JP2009265877A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】ファームウェアの更新が原因で発生する問題を回避し、万一、ファームウェアの更新が原因で問題が発生した場合であっても、管理者などの労力を必要とすることなく、更新前のファームウェアを容易に復元することができる電子機器を提供する
【解決手段】メモリ82に記憶されたファームウェア83に基づいて所定の機能が実現される電子機器1であって、前記ファームウェア83を手動または自動で更新する更新処理部45と、前記更新処理部45により更新版のファームウェアに更新処理されるときに、更新前のファームウェア83を保存する保存処理部46を備えている電子機器1
【選択図】図1
【解決手段】メモリ82に記憶されたファームウェア83に基づいて所定の機能が実現される電子機器1であって、前記ファームウェア83を手動または自動で更新する更新処理部45と、前記更新処理部45により更新版のファームウェアに更新処理されるときに、更新前のファームウェア83を保存する保存処理部46を備えている電子機器1
【選択図】図1
Description
本発明は、メモリに記憶されたファームウェアに基づいて所定の機能が実現される電子機器に関する。
従来、特許文献1に記載されているように、ファームウェア管理サーバとファームウェアに基づいて動作する複数の電子機器とがネットワーク接続されたファームウェア管理システムにおいて、前記電子機器にインストールされているファームウェアの更新を簡易に行う方法が提案されている。
前記ファームウェア管理サーバは、ファームウェアを記憶するファームウェア記憶部と、前記ファームウェア記憶部に記憶されたファームウェアの識別情報を前記電子機器に対して前記ネットワークを介して通知するバージョン通知部と、前記ファームウェア記憶部から更新版のファームウェアを取り出して前記電子機器へと前記ネットワークを介して配信する配信部と、前記電子機器にインストールされているファームウェアのバージョンを管理する管理部と、ファームウェア記憶部に記憶されたファームウェアのバージョンを更新する更新部を具備している。
前記電子機器は、前記ファームウェア管理サーバから通知されたファームウェアのバージョンが、当該電子機器にインストールされているファームウェアのバージョンよりも新しい場合に、そのファームウェアを配信するようネットワークを介して要求する要求部と、配信されたファームウェアを受信する受信部と、受信部で受信したファームウェアを自装置にインストールするインストール部と、インストールが成功した旨をファームウェア管理サーバへ通知する通知部を具備している。
前記構成により、電子機器にインストールされているファームウェアよりも新しいファームウェアが、ファームウェア管理サーバに存在する場合に、当該新しいファームウェアをファームウェア管理サーバから電子機器へ配信し、電子機器が受信したファームウェアをインストールすることで、前記電子機器にインストールされているファームウェアの更新を簡易に行うことが提案されている。
特開2003−5991
しかし、上述した従来のファームウェア管理システムでは、電子機器に更新版のファームウェアをインストールすると、更新前のファームウェアは書き換えられるため、電子機器本体に存在しなくなる。
したがって、ファームウェアの更新が原因で電子機器に問題が発生した場合において、電子機器のファームウェアを更新前のファームウェアに復元する場合は、管理者などが、電子機器本体とは別の電子機器、または、更新前のファームウェアが記憶された可搬性メモリなどの記憶媒体から、更新前のファームウェアを取得する労力と、当該復元用のファームウェアをインストールする労力が必要であった。
また、自動または手動によりファームウェアの更新処理を開始すると、更新処理の途中経過や完了結果のメッセージを表示することはあったが、開始前に更新処理の内容を確認させるメッセージが表示されないため、ファームウェアの更新処理を不用意に実行してしまう、あるいは、誤って違うバージョンのファームウェアの更新処理を実行してしまうことがあった。
本発明の目的は、上述の問題に鑑み、ファームウェアの更新が原因で発生する問題を回避し、万一、ファームウェアの更新が原因で問題が発生した場合であっても、管理者などの労力を必要とすることなく、更新前のファームウェアを容易に復元することができる電子機器を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による電子機器の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、メモリに記憶されたファームウェアに基づいて所定の機能が実現される電子機器であって、前記ファームウェアを手動または自動で更新する更新処理部と、前記更新処理部により更新版のファームウェアに更新処理されるときに、更新前のファームウェアを保存する保存処理部を備えている点にある。
上述の構成によれば、管理者などの労力を要することなく、前記更新処理部により、前記更新前のファームウェアが前記保存処理部に保存されるようになる。さらに、管理者などにより、前記更新前のファームウェアを保存し忘れてしまうことを回避することができるようになる。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、上述の第一特徴構成に加えて、前記更新処理部は、ネットワーク接続されたファームウェア管理サーバから前記更新版のファームウェアをダウンロードして更新するように構成され、前記保存処理部は、前記ファームウェア管理サーバで管理されているファームウェアに前記更新前のファームウェアが存在しない場合に、前記更新前のファームウェアを前記ファームウェア管理サーバにアップロードする点にある。
上述の構成によれば、ハードディスク装置などの記憶装置の記憶容量が小さい前記電子機器の場合においても、前記更新前のファームウェアを前記ファームウェア管理サーバに記憶することができるようになる。さらに、ネットワークに接続された各電子機器の前記更新前のファームウェアを、前記ファームウェア管理サーバで集中管理することができるようになる。
同第三の特徴構成は、同請求項3に記載した通り、上述の第一特徴構成に加えて、前記更新処理部は、可搬性メモリから前記更新版のファームウェアを読み取って更新するように構成され、前記保存処理部は、前記可搬性メモリに前記更新前のファームウェアが存在しない場合に、前記更新前のファームウェアを前記可搬性メモリに書き込む点にある。
上述の構成によれば、たとえば、前記電子機器がネットワークに接続する装置を備えていない場合などの、ネットワークを利用する環境が存在しない場合であっても、可搬性メモリを利用して、ファームウェアを更新する、あるいは、ファームウェアを前記更新前のファームウェアに復元することができるようになる。
同第四の特徴構成は、同請求項4に記載した通り、上述の第一から第三特徴構成の何れかに加えて、前記保存処理部は、前記メモリに記憶されている前記更新前のファームウェアの記憶状態を維持する点にある。
上述の構成によれば、上述のようにネットワークを利用する環境が存在しない場合や、また、前記可搬性メモリを利用する環境が存在しない場合であっても、前記保存処理部により維持されている、前記更新前のファームウェアを取得して、ファームウェアを復元することができるようになる。
同第五の特徴構成は、同請求項5に記載した通り、上述の第四特徴構成に加えて、前記メモリに記憶されている更新前後のファームウェアのうち、指定されたファームウェアを実行するファームウェア制御部を備えている点にある。
上述の構成によれば、前記更新前のファームウェアに復元する場合において、管理者などによる前記更新前のファームウェアを再インストールする労力を要することなく、指定された前記更新前のファームウェアを即座に実行することができるようになる。
同第六の特徴構成は、同請求項6に記載した通り、上述の第一から第五特徴構成の何れかに加えて、前記更新処理部を介した前記ファームウェアの更新処理前に、前記ファームウェアの更新情報を自動表示する更新情報表示部を備え、前記更新処理部はオペレータによる確認入力に基づいて前記更新処理を実行する点にある。
上述の構成によれば、オペレータによる誤った操作などによる、不用意なファームウェアの更新処理を、少しでも避けることができるようになる。
同第七の特徴構成は、同請求項7に記載した通り、上述の第一から第六特徴構成の何れかに加えて、前記更新処理部により更新されたファームウェアの更新履歴を管理する履歴管理部と、前記履歴管理部で管理された更新履歴を表示する履歴表示部を備えている点にある。
上述の構成によれば、前記履歴表示部に表示された前記更新履歴を利用して、電子機器にインストールされていたファームウェアを選択することができるため、容易に復元するファームウェアを特定することができるようになる。
以上説明した通り、本発明によれば、ファームウェアの更新が原因で発生する問題を回避し、万一、ファームウェアの更新が原因で問題が発生した場合であっても、管理者などの労力を必要とすることなく、更新前のファームウェアを容易に復元することができる、電子機器を提供することができるようになった。
以下、本発明による、電子機器の実施形態を説明する。
たとえば、図1に示すように、電子機器1が画像形成装置である場合、画像形成装置を操作する機構である操作部5と、ネットワーク10に接続されたファームウェア管理サーバ2において管理されているファームウェア23などの電子データを、ネットワーク10を介して通信するネットワークインタフェース6と、可搬性メモリ3を装着可能とし、可搬性メモリ3内のファームウェア33などの電子データを読み書きするメモリインタフェース7と、画像データを取り込む機構であるスキャナ部や、画像データを印刷出力するプリンタ部など、ファームウェアに基づき動作する機構であるその他機構8を具備している。
前記電子機器1は、上述の構成に加えて、シリアル通信ライン9を介して、前記電子機器1内にある複数の機構5、6、7、8と相互に制御信号を送受信し、各機構間の動作制御を行う機構であるシステム制御部4が具備されている。
操作部5は、CPU51と、CPU51によって実行されるファームウェア53を格納したメモリ52と、操作パネル54などの関連するハードウェアにより構成されている。CPU51は、ファームウェア53を実行することにより、操作パネル54などから入力された制御信号を、シリアル通信ライン9を介してシステム制御部4へ送信する機能を実現する。
また、操作部5は、システム制御部4からシリアル通信ライン9を介して受信した制御信号に基づいて、操作パネル54に表示されている操作メニュー画面を切り換える、あるいは、電子機器が異常動作をした場合に、エラーメッセージを表示するなど、データを出力する機能も実現する。
その他機構8は、たとえば、スキャナ部であるとすると、CPU81と、CPU81によって実行されるファームウェア83を格納したメモリ82と、関連するハードウェアにより構成されている。CPU81は、ファームウェア83を実行することにより、スキャンした画像データを、シリアル通信ライン9を介してシステム制御部4へ送信する機能を実現する。
その他機構8が、たとえば、プリンタ部であるとすると、CPU81と、CPU81によって実行されるファームウェア83を格納したメモリ82と、関連するハードウェアにより構成されている。CPU81は、ファームウェア83を実行することにより、シリアル通信ライン9を介して受信した画像データを、印刷出力する機能を実現する。
以降の説明においては、その他機構8がスキャナ部であるとして説明するが、上述のように、CPU81がメモリ82に記憶されたファームウェア83を実行することにより、所定の機能を実現する機構に置き換えても何ら問題はない。
システム制御部4は、CPU41と、CPU41によって実行されるファームウェア43と、電子機器内にインストールされた全てのファームウェア43、53、83の識別情報を含むファームウェア識別情報44と、CPU41によって実行されるプログラムとを格納したメモリ42と、関連するハードウェアにより構成されている。CPU41は、ファームウェア43を実行することにより、電子機器1内部の複数の機構5、6、7、8の各機構間の動作制御を行う機能を実現する。
また、前記ファームウェア43、53、83を手動または自動で更新する更新処理部45や、更新処理部45により更新版のファームウェアに更新処理されるときに、更新前のファームウェアを保存する保存処理部46などの、CPU41によって実行されるプログラムが、メモリ42に格納されている。
以下では、上述の構成例に従って、電子機器1のスキャナ部のファームウェア83を、手動または自動で更新する更新処理部45と、前記更新処理部45により更新版のファームウェアに更新処理されるときに、更新前のファームウェア83を保存する保存処理部46を備えている電子機器1の実施形態を、図2、図3に基づいて説明する。
記電子機器1のCPU41は、たとえば、操作部5の操作パネル54を利用して手動による操作を行った後や、あるいは、月に一度などの一定期間ごとに自動で、メモリ42に格納された更新処理部45を実行する。
図2に示すように、更新処理部45は、ファームウェアの更新に関連する処理(S45)を行い、保存処理部46は、更新前のファームウェアの保存に関連する処理(S46)を行う。
まず、たとえば、ネットワーク10に接続された、ファームウェア23を管理しているファームウェア管理サーバ2などから、ネットワークインタフェース6を利用して更新版ファームウェアを取得し、あるいは、更新版ファームウェアを記憶している可搬性メモリ3から、メモリインタフェース7を利用して更新版ファームウェアを取得する(S451)。
続いて、CPU41は、メモリ42に格納された保存処理部46を実行する。保存処理部46は、更新前のファームウェア83を、たとえば、メモリインタフェース7を利用して可搬性メモリ3に保存する。あるいは、ネットワークインタフェース6を利用して、ネットワーク10を介し、ファームウェア管理サーバ2に保存する(S461)。
続いて、スキャナ部のメモリ82に保存されたファームウェア83を、たとえば、更新版ファームウェアで上書きするなどにより、ファームウェア83を更新版ファームウェアに更新する(S452)。
メモリ42に記憶されているファームウェア識別情報44には、図3に示すように、前期電子機器1のファームウェア83が更新される前の、前記電子機器1内の全機構のファームウェア43、53、83の識別情報が、ファームウェアごとに独立したレコードF1、F2、F4として記憶されている。
そこで、当該更新版ファームウェアのファームウェア識別情報F5を、メモリ42に記憶されたファームウェア識別情報44に追加登録することにより、ファームウェア識別情報44を更新する(S453)。したがって、過去に更新されたファームウェアの識別情報F3、F4のレコードは残存することになる。
以下では、前記更新処理部45は、ネットワーク接続されたファームウェア管理サーバ2から前記更新版のファームウェアをダウンロードして更新するように構成され、前記保存処理部46は、前記ファームウェア管理サーバ2で管理されているファームウェア23に前記更新前のファームウェア83が存在しない場合に、前記更新前のファームウェア83を前記ファームウェア管理サーバ2にアップロードする電子機器1の実施形態について、上述の実施形態と、図4、図5に基づいて説明する。
上述の実施形態のように、更新処理部45は、更新版ファームウェア取得の処理(S451)を実行する。図4に示すように、更新版ファームウェア取得の処理(S451)が開始すると、ファームウェア83の識別情報と、当該ファームウェア83の更新版ファームウェアが、ファームウェア管理サーバ2に管理されているファームウェア23に存在するかどうかを確認することを要求する電子データを、ネットワーク10を介してファームウェア管理サーバ2に送信する(S4511)。
一方、前記ファームウェア管理サーバ2は、たとえば、前記ファームウェア管理サーバ2の電源を入れたときなどに、ファームウェアの配信プログラムを開始し、ネットワーク10に接続された電子機器1から、更新版ファームウェアがファームウェア管理サーバ2に存在するかどうかを確認する要求があるかどうかを待っている状態(SA4511)となる。
ファームウェア管理サーバ2の電源を切ったときや、ある一定の時間が経過しても要求がなかったなどの場合は、更新版ファームウェアの存在確認の要求が無かったものと判断し、ファームウェアの配信処理を終了する(SA4511)。
更新版ファームウェアの存在確認の要求があった場合には、受信した電子データに含まれるファームウェア83の識別情報を取得し、当該ファームウェア83の更新版ファームウェアが、ファームウェア管理サーバ2で管理されているファームウェア23に存在するかどうかを確認する(SA4512)。
続いて、更新版ファームウェアの存在確認結果を示す電子データと、更新版ファームウェアが存在する場合は、更新版のファームウェアも合わせて、前記電子データに含めて、前記電子機器1へ返信する(SA4513)。そして、ファームウェアの配信処理を終了する。
電子機器1は、更新版ファームウェアの存在確認要求の処理(S4511)の後、ファームウェア管理サーバ2からの応答を待っている状態になる(S4512)。更新版ファームウェアがファームウェア管理サーバ2に存在しない旨の電子データが返信されてきた場合は、更新版ファームウェアが存在せず、ファームウェアの更新処理を行うことができないため、更新処理部45の処理を終了する(S4512)。
更新版ファームウェアがファームウェア管理サーバ2に存在する旨の電子データが返信された場合は、返信された電子データに含まれる更新版ファームウェアを取得する(S4513)。
続いて、電子機器1のCPU41は、保存処理部46を実行する。保存処理部46は、更新前ファームウェア保存の処理(S461)を実行する。図5に示すように、更新前ファームウェア保存の処理(S461)が開始すると、更新前のファームウェア83をメモリ82から取得する(S4611)。
続いて、更新前のファームウェア83の識別情報と、当該ファームウェア83が存在するかどうかを確認することを要求する電子データを、ネットワークインタフェース6を介してファームウェア管理サーバ2に送信する(S4612)。
一方、前記ファームウェア管理サーバ2は、たとえば、前記ファームウェア管理サーバ2の電源を入れたときなど、電子機器1からアップロードされる更新前ファームウェアの受信処理を開始し、ネットワーク10に接続された電子機器1から、更新前ファームウェアの存否確認の要求があるかどうかを待っている状態(SA4611)となる。
ファームウェア管理サーバ2の電源を切ったときや、ある一定の時間が経過しても要求がなかったなどの場合は、更新前ファームウェアの存在確認の要求が無かったものと判断し、電子機器1からアップロードされる更新前ファームウェア83の受信処理を終了する(SA4611)。
更新前ファームウェア83の存在確認の要求があった場合には、受信した電子データに含まれるファームウェア83の識別情報を取得し、当該ファームウェア83が、ファームウェア管理サーバ2で管理されているファームウェア23に存在するかどうかを確認する(SA4612)。
続いて、更新前ファームウェア83の存在確認結果を示す電子データと、更新前ファームウェア83が存在しない場合は、更新前のファームウェア83をアップロードすることを要求する電子データも合わせて、前記電子データに含めて、前記電子機器1へ返信する(SA4613)。
電子機器1は、更新前ファームウェア83の存在確認要求処理(S4612)の後、ファームウェア管理サーバ2からの応答を待っている状態になる(S4613)。更新前ファームウェア83がファームウェア管理サーバ2に存在する旨の電子データが返信されてきた場合は、保存処理部46の処理を終了する(S4613)。
更新前ファームウェア83がファームウェア管理サーバ2に存在しない旨の電子データが返信された場合は、更新前ファームウェア83をアップロードすることを要求する電子データと、返信された電子データに示されている更新前のファームウェア83、すなわち、更新前ファームウェア取得の処理(S4611)で取得した更新前ファームウェア83を合わせた電子データを作成する。続いて、ネットワークインタフェース6を利用して、作成した前記電子データをファームウェア管理サーバ2へアップロードする(S4614)。
一方、前記ファームウェア管理サーバ2は、更新前ファームウェア83の存在確認結果返信の処理(SA4613)で、更新前ファームウェア83をアップロードすることを要求した場合は、電子機器1から更新前ファームウェア83をアップロードする要求があるかどうかを待っている状態となる(SA4614)。
たとえば、ファームウェア管理サーバ2の電源を切ったときや、ある一定の時間が経過してもアップロードの要求がなかったなどの場合は、更新前ファームウェア83をアップロードする要求が無かったものと判断し、電子機器1からアップロードされる更新前ファームウェアの受信処理を終了する(SA4614)。
更新前ファームウェア83をアップロードする要求があった場合は、受信した電子データに含まれる更新前ファームウェア83を、ファームウェア管理サーバ2で管理されているファームウェア23に追加し、電子機器1からアップロードされる更新前ファームウェアの受信処理を終了する(SA4615)。
前記電子機器1のCPU41は、保存処理部46を終了すると、上述のように、ファームウェア更新の処理(S452)とファームウェア識別情報更新の処理(S453)を実行し、更新処理部45を終了する。
以下では、前記更新処理部45は、可搬性メモリ3から前記更新版のファームウェアを読み取って更新するように構成され、前記保存処理部46は、前記可搬性メモリ3に前記更新前のファームウェア83が存在しない場合に、前記更新前のファームウェア83を前記可搬性メモリ3に書き込む電子機器の実施形態について、上述の実施形態と、図6に基づいて説明する。
上述の実施形態のように、更新処理部45は、更新版ファームウェア取得の処理(S451)を実行し、メモリインタフェース7を介して、可搬性メモリ3に格納されているファームウェア33から、更新版ファームウェアを読み取る。
続いて、更新処理部45は、保存処理部46の更新前ファームウェア保存の処理(S461)を実行する。図6に示すように、更新前ファームウェア保存の処理(S461)が開始すると、更新前ファームウェア83をメモリ82から取得する(S4611)。
続いて、メモリインタフェース7を介して、可搬性メモリ3に格納されたファームウェア33に、更新前ファームウェア83が存在するかどうかを確認する(S4615)。更新前ファームウェア83が可搬性メモリ3に格納されたファームウェア33に存在する場合は、保存処理部46の更新前ファームウェア保存の処理(S461)を終了する(S4615)。
更新前ファームウェア83が可搬性メモリ3に存在しない場合は、可搬性メモリ3に更新前ファームウェア取得の処理(S4611)で取得した更新前ファームウェア83を、メモリインタフェース7を介して可搬性メモリ3に書き込んで保存し(S4616)、保存処理部46の更新前ファームウェア保存の処理(S461)を終了する。
前記電子機器1のCPU41は、保存処理部46を終了すると、上述のように、ファームウェア更新の処理(S452)とファームウェア識別情報更新の処理(S453)を実行し、更新処理部45を終了する。
以下では、前記保存処理部46は、前記メモリ82に記憶されている前記更新前のファームウェア83の記憶状態を維持する電子機器の実施形態について、上述の実施形態と、図7に基づいて説明する。
上述の実施形態のように、更新処理部45は、更新版ファームウェア取得の処理(S451)を実行後、保存処理部46の更新前ファームウェア保存の処理(S461)を実行する。続いて、図7に示すように、更新前ファームウェア保存の処理(S461)で保存した更新前のファームウェア83を、たとえば、CPU41が直接アクセス可能なメモリ42に保存する。あるいは、更新前のファームウェア83を、システム制御部4以外の他の機構を介して、CPU41が間接的にアクセス可能な電子機器1内のメモリ52、82に保存する(S462)。
したがって、更新前のファームウェア83が、電子機器1自機のメモリに保存されることになり、更新前のファームウェア83の記憶状態を維持することができるようになる。
以下では、前記メモリ42、52、82に記憶されている更新前後のファームウェアのうち、指定されたファームウェアを実行するファームウェア制御部47を備えている電子機器の実施形態について、上述の実施形態と、図8、図9に基づいて説明する。
上述の実施形態の説明で利用した図1に示すように、ファームウェア制御部47は、システム制御部4のメモリ42に格納されるプログラムとして構成する。たとえば、電子機器1の電源を入れた場合や、あるいは、管理者用の操作メニューにより実行することを選択した場合に、CPU41は、ファームウェア制御部47を実行する。
図8に示すように、ファームウェア制御部47が開始すると、実行するファームウェアを指定する処理を行う(S471)。
実行するファームウェアを指定する処理(S471)は、電子機器1を利用するオペレータが管理者であるかどうかを判断する処理を行う(S4711)。この処理を実行する理由は、管理者ではないオペレータが、不定期に実行するファームウェアを指定することによって、電子機器1を利用する度に違う動作をするように感じるなどの、運用上の混乱が生じることを避けるためである。したがって、必須の処理ではないため、管理者であるかどうかを判断する処理(S4711)を省略してもかまわない。
上述の管理者であるかどうかを判断する処理(S4711)を行うためには、電子機器1を利用しているオペレータを識別する必要がある。したがって、上述の実施形態の説明で利用した図1に示すように、たとえば、システム制御部4のメモリ42に、オペレータの認証を行う認証部4Aなどのプログラムを設ける必要がある。
認証部4Aは、たとえば、電子機器1をオペレータが利用する直前に、操作パネル54上にオペレータの識別情報やパスワードの入力を促す画面を表示し、画面から入力された情報と、あらかじめメモリ42などに記憶しておいた認証情報とを利用して、認証を行うようにする。あるいは、電子機器1に指紋認証などの生体認証を行う機構を追加して、オペレータの認証を行うようにしてもかまわない。
認証部4Aにより、電子機器1を利用しているオペレータが管理者ではないと判断した場合は、各機構のCPUが、各機構のメモリに格納されたファームウェアを取得し(S472)、取得した当該ファームウェアを実行する(S473)。したがって、実行するファームウェアの指定を行わず、電子機器1を通常利用することになる。
認証部4Aにより、電子機器1を利用しているオペレータが管理者であると判断した場合は、たとえば、操作パネル54上に、ファームウェアを指定して実行するモードか、もしくは、上述のとおり、ファームウェアの指定を行わないモードなのかを選択させる画面を表示することなどにより、ファームウェアを指定して実行するかどうかを選択するように促す(S4712)。
この処理を実行する理由は、管理者が電子機器1を利用する場合において、ファームウェアの指定を行わずに、ファームウェアを実行できるようにするためである。したがって、ファームウェアを指定して実行するかどうかを判断する処理を省略し、管理者は必ずファームウェアの指定を行った後でしか、ファームウェアを実行できないようにしてもかまわない。
ファームウェアを指定して実行するモードが選択された場合は、たとえば、操作パネル54上に、ファームウェアの指定を促すメッセージとともに、電子機器1に存在する更新前後のファームウェアの一覧を表示する(S4713)。
続いて、管理者であるオペレータは、実行するファームウェアを指定する画面のメッセージ内容に従って操作パネル54を入力操作し、起動するファームウェアを指定する(S4714)。
メモリ42、52、82から、指定されたファームウェアを取得し(S472)、たとえば、取得したファームウェアの電子データと、各機構のCPUが当該ファームウェアを各機構のメモリに格納し、その後、当該ファームウェアを実行することを要求する制御信号とを合わせた電子データを、シリアル通信ライン9を介して、各機構へ送信する。
一方、各機構のCPUは、シリアル通信ライン9を介して受信した電子データに基づいて、受信した電子データ内のファームウェアを、各機構のメモリに格納し、ファームウェアを実行する(S473)。
したがって、ファームウェアを指定して実行した後に、ファームウェアを指定せずに電子機器1を利用した場合は、各機構のメモリに格納済みのファームウェア、すなわち、直前に指定したファームウェアが実行されることになる。
つづいて、図9に示すように、電子機器1内の各機構のファームウェア識別情報F1、F2、F3、F4、F5と、ファームウェアが各機構のメモリに格納されており、実行されるかどうかを示すファームウェア実行情報K1、K2、K3、K4、K5を組み合わせたファームウェア制御情報レコードFK1、FK2、FK3、FK4、FK5を作成することにより、ファームウェア制御情報4Bの更新を行う(S474)。
したがって、ファームウェアの指定を行わずにファームウェアを実行する場合は、ファームウェア制御情報4Bを利用して、実行されることが示されているファームウェアを取得して(S472)、当該ファームウェアを実行する(S473)ようにすればよい。
さらに、ファームウェアを指定する処理(S471)を改修すると、指定したファームウェアを消去することができるようになる。
図8に示すように、ファームウェアを指定して実行するモードであるかを選択する処理(S4712)において、指定したファームウェアを消去するモードも選択できるように改修する。
ファームウェアを指定して実行するモードが選択されなかった場合であり、なおかつ、指定したファームウェアを消去するモードも選択されなかった場合(S4717)は、通常通り、ファームウェアを取得して(S472)、ファームウェアを実行(S473)すればよい。
ファームウェアを指定して実行するモードが選択されなかった場合であり、なおかつ、指定したファームウェアを消去するモードが選択された場合(S4717)は、消去するファームウェアを指定させるために、たとえば、操作パネル54上に、ファームウェアの指定を促すメッセージとともに、電子機器1に存在する更新前後のファームウェアの一覧を表示する(S4718)。
続いて、管理者であるオペレータは、消去するファームウェアを指定する画面のメッセージ内容に従って入力を行い、消去するファームウェアを指定する(S4719)。
続いて、メモリ42内から指定されたファームウェアを消去し(S475)、当該ファームウェアのファームウェア制御情報レコードを削除することにより、ファームウェア制御情報4Bを更新する(S474)。
以下では、前記更新処理部45を介した前記ファームウェア83の更新処理前に、前記ファームウェア83の更新情報を自動表示する更新情報表示部48を備え、前記更新処理部45はオペレータによる確認入力に基づいて前記更新処理を実行する電子機器の実施形態について、上述の実施形態と、図10、図11に基づいて説明する。
上述の実施形態の説明で利用した図1に示すように、更新情報表示部48は、システム制御部4のメモリ42に格納されたプログラムとして構成する。CPU41が更新情報表示部48を実行すると、たとえば、図10(a)に示すように、操作パネル54の最下部の領域543にファームウェアの更新情報を表示することを要求する制御信号を、シリアル通信ライン9を介して、操作部5に送信する。
したがって、操作部5は、シリアル通信ライン9を介して受信した制御信号に基づいて、操作パネル54にファームウェアの更新情報を表示することができるように、ファームウェア53の改修を行う必要がある。
上述のように、前記電子機器1のCPU41は、たとえば、操作部5の操作パネル54を利用して手動による操作を行った後や、あるいは、月に一度などの一定期間ごとに自動で、メモリ42に格納された更新処理部45を実行する。
図11に示すように、上述の実施形態で説明した更新処理部45の処理の前後で、更新表示部48が処理(S48)を行うように更新処理部45を改修する。
まず、更新処理部45の実行開始直後に、更新表示部48がファームウェアの更新を行うかどうかの確認入力を促す画面を表示する(S481)処理を行うように更新処理部45を改修する。
また、ファームウェア更新確認入力画面表示(S481)の処理は、たとえば、図10(b)に示すように、操作パネル54の最上部の領域541にメッセージを表示するとともに、中段部の領域542に確認入力用の操作メニュー544を表示することを要求する制御信号を、操作部5へ送信するように、更新表示部48を実装すればよい。
さらに、操作部5のファームウェア53も、受信した制御信号に基づき、操作パネル54にメッセージや操作メニューを表示するように改修する必要がある。
ファームウェアの更新を行わないことが入力された場合は、更新処理部45を終了する。ファームウェアの更新を行うことが入力された場合は、上述のとおり、更新版ファームウェア取得の処理(S451)と、更新前ファームウェア保存の処理(S461)と、ファームウェア更新の処理(S452)と、ファームウェア識別情報更新の処理(S453)を実行し、ファームウェアの更新を行うよう、更新処理部45を改修する。
つづいて、操作パネル54の最下部の領域543にファームウェアの更新情報を表示する(S483)よう、更新表示部48を実装するとともに、操作部5のファームウェア53も改修する。
この処理は、ファームウェアの更新処理を行ったオペレータが、ファームウェアの更新処理が正常に実行されたかどうかを確認することは、当然予想されることであり、それを容易にするために実行するものである。したがって、必須の処理ではないため、ファームウェアの更新情報を表示する(S483)処理を省略してもかまわない。
以下では、前記更新処理部45により更新されたファームウェア83の更新履歴を管理する履歴管理部49と、前記履歴管理部49で管理された更新履歴を表示する履歴表示部40を備えている電子機器の実施形態について、上述の実施形態と、図12、図13、図14に基づいて説明する。
上述の実施形態の説明で利用した図1に示すように、履歴管理部49と履歴表示部40は、システム制御部4のメモリ42に格納されるプログラムとして構成する。
履歴管理部49は、メモリ42からファームウェア更新履歴情報4Cを読み書きすることにより、ファームウェアの更新履歴管理を実現するよう実装する。また、履歴表示部40は、履歴管理部49で管理されているファームウェア更新履歴情報4Cを操作パネル54に表示することを要求する制御信号を、シリアル通信ライン9を介して操作部5へ送信するように実装する。
さらに、操作部5のファームウェア53も、受信した制御信号に基づき、操作パネル54にファームウェア更新履歴情報4Cを表示できるように改修する必要がある。
上述のように、前記電子機器1のCPU41は、たとえば、操作部5の操作パネル54を利用して手動による操作を行った後や、あるいは、月に一度などの一定期間ごとに自動で、メモリ42に格納された更新処理部45を実行する。
図12に示すように、上述の実施形態で説明した更新処理部45の処理の後で、履歴管理部49が処理(S49)を行うように更新処理部45を改修する。
まず、更新処理部45がファームウェアの更新を行った後、履歴管理部49がファームウェア更新履歴情報4Cの更新を行う(S491)ように、更新処理部45を改修する。
履歴管理部49は、図13に示すように、電子機器1内の各機構にインストールされたファームウェア識別情報F1、F2、F3、F4、F5と、各ファームウェアがいつ各機構のメモリに格納されたかを示す最終更新情報D1、D2、D3、D4、D5を組み合わせた、ファームウェア更新履歴情報レコードFD1、FD2、FD3、FD4、FD5を作成することにより、ファームウェア履歴更新情報4Cの更新を行う(S491)ように実装する。
つづいて、ファームウェア履歴更新情報4Cを利用して、図14(a)に示すように、操作パネル54の中段部の領域542に電子機器1の各機構の一覧を画面に表示する操作メニュー544を追加するように、履歴表示部40を実装するとともに、操作部5のファームウェア53も改修する。
さらに、表示された電子機器1の各機構の一覧から、ファームウェアの更新履歴を確認したい機構を選択することにより、図14(b)に示すように、選択した機構のファームウェア更新履歴情報4Cの一覧が表示されるように、履歴表示部40を実装するとともに、操作部5のファームウェア53も改修する。
以下、本発明の別実施形態を説明する。
上述の実施形態では、電子機器1を画像形成装置として構成する例を説明したが、ファームウェアに基づいて所定の機能が実現される電子機器であるならば、たとえば、ゲーム機器、テレビ、携帯電話、パソコン、DVDレコーダーなどであってもかまわない。
また、上述の実施形態では、図8に示すように、ファームウェア制御部47が、実行する各機構のファームウェアを指定する処理を行い(S471)、指定されたファームウェアを実行する、あるいは、指定されたファームウェアを消去する例を説明した。
しかし、この例で説明した実行ファームウェア指定画面表示(S4713)の処理、あるいは、消去ファームウェア指定画面表示(S4718)の処理を、履歴表示部40によるファームウェアの更新履歴情報表示の処理を利用して、実現してもかまわない。
さらに、上述の実施形態では、指定したファームウェアを消去する場合に、ファームウェア制御情報レコードを削除する例を説明したが、ファームウェア制御情報レコードを削除せずに残存してもかまわない。この場合、ファームウェアを指定して実行しようとした場合に、既に消去されているファームウェアが実行ファームウェア指定画面に表示されることになる。
しかし、既に消去されているファームウェアを指定してファームウェアを起動しようとした場合であっても、上述の実施形態の構成例にならって、ファームウェア管理サーバ2や可搬性メモリ3を利用して、当該ファームウェアを取得するようファームウェア制御部47を改修すればよい。
尚、上述した実施形態は何れも本発明の一実施例に過ぎず、当該記載により本発明の範囲が限定されるものではなく、各部の具体的構成は本発明による作用効果を奏する範囲において適宜変更設計することができることはいうまでもない。
1:電子機器
2:ファームウェア管理サーバ
3:可搬性メモリ
4:システム制御部
5:操作部
6:ネットワークインタフェース(電子機器)
7:メモリインタフェース(電子機器)
8:その他機構
10:ネットワーク
23:ファームウェア(ファームウェア管理サーバ)
33:ファームウェア(可搬性メモリ)
42:メモリ(システム制御部)
43:ファームウェア(電子機器)
44:ファームウェア識別情報(電子機器)
45:更新処理部
46:保存処理部
47:ファームウェア制御部
48:更新情報表示部
49:履歴管理部
40:履歴表示部
4A:認証部
52:メモリ(操作部)
53:ファームウェア(操作部)
82:メモリ(その他機構)
83:ファームウェア(その他機構)
2:ファームウェア管理サーバ
3:可搬性メモリ
4:システム制御部
5:操作部
6:ネットワークインタフェース(電子機器)
7:メモリインタフェース(電子機器)
8:その他機構
10:ネットワーク
23:ファームウェア(ファームウェア管理サーバ)
33:ファームウェア(可搬性メモリ)
42:メモリ(システム制御部)
43:ファームウェア(電子機器)
44:ファームウェア識別情報(電子機器)
45:更新処理部
46:保存処理部
47:ファームウェア制御部
48:更新情報表示部
49:履歴管理部
40:履歴表示部
4A:認証部
52:メモリ(操作部)
53:ファームウェア(操作部)
82:メモリ(その他機構)
83:ファームウェア(その他機構)
Claims (7)
- メモリに記憶されたファームウェアに基づいて所定の機能が実現される電子機器であって、
前記ファームウェアを手動または自動で更新する更新処理部と、前記更新処理部により更新版のファームウェアに更新処理されるときに、更新前のファームウェアを保存する保存処理部を備えている電子機器。 - 前記更新処理部は、ネットワーク接続されたファームウェア管理サーバから前記更新版のファームウェアをダウンロードして更新するように構成され、
前記保存処理部は、前記ファームウェア管理サーバで管理されているファームウェアに前記更新前のファームウェアが存在しない場合に、前記更新前のファームウェアを前記ファームウェア管理サーバにアップロードする請求項1記載の電子機器。 - 前記更新処理部は、可搬性メモリから前記更新版のファームウェアを読み取って更新するように構成され、
前記保存処理部は、前記可搬性メモリに前記更新前のファームウェアが存在しない場合に、前記更新前のファームウェアを前記可搬性メモリに書き込む請求項1記載の電子機器。 - 前記保存処理部は、前記メモリに記憶されている前記更新前のファームウェアの記憶状態を維持する請求項1から3の何れかに記載の電子機器。
- 前記メモリに記憶されている更新前後のファームウェアのうち、指定されたファームウェアを実行するファームウェア制御部を備えている請求項4記載の電子機器。
- 前記更新処理部を介した前記ファームウェアの更新処理前に、前記ファームウェアの更新情報を自動表示する更新情報表示部を備え、前記更新処理部はオペレータによる確認入力に基づいて前記更新処理を実行する請求項1から5の何れかに記載の電子機器。
- 前記更新処理部により更新されたファームウェアの更新履歴を管理する履歴管理部と、前記履歴管理部で管理された更新履歴を表示する履歴表示部を備えている請求項1から6の何れかに記載の電子機器。
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