JPH0662972A - シャワー装置 - Google Patents

シャワー装置

Info

Publication number
JPH0662972A
JPH0662972A JP4224155A JP22415592A JPH0662972A JP H0662972 A JPH0662972 A JP H0662972A JP 4224155 A JP4224155 A JP 4224155A JP 22415592 A JP22415592 A JP 22415592A JP H0662972 A JPH0662972 A JP H0662972A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detergent
shower head
hot water
shower
hot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4224155A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Inagaki
聡 稲垣
Makoto Kanai
眞 金井
Makoto Kawai
河合  誠
Junichi Mizutani
淳一 水谷
Takanori Kamitou
孝典 神頭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP4224155A priority Critical patent/JPH0662972A/ja
Publication of JPH0662972A publication Critical patent/JPH0662972A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャンプー、リンス等によって洗髪、洗浄等
を行なう際に、その容器を捜す煩わしさを解消する。 【構成】 湯水を噴射する湯水噴出口7と洗剤を噴射す
る洗剤噴出口8とを一体に設けたシャワーヘッド3と、
3種類の洗剤を収納する洗剤容器4と、3種類の洗剤か
ら一種類を選択する洗剤選択釦9と、洗剤を洗剤容器4
内からシャワーヘッド3の洗剤噴出口8に送給する洗剤
送給手段としての加圧ポンプ5とを備えるとともに、給
湯器1を通過した湯水をシャワーヘッド3に導く湯水流
路6aと洗剤容器4内の洗剤をシャワーヘッド3に導く
洗剤用ホースとを一本にまとめたシャワーホース6を備
えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浴室、洗面所等で洗髪用
シャンプー、リンス等によって洗髪、洗浄等を行なうた
めに使用するシャワー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のシャワー装置を示す全体の
構成図である。
【0003】図において、給湯器31は市水を加温する
ものであり、市水はここで加温された後、または加温さ
れることなく、市水は手動弁32に送給され、更に、手
動弁32で流量が調整され、シャワーヘッド33から外
部に噴射される。
【0004】そして、洗髪、洗浄するときは洗髪用シャ
ンプー、リンス、或いはボディーシャンプー等を容器か
ら必要量取出して、洗髪、洗浄に使用していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のシャ
ワー装置では、洗髪等を行なうとき、その都度シャンプ
ー、リンス等の容器を捜さねばならず、特に、それらの
容器が似ている場合には容器の表示を確認しなければな
らなかった。また、捜す際に髪から流れ落ちてくる洗剤
入りの水が目に入ったりすることがあった。
【0006】そこで、本発明は、その洗剤を捜す煩わし
さを解消できるシャワー装置の提供を課題とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかるシャワ
ー装置は、湯水を噴射する湯水噴出口と洗剤を噴射する
洗剤噴出口とを一体に設けたシャワーヘッドと、洗剤を
収納する洗剤容器と、前記洗剤容器内の洗剤をシャワー
ヘッドの洗剤噴出口に送給する洗剤送給手段と、洗剤の
噴射を行なわせる選択釦とを具備するものである。
【0008】請求項2にかかるシャワー装置は、湯水を
噴射する湯水噴出口と、前記湯水を前記湯水噴出口に導
く湯水流路と、洗剤を噴射する洗剤噴出口と、前記洗剤
を収納する洗剤室と、前記洗剤室内の洗剤を前記洗剤噴
出口に送給する洗剤送給手段とを具備し、前記湯水噴出
口、湯水流路、洗剤噴出口、洗剤室、洗剤送給手段をシ
ャワーヘッドに一体に組込んだものである。
【0009】
【作用】請求項1の発明においては、選択釦の操作によ
って、湯水を噴射するシャワーヘッドから洗剤を噴射で
きるので、使用者は洗剤を必要とする都度、洗剤容器を
捜す必要がない。
【0010】請求項2の発明においては、湯水噴出口、
湯水流路、洗剤噴出口、洗剤室及び洗剤を送給する洗剤
送給手段がシャワーヘッドに一体に組込まれているの
で、コンパクト化され、洗剤容器の設置スペースを節減
できる。
【0011】
【実施例】
〈第一実施例〉まず、本発明の第一実施例を図1乃至図
5に基づいて説明する。
【0012】図1は本発明の第一実施例のシャワー装置
の全体を示す構成図、図2は図1のシャワーヘッドを示
す斜視図、図3は図1の洗剤容器を示す斜視図、図4は
図2のシャワーホースの端部を示す斜視図、図5は図2
の洗剤選択釦を示す構成図である。
【0013】図において、市水を加温する給湯器1は、
灯油或いはガス等の燃焼或いは売電(商用電源)による
ジュール熱によって市水を加温するものである。開閉バ
ルブ2は市水を加温または加温しないままの湯水の流動
を開閉制御するものである。この開閉バルブ2は、図2
に示す操作スイッチ9Dで制御され、操作スイッチ9D
の1回の押圧によって開閉バルブ2が開放され、湯水は
シャワーヘッド3から噴射される。また、操作スイッチ
9Dの次の1回の押圧動作によって開閉バルブ2が閉鎖
され、湯水の噴射が停止される。即ち、開閉バルブ2は
操作スイッチ9Dの押圧毎に開閉動作を繰返す。
【0014】また、図2に示すように、前記シャワーヘ
ッド3の噴出口には、多数の穴が穿設されてなる湯水噴
出口7と中央部に形成された洗剤噴出口8とが設けられ
ており、また、シャワーヘッド3の握り手部分には洗剤
選択釦9が設けられている。
【0015】洗剤選択釦9は、洗髪用シャンプーを洗剤
噴出口8から噴射させるシャンプー用釦9A、リンスを
洗剤噴出口8から噴射させるリンス用釦9B、ボディー
シャンプーを洗剤噴出口8から噴射させるボディーシャ
ンプー用釦9Cからなり、これらシャンプー用釦9A、
リンス用釦9B、ボディーシャンプー用釦9Cは、それ
らの釦自体が直接開閉バルブを構成しており、押圧によ
ってシャンプー用釦9A、リンス用釦9B、ボディーシ
ャンプー用釦9Cは開放され、押圧解除によってシャン
プー用釦9A、リンス用釦9B、ボディーシャンプー用
釦9Cは閉鎖される。
【0016】各種の洗剤を収納する洗剤容器4は、図3
に示すように、独立した各洗剤容器となる室を有してお
り、容器自体が密閉できるものであり、上部空間が各室
に連通している。洗剤容器4は、このシャワー装置の図
示しない電源の投入によって、加圧ポンプ5によって内
圧を所定の圧力に設定している。この圧力によってシャ
ワーホース6を介して各室の洗剤をシャワーヘッド3に
送給している。
【0017】本実施例の洗剤容器4は3室に仕切られて
おり、シャンプー収納部4a、リンス収納部4b及びボ
ディーシャンプー収納部4cが形成されている。そし
て、これらのシャンプー収納部4a、リンス収納部4b
及びボディーシャンプー収納部4cからはそれぞれシャ
ワーヘッド3に送給するためのシャンプー用流路10a
を形成するホース、リンス用流路10bを形成するホー
ス及びボディーシャンプー用流路10cを形成するホー
スが接続されている。
【0018】これら3本の洗剤用のホースは、湯水を通
す湯水通路6aと一体化されるシャワーホース6に導か
れる。これらのシャンプー用流路10aを形成するホー
ス、リンス用流路10bを形成するホース及びボディー
シャンプー用流路10cを形成するホースは、図4に示
すように、湯水通路6aとも一体化されてシャワーホー
ス6となり、シャワーヘッド3のシャンプー用釦9Aの
バルブ9a、リンス用釦9Bのバルブ9b、ボディーシ
ャンプー用釦9Cのバルブ9cを介して、洗剤噴出口8
で一本の通路となるように接続されている。
【0019】即ち、前記シャワーヘッド3に設けられた
洗剤選択釦9は、シャンプー用のバルブ9a、リンス用
のバルブ9b、ボディーシャンプー用のバルブ9cから
構成されており、片手で操作可能であり、押圧によって
流路を開とし、押圧解除によって流路を閉とするもので
ある。なお、本発明を実施する場合には、各バルブを指
で押す毎にラッチ機構によって4分の1ずつ回転し、流
路を開閉するようしてもよい。
【0020】次に、上記のように構成された本実施例の
シャワー装置の使用について説明する。
【0021】使用者は洗髪を行なう場合、まず、本実施
例のシャワー装置の図示しない電源の投入によって、加
圧ポンプ5によって内圧を所定の圧力に設定し、この圧
力によってシャワーホース6を介して洗剤容器4の各室
の洗剤をシャワーヘッド3に送給しておく。そして、操
作スイッチ9Dによって開閉バルブ2を開くと、給湯器
1を通流した湯水がシャワーヘッド3の湯水噴出口7よ
り噴射するので、これを使用して髪を濡らす。次に、操
作スイッチ9Dによって開閉バルブ2を閉じて湯水を止
めた後、シャワーヘッド3を片手で把持したまま、洗剤
選択釦9のうち、シャンプー用の釦、即ち、シャンプー
用釦9Aを押せば、シャンプー用のバルブ9aが開い
て、加圧ポンプ5によって加圧されている洗剤容器4か
らシャワーヘッド3まで送給されていた洗髪用シャンプ
ーが洗剤噴出口8から噴射される。そこで、必要量だけ
洗髪用シャンプーを噴射させた後、その噴射を止め、洗
髪用シャンプーを泡立てて髪の汚れを落とす。次いで、
操作スイッチ9Dによって開閉バルブ2を開いて、湯水
をシャワーヘッド3から出してすすぎ洗いをする。
【0022】すすぎ洗いが終了したら、操作スイッチ9
Dによって開閉バルブ2を閉じ、洗剤選択釦9のうちリ
ンス用釦9Bを押して、加圧ポンプ5によってシャワー
ヘッド3まで送給されていたリンスを洗剤噴出口8より
必要量噴射する。そして、再度、操作スイッチ9Dによ
って開閉バルブ2を開いて湯水を出し、すすぎ洗いをす
る。すすぎ洗いが終了したら、操作スイッチ9Dによっ
て開閉バルブ2を閉じ、洗髪動作が終了する。
【0023】一方、体を洗う場合には、シャワーヘッド
3の洗剤選択釦9のうちボディーシャンプー用のボディ
ーシャンプー用釦9Cを押してスポンジ、タオル等に必
要量を滴下し、泡立ててから体の汚れを落とした後、操
作スイッチ9Dによって開閉バルブ2を開いてシャワー
ヘッド3の湯水噴出口7より湯水を流しながら、ボディ
ーシャンプーを洗い流す。なお、シャワーヘッド3の洗
剤選択釦9を押してボディーシャンプーを噴射しながら
シャワーヘッド3から湯水を噴射させることもでき、シ
ャンプー或いはリンスの容器を捜す煩わしさから開放さ
れ、快適感を味わうことができる。
【0024】なお、シャワーヘッド3に供給される湯水
は給湯器1で加温されていない水であっても同様に使用
できることはいうまでもない。
【0025】このように、上記実施例のシャワー装置
は、湯水を噴射する湯水噴出口7と洗剤を噴射する洗剤
噴出口8とを一体に設けたシャワーヘッド3と、3種類
の洗剤を収納する洗剤容器4と、3種類の洗剤から一種
類を選択する洗剤選択釦9と、洗剤を洗剤容器4内から
シャワーヘッド3の洗剤噴出口8に送給する洗剤送給手
段としての加圧ポンプ5とを備えるとともに、給湯器1
を通過した湯水をシャワーヘッド3に導く湯水通路6a
と洗剤容器4内の洗剤をシャワーヘッド3に導く洗剤用
ホースとを一本にまとめたシャワーホース6を備えたも
のである。
【0026】したがって、上記実施例によれば、湯水を
噴射するシャワーヘッド3から洗剤を噴射できるので、
使用者はその都度洗剤を捜したり、取上げたりする必要
がなく、そして、容器の表示を確認する必要もない。こ
のため、使用した洗剤の容器を置く際に、髪から流れ落
ちてくる洗髪水が目に入ったりすることがなくなる。
【0027】また、3種類の洗剤から一種類を選択する
シャンプー用釦9A、リンス用釦9B、ボディーシャン
プー用釦9Cからなる洗剤選択釦9が、シャワーヘッド
3に設けられているので、所要の洗剤を簡単に取出すこ
とができる。
【0028】更に、湯水をシャワーヘッド3に導く湯水
通路6aと洗剤をシャワーヘッド3に導く洗剤用のホー
スとが一本のシャワーホース6として設けられているの
で、シャワーヘッド3の取扱いが容易である。
【0029】ところで、本実施例のシャワー装置は、湯
水を噴射する湯水噴出口7と洗剤を噴射する洗剤噴出口
8とを一体に設けたシャワーヘッド3と、複数種の洗剤
を収納する洗剤容器4と、複数種の洗剤から一種類を選
択する選択スイッチ9と、洗剤を洗剤容器4内からシャ
ワーヘッド3の洗剤噴出口8に送給する洗剤送給手段と
を具備するものである。しかし、本発明を実施する場合
には、洗剤容器4、選択スイッチ9は、1つ以上として
実施することができる。
【0030】そして、本実施例のシャワー装置は、給湯
器1を通過した湯水をシャワーヘッド3に導く湯水流路
6と洗剤容器4内の洗剤をシャワーヘッド3に導くシャ
ンプー用流路10a、リンス用流路10b及びボディー
シャンプー用流路10cからなる洗剤流路とが一体に設
けられたシャワーホース6としたものであるから、その
シャワーホース6の取扱いが容易となる。
【0031】〈第二実施例〉次に、本発明の第二実施例
のシャワー装置を図6に基づいて説明する。
【0032】図6は本発明の第二実施例のシャワー装置
におけるシャワーヘッドを示す断面図である。
【0033】図において、シャワーヘッド11は内部の
下側と上側にそれぞれ湯水を通す湯水流路12とシャン
プー等の洗剤を貯留する洗剤室13とが形成されてお
り、一端部にはシャワーホース6との接続部14が形成
されている。そして、湯水流路12の先端部には多数の
穴が形成されてなる湯水噴出口15がボルト16によっ
てシャワーヘッド11の本体に取付けられている。
【0034】一方、洗剤室13の上部には洗剤補給口1
7が設けられており、蓋18が着脱自在に取付けられて
いる。更に、内部の洗剤を出口側に送給するための細い
パイプ19が挿通されている。洗剤室13の出口側には
洗剤供給室20がシャワーヘッド11の本体に一体に形
成されており、その全体はシリンダ構造をなし、内部側
先端部がピストンに形成された洗剤釦21が洗剤供給室
20の内部に配設されたコイルばね22の弾性力に抗し
て上下動できるようになっている。この洗剤供給室2
0、洗剤釦21、コイルばね22はポンプを形成し、洗
剤送給手段となるものである。23はパイプ19内から
供給されてきた洗剤を出口側に通すとともに洗剤供給室
20内からパイプ19への逆流を防止する逆止弁、24
は洗剤供給室20内の洗剤をシャワーヘッド11の先端
部下面に設けられた洗剤噴出口25に通す弁である。
【0035】次に、上記のように構成された第二実施例
のシャワー装置を使用して行なう洗髪について説明す
る。
【0036】使用者は洗髪を行なう場合、まず、第一実
施例と同じ開閉バルブ2を開くと、給湯器1を通流した
湯水がシャワーヘッド11の湯水噴出口15より噴射す
るので、これを使用して髪を濡らす。次に、開閉バルブ
2を閉じて湯水を止めた後、シャワーヘッド11を片手
で保持したまま、洗剤釦21を、例えば、人差指で押せ
ばシリンダ機構により洗剤供給室20内まで送給されて
いる洗髪用シャンプーが弁24を通過して洗剤噴出口2
5より滴下する。そこで、必要量だけ洗髪用シャンプー
を滴下させた後、洗剤釦21から指を外せば、コイルば
ね22の弾性力によって洗剤釦21が上動して滴下が止
まるので、洗髪用シャンプーを泡立てて汚れを落とす。
次いで、開閉バルブ2を開き、湯水をシャワーヘッド3
から出してすすぎ洗いをする。この後、適宜リンスをか
けて洗いをする。なお、このシャワーヘッド11にリン
ス用の洗剤室と洗剤釦、洗剤供給室を併設すれば、洗髪
用シャンプーの場合と同様にリンス洗いが楽になる。こ
のようにして、洗髪が終了する。
【0037】上記第二実施例のシャワー装置は、湯水を
噴射する湯水噴出口15と、湯水を前記湯水噴出口15
に導く湯水流路12と、洗剤を噴射する洗剤噴出口25
と、洗剤を収納する洗剤室13と、前記洗剤室13内の
洗剤をシャワーヘッド11の洗剤噴出口25に送給する
洗剤供給室20、洗剤釦21及びコイルばね22からな
る洗剤送給手段をシャワーヘッド11に一体に組込んだ
ものである。
【0038】したがって、第一実施例と同様の効果を期
待できるとともに、湯水噴出口15、湯水流路12、洗
剤噴出口25、洗剤室13及び洗剤を送給する洗剤送給
手段がシャワーヘッド11に一体に組込まれているの
で、若干重量は増すが、コンパクト化され、洗剤容器の
設置スペースを節減することができる。
【0039】ところで、上記各実施例においては、シャ
ワーヘッドの湯水噴出口と洗剤噴出口とを分離して設け
ているが、本発明を実施する場合には、これに限定され
るものではなく、湯水流路と洗剤流路との間に開閉弁を
設けて湯水と洗剤とを一つの噴出口から同時に噴射させ
ることも可能である。これによれば、例えば、ボディー
シャンプーとの同時使用等において便利となる。
【0040】また、上記第一実施例の洗剤容器4は、洗
髪用シャンプー用、リンス用、ボディーシャンプー用の
3種類の洗剤を収納するものとしているが、本発明を実
施する場合には、これに限定されるものではなく、その
数、種類は、例えば、家族の各人、男女等のように、任
意に設定できることは言うまでもない。
【0041】そして、上記実施例のシャワーヘッド3の
洗剤選択釦9は、バルブを構成するものであるが、本発
明を実施する場合には、スイッチ機構とし、それらのス
イッチ操作によってシャワーホース6のシャンプー用流
路10a、リンス用流路10b及びボディーシャンプー
用流路10cからなる洗剤流路を電磁バルブ等のバルブ
で開閉してもよいし、或いは各洗髪用シャンプー、リン
ス、ボディーシャンプー用として対応付けた各ポンプを
駆動してもよい。しかし、上記実施例のように、圧力に
よってシャワーヘッドの洗剤噴出口付近まで各洗髪用シ
ャンプー、リンス、ボディーシャンプー等を導いておく
構成であると、シャワーヘッドまで電気を導く必要がな
くなるから、高価な絶縁変圧器等を使用する必要性がな
くなるから、廉価に製造できる。
【0042】更に、第二実施例のシャワーヘッド11の
本体は、洗剤室13の外壁部分のみ透明樹脂とすること
も可能である。この場合、洗剤室13内の洗剤の残量を
簡単に確認できる。
【0043】〈第三実施例〉また、図7は本発明の第三
実施例のシャワー装置における洗剤室13をカートリッ
ジ式としたシャワーヘッドを示す断面図である。
【0044】図7に示すように、洗剤室13をシャワー
ヘッド11と独立に構成し、湯水噴出口となるヘッド本
体11Bと分離し、着脱自在としても良い。この場合、
洗剤室13がカートリッジ式に簡単に着脱可能の洗剤室
用ヘッド部11Aとなり、シャンプー、リンス等の使い
分けや、使用者毎による使い分けが可能となる。更に、
カートリッジ式の洗剤室13に洗剤が入った状態で供給
されれば、使用者が洗剤を補給しても良くなり利便性が
改善される。カートリッジ式の洗剤室13はアンダーカ
ット等によりシャワーヘッドに簡易固定される。
【0045】
【発明の効果】以上のように、請求項1のシャワー装置
においては、湯水を噴射する湯水噴出口と洗剤を噴射す
る洗剤噴出口とを一体に設けたシャワーヘッドと、洗剤
を収納する洗剤容器と、前記洗剤容器内の洗剤をシャワ
ーヘッドの洗剤噴出口に送給する洗剤送給手段と、前記
洗剤噴出口から洗剤の噴射を行なわせる選択釦とを具備
するものである。したがって、湯水を噴射するシャワー
ヘッドから洗剤を噴射できるので、使用者はその都度洗
剤を捜す必要がない。このため、洗髪、洗浄が楽になる
とともに、捜す間に洗剤入りの水が目に入ったりするこ
とがなくなる。特に、複数の洗剤をシャワーヘッドに送
給でき、かつ、選択釦を有しているので、所要の洗剤を
簡単に取出すことができる。
【0046】請求項2のシャワー装置においては、湯水
を噴射する湯水噴出口と、湯水を前記湯水噴出口に導く
湯水流路と、洗剤を噴射する洗剤噴出口と、洗剤を収納
する洗剤室と、前記洗剤容器内の洗剤をシャワーヘッド
の洗剤噴出口に送給する洗剤送給手段とをシャワーヘッ
ドに組込んだものである。したがって、特に、湯水噴出
口、湯水流路、洗剤噴出口、洗剤室及び洗剤を送給する
洗剤送給手段がコンパクト化され、洗剤容器の設置スペ
ースを節減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第一実施例のシャワー装置の全
体を示す構成図である。
【図2】図2は図1のシャワーヘッドを示す斜視図であ
る。
【図3】図3は図1の洗剤容器を示す斜視図である。
【図4】図4は図2のシャワーホースの端部を示す斜視
図である。
【図5】図5は図2の洗剤の選択釦を示す構成図であ
る。
【図6】図6は本発明の第二実施例のシャワー装置にお
けるシャワーヘッドを示す断面図である。
【図7】図7は本発明の第三実施例のシャワー装置にお
けるシャワーヘッドを示す断面図である。
【図8】図8は従来のシャワー装置の全体を示す構成図
である。
【符号の説明】
3,11 シャワーヘッド 4 洗剤容器 4a シャンプー収納部 4b リンス収納部 4c ボディーシャンプー収納部 5 加圧ポンプ 6 シャワーホース 7,15 湯水噴出口 8,25 洗剤噴出口 9 洗剤選択釦 12 湯水流路 13 洗剤室 20 洗剤供給室 21 洗剤釦
フロントページの続き (72)発明者 河合 誠 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 水谷 淳一 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 神頭 孝典 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湯水を噴出する湯水噴出口と洗剤を噴出
    する洗剤噴出口を設けたシャワーヘッドと、 洗剤を収納する洗剤容器と、 前記洗剤容器内の洗剤をシャワーヘッドの洗剤噴出口に
    送給する洗剤送給手段と、 前記洗剤噴出口から洗剤の噴出を行なわせる操作を行な
    う選択釦とを具備することを特徴とするシャワー装置。
  2. 【請求項2】 湯水を噴出する湯水噴出口と、前記湯水
    を前記湯水噴出口に導く湯水流路と、洗剤を噴出する洗
    剤噴出口と、前記洗剤を収納する洗剤室と、前記洗剤室
    内の洗剤を前記洗剤噴出口に送給する洗剤送給手段とを
    具備し、 前記湯水噴出口、湯水流路、洗剤噴出口、洗剤室、洗剤
    送給手段をシャワーヘッドに組込んだことを特徴とする
    シャワー装置。
JP4224155A 1992-08-24 1992-08-24 シャワー装置 Pending JPH0662972A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4224155A JPH0662972A (ja) 1992-08-24 1992-08-24 シャワー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4224155A JPH0662972A (ja) 1992-08-24 1992-08-24 シャワー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0662972A true JPH0662972A (ja) 1994-03-08

Family

ID=16809400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4224155A Pending JPH0662972A (ja) 1992-08-24 1992-08-24 シャワー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0662972A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100408013B1 (ko) * 2001-06-26 2003-12-03 웅진코웨이주식회사 화장수를 공급하는 기능을 가지는 연수기
JP2006043592A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Kao Corp 混合用アタッチメント
KR100595903B1 (ko) * 2004-06-17 2006-07-03 신동만 자동 재보충 기능이 있고 허브 오일 선택 조합이 가능한허브오일 공급용 샤워기

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100408013B1 (ko) * 2001-06-26 2003-12-03 웅진코웨이주식회사 화장수를 공급하는 기능을 가지는 연수기
KR100595903B1 (ko) * 2004-06-17 2006-07-03 신동만 자동 재보충 기능이 있고 허브 오일 선택 조합이 가능한허브오일 공급용 샤워기
JP2006043592A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Kao Corp 混合用アタッチメント

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210329886A1 (en) Pet bathing tool and system
EP1789207B1 (en) Steam cleaner containing a self-contained liquid dispensing unit
US4968166A (en) Carpet cleaning machine with foaming control block with heater and brush
US4171169A (en) Hand held washer
JPH0662972A (ja) シャワー装置
KR102342459B1 (ko) 다용도 샤워헤드
JP2001276173A (ja) 鼻洗浄器
JP2001190440A (ja) シャワー装置
JP2001259488A (ja) 吐出装置
KR200405606Y1 (ko) 핸디형 스팀청소기
KR200291545Y1 (ko) 미용제 공급장치
CN214497737U (zh) 一种智能马桶
JPS61196926A (ja) 携帯用局部洗浄器
KR200302253Y1 (ko) 비눗물 및 물 분사장치
KR102346100B1 (ko) 샤워장치
KR101563868B1 (ko) 청소 노즐 및 청소 노즐을 갖는 청소기와 그 운전 방법
KR200211443Y1 (ko) 비데
US6098232A (en) Hand and finger nail wash unit
CN117958166A (zh) 洗爪装置
JPS61179118A (ja) 携帯用局部洗浄器
JP3780163B2 (ja) 温水洗浄器
KR200292319Y1 (ko) 물비누와 샴푸가 내장된 바디샤워기
JPH11146841A (ja) 携帯用身体洗浄装置
KR970000275Y1 (ko) 자동차용 세척기
JP2566871Y2 (ja) 液状界面活性剤供給装置