JP2004127810A - 面光源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】均一な輝度分布の面状照射光を光のロスを抑えて効率良く出射できると共に部品点数が少なく小型化に有利な、点光源を用いた面光源装置を提供する。
【解決手段】点光源としてのLED素子1が、導光板2の光入射面2aに密着配置されている。導光板2の光入射面2aに対向する端面2bは、放物曲面に形成されており、これに金属反射膜3が被着されている。導光板2の一対の主面のうちの一方を光出射面2cとし、この光出射面2cは平面に形成されている。そして、光出射面2cの反対側主面2dには、複数の突状2d1 を平行に延在させてなる光路制御パターンPが形成されている。この光路制御パターンPは、入射光を金属反射膜3側へ向けて全反射させ、反射膜3からの反射光を光出射面2cに向けて全反射させる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、面状に出射する照射光を得る面状光源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、面状に出射する照射光を得る面状光源装置として、サイドライト型光源装置がよく用いられている。このサイドライト型光源装置は、透明な樹脂製の導光板の一端面或いは複数の端面に光源を配置し、この光源から射出され導光板に入射した光を導光板の裏面に形成した拡散反射部により表面側に反射させ、表面から面状に光を出射させるものである。
【0003】
上記サイドライト型光源装置には、光源として冷陰極管等の線状に光を射出する線状光源を配置するものがあるが、この場合、線状光源が光源装置全体の薄型化を促進する際の障害となる。また、線状光源は低消費電力化の面でも不利である。そこで、光源として小型で薄く且つ消費電力が低いLED等の点光源を用いるサイドライト型光源装置が提案されている。(例えば特許文献1参照)
【0004】
【特許文献1】
特開2001−133776号公報(2頁、第22図、第23図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、点光源を用いるサイドライト型光源装置は、導光板の出射面全域にわたり輝度が均一な照射光を得ることが難しい。また、点光源からの射出光をプリズムアレイ等の光偏向素子を介して導光板に入射させることにより均一な輝度分布の照射光を得ることは可能であるが、その場合、部品点数が増加して光源装置の小型化に逆行するだけでなく、光偏向素子を介することにより光をロスする。
【0006】
本発明は、均一な輝度分布の面状照射光を光のロスを抑えて効率良く出射できると共に部品点数が少なく小型化に有利な、点光源を用いた面光源装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の面光源装置は、点光源と、この点光源から射出された光が入射する入射面と、この入射面に対向する対向面と、面状に広がりを持った光を出射させる出射面と、前記入射面から入射した光を前記対向面へ向けて進行させ、前記対向面側から前記入射面側へ進行する光の進行方向を制御して前記出射面から出射させる光路制御パターンとを備えた導光体と、この導光体の対向面側に配置され、前記対向面を介して進行する光を前記導光体内に反射させる反射部材とを、有することを特徴とするものである。
【0008】
この面光源装置においては、点光源から出射された光が導光板内に入射した後、入射面とは反対側の対向面から一旦出射した後、反射部材により反射され再度導光板内に戻されて光路制御パターンにより、その光路が光出射面に向けられ、この光出射面から光が面状に出射される。即ち、点光源から射出され導光板内に入射した光を導光板内を一度透過させた後に再度導光板内に戻し、この導光板内に戻された光を光路制御パターンにより面状に広げ出射させる。
【0009】
従って、点光源から射出された光が少なくとも導光板を平面方向に透過する単一媒体の比較的長い光路を経た後に出射されるから、その長い光路で光が混合される。これにより、点光源から放射状に射出される光に備わっていた射出方向毎の強度分布のムラが緩和され、輝度分布が均一な面状照射光を得ることが可能となる。
【0010】
その結果、低消費電力で光源装置の小型薄型化に好適な点光源を用い、全体にわたり輝度分布が均一な面状照射光を得ることが可能となる。また、点光源と導光板と反射部材だけからなる簡単な光路構成であるから、光のロスが顕著に抑制されると共に面状光源装置の小型化が更に促進される。
【0011】
本発明の面光源装置は、請求項2に記載のように、反射部材は点光源の光射出位置を中心とする放物曲面に形成された反射面を備えていることが好ましく、これにより、進行方向が略平行に揃えられた反射光が得られ光のロスが低減される。そしてこの場合、請求項3に記載のように、光路制御パターンを、前記反射部材により反射され前記導光板に入射した光のうちの強度がピークを形成する光の進行方向に対し直交する方向へ延在する複数の平行な突条からなるパターンとすることにより、光出射面に向かう光の進行方向をその法線方向に沿わせることができ、正面輝度が高く輝度分布が均一な面状照射光を得ることが可能となる。また、光路制御パターンが簡単なパターンであるから導光板の透明度を低下させることがなく、フロントライト等にも好適に適用できる。
【0012】
加えて、請求項4に記載のように、前記点光源と前記反射部材を複数対設けても良く、これにより大面積にわたり輝度分布が均一な面状照射光を簡単な構造で光のロスを抑えて効率良く得ることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
まず、この発明の実施の形態における第1の例(以下、第1実施形態という)について、図1(a)、(b)に基づき説明する。なお、図1(a)は第1実施形態としての面光源装置を示す平面図、図1(b)はそのB−B断面図である。また、面光源装置の平面方向を互いに直交するx方向(紙面左右方向)、y方向(紙面上下方向)で表されるx−y平面方向と定義し、面光源装置の厚さ方向をそれらx、y方向に直交するz方向(紙面垂直方向)と定義する。以下の各図においても、同様に定義する。
【0014】
本例では、光を放射状に出射する点光源として、LED素子が使用されている。図1において、そのLED素子1が、導光板2の一端面2aにその発光面1aを密着させて設置されている。本例の導光板2は、前記LED素子1が設置された一端面2aに対向する対向面が放物面形状の反射面を形成している。すなわち導光板は、平面形状の一辺が放物線で他の3辺が直線の4辺で形成される実質的に透明な平板からなり、放物線の辺の対向辺を含む端面2aが前記LED素子1から出射される光を入射せる光入射面に設定されている。この光入射面2aは平面に形成されており、その長手方向(x方向)中央にLED素子1が設置されている。
【0015】
光入射面2aに対向する放物線の辺を含む端面2bは、放物曲面に形成されている。この端面2bの放物曲面は、LED素子2aの発光面1aのx方向中点Oを焦点とする放物曲面である。
【0016】
導光板2の二つの主面のうち、平面に形成された一方の主面2cが光出射面に設定されている。そして、光出射面2cの反対側の主面(以下、反光出射面という)2dには、光入射面5aから入射してきた光を反対側の放物曲面2bに向けて全反射させると共に、放物曲面2b側つまり反光入射面側から進行してきた光を光出射面2cに向けて全反射させる光路制御パターンPが形成されている。本例の光路制御パターンPは、反光入射面2b側から進行してくる光のうちの強度がピークを示す光の進行方向に対して実質的に直交する方向へ延在する複数の突条2d1 を並列に連ねたパターンに形成されている。これら突条2d1 は、それぞれ、断面が鈍角三角形をなし、光入射面2a側の幅狭の斜面2d2 とこれよりも幅広の反光入射面側の斜面2d3 を備えている。この反光入射側の幅広斜面2d3 の内面で光入射面5aから入射してきた光を反対側の放物曲面2bに向けて全反射させ、光入射面2a側の幅狭斜面2d2 の内面で反光入射面2b側から進行してきた光を光出射面2cに向けて全反射させる。
【0017】
このように、本例の光路制御パターンPは、複数の突条を平行に連ねて形成した簡単なパターンであるから、導光板2の透明度を実質的に低下させることがなく、また、その製造も容易である。
【0018】
導光板2の放物曲面をなす反光入射面2dには、ここから出射しようとする導光体2の透過光を導光体2内に反射させる反射部材として、反射膜3が被着されている。本例の反射膜3は、銀若しくはアルミニウム等の金属を反光入射面2bに蒸着させて形成されており、従って、その反光入射面2bに密着する光反射面3aは放物曲面をなす鏡面の反射面となっている。なお、反射膜3は、アルミニウム箔等の金属薄膜を反光入射面2bに接着して形成してもよい。
【0019】
上述のように反射膜3を形成することにより、この反射膜3により導光板2内に反射される光の強度分布において、放物線の中心軸Axに沿った方向(y−z平面方向)に平行に進行する光の強度がピークを示す。これは、LED素子1を前述したようにその発光面1aのx方向中点Oが放物曲面2bの中心に位置するように配置したからである。従って、前述した光路制御パターンPの突条2d1 は、光入射面2aの長手方向つまりx方向に平行に延在する突条である。
【0020】
光路制御パターンPが形成された反光出射面2dに対向させて、反射板4が配置されている。この反射板4は、反光出射面2dの内面つまり幅狭斜面2d2 や幅広斜面2d3 の内面で全反射されずに外部に出射した光を反射させて再び導光板2に入射させるために設けられており、本例ではその反射面4aが鏡面に形成されている。
【0021】
次に、上述のように構成された面光源装置による光照射作用について、光線イ、ロ、ハ、ニ、ホを例に挙げて説明する。
【0022】
LED素子1における発光面1aの中心Oから放射状に射出された光線イ〜ホは、導光板2内に光入射面2aから入射し、光出射面2cの内面、又は光路制御パターンPの幅広斜面2d3 の内面で全反射し、若しくはこれらの内面の間で全反射を繰り返して、反光入射面2b側に向かう。これら光線イ〜ホは反光入射面2bを介してこれに被着されている反射膜3の反射面3aで鏡面反射される。この際、反射面3aは光射出位置Oを焦点とする放物曲面であるから、放物曲面の焦点から射出した光線イ〜ホは、反射面3aで放物曲面の中心軸Axを含む平面(y−z面)に平行な方向に反射され、導光板2内に戻される。
【0023】
導光板2内をy−z面方向に平行に進行する光線イ〜ホは、反光出射面2dに形成されている光路制御パターンPのうちの幅狭斜面2d2 の何れかに入射し、光出射面2cに向け全反射される。ここで、光路制御パターンPを構成する突条2d1 は、反射膜3により反射され導光板2内に戻された光のうちの強度がピークを示す光の光路に対し直交する方向へ平行に延在しているから、そのピークを形成する光である光線イ〜ホは、光出射面2cの法線方向つまりz方向に沿って全反射される。
【0024】
光線イ〜ホ以外のLED素子1からの射出光も、略同様の光路を経て光路制御パターンPの何れかの幅狭斜面2d2 に至り、この後光出射面2cに向けて全反射されるか、或いは一旦外部に出射した後に反射板4により反射されて導光板2内に戻され光出射面2cに向かう。
【0025】
かくして、光線イ〜ホを含むLED素子1から射出された光の大部分は、光路制御パターンPを介して光出射面2cに向かい、光出射面2cから大略その法線方向(z方向)に沿って出射される。この場合、光線イ〜ホを含むLED素子1からの射出光は、点光源から放射状に射出された光であって互いに異なる方向に射出された光であるから、図示されるように光路制御パターンPにおいて全反射される位置も互いに異なり、その結果、光出射面2cにおける出射位置の偏りが防止され、出射される面状照射光の輝度分布が均一化される。なお、図1(a)の平面図では、導光板5の光出射面2cからの出射光を◎で示してあり、以下、同様に図示する。
【0026】
以上のように、本例の面光源装置によれば、点光源のLED素子1から出射された光が導光板2の平面方向に沿った長い光路を経た後に反射膜3により反射されて導光板2内に戻される。従って、点光源から放射状に射出された光がその導光板2内の比較的長い単一媒体光路を反射を繰り返しながら進行するうちに、光の進行方向(光路)毎の強度分布のばらつきが緩和される。なお、この光路は単一媒体内の光路であるから、比較的長い光路であっても光のロスは極めて少ない。
【0027】
そして、光路毎の強度分布のばらつきが緩和された反射膜3 による反射光は、光路制御パターンPが形成された反光出射面2dの全域に均等に入射し、その光路制御パターンPを介して面状に広げられて光出射面2cから大略その法線方向に沿って出射される。これにより、光出射面の全体にわたり略均一な輝度分布で出射される面状照射光が光のロスを抑えて効率良く得られる。
【0028】
また本例では、光路制御パターンPを、反射膜3による反射光のうちの強度がピークを示す反射光の進行方向に対して直交する方向へ延在する突条からなるパターンに形成してあるから、面状出射光の方向をその光出射面の法線方向に揃えることができ、正面輝度が高く且つ全体にわたり輝度分布が均一な面状照射光を光のロスを抑えて効率良く得ることができる。
【0029】
次に、本発明の第2実施形態を、図2に基づき説明する。なお、以下の実施形態の説明においては、上述した第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付しその説明を省略する。
【0030】
本例の面光源装置は、導光板5として平面形状が長方形をなす透明な平板を用い、その光入射面5aの対向面5b側には、その対向面5bに離隔させて反射部材としての反射板6が配置されている。この反射板6は、放物曲面をなす反射面6aを備えており、この放物曲面の焦点OにLED素子1における発光面1aのx方向中点が位置するように配置されている。その他の構成は、第1実施形態と同じである。
【0031】
上述のように構成された面光源装置においては、LED素子1の発光面1aの中心以外から射出した光線イ、ロ、ニ、ホが反射板6の反射面6aで反射された後、y−z面方向に平行に進行する。これらの光線イ、ロ、ニ、ホと放物曲面の中心軸Axに沿った光線ハ等を含むy−z面方向に平行に進行する反射光は、反射光の光路毎の強度分布でピークとなる光である。これらの光線は、光路制御パターンPの幅狭斜面5d2 の内面で光出射面5cに向けてz方向に全反射され、光出射面5cからその法線方向に沿って出射される。
【0032】
以上のように、本第2実施形態の面光源装置によっても、光出射面5cからの出射光の光路をその光出射面5cの法線方向に大略揃えることができ、正面輝度が高く且つ全体にわたり輝度分布が均一な面状照射光を光のロスを抑えて効率良く得ることができる。
【0033】
次いで、本発明の第3実施形態を図3に基づき説明する。
本例の面光源装置は、点光源としてのLED素子を2個用いている。2個のLED素子1、1´は、導光板7の光入射面7aに各発光面1a、1a´を密着させて設置されている。
【0034】
導光板7は、光入射面7aの対向面7bが2個の放物曲面7b1 、7b2 を並列に連ねた形状、つまり、第1実施形態における導光板2を2個並列に接合した形状、に形成されている。2個の放物曲面7b1 、7b2 には、鏡面反射膜8、8´がそれぞれ被着されている。
【0035】
そして、2個のLED素子1は、各々の放物曲面7b1 、7b2 の各焦点O、O´に、それぞれの発光面1a、1a´のx方向中点が位置するように配置されている。
【0036】
上述のように構成された面光源装置においては、各LED素子1、1´から射出された光の大部分は、対応する鏡面反射膜8、8´で反射され、第1実施形態の場合と同様に光出射面7cから略均等にその法線方向へ出射される。従って、本例の面光源装置によれば、大面積の光出射面7cから正面方向において輝度が高く且つ輝度分布が均一な大面状照射光を出射させることができる。なお、各各LED素子1、1´から射出された光で隣接する導光板領域に進入し隣りの鏡面反射膜8、8´で反射された光は、光出射面7cから法線方向(正面方向)以外の方向に出射されることが多いが、本例では2個のLED素子を配置してあるので、本例の面光源装置が第1実施形態のものに比べて正面輝度が低下することはない。
【0037】
なお、本発明は、上記の第1乃至第3実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲において種々の変形が可能であることは勿論である。
【0038】
例えば、光路制御パターンは、入射面側から入射した光を反射部材側へ反射させると共に反射部材側から入射した光を出射面に向けて反射させるパターンであればよく、第1乃至第3実施形態のような鋸歯状断面の突条を連設したものに限るものではない。
【0039】
【発明の効果】
本発明の面光源装置は、点光源と、この点光源から射出された光が入射する入射面と、この入射面に対向する対向面と、面状に広がりを持った光を出射させる出射面と、前記入射面から入射した光を前記対向面へ向けて進行させ、前記対向面側から前記入射面側へ進行する光の進行方向を制御して前記出射面から出射させる光路制御パターンとを備えた導光体と、この導光体の対向面側に配置され、前記対向面を介して進行する光を前記導光体内に反射させる反射部材とを有するから、点光源から射出され導光板内に入射した光を導光板内を一度透過させた後に再度導光板内に戻した後、光路制御パターンを介し光を面状に広げて出射させることができる。従って、点光源から射出された光が少なくとも導光板の平面方向に沿った比較的長い単一媒体光路を経た後に出射されるから、その単一媒体光路を進行中に光が混合されて射出段階での光強度分布のムラが緩和され、輝度分布が均一な面状照射光を得ることが可能となり、その結果、低消費電力で光源装置の小型薄型化に好適な点光源を用い、全体にわたり輝度分布が均一な面状照射光を得ることが可能となる。また、点光源と導光板と反射部材だけからなる簡単な構造であるから、光のロスが顕著に抑制されると共に面状光源装置の小型化が更に促進される。
【0040】
また、本発明の面光源装置は、請求項2に記載のように、反射部材を点光源の光射出位置を焦点とする放物曲面に形成された反射面を備えるように形成することにより、進行方向が略平行に揃えられた反射光が得られ光のロスが低減される。そしてこの場合、請求項3に記載のように、光路制御パターンを、反射部材により反射され前記導光板に入射した光のうちの強度がピークを示す光の進行方向に対して直交方向へ平行に延在する複数の突条からなるパターンとすることにより、正面輝度が高く輝度分布が均一な面状照射光を光のロスを抑えて効率良く得ることができる。また、この場合、光路制御パターンが簡単なパターンであるから導光板の透明度を低下させることがなく、フロントライト等にも好適に適用できる。
【0041】
更に、本発明の面光源装置では、請求項4に記載のように、点光源と反射部材を複数対設けても良く、これにより大面積にわたり輝度分布が均一な面状照射光を簡単な構造で光のロスを抑えて効率良く得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態としての面光源装置を示し、(a)は平面図、(b)はそのB−B断面図である。
【図2】この発明の第2実施形態としての面光源装置を示し、(a)は平面図、(b)はそのB−B断面図である。
【図3】この発明の第3実施形態としての面光源装置を示し、(a)は平面図、(b)はそのB−B断面図である。
平面図である。
【符号の説明】
1、1´…LED素子
1a、1a´…発光面
2、5、7…導光板
2a、5a、7a…光入射面
2c、5c、7c…光出射面
2d1 、5d1 、7d1 …突条
3、8、8´…反射膜
4、6…反射板
P…光路制御パターン

Claims (4)

  1. 点光源と、
    前記点光源から射出された光が入射する入射面と、前記入射面に対向する対向面と、面状に広がりを持った光を出射させる出射面と、前記入射面から入射した光を前記対向面へ向けて進行させ、前記対向面側から前記入射面側へ進行する光の進行方向を制御して前記出射面から出射させる光路制御パターンとを備えた導光体と、
    前記導光体の対向面側に配置され、前記対向面を介して進行する光を前記導光体内に反射させる反射部材とを、
    有することを特徴とする面光源装置。
  2. 前記反射部材は、前記点光源の光射出位置を焦点とする放物曲面に形成された反射面を備えていることを特徴とする請求項1記載の面光源装置。
  3. 前記光路制御パターンは、前記反射部材により反射され前記導光板に入射した光のうちの強度がピークを示す光の進行方向に対し直交する方向に延在する複数の突条からなるパターンであることを特徴とする請求項2記載の面光源装置。
  4. 前記点光源と前記反射部材とが複数対設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の面光源装置。
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