JP2004121113A - 「酵素蒸しニンニク」の製品内容 - Google Patents

Abstract

【課題】ニンニク特有のニオイや食後の口臭を極力減じながら、さらにそれに玄米発酵素の効能を加味してニンニクの効能と酵素の効能を相乗効果にて高めた加工食品である。
【解決手段】玄米発酵素に生ニンニクを浸し込み、それを緩やかな遠赤外線にて長時間蒸しこむことにより、ニンニク特有のニオイや食後の口臭を極力減じ、独特の食感と甘みを持たせて、日々の食用を可能にすることに成功した。
【選択図】　　なし

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
１．本発明は遠赤外線の効果によりニンニクの実のひとつひとつまで酵素がいきわたった結果、黒い色の状態にまで蒸しあげられた、従来にないニンニク臭の低減された機能性食品である。
２．本製品は生ニンニクに玄米発酵素と遠赤外線、さらに一定の条件にて特定温度（３０℃〜７０℃）を長時間（約２５０〜３５０時間）加えることにより加工された機能性食品である。
【０００２】
ニンニクは人がそれを摂取すると滋養強壮等身体に有効なことが、人類発祥以来経験的に確認されてきていた。ただしその主な有効成分であるアリシン等には独特の刺激臭があり、そのまま食するには敬遠されることが多かった。しかしながら、ニンニクの臭いを取り去ることはその有効成分もまた除去あるいは効果を薄められてしまう結果になるという矛盾を抱えていた。
【０００３】
この製品は、遠赤外線効果及びにて長時間にわたり酵素でニンニクを発酵させることにより、ニンニクの主成分はそのままに更に付加価値を付けて、より食しやすく恒常的に摂取することを可能とした。
【０００４】
【従来の技術】
過去のニンニク加工製品は、どうしてもニンニク特有の刺激臭と食後の口臭がするものがほとんどであり、それらを減じようとするとニンニク本来の効能まで減じてしまっていることがほとんどであった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
摂食時及び食後共に著しくニンニク臭の低減された、食感的にも優れたニンニク食品でありながらニンニク本来の主成分に更に付加価値を付けた機能性食品とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
玄米発酵素液と長時間の遠赤外線作用により、ニンニクを独特な「酵素蒸し状態」にし、その結果としてニンニク特有のニオイを低減させ、かつ黒くて甘く食感の良い状態のニンニクにする。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
ニンニク本来の人体に有効な成分を失うことなく更に付加価値を付けて、今までなかなか解決できなかった食後の口臭等ニンニク特有のニオイを極力減ずる機能性食品とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
【実施例】
ニンニク特有の刺激臭、食後の口臭等を極力減ずるとともに、ニンニクを今までにない形で発酵させ黒色に変化させるために、玄米発酵素と遠赤外線を利用した蒸し行程を採用した。
【０００９】
【発明の効果】
ニンニク特有のニオイ、食後の口臭を大幅に減ずることに成功し、古来より精力増強、健康維持に格別の効能があるとされ、近年においては欧米でもガン抑止効果、肝機能増強の最も効果的な食材として注目を浴びているニンニクを酵素蒸しにすることにより更に付加価値を付けるとともにより身近に、かつ抵抗なく食せる状態とすることに成功した。

Claims (3)

1. ニンニクを玄米発酵素に漬け込み、ニンニクの成分に酵素の効果を加味することにより付加価値を付けて、よりニンニクの有効成分の効果を引き出す形とした製品。
2. ニンニクを玄米発酵素に漬け込んだ後、さらにそれを特殊な専用蒸し器に入れて蒸し込むことにより、酵素の効果をさらにニンニクに注入することに成功した製品。
3. 蒸しあげる際に遠赤外線を発する物質を熱源との間に挟み込むことにより、ニンニクの内部の実のひとつひとつまで酵素を染み込ませることに成功した製造方法。