JP2004126791A - 遊戯施設における利用者管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者にとっての使い勝手やセキュリティを向上する。
【解決手段】本発明の利用者管理システムは、利用者の認証情報を登録する登録装置1、認証情報を管理するととに利用者の個人認証を行う管理サーバ2、利用者の個人認証のために認証情報を管理サーバ2に与える認証装置3を備え、画像処理によって抽出した利用者の顔の特徴を認証情報としているため、アトラクションを利用する際に認証装置3に顔を見せるだけで個人認証が行え、利用者は入場カードのような認証用の部材を携帯する必要がない。よって、入場カードの紛失や盗難の虞がなく、利用者にとっての使い勝手やセキュリティが向上する。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明の利用者管理システムは、利用者の認証情報を登録する登録装置1、認証情報を管理するととに利用者の個人認証を行う管理サーバ2、利用者の個人認証のために認証情報を管理サーバ2に与える認証装置3を備え、画像処理によって抽出した利用者の顔の特徴を認証情報としているため、アトラクションを利用する際に認証装置3に顔を見せるだけで個人認証が行え、利用者は入場カードのような認証用の部材を携帯する必要がない。よって、入場カードの紛失や盗難の虞がなく、利用者にとっての使い勝手やセキュリティが向上する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊園地やアミューズメントパークなどの遊戯施設を利用する利用者の入退や利用状況を管理する利用者管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
遊園地やアミューズメントパークなどの遊戯施設では、例えば、利用者の入退場を管理するために入退場ゲートにカード式のゲート装置が設けられ、利用者が購入した入場カード(磁気カードあるいはICカード)に記憶されている情報をゲート装置で読み取って利用者の施設内への入場可否が判断されていた(特許文献1参照)。
【0003】
一方、遊戯施設内に設置される数々のアトラクションを利用する際の料金徴収に関しては、例えば、入場カードを提示することで全てのアトラクションを何度でも利用可能とする方法や、あるいは入場カードに記憶されている料金情報をアトラクション毎に設けられたゲート装置に読み取らせて料金情報を書き換えることによって利用料金を徴収する方法が採られている。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−57126号公報(第2頁、第3図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のようなカード式のゲート装置を用いた利用者管理システムでは、利用者は常時入場カードを携帯していなければならず、利用者にとっては使い勝手が悪いだけでなく、紛失や盗難によって入場カードをなくしてしまう虞があった。しかも、入場カードに料金情報を記憶させている場合、なくした入場カードを第3者に不正に使用されて金銭的な損害を被る虞もあった。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、利用者にとっての使い勝手やセキュリティを向上した遊戯施設における利用者管理システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、1乃至複数のアトラクションが設置された遊戯施設を利用する利用者の入退や利用状況を管理する利用者管理システムであって、遊戯施設の入口に設置され、遊戯施設に入場する利用者の認証情報を登録する登録装置と、登録装置で登録された利用者の認証情報を管理する管理サーバと、遊戯施設内における各アトラクションの近辺に設置され、アトラクションを利用しようとする利用者の認証情報を管理サーバに与えて認証を求める認証装置とを備え、登録装置は、利用者の顔の画像情報を取得する画像情報取得手段と、画像情報取得手段で取得した画像情報を画像処理することで利用者の顔の特徴を抽出する画像処理手段と、画像処理手段で抽出された利用者の顔の特徴を認証情報として管理サーバに通知する通知手段とを具備し、認証装置は、利用者の顔の画像情報を取得する画像情報取得手段と、画像情報取得手段で取得した画像情報を画像処理することで利用者の顔の特徴を抽出する画像処理手段と、画像処理手段で抽出された利用者の顔の特徴を認証情報として管理サーバに通知する通知手段とを具備し、管理サーバは、登録装置から通知された認証情報を保存するデータベースと、認証装置から通知された認証情報をデータベースに保存された認証情報と照合する照合手段と、照合手段による照合結果を認証装置に通知する通知手段とを具備したことを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、登録装置により認証情報を登録した利用者が遊戯施設内に滞在している間の経過時間を計測する時間計測手段を管理サーバに具備し、管理サーバの通知手段は、時間計測手段で計測する経過時間が所定の制限時間を超えていれば照合結果とともに経過時間が制限時間を超えていることを認証装置に通知することを特徴とする。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、管理サーバは、認証情報とともに各利用者のアトラクションの利用状況をデータベースに保存し、管理サーバのデータベースに保存されている各利用者のアトラクションの利用状況を取得する利用状況取得手段と、利用状況取得手段で取得した利用者の利用状況を紙媒体に印刷する印刷手段とを具備する出力装置を備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項4の発明は、請求項1又は2又は3の発明において、管理サーバは、認証情報とともに各利用者が遊戯施設内で支払うべき料金に関する料金情報をデータベースに保存することを特徴とする。
【0011】
請求項5の発明は、請求項4の発明において、遊戯施設内で物品を販売する販売所に認証装置を設置し、利用者が購入する物品の代金の情報を認証装置の通知手段から管理サーバに通知し、管理サーバでは認証装置から通知された代金の情報を料金情報としてデータベースに保存することを特徴とする。
【0012】
請求項6の発明は、請求項2の発明において、管理サーバは、認証情報とともに各利用者を特定するための特定情報をデータベースに保存し、管理サーバで計測する各利用者の経過時間をデータベースに保存されている各利用者の特定情報と合わせて取得する経過時間取得手段と、経過時間取得手段で取得した個々の利用者の経過時間又は制限時間までの残り時間を特定情報と関連付けて表示する経過時間表示手段とを具備する表示装置を備えたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、本実施形態で例示する遊戯施設は、入場の際に一括して料金を支払うことで施設内に設置された複数のアトラクションを制限時間内で自由に利用できる方式が採用されている。
【0014】
本実施形態の利用者管理システムは、図1に示すように遊戯施設の入口に設置され、遊戯施設に入場する利用者の認証情報を登録する登録装置1と、登録装置1で登録された利用者の認証情報を管理する管理サーバ2と、遊戯施設内における各アトラクションの近辺に設置され、アトラクションを利用しようとする利用者の認証情報を管理サーバ2に与えて認証を求める認証装置3と、遊戯施設の出口に設置され、利用者のアトラクションの利用状況を出力する出力装置4と、利用者が遊戯施設に入場してからの経過時間又は制限時間までの残り時間を利用者の特定情報と関連付けて表示する表示装置5と、登録装置1、認証装置3、出力装置4並びに表示装置5をLANケーブルで管理サーバ2に接続するハブ6とを備えている。但し、ハブ6を用いて有線のLANを構成する代わりに登録装置1,管理サーバ2,認証装置3,出力装置4、表示装置5で無線LANを構成することも可能である。
【0015】
登録装置1は、図2に示すように利用者の顔の画像情報を取得する画像情報取得手段たる画像入力部11と、画像入力部11で取得した画像情報を画像処理することで利用者の顔の特徴を抽出する画像処理手段たるCPU12と、CPU12で抽出された利用者の顔の特徴を認証情報として管理サーバ2に通知する通知手段たる通信I/F部13と、利用者又は遊戯施設の係員(オペレータ)が利用者本人の名前の入力などを行うためのキーボード等からなる操作入力部14と、画像入力部11で取得した画像情報や操作入力部14から入力された入力情報などを表示する画像表示部15とを具備している。画像入力部11は、例えば利用者の顔を撮像するCCDカメラと、CCDカメラから出力されるアナログの画像情報をデジタルの画像情報に変換するビデオキャプチャカードとで構成される。CPU12は図示しないメモリに格納されたプログラムを実行することで後述する画像処理や各部の制御処理等を行う。通信I/F部13は所謂ネットワークインタフェースカードからなる。また、画像表示部15は液晶ディスプレイやCRTディスプレイなどで構成される。
【0016】
管理サーバ2は、図3に示すように登録装置1から通知された認証情報を保存するデータベース21と、認証装置3から通知された認証情報をデータベース21に保存された認証情報と照合する照合手段たる制御部22と、制御部22による照合結果を認証装置3に通知する通知手段たる通信I/F部23とを具備する。制御部22はCPUを主構成要素とし、メモリ(図示せず)に格納されているプログラムを実行することでデータベース21へのデータの登録や検索、照合等を含む各種の処理を行う。
【0017】
認証装置3は、図4に示すように登録装置1とほぼ共通の構成を有しており、画像入力部31、CPU32、通信I/F部33、操作入力部34、画像出力部35を具備している。
【0018】
出力装置4は、図5に示すように登録装置1並びに認証装置3とほぼ共通の構成を有しており、画像入力部41、CPU42、通信I/F部43、操作入力部44、画像出力部45、印刷部46を具備している。なお、印刷部46は利用者の利用状況を紙媒体に印刷するものであって、例えば、インクジェットプリンタやレーザプリンタで構成される。
【0019】
表示装置5は、図6に示すように管理サーバ2から利用者の名前(特定情報)と経過時間の各情報を取得するための通信I/F部51と、CPU52と、液晶ディスプレイやCRTディスプレイからなる表示部53とを具備している。
【0020】
ここで、登録装置1、認証装置3、出力装置4並びに表示装置5は、何れも図7に示すような外観構造を有しており、角筒状のボディ7の上部に画像入力部11,31,41のCCDカメラ、画像表示部15,35,45のディスプレイ画面8、操作入力部14,34,44のキーボード等が配設されている。
【0021】
次に、本実施形態の利用者管理システムの動作を説明する。
【0022】
まず、利用者が遊戯施設に入場する際には登録装置1による認証情報の登録が行われる。すなわち、登録装置1では画像入力部11により利用者の顔の画像情報を取り込んでCPU12に入力し、CPU12が入力された利用者の顔の画像情報に対して画像処理を実行することで利用者の顔の特徴を抽出してそれを認証情報とする。ここで、CPU12による画像処理としては、例えば、画像入力部11から入力される画像情報を2値化して顔の特定部位(例えば、目)の領域を含む2値画像を生成し、生成した2値画像中の各領域における特徴パラメータ値を算出する方法などがあるが、このように対象物(この場合は利用者の顔)の画像情報からその特徴を抽出する画像処理については従来周知であるから詳細な説明は省略する。また、CPU12は、利用者又は係員が操作入力部14を用いて入力した利用者本人の名前(ニックネームでも可)と現在時刻(入場時刻)を認証情報に付加して通信I/F部13より管理サーバ2に通知する。管理サーバ2では、通信I/F部23で登録装置1から伝送されてきた認証情報を受信すると、制御部22が受け取った認証情報をデータベース21に登録(保存)する。
【0023】
一方、登録装置1による認証情報の登録を済ませた利用者が遊戯施設内に設置されているアトラクションを利用する場合、アトラクションの近辺(例えば、アトラクションへの入口)に設置されている認証装置3によって認証(個人認証)を受ける必要がある。すなわち、認証装置3では画像入力部31により利用者の顔の画像情報を取り込んでCPU32に入力し、CPU32が入力された利用者の顔の画像情報に対して登録装置1と同一の画像処理を実行することで利用者の顔の特徴を抽出してそれを認証情報として通信I/F部33から管理サーバ2に通知する。管理サーバ2では、通信I/F部23で認証装置3から伝送されてきた認証情報を受信すると、制御部22が受け取った認証情報をデータベース21に登録されている認証情報と照合し、その照合結果を通信I/F部23から認証装置3に返信する。ここで、制御部22による上記照合は、認証装置3から伝送されてきた認証情報と一致する認証情報をデータベース21に登録されている認証情報から検索し、一致する認証情報がデータベース21に登録されていれば認証可、登録されていなければ認証不可とする。そして、管理サーバ2の制御部22は、照合結果が認証可の場合、当該利用者の名前と、入場時刻から現在時刻までの経過時間(滞在時間)が予め決められている制限時間を越えているか否かを示す滞在時間の判定結果とに加え、この判定結果が可の場合には制限時間に対する残り時間とを照合結果(認証可)に付加して認証装置3に返信し、照合結果が認証不可の場合にはその照合結果(認証不可)のみを認証装置3に返信する。なお、2つの認証情報の一致・不一致の判断については、パターンマッチング等の従来周知の方法で実現可能であるから詳細な説明は省略する。また、制御部22は認証情報を通知してきた認証装置3を特定する情報(例えば、ネットワークアドレスなど)を利用者の利用状況に関する情報としてデータベース21に登録する。
【0024】
認証装置3のCPU32は、管理サーバ2から受け取った照合結果が認証可であり且つ滞在時間の判定結果が可(滞在時間が制限時間未満)であれば当該利用者の名前とともにアトラクションが利用可能であること並びに残り時間を画像表示部35に表示させ、照合結果が認証不可であればアトラクションが利用できないことを画像表示部35に表示させる。また、照合結果が認証可であっても滞在時間の判定結果が不可(滞在時間が制限時間以上)であれば、CPU32は当該利用者に対して既に滞在時間が制限時間を超えていることを示すメッセージを画像表示部35に表示させ、利用者に対して速やかに退場することを促す。すなわち、照合結果により認証可と判断され且つ滞在時間が制限時間未満であれば、利用者に対してアトラクションの利用が許可されることになる。但し、滞在時間の判定を管理サーバ2ではなく各認証装置3で行うようにしても構わない。
【0025】
そして、利用者が遊戯施設から退場する際、出口に設置されている出力装置4から自分の利用状況を印刷した印刷物が出力される。つまり、出力装置4では画像入力部41により利用者の顔の画像情報を取り込んでCPU42に入力し、CPU42が入力された利用者の顔の画像情報に対して登録装置1及び認証装置3と同一の画像処理を実行することで利用者の顔の特徴を抽出してそれを認証情報として通信I/F部43から管理サーバ2に通知する。管理サーバ2では、通信I/F部23で出力装置4から伝送されてきた認証情報を受信すると、制御部22が受け取った認証情報をデータベース21に登録されている認証情報と照合し、その照合結果(認証可又は認証不可)とともに利用者の名前及び利用状況を通信I/F部23から出力装置4に返信する。出力装置4のCPU42は、管理サーバ2から受け取った照合結果が認証可であれば当該利用者の名前と利用状況のデータを印刷部46に出力し、印刷部46にて所定の用紙に利用者の名前と利用状況(利用したアトラクションの名前など)を印刷させる。このようにして印刷された印刷物は、当該利用者が遊戯施設に入場してアトラクションを利用したことの記録であり記念品となるものである。なお、出力装置4に対する照合結果の通知が完了したら、管理サーバ2の制御部22は出力装置4から通知された認証情報と一致した認証情報をデータベース21から削除する。
【0026】
ここで、管理サーバ2の制御部22はデータベース21に保存されている入場時刻から各利用者の滞在時間を監視しており、滞在時間と制限時間の差(残り時間)が所定値(例えば、10分)を下回った時点で当該利用者の名前と滞在時間(又は残り時間)を通信I/F部23から表示装置5に送信する。そして、表示装置5では、通信I/F部51で受信した利用者の名前と滞在時間又は残り時間の情報をCPU52が表示部53に表示させる。その結果、利用者本人が表示装置5の表示によって経過時間(又は残り時間)を知ることができるだけでなく、例えば、遊戯施設を利用している利用者(子供)の保護者が表示装置5に表示される経過時間(又は残り時間)と子供の名前から自分の子供の残り時間がどの程度あるかといったことを把握することができる。
【0027】
また、管理サーバ2の制御部22がデータベース21に認証情報が保存されている利用者の数、すなわち、その時点における遊戯施設内の滞留者数を登録装置1に通知し、登録装置1のCPU12が画像表示部15に滞留者数を表示させるようにすれば、これから遊戯施設内に入場しようとする利用者あるいは遊戯施設の係員に現在の混雑の程度を報せることができるという利点がある。
【0028】
本実施形態の利用者管理システムは上述のように構成されるものであり、利用者の顔の画像から抽出した特徴によって利用者個人を認証するため、アトラクションを利用する際に認証装置3に顔を見せるだけで個人認証が行え、利用者は入場カードのような認証用の部材を携帯する必要がない。よって、入場カードの紛失や盗難の虞がなく、利用者にとっての使い勝手やセキュリティが向上することになる。しかも、本実施形態で例示したように、遊戯施設内のアトラクションを利用者が利用するにあたって時間的な制限を設けている場合に各利用者が遊戯施設内に滞在している時間(経過時間)を管理サーバ2で一元的に管理することによって、経過時間の管理が容易に行え、さらに、経過時間が制限時間を超えたときに認証装置3の画像表示部35にメッセージを表示して利用者に通知することにより、経過時間が制限時間を超えたことを利用者に確実に報せることができる。
【0029】
ところで、本実施形態で例示した遊戯施設は、入場時に料金を支払えば各アトラクションを利用する際に料金を支払う必要がないという料金システムを採用していたが、入場時に支払う料金(入場料)とは別に各アトラクションを利用する際に個別に料金(利用料金)を支払うという料金システムを採用する場合もある。このような料金システムを採用する場合、管理サーバ2のデータベース21に認証情報とともに各利用者が遊戯施設内で支払うべき料金に関する料金情報を保存しておけばよい。つまり、利用者がアトラクションを利用する際に認証された利用者の認証情報に関連付けてアトラクションの利用料金を料金情報としてデータベース21に保存しておき、遊戯施設を退場する際に料金情報に基づいて利用料金を精算するようにすれば、利用者にとってはアトラクションを利用する毎に料金を支払う手間が省けて利便性を向上させることができる。また、遊戯施設内で物品を販売する販売所に認証装置3を設置し、利用者が購入する物品の代金の情報を認証装置3の通知I/F部33から管理サーバ2に通知し、管理サーバ2では認証装置3から通知された代金の情報を料金情報としてデータベース21に保存するようにすれば、アトラクションの利用料金だけでなく、遊戯施設内で販売される飲食物の代金も遊戯施設の退場の際に一括して精算することができて利用者にとっての利便性を一層向上させることができる。
【0030】
なお、遊戯施設がプールである場合、若しくは遊戯施設内のアトラクションとしてプールが設置されている場合、プールの入場料金やプール内におけるアトラクション(所謂ウォータスライダと呼ばれる滑り台など)の利用料金、プール内の飲食店での物品購入代金の情報を料金情報としてデータベース21に保存し、これらの料金を退場の際に一括して精算するようにすれば、これまでのように利用者が腕に付けたバンドのバーコードで料金管理を行うシステムに比較して、バーコード付のバンドが不要となり、利用者にとっての利便性を一層向上させることができる。
【0031】
ところで、利用者の顔の特徴を認証情報としたことにより、利用者である子供が遊戯施設内で迷子になった場合に施設の係員が認証装置3で迷子(利用者)の認証を行うことで即座に名前を知ることができるから、迷子の保護者が探しやすくなるという利点がある。また、利用者の顔の特徴だけでなく画像処理前の顔の画像を管理サーバ2のデータベース21に保存するようにすれば、例えば、保護者が迷子を捜す際にその子の名前からデータベース21に保存されている顔の画像を読み出すことができて係員が迷子を捜しやすくなり、あるいは、出力装置4で印刷物に利用者の顔の画像を印刷することも可能となる。
【0032】
【発明の効果】
請求項1の発明は、1乃至複数のアトラクションが設置された遊戯施設を利用する利用者の入退や利用状況を管理する利用者管理システムであって、遊戯施設の入口に設置され、遊戯施設に入場する利用者の認証情報を登録する登録装置と、登録装置で登録された利用者の認証情報を管理する管理サーバと、遊戯施設内における各アトラクションの近辺に設置され、アトラクションを利用しようとする利用者の認証情報を管理サーバに与えて認証を求める認証装置とを備え、登録装置は、利用者の顔の画像情報を取得する画像情報取得手段と、画像情報取得手段で取得した画像情報を画像処理することで利用者の顔の特徴を抽出する画像処理手段と、画像処理手段で抽出された利用者の顔の特徴を認証情報として管理サーバに通知する通知手段とを具備し、認証装置は、利用者の顔の画像情報を取得する画像情報取得手段と、画像情報取得手段で取得した画像情報を画像処理することで利用者の顔の特徴を抽出する画像処理手段と、画像処理手段で抽出された利用者の顔の特徴を認証情報として管理サーバに通知する通知手段とを具備し、管理サーバは、登録装置から通知された認証情報を保存するデータベースと、認証装置から通知された認証情報をデータベースに保存された認証情報と照合する照合手段と、照合手段による照合結果を認証装置に通知する通知手段とを具備したことを特徴とし、利用者の顔の画像から抽出した特徴によって利用者個人を認証するため、アトラクションを利用する際に認証装置に顔を見せるだけで個人認証が行え、利用者は入場カードのような認証用の部材を携帯する必要がない。よって、入場カードの紛失や盗難の虞がなく、利用者にとっての使い勝手やセキュリティが向上する。
【0033】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、登録装置により認証情報を登録した利用者が遊戯施設内に滞在している間の経過時間を計測する時間計測手段を管理サーバに具備し、管理サーバの通知手段は、時間計測手段で計測する経過時間が所定の制限時間を超えていれば照合結果とともに経過時間が制限時間を超えていることを認証装置に通知することを特徴とし、遊戯施設内のアトラクションを利用者が利用するにあたって時間的な制限を設けている場合に各利用者が遊戯施設内に滞在している時間(経過時間)を管理サーバで一元的に管理しているから経過時間の管理が容易に行え、また、経過時間が制限時間を超えたときに認証装置を通じて利用者に通知するから、経過時間が制限時間を超えたことを利用者に確実に報せることができる。
【0034】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、管理サーバは、認証情報とともに各利用者のアトラクションの利用状況をデータベースに保存し、管理サーバのデータベースに保存されている各利用者のアトラクションの利用状況を取得する利用状況取得手段と、利用状況取得手段で取得した利用者の利用状況を紙媒体に印刷する印刷手段とを具備する出力装置を備えたことを特徴とし、各利用者のアトラクションの利用状況を出力装置により紙媒体に印刷することにより、利用者が利用したアトラクションの記録を残すことができる。
【0035】
請求項4の発明は、請求項1又は2又は3の発明において、管理サーバは、認証情報とともに各利用者が遊戯施設内で支払うべき料金に関する料金情報をデータベースに保存することを特徴とし、例えば、アトラクションの利用料金をデータベースの料金情報として保存しておき、遊戯施設を退場する際に料金情報に基づいて利用料金を精算すれば、利用者にとってはアトラクションを利用する毎に料金を支払う手間が省けて利便性を向上させることができる。
【0036】
請求項5の発明は、請求項4の発明において、遊戯施設内で物品を販売する販売所に認証装置を設置し、利用者が購入する物品の代金の情報を認証装置の通知手段から管理サーバに通知し、管理サーバでは認証装置から通知された代金の情報を料金情報としてデータベースに保存することを特徴とし、アトラクションの利用料金だけでなく、遊戯施設内で販売される飲食物の代金も遊戯施設の退場の際に一括して精算することができて利用者にとっての利便性を一層向上させることができる。
【0037】
請求項6の発明は、請求項2の発明において、管理サーバは、認証情報とともに各利用者を特定するための特定情報をデータベースに保存し、管理サーバで計測する各利用者の経過時間をデータベースに保存されている各利用者の特定情報と合わせて取得する経過時間取得手段と、経過時間取得手段で取得した個々の利用者の経過時間又は制限時間までの残り時間を特定情報と関連付けて表示する経過時間表示手段とを具備する表示装置を備えたことを特徴とし、利用者本人が経過時間を知ることができるだけでなく、例えば、遊戯施設を利用している利用者(子供)の保護者が表示装置に表示される経過時間と特定情報(子供の名前等)から自分の子供の残り時間がどの程度あるかといったことを把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示すシステム構成図である。
【図2】同上における登録装置のブロック図である。
【図3】同上における管理サーバのブロック図である。
【図4】同上における認証装置のブロック図である。
【図5】同上における出力装置のブロック図である。
【図6】同上における表示装置のブロック図である。
【図7】同上における登録装置、認証装置、出力装置、表示装置の外観図である。
【符号の説明】
1 登録装置
2 管理サーバ
3 認証装置
4 出力装置
5 表示装置
6 ハブ
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊園地やアミューズメントパークなどの遊戯施設を利用する利用者の入退や利用状況を管理する利用者管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
遊園地やアミューズメントパークなどの遊戯施設では、例えば、利用者の入退場を管理するために入退場ゲートにカード式のゲート装置が設けられ、利用者が購入した入場カード(磁気カードあるいはICカード)に記憶されている情報をゲート装置で読み取って利用者の施設内への入場可否が判断されていた(特許文献1参照)。
【0003】
一方、遊戯施設内に設置される数々のアトラクションを利用する際の料金徴収に関しては、例えば、入場カードを提示することで全てのアトラクションを何度でも利用可能とする方法や、あるいは入場カードに記憶されている料金情報をアトラクション毎に設けられたゲート装置に読み取らせて料金情報を書き換えることによって利用料金を徴収する方法が採られている。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−57126号公報(第2頁、第3図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のようなカード式のゲート装置を用いた利用者管理システムでは、利用者は常時入場カードを携帯していなければならず、利用者にとっては使い勝手が悪いだけでなく、紛失や盗難によって入場カードをなくしてしまう虞があった。しかも、入場カードに料金情報を記憶させている場合、なくした入場カードを第3者に不正に使用されて金銭的な損害を被る虞もあった。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、利用者にとっての使い勝手やセキュリティを向上した遊戯施設における利用者管理システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、1乃至複数のアトラクションが設置された遊戯施設を利用する利用者の入退や利用状況を管理する利用者管理システムであって、遊戯施設の入口に設置され、遊戯施設に入場する利用者の認証情報を登録する登録装置と、登録装置で登録された利用者の認証情報を管理する管理サーバと、遊戯施設内における各アトラクションの近辺に設置され、アトラクションを利用しようとする利用者の認証情報を管理サーバに与えて認証を求める認証装置とを備え、登録装置は、利用者の顔の画像情報を取得する画像情報取得手段と、画像情報取得手段で取得した画像情報を画像処理することで利用者の顔の特徴を抽出する画像処理手段と、画像処理手段で抽出された利用者の顔の特徴を認証情報として管理サーバに通知する通知手段とを具備し、認証装置は、利用者の顔の画像情報を取得する画像情報取得手段と、画像情報取得手段で取得した画像情報を画像処理することで利用者の顔の特徴を抽出する画像処理手段と、画像処理手段で抽出された利用者の顔の特徴を認証情報として管理サーバに通知する通知手段とを具備し、管理サーバは、登録装置から通知された認証情報を保存するデータベースと、認証装置から通知された認証情報をデータベースに保存された認証情報と照合する照合手段と、照合手段による照合結果を認証装置に通知する通知手段とを具備したことを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、登録装置により認証情報を登録した利用者が遊戯施設内に滞在している間の経過時間を計測する時間計測手段を管理サーバに具備し、管理サーバの通知手段は、時間計測手段で計測する経過時間が所定の制限時間を超えていれば照合結果とともに経過時間が制限時間を超えていることを認証装置に通知することを特徴とする。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、管理サーバは、認証情報とともに各利用者のアトラクションの利用状況をデータベースに保存し、管理サーバのデータベースに保存されている各利用者のアトラクションの利用状況を取得する利用状況取得手段と、利用状況取得手段で取得した利用者の利用状況を紙媒体に印刷する印刷手段とを具備する出力装置を備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項4の発明は、請求項1又は2又は3の発明において、管理サーバは、認証情報とともに各利用者が遊戯施設内で支払うべき料金に関する料金情報をデータベースに保存することを特徴とする。
【0011】
請求項5の発明は、請求項4の発明において、遊戯施設内で物品を販売する販売所に認証装置を設置し、利用者が購入する物品の代金の情報を認証装置の通知手段から管理サーバに通知し、管理サーバでは認証装置から通知された代金の情報を料金情報としてデータベースに保存することを特徴とする。
【0012】
請求項6の発明は、請求項2の発明において、管理サーバは、認証情報とともに各利用者を特定するための特定情報をデータベースに保存し、管理サーバで計測する各利用者の経過時間をデータベースに保存されている各利用者の特定情報と合わせて取得する経過時間取得手段と、経過時間取得手段で取得した個々の利用者の経過時間又は制限時間までの残り時間を特定情報と関連付けて表示する経過時間表示手段とを具備する表示装置を備えたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、本実施形態で例示する遊戯施設は、入場の際に一括して料金を支払うことで施設内に設置された複数のアトラクションを制限時間内で自由に利用できる方式が採用されている。
【0014】
本実施形態の利用者管理システムは、図1に示すように遊戯施設の入口に設置され、遊戯施設に入場する利用者の認証情報を登録する登録装置1と、登録装置1で登録された利用者の認証情報を管理する管理サーバ2と、遊戯施設内における各アトラクションの近辺に設置され、アトラクションを利用しようとする利用者の認証情報を管理サーバ2に与えて認証を求める認証装置3と、遊戯施設の出口に設置され、利用者のアトラクションの利用状況を出力する出力装置4と、利用者が遊戯施設に入場してからの経過時間又は制限時間までの残り時間を利用者の特定情報と関連付けて表示する表示装置5と、登録装置1、認証装置3、出力装置4並びに表示装置5をLANケーブルで管理サーバ2に接続するハブ6とを備えている。但し、ハブ6を用いて有線のLANを構成する代わりに登録装置1,管理サーバ2,認証装置3,出力装置4、表示装置5で無線LANを構成することも可能である。
【0015】
登録装置1は、図2に示すように利用者の顔の画像情報を取得する画像情報取得手段たる画像入力部11と、画像入力部11で取得した画像情報を画像処理することで利用者の顔の特徴を抽出する画像処理手段たるCPU12と、CPU12で抽出された利用者の顔の特徴を認証情報として管理サーバ2に通知する通知手段たる通信I/F部13と、利用者又は遊戯施設の係員(オペレータ)が利用者本人の名前の入力などを行うためのキーボード等からなる操作入力部14と、画像入力部11で取得した画像情報や操作入力部14から入力された入力情報などを表示する画像表示部15とを具備している。画像入力部11は、例えば利用者の顔を撮像するCCDカメラと、CCDカメラから出力されるアナログの画像情報をデジタルの画像情報に変換するビデオキャプチャカードとで構成される。CPU12は図示しないメモリに格納されたプログラムを実行することで後述する画像処理や各部の制御処理等を行う。通信I/F部13は所謂ネットワークインタフェースカードからなる。また、画像表示部15は液晶ディスプレイやCRTディスプレイなどで構成される。
【0016】
管理サーバ2は、図3に示すように登録装置1から通知された認証情報を保存するデータベース21と、認証装置3から通知された認証情報をデータベース21に保存された認証情報と照合する照合手段たる制御部22と、制御部22による照合結果を認証装置3に通知する通知手段たる通信I/F部23とを具備する。制御部22はCPUを主構成要素とし、メモリ(図示せず)に格納されているプログラムを実行することでデータベース21へのデータの登録や検索、照合等を含む各種の処理を行う。
【0017】
認証装置3は、図4に示すように登録装置1とほぼ共通の構成を有しており、画像入力部31、CPU32、通信I/F部33、操作入力部34、画像出力部35を具備している。
【0018】
出力装置4は、図5に示すように登録装置1並びに認証装置3とほぼ共通の構成を有しており、画像入力部41、CPU42、通信I/F部43、操作入力部44、画像出力部45、印刷部46を具備している。なお、印刷部46は利用者の利用状況を紙媒体に印刷するものであって、例えば、インクジェットプリンタやレーザプリンタで構成される。
【0019】
表示装置5は、図6に示すように管理サーバ2から利用者の名前(特定情報)と経過時間の各情報を取得するための通信I/F部51と、CPU52と、液晶ディスプレイやCRTディスプレイからなる表示部53とを具備している。
【0020】
ここで、登録装置1、認証装置3、出力装置4並びに表示装置5は、何れも図7に示すような外観構造を有しており、角筒状のボディ7の上部に画像入力部11,31,41のCCDカメラ、画像表示部15,35,45のディスプレイ画面8、操作入力部14,34,44のキーボード等が配設されている。
【0021】
次に、本実施形態の利用者管理システムの動作を説明する。
【0022】
まず、利用者が遊戯施設に入場する際には登録装置1による認証情報の登録が行われる。すなわち、登録装置1では画像入力部11により利用者の顔の画像情報を取り込んでCPU12に入力し、CPU12が入力された利用者の顔の画像情報に対して画像処理を実行することで利用者の顔の特徴を抽出してそれを認証情報とする。ここで、CPU12による画像処理としては、例えば、画像入力部11から入力される画像情報を2値化して顔の特定部位(例えば、目)の領域を含む2値画像を生成し、生成した2値画像中の各領域における特徴パラメータ値を算出する方法などがあるが、このように対象物(この場合は利用者の顔)の画像情報からその特徴を抽出する画像処理については従来周知であるから詳細な説明は省略する。また、CPU12は、利用者又は係員が操作入力部14を用いて入力した利用者本人の名前(ニックネームでも可)と現在時刻(入場時刻)を認証情報に付加して通信I/F部13より管理サーバ2に通知する。管理サーバ2では、通信I/F部23で登録装置1から伝送されてきた認証情報を受信すると、制御部22が受け取った認証情報をデータベース21に登録(保存)する。
【0023】
一方、登録装置1による認証情報の登録を済ませた利用者が遊戯施設内に設置されているアトラクションを利用する場合、アトラクションの近辺(例えば、アトラクションへの入口)に設置されている認証装置3によって認証(個人認証)を受ける必要がある。すなわち、認証装置3では画像入力部31により利用者の顔の画像情報を取り込んでCPU32に入力し、CPU32が入力された利用者の顔の画像情報に対して登録装置1と同一の画像処理を実行することで利用者の顔の特徴を抽出してそれを認証情報として通信I/F部33から管理サーバ2に通知する。管理サーバ2では、通信I/F部23で認証装置3から伝送されてきた認証情報を受信すると、制御部22が受け取った認証情報をデータベース21に登録されている認証情報と照合し、その照合結果を通信I/F部23から認証装置3に返信する。ここで、制御部22による上記照合は、認証装置3から伝送されてきた認証情報と一致する認証情報をデータベース21に登録されている認証情報から検索し、一致する認証情報がデータベース21に登録されていれば認証可、登録されていなければ認証不可とする。そして、管理サーバ2の制御部22は、照合結果が認証可の場合、当該利用者の名前と、入場時刻から現在時刻までの経過時間(滞在時間)が予め決められている制限時間を越えているか否かを示す滞在時間の判定結果とに加え、この判定結果が可の場合には制限時間に対する残り時間とを照合結果(認証可)に付加して認証装置3に返信し、照合結果が認証不可の場合にはその照合結果(認証不可)のみを認証装置3に返信する。なお、2つの認証情報の一致・不一致の判断については、パターンマッチング等の従来周知の方法で実現可能であるから詳細な説明は省略する。また、制御部22は認証情報を通知してきた認証装置3を特定する情報(例えば、ネットワークアドレスなど)を利用者の利用状況に関する情報としてデータベース21に登録する。
【0024】
認証装置3のCPU32は、管理サーバ2から受け取った照合結果が認証可であり且つ滞在時間の判定結果が可(滞在時間が制限時間未満)であれば当該利用者の名前とともにアトラクションが利用可能であること並びに残り時間を画像表示部35に表示させ、照合結果が認証不可であればアトラクションが利用できないことを画像表示部35に表示させる。また、照合結果が認証可であっても滞在時間の判定結果が不可(滞在時間が制限時間以上)であれば、CPU32は当該利用者に対して既に滞在時間が制限時間を超えていることを示すメッセージを画像表示部35に表示させ、利用者に対して速やかに退場することを促す。すなわち、照合結果により認証可と判断され且つ滞在時間が制限時間未満であれば、利用者に対してアトラクションの利用が許可されることになる。但し、滞在時間の判定を管理サーバ2ではなく各認証装置3で行うようにしても構わない。
【0025】
そして、利用者が遊戯施設から退場する際、出口に設置されている出力装置4から自分の利用状況を印刷した印刷物が出力される。つまり、出力装置4では画像入力部41により利用者の顔の画像情報を取り込んでCPU42に入力し、CPU42が入力された利用者の顔の画像情報に対して登録装置1及び認証装置3と同一の画像処理を実行することで利用者の顔の特徴を抽出してそれを認証情報として通信I/F部43から管理サーバ2に通知する。管理サーバ2では、通信I/F部23で出力装置4から伝送されてきた認証情報を受信すると、制御部22が受け取った認証情報をデータベース21に登録されている認証情報と照合し、その照合結果(認証可又は認証不可)とともに利用者の名前及び利用状況を通信I/F部23から出力装置4に返信する。出力装置4のCPU42は、管理サーバ2から受け取った照合結果が認証可であれば当該利用者の名前と利用状況のデータを印刷部46に出力し、印刷部46にて所定の用紙に利用者の名前と利用状況(利用したアトラクションの名前など)を印刷させる。このようにして印刷された印刷物は、当該利用者が遊戯施設に入場してアトラクションを利用したことの記録であり記念品となるものである。なお、出力装置4に対する照合結果の通知が完了したら、管理サーバ2の制御部22は出力装置4から通知された認証情報と一致した認証情報をデータベース21から削除する。
【0026】
ここで、管理サーバ2の制御部22はデータベース21に保存されている入場時刻から各利用者の滞在時間を監視しており、滞在時間と制限時間の差(残り時間)が所定値(例えば、10分)を下回った時点で当該利用者の名前と滞在時間(又は残り時間)を通信I/F部23から表示装置5に送信する。そして、表示装置5では、通信I/F部51で受信した利用者の名前と滞在時間又は残り時間の情報をCPU52が表示部53に表示させる。その結果、利用者本人が表示装置5の表示によって経過時間(又は残り時間)を知ることができるだけでなく、例えば、遊戯施設を利用している利用者(子供)の保護者が表示装置5に表示される経過時間(又は残り時間)と子供の名前から自分の子供の残り時間がどの程度あるかといったことを把握することができる。
【0027】
また、管理サーバ2の制御部22がデータベース21に認証情報が保存されている利用者の数、すなわち、その時点における遊戯施設内の滞留者数を登録装置1に通知し、登録装置1のCPU12が画像表示部15に滞留者数を表示させるようにすれば、これから遊戯施設内に入場しようとする利用者あるいは遊戯施設の係員に現在の混雑の程度を報せることができるという利点がある。
【0028】
本実施形態の利用者管理システムは上述のように構成されるものであり、利用者の顔の画像から抽出した特徴によって利用者個人を認証するため、アトラクションを利用する際に認証装置3に顔を見せるだけで個人認証が行え、利用者は入場カードのような認証用の部材を携帯する必要がない。よって、入場カードの紛失や盗難の虞がなく、利用者にとっての使い勝手やセキュリティが向上することになる。しかも、本実施形態で例示したように、遊戯施設内のアトラクションを利用者が利用するにあたって時間的な制限を設けている場合に各利用者が遊戯施設内に滞在している時間(経過時間)を管理サーバ2で一元的に管理することによって、経過時間の管理が容易に行え、さらに、経過時間が制限時間を超えたときに認証装置3の画像表示部35にメッセージを表示して利用者に通知することにより、経過時間が制限時間を超えたことを利用者に確実に報せることができる。
【0029】
ところで、本実施形態で例示した遊戯施設は、入場時に料金を支払えば各アトラクションを利用する際に料金を支払う必要がないという料金システムを採用していたが、入場時に支払う料金(入場料)とは別に各アトラクションを利用する際に個別に料金(利用料金)を支払うという料金システムを採用する場合もある。このような料金システムを採用する場合、管理サーバ2のデータベース21に認証情報とともに各利用者が遊戯施設内で支払うべき料金に関する料金情報を保存しておけばよい。つまり、利用者がアトラクションを利用する際に認証された利用者の認証情報に関連付けてアトラクションの利用料金を料金情報としてデータベース21に保存しておき、遊戯施設を退場する際に料金情報に基づいて利用料金を精算するようにすれば、利用者にとってはアトラクションを利用する毎に料金を支払う手間が省けて利便性を向上させることができる。また、遊戯施設内で物品を販売する販売所に認証装置3を設置し、利用者が購入する物品の代金の情報を認証装置3の通知I/F部33から管理サーバ2に通知し、管理サーバ2では認証装置3から通知された代金の情報を料金情報としてデータベース21に保存するようにすれば、アトラクションの利用料金だけでなく、遊戯施設内で販売される飲食物の代金も遊戯施設の退場の際に一括して精算することができて利用者にとっての利便性を一層向上させることができる。
【0030】
なお、遊戯施設がプールである場合、若しくは遊戯施設内のアトラクションとしてプールが設置されている場合、プールの入場料金やプール内におけるアトラクション(所謂ウォータスライダと呼ばれる滑り台など)の利用料金、プール内の飲食店での物品購入代金の情報を料金情報としてデータベース21に保存し、これらの料金を退場の際に一括して精算するようにすれば、これまでのように利用者が腕に付けたバンドのバーコードで料金管理を行うシステムに比較して、バーコード付のバンドが不要となり、利用者にとっての利便性を一層向上させることができる。
【0031】
ところで、利用者の顔の特徴を認証情報としたことにより、利用者である子供が遊戯施設内で迷子になった場合に施設の係員が認証装置3で迷子(利用者)の認証を行うことで即座に名前を知ることができるから、迷子の保護者が探しやすくなるという利点がある。また、利用者の顔の特徴だけでなく画像処理前の顔の画像を管理サーバ2のデータベース21に保存するようにすれば、例えば、保護者が迷子を捜す際にその子の名前からデータベース21に保存されている顔の画像を読み出すことができて係員が迷子を捜しやすくなり、あるいは、出力装置4で印刷物に利用者の顔の画像を印刷することも可能となる。
【0032】
【発明の効果】
請求項1の発明は、1乃至複数のアトラクションが設置された遊戯施設を利用する利用者の入退や利用状況を管理する利用者管理システムであって、遊戯施設の入口に設置され、遊戯施設に入場する利用者の認証情報を登録する登録装置と、登録装置で登録された利用者の認証情報を管理する管理サーバと、遊戯施設内における各アトラクションの近辺に設置され、アトラクションを利用しようとする利用者の認証情報を管理サーバに与えて認証を求める認証装置とを備え、登録装置は、利用者の顔の画像情報を取得する画像情報取得手段と、画像情報取得手段で取得した画像情報を画像処理することで利用者の顔の特徴を抽出する画像処理手段と、画像処理手段で抽出された利用者の顔の特徴を認証情報として管理サーバに通知する通知手段とを具備し、認証装置は、利用者の顔の画像情報を取得する画像情報取得手段と、画像情報取得手段で取得した画像情報を画像処理することで利用者の顔の特徴を抽出する画像処理手段と、画像処理手段で抽出された利用者の顔の特徴を認証情報として管理サーバに通知する通知手段とを具備し、管理サーバは、登録装置から通知された認証情報を保存するデータベースと、認証装置から通知された認証情報をデータベースに保存された認証情報と照合する照合手段と、照合手段による照合結果を認証装置に通知する通知手段とを具備したことを特徴とし、利用者の顔の画像から抽出した特徴によって利用者個人を認証するため、アトラクションを利用する際に認証装置に顔を見せるだけで個人認証が行え、利用者は入場カードのような認証用の部材を携帯する必要がない。よって、入場カードの紛失や盗難の虞がなく、利用者にとっての使い勝手やセキュリティが向上する。
【0033】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、登録装置により認証情報を登録した利用者が遊戯施設内に滞在している間の経過時間を計測する時間計測手段を管理サーバに具備し、管理サーバの通知手段は、時間計測手段で計測する経過時間が所定の制限時間を超えていれば照合結果とともに経過時間が制限時間を超えていることを認証装置に通知することを特徴とし、遊戯施設内のアトラクションを利用者が利用するにあたって時間的な制限を設けている場合に各利用者が遊戯施設内に滞在している時間(経過時間)を管理サーバで一元的に管理しているから経過時間の管理が容易に行え、また、経過時間が制限時間を超えたときに認証装置を通じて利用者に通知するから、経過時間が制限時間を超えたことを利用者に確実に報せることができる。
【0034】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、管理サーバは、認証情報とともに各利用者のアトラクションの利用状況をデータベースに保存し、管理サーバのデータベースに保存されている各利用者のアトラクションの利用状況を取得する利用状況取得手段と、利用状況取得手段で取得した利用者の利用状況を紙媒体に印刷する印刷手段とを具備する出力装置を備えたことを特徴とし、各利用者のアトラクションの利用状況を出力装置により紙媒体に印刷することにより、利用者が利用したアトラクションの記録を残すことができる。
【0035】
請求項4の発明は、請求項1又は2又は3の発明において、管理サーバは、認証情報とともに各利用者が遊戯施設内で支払うべき料金に関する料金情報をデータベースに保存することを特徴とし、例えば、アトラクションの利用料金をデータベースの料金情報として保存しておき、遊戯施設を退場する際に料金情報に基づいて利用料金を精算すれば、利用者にとってはアトラクションを利用する毎に料金を支払う手間が省けて利便性を向上させることができる。
【0036】
請求項5の発明は、請求項4の発明において、遊戯施設内で物品を販売する販売所に認証装置を設置し、利用者が購入する物品の代金の情報を認証装置の通知手段から管理サーバに通知し、管理サーバでは認証装置から通知された代金の情報を料金情報としてデータベースに保存することを特徴とし、アトラクションの利用料金だけでなく、遊戯施設内で販売される飲食物の代金も遊戯施設の退場の際に一括して精算することができて利用者にとっての利便性を一層向上させることができる。
【0037】
請求項6の発明は、請求項2の発明において、管理サーバは、認証情報とともに各利用者を特定するための特定情報をデータベースに保存し、管理サーバで計測する各利用者の経過時間をデータベースに保存されている各利用者の特定情報と合わせて取得する経過時間取得手段と、経過時間取得手段で取得した個々の利用者の経過時間又は制限時間までの残り時間を特定情報と関連付けて表示する経過時間表示手段とを具備する表示装置を備えたことを特徴とし、利用者本人が経過時間を知ることができるだけでなく、例えば、遊戯施設を利用している利用者(子供)の保護者が表示装置に表示される経過時間と特定情報(子供の名前等)から自分の子供の残り時間がどの程度あるかといったことを把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示すシステム構成図である。
【図2】同上における登録装置のブロック図である。
【図3】同上における管理サーバのブロック図である。
【図4】同上における認証装置のブロック図である。
【図5】同上における出力装置のブロック図である。
【図6】同上における表示装置のブロック図である。
【図7】同上における登録装置、認証装置、出力装置、表示装置の外観図である。
【符号の説明】
1 登録装置
2 管理サーバ
3 認証装置
4 出力装置
5 表示装置
6 ハブ
Claims (6)
- 1乃至複数のアトラクションが設置された遊戯施設を利用する利用者の入退や利用状況を管理する利用者管理システムであって、遊戯施設の入口に設置され、遊戯施設に入場する利用者の認証情報を登録する登録装置と、登録装置で登録された利用者の認証情報を管理する管理サーバと、遊戯施設内における各アトラクションの近辺に設置され、アトラクションを利用しようとする利用者の認証情報を管理サーバに与えて認証を求める認証装置とを備え、登録装置は、利用者の顔の画像情報を取得する画像情報取得手段と、画像情報取得手段で取得した画像情報を画像処理することで利用者の顔の特徴を抽出する画像処理手段と、画像処理手段で抽出された利用者の顔の特徴を認証情報として管理サーバに通知する通知手段とを具備し、認証装置は、利用者の顔の画像情報を取得する画像情報取得手段と、画像情報取得手段で取得した画像情報を画像処理することで利用者の顔の特徴を抽出する画像処理手段と、画像処理手段で抽出された利用者の顔の特徴を認証情報として管理サーバに通知する通知手段とを具備し、管理サーバは、登録装置から通知された認証情報を保存するデータベースと、認証装置から通知された認証情報をデータベースに保存された認証情報と照合する照合手段と、照合手段による照合結果を認証装置に通知する通知手段とを具備したことを特徴とする遊戯施設における利用者管理システム。
- 登録装置により認証情報を登録した利用者が遊戯施設内に滞在している間の経過時間を計測する時間計測手段を管理サーバに具備し、管理サーバの通知手段は、時間計測手段で計測する経過時間が所定の制限時間を超えていれば照合結果とともに経過時間が制限時間を超えていることを認証装置に通知することを特徴とする請求項1記載の遊戯施設における利用者管理システム。
- 管理サーバは、認証情報とともに各利用者のアトラクションの利用状況をデータベースに保存し、管理サーバのデータベースに保存されている各利用者のアトラクションの利用状況を取得する利用状況取得手段と、利用状況取得手段で取得した利用者の利用状況を紙媒体に印刷する印刷手段とを具備する出力装置を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の遊戯施設における利用者管理システム。
- 管理サーバは、認証情報とともに各利用者が遊戯施設内で支払うべき料金に関する料金情報をデータベースに保存することを特徴とする請求項1又は2又は3記載の遊戯施設における利用者管理システム。
- 遊戯施設内で物品を販売する販売所に認証装置を設置し、利用者が購入する物品の代金の情報を認証装置の通知手段から管理サーバに通知し、管理サーバでは認証装置から通知された代金の情報を料金情報としてデータベースに保存することを特徴とする請求項4記載の遊戯施設における利用者管理システム。
- 管理サーバは、認証情報とともに各利用者を特定するための特定情報をデータベースに保存し、管理サーバで計測する各利用者の経過時間をデータベースに保存されている各利用者の特定情報と合わせて取得する経過時間取得手段と、経過時間取得手段で取得した個々の利用者の経過時間又は制限時間までの残り時間を特定情報と関連付けて表示する経過時間表示手段とを具備する表示装置を備えたことを特徴とする請求項2記載の遊戯施設における利用者管理システム。
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