JP2004123557A - アリールオキシメチルオキサジアゾール誘導体 - Google Patents

アリールオキシメチルオキサジアゾール誘導体 Download PDF

Info

Publication number
JP2004123557A
JP2004123557A JP2002285858A JP2002285858A JP2004123557A JP 2004123557 A JP2004123557 A JP 2004123557A JP 2002285858 A JP2002285858 A JP 2002285858A JP 2002285858 A JP2002285858 A JP 2002285858A JP 2004123557 A JP2004123557 A JP 2004123557A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
mmol
added
solution
cyclohexyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002285858A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004123557A5 (ja
JP4240978B2 (ja
Inventor
Minoru Taguchi
稔 田口
Kengo Wataya
憲吾 綿谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisho Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP2002285858A priority Critical patent/JP4240978B2/ja
Publication of JP2004123557A publication Critical patent/JP2004123557A/ja
Publication of JP2004123557A5 publication Critical patent/JP2004123557A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4240978B2 publication Critical patent/JP4240978B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

【課題】FKBP12と結合する新規な化合物を提供すること。
【解決手段】下記式
【化28】
Figure 2004123557

(式中、R及びRは、RがC3−8シクロヘキシル基のときRは水素原子であるか、又は隣接する炭素原子と一緒になってメチル基の1〜4個で置換されたC3−8シクロヘキシル基若しくはC3−8シクロヘキシル基を形成する基であり、Rは、水素原子又は水酸基であり、Rは、フェニル基、ピリジル基、ナフチル基、5,6,7,8−テトラヒドロナフチル基、メチレンジオキシフェニル基、2−アセチルベンゾフラニル基、インダニル基等である。)で表されるアリールオキシメチルオキサジアゾール誘導体又はその医薬上許容される塩。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、FKBP12と結合することにより各種医薬として有用な新規アリールオキシメチルオキサジアゾール誘導体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、免疫抑制剤のFK506(タクロリムス)がPC12細胞等で強力な神経突起伸長作用を有すること、及びFK506やシクロスポリンA等の結合タンパク質であるイムノフィリン類が免疫系よりも神経系に多く発現すること等から、イムノフィリンリガンドの神経栄養因子としての作用が注目されている。
FK506の結合タンパク質(以下FKBPと略す)では、分子量12kDaのFKBP12が非常に高濃度に細胞質に偏在する主要なFKBPである。FK506は二つのドメイン(エフェクタードメインとFKBP結合ドメイン)を有し、FKBP結合ドメインを介してFKBP12に結合した後、それぞれ異なる機構により免疫抑制作用と神経栄養活性を示す。免疫細胞では、FK506−FKBP12複合体はエフェクタードメインを介してカルシニューリンに結合し免疫抑制作用を発現する。一方、神経細胞系ではFK506はFKBP12に結合するがカルシニューリンを介することなく神経栄養活性を発現する。事実、FKBP結合ドメインよりデザインされた低分子のFKBP12リガンドは、カルシニューリンを阻害することなく神経栄養活性を示す。したがって、このような低分子FKBP12リガンドはカルシニューリン阻害による免疫抑制を介する副作用を示すことのない各種神経変性疾患治療剤として有用である。
【0003】
FKBP結合ドメインよりデザインされたFKBP12リガンドが、WO9219593、WO9640633、WO9945006、WO9962511等に開示されているが、いずれも本発明の化合物と化学構造が異なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、FKBP12と結合する新規な化合物を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の化合物は、下記式
【0006】
【化2】
Figure 2004123557
【0007】
(式中、R及びRは、RがC3−8シクロヘキシル基のときRは水素原子であるか、又は隣接する炭素原子と一緒になってメチル基の1〜4個で置換されたC3−8シクロヘキシル基若しくはC3−8シクロヘキシル基を形成する基であり、Rは、水素原子又は水酸基であり、Rは、フェニル基、ピリジル基、ナフチル基、5,6,7,8−テトラヒドロナフチル基、メチレンジオキシフェニル基、2−アセチルベンゾフラニル基、インダニル基、又は「C1−5アルコキシ基、シアノ基、カルボキシメチル基、C2−6アルコキシカルボニルメチル基、C2−6アルコキシカルボニル基、ヒドロキシメチル基、C1−5アルコキシC1−5アルキル基、C2−6アルカノイルオキシメチル基、ピロリル基、イミダゾリル基、トリアゾリル基、C2−6アルカノイルアミノ基、トリフルオロメチル基、C1−6アルキル基、ニトロ基、フェニル基、フェノキシ基、ウレア基、トリフルオロメトキシ基、C1−5アルキルスルホニル基、C2−6アルカノイル基及びハロゲン原子」から選ばれる1〜3個で置換されたフェニル基である。)で表されるアリールオキシメチルオキサジアゾール誘導体又はその医薬上許容される塩である。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明において、Cx−yとは炭素原子数がx〜y個有することを意味する。
従って、C1−6アルキル基とは炭素原子数1〜6の直鎖状、分岐鎖状又は環状のアルキル基を含むアルキル基を意味し、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、シクロプロピルメチル基、ペンチル基、イソペンチル基、シクロブチルメチル基、1−エチルプロピル基などが挙げられる。C3−8シクロアルキル基とは炭素原子数3〜8のシクロアルキル基を意味し、例えばシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基などが挙げられる。C1−5アルコキシ基とは炭素原子数1〜5の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基を意味し、例えばメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基、t−ブトキシ基、ペンチルオキシ基、イソペンチルオキシ基、1,1−ジメチルプロピル基、1−エチルプロポキシ基などが挙げられる。C2−6アルコキシカルボニル基とは炭素原子数2〜6の直鎖状又は分岐鎖状のアルコキシカルボニル基を意味し、例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基、イソブトキシカルボニル基、t−ブトキシカルボニル基、ペンチルオキシカルボニル基、1−エチルプロポキシカルボニル基などが挙げられる。C1−5アルコキシC1−5アルキル基とは炭素原子数1〜5の直鎖状又は分岐鎖状のアルコキシ基と炭素原子数1〜5の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基が結合した基を意味し、例えばメトキシメチル基、エトキシメチル基、エトキシエチル基、プロポキシメチル基、イソプロポキシメチル基、ブトキシメチル基、ペンチルオキシメチル基、イソペンチルオキシ基などが挙げられる。C2−6アルカノイル基とは炭素原子数2〜6の直鎖状又は分岐鎖状のアルカノイル基を意味し、例えばアセチル基、プロパノイル基、ブチリル基、ペンタノイル基などが挙げられる。ハロゲン原子とは、フッ素、塩素、臭素又はよう素である。
【0009】
また、本発明において医薬上許容される塩としては、例えば硫酸、塩酸、燐酸などの鉱酸との塩、酢酸、シュウ酸、乳酸、酒石酸、フマール酸、マレイン酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸などの有機酸との塩、トリメチルアミン、メチルアミンなどのアミンとの塩、ナトリウムイオン、カリウムイオン、カルシウムイオンなどの金属イオンとの塩などが挙げられる。
本発明の化合物は単一の光学活性体であっても、あるいは立体異性体の混合物であってもよい。
【0010】
本発明の化合物は、例えば下記に示す方法に従って製造することができる。
【0011】
以下、本明細書中では、Bocはt−ブトキシカルボニル基、DMAPは4−ジメチルアミノピリジン、WSC・HClは1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩、HOBtは1−ヒドロキシベンゾトリアゾール、DEADはジエチルアゾジカルボキシレートをそれぞれ表わす。
【0012】
本発明の化合物(1)は、式1に示したようにオキサジアゾイルピロリジン誘導体(2)とジフルオロ酢酸誘導体(3)を縮合することにより合成できる。
【0013】
【化3】
Figure 2004123557
【0014】
この縮合では、WSC・HClなどの縮合剤を用いるか、あるいは酸クロライドを経由する方法を用いることができる。
【0015】
また、オキサジアゾイルピロリジン誘導体(2)は、式2に示した方法により合成することができる。
【0016】
【化4】
Figure 2004123557
【0017】
すなわち、(2S)−1−t−ブトキシカルボニル−2−シアノピロリジン(4)を炭酸ナトリウムなどのアルカリ存在下、ヒドロキシルアミンと反応させ、(Z)−(2S)−1−t−ブトキシカルボニル−2−[アミノ(ヒドロキシイミノ)メチル]ピロリジン(5)へ変換した後、対応するカルボン酸クロライドと縮合しエステル体(6)を得た。エステル体(6)を、トルエン、キシレンあるいはピリジンなどの溶媒中加熱することによりオキサジアゾールを閉環した後、水酸化ナトリウムあるいは炭酸カリウムなどのアルカリ存在下加水分解しアルコール体(7)を得た。次いで、光延反応によりエーテル化した後、Boc基を脱保護することにより目的のオキサジアゾイルピロリジン(2)を得た。また、Rが4−メトキシメチルフェニル基である化合物は下記式3に示した方法でも合成することができる。
【0018】
【化5】
Figure 2004123557
【0019】
すなわち、前記で得た(Z)−(2S)−1−t−ブトキシカルボニル−2−[アミノ(ヒドロキシイミノ)メチル]ピロリジン(5)を4−ヒドロキシメチルフェノキシ酢酸とWSC・HClなどの縮合剤存在下反応させエステル体(8)とした後、前記と同様にオキサジアゾールを閉環しアルコール体(9)を得た。次いで、水素化ナトリウムなどのアルカリ存在下水酸基をメチル化した後、Boc基を脱保護することにより目的のオキサジアゾイルピロリジン(2−9)を得た。
【0020】
が4−アセトキシメチルフェニル基である化合物は下記式4に示した方法でも合成することができる。
【0021】
【化6】
Figure 2004123557
【0022】
すなわち、前記で得たアルコール体(9)を、ピリジンなどの塩基存在下無水酢酸と反応させアセチル化した後、Boc基を脱保護することにより目的のオキサジアゾイルピロリジン(2−10)を得た。
【0023】
さらに、前記で得られた化合物(1−13,14,15)を下記式5に示されるように加水分解することにより、Rが4−ヒドロキシメチルフェニル基である化合物を合成することができる。
【0024】
【化7】
Figure 2004123557
【0025】
一方、ジフルオロ酢酸誘導体(3−1〜3−4)は、下記式6で示されるように、対応するケトンあるいはアルデヒドと亜鉛存在下ブロモジフルオロ酢酸エチルとレホマツスキー反応を行った後、エステルを加水分解することにより合成することができる(式中、R及びRは、Rがシクロヘキシル基のときRは水素原子であるか、又は隣接する炭素原子と一緒になってメチル基の1〜4個で置換されたシクロヘキサノン又はシクロヘキサノンを形成する基を示す。)。
【0026】
【化8】
Figure 2004123557
【0027】
さらに、(シクロヘキシル)ジフルオロ酢酸(3−5)は、下記式7で示されるように、3−ブロモシクロヘキセンへ亜鉛及びシアン化銅存在下ブロモジフルオロ酢酸エチルと反応させた後、加水分解し水素添加することにより得ることができる。
【0028】
【化9】
Figure 2004123557
【0029】
以上の反応での試薬、時間、温度及び溶媒等の反応条件は、通常用いられる条件で行うことができる。
【0030】
【実施例】
以下、実施例及び試験例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
参考例1
(2S)−1−t−ブトキシカルボニル−2−シアノピロリジン(化合物4;82.8g,420mmol)の水及びメタノール(各350ml)の混合溶液に塩酸ヒドロキシルアミン(58.8g,840mmol)及び炭酸ナトリウム(89.7g,840mmol)を加え、9時間加熱還流した。反応後溶媒を減圧留去し、酢酸エチルを加え水及び飽和食塩水で順次洗浄した。硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下溶媒留去し、残留物を酢酸エチルより再結晶し、下記に構造を示した(Z)−(2S)−1−t−ブトキシカルボニル−2−[アミノ−(ヒドロキシイミノ)メチル]ピロリジン(化合物5)の無色結晶(78.5g)を得た。
【0031】
【化10】
Figure 2004123557
【0032】
参考例2
参考例1で得られた化合物5(13.1g,57mmol)、トリエチルアミン(9.5ml,69mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(0.35g,2.9mmol)のジクロロメタン(130ml)溶液に、氷冷下アセトキシ酢酸クロライド(6.2ml,57mmol)を滴下した。室温下一晩攪拌後、酢酸エチルを加え水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で順次洗浄した。硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下溶媒留去し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(80%酢酸エチル−ヘキサン)で精製し、下記に構造を示した(Z)−(2S)−1−t−ブトキシカルボニル−2−[アミノ−[(アセトキシ)アセトキシイミノ]メチル]ピロリジン(化合物6)の黄色油状物(17.9g)を得た。
【0033】
【化11】
Figure 2004123557
【0034】
参考例3
参考例2で得られた化合物6(16.9g,51mmol)のキシレン(85ml)溶液を15時間加熱還流した。反応後、減圧下溶媒留去し(2S)−1−t−ブトキシカルボニル−2−[5−アセトキシメチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ピロリジンの褐色油状物(11.8g)を得た。
ここで得られた(2S)−1−t−ブトキシカルボニル−2−[5−アセトキシメチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ピロリジン(0.81g,2.6mmol)のメタノール(7ml)及び水(1ml)溶液に炭酸カリウム(0.43g)を加え、室温下2時間攪拌した。反応後、酢酸エチルを加え水及び飽和食塩水で順次洗浄した。硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下溶媒留去し下記に構造を示した(2S)−1−t−ブトキシカルボニル−2−[5−ヒドロキシメチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ピロリジン(化合物7)の黄色油状物(0.63g)を得た。
【0035】
【化12】
Figure 2004123557
【0036】
参考例4
参考例3で得られた化合物7(1.29g,4.8mmol)及びトリフェニルホスフィン(1.89g,7.2mmol)のテトラヒドロフラン(16ml)溶液に3,4−ジメトキシフェノール(1.11g,7.2mmol)を加えた。更にジ−t−ブチル アゾジカルボキシレート(1.66g,7.2mmol)のテトラヒドロフラン(8ml)溶液を加え、室温下一晩攪拌した。反応後酢酸エチルを加え10%水酸化ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒留去後、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン)で精製し、(2S)−1−t−ブトキシカルボニル−2−[5−(3,4−ジメトキシフェノキシメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ピロリジンの褐色油状物(1.50g)を得た。
【0037】
ここで得られた化合物(1.38g)のジクロロメタン(8ml)溶液にトリフルオロ酢酸(2ml)を加え、室温下一晩攪拌した。反応後、メタノールを加え、反応溶液をSCX樹脂(バリアン社製)を用いて精製し、下記に構造を示した2−[5−(3,4−ジメトキシフェノキシメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ピロリジン(化合物2−1)の赤色油状物(0.31g)を得た。
【0038】
【化13】
Figure 2004123557
【0039】
同様の方法により以下の化合物を得た。
【0040】
【化14】
Figure 2004123557
【0041】
参考例5
参考例1で得られた化合物5(5.0g,22mmol)のジクロロメタン(50ml)溶液に、4−(ヒドロキシメチル)フェノキシ酢酸(4.77g,26mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(0.27g,2.2mmol)、N−メチルモルホリン(2.9ml,26mmol)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(5.03g,26mmol)を順次加え、室温下3日間攪拌した。反応後、減圧下溶媒留去し酢酸エチルを加え、1Mクエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で順次洗浄した。硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下溶媒留去し残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(70%酢酸エチル−ヘキサン)で精製し、下記に構造を示した(Z)−(2S)−1−t−ブトキシカルボニル−2−[アミノ−[[4−(ヒドロキシメチル)フェノキシ]アセトキシイミノ]メチル]ピロリジン(化合物8)の無色アモルファス(4.11g)を得た。
【0042】
【化15】
Figure 2004123557
【0043】
参考例6
参考例5で得られた化合物8(13.2g,34mmol)のキシレン(100ml)溶液を20時間加熱還流した。反応溶液を、シリカゲルクロマトグラフィー(70%酢酸エチル−ヘキサン)で精製し、下記に構造を示した(2S)−1−t−ブトキシカルボニル−2−[5−[4−(ヒドロキシメチル)フェノキシメチル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ピロリジン(化合物9)の黄色油状物(11.9g)を得た。
【0044】
【化16】
Figure 2004123557
【0045】
参考例7
60%油性水素化ナトリウム(0.34g,8.8mmol)をヘキサン(2ml)で洗浄後、ジメチルホルムアミド(8ml)を加え、氷冷下参考例6で得られた化合物9(3.0g,8.0mmol)のジメチルホルムアミド(8ml)溶液を滴下した。室温下30分攪拌後、氷冷下よう化メチル(0.62ml,10mmol)を加え室温にて一晩攪拌した。反応後、水を加え酢酸エチルで抽出し飽和食塩水で洗浄した。硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下溶媒留去し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(45%酢酸エチル−ヘキサン)で精製し、(2S)−1−t−ブトキシカルボニル−2−[5−[4−(メトキシメチル)フェノキシメチル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ピロリジンの褐色油状物(1.22g)を得た。
【0046】
ここで得られた化合物(1.17g,3.0mmol)の酢酸エチル(2ml)溶液に4N塩化水素−酢酸エチル(5ml)を加え、室温下一晩攪拌した。反応後、水を加え酢酸エチルで洗浄し、水層に10%水酸化ナトリウム水溶液を加え中和した。酢酸エチルで抽出後、飽和食塩水で洗浄し硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒留去し、下記に構造を示した(2S)−2−[5−[4−(メトキシメチル)フェノキシメチル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ピロリジン(化合物2−9)の褐色油状物(0.65g)を得た。
【0047】
【化17】
Figure 2004123557
【0048】
参考例8
参考例6で得られた化合物9(3.0g,8.0mmol)のピリジン(15ml)溶液に、無水酢酸(1.1ml,12mmol)を加え、室温下一晩攪拌した。水を加え、室温下1時間攪拌後、酢酸エチルで抽出した。有機層を10%塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒留去後、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(40%酢酸エチル−ヘキサン)で精製し、(2S)−1−t−ブトキシカルボニル−2−[5−[4−(アセトキシメチル)フェノキシメチル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ピロリジン(2.44g)を得た。
ここで得られた化合物(2.35g,5.6mmol)の酢酸エチル(5ml)溶液に4N塩化水素−酢酸エチル(10ml)を加え、室温下一晩攪拌した。反応後、析出した結晶をろ過し、下記に構造を示した(2S)−2−[5−[4−(アセトキシメチル)フェノキシメチル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ピロリジン塩酸塩(化合物2−10)の無色結晶(1.58g)を得た。
【0049】
【化18】
Figure 2004123557
【0050】
参考例9
窒素置換下、亜鉛末(1.70g,26mmol)のテトラヒドロフラン(20ml)溶液に1,2−ジブロモエタン及びトリメチルシリルクロライド(各数滴)を加え、数分間加熱還流し活性化した。次いで加熱還流下、3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキサノン(3.09g,20mmol)及びブロモジフルオロ酢酸エチル(4.47g,22mmol)のテトラヒドロフラン(20ml)溶液を5分間で滴下し、1時間加熱還流した。反応後、酢酸エチルを加え飽和塩化アンモニウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄し硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒留去し、(1−ヒドロキシ−3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシル)−ジフルオロ酢酸エチルの黄色油状物(5.78g)を得た。
【0051】
ここで得られた化合物(5.78g)のメタノール(20ml)溶液に10%水酸化ナトリウム水溶液(20ml)を加え、室温下一晩攪拌した。反応溶液をヘキサンで洗浄後、水層に1N塩酸を加え中和し酢酸エチルで抽出、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒留去し、残留物をエーテル−ヘキサンより再結晶し、下記に構造を示した(1−ヒドロキシ−3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシル)−ジフルオロ酢酸(化合物3−1)の無色結晶(3.56g)を得た。
【0052】
【化19】
Figure 2004123557
【0053】
H−NMR(200MHz,CDCl)δ(ppm):
0.97(6H,s),1.08−1.73(6H,m),1.23(6H,s),4.63−5.15(1H,br)
【0054】
同様の方法により以下の化合物を得た。
【0055】
【化20】
Figure 2004123557
【0056】
参考例10
窒素置換下、亜鉛末(2.75g,42.0mmol)のトリグリム(トリエチレングリコールジメチルエーテル)(20ml)溶液にトリメチルシリルクロライド(各数滴)を加え活性化させた。次いでブロモジフルオロ酢酸エチル(10.2g,50.4mmol)のトリグリム(20ml)溶液を加え、室温下30分間攪拌した。シアン化銅(I)(3.76g,42.0mmol)を加えた後、更に室温で30分間攪拌した。ここで3−ブロモシクロヘキセン(4.83g,30mmol)のテトラヒドロフラン(40ml)溶液を加え、室温下一晩攪拌した。反応後、ジエチルエーテルを加え飽和塩化アンモニウム水溶液で洗浄後、多量の飽和食塩水で更に洗浄し硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒留去し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(50%酢酸エチル−ヘキサン)で精製し、(2−シクロヘキセニル)ジフルオロ酢酸エチルの無色油状物(4.28g)を得た。
【0057】
ここで得られた化合物(4.28g)のメタノール(20ml)溶液に10%水酸化ナトリウム水溶液(20ml)を加え、室温下一晩攪拌した。反応溶液をヘキサンで洗浄後、水層に1N塩酸を加え中和し酢酸エチルで抽出、飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒留去し、(2−シクロヘキセニル)ジフルオロ酢酸の橙色油状物(3.49g)を得た。
【0058】
次いで、(2−シクロヘキセニル)ジフルオロ酢酸(2.00g,11.35mmol)のエタノール溶液(20ml)に10%パラジウム−活性炭素(1.0g,0.94mmol)を加え、水素置換下室温にて一晩攪拌した。反応溶液をセライトろ過後、減圧下溶媒留去し(シクロヘキシル)ジフルオロ酢酸(化合物3−5)の橙色油状物(1.38g)を得た。
H−NMR(200MHz,CDCl)δ(ppm):
1.97−1.63(5H,m),1.63−2.29(6H,m),7.07−7.53(1H,br)
【0059】
実施例1
参考例4で得られた化合物2−1(0.31g,1.0mmol)、参考例9で得られた化合物3−1(0.26g,1.05mmol)及び1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物(0.189g,1.40mmol)のジメチルホルムアミド(4.0ml)溶液に、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.27g,1.40mmol)を加え、室温下一晩攪拌した。反応後酢酸エチルを加え飽和塩化アンモニウム水溶液及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒留去後、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル−ヘキサン)で精製し、下記に構造を示した(2S)−1−[ジフルオロ(1−ヒドロキシ−3,3,5,5−テトラメチルシクロヘキシル)アセチル]−2−[5−(3,4−ジメトキシフェノキシメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ピロリジンの黄色油状物(0.10g)を得た。
【0060】
【化21】
Figure 2004123557
【0061】
同様の方法により実施例2〜100の化合物を得た。
【0062】
【化22】
Figure 2004123557
【0063】
【化23】
Figure 2004123557
【0064】
【化24】
Figure 2004123557
【0065】
【化25】
Figure 2004123557
【0066】
実施例101
実施例13で得られた(2S)−1−(3−シクロヘキシル−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシプロピオニル)−2−[5−[4−(アセトキシメチル)フェノキシメチル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ピロリジン(0.70g,1.4mmol)のメタノール(8ml)及び水(2ml)の混合溶液に、炭酸カリウム(0.29g,2.1mmol)を加え、室温下3日間攪拌した。反応後、酢酸エチルを加え水及び飽和食塩水で順次洗浄した。硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下溶媒留去し残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(60%酢酸エチル−ヘキサン)で精製し、下記に構造を示した(2S)−1−(3−シクロヘキシル−2,2−ジフルオロ−3−ヒドロキシプロピオニル)−2−[5−[4−(ヒドロキシメチル)フェノキシメチル]−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ピロリジンの無色アモルファス(0.49g)を得た。
【0067】
【化26】
Figure 2004123557
【0068】
同様の方法により実施例102、103の化合物を得た。
【0069】
【化27】
Figure 2004123557
【0070】
試験例「FKBP12のロータマーゼ活性に対する阻害試験」
(酵素源)
FK−BINDING PROTEIN(Human,Recombinant Expressed in E.coli)、SIGMA社、F−5398をFKBP−12として使用した。
(反応基質)
Suc−Ala−Phe−Pro−Phe−pNA(BACHEM社、L−1605)を0.5M LiCl/トリフルオロエタノール溶液として用いた。本ペプチドはこの溶液中でシス型とトランス型の平衡状態をとる。
(試験方法)
HEPES緩衝液(pH7.8、1ml、氷温)に44nM FKBP−12と0.4mg/ml α−キモトリプシン、もしくは0.4mg/mlα−キモトリプシンのみを添加した後、24mM Suc−Ala−Phe−Pro−Phe−pNA溶液を2μl添加して反応を開始させる。その後速やかに反応液を分光光度計のセル内へ移し、反応液の吸光度(390nm)の経時変化を測定した。
【0071】
測定された吸光度の増加速度は、トランス型のSuc−Ala−Phe−Pro−Phe−pNAからα−キモトリプシンによって遊離するp−nitroanilineの増加速度を示し、本系のようにα−キモトリプシン活性が十分高い条件ではトランス型のSuc−Ala−Phe−Pro−Phe−pNAの生成速度、すなわちこのペプチドの異性化速度に比例する。この異性化は自発的に起こるため、FKBP12を添加した場合の吸光度増加速度からFKBP12を添加しない場合の吸光度増加速度を引いた値をFKBP12が有するロータマーゼ活性(異性化促進活性)として評価した。
【0072】
本活性に対する検体の作用を調べるためには、1μlのDMSO溶液として反応液中に添加(DMSOの最終濃度は0.1%)して評価を行った。
【0073】
その結果を表に示す。
【0074】
【表1】
Figure 2004123557
【0075】
【発明の効果】
本発明の化合物は、FKBP12と結合することにより神経栄養活性を発現することから、臨床上有用である。

Claims (1)

  1. 下記式
    Figure 2004123557
    (式中、R及びRは、RがC3−8シクロヘキシル基のときRは水素原子であるか、又は隣接する炭素原子と一緒になってメチル基の1〜4個で置換されたC3−8シクロヘキシル基若しくはC3−8シクロヘキシル基を形成する基であり、Rは、水素原子又は水酸基であり、Rは、フェニル基、ピリジル基、ナフチル基、5,6,7,8−テトラヒドロナフチル基、メチレンジオキシフェニル基、2−アセチルベンゾフラニル基、インダニル基、又は「C1−5アルコキシ基、シアノ基、カルボキシメチル基、C2−6アルコキシカルボニルメチル基、C2−6アルコキシカルボニル基、ヒドロキシメチル基、C1−5アルコキシC1−5アルキル基、C2−6アルカノイルオキシメチル基、ピロリル基、イミダゾリル基、トリアゾリル基、C2−6アルカノイルアミノ基、トリフルオロメチル基、C1−6アルキル基、ニトロ基、フェニル基、フェノキシ基、ウレア基、トリフルオロメトキシ基、C1−5アルキルスルホニル基、C2−6アルカノイル基及びハロゲン原子」から選ばれる1〜3個で置換されたフェニル基である。)で表されるアリールオキシメチルオキサジアゾール誘導体又はその医薬上許容される塩。
JP2002285858A 2002-09-30 2002-09-30 アリールオキシメチルオキサジアゾール誘導体 Expired - Fee Related JP4240978B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002285858A JP4240978B2 (ja) 2002-09-30 2002-09-30 アリールオキシメチルオキサジアゾール誘導体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002285858A JP4240978B2 (ja) 2002-09-30 2002-09-30 アリールオキシメチルオキサジアゾール誘導体

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2004123557A true JP2004123557A (ja) 2004-04-22
JP2004123557A5 JP2004123557A5 (ja) 2005-11-10
JP4240978B2 JP4240978B2 (ja) 2009-03-18

Family

ID=32279057

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002285858A Expired - Fee Related JP4240978B2 (ja) 2002-09-30 2002-09-30 アリールオキシメチルオキサジアゾール誘導体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4240978B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008075735A1 (ja) 2006-12-20 2008-06-26 Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. 脱毛症の予防又は治療剤
WO2012124750A1 (ja) 2011-03-15 2012-09-20 大正製薬株式会社 アゾール誘導体
JP2014074018A (ja) * 2012-09-12 2014-04-24 Taisho Pharmaceutical Co Ltd アゾール誘導体を含有する医薬
WO2022270628A1 (ja) * 2021-06-25 2022-12-29 国立大学法人 大分大学 Rsウイルス感染症の処置および/または予防用医薬としてのヘテロシクロアルキル置換ポリヘテロアゾール誘導体

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008075735A1 (ja) 2006-12-20 2008-06-26 Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. 脱毛症の予防又は治療剤
US20100022604A1 (en) * 2006-12-20 2010-01-28 Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. Prophylactic or therapeutic agent for alopecia
CN101610751B (zh) * 2006-12-20 2012-03-21 大正制药株式会社 脱发症的预防或治疗剂
AU2007335379B2 (en) * 2006-12-20 2012-06-14 Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. Prophylactic or therapeutic agent for alopecia
RU2457826C2 (ru) * 2006-12-20 2012-08-10 Тайсо Фармасьютикал Ко., Лтд. Профилактическое или терапевтическое средство от алопеции
WO2012124750A1 (ja) 2011-03-15 2012-09-20 大正製薬株式会社 アゾール誘導体
US9181229B2 (en) 2011-03-15 2015-11-10 Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. Azole derivative
RU2573634C2 (ru) * 2011-03-15 2016-01-27 Тайсо Фармасьютикал Ко., Лтд. Азольное производное
KR101854949B1 (ko) 2011-03-15 2018-05-04 다이쇼 세이야꾸 가부시끼가이샤 아졸 유도체
JP2014074018A (ja) * 2012-09-12 2014-04-24 Taisho Pharmaceutical Co Ltd アゾール誘導体を含有する医薬
WO2022270628A1 (ja) * 2021-06-25 2022-12-29 国立大学法人 大分大学 Rsウイルス感染症の処置および/または予防用医薬としてのヘテロシクロアルキル置換ポリヘテロアゾール誘導体

Also Published As

Publication number Publication date
JP4240978B2 (ja) 2009-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4104983B2 (ja) メラノコルチン−4受容体作動薬としてのアシル化ピペリジン誘導体
KR101128140B1 (ko) 멜라노코르틴-4 수용체 길항제로서의 치환된 이미다조피리딘 유도체
KR20080014046A (ko) 대사성 글루타메이트 수용체의 양성 알로스테릭 조절자로서페닐-3-{(3-(1h-피롤-2-일)-[1,2,4]옥사디아졸-5-일)피페리딘-1-일}-메탄온 유도체 및 관련 화합물
KR101967174B1 (ko) 항균성 피페리디닐 치환 3,4-디하이드로-1h-[1,8]나프티리디논
EP2044062A1 (en) Indole compounds
TW201040166A (en) Isoxazol-3(2H)-one analogs as therapeutic agents
TW201311658A (zh) 有益於治療關節炎之新穎咪唑衍生物
JP5753333B1 (ja) 2−シクロペンチル−6−メトキシ−イソニコチン酸の新規な製造方法
JP6521631B2 (ja) 抗菌性ホモピペリジニル置換3,4−ジヒドロ−1h−[1,8]−ナフチリジノン類
KR20160127127A (ko) 1,2-디히드로-3h-피롤로[1,2-c]이미다졸-3-온 유도체 및 항균제로서의 이의 용도
TWI531568B (zh) 布魯頓氏(bruton's)酪胺酸激酶抑制劑
CA2114621A1 (en) Compounds having angiotensine ii antagonistic activity
AU781837B2 (en) 3-azabicyclo (3.1.0) hexane derivatives having opioid receptor affinity
JP2004123557A (ja) アリールオキシメチルオキサジアゾール誘導体
CN111566085A (zh) 抗感染杂环化合物及其用途
KR20150042801A (ko) 신규한 항균성 화합물
KR20160138538A (ko) 소듐 (2s, 5r)-6-(벤질옥시)-7-옥소-1,6-다이아자바이사이클로[3.2.1]옥테인-2-카복실레이트의 제조 방법
JP4221989B2 (ja) オキサジアゾール誘導体
EP1928866A1 (en) Substituted indazoles as inhibitors of phosphodiesterase type-iv
US5734049A (en) Processes for preparing intermediates of inhibitors of enkephalinase and angiotensin converting enzyme and intermediates thereof
KR100774728B1 (ko) 펩티드 데포르밀라제 저해제로서 신규의 엔-포르밀히드록실아민 유도체 및 그 제조방법
JP2004123555A (ja) ジフルオロメチルアミン誘導体
US5641880A (en) Processes for preparing intermediates of inhibitors of enkephalinase and angiotensin converting enzyme and intermediates thereof
US5508411A (en) Process for preparing (S)-1-[2(S)-(1,3-dihyrdro-1,3-dioxo-isoindo-2-yl)-1-oxo-3-phenylpropyl]-1,2,3,4,-tetrahydro-2-pyridine-carboxylic acid methyl ester
EP4217349A1 (en) Novel albicidin derivatives, their use and synthesis

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050922

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050922

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081028

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20081031

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081209

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081222

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140109

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees