JP2004124593A - 便器洗浄装置 - Google Patents

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JP2002292507A
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Haruo Tsutsui
筒井 治雄
Michinori Yanase
柳瀬 理典
Akihiro Kamatani
鎌谷 章弘
Seiji Miyajima
宮島 誠治
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

【課題】便器のロータンクに取付け、排水弁の引上げを手動・電動双方で行うことができる便器洗浄装置において、単一のモータで駆動可能で市販されているいろいろなロータンクに取付けが可能な便器洗浄装置を提供する。
【解決手段】動作軸とモータと減速ギヤと減速ギヤを介してモータに接続された駆動軸と筐体からなり、便器のロータンクに取付け、モータ駆動により動作軸に鎖を介して連結された排水弁を引上げることを目的とした便器洗浄装置において、モータの減速比が変更可能とした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、便器のロータンクに取付け、排水弁の引上げを手動・電動双方で行うことができる便器洗浄装置の構造および制御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の便器洗浄装置は、図10で示されるように、手動レバー30と手動軸31と動作軸32とモータと減速ギヤと減速ギヤを介してDCモータに接続された駆動軸と筐体からなり、形状・仕様が限定された特定のロータンクへ取付けることを目的として開発された。通常はリモコンの洗浄開始釦を押すと、DCモータが回転し、減速ギヤを介して駆動軸と動作軸32が回転し、動作軸32に取付けられた玉鎖33が引き上げられて排水弁が開き、便器洗浄が行われる。
動作軸32・駆動軸・手動軸31はともに回転する構造になっているので、停電時などDCモータが使用できない状況であっても、手動レバーを介して手動軸31を回せば動作軸32が回転し、同じように洗浄動作を行うことができる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−65028号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これらの便器洗浄装置は特定のロータンクにしか取り付かなかった。この理由を以下に記載する。一般に市販されているロータンクは排水弁引上げ動作を行う場合、手動レバーと排水弁の位置関係よりおおよそ、
(1)大トルク−小角速度
(2)小トルク−大角速度
の2種類に大別することができる。
【0005】
しかし、従来の便器洗浄装置は排水弁の引上げトルクを変更することができない。そのため、排水弁引上げトルクの異なるいろいろなロータンクに対応しようとしたときにはモータ仕様を、大トルク−大角速度 で対応としなければならないが、この場合モータの大型化に伴いユニットも大きくなるので、ロータンクによっては干渉して取り付かないという問題が発生する。また、このユニットを小トルク−大角速度のロータンクに取付け、一定の電圧で動作させた場合、負荷が軽いがゆえに角速度が必要以上に上昇し、過大な衝撃荷重により玉鎖が切れるという問題が発生する。
【0006】
またロータンクの中には側面が鉛直下向きに狭まる方向にテーパが付いているものが存在する。このようなロータンクに従来の便器洗浄ユニットを取付けると、ユニットがロータンクのテーパ角に沿って傾き、上方に跳ね上がった動作軸の先端がロータンクの手洗鉢と干渉し、動作不良を起こすという問題が発生する。
【0007】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、本発明は、単一のモータで駆動可能で市販されているいろいろなロータンクに取付け可能な便器洗浄装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用、効果】
上記課題を解決するために、請求項1の発明においては、減速比を変更することができるので、モータを必要以上に大きくせずとも適切な減速比を選定することにより、排水弁の引上げトルクが異なるさまざまな便器に対応することが可能となる。
【0009】
請求項2の発明においては、動作軸を交換するとその動作軸に内蔵されたギヤの歯数によって減速比が変更される。
【0010】
請求項3の発明においては便器洗浄装置本体に減速比の異なる出力軸が複数存在し、どの出力軸に駆動軸を組み付けるかによって減速比を変更することが可能である。
【0011】
請求項4の発明においては、取付ける便器の種類に応じ、排水弁の引上げ速度が最適になるようDCモータに印加する電圧若しくはデューティー比が調整できるので、引上げ速度が速すぎて衝撃力で玉鎖が切断される心配がない。
【0012】
請求項5の発明においては、ロータンクの側面に傾斜がついていても、傾斜ワッシャを介すれば便器洗浄ユニットを略水平に取付けることができるので、便器洗浄ユニットをロータンクの手洗鉢や蓋に干渉することなく取付けることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して実施例について説明する。
【0014】
図1は本発明の便器洗浄装置の分解構成図である。1は手動レバー、2は手動レバー固定用ネジ、3は便器洗浄ユニット7本体若しくは延長取付部材5をロータンクに取付けるためのナット、4はロータンクが傾斜している際に使用される傾斜ワッシャ、5は便器洗浄ユニット本体7に一端が固定され、他端に固定用ネジ部を有する延長取付部材、6は延長取付部材5内に回動自在に嵌装され、手動レバー1の回動を便器洗浄ユニット本体7に伝達するための延長駆動軸、7は内部に電動モータ及び伝達用ギア列を有する便器洗浄ユニット本体、8は便器洗浄ユニット7から突出する動作軸であり、外周には歯車を形成している。
また、ロータンクの種類によって前記動作軸8に選択的に取付けられる伝達軸9若しくは伝達軸17を設ける。伝達軸17の一端には減速ギアが直結され、他端には図3に詳述するように比較的長いクランク形状のアーム18が設けられる。
更に、ロータンクの種類によって伝達軸9に選択的に取付けられる玉鎖取付レバー11、16、Aをピン14を用いて伝達軸9に回転不能に取付ける。
【0015】
図2は玉鎖取付レバー11が選択されるロータンク(小トルク−大角速度タイプ)に本発明の便器洗浄装置を取り付けた状態の断面図である。図では本体7に設けられた角ダボをロータンク側面に穿孔された角穴にロータンク内側から挿入し、ロータンク外側からナット3を締めこむことにより本体7がロータンクに固定されている。
図示しないリモコンの便器洗浄スイッチを押すと、本体7に内蔵された駆動モータに通電され、伝達ギアを介して動作軸8に回転トルクが伝わる。動作軸8には伝達軸9が組み付けられており、その先端に付いている玉鎖取付レバー11が回転し、玉鎖取付レバー11に玉鎖21で係合された排水弁20が引上げられる。
【0016】
図3は伝達軸17が選択されるロータンク(大トルク−小角速度タイプ)に本発明の便器洗浄装置を取り付けた状態の断面図である。この種のロータンクではロータンク前面に便器洗浄レバーが設置され、便器洗浄装置の回転軸と排水弁心との距離Lが長く、排水弁引上げトルクが大きい。便器洗浄ユニット本体7から突出する動作軸8の外周に設けた歯車に噛み合う減速ギヤを内蔵した伝達軸17にすることにより、減速比および引上げトルクが増大し、排水弁の引上げが可能となる。
【0017】
なお、図4に示すように本体7に減速比の異なる2つの動作軸8a,8bとすれば、伝達軸17に減速ギアを設ける必要は無い。この場合には減速比が小さい動作軸8aに伝達軸9を接続し、減速比が大きい動作軸8bに伝達軸17を接続することで、便器に適した引上げトルクを選択することができる。
【0018】
図5ではロータンクが外装ケースと貯水タンクとの2重になっているため、本体7のロータンクへの取り付けに延長取付部材5と延長駆動軸6を用い、2重タンクの隙間をかわしている。
【0019】
図6ではロータンク側面に傾斜がついているため、本体7のロータンクへの取り付けにロータンクの内外に2枚の傾斜ワッシャ4を用い、本体7を略水平に取付けることにより、便器洗浄ユニットとロータンク手洗鉢との干渉を回避している。
【0020】
次に、電気的な制御で駆動トルクを調整する方法を説明する。図7、図8はDCモータの制御回路を示している。図8において可変抵抗Rを調整するとDCモータの電流が変更され、DCモータの出力を変更することが出来る。
【0021】
図9は図7におけるスイッチングトランジスタ25への制御信号を示しているが、この図において時間aとbの比率を変更することによりDCモータの出力を変更することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の便器洗浄装置の分解構成図
【図2】玉鎖取付部材11が選択されるロータンク(小トルク−大角速度タイプ)に本発明の便器洗浄装置を取り付けた状態の断面図
【図3】伝達軸17が選択されるロータンク(大トルク−小角速度タイプ)に本発明の便器洗浄装置を取り付けた状態の断面図
【図4】本発明の第2の実施例(2つの動作軸8a,8bを有する便器洗浄装置)の便器洗浄装置の平面図
【図5】延長取付部材5と延長駆動軸6を用いて本発明の便器洗浄装置を取り付けた状態の断面図
【図6】傾斜ワッシャ4を用いて本発明の便器洗浄装置を取り付けた状態の断面図
【図7】DCモータの制御回路(1)
【図8】DCモータの制御回路(2)
【図9】図7に示す制御回路(1)のスイッチングトランジスタ25への制御信号
【図10】従来の便器洗浄装置の断面図
【符号の説明】
1…手動レバー、2…ねじ、3…ナット、4…傾斜ワッシャ、
5…延長用取付部材、6…延長駆動軸、7…便器洗浄ユニット本体、8…動作軸、
9…伝達軸、10…スペーサ、11…玉鎖取付レバー、12…玉鎖取付レバー本体
13…小用レバー、14…固定用ピン、15…固定用ピン、
16…玉鎖取付レバー(隅付タンク用)、17…伝達軸(減速ギア付)、
18…アーム、20…排水弁、21…玉鎖、22…ボールタップ、23…フロート
24…貯水タンク、25…スイッチングトランジスタ
30…手動レバー、31…手動軸、32…動作軸、33…玉鎖

Claims (5)

  1. 動作軸とモータと減速ギヤと減速ギヤを介してモータに接続された駆動軸と筐体からなり、便器のロータンクに取付け、モータ駆動により動作軸に鎖を介して連結された排水弁を引上げることを目的とした便器洗浄装置において、モータの減速比が変更可能であることを特徴とした便器洗浄装置。
  2. 請求項1の便器洗浄装置において、モータの減速比の変更は動作軸の交換によることを特徴とした便器洗浄装置。
  3. 請求項1の便器洗浄装置において、モータの減速比の変更は本体側に設けられた駆動軸の選択によることを特徴とした便器洗浄装置。
  4. 動作軸とDCモータと減速ギヤと減速ギヤを介してDCモータに接続された駆動軸と筐体からなり、便器のロータンクに取付け、DCモータ駆動により動作軸に鎖を介して連結された排水弁を引上げることを目的とした便器洗浄装置において、DCモータに印加する直流電圧が可変もしくはPWM制御できることを特徴とした便器洗浄装置。
  5. 動作軸とモータと減速ギヤと減速ギヤを介してモータに接続された駆動軸と筐体からなり、便器のロータンクに取付け、モータ駆動により動作軸に鎖を介して連結された排水弁を引上げることを目的とした便器洗浄装置において、ロータンクと自身との間にロータンクの傾斜角と略同一の傾斜がついたワッシャを挟んで固定することを特徴とした便器洗浄装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104947762A (zh) * 2014-03-28 2015-09-30 Toto株式会社 操作装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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