JP2004122693A - 不織布 - Google Patents

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Abstract

【課題】不織布原反の可撓性を損なうことなく表面に熱可塑性樹脂を積層して防水性を付与し、被覆保護を必要とする物品の立体的形状に合わせて自由に折曲変形することが出来、包装シート、養生シート、床敷物、タイルカーペット、テーブルカバー、食器下敷き、ベッドシート、おむつカバー等に適した不織布を得る。
【解決手段】不織布原反12と熱可塑性樹脂粉末11の散布層と熱可塑性樹脂フィルム13の順に積層する。熱可塑性樹脂粉末は、連続した溶融皮膜を形成することなく熱溶融させて不織布原反と熱可塑性樹脂フィルムに融着させる。熱可塑性樹脂フィルムは、熱可塑性樹脂粉末を介して不織布原反に部分的に接着させ、熱可塑性樹脂フィルムと不織布原反の間に熱可塑性樹脂粉末が介在せず剥離状態の未接着部分15を部分的に形成する。熱可塑性樹脂フィルムと不織布原反の間の接着部分(11)と未接着部分15は、1cm平方内に混在するようにする。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、家具その他の品物の包装シート、構築物や建物内外の養生シート、床敷物、タイルカーペット、テーブルカバー、食器下敷き、介護用ベッドシート、愛玩動物用ペッドシート、おむつカバー等、種々の物品を被覆保護するために使用される不織布に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
敷物裏面に散布した熱可塑性樹脂粉末を加熱押圧し、或いは、敷物裏面に重ね合わせた熱可塑性樹脂フィルムを加熱押圧して裏打層を形成することは公知である(例えば、特許文献1参照)。熱可塑性樹脂を加熱溶融し、Tダイ押出機よりフィルム状に押し出して敷物裏面に塗布融着させて裏打層を形成することは公知である(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特公昭48−1034号公報(特許請求の範囲、第1図)
【特許文献2】
特公昭61−55965号公報(特許請求の範囲)
【0004】
家具その他の品物の包装シート、構築物や建物内外の養生シート、床敷物、タイルカーペット、テーブルカバー、食器下敷き、介護用ベッドシート、愛玩動物用ペッドシート、おむつカバー等、種々の物品を被覆保護するために使用される不織布には、その使用中に触れる雨水や飲料水等の液体が透過することがないように、防水処理を施しておくことが望まれる。その防水処理は、不織布原反に熱可塑性樹脂による防水層を積層することによって簡便に施すことが出来る。
【0005】
熱可塑性樹脂による防水層は、(1) 接着剤を介して熱可塑性樹脂フィルムを不織布原反に貼り合わせる接着法、(2) 不織布原反に熱可塑性樹脂フィルムを重ねて加熱融着させるフィルム融着法、(3) 熱可塑性樹脂粉末を不織布原反に散布積層して加熱押圧し樹脂フィルムとする樹脂散布法、(4) 熱可塑性樹脂を加熱溶融させてTダイ押出機よりフィルム状に押し出して不織布原反に塗布融着させるフローコート法の何れかによって不織布原反に積層することが出来る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
その何れの方法による場合でも、熱可塑性樹脂の積層された不織布は、その積層前の不織布原反に比して著しく粗硬になり、それによって被覆保護しようとする物品の形状に合わせて折曲変形し難しくなるので、その被覆保護材としての用途が大きく限定される。即ち、上記の接着法(1)では、熱可塑性樹脂フィルムが平滑で防水性を有するので、液状の接着剤を熱可塑性樹脂フィルムに厚く塗布して不織布原反に強固に貼り合わせることは出来ず、それを不織布原反に塗布するときは不織布原反内部に深く浸透し、その深く浸透した接着剤によって不織布原反内部の繊維間が接合されるので、不織布が粗硬に仕上がってしまう。上記のフィルム融着法(2)では、不織布原反を構成している繊維と熱可塑性樹脂フィルムが同質の場合は熱可塑性樹脂フィルムと共に不織布原反も熱溶融してフィルム状に変形して不織布としての体を成さず、他方、不織布原反を構成している繊維と熱可塑性樹脂フィルムが異質の場合は、それらの接着が熱可塑性樹脂フィルムの溶融物によるアンカリング効果に依存するだけのものであるため強固に貼り合わせることは出来ない。勿論、熱可塑性樹脂フィルムの熱溶融物を異質の不織布原反の繊維間に圧入させてアンカリング効果を高めることは可能であるが、そのためには、不織布原反の繊維間に圧入させるに必要な熱溶融物の分だけ厚い熱可塑性樹脂フィルムを使用しなければならず、又、その圧入される熱溶融物によって熱収縮変形しない程度に不織布原反を重厚に構成しなければならないので薄手の不織布には不向きであり、且つ又、圧入された熱溶融物によって不織布原反内部の繊維間の隙間が充填されると共に不織布原反内部の繊維間が接合されるので、不織布が粗硬に仕上がってしまう。このことは、上記の樹脂散布法(3)とフローコート法(4)の場合も同様である。
【0007】
【発明の目的】
そこで本発明は、不織布原反の可撓性を損なうことなく表面に熱可塑性樹脂を積層して防水性を付与し、被覆保護を必要とする物品の立体的形状に合わせて自由に折曲変形することが出来、家具その他の品物の包装シート、構築物や建物内外の養生シート、床敷物、タイルカーペット、テーブルカバー、食器下敷き、介護用ベッドシート、愛玩動物用ペッドシート、おむつカバー等に適した不織布を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る不織布は、不織布原反と熱可塑性樹脂粉末の散布層と熱可塑性樹脂フィルムの順に積層されており、熱可塑性樹脂粉末が連続した溶融皮膜を形成することなく熱溶融して不織布原反と熱可塑性樹脂フィルムに融着しており、熱可塑性樹脂フィルムが熱可塑性樹脂粉末を介して不織布原反に部分的に接着しており、熱可塑性樹脂フィルムと不織布原反の間に熱可塑性樹脂粉末が介在せず剥離状態の未接着部分が部分的に存在しており、熱可塑性樹脂フィルムと不織布原反の間の接着部分と未接着部分が1cm平方内に混在していることを第1の特徴とする。
【0009】
本発明に係る不織布の第2の特徴は、上記第1の特徴に加えて、不織布原反がニードルパンチングが施されて毛羽立った厚み1mm以上のニードルパンチング不織布であり、熱可塑性樹脂粉末の粒径が1mm以下であり、熱可塑性樹脂粉末の散布量が500gf/m 以下であり、熱可塑性樹脂粉末が毛羽立った不織布原反の表面の毛羽と毛羽の間に入り込んで毛羽に融着しており、熱可塑性樹脂フィルムと不織布原反の間の未接着部分が熱可塑性樹脂粉末の介在しない空隙になっており、熱可塑性樹脂フィルムの厚みが500μm以下である点にある。
【0010】
本発明に係る不織布の第3の特徴は、上記第1および第2の何れかの特徴に加えて、熱可塑性樹脂フィルムが防滑性を有する点にある。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明に係る不織布は、不織布原反12に熱可塑性樹脂粉末(以下、単に「樹脂粉末」と言う。)11を散布し、その散布面に熱可塑性樹脂フィルム(以下、単に「樹脂フィルム」と言う。)13を重ね合わせ、更に、その樹脂フィルム13の上に離形性シートを重ね合わせ、その離形性シートの上に加熱板を当てて軽く押圧して製造することが出来る。その場合、離形性シートを無端で連続循環するエンドレスベルトにし、不織布原反12を下にして散布樹脂粉末11と樹脂フィルム13を順次積層し、その樹脂フィルム13の上に離形性シート(エンドレスベルト)を重ねあわせ、それらを上側に位置する加熱板と下側に位置するバックアップ板の間に通すとよい。そうすると樹脂粉末11が、加熱板から離形性シートと樹脂フィルム13を介して伝わる熱によって溶融し、表面毛羽14に絡み付くように不織布原反12に融着すると共に樹脂フィルム13に融着し、その樹脂粉末11を介して不織布原反12に樹脂フィルム13が貼り合わされることになる。そのためには樹脂粉末11に、樹脂フィルム13よりも融点が低い低融点熱可塑性樹脂を用いる。樹脂フィルム13は、低融点の熱可塑性樹脂と高融点の熱可塑性樹脂を積層した複層フィルムにするとよい。そのように積層された複層フィルム(13)では、その低融点熱可塑性樹脂は、樹脂粉末11よりも融点が低いものであってもよい。
【0012】
樹脂粉末11の散布量は、散布した樹脂粉末11によって不織布原反12の表面が完全に埋め尽くされることがなく、散布した樹脂粉末11aと樹脂粉末11bの間から不織布原反の表面毛羽14が現れる程度にする。そのためには樹脂粉末11の粒径を1mm以下にし、粒径0.5〜1mmの樹脂粉末では散布量を200〜500gf/m 、粒径0.5mm以下の樹脂粉末では散布量を100〜300gf/m にするとよい。そうすると、不織布原反12の表面が毛羽立っているため、樹脂粉末11の散布層は粒径に応じた厚みにはならず、ある部分では毛羽14と毛羽14の間には数個の樹脂粉末11が一纏めになって転がり込み、他の部分では毛羽に遮られて毛羽14と毛羽14の間には樹脂粉末11が入り込まないと言うように、不織布原反12の表面に樹脂粉末11の散布斑が細かく均等に生じ、その樹脂粉末11の散布層に樹脂フィルム13を重ねて加熱すると、不織布原反12と樹脂フィルム13の間に接着部分11と未接着部分15とが細かく均一に混在した不織布が得られる。仕上がった不織布の可撓性の点からすれば、樹脂フィルム13の厚みを75〜125μmとし、樹脂粉末11の散布量を120〜170gf/m にするとよい。
【0013】
樹脂粉末11の加熱は、その上に重ねた樹脂フィルム13の上に更に重ねた離形性シートの上から行うので、樹脂粉末11に熱が伝わり易く、樹脂粉末11が熱溶融し易くする上でも、樹脂フィルム13の厚みを500μm以下にするとよい。又、樹脂粉末全体(11)に熱が瞬時に伝わり、樹脂粉末全体(11)が瞬時に熱溶融するようにするために、樹脂粉末11の粒径を500μm以下にするとよい。そのように粒径の細かい樹脂粉末11は不織布原反表面の毛羽14と毛羽14の間に深く入り込み易く、その深く入り込んだ樹脂粉末11の熱溶融物が複数本の繊維に絡み付くように融着するので、その熱溶融物(11)を介した樹脂フィルム13と不織布原反12とのアンカリング効果が高まる。この点からして不織布原反には、ニードルパンチングが施されていて表面が嵩高に毛羽立って細かく起伏しているニードルパンチング不織布を適用することが推奨される。ニードルパンチング不織布は、繊維ウエブにニードルパンチングを施しただけのものでもよいし、基布に積層した繊維ウエブにニードルパンチングを施した基布付きニードルパンチング不織布でもよい。
【0014】
樹脂フィルムを溶融させることなく樹脂粉末を溶融させるには、前記の通り、樹脂フィルムに離形性シートを重ね合わせ、その離形性シートに加熱板を当て、離形性シートと樹脂フィルムを介して樹脂粉末を加熱する。そうすると、仮に樹脂フィルムが熱溶融しても、その溶融物は離形性シートに密着してフィルムの形態を維持し、その冷却後に離形シートを剥離すれば元の樹脂フィルムの形態を回復することになる。従って、樹脂フィルムの厚みは50〜150μm程度の極薄のものであってもよく、そのように極薄の樹脂フィルムを使用することによって、可撓性を損なうことなく不織布原反に防水性を付与することが出来る。
【0015】
不織布は、前記の通り、家具その他の品物の包装シート、構築物や建物内外の養生シート、床敷物、タイルカーペット、テーブルカバー、食器下敷き、介護用ベッドシート、愛玩動物用ペッドシート、おむつカバー等、種々の物品を被覆保護するために使用される。その使用において例えば、包装シートとして使用する場合には、包装時に品物に密着してズレ動かず、包装し易くなり、又、床敷物、テーブルクロス、ベッドシート等として床面や机上や下敷きに重ね合わせて使用する場合には使用中にズレ動かなければ好都合である。従って、樹脂フィルム13には、エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂やスチレン・ブタジエン・スチレン・ブロック共重合樹脂、スチレン・ビニルイソプレン・スチレン・ブロック共重合樹脂等の防滑性を有する熱可塑性樹脂を使用するとよい。その防滑性は、樹脂フィルム13を下向きにして水平なガラス板に載置した不織布に素手を当て、その不織布がガラス板の表面を移動するように、或いは、その不織布でガラス板の表面を拭くように素手を動かすとき、素手が不織布の表面を滑動するだけで、不織布が素手に副ってガラス板の表面で移動しない程度の防滑性であればよい。
【0016】
【発明の効果】
本発明によると樹脂フィルム13は、不織布原反12に対して、点状に不織布原反12の表面に散在する樹脂粉末11aと樹脂粉末11bの間に架け渡された恰好になる。そのように不織布原反12と樹脂フィルム13が複層シートの如く完全に密着して一体化しておらず、部分的に点接着された状態にある。このため、樹脂フィルム側がU字状に窪むように不織布を折り曲げるとき、樹脂粉末11aと樹脂粉末11bの間の未接着部分15で樹脂フィルム13が不織布原反12から離れて隆起し、小皺が樹脂フィルム13の全面に細かく分かれて均等に発生する。他方、不織布側がU字状に窪むように不織布を折り曲げるときは、樹脂フィルム13が極薄であり、樹脂粉末11が、不織布原反内部に深く入り込んで連続した皮膜を形成しておらず、部分的に不織布原反内部の繊維間を接合しているだけであり、不織布原反内部の繊維(14)が樹脂粉末11に束縛されることなく挙動し得る状態にあるので、樹脂フィルムと不織布原反が互に他方の伸縮を妨げることがな屈曲することになる。
【0017】
樹脂フィルム13と不織布原反12は、樹脂粉末11を介して部分的に点状に接着していても、その点状を成す樹脂粉末11が不織布原反表面の毛羽14と毛羽14の間に深く入り込み、不織布原反内部において複数本の繊維に絡み付くように融着しているのでアンカリング効果が高く、その不織布原反内部において樹脂粉末11が繊維に絡み付くように融着している接着部分(11)と樹脂粉末11の未接着部分15が不織布の1cm平方内に混在するように不織布原反の全面にわたって細かく均等に分布しており、特に、ニードルパンチング不織布では樹脂粉末11の融着している繊維が表面(樹脂フィルムの反対側)まで連続しているので、樹脂フィルム13と不織布原反12が容易には剥離せず、耐久性に富む不織布が得られる。
【0018】
このように本発明によると、樹脂フィルム13によって防水性が付与され、被覆保護を必要とする物品の立体的形状に合わせて自由に折曲変形することが出来、而も、樹脂フィルム13によって防滑性が付与され、使用時にズレ動くことがなく、家具その他の品物の包装シート、構築物や建物内外の養生シート、床敷物、タイルカーペット、テーブルカバー、食器下敷き、介護用ベッドシート、愛玩動物用ペッドシート、おむつカバー等に適した防滑性不織布が得られる。
【0019】
更に本発明の不織布では、その裁断口の繊維が樹脂フィルム13で覆われているので、その裁断口から繊維が掻き出され難く、裁断口での繊維の解れ出しを防止する特別の処理を施すことなく、任意に裁断し、そのまま使用し得る点でも頗る実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る不織布の断面図である。
【図2】本発明に係る不織布の樹脂フィルムを剥離した状態での平面図である。
【符号の説明】
11 樹脂粉末(接着部分)
12 不織布原反
13 樹脂フィルム
14 毛羽
15 未接着部分

Claims (3)

  1. 不織布原反と熱可塑性樹脂粉末の散布層と熱可塑性樹脂フィルムの順に積層されており、熱可塑性樹脂粉末が連続した溶融皮膜を形成することなく熱溶融して不織布原反と熱可塑性樹脂フィルムに融着しており、熱可塑性樹脂フィルムが熱可塑性樹脂粉末を介して不織布原反に部分的に接着しており、熱可塑性樹脂フィルムと不織布原反の間に熱可塑性樹脂粉末が介在せず剥離状態の未接着部分が部分的に存在しており、熱可塑性樹脂フィルムと不織布原反の間の接着部分と未接着部分が1cm平方内に混在している不織布。
  2. 不織布原反がニードルパンチングが施されて毛羽立った厚み1mm以上のニードルパンチング不織布であり、熱可塑性樹脂粉末の粒径が1mm以下であり、熱可塑性樹脂粉末の散布量が500gf/m 以下であり、熱可塑性樹脂粉末が毛羽立った不織布原反の表面の毛羽と毛羽の間に入り込んで毛羽に融着しており、熱可塑性樹脂フィルムと不織布原反の間の未接着部分が熱可塑性樹脂粉末の介在しない空隙になっており、熱可塑性樹脂フィルムの厚みが500μm以下である前掲請求項1に記載の不織布。
  3. 熱可塑性樹脂フィルムが防滑性を有する前掲請求項1と請求項2に記載の不織布。
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