JP2004121721A - 握りバー兼用タオル掛け - Google Patents
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Abstract
【課題】握りバーとタオル掛けバーとが一体的に連結固定された握りバー兼用のタオル掛けバーを提供せんとするものである。
【解決手段】起立する握りバー6と水平なタオル掛けバー7とを連結し、握りバー6の端部及びタオル掛けバー7の端部を相手方部材(壁面10)へ固定する。これにより、握りバー6とタオル掛けバー7とが一体的に連結されることになり、しかも握りバー6の端部及びタオル掛けバー7の端部が相手方部材(壁面10)へ連結固定されているため、タオル掛けバー7が動いて使用者と干渉する等のことがない。
【選択図】 図1
【解決手段】起立する握りバー6と水平なタオル掛けバー7とを連結し、握りバー6の端部及びタオル掛けバー7の端部を相手方部材(壁面10)へ固定する。これにより、握りバー6とタオル掛けバー7とが一体的に連結されることになり、しかも握りバー6の端部及びタオル掛けバー7の端部が相手方部材(壁面10)へ連結固定されているため、タオル掛けバー7が動いて使用者と干渉する等のことがない。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トイレや浴室等に設置される握りバーと、タオル掛けバーとを一体的に連結した握りバー兼用のタオル掛けに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、握りバーやタオル掛けは、それぞれが単独で設置されている。図5は握りバー1の一例を示すものであり、特許文献1に記載された従来例である。握りバー1は、例えば、高齢者や身障者が便器本体2側から立ち上がるときに、その補助具として機能するものであり、特許文献1に示す通りである。一方、タオル掛けについては、特許文献2の図1〜図3に示す通りであり、洗面化粧台の幕板の前面に取り付けられている。
ところが、これらの特許文献1及び特許文献2に記載された技術にあっては、それぞれを単独で設置する必要があった。
【0003】
そのため、従来にあっては、図6に示す特許文献3に記載された技術のように、握りバー3の上下端に回転自在にタオル掛けバー4を取り付け、握りバーとタオル掛けとを兼用するようにしていた。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−116573号公報(図1及び図2参照)
【特許文献2】
実開平4−138394号公報(図1〜図3参照)
【特許文献3】
特開2000−70174号公報(図1参照)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、特許文献3に記載された従来技術にあっては、タオル掛けバー4が回転自在であるため、タオル掛けバー4が室内側へ向いているときに、高齢者や身障者が握りバー3を掴もうとしてタオル掛けバー4に手が引っ掛かったりすることがあり、危険であった。
またタオルを引っ掛けた状態でタオル掛けバー4が室内側を向いているときには、利用者の身体の一部と接触する虞れがあり、危険であると共に、室内空間を狭めるという問題があった。
【0006】
本発明は従来の前記課題に鑑みてこれを改良除去したものであって、握りバーとタオル掛けバーとが一体的に連結固定された握りバー兼用のタオル掛けバーを提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
而して、前記課題を解決するために本発明が採用した請求項1の手段は、起立する握りバーと水平なタオル掛けバーとを連結し、握りバーの端部及びタオル掛けバーの端部を相手方部材へ固定したことを特徴とする握りバー兼用タオル掛けである。
握りバーとタオル掛けバーとが一体的に連結されており、しかも握りバーの端部及びタオル掛けバーの端部が相手方部材へ連結されているため、タオル掛けバーが動いて使用者と干渉する等のことがない。
【0008】
本発明が採用した請求項2の手段は、タオル掛けバーとの連結部分から更に上方へ握りバーを伸長したタオルの脱落防止部が設けられている請求項1に記載の握りバー兼用タオル掛けである。
タオル掛けバーに掛けられたタオルは、脱落防止部に引っ掛かって脱落が防止される。
【0009】
本発明が採用した請求項3の手段は、起立する握りバーと水平なタオル掛けバーとを連結し、握りバーの上下部を相手方部材へ固定すると共に、タオル掛けバーの残りの端部を相手方部材へ水平方向斜めに固定したことを特徴とする握りバー兼用タオル掛けである。
この発明によれば、握りバーを壁面等の相手方部材から少しだけ離れた位置に取り付け、この握りバーから水平方向斜めにタオル掛けバーを配設して相手方部材へ固定しており、この場合もタオル掛けバーが邪魔にならず、しかも握りバー自体の室内側への突出寸法を抑えることも可能である。
【0010】
更に、本発明が採用した請求項4の手段は、握りバーの下端側がカウンターに固定されている請求項1乃至3のいずれか1つに記載の握りバー兼用タオル掛けである。
この発明によれば、カウンターに対しても請求項1〜3の発明に係る握りバー兼用タオル掛けを設置することが可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の構成を図面に示す発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りである。図1は本発明の第1の実施の形態に係る握りバー兼用タオル掛け5を示す斜視図である。同図に示す如く、この実施の形態にあっては、起立状態で配設される握りバー6の上端寄りの位置に、水平方向へ配設されるタオル掛けバー7の一端側を図示しないビス等を用いて連結固定している。そして、握りバー6に、前記タオル掛けバー7との連結部分よりも上方へ延設されたタオルの脱落防止部6Aを設けている。また握りバー6の下端部を有底筒状のブラケット8を介してカウンター9の上面側へ固定し、タオル掛けバー7の残りの端部を同様に有底筒状のブラケット8を介して壁面10に固定している。
【0012】
これにより、タオル掛けバー7が室内空間側へ向くということがなくなり、使用者の手や身体の一部と干渉するということがない。しかも、この実施の形態の握りバー兼用タオル掛け5は、握りバー6にタオル掛けバー7との連結部よりも上方へ突出するタオルの脱落防止部6Aが設けられているので、タオル掛けバー7に掛けられたタオルが不用意に落下するようなことはない。また握りバー6とタオル掛けバー7とが、一体的に取り付けられているので、両者を別々に設ける必要もない。
【0013】
図2は本発明の第2の実施の形態に係る握りバー兼用タオル掛け11を示すものであり、図(A)は平面図、図(B)は正面図である。同図に示す如く、この実施の形態にあっては、起立状態の握りバー12の上下部を壁面10及びカウンター9へ固定している。カウンター9への固定は、円筒状のブラケット8を介して行い、壁面10への固定は握りバー12を貫通して支持するブラケット13を介して行っている。
【0014】
タオル掛けバー14は、その一端側が握りバー12の上端面よりも低い位置の側面部において図示しないビス等によりこれに取り付けられている。そして、握りバー12の他端側は、水平方向斜めに配設され、ブラケット15に揺動自在に枢支されている。ブラケット15は、壁面10に対してビス等により固定されている。
【0015】
このように構成された握りバー兼用のタオル掛けであれば、握りバー12を壁面10から少しだけ離れた位置に取り付けることが可能である。そして、この握りバー12から水平方向斜めにタオル掛けバー14を配設して壁面10へ固定しており、この場合もタオル掛けバー14が邪魔にならず、しかも握りバー12自体の室内側への突出量を抑えることが可能である。そのため、この実施の形態の場合は、前記第1の実施の形態よりもタオル掛けバー14が使用者の手や身体の一部と干渉することがない。また握りバー12とタオル掛けバー14とが、一体的に取り付けられているので、両者を別々に設ける必要もない。
【0016】
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、適宜の変更が可能である。例えば、図2の握りバー兼用タオル掛け11は、壁面10に向かって握りバー12の右側面側にタオル掛けバー14を連結したが、室内スペースの大きさ如何によっては図3の実線に示すように、握りバー12の左側面側に連結するようにしてもよい。
【0017】
また図4の図(A)〜(C)に示すように、握りバーとタオル掛けバーとは、その形状及び両者の連結位置を適宜変更することが可能である。図(A)に示すものは、起立状態で配設される図1に示す握りバー6の下端側を、湾曲を付けて壁面10側へ折り曲げ、該握りバー6の端部とタオル掛けバー7の端部とを壁面10へ固定したものである。
図(B)に示すものは、図1に示す握りバー6の途中をクランク状に折り曲げたものである。これらの図(A)及び図(B)に示すタオル掛けのその他の構成並びに作用効果は、図1に示す前記第1の実施の形態の場合と同じである。
一方、図(C)に示すものは、弓状に湾曲した握りバー16の上下両端側を壁面10へ固定すると共に、中間部にタオル掛けバー17を連結し、タオル掛けバー17の端部を壁面10へ固定したものである。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように本発明にあっては、起立する握りバーと水平なタオル掛けバーとを連結し、握りバーの端部及びタオル掛けバーの端部を相手方部材へ固定したから、タオル掛けバーが動いて使用者と干渉する等のことがない。また握りバーとタオル掛けバーとを別々に製作して施工する必要がない。
【0019】
また本発明にあっては、タオル掛けバーとの連結部分から更に上方へ握りバーを伸長したタオルの脱落防止部を設けたから、タオル掛けバーに掛けられたタオルは、脱落防止部に引っ掛かって脱落が防止される。
【0020】
更に、本発明にあっては、起立する握りバーと水平なタオル掛けバーとを連結し、握りバーの上下部を相手方部材へ固定すると共に、タオル掛けバーの残りの端部を相手方部材へ水平方向斜めに固定したから、タオル掛けバーが邪魔にならず、しかも握りバー自体の室内側への突出寸法を抑えることも可能である。
【0021】
更にまた、本発明にあっては、握りバーの下端側をカウンターに固定するようにしたから、カウンターに対しても握りバー兼用のタオル掛けを設置することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の握りバー兼用タオル掛けを示す斜視図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る握りバー兼用タオル掛けを示すものであり、図(A)は平面図、図(B)は正面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る握りバー兼用タオル掛けの変形例を示す斜視図である。
【図4】図(A)〜図(C)は、それぞれ本発明の第1の実施の形態に係る握りバー兼用タオル掛けの変形例を示す側面図である。
【図5】特許文献1に記載された従来技術を示す斜視図である。
【図6】特許文献3に記載された従来技術を示す斜視図である。
【符号の説明】
5…握りバー兼用タオル掛け、6…握りバー、6A…脱落防止部、7…タオル掛けバー、8…ブラケット、9…カウンター、10…壁面、11…握りバー兼用タオル掛け、12…握りバー、13…ブラケット、14…タオル掛けバー、
15…ブラケット、16…握りバー、17…タオル掛け
【発明の属する技術分野】
本発明は、トイレや浴室等に設置される握りバーと、タオル掛けバーとを一体的に連結した握りバー兼用のタオル掛けに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、握りバーやタオル掛けは、それぞれが単独で設置されている。図5は握りバー1の一例を示すものであり、特許文献1に記載された従来例である。握りバー1は、例えば、高齢者や身障者が便器本体2側から立ち上がるときに、その補助具として機能するものであり、特許文献1に示す通りである。一方、タオル掛けについては、特許文献2の図1〜図3に示す通りであり、洗面化粧台の幕板の前面に取り付けられている。
ところが、これらの特許文献1及び特許文献2に記載された技術にあっては、それぞれを単独で設置する必要があった。
【0003】
そのため、従来にあっては、図6に示す特許文献3に記載された技術のように、握りバー3の上下端に回転自在にタオル掛けバー4を取り付け、握りバーとタオル掛けとを兼用するようにしていた。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−116573号公報(図1及び図2参照)
【特許文献2】
実開平4−138394号公報(図1〜図3参照)
【特許文献3】
特開2000−70174号公報(図1参照)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、特許文献3に記載された従来技術にあっては、タオル掛けバー4が回転自在であるため、タオル掛けバー4が室内側へ向いているときに、高齢者や身障者が握りバー3を掴もうとしてタオル掛けバー4に手が引っ掛かったりすることがあり、危険であった。
またタオルを引っ掛けた状態でタオル掛けバー4が室内側を向いているときには、利用者の身体の一部と接触する虞れがあり、危険であると共に、室内空間を狭めるという問題があった。
【0006】
本発明は従来の前記課題に鑑みてこれを改良除去したものであって、握りバーとタオル掛けバーとが一体的に連結固定された握りバー兼用のタオル掛けバーを提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
而して、前記課題を解決するために本発明が採用した請求項1の手段は、起立する握りバーと水平なタオル掛けバーとを連結し、握りバーの端部及びタオル掛けバーの端部を相手方部材へ固定したことを特徴とする握りバー兼用タオル掛けである。
握りバーとタオル掛けバーとが一体的に連結されており、しかも握りバーの端部及びタオル掛けバーの端部が相手方部材へ連結されているため、タオル掛けバーが動いて使用者と干渉する等のことがない。
【0008】
本発明が採用した請求項2の手段は、タオル掛けバーとの連結部分から更に上方へ握りバーを伸長したタオルの脱落防止部が設けられている請求項1に記載の握りバー兼用タオル掛けである。
タオル掛けバーに掛けられたタオルは、脱落防止部に引っ掛かって脱落が防止される。
【0009】
本発明が採用した請求項3の手段は、起立する握りバーと水平なタオル掛けバーとを連結し、握りバーの上下部を相手方部材へ固定すると共に、タオル掛けバーの残りの端部を相手方部材へ水平方向斜めに固定したことを特徴とする握りバー兼用タオル掛けである。
この発明によれば、握りバーを壁面等の相手方部材から少しだけ離れた位置に取り付け、この握りバーから水平方向斜めにタオル掛けバーを配設して相手方部材へ固定しており、この場合もタオル掛けバーが邪魔にならず、しかも握りバー自体の室内側への突出寸法を抑えることも可能である。
【0010】
更に、本発明が採用した請求項4の手段は、握りバーの下端側がカウンターに固定されている請求項1乃至3のいずれか1つに記載の握りバー兼用タオル掛けである。
この発明によれば、カウンターに対しても請求項1〜3の発明に係る握りバー兼用タオル掛けを設置することが可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の構成を図面に示す発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りである。図1は本発明の第1の実施の形態に係る握りバー兼用タオル掛け5を示す斜視図である。同図に示す如く、この実施の形態にあっては、起立状態で配設される握りバー6の上端寄りの位置に、水平方向へ配設されるタオル掛けバー7の一端側を図示しないビス等を用いて連結固定している。そして、握りバー6に、前記タオル掛けバー7との連結部分よりも上方へ延設されたタオルの脱落防止部6Aを設けている。また握りバー6の下端部を有底筒状のブラケット8を介してカウンター9の上面側へ固定し、タオル掛けバー7の残りの端部を同様に有底筒状のブラケット8を介して壁面10に固定している。
【0012】
これにより、タオル掛けバー7が室内空間側へ向くということがなくなり、使用者の手や身体の一部と干渉するということがない。しかも、この実施の形態の握りバー兼用タオル掛け5は、握りバー6にタオル掛けバー7との連結部よりも上方へ突出するタオルの脱落防止部6Aが設けられているので、タオル掛けバー7に掛けられたタオルが不用意に落下するようなことはない。また握りバー6とタオル掛けバー7とが、一体的に取り付けられているので、両者を別々に設ける必要もない。
【0013】
図2は本発明の第2の実施の形態に係る握りバー兼用タオル掛け11を示すものであり、図(A)は平面図、図(B)は正面図である。同図に示す如く、この実施の形態にあっては、起立状態の握りバー12の上下部を壁面10及びカウンター9へ固定している。カウンター9への固定は、円筒状のブラケット8を介して行い、壁面10への固定は握りバー12を貫通して支持するブラケット13を介して行っている。
【0014】
タオル掛けバー14は、その一端側が握りバー12の上端面よりも低い位置の側面部において図示しないビス等によりこれに取り付けられている。そして、握りバー12の他端側は、水平方向斜めに配設され、ブラケット15に揺動自在に枢支されている。ブラケット15は、壁面10に対してビス等により固定されている。
【0015】
このように構成された握りバー兼用のタオル掛けであれば、握りバー12を壁面10から少しだけ離れた位置に取り付けることが可能である。そして、この握りバー12から水平方向斜めにタオル掛けバー14を配設して壁面10へ固定しており、この場合もタオル掛けバー14が邪魔にならず、しかも握りバー12自体の室内側への突出量を抑えることが可能である。そのため、この実施の形態の場合は、前記第1の実施の形態よりもタオル掛けバー14が使用者の手や身体の一部と干渉することがない。また握りバー12とタオル掛けバー14とが、一体的に取り付けられているので、両者を別々に設ける必要もない。
【0016】
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、適宜の変更が可能である。例えば、図2の握りバー兼用タオル掛け11は、壁面10に向かって握りバー12の右側面側にタオル掛けバー14を連結したが、室内スペースの大きさ如何によっては図3の実線に示すように、握りバー12の左側面側に連結するようにしてもよい。
【0017】
また図4の図(A)〜(C)に示すように、握りバーとタオル掛けバーとは、その形状及び両者の連結位置を適宜変更することが可能である。図(A)に示すものは、起立状態で配設される図1に示す握りバー6の下端側を、湾曲を付けて壁面10側へ折り曲げ、該握りバー6の端部とタオル掛けバー7の端部とを壁面10へ固定したものである。
図(B)に示すものは、図1に示す握りバー6の途中をクランク状に折り曲げたものである。これらの図(A)及び図(B)に示すタオル掛けのその他の構成並びに作用効果は、図1に示す前記第1の実施の形態の場合と同じである。
一方、図(C)に示すものは、弓状に湾曲した握りバー16の上下両端側を壁面10へ固定すると共に、中間部にタオル掛けバー17を連結し、タオル掛けバー17の端部を壁面10へ固定したものである。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように本発明にあっては、起立する握りバーと水平なタオル掛けバーとを連結し、握りバーの端部及びタオル掛けバーの端部を相手方部材へ固定したから、タオル掛けバーが動いて使用者と干渉する等のことがない。また握りバーとタオル掛けバーとを別々に製作して施工する必要がない。
【0019】
また本発明にあっては、タオル掛けバーとの連結部分から更に上方へ握りバーを伸長したタオルの脱落防止部を設けたから、タオル掛けバーに掛けられたタオルは、脱落防止部に引っ掛かって脱落が防止される。
【0020】
更に、本発明にあっては、起立する握りバーと水平なタオル掛けバーとを連結し、握りバーの上下部を相手方部材へ固定すると共に、タオル掛けバーの残りの端部を相手方部材へ水平方向斜めに固定したから、タオル掛けバーが邪魔にならず、しかも握りバー自体の室内側への突出寸法を抑えることも可能である。
【0021】
更にまた、本発明にあっては、握りバーの下端側をカウンターに固定するようにしたから、カウンターに対しても握りバー兼用のタオル掛けを設置することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の握りバー兼用タオル掛けを示す斜視図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る握りバー兼用タオル掛けを示すものであり、図(A)は平面図、図(B)は正面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る握りバー兼用タオル掛けの変形例を示す斜視図である。
【図4】図(A)〜図(C)は、それぞれ本発明の第1の実施の形態に係る握りバー兼用タオル掛けの変形例を示す側面図である。
【図5】特許文献1に記載された従来技術を示す斜視図である。
【図6】特許文献3に記載された従来技術を示す斜視図である。
【符号の説明】
5…握りバー兼用タオル掛け、6…握りバー、6A…脱落防止部、7…タオル掛けバー、8…ブラケット、9…カウンター、10…壁面、11…握りバー兼用タオル掛け、12…握りバー、13…ブラケット、14…タオル掛けバー、
15…ブラケット、16…握りバー、17…タオル掛け
Claims (4)
- 起立する握りバーと水平なタオル掛けバーとを連結し、握りバーの端部及びタオル掛けバーの端部を相手方部材へ固定したことを特徴とする握りバー兼用タオル掛け。
- タオル掛けバーとの連結部分から更に上方へ握りバーを伸長したタオルの脱落防止部が設けられている請求項1に記載の握りバー兼用タオル掛け。
- 起立する握りバーと水平なタオル掛けバーとを連結し、握りバーの上下部を相手方部材へ固定すると共に、タオル掛けバーの残りの端部を相手方部材へ水平方向斜めに固定したことを特徴とする握りバー兼用タオル掛け。
- 握りバーの下端側がカウンターに固定されている請求項1乃至3のいずれか1つに記載の握りバー兼用タオル掛け。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002293479A JP2004121721A (ja) | 2002-10-07 | 2002-10-07 | 握りバー兼用タオル掛け |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002293479A JP2004121721A (ja) | 2002-10-07 | 2002-10-07 | 握りバー兼用タオル掛け |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004121721A true JP2004121721A (ja) | 2004-04-22 |
Family
ID=32284368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002293479A Pending JP2004121721A (ja) | 2002-10-07 | 2002-10-07 | 握りバー兼用タオル掛け |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004121721A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008194296A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Tamae Kawada | タオル載置具 |
-
2002
- 2002-10-07 JP JP2002293479A patent/JP2004121721A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008194296A (ja) * | 2007-02-14 | 2008-08-28 | Tamae Kawada | タオル載置具 |
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