JP2004120775A - イメージセンサユニット - Google Patents

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Tetsuro Nakamura
中村 哲朗
Eiichiro Tanaka
田中 栄一郎
Shinji Fujiwara
藤原 慎司
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Abstract

【課題】光ファイバアレイを用いた完全密着型イメージセンサユニットにおいて、センサの感度ばらつきを小さくし、ユニット自体の小型・軽量化を可能にする。
【解決手段】透明ガラス板27の原稿密着面側の端には遮光層31を形成し、受光素子側にはEL光源29を形成し、このEL光源により、透明ガラス板27及び光ファイバアレイ26を透して原稿30を照明する。原稿30からの光情報は、光ファイバアレイ26を通して受光素子アレイ22に光の交錯なく導く構成となっている。
【選択図】図3

Description

 本発明は光学画像を電気信号に変換する完全密着型イメージセンサユニットに関するものである。
 従来の光ファイバアレイを用いた完全密着型イメージセンサユニットは、図4に示す様に、半導体イメージセンサ素子41に形成した受光素子アレイ42が当接するように実装され、光ファイバアレイ43の他端側に密着して置いた原稿44をその上方からLEDアレイ45により明し、その光情報を光ファイバアレイ43を用いて受光素子アレイ42に導き画像信号に変換していた。
特開平3−38963号公報
 しかしながら上記のようなイメージセンサユニットでは、光源にLEDアレイ45を用いているため原稿面照度のばらつきが大きく、センサの感度ばらつきを大きくし、画像読みとりの性能を低下させていた。また原稿44からLEDアレイ45まで、ある程度距離をおく必要があり、ユニット自体のサイズも大きなものとなっていた。
 上記問題点を解決するために本発明のイメージセンサユニットは、面発光体光源と前記面発光体光源からの光を透して原稿を照明するための透明板と、前記照明させられた原稿からの光が導かれる受光素子アレイとを備え、前記面発光体光源は、前記透明板の上面よりも小さい面積を有し、且つ、前記透明板の側面を超えないように前記透明板の上面の範囲内に設けられる、ことを特徴とする。
 また本発明のイメージセンサユニットは、面発光体光源と、前記面発光体光源からの光を透して原稿を照明するための透明板と、前記照明させられた原稿からの光が導かれる受光素子アレイとを備え、前記面発光体光源は、その下面部が前記透明板の前記上面に当接して設けられる、ことを特徴とする。
 本発明は上記した構成によって、原稿に近接した発光体であるELにより原稿面を均一に照射し、原稿からの光情報を光ファイバアレイにより光情報の交錯(クロストーク)及び不必要な光情報(フレア光)無しに受光素子アレイに導くことにより、高品質、高分解能の画像読み取りを実現させるとともに、イメージセンサユニット自体の小型・軽量化を可能にするものである。
 本発明の第1の態様のイメージセンサユニットは、面発光体光源と前記面発光体光源からの光を透して原稿を照明するための透明板と、前記照明させられた原稿からの光が導かれる受光素子アレイとを備え、前記面発光体光源は、前記透明板の上面よりも小さい面積を有し、且つ、前記透明板の側面を超えないように前記透明板の上面の範囲内に設けられる、ことを特徴とする。
 そして、本発明の第2の態様のイメージセンサユニットは、面発光体光源は、透明板の両側面に対して間隔を空けて、前記透明板の上面の範囲内に設けられることを特徴とする。
 そして、本発明の第3の態様のイメージセンサユニットは、面発光体光源と、前記面発光体光源からの光を透して原稿を照明するための透明板と、前記照明させられた原稿からの光が導かれる受光素子アレイとを備え、前記面発光体光源は、その下面部が前記透明板の前記上面に当接して設けられる、ことを特徴とする。
 また、本発明の第4の態様のイメージセンサユニットは、面発光体光源は、透明板の上面よりも小さい面積を有し、且つ、前記透明板の側面を超えないように前記透明板の上面の範囲内に設けられることを特徴とする。
 また、本発明の第5の態様のイメージセンサユニットは、面発光体光源は、透明板の上面に直接形成されることを特徴とする。
 そして、本発明の第6の態様のイメージセンサユニットは、面発光体光源は、EL(エレクトロルミネッセンス)であることを特徴とする。
 なお、本発明の他の態様のイメージセンサユニットは、複数の光ファイバを整列して形成した光ファイバアレイと、この光ファイバアレイの一端側に設けた複数個の受光素子アレイとを備え、前記光ファイバは中心部のコアと、このコアの外表面に設けたクラッドと、このクラッドの外表面に設けた光吸収体層により構成されており、光ファイバアレイの他端側を原稿密着面とした完全密着型イメージセンサに於て、前記光ファイバアレイの側面に密着して透明板を配置し、さらに前記光ファイバアレイ及び透明板を二枚の不透明基板で両側から挟み、前記透明板の一端側(受光素子アレイ側)に発光体(光源)を、他端側(原稿密着面側)に遮光層を設けたことを特徴とする。
 また、本発明の他の態様のイメージセンサユニットは、発光体として厚膜EL(エレクトロルミネッセンス)を透明板の一端側に張り付けたことを特徴とした。
 また、本発明の他の態様のイメージセンサユニットは、発光体として薄膜ELを直接透明板の一端側に形成することを特徴とした。
 また、本発明の他の態様のイメージセンサユニットは、発光体として厚膜ELを厚膜印刷により直接透明板の一端側に形成することを特徴とした。
 そして、具体的な手段として、光源として面発光が可能なELを用い、これを照明光を取り入れるスリットである透明ガラス板に直接形成する構造にしたものである。
 以下本発明の一実施例のイメージセンサについて、図面を参照しながら説明する。
 図1の(a)、(b)は各々本発明の実施例における完全密着型イメージセンサの光ファイバアレイプレートの断面図及び平面図を示すものである。1は原稿からの光情報を導くための光ファイバアレイ、2は第一の光ファイバアレイの中に特定のピッチで設けられた光吸収体層、3は第一の光ファイバアレイの側面に密着して設けられた透明ガラス板、8は光ファイバアレイ1と透明ガラス板3を挟んでいる二枚の不透明ガラス基板、である。
 図2は光ファイバアレイを構成する光ファイバの構成図である。11はコア、12はコア11の外表面に形成されたクラッド、13はさらにクラッド12の外表面に形成された光吸収体層である。
 図3は本発明の実施例における完全密着型イメージセンサユニットの正面断面図である。21はイメージセンサチップ、22はイメージセンサチップ21の表面上に形成された受光素子アレイ、23はイメージセンサチップ21の表面上に設けられた電極、24は不透明ガラス基板28の表面上に形成された回路導体層、26は受光素子アレイ22に対応するように配置された光ファイバアレイ、27は第一の光ファイバアレイ26の側面に密着されるように配置した透明ガラス板、28は光ファイバアレイ26及び透明ガラス板27を挟んでいる二枚の不透明ガラス基板、25は不透明ガラス基板28及び光ファイバアレイ26にイメージセンサチップ21を実装するための透明光硬化型絶縁樹脂、29は透明ガラス板27の受光素子アレイ側に形成した原稿を照明するためのEL光源、30は読み取るべき原稿、31は透明ガラス板27の原稿密着面側に設けられた遮光層である。
 次に、以上のように構成された完全密着型イメージセンサユニットの詳部について詳細に説明する。
 まず半導体プロセスを用いて単結晶シリコン基板(ウエハ)上に、フォトトランジスタまたはフォトダイオード等の受光素子アレイ22とCCDやMOS、バイポーラIC等のアクセス回路(図示せず)を設けたものを作る。各電極23については、Al電極上にワイヤーボンダによりAuワイヤーバンプを形成した構造になっている。その後このウエハを高精度ダイシング技術により切断し、半導体イメージセンサチップ21を作る。
 次に直径がおよそ25mの光ファイバのクラッド12の外表面に厚さ2〜3mの光吸収体層13を形成し、この光ファイバ多数本を帯状に並列に並べ光ファイバアレイ1(26)を作製し、この側面に密着するように透明ガラス板3(27)を合わせ、二枚のガラスより成る不透明ガラス基板28に挟み込んで、両側から圧力を加えながらガラス融点程度の熱を加え光ファイバアレイプレートを作製する。次に不透明ガラス基板28の一端表面に、AuやAg−Pt等の貴金属を用いてスクリーン印刷法かまたはフレキシブルプリント基板を張り付けることにより回路導体層24を形成する。さらに、スクリーン印刷法によって黒色樹脂を透明ガラス板3(27)の他端(原稿密着面側)に塗布し遮光層31を形成する。次に、先ほど作製したイメージセンサチップ21を、受光素子アレイ22が光ファイバアレイ1(26)に密着するように、アクリレート系の透明光硬化型絶縁樹脂25を介してフェイスダウンボンディングで、電極23が回路導体層24の所定の位置に接続する様に実装する。
 この完全密着型イメージセンサを用いて、厚膜EL光源29を透明ガラス板27の受光素子アレイ側に厚膜印刷法を用いて実装し、このEL光源29からの光を、透明ガラス板3(27)を透して入射させ、光ファイバアレイ1(26)を透して原稿30を照明させる。この際、光ファイバアレイ1(26)を構成する光ファイバの光吸収体層13に関しては、ある程度光が通るように、光の透過率を約20%程度にしている。
 この時不透明ガラス基板28、遮光層31等があることにより、EL光源29からの光が原稿30に到達せずに直接受光素子アレイ22に入る光(フレア光)を消去することができた。
 原稿30からの光情報は、光ファイバアレイ1(26)により、光の交錯(クロストーク)なしに、一対一の対応で受光素子アレイ22に導かれる。
 この様にした結果、8dots/mmの受光素子アレイを用いるとMTF値が4lp/mmで65%、またセンサの感度ばらつきが従来(LEDアレイを光源として採用)25%であったのが15%と小さくなり、高性能読み取りが可能な完全密着型イメージセンサユニットが実現できた。また、光源と原稿面距離を従来の10mmから1.5mmと近づけることができ、センサユニット全体の大きさとしておよそ半分に小型・軽量化できた。
 本発明にかかるイメージセンサユニットは、センサの感度ばらつきを小さくし、イメージセンサユニット自体の小型・軽量化を可能にすることができ、光学画像を電気信号に変換する完全密着型イメージセンサユニット等として有用である。
(a)本発明の実施例における光ファイバアレイプレートの側面断面図(b)同平面図 本発明の実施例における光ファイバの構成図 本発明の実施例における完全密着型イメージセンサユニットの正面断面図 従来のイメージセンサユニットの断面図
符号の説明
 1  光ファイバアレイ
 2  光吸収体層
 3  透明ガラス板
 8  不透明ガラス基板
 11  コア
 12  クラッド
 13  光吸収体層
 21  イメージセンサチップ
 22  受光素子アレイ
 23  電極
 24  回路導体層
 25  透明光硬化型絶縁樹脂
 26  光ファイバアレイ
 27  透明ガラス板
 28  不透明ガラス基板
 29  EL光源
 30  原稿
 31  遮光層

Claims (6)

  1. 面発光体光源と、
     前記面発光体光源からの光を透して原稿を照明するための透明板と、
     前記照明させられた原稿からの光が導かれる受光素子アレイとを備え、
     前記面発光体光源は、前記透明板の上面よりも小さい面積を有し、且つ、前記透明板の側面を超えないように前記透明板の上面の範囲内に設けられる、ことを特徴とするイメージセンサユニット。
  2. 面発光体光源は、透明板の両側面に対して間隔を空けて、前記透明板の
     上面の範囲内に設けられることを特徴とする請求項1記載のイメージセンサユニット。
  3. 面発光体光源と、
     前記面発光体光源からの光を透して原稿を照明するための透明板と、
     前記照明させられた原稿からの光が導かれる受光素子アレイとを備え、
     前記面発光体光源は、その下面部が前記透明板の前記上面に当接して設けられる、ことを特徴とするイメージセンサユニット。
  4. 面発光体光源は、透明板の上面よりも小さい面積を有し、且つ、前記透明板の側面を超えないように前記透明板の上面の範囲内に設けられることを特徴とする請求項3記載のイメージセンサユニット。
  5. 面発光体光源は、透明板の上面に直接形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のイメージセンサユニット。
  6. 面発光体光源は、EL(エレクトロルミネッセンス)であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のイメージセンサユニット。
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