JP2004125240A - 開閉装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転軸を有して開閉する第1の扉と、前記第1の扉の開閉方向において、前記第1の扉を覆うように配置された第2の扉の背面側に押しリブを設けたことによって、前記第1が開状態であるとき、前記第2の扉を閉じて前記第1の扉の一側面を押して回転軸を外すものである。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、扉の開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、冷蔵庫の扉を閉める発明(例えば特許文献で)が開示されている。これは、図6に示すように区画室53と前面区画棒に取り付けられる区画扉50と、冷蔵庫庫内内方に向ってつば52を形成したドア棚54とから構成していた。すなわち、冷蔵庫庫内内方に向ってつば52を形成したドア棚54であるため、区画扉50を開いた状態で冷蔵庫扉54を閉めても、冷蔵庫扉51と区画扉50が当接する前に、つば52が区画扉50をはね上げることができる構成としていた(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平4−174283号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、区画扉50が90°以上開いた状態で冷蔵庫扉51を閉めようとすると区画扉50がつば52によりはね上げられず、また、冷蔵庫扉51も閉まらず、また無理して閉めると破損をまねくという課題を有していた。
【0005】
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、区画扉が90°以上開いた状態で外郭扉を閉じた際、区画扉を外れる構成にし区画扉の閉め忘れを使用者に認識させる開閉装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、回転軸を有して開閉する第1の扉と、第1の扉の開閉方向において、第1の扉を覆うように配置された第2の扉を有する開閉装置であって、第2の扉の押しリブが第1の扉の一側面を押して回転軸を外郭本体の軸受け部から外すことを特徴とする。
【0007】
上記第2の扉の押しリブによって、第1扉の一側面を押して回転軸を外郭本体から外すことが可能となり、第2扉の誤操作による閉動作時において第1の扉の閉め忘れ防止が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態について空気調和機に例にして説明する。
【0009】
(実施の形態1)
図1は空気調和機の室内ユニットで、前面グリルに相当する第2の扉2を開いた状態を示している。第2の扉の内部の本対側には電装部品の点検、操作などをするための第1の扉1が設けられている。
【0010】
図2は、その第1の扉1近傍の拡大図で、第1の扉1が開いた状態を示している。図3は、第1の扉1を閉まった状態での方向から見た斜視図である。
【0011】
第1の扉1には回転軸4a、4bが設けられ、この回転軸4a、4bが外郭本体面3の軸受け部8a、8bに回転自在に取りつけられて、第1の扉1が開閉できるようになっている。また第1の扉1が完全に開いた時に、外郭本体面3に当接する縦リブ5を設けている。
【0012】
図4は図1のAA断面であり、第1の扉1が完全に開いた状態を示している。第2の扉2の背面には、第1の扉1の側面10に対応する位置に、所定長さの押しリブ9を設けている。この押しリブ9を図5に示す。
【0013】
いま第1の扉1が完全に開いた状態で、第2の扉2を閉めようとした場合、押しリブ9の作用面9aが第1の扉1の側面10と接触し(図4の状態)、さらに第2の扉2を図4の矢印に示すように閉めていくと、押しリブ9の作用面9aが第1の扉1の側面10を斜め上方から押すように力が働き、その結果、回転軸4a、4bの台座6がたわみ、まず上方の回転軸4aが軸受け部8bから前方に外れ、そして下方の回転軸4bも外れて、第1の扉1は下方に脱落するようになっている。
【0014】
また、下方の回転軸4bの長さを上方の回転軸4aの長さより短くしておくと、上方の回転軸4aが外れた後に、下方の回転軸4bだけで引っかかった状態になることなく下方の回転軸4bが容易に外れて脱落しやすいようにしている。
【0015】
(実施の形態2)
また、本願の他の発明の実施例について説明する。
【0016】
第1の扉1を上下方向に開閉するように取りつけた場合において、図5に示すように、第1の扉1の前面側に、短い縦リブ5aを側面11よりに設け、また第2の扉2の背面には、矢印に示すような位置(縦リブ5aの反対側)に力がかかるように、押しリブ(図示せず)を設ければ、第2の扉が閉まるにしたがって、第1の扉がねじれを起こし、回転軸4aが外れるようになる。
【0017】
以上のように、第1の扉1が開状態であるとき、第2の扉2を閉める際には、第1の扉1が外れることにより閉め忘れ防止を図ることができる。
【0018】
【発明の効果】
上記から明らかなように、第1の扉が開状態であるとき、第2の扉を閉める際に、第2の扉の背面に設けた押しリブが、第1の扉の所定部分を押すことにより第1の扉の回転軸が外れ、外郭本体から第1の扉が脱落して、第1の扉の閉め忘れ防止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す開閉装置を設けた空気調和機の斜視図
【図2】本発明の第1の実施形態を示す第1の扉近傍の拡大斜視図
【図3】本発明の第1の実施形態を示す第1の扉の斜視図
【図4】図1のA−A断面図
【図5】本発明の第1の実施形態を示す第2の扉の押しリブの斜視図
【図6】本発明の第2の実施形態を示す第1の扉の斜視図
【図7】従来の開閉扉の斜視図
【符号の説明】
1 第1の扉
2 第2の扉
3 外郭本体面
4a、4b 回転軸
5 縦リブ
5a 縦リブ
6 台座
7 押し面
9 押しリブ
10 側面
Claims (3)
- 回転軸を有して外郭本体に着脱可能にて開閉するように設けられた第1の扉と、前記第1の扉の開閉方向において前記第1の扉を覆うように配置された第2の扉を有する開閉装置であって、前記第2の扉の押しリブが閉動作時に前記第1の扉の一側面を押すと共に前記第1の扉の回転軸を前記外郭本体の軸受け部から外すことを特徴とする開閉装置。
- 第1の扉の回転軸と前記第1の扉の全開時に外郭本体面に当接するように前面側に起立して形成した縦リブを有し、第2の扉の背面に所定長さの押しリブを有し、前記第1の扉が開状態であるときは、前記第2の扉が閉動作時に、前記押しリブが前記第1の回転軸と略垂直な一辺を押すことを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
- 第1の扉の回転軸は、前記第2の扉の押しリブが押す側と反対側の軸が、他方の回転軸より短く形成されていることを特徴とする請求項2記載の開閉装置。
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