒸気発生部で発生した圧縮蒸気が第1のノズルを通過して上記蒸気貯留室に流入するとともに該蒸気貯留室内の熱湯等の水は上記第2のノズルを通過して上記給水タンクに流入するよう構成されてなることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の蒸気吐出装置。
  6. 前記電磁弁は、所定時間の経過により自動的に開閉を繰り返すよう構成されてなることを特徴とする請求項5記載の蒸気吐出装置。
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