JP2004126022A - プレビュー機能を備えた表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが作画プログラムを用いて作成した画面を確認する際、一度、表示装置の表示内容をすべて消去しなければならないので、作成した画面が思わしくなかった場合など、もとの画面表示データを復活できない。
【解決手段】画面表示データを記憶するため不揮発性メモリを使用した内部記憶部14と、外部記憶媒体装着部17と、作画プログラムを用いて作成した画面表示データを予め確認する時、内部記憶部14に記憶された画面表示データを表示する設定から、外部記憶媒体装着部17からダウンロードされる画面表示データを表示する設定に切り替え、外部記憶媒体装着部17からダウンロードされた画面表示データを読み取って表示部13に表示させる画面モニタ制御部15とを備える。
【効果】外部記憶媒体8に記憶されている画面表示データを、表示装置内部の内部記憶部14に転送することなく、確認することができる。
【選択図】 図2
【解決手段】画面表示データを記憶するため不揮発性メモリを使用した内部記憶部14と、外部記憶媒体装着部17と、作画プログラムを用いて作成した画面表示データを予め確認する時、内部記憶部14に記憶された画面表示データを表示する設定から、外部記憶媒体装着部17からダウンロードされる画面表示データを表示する設定に切り替え、外部記憶媒体装着部17からダウンロードされた画面表示データを読み取って表示部13に表示させる画面モニタ制御部15とを備える。
【効果】外部記憶媒体8に記憶されている画面表示データを、表示装置内部の内部記憶部14に転送することなく、確認することができる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、定められたスケジュールに従って、又は外部装置からの信号を受けて画面表示データを表示することができる表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
表示装置は、所定の画面を、LCD(液晶)表示部やLED(発光ダイオード)表示部等に表示させることのできる装置である。前記「所定の画面」には、利用者が作画プログラムを用いて作成した画面が含まれる。この作画プログラムを用いて作成した画面を表示装置の内部記憶部に書き込むことにより、表示装置は、定められたスケジュールに従って、又は外部装置からの信号を受けて、所定のタイミングで当該画面を表示させる。
【0003】
利用者が作画プログラムを用いて画面を作成した場合、その画面を確認するために、表示装置に表示させる必要がある。確認したい画面を表示装置に表示させるには、表示装置と外部装置との連係を保ちながら表示装置を実稼動させる方法や、外部装置につなげずに表示装置単独で表示させるプレビュー機能を使う方法とがある。プレビュー機能を使う方法では、利用者が指定した画面を所定の操作を行うことによって表示させることができる。
【0004】
図7は、従来のプレビュー機能を備えた表示装置31を示す機能ブロック図である。
表示装置31は、表示機能を実行するときに、表示装置31の内部記憶部32に記憶されている画面表示データを読み込む画面モニタ制御部33と、画面表示データを処理してLCD表示部35に表示させる画面表示処理部34とを備えている。
【0005】
プレビュー機能を使う場合は、画面モニタ制御部33においてプレビュー機能を選択し、内部記憶部32に格納されている画面表示データを一度消去し、それから外部記憶媒体41に記憶されている、表示させたい画面表示データを内部記憶部32に転送し、LCD表示部35の画面に表示させるという手順を踏む必要がある。
内部記憶部32に格納されている画面表示データを一度消去するのは、内部記憶部32はいったん消去しないと書き込みできないからである。
【0006】
【特許文献1】特開平2−135391号
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記プレビュー機能においては、利用者が作画プログラムを用いて作成した画面を表示装置で動作確認する際、一度、表示装置の内容をすべて消去しなければ、実際の表示を確認することができない。
このため、プレビュー後、作成した画面が思わしくなかった場合、画面表示データを書き込むべき表示装置を間違えた場合など、もとの画面表示データはすでに消去されているので、復活できないという難点があった。
【0008】
そこで、本発明は、確認したい画面表示データを、表示装置内部のメモリに転送することなく確認することのできるプレビュー機能を備えた表示装置を実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のプレビュー機能を備えた表示装置は、電気的発光素子を配列した表示部と、画面表示データを記憶するためのメモリを使用した内部記憶部と、外部記憶媒体装着部と、外部記憶媒体装着部からダウンロードされた前記画面表示データを内部記憶部を介さずに直接読み取って表示部に表示させる画面モニタ制御部とを備えるものである。
【0010】
前記の構成によれば、利用者が作画プログラムを用いて作成した画面表示データを予め確認したい時、当該画面表示データを外部記憶媒体に格納する。
画面モニタ制御部は、外部記憶媒体装着部からダウンロードされた前記作画プログラムを用いて作成した画面表示データを読み取って表示部に表示させる。
この動作により、利用者は、内部記憶部を使用しないで、外部記憶媒体に記憶した画面をダイレクトにプレビューすることができる。
【0011】
前記プレビュー機能を備えた表示装置は、作画プログラムを用いて作成した画面表示データを確認する場合に、内部記憶部に記憶された画面表示データを表示する設定と、外部記憶媒体装着部からダウンロードされる画面表示データを表示する設定とを切り替える切替部を備えることが好ましい。
利用者はプレビュー時に、切替部を使って、内部記憶部に記憶された画面表示データを表示する設定から、外部記憶媒体装着部からダウンロードされる画面表示データを表示する設定に切り替えることができる。
【0012】
また、外部記憶媒体に、画面表示データが複数種類格納されている場合に、これらの画面表示データを選択する操作部をさらに備えていれば、利用者は、操作部を使って、複数種類の画面表示データから所望の画面を選択して、プレビューすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
この実施の形態において、画面表示データは、作画プログラムを用いて予め作成されたものである。ここで「作画プログラム」とは、プロジェクト単位で、画面表示データを作成するための編集プログラムのことである。ここで、「プロジェクト」とは、表示装置を作動させるために必要なデータ集合体のことを指し、大きく次の3種類のデータで構成されている。
【0014】
「環境設定」:表示器の型番、大きさ、通信設定など表示器が動作するために必要なデータ、
「画面データ」:表示器に実際表示されるデータの集合体、
「画面構成パーツ」:画面データにデータを貼り付けることのできるデータ、文字、図形、イメージ、外字など。
図1は、本発明のプレビュー機能を備えた表示装置を示すハードウェアのブロック構成図である。
【0015】
本表示装置1は、プログラマブルロジックアレイ(PLC)やパーソナルコンピュータなどからなる外部装置2に接続されている。外部装置2は、工場、オフィス、公共設備、家庭などに設置された各種機器の状態を検知して、その状態に対応する画面を特定するデータ(画面番号データ)を、シリアル信号の形で本表示装置1に送出するものである。
本表示装置1は、中央処理装置(CPU)3、ワークエリアとして使用するワークメモリ4、画面番号に対応する画面表示データや各種プログラムを記憶する不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)5、表示装置を起動するためのプログラムが格納されているブート用メモリ6、フレキシブルディスク、メモリカードなどの外部記憶媒体8を接続するための外部インターフェイス7を備えている。外部記憶媒体8は、本発明において、プレビューしたい画面を記憶している。
【0016】
さらに、本表示装置1は、画面表示データをLCD10に表示させるための描画データを作成する描画LSI9と、利用者が各種コマンドを送信するための赤外線リモコン12との連係をとるためのインターフェイス(I/F)回路11とを備えている。
図2は、本発明のプレビュー機能を備えた表示装置1のソフトウェア機能ブロック図である。
【0017】
このプレビュー機能は、前記フラッシュメモリ5に記録されたプログラムを、CPU3が実行することにより実現される。
なお、機能ブロックの機能を実現するハードドウェアの参照番号をカッコ付きで用いた。
本表示装置1は、内部記憶部14(5)に記憶されている画面表示データを読み込む画面モニタ制御部15(3)、画面表示データを描画処理してLCD表示部13(10)に表示させる画面表示処理部16(9)を備えている。
【0018】
本表示装置1は、さらに、プレビュー機能を実行するときに、外部記憶媒体8に記憶されている、表示させたい画面表示データを読み込み、読み込んだ画面表示データを画面表示処理部16(9)に転送するための外部記憶媒体装着部17(7)を備えている。
外部記憶媒体8は、画面表示データを複数のプロジェクト分記憶することができるものである。なお、内部記憶部14には、1つのプロジェクトしか格納することができない構成になっている。
【0019】
また、画面モニタ制御部15は、操作部18(12)により遠隔制御されるようになっている。操作部18は、赤外線リモコンの他、タッチパネル、ディップスイッチなどで構成してもよい。
ここで、画面モニタ制御部15の行う処理の流れをフローチャート(図3〜図6)に基づいて説明する。
図3(a)は、起動手順を示すフローチャートである。画面モニタ制御部15は、表示装置1に外部記憶媒体8が接続されていることを認識すると、システムメニュー(S1)を起動する。外部記憶媒体8が接続されていない場合には、そのまま通常起動を行う。
【0020】
なお図3(b)のように、通常起動中においても、操作部18を通じてシステムメニュー起動操作を行えば、システムメニュー(S1)を起動することができる。
システムメニューを起動すると、図4に示すように、メニュー選択画面が現れる。操作部18などを使って、画面プレビュー、画面転送、環境設定などのメニューの中から、実行するメニューを選択することができる。ここでは、画面プレビュー(S2)を選択する。
【0021】
画面プレビューを選択すると、図5に示すように、プレビューしたい画面表示データの読み出し先が外部記憶媒体8であるか内部記憶部14であるかを選択する画面が現れる。内部記憶部14には1つのプロジェクトしか存在することはできないが、外部記憶媒体8には複数のプロジェクトを格納することができる。
外部記憶媒体8を選択すれば(ステップS4a)、画面モニタ制御部15は、外部記憶媒体8を検索して(ステップS5a)、外部記憶媒体8が存在すれば、記憶内容を示すインデックスデータを取得する。利用者は、インデックスで、プレビューしたいプロジェクトを1つ選択する(ステップS5b)。
【0022】
画面モニタ制御部15は、選択された画面を外部記憶媒体8から読み込み、画面表示処理部16を介してLCD表示部13に表示させる(ステップS6)。
プロジェクトには1又は複数の画面が含まれている。画面には、1つ1つ画面番号が割り当てられている。利用者は、テンキーなどを使って、表示したい画面データの画面番号を選択することでLCD表示部13に当該画面を表示させることができる(ステップS7)。
【0023】
画面データは、いくつかのパーツ(例えば文字、数値表示タグ、イメージ)で構成されており、プレビュー機能では、画面に含まれている1つ1つのパーツを描画していくことで1つの画面を表示する(ステップS9〜S15)。
表示する画面ないしパーツがなくなれば、表示処理を終了する。
これらの表示処理によって、利用者は、作画プログラムを用いて作成した画面を内部記憶部14に実装する前に確認できる。
【0024】
以上で、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の実施は、前記の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変更を施すことが可能である。
【0025】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、利用者は、表示装置の表示画面内容の更新をするときなど、内部記憶部に記憶された表示画面内容を保持しながら、確認をすることができる。したがって、作成した画面が適切でなかった場合や、画面表示データを書き込むべき表示装置を間違えた場合などでも、もとの画面表示データは内部記憶部に残っているので、表示に支障をきたすことはない。
【0026】
また、従来のように、確認したい画面表示データを内部記憶部に書き込まず、外部記憶媒体を直接参照するので、処理時間の短縮にもつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプレビュー機能を備えた表示装置1を示すハードウェアのブロック構成図である。
【図2】本発明のプレビュー機能を備えた表示装置1を示すソフトウェアの機能ブロック図である。
【図3】画面モニタ制御部15の行う起動手順を示すフローチャートである。
【図4】画面モニタ制御部15の行うシステムメニュー選択手順を示すフローチャートである。
【図5】画面モニタ制御部15の行うプレビュー画面選択手順を示すフローチャートである。
【図6】画面モニタ制御部15の行うプレビュー画面表示手順を示すフローチャートである。
【図7】従来の表示装置31におけるプレビュー機能を説明するための、表示装置1の機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 プレビュー機能を備えた表示装置
2 外部装置
3 中央処理装置(CPU)
4 ワークメモリ
5 不揮発性メモリ
6 ブート用メモリ
7 外部インターフェイス
8 外部記憶媒体
9 描画LSI
10 LCD
11 インターフェイス(I/F)回路
12 赤外線リモコン
13 LCD表示部
14 内部記憶部
15 画面モニタ制御部
16 画面表示処理部
17 外部記憶媒体装着部
18 操作部
31 表示装置(従来)
【発明の属する技術分野】
本発明は、定められたスケジュールに従って、又は外部装置からの信号を受けて画面表示データを表示することができる表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
表示装置は、所定の画面を、LCD(液晶)表示部やLED(発光ダイオード)表示部等に表示させることのできる装置である。前記「所定の画面」には、利用者が作画プログラムを用いて作成した画面が含まれる。この作画プログラムを用いて作成した画面を表示装置の内部記憶部に書き込むことにより、表示装置は、定められたスケジュールに従って、又は外部装置からの信号を受けて、所定のタイミングで当該画面を表示させる。
【0003】
利用者が作画プログラムを用いて画面を作成した場合、その画面を確認するために、表示装置に表示させる必要がある。確認したい画面を表示装置に表示させるには、表示装置と外部装置との連係を保ちながら表示装置を実稼動させる方法や、外部装置につなげずに表示装置単独で表示させるプレビュー機能を使う方法とがある。プレビュー機能を使う方法では、利用者が指定した画面を所定の操作を行うことによって表示させることができる。
【0004】
図7は、従来のプレビュー機能を備えた表示装置31を示す機能ブロック図である。
表示装置31は、表示機能を実行するときに、表示装置31の内部記憶部32に記憶されている画面表示データを読み込む画面モニタ制御部33と、画面表示データを処理してLCD表示部35に表示させる画面表示処理部34とを備えている。
【0005】
プレビュー機能を使う場合は、画面モニタ制御部33においてプレビュー機能を選択し、内部記憶部32に格納されている画面表示データを一度消去し、それから外部記憶媒体41に記憶されている、表示させたい画面表示データを内部記憶部32に転送し、LCD表示部35の画面に表示させるという手順を踏む必要がある。
内部記憶部32に格納されている画面表示データを一度消去するのは、内部記憶部32はいったん消去しないと書き込みできないからである。
【0006】
【特許文献1】特開平2−135391号
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記プレビュー機能においては、利用者が作画プログラムを用いて作成した画面を表示装置で動作確認する際、一度、表示装置の内容をすべて消去しなければ、実際の表示を確認することができない。
このため、プレビュー後、作成した画面が思わしくなかった場合、画面表示データを書き込むべき表示装置を間違えた場合など、もとの画面表示データはすでに消去されているので、復活できないという難点があった。
【0008】
そこで、本発明は、確認したい画面表示データを、表示装置内部のメモリに転送することなく確認することのできるプレビュー機能を備えた表示装置を実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のプレビュー機能を備えた表示装置は、電気的発光素子を配列した表示部と、画面表示データを記憶するためのメモリを使用した内部記憶部と、外部記憶媒体装着部と、外部記憶媒体装着部からダウンロードされた前記画面表示データを内部記憶部を介さずに直接読み取って表示部に表示させる画面モニタ制御部とを備えるものである。
【0010】
前記の構成によれば、利用者が作画プログラムを用いて作成した画面表示データを予め確認したい時、当該画面表示データを外部記憶媒体に格納する。
画面モニタ制御部は、外部記憶媒体装着部からダウンロードされた前記作画プログラムを用いて作成した画面表示データを読み取って表示部に表示させる。
この動作により、利用者は、内部記憶部を使用しないで、外部記憶媒体に記憶した画面をダイレクトにプレビューすることができる。
【0011】
前記プレビュー機能を備えた表示装置は、作画プログラムを用いて作成した画面表示データを確認する場合に、内部記憶部に記憶された画面表示データを表示する設定と、外部記憶媒体装着部からダウンロードされる画面表示データを表示する設定とを切り替える切替部を備えることが好ましい。
利用者はプレビュー時に、切替部を使って、内部記憶部に記憶された画面表示データを表示する設定から、外部記憶媒体装着部からダウンロードされる画面表示データを表示する設定に切り替えることができる。
【0012】
また、外部記憶媒体に、画面表示データが複数種類格納されている場合に、これらの画面表示データを選択する操作部をさらに備えていれば、利用者は、操作部を使って、複数種類の画面表示データから所望の画面を選択して、プレビューすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
この実施の形態において、画面表示データは、作画プログラムを用いて予め作成されたものである。ここで「作画プログラム」とは、プロジェクト単位で、画面表示データを作成するための編集プログラムのことである。ここで、「プロジェクト」とは、表示装置を作動させるために必要なデータ集合体のことを指し、大きく次の3種類のデータで構成されている。
【0014】
「環境設定」:表示器の型番、大きさ、通信設定など表示器が動作するために必要なデータ、
「画面データ」:表示器に実際表示されるデータの集合体、
「画面構成パーツ」:画面データにデータを貼り付けることのできるデータ、文字、図形、イメージ、外字など。
図1は、本発明のプレビュー機能を備えた表示装置を示すハードウェアのブロック構成図である。
【0015】
本表示装置1は、プログラマブルロジックアレイ(PLC)やパーソナルコンピュータなどからなる外部装置2に接続されている。外部装置2は、工場、オフィス、公共設備、家庭などに設置された各種機器の状態を検知して、その状態に対応する画面を特定するデータ(画面番号データ)を、シリアル信号の形で本表示装置1に送出するものである。
本表示装置1は、中央処理装置(CPU)3、ワークエリアとして使用するワークメモリ4、画面番号に対応する画面表示データや各種プログラムを記憶する不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)5、表示装置を起動するためのプログラムが格納されているブート用メモリ6、フレキシブルディスク、メモリカードなどの外部記憶媒体8を接続するための外部インターフェイス7を備えている。外部記憶媒体8は、本発明において、プレビューしたい画面を記憶している。
【0016】
さらに、本表示装置1は、画面表示データをLCD10に表示させるための描画データを作成する描画LSI9と、利用者が各種コマンドを送信するための赤外線リモコン12との連係をとるためのインターフェイス(I/F)回路11とを備えている。
図2は、本発明のプレビュー機能を備えた表示装置1のソフトウェア機能ブロック図である。
【0017】
このプレビュー機能は、前記フラッシュメモリ5に記録されたプログラムを、CPU3が実行することにより実現される。
なお、機能ブロックの機能を実現するハードドウェアの参照番号をカッコ付きで用いた。
本表示装置1は、内部記憶部14(5)に記憶されている画面表示データを読み込む画面モニタ制御部15(3)、画面表示データを描画処理してLCD表示部13(10)に表示させる画面表示処理部16(9)を備えている。
【0018】
本表示装置1は、さらに、プレビュー機能を実行するときに、外部記憶媒体8に記憶されている、表示させたい画面表示データを読み込み、読み込んだ画面表示データを画面表示処理部16(9)に転送するための外部記憶媒体装着部17(7)を備えている。
外部記憶媒体8は、画面表示データを複数のプロジェクト分記憶することができるものである。なお、内部記憶部14には、1つのプロジェクトしか格納することができない構成になっている。
【0019】
また、画面モニタ制御部15は、操作部18(12)により遠隔制御されるようになっている。操作部18は、赤外線リモコンの他、タッチパネル、ディップスイッチなどで構成してもよい。
ここで、画面モニタ制御部15の行う処理の流れをフローチャート(図3〜図6)に基づいて説明する。
図3(a)は、起動手順を示すフローチャートである。画面モニタ制御部15は、表示装置1に外部記憶媒体8が接続されていることを認識すると、システムメニュー(S1)を起動する。外部記憶媒体8が接続されていない場合には、そのまま通常起動を行う。
【0020】
なお図3(b)のように、通常起動中においても、操作部18を通じてシステムメニュー起動操作を行えば、システムメニュー(S1)を起動することができる。
システムメニューを起動すると、図4に示すように、メニュー選択画面が現れる。操作部18などを使って、画面プレビュー、画面転送、環境設定などのメニューの中から、実行するメニューを選択することができる。ここでは、画面プレビュー(S2)を選択する。
【0021】
画面プレビューを選択すると、図5に示すように、プレビューしたい画面表示データの読み出し先が外部記憶媒体8であるか内部記憶部14であるかを選択する画面が現れる。内部記憶部14には1つのプロジェクトしか存在することはできないが、外部記憶媒体8には複数のプロジェクトを格納することができる。
外部記憶媒体8を選択すれば(ステップS4a)、画面モニタ制御部15は、外部記憶媒体8を検索して(ステップS5a)、外部記憶媒体8が存在すれば、記憶内容を示すインデックスデータを取得する。利用者は、インデックスで、プレビューしたいプロジェクトを1つ選択する(ステップS5b)。
【0022】
画面モニタ制御部15は、選択された画面を外部記憶媒体8から読み込み、画面表示処理部16を介してLCD表示部13に表示させる(ステップS6)。
プロジェクトには1又は複数の画面が含まれている。画面には、1つ1つ画面番号が割り当てられている。利用者は、テンキーなどを使って、表示したい画面データの画面番号を選択することでLCD表示部13に当該画面を表示させることができる(ステップS7)。
【0023】
画面データは、いくつかのパーツ(例えば文字、数値表示タグ、イメージ)で構成されており、プレビュー機能では、画面に含まれている1つ1つのパーツを描画していくことで1つの画面を表示する(ステップS9〜S15)。
表示する画面ないしパーツがなくなれば、表示処理を終了する。
これらの表示処理によって、利用者は、作画プログラムを用いて作成した画面を内部記憶部14に実装する前に確認できる。
【0024】
以上で、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の実施は、前記の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変更を施すことが可能である。
【0025】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、利用者は、表示装置の表示画面内容の更新をするときなど、内部記憶部に記憶された表示画面内容を保持しながら、確認をすることができる。したがって、作成した画面が適切でなかった場合や、画面表示データを書き込むべき表示装置を間違えた場合などでも、もとの画面表示データは内部記憶部に残っているので、表示に支障をきたすことはない。
【0026】
また、従来のように、確認したい画面表示データを内部記憶部に書き込まず、外部記憶媒体を直接参照するので、処理時間の短縮にもつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプレビュー機能を備えた表示装置1を示すハードウェアのブロック構成図である。
【図2】本発明のプレビュー機能を備えた表示装置1を示すソフトウェアの機能ブロック図である。
【図3】画面モニタ制御部15の行う起動手順を示すフローチャートである。
【図4】画面モニタ制御部15の行うシステムメニュー選択手順を示すフローチャートである。
【図5】画面モニタ制御部15の行うプレビュー画面選択手順を示すフローチャートである。
【図6】画面モニタ制御部15の行うプレビュー画面表示手順を示すフローチャートである。
【図7】従来の表示装置31におけるプレビュー機能を説明するための、表示装置1の機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 プレビュー機能を備えた表示装置
2 外部装置
3 中央処理装置(CPU)
4 ワークメモリ
5 不揮発性メモリ
6 ブート用メモリ
7 外部インターフェイス
8 外部記憶媒体
9 描画LSI
10 LCD
11 インターフェイス(I/F)回路
12 赤外線リモコン
13 LCD表示部
14 内部記憶部
15 画面モニタ制御部
16 画面表示処理部
17 外部記憶媒体装着部
18 操作部
31 表示装置(従来)
Claims (3)
- 表示すべき画面を予め定められたスケジュールに従って表示する表示装置、又は表示すべき画面を特定するデータを外部より取得して、表示すべき画面を表示する表示装置において、次の(a)から(d)までの各部を備えることを特徴とするプレビュー機能を備えた表示装置。
(a)電気的発光素子を配列した表示部、
(b)画面表示データを記憶するためのメモリを使用した内部記憶部、
(c)外部記憶媒体装着部、
(d)外部記憶媒体装着部からダウンロードされた前記画面表示データを内部記憶部を介さずに直接読み取って表示部に表示させる画面モニタ制御部。 - 作画プログラムを用いて作成した画面表示データを確認する場合に、内部記憶部に記憶された画面表示データを表示する設定と、外部記憶媒体装着部からダウンロードされる画面表示データを表示する設定とを切り替える切替部さらに備えている請求項1記載のプレビュー機能を備えた表示装置。
- 外部記憶媒体に、画面表示データが複数種類格納されている場合に、これらの画面表示データを選択する操作部をさらに備えている請求項1記載のプレビュー機能を備えた表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002287537A JP2004126022A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | プレビュー機能を備えた表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002287537A JP2004126022A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | プレビュー機能を備えた表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004126022A true JP2004126022A (ja) | 2004-04-22 |
Family
ID=32280275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002287537A Pending JP2004126022A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | プレビュー機能を備えた表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004126022A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100356419C (zh) * | 2005-01-11 | 2007-12-19 | 华东师范大学 | 有机电致发光显示屏的动态图像驱动电路和方法 |
-
2002
- 2002-09-30 JP JP2002287537A patent/JP2004126022A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100356419C (zh) * | 2005-01-11 | 2007-12-19 | 华东师范大学 | 有机电致发光显示屏的动态图像驱动电路和方法 |
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