JP2004125445A - 可動磁石式計器 - Google Patents

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    • C08F222/04Anhydrides, e.g. cyclic anhydrides
    • C08F222/06Maleic anhydride

Abstract

【課題】可動磁石式計器を回路基板に組み付ける組立ラインにおいて、可動磁石式計器を収納部材からスムーズに排出することが可能な可動磁石式計器を提供する。
【解決手段】回転軸3を有するロータ磁石1と、このロータ磁石1を収納すると共に回転軸3を軸支するハウジング6とを備えた可動磁石式計器Mであって、ハウジング6がその外周側方に延在する一対の延長部67,68を有し、可動磁石式計器Mを複数整列させるにあたって隣接する他の可動磁石式計器Mの延長部67,68と噛み合う噛み合い部分15を設けた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、指針を駆動する可動磁石式計器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用メータに適用される可動磁石式計器として、交差コイルに流れる電流量に応じて永久磁石からなるマグネットロータを回転させる交差コイル式の可動磁石式計器が一般的によく知られている。
【0003】
可動磁石式計器は例えば指針軸(回転軸)を有するマグネットロータと、マグネットロータを空洞内に収納しつつ回転軸を軸支するボビンと、このボビンの外周に巻かれる一対のコイルと、このコイルが巻かれたボビンの所要部を覆うように配設される円筒カップ形のシールドケースとから構成されている。そして、ボビンにはシールドケースの開口孔周囲に延在する一対の第1フランジ部と一対の第2フランジ部とが形成されており、第1フランジ部の双方にはボビンと所定部材とをネジ止め固定するためのネジ孔を有する筒状部が設けられ、第2フランジ部の一方には筒状部と同一方向に延びる突出部が設けられている(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−304463号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載の可動磁石式計器の場合、一対の第1,第2フランジ部がシールドケースの開口孔周囲に延在し、且つ第1フランジ部の両端にはボビンケースと所定部材とをネジ止め固定するための筒状部が形成され、これにより筒状部(第1フランジ部)の外壁面は曲面部を有するように構成されている。かかる可動磁石式計器は例えば所定方向が開口する開口部を有する細長い枠型の合成樹脂材料からなる収納部材に一列に複数個収納された状態で出荷されたり、あるいは製造ライン内を搬送される。この際、収納部材側には例えば回転軸を案内するための第1の溝部と、第2フランジ部の突出部を案内するための第2の溝部とが形成されており、各可動磁石式計器が第1,第2の溝部に沿って収納部材内に順次案内されたとき、互いに隣接する可動磁石式計器同士は第1フランジ部の曲面部(外壁面)が当接するようになっている。
【0006】
そして、収納部材に収納可能な複数の可動磁石式計器を収納した後、開口部に弾性部材等を嵌合させることで各可動磁石式計器はその第1フランジ部の曲面部同士が当接するように収納部材内に整列配置される。さらに、このように第1フランジ部の曲面部同士が当接する複数の可動磁石式計器を有し、弾性部材によって封止された収納部材を可動磁石式計器の製造ラインから可動磁石式計器を回路基板に組み付ける組立ラインに輸送する場合がある。
【0007】
この際、各可動磁石式計器の第1フランジ部の曲面部同士が接触する構成となるため、収納部材の輸送中に外部からの振動や衝撃等が加わると、所定の可動磁石式計器には第1の溝部と回転軸もしくは第2の溝部と突出部とのクリアランスによる回転力が生じる。そして、この回転力によって所定の可動磁石式計器の第1フランジ部が所定方向に回転することで、この第1フランジ部に隣接する可動磁石式計器の第1フランジ部には所定方向とは逆方向に回転する回転力が作用し、これにより隣接する可動磁石式計器同士は第1フランジ部が重なり合うように収納部材内に配設されることになる。
【0008】
従って、前記組立ラインにおいて収納部材にはめ込まれた弾性部材を取り除いてから、可動磁石式計器が収納された収納部材を傾けて可動磁石式計器を収納部材から1個ずつ取り出す際に、第1フランジ部同士が重なり合っていると、この第1フランジ部同士の重なり合いによって可動磁石式計器が収納部材中で引っかかることがあり、これにより可動磁石式計器が収納部材からズムーズに排出されるのを阻害し、前記組立ラインにおける作業性が悪化してしまうという問題を有していた。
【0009】
本発明はこの点に鑑みてなされたもので、その主な目的は、可動磁石式計器を回路基板に組み付ける組立ラインにおいて、可動磁石式計器を収納部材からスムーズに排出することが可能な可動磁石式計器を提供せんとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するため、回転軸を有するロータ磁石と、このロータ磁石を収納すると共に前記回転軸を軸支するハウジングとを備えた可動磁石式計器であって、前記ハウジングがその外周側方に延在する一対の延長部を有し、前記可動磁石式計器を複数整列させるにあたって隣接する他の可動磁石式計器の延長部と噛み合う噛み合い部分を設けたことを特徴とする。
【0011】
また本発明は、前記噛み合い部分は前記各延長部のうち一方に設けられる突起部と、前記各延長部の他方に設けられ前記突起部と凹凸結合される結合部とからなることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の実施形態による可動磁石式計器の正面図、図2は図1のA−A断面図、図3(a)は図1のB−B断面図、図3(b)は図1C−C断面図、図4は同実施形態による可動磁石式計器を収納部材に収納した状態を示す図、図5は図4のD−D断面図、図6は同実施形態による可動磁石式計器を搬送するときの状態を示す図、図7は図6中、E部を拡大しして示す各延長部の要部正面図である。
【0013】
図1,図2において可動磁石式計器Mは、ロータ磁石1と第1のギヤ2を有する回転軸3と、第1のギヤ2と連結噛合する第2のギヤ4を有すると共に先端に指針Pが装着され第2のギヤ4の回転に応じて指針Pを回転させる指針軸5と、各ギヤ2,4を連結させた状態で回転軸3及び指針軸5を並設状態に軸支すると共に、ロータ磁石1,第1,第2のギヤ2,4を収納するハウジング6と、ハウジング6の外側に巻かれる一対のコイル7,8と、ハウジング6の所定領域を覆うシールドケース9とを備えている。
【0014】
ロータ磁石1は、例えばN,Sが交互に4極着磁された円盤状のプラスチックマグネットからなり、第1のギヤ2は、外周に適宜数の連続歯が形成された歯車からなり、図2中、ロータ磁石1が下方、第1のギヤ2が上方に位置するように、それぞれが回転軸3に固定されている。
【0015】
第2のギヤ4は、第1のギヤ2よりも径大で且つ外周に第1のギヤ2よりも多くの連続歯を有して指針軸5に固定され、図2中、ロータ磁石1の上側で且つロータ磁石1とは適宜空間を空けて重なるように第1のギヤ2側に延び、第1のギヤ2と噛合している。
【0016】
ハウジング6は合成樹脂からなり、図2中、下側に位置する第1の枠体61と上側に位置する第2の枠体62とに分割形成され、これら第1,第2の枠体61,62間でロータ磁石1,第1,第2のギヤ2,4を収納する空洞部を形成すると共に回転軸3と指針軸5を軸支している。
【0017】
また、この場合、第2のギヤ4が配置されないロータ磁石1のラジアル方向外周に対応するハウジング6領域には、第1,第2の枠体61,62とで巻枠部63,64が形成され、この巻枠部63,64に各コイル7,8が巻装されている。
【0018】
コイル7,8は、巻枠部63,64に巻かれることによって、第2のギヤ4が配置されないロータ磁石1のラジアル方向外周に位置しており、この際、各コイル7,8の巻回中心軸に沿って回転軸3側に延びる軸線は、回転軸3(ロータ磁石1)の軸心で交わり、このときの各巻回中心軸の交差角Fは、略135度に設定されている。
【0019】
このように巻装された各コイル7,8の各末端部は、図1に示すように、各端子10に導通接続され、これら端子10は丸棒状の導電性金属材からなり、巻回部63,64の外方に位置して円柱状に延びる端子保持部65,66に圧入保持されている。この場合、各端子保持部65,66はハウジング6の第1の枠体61側に設けられている。
【0020】
さらに、この第1の枠体61には図1中、上端側及び下端側においてシールドケース9の後述する開口部を通じてシールドケース9の周囲に板状に延長形成されてなる一対の延長部67,68が形成されている。これら延長部67,68の板面は回転軸3の軸と直交する方向に延び、各延長部67,68の外壁側には前記板面方向とは直交する方向(回転軸3の軸方向)に延び回路基板11に装着される際の受け部となる第1,第2の筒状部69,601が設けられており(図3(a),(b)参照)、各筒状部69,601の双方にはハウジング6と回路基板11との取付手段となる図示しないネジが螺合するネジ孔69a,601aが形成されている。
【0021】
また本実施形態では、第1の筒状部69はその外壁面から一定肉厚で外側に隆起する突起部602が形成されると共に、第2の筒状部601側には隣接する相手方の可動磁石式計器Mに設けられる突起部602と凹凸結合する凹部からなる結合部603が形成されている。
【0022】
なお、604,605は同じく第1の枠体61側に一体に設けられ各筒状部69,601と同一方向(回路基板11側)に延びる第1,第2の係止片606,607を備えた第1,第2の弾性片であり(図5参照)、ハウジング6を回路基板11に取り付ける際に各係止片606,607を備えた各弾性片604,605は図1中、左側に位置する第3の係止片608を備えた第3の弾性片609と共に、第3の弾性片609に対応する回路基板11の貫通孔11a、及び第1,第2の弾性片604,605に対応する回路基板11の図示しない第2,第3の貫通孔を貫通して回路基板11の表面側で第1の貫通孔11a及び前記第2,第3の貫通孔の周縁で仮係合されるようになっている。
【0023】
また、第1の係止片606の中心と第2の係止片607の中心とを結ぶ第1の直線L1は、第1の筒状部69のネジ孔69aと第2の筒状部601のネジ孔601aとを結ぶ第2の直線L2と略平行となるように設定されている。
【0024】
シールドケース9は、底壁部90と、この底壁部90の外周より回転軸3の軸方向に沿って延びる周壁部91と、この周壁部91の底壁部90とは反対側に形成される開口部92とを有するパーマロイ等の金属製板材のプレス成形体からなり、開口部92を通じてハウジング6の所要部、本実施例では、ロータ磁石1の外周部に対応する第1の枠体部61の底部及びその周囲のみを覆うように配設されている。
【0025】
以上の各部によって可動磁石式計器Mが構成されている。そして、かかる可動磁石式計器Mは図4に示すように収納部材12内に収納され、収納部材12に収納された複数個の可動磁石式計器Mは一列に整列した状態で収納される。なお、図4では3個の可動磁石式計器Mが収納部材12内に一列に整列した状態を示しているが、収納部材12内に収納される可動磁石式計器Mの個数は2個以上であれば任意である。
【0026】
このように複数の可動磁石式計器Mが収納される収納部材12は、図4及び図5に示すように例えば透明樹脂材料からなり、細長の略枠型に形成され、長手方向の両方が開口する開口孔121,122と、シールドケース9の底壁部90及び周壁部91を位置決めする段部からなる2つの位置決め部123と、ハウジング6の第1,第2の係止片606,607を嵌挿するための凹部からなる溝部124とを有している。なお、位置決め部123,溝部124は収納部材12の長手方向に沿って第2の直線L2(第1の直線L1)と略平行に形成されている。
【0027】
そして、複数の可動磁石式計器Mを収納部材12に収納する収納方法は、まず収納部材12の一方の開口孔121に例えばゴム材からなる弾性部材13を嵌合させて開口孔121を封止し、次に他方の開口孔122側から可動磁石式計器Mを収納部材12内に挿入する。
【0028】
この際、ハウジング6の第1,第2の係止片606,607(第1,第2の弾性片604,605)を収納部材12の溝部124に嵌挿させると同時に、シールドケース9の底壁部90及び周壁部91を収納部材12の各位置決め部123に位置決めするように嵌挿させることで、可動磁石式計器Mが収納部材12内に挿入され、開口孔122側を上方に持ち上げると収納部材12自体が所定角度傾いて、収納部材12内に挿入された可動磁石式計器Mは弾性部材13側へ移動し、第1の筒状部69の突起部602が弾性部材13と当接するように収納部材12に収納される。
【0029】
次に、2個目、3個目の可動磁石式計器Mは前述の収納方法と同様にして、ハウジング6の第1,第2の係止片606,607を収納部材12の溝部124に嵌挿させると同時に、シールドケース9の底壁部90及び周壁部91を収納部材12の各位置決め部123に位置決めするように嵌挿させることで、収納部材12内に挿入され、3個目の可動磁石式計器Mの収納部材12への収納が完了した後、開口孔122に弾性部材13と同形状からなる弾性部材14が嵌合されることで各可動磁石式計器Mは図6に示すように各弾性部材13,14間において一列に整列した状態で収納され、この各可動磁石式計器Mが収納された収納部材12は可動磁石式計器Mを回路基板11に組み付ける組立ラインに搬送されることになる。
【0030】
この収納部材12の搬送にあたって、隣接する可動磁石式計器M同士は図7に示すように第1の筒状部69と第2の筒状部601とが噛み合い部分15により噛み合っている。すなわち、この噛み合い部分15は第1の筒状部69に設けられる突起部602と、第2の筒状部601に設けられ突起部602と凹凸結合する結合部603とが凹凸結合するように噛み合っており、且つ各ネジ孔69a,601aの中心を結ぶ直線は第2の直線L2と略一致している。
【0031】
このように隣接する可動磁石式計器M同士が第2の直線L2に沿うように噛み合い部分15によって互いに噛み合うことにより、収納部材12を搬送する際に外部からの振動や衝撃等が加わり、第1,第2の係止片606,607と収納部材12の溝部124とのクリアランスに応じて所定の可動磁石式計器Mに回転よる回転力が付与されたとしても、この回転力によって所定の可動磁石式計器Mの第1の筒状部69が相手方の可動磁石式計器Mの第2の筒状部601側へ移動すること、及び所定の可動磁石式計器Mの第2の筒状部601が相手方の可動磁石式計器Mの第1の筒状部69側へ移動することが規制される。
【0032】
このため、従来のように隣接する可動磁石式計器Mの各ネジ孔69a,601aの中心を結ぶ直線が第2の直線L2に対して所定角度傾いて第1の筒状部69と第2の筒状部601とが重なり合うように収納部材12内に収納されることが抑制されることになる。従って、収納部材12に収納された各可動磁石式計器Mを前記組立ラインに搬送して可動磁石式計器Mを収納部材12から1個ずつ取り出す際に、各可動磁石式計器Mは第2の直線L2に沿って収納部材12内を円滑に移動することで収納部材12からズムーズに排出され、前記組立ラインにおける作業性を良好にすることが可能となる。
【0033】
以上のように本実施形態では、回転軸3を有するロータ磁石1と、このロータ磁石1を収納すると共に回転軸3を軸支するハウジング6とを備えた可動磁石式計器Mであって、ハウジング6がその外周側方に延在する一対の延長部67,68を有し、可動磁石式計器Mを複数整列させるにあたって隣接する他の可動磁石式計器Mの延長部67,68と噛み合う噛み合い部分15を設けたことにより、各可動磁石式計器Mは第2の直線L2に沿って収納部材12からズムーズに排出され、前記組立ラインにおける作業性を良好にすることが可能となる。
【0034】
また本実施形態では、噛み合い部分15は一方の延長部67(第1の筒状部69)に設けられる突起部602と、他方の延長部68(第2の筒状部601)に設けられ突起部602と凹凸結合される結合部603とからなることにより、噛み合い部分15による噛み合いが凹凸結合によってより強固なものとなり、各可動磁石式計器Mを収納部材12からよりズムーズに排出することが可能となる。
【0035】
また本実施形態では、噛み合い部分15が一方の延長部67(第1の筒状部69)に設けられる突起部602と、他方の延長部68(第2の筒状部601)に設けられ突起部602と凹凸結合される結合部603とからなる例について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、噛み合い部分15の形状は任意の構成を適用することができ、例えば、「V」字状の溝と、この「V」字状の溝と結合する三角形状の突起部とにより噛み合い部分15を形成してもよい。
【0036】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、初期の目的を達成することができ、可動磁石式計器を回路基板に組み付ける組立ラインにおいて、可動磁石式計器を収納部材からスムーズに排出することが可能な可動磁石式計器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による可動磁石式計器の正面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】(a)図1のB−B断面図。
(b)図1のC−C断面図。
【図4】同実施形態による可動磁石式計器を収納部材に収納した状態を示す図。
【図5】図4のD−D断面図。
【図6】同実施形態による可動磁石式計器を搬送する状態を示す図。
【図7】図6中、E部を拡大しして示す各延長部の要部正面図。
【符号の説明】
1  ロータ磁石
2  第1のギヤ
3  回転軸
4  第2のギヤ4
5  指針軸
6  ハウジング
9  シールドケース
12  収納部材
15  噛み合い部分
61  第1の枠体
62  第2の枠体
67,68  延長部
69  第1の筒状部
90  底壁部
91  周壁部
92  開口部
123  位置決め部
124  溝部
601  第2の筒状部
602  突起部
603  結合部
606  第1の係止片
607  第2の係止片
L2  第2の直線

Claims (2)

  1. 回転軸を有するロータ磁石と、このロータ磁石を収納すると共に前記回転軸を軸支するハウジングとを備えた可動磁石式計器であって、
    前記ハウジングがその外周側方に延在する一対の延長部を有し、
    前記可動磁石式計器を複数整列させるにあたって隣接する他の可動磁石式計器の延長部と噛み合う噛み合い部分を設けたことを特徴とする可動磁石式計器。
  2. 前記噛み合い部分は前記各延長部のうち一方に設けられる突起部と、前記各延長部の他方に設けられ前記突起部と凹凸結合される結合部とからなることを特徴とする請求項1記載の可動磁石式計器。
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