JP2004122140A - ダイカスト品の製造装置及び製造方法 - Google Patents

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Kenji Yamazaki
山崎 憲司
Masaya Terui
照井 雅也
Koji Nishikawa
西川 浩司
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    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D17/00Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
    • B22D17/20Accessories: Details
    • B22D17/22Dies; Die plates; Die supports; Cooling equipment for dies; Accessories for loosening and ejecting castings from dies
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B22D17/20Accessories: Details
    • B22D17/32Controlling equipment

Abstract

【課題】金型破損を未然に防止するダイカスト品の製造装置を提供する。
【解決手段】キャビティ19を有する金型11、キャビティ19に溶湯を射出する射出手段22、キャビティ19に出入可能に金型11の入子14a〜14eを貫通する中子ピン26、中子ピン26に対しキャビティ19からの抜出方向に油圧印加する第一流体室49及び中子ピン26に対しキャビティ19への挿入方向に油圧印加する第二流体室50を有し、第一流体室49及び第二流体室50の各油圧を調整して中子ピン26を往復駆動する駆動手段46,54,52,34,35,36,37、キャビティ19への溶湯射出に先立ち中子ピン26が挿入方向に駆動されるとき背圧側となる第一流体室49の油圧を監視し、その監視流体圧が正常時とは異なる推移を示した場合に駆動手段を制御して中子ピン26の挿入方向への駆動を停止する監視手段55,58を備える。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダイカスト品の製造装置及び製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ダイカスト鋳造法により製造されて鋳抜き穴を持つダイカスト品が公知である。この種のダイカスト品を製造するには、例えば油圧シリンダにより中子ピンを金型に貫通させてキャビティに挿入した後、溶湯をキャビティに充填してダイカスト品を成形する。その後、油圧シリンダにより中子ピンをキャビティから抜き出した後、ダイカスト品を取り出す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記において中子ピンをキャビティに挿入する際には、中子ピンの心ずれ等により中子ピンが金型に衝突することがあり、さらにその衝突状態で中子ピンに挿入方向への駆動力が作用し続けると金型の破損が生じる。特に、金型において中子ピンが貫通する複数の入子を中子ピンの中心軸方向に並べて設けている場合、中子ピンは各入子に衝突し易く、強度の低い入子では破損の発生率が高くなる。こういった金型の破損は、ダイカスト品の生産性を大きく阻害する。
本発明の目的は、金型の破損を未然に防止するダイカスト品の製造装置及び製造方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1,8に記載の装置及び請求項9に記載の方法によると、中子ピンに対しキャビティからの抜出方向に印加する第一流体室の流体圧と、中子ピンに対しキャビティへの挿入方向に印加する第二流体室の流体圧とを調整することで中子ピンを往復駆動する。中子ピンは、挿入方向に駆動されるとき金型に衝突すると、挿入方向への変位を抑制する向きに抵抗を受ける。このとき、背圧側となっている第一流体室の流体圧は、正常時すなわちこの場合非衝突時とは異なる推移を示す。そのため、中子ピンの挿入方向への駆動時に第一流体室の流体圧を監視することによって、中子ピンと金型との衝突の有無を把握できる。しかもこの装置及び方法によると、中子ピンと金型とが衝突して第一流体室の監視流体圧が正常時と異なる推移を示した場合には中子ピンの挿入方向への駆動を停止できるので、金型の破損を未然に防止することができる。よって、ダイカスト品の生産性が向上する。
【0005】
本発明の請求項2に記載の装置及び請求項10に記載の方法によると、中子ピンを挿入方向に駆動するとき、中子ピンにより流体を第一流体室の内部から外部に押し出させることで第一流体室の流体圧を一定に保持する。これにより、中子ピンを挿入方向に駆動するとき背圧側となっている第一流体室の流体圧は、中子ピンが金型に衝突し抵抗を受けると、保持された圧力よりも低下する。この正常時と異なる推移として示される一定圧力からの流体圧低下は検出し易いので、第一流体室の流体圧の監視精度が向上する。
【0006】
本発明の請求項3に記載の装置及び請求項11に記載の方法によると、第一流体室の監視流体圧が低下して固定値に達した場合に、中子ピンを抜出方向に駆動する。これにより、中子ピンが金型に衝突したにも拘わらず挿入方向への駆動力が中子ピンに作用し続けることを阻止できる。したがって、金型の破損を確実に防止することができる。
【0007】
本発明の請求項4に記載の装置及び請求項12に記載の方法によると、中子ピンの抜出方向への駆動時に、背圧側となる第二流体室の流体圧を監視する。中子ピンは、抜出方向に駆動されるとき溶湯の凝固収縮、焼付き等によってダイカスト品に密着すると、抜出方向への変位を抑制する向きに抵抗を受ける。このとき、背圧側となっている第二流体室の流体圧は、正常時すなわちこの場合非密着時とは異なる推移を示す。そのため、中子ピンの抜出方向への駆動時に第二流体室の流体圧を監視することで、中子ピンとダイカスト品との密着の有無を把握できる。
ところで、中子ピンはダイカスト品への密着の有無に拘わらず次の製造に向けてダイカスト品から引き抜かれる。ダイカスト品に密着した中子ピンを無理に引き抜く場合にはダイカスト品にかじり等の欠陥が生じるが、上述したように密着の有無を中子ピンの抜出時に把握できるので、ダイカスト品の検査をする手間を省くことができる。
【0008】
本発明の請求項5に記載の装置及び請求項13に記載の方法によると、中子ピンを抜出方向に駆動するとき、中子ピンにより流体を第二流体室の内部から外部に押し出させることで第二流体室の流体圧を一定に保持する。これにより、中子ピンを抜出方向に駆動するとき背圧側となっている第二流体室の流体圧は、中子ピンがダイカスト品と密着し抵抗を受けると、保持された圧力よりも低下する。この正常時と異なる推移として示される一定圧力からの流体圧低下は検出し易いので、第二流体室の流体圧の監視精度が向上する。
【0009】
本発明の請求項6に記載の装置及び請求項14に記載の方法によると、第二流体室の監視流体圧が低下して固定値に達した場合に通知を発し且つ中子ピンの抜出方向への駆動を継続する。通知を受けたオペレータは、中子ピンとの密着により欠陥が生じたと考えられるダイカスト品について、中子ピンの抜き出し後、検査することなく廃棄することができる。
【0010】
本発明の請求項7に記載の装置及び請求項15に記載の方法によると、中子ピンの抜勾配について0〜30′に設定する。これにより、成形されたダイカスト品を切削仕上げする際の切削代について鋳抜き穴の周囲で小さくすることができる。したがって、ダイカスト品において巣の少ない表面部分を切削することができるので、切削後における巣の露出量が低減される。
ところで、中子ピンの抜勾配を0〜30′という過小な値に設定すると、中子ピンはキャビティへの挿入時に金型に衝突し易くなる。しかし、この装置及び方法によると、中子ピンと金型との衝突を第一流体室の監視流体圧に基づいて把握することができるので、過小な抜勾配の中子ピンにも拘わらず衝突に起因する金型破損を防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を示す一実施例を図面に基づいて説明する。
本発明の一実施例によるダイカスト品の製造装置(以下、単に製造装置という)を図1に示す。製造装置10は、ダイカスト鋳造法により図2に示すような電磁弁用のスリーブ1を製造する。このダイカスト品としてのスリーブ1はアルミニウム合金等で形成され、鋳抜き穴2を持つ円筒形状を呈している。鋳抜き穴2を形成するスリーブ1の内壁面3には、中心軸方向に並んで複数の溝4a,4b,4c,4d,4eが設けられている。スリーブ1にはさらに、各溝4a,4b,4c,4d,4eの底部からスリーブ1の外壁面6まで貫通する通穴5a,5b,5c,5d,5eが設けられている。尚、図2において二点鎖線は、製造装置10による成形後において切削仕上げにより形成される内壁面3’を示している。
【0012】
図1に示すように製造装置10は、金型11、型開閉部15、射出部22、中子ピン26、連通管34,35,36,37、シリンダブロック46、油圧ポンプ52、電磁弁54、圧力センサ55,56、制御部58等を備えている。
金型11は、固定型12、可動型13及び複数の入子14a,14b,14c,14d,14eを有している。金型11を開閉する型開閉部15はダイカストマシン用の型開閉機構で構成され、固定盤16、可動盤17及び押出ピン18を有している。
【0013】
固定型12と可動型13とはそれぞれ、固定盤16と可動盤17とに取り付けられている。型開閉部15の駆動装置(図示しない)で可動盤17が駆動されることにより、可動型13は固定型12に対して接近側及び離間側に往復移動可能である。固定型12と可動型13とは互いに型合わせされることで、それらの間にキャビティ19を形成する。キャビティ19は、スリーブ1の外側形状に対応して、円形の横断面で型合わせ面上を延びる形状に形成される。キャビティ19の中心軸O方向の一端には、固定型12及び可動型13を共に貫通する貫通孔20が連通している。貫通孔20は、キャビティ19と同軸且つキャビティ19より大径の円形断面で型合わせ面上を延びている。キャビティ19の中心軸O方向の他端には、固定型12を貫通する湯口21が連通している。キャビティ19に出入可能に可動型13を貫通する押出ピン18は、成形後のスリーブ1を押し出すものである。
【0014】
複数の入子14a,14b,14c,14d,14eは互いに同じ円環板状に形成され、スリーブ1の各溝4a〜4eの幅に対応した板厚を有している。一つの入子14bは可動型13に保持され、残りの入子14a,14c,14d,14eは固定型12に保持されている。固定型12と可動型13が型合わせされるとき、各入子14a〜14eはキャビティ19の内部に中心軸O方向に並んで配置される。
【0015】
射出部22は、コールドチャンバ式のダイカストマシンに使用される射出機構で構成されている。射出部22はスリーブ23及びプランジャ24を有している。スリーブ23は湯口21に接続され、プランジャ24を挿入されている。射出部22は、溶融したアルミニウム合金等の溶湯をスリーブ23内に導入しプランジャ24により加圧することで、溶湯をキャビティ19内に射出する。このように射出部22が射出手段を構成している。
【0016】
中子ピン26は、キャビティ19に出入可能に金型11を貫通するロッド部27と、油圧を受けるピストン部28とを有している。
ロッド部27は細長の段付き円柱状に形成され、小径部29と大径部30とを形成している。ロッド部27は、型合わせされた金型11のキャビティ19と同軸となるように配置され、かかる金型11の貫通孔20を通して小径部29側からキャビティ19に挿入される。尚、図1,3,4のXは、キャビティ19へのロッド部27の挿入方向を示している。図3(A)に示すキャビティ19への挿入限界位置においてロッド部27は小径部29により金型11の全ての入子14a〜14eを貫通し、大径部30により貫通孔20を気密に塞ぐ。また、ロッド部27は、図1,3にYで示すキャビティ19からの抜出方向に上記挿入限界位置から変位することで、各入子14a〜14e及び貫通孔20より抜け出す。
【0017】
図4に拡大して示すようにロッド部27の小径部29は、挿入側端部に向かうに従い先細りとなるテーパ状に形成され、抜勾配θを付けられている。抜勾配θについては適宜設定可能であるが、本実施例では0〜30′の範囲内に設定している。このような過小の抜勾配θを採用することによって、スリーブ1の成形後に内壁面3側を仕上げるときの切削代d(図2参照)を小さくできる。これにより、切削後の内壁面3’は元の内壁面3に近い巣の少ない部分に形成されるので、内壁面3’における巣の露出量を低減できる。
【0018】
ピストン部28は、ロッド部27の大径部側端部に円環鍔状に設けられている。ピストン部28は、中心軸Pに垂直で挿入方向Xを向く面により第一受圧部31を形成し、中心軸Pに垂直で抜出方向Yを向く面により第二受圧部32を形成している。
【0019】
連通管34,35はシリンダブロック46及び電磁弁54に接続され、それぞれ第一流路38と第二流路39とを形成している。連通管34,35は途中で分岐され、各分岐管に流量調整弁40と逆止弁41とを有している。流量調整弁40は、対応する流路38,39を流れる作動油の流量を所定値に調整する。逆止弁41は、対応する流路38,39において作動油が電磁弁54側からシリンダブロック46側に向かって流れるのを阻止する。
連通管36,37は電磁弁54及び油圧ポンプ52に接続され、それぞれ第三流路42と第四流路43とを形成している。
【0020】
シリンダブロック46はピストン部28と共同して、中子ピン26を往復駆動する復動型の油圧シリンダを形成している。シリンダブロック46は、両端部を閉塞された円筒状に形成され、中子ピン26のピストン部側部分を同軸上に収容している。それによりピストン部28は、外周縁部をシリンダブロック46の内周壁に摺接させつつシリンダブロック46内を軸方向に往復移動することができる。図3(A)に示すように中子ピン26が挿入限界位置に到達したとき、第一受圧部31はシリンダブロック46の一端部の第一当接壁47に当接する。一方、図3(B)に示すように中子ピン26が抜出限界位置に到達したとき、第二受圧部32はシリンダブロック46の他端部の第二当接壁48に当接する。
【0021】
図1に示すように、中子ピン26が挿入限界位置と抜出限界位置との間にあるとき、シリンダブロック46の内部空間はピストン部28により二つに仕切られる。これによりシリンダブロック46は、第一受圧部31に臨む空間で第一流体室49を形成し、第二受圧部32に臨む空間で第二流体室50を形成する。第一流体室49には第一流路38が連通しており、第一流路38から第一流体室49内に流入する作動油によって抜出方向Yの油圧が第一受圧部31に印加される。第二流体室50には第二流路39が連通しており、第二流路39から第二流体室50内に流入する作動油によって挿入方向Xの油圧が第二受圧部32に印加される。
【0022】
油圧ポンプ52はそれのオイルパン53から作動油を吸入し、第三流路42に作動油を吐出する。オイルパン53は、第四流路43の作動油が排出されるドレインとしても機能する。
電磁弁54は四ポート弁で構成され、制御部58に電気的に接続されている。電磁弁54は、制御部58から受信する指令信号に基づいてスプール(図示しない)を中立位置から一側に駆動することで、第一流路38を第四流路43に連通させ、且つ第二流路39を第三流路42に連通させる。一方、電磁弁54は、制御部58からの指令信号に基づきスプールを中立位置から別の側に駆動することで、第一流路38を第三流路42に連通させ、且つ第二流路39を第四流路43に連通させる。
【0023】
第一圧力センサ55は、連通管34の各分岐管よりもシリンダブロック46側に設けられ、第一流路38の作動油に伝わる第一流体室49の油圧を検出する。第二圧力センサ56は、連通管35の各分岐管よりもシリンダブロック46側に設けられ、第二流路39に伝わる第二流体室50の油圧を検出する。各圧力センサ55,56は制御部58に電気的に接続されており、検出した油圧を表す信号を制御部58に送信する。
【0024】
制御部58は電子回路等で構成され、各圧力センサ55,56から受信する検出信号に基づき各流体室49,50の油圧を算出する。制御部58は、その算出した各流体室49,50の油圧に基づいて電磁弁54の指令信号を生成し、生成した指令信号を電磁弁54に送信する。尚、電磁弁54は受信した指令信号に基づいて作動するので、以下では便宜上、「制御部58が電磁弁54に指令信号を送信する」ことを「制御部58が電磁弁54を制御する」こととして説明する。制御部58はさらにモニタ59を有しており、上記算出した各流体室49,50の油圧に基づいてモニタ59の表示を制御する。
【0025】
以上、製造装置10の構成を説明した。以下、製造装置10のスリーブ成形作動、すなわち製造装置10を用いてスリーブ1を製造する本発明の一実施例の製造方法について図5のステップS1〜S6に従って説明する。
ステップS1では、型開閉部15により可動型13を固定型12側に駆動して金型11を型閉じする。
【0026】
ステップS2では、中子ピン26を挿入方向Xに駆動して、ロッド部27を金型11のキャビティ19に挿入し入子14a〜14eに貫通させる。
具体的には、制御部58により電磁弁54を制御して第一流路38を第四流路43に連通させ、第二流路39を第三流路42に連通させる。すると、第一流体室49の油圧(以下、第一油圧という)は油圧ポンプ52の吐出圧よりも低いドレイン圧となり、第二流体室50の油圧(以下、第二油圧という)は油圧ポンプ52の吐出圧に一致する。その結果、第一受圧部31が受ける第一油圧による力と第二受圧部32が受ける第二油圧による力との合力Fは挿入方向Xの力となり、中子ピン26は挿入方向Xへの変位を開始する。このとき、中子ピン26は第一受圧部31によって作動油を第一流体室49の内部から外部の第一流路38に押し出すため、第一流体室49の第一油圧は背圧として図6(A)に示すように上昇する。本実施例では第一流路38における作動油の流量を流量調整弁40で調整しているので、第一油圧は図6(A)に示すように所定圧P10まで上昇した後、保持される。尚、この保持圧P10については、中子ピン26の挿入方向Xへの駆動を妨げないように設定される。
【0027】
挿入方向Xに駆動された中子ピン26は、第一受圧部31をシリンダブロック46の第一当接壁47に当接させることにより、挿入限界位置で停止する。尚、中子ピン26が挿入限界位置に停止した状態において、第一油圧は図6(A)に示す如くドレイン圧に戻り、第二油圧は油圧ポンプ52の吐出圧に保持される。そのため、下記のステップS3において溶湯の射出圧を受けた中子ピン26がキャビティ19から抜け出すことを防止できる。
【0028】
ステップS3では、型開閉部15により固定型12と可動型13とに型締力を加えた状態で、射出部22から溶湯を金型11のキャビティ19に射出する。このとき、まず射出圧を低圧にして空気の巻き込みを抑えた後、射出圧を高圧にしてキャビティ19の隅々まで溶湯を充填する。尚、次のステップS4への移行は、キャビティ19内の溶湯が完全に凝固してからでもよいが、本実施例では中子ピン26に接触する表層部分のみ凝固した時点でステップS4に移行する。これにより、溶湯の凝固収縮に起因してスリーブ1が中子ピン26に密着することを軽減できる。
【0029】
ステップS4では、中子ピン26を抜出方向Yに駆動して、ロッド部27を金型11の入子14a〜14e及び貫通孔20から抜け出させる。
具体的には、制御部58により電磁弁54を制御して第一流路38を第三流路42に連通させ、第二流路39を第四流路43に連通させる。すると、第一流体室49の第一油圧は油圧ポンプ52の吐出圧に一致し、第二流体室50の第二油圧は油圧ポンプ52の吐出圧よりも低いドレイン圧となる。その結果、第一受圧部31が受ける第一油圧による力と第二受圧部32が受ける第二油圧による力との合力Fは抜出方向Yの力となり、中子ピン26は抜出方向Yへの変位を開始する。このとき、中子ピン26は第二受圧部32によって作動油を第二流体室50の内部から外部の第二流路39に押し出すため、第二流体室50の第二油圧は背圧として図7(A)に示すように上昇する。本実施例では第二流路39における作動油の流量を流量調整弁40で調整しているので、第二油圧は図7(A)に示すように所定圧P20まで上昇した後、保持される。尚、この保持圧P20については、中子ピン26の抜出方向Yへの駆動を妨げないように設定される。
抜出方向Yに駆動された中子ピン26は、第二受圧部32をシリンダブロック46の第二当接壁48に当接させることにより、抜出限界位置で停止する。
【0030】
ステップS5では、型開閉部15により型締力を解除し、可動型13を反固定型側に駆動して金型11を型開きする。
ステップS6では、成形されたスリーブ1を押出ピン18で押圧して可動型13から離型させる。その結果得られるスリーブ1は、中子ピン26で形成された鋳抜き穴2と、入子14a〜14eで形成された溝4a〜4eと、固定型12又は可動型13で形成された通穴5a〜5eを有するものとなる。
【0031】
以上、製造装置10のスリーブ成形作動を説明した。以下、製造装置10の異常監視作動、すなわち本発明の一実施例によるスリーブ1の製造に際して異常を監視する方法について説明する。
【0032】
製造装置10では、上記ステップS2において、中子ピン26を挿入方向Xに駆動しつつ、背圧側となる第一流体室49の第一油圧を第一圧力センサ55で検出し監視する。挿入方向Xへの駆動中に中子ピン26が入子14a〜14eのいずれにも衝突しない場合、第一油圧は上述した如く上昇し保持圧P10で一定となる。一方、中子ピン26がいずれかの入子14a〜14eに衝突すると、中子ピン26は衝突した入子14a〜14eから、挿入方向Xへの変位を抑制する向きの抗力を受けて止まるため、第一油圧は図6(B)に示すように保持圧P10よりも低下する。このとき第二油圧は油圧ポンプ52の吐出圧となっているため、第一油圧及び第二油圧による各力の合力Fは第一油圧の低下に伴い増大する。そのため何も対処しない場合には、図6(B)に二点鎖線で示す如く第一油圧が破損臨界圧P12まで降下して、入子14a〜14eの破損が生じる。しかし製造装置10では、破損臨界圧P12よりも高値に設定した閾圧P11に第一油圧が達したとき、制御部58により電磁弁54を制御して第一流路38及び第二流路39をそれぞれ第三流路42及び第四流路43に連通させる。その結果、第一油圧が図6(B)に示すように上昇する一方、第二油圧が下降するため、中子ピン26が挿入方向Xへの駆動を停止され、逆に抜出方向Yへ駆動される。したがって、入子14a〜14eの破損が確実に阻止される。
【0033】
また、製造装置10では、上記ステップS4において、中子ピン26を抜出方向Yに駆動しつつ、背圧側となる第二流体室50の第二油圧を第二圧力センサ56で検出し監視する。成形されたスリーブ1が中子ピン26と密着していない場合、第二油圧は上述した如く上昇し保持圧P20で一定となる。一方、凝固収縮、焼付け等によりスリーブ1が中子ピン26と密着している場合、中子ピン26は抜出方向Yへの変位を抑制する抵抗をスリーブ1から受けるため、第二油圧は図7(B)に示すように保持圧P20よりも低下する。製造装置10では、第二油圧が低下し図7(B)に示す閾圧P21に達したとき、制御部58により電磁弁54の制御状態を保持して中子ピン26の抜出駆動を継続し、それと共に警告メッセージをモニタ59に表示させて密着の発生を通知する。この通知により装置10のオペレータは、中子ピン26とスリーブ1とが密着していたことを上記ステップS6の離型に先立って知ることができる。中子ピン26に密着したスリーブ1には中子ピン26の引き抜きによってかじり等の欠陥が生じるが、密着ひいてはそれによる欠陥の発生を事前に知ることのできるオペレータは、離型されたスリーブ1について検査することなく廃棄処分できる。
【0034】
このように本実施例では、第一油圧及び第二油圧がそれぞれ第一流体圧及び第二流体圧に相当し、閾圧P11及び閾圧P21がそれぞれ、第一流体圧及び第二流体圧についての各固定値に相当している。そして本実施例では、シリンダブロック46、電磁弁54、油圧ポンプ52、連通管34,35,36,37が共同して、各流体室49,50の油圧を調整し中子ピン26を往復駆動する駆動手段を構成している。また本実施例では、第一圧力センサ55、第二圧力センサ56及び制御部58が共同して、各流体室49,50の油圧を監視し駆動手段を制御する監視手段を構成している。
【0035】
以上説明した製造装置10によると、中子ピン26の挿入方向Xへの駆動時に入子14a〜14eの破損を確実に阻止でき、しかも中子ピン26の抜出方向Yへの駆動時に欠陥の生じたスリーブ1を検査なしに廃棄できる。したがって、ダイカスト品の生産性が向上する。
【0036】
さらに製造装置10によると、中子ピン26の挿入方向Xへの駆動時に背圧側となる第一油圧は、中子ピン26と入子14a〜14eとが衝突した場合、正常時とは異なる推移として一定圧P10からの低下を示す。また、製造装置10によると、中子ピン26の抜出方向Yへの駆動時に背圧側となる第二油圧は、中子ピン26とスリーブ1とが密着した場合、正常時とは異なる推移として一定圧P20からの低下を示す。このような一定圧P10,P20からの油圧低下は圧力センサ55,56により検出し易いので、第一油圧及び第二油圧の監視精度が向上する。
【0037】
加えて製造装置10によると、中子ピン26の抜勾配θを0〜30′という過小な値に設定し、成形後の切削代を低減している。その場合、中子ピン26はキャビティ19への挿入時に入子14a〜14eと衝突し易くなる。しかし製造装置10では、中子ピン26と入子14a〜14eとの衝突を第一流体室49の監視油圧に基づいて把握できるので、過小な抜勾配θの中子ピン26にも拘わらず衝突に起因する入子14a〜14eの破損を防止できる。
【0038】
尚、上述した実施例では、一つのシリンダブロック46内に第一流体室49及び第二流体室50を形成した。これに対し、例えば中子ピン26に二つのピストン部を設け、一方のピストン部を収容するシリンダブロックで第一流体室を、他方のピストン部を収容するシリンダブロックで第二流体室をそれぞれ形成するようにしてもよい。
【0039】
さらに上述の実施例では、中子ピン26の挿入駆動時に第一流体圧としての第一油圧を監視し、中子ピン26の抜出駆動時に第二流体圧としての第二油圧を監視したが、そのような第一油圧及び第二油圧のいずれか一方を監視しないようにしてもよい。
【0040】
またさらに上述の実施例では、第二油圧が低下し固定値としての閾圧P21に達した場合に、その旨をオペレータに通知するようにした。これに対し、第二油圧が閾圧P21に達したことを検出した場合に、離型したダイカスト部品としてのスリーブ1をロボット等で自動廃棄するようにしてもよい。これにより、かかるスリーブ1の生産性がより一層向上する。
【0041】
さらにまた上述の実施例では、電磁弁用のスリーブ1をダイカスト品として製造する装置10及び方法に本発明を適用した例について説明したが、本発明は、ダイカスト鋳造法により製造される各種のダイカスト品の製造に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による製造装置の構成を示す模式図である。
【図2】本発明の一実施例により製造されるスリーブを示す縦断面図である。
【図3】図1に示す製造装置の二つの作動状態(A),(B)を説明するための模式図である。
【図4】図1の中子ピンを拡大して示す模式図である。
【図5】図1に示す製造装置のスリーブ成形作動を説明するためのフローチャートである。
【図6】図1に示す製造装置の異常監視作動を説明するための特性図であって、(A)は正常時、(B)は異常時を示している。
【図7】図1に示す製造装置の異常監視作動を説明するための別の特性図であって、(A)は正常時、(B)は異常時を示している。
【符号の説明】
1 スリーブ(ダイカスト品)
2 鋳抜き穴
3 内壁面
4 溝
10 製造装置
11 金型
12 固定型
13 可動型
14a,14b,14c,14d,14e 入子
15 型開閉部
19 キャビティ
20 貫通孔
22 射出部(射出手段)
26 中子ピン
27 ロッド部
28 ピストン部
31 第一受圧部
32 第二受圧部
34,35,36,37 連通管(駆動手段)
38 第一流路
39 第二流路
40 流量調整弁
42 第三流路
43 第四流路
46 シリンダブロック(駆動手段)
47 第一当接壁
48 第二当接壁
49 第一流体室
50 第二流体室
52 油圧ポンプ(駆動手段)
54 電磁弁(駆動手段)
55 第一圧力センサ(監視手段)
56 第二圧力センサ(監視手段)
58 制御部(監視手段)
59 モニタ
10 保持圧
11 閾圧
12 破損臨界圧
20 保持圧
21 閾圧
X 挿入方向
Y 抜出方向
θ 抜勾配

Claims (15)

  1. 鋳抜き穴を持つダイカスト品を製造する装置であって、
    キャビティを有する金型と、
    前記キャビティに溶湯を射出する射出手段と、
    前記キャビティに出入可能に前記金型を貫通する中子ピンと、
    前記中子ピンに対し前記キャビティからの抜出方向に流体圧を印加する第一流体室及び前記中子ピンに対し前記キャビティへの挿入方向に流体圧を印加する第二流体室を有し、前記第一流体室及び前記第二流体室の各流体圧を調整することで前記中子ピンを往復駆動する駆動手段と、
    前記射出手段による前記キャビティへの溶湯射出に先立ち前記中子ピンが前記駆動手段により前記挿入方向に駆動されるとき、背圧側となる前記第一流体室の流体圧を監視し、その監視流体圧が正常時とは異なる推移を示した場合に前記駆動手段を制御して前記中子ピンの前記挿入方向への駆動を停止する監視手段と、を備えることを特徴とするダイカスト品の製造装置。
  2. 前記駆動手段は、前記中子ピンを前記挿入方向に駆動するとき、前記中子ピンにより流体を前記第一流体室の内部から外部に押し出させることで前記第一流体室の流体圧を一定に保持することを特徴とする請求項1に記載のダイカスト品の製造装置。
  3. 前記監視手段は、前記第一流体室の監視流体圧が低下して固定値に達した場合に前記駆動手段を制御して前記中子ピンを前記抜出方向に駆動することを特徴とする請求項1又は2に記載のダイカスト品の製造装置。
  4. 前記射出手段による前記キャビティへの溶湯射出後に前記中子ピンが前記駆動手段により前記抜出方向に駆動されるとき、前記監視手段は、背圧側となる前記第二流体室の流体圧を監視することを特徴とする請求項1、2又は3に記載のダイカスト品の製造装置。
  5. 前記駆動手段は、前記中子ピンを前記抜出方向に駆動するとき、前記中子ピンにより流体を前記第二流体室の内部から外部に押し出させることで前記第二流体室の流体圧を一定に保持することを特徴とする請求項4に記載のダイカスト品の製造装置。
  6. 前記監視手段は、前記第二流体室の監視流体圧が低下して固定値に達した場合に通知を発し且つ前記駆動手段を制御して前記中子ピンの前記抜出方向への駆動を継続することを特徴とする請求項5に記載のダイカスト品の製造装置。
  7. 前記中子ピンの抜勾配は0〜30′に設定されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のダイカスト品の製造装置。
  8. 前記中子ピンの中心軸方向に並んで配置され前記中子ピンが貫通する複数の入子を前記金型は有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のダイカスト品の製造装置。
  9. キャビティを有する金型と、前記キャビティに溶湯を射出する射出手段と、前記キャビティに出入可能に前記金型を貫通する中子ピンと、前記中子ピンに対し前記キャビティからの抜出方向に流体圧を印加する第一流体室及び前記中子ピンに対し前記キャビティへの挿入方向に流体圧を印加する第二流体室を有する駆動手段であって、前記第一流体室及び前記第二流体室の各流体圧を調整することで前記中子ピンを往復駆動する駆動手段とを備える装置を用い、鋳抜き穴を持つダイカスト品を製造する方法において、
    前記キャビティへの溶湯射出に先立ち前記中子ピンを前記挿入方向に駆動するとき、背圧側となる前記第一流体室の流体圧を監視し、その監視流体圧が正常時とは異なる推移を示した場合に前記中子ピンの前記挿入方向への駆動を停止することを特徴とするダイカスト品の製造方法。
  10. 前記中子ピンを前記挿入方向に駆動するとき、前記中子ピンにより流体を前記第一流体室の内部から外部に押し出させることで前記第一流体室の流体圧を一定に保持することを特徴とする請求項9に記載のダイカスト品の製造方法。
  11. 前記第一流体室の監視流体圧が低下して固定値に達した場合に前記中子ピンを前記抜出方向に駆動することを特徴とする請求項10に記載のダイカスト品の製造方法。
  12. 前記キャビティへの溶湯射出後に前記中子ピンを前記抜出方向に駆動するとき、背圧側となる前記第二流体室の流体圧を監視することを特徴とする請求項9、10又は11に記載のダイカスト品の製造方法。
  13. 前記中子ピンを前記抜出方向に駆動するとき、前記中子ピンにより流体を前記第二流体室の内部から外部に押し出させることで前記第二流体室の流体圧を一定に保持することを特徴とする請求項12に記載のダイカスト品の製造方法。
  14. 前記第二流体室の監視流体圧が低下して固定値に達した場合に前記装置により通知を発し且つ前記中子ピンの前記抜出方向への駆動を継続することを特徴とする請求項13に記載のダイカスト品の製造方法。
  15. 前記中子ピンの抜勾配を0〜30′に設定することを特徴とする請求項9〜14のいずれか一項に記載のダイカスト品の製造方法。
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