JP2004120651A - 電子機器および同電子機器の接続先切替え方法 - Google Patents

電子機器および同電子機器の接続先切替え方法 Download PDF

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Abstract

【課題】無線通信すべき接続先を自動的に切り替えることが可能な電子機器を実現する。
【解決手段】ヘッドセット1および携帯電話機3は、それぞれパーソナルコンピュータ2に無線接続されている。ヘッドセット1は、パーソナルコンピュータ2から無線信号によって送信されるオーディオデータを再生する。携帯電話機3が外部からの着信を受けると、その着信通知は、携帯電話機3が現在無線接続されているパーソナルコンピュータ2に送られる。パーソナルコンピュータ2は、着信通知をヘッドセット1に送信する。ヘッドセット1は、パーソナルコンピュータ2を介して受信した着信通知に応答して、携帯電話機3との無線接続を確立する。
【選択図】  図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は無線通信可能な電子機器および同電子機器の接続先切替え方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、無線通信技術としてBluetooth(R)が注目されている。Bluetooth(R)は低価格、低消費電力で、モバイル機器に適した、近距離の無線通信技術である。用途としては、ユーザ各個人個人が所有するさまざまなモバイル情報機器を相互に接続するために使われる。機器間は無線接続されるので、従来の有線による接続に比較して、自由、簡単、手軽に様々な機器同士を接続することができる。
【0003】
無線通信を利用したモバイル情報機器の1つとして、携帯型音楽プレーヤとヘッドフォンとを無線接続するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
従来の有線を使った接続形態では、例えば音楽を聴くためにはヘッドフォンあるいはヘッドセットをケーブルを介して携帯型音楽プレーヤに接続しなければならず、また音声通話をするためにはヘッドセットをケーブルを介して携帯電話機に接続しなければならない。さらに、音声信号処理をするためにはヘッドセットをケーブルを介してノートブック型パーソナルコンピュータに接続することが必要とされた。
【0005】
無線接続を利用することにより、ケーブルをつなぎなおすことなく、ヘッドセットあるいはヘッドフォンをすぐに必要な機器に接続することが可能となる。
【0006】
Bluetooth(R)に関する技術仕様は標準化されている。各通信機器がBluetooth(R)標準にのっとった通信を行うことにより、異なるメーカー同士の機器でも相互に接続することができる。
【0007】
Bluetooth(R)の標準規格は、応用ごとにプロファイルと呼ばれる複数のパートに分けられている。ヘッドセットに関連するプロファイルとしては、Head Set Profile(HSP)、およびAdvanced Audio Distribution Profile(A2DP)とがある。
【0008】
Head Set Profile(HSP)は、ヘッドセットと電話機を接続して音声通話を行うための機能である。Advanced Audio Distribution Profile(A2DP)は、ヘッドセットを携帯音楽プレーヤなどと接続して音楽等のオーディオデータのストリーミング再生を行うための機能である。
【0009】
ところがヘッドフォンあるいはヘッドセットは、一般にそれに装備可能なユーザインターフェイスが限定されている。ディスプレイを搭載することも困難であるし、またボタンやスイッチの類も搭載できる数に限りがある。このため、ヘッドフォンあるいはヘッドセット自体をユーザが操作することによって、それに無線接続すべき機器の選択および接続先の機器の切り替えを行うことは実際上困難である。
【0010】
また、無線通信においては、電波障害を受ける可能性があので、それが原因で接続や接続先の切り替えに失敗する場合もある。このような場合の応急対処も考慮しておくことが必要となる。
【0011】
特に上述のA2DP,HSPを搭載したヘッドセットの場合、もしA2DPによる音楽再生中に携帯電話機に着信があり、HSPによる音声通話を開始する必要が発生した場合には、接続先をすばやく切り替える必要がある。このような場合にどのようにA2DPからHSPに切り替え、あるいはその切替えに失敗した場合でも利用者に不便を与えないような仕組みを実現する必要がある。
【0012】
従来では、音楽再生と携帯電話機とを連携させる技術として、携帯電話機とヘッドフォンとの間に再生機器を接続する構成が知られている(例えば、特許文献2参照。)。これは、再生機器の内部動作モードを、音楽データをヘッドフォンに送出するモードと、再生機器を介して携帯電話機とヘッドフォンとの音声通話を行うモードとの間で切り替えるものである。
【0013】
また、携帯電話機への着信を示す信号をヘッドフォンに送信する機能を持つ携帯型オーディオプレーヤも知られている(例えば、特許文献3参照。)。
【0014】
【特許文献1】
特開2002−112383号公報(第3−4頁)
【0015】
【特許文献2】
特開2002−208996号公報(第2−3頁)
【0016】
【特許文献3】
特開2002−9903号公報(第2−3頁)
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記特許文献1,2はいずれも、ヘッドセット、携帯音楽プレーヤ、および携帯電話機から構成される無線ネットワークを前提としたものではない。ヘッドセット、携帯音楽プレーヤ、および携帯電話機が無線ネットワークで接続されている環境においては、もし携帯音楽プレーヤ経由でヘッドセットと携帯電話機間の音声通話を行うと、音声信号の伝送遅延が大きくなる。音声通話を行う場合には、ヘッドセットと携帯電話機との間で直接的に無線通信することが好ましい。
【0018】
よって、ヘッドセット、携帯音楽プレーヤ、および携帯電話機が無線ネットワークで接続される環境においては、それら機器間の無線接続形態を自動的に切り替えるための仕組みを実現することが必要である。
【0019】
またBluetooth(R)の無線通信は、マスタ・スレーブ形式の通信方式によって実行される。この方式においては、機器のなかのある一台がマスタの役割をとり、スレーブ機器との通信を制御する。1つのマスタ機器に対しては、同時に最大で7台までのスレーブが接続できる。直接接続することが出来るのはマスタと各スレーブの間だけであり、スレーブとスレーブの間は直接には接続できない。
【0020】
一般にはパーソナルコンピュータのような多機能な機器がマスタとなり、周辺機器としてのヘッドセットや、携帯電話、ヒューマンインターフェイスデバイス(マウス、キーボードなど)はそれにスレーブとして接続される。ヘッドセットと携帯電話機は互いにスレーブ同士である。このため、マスタ・スレーブ形式の通信方式においては、ヘッドセットがコンピュータに接続されている状態においては、音声通話を行う必要が生じてもヘッドセットと携帯電話機とを直接的に接続することは困難である。
【0021】
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、無線通信すべき接続先を自動的に切り替えることが可能な電子機器および接続先切替え方法を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明は、第1のデバイスおよび第2のデバイスとの無線通信を実行可能な電子機器であって、前記第1のデバイスに前記電子機器が無線接続された状態で、前記第1のデバイスから無線信号によって送信されるコンテンツデータを再生する手段と、前記コンテンツデータの再生中に、前記第1のデバイスに無線接続されている前記第2のデバイスから発生される通信要求が前記第1のデバイスを介して前記電子機器に通知された場合、前記電子機器と前記第2のデバイスとの間の無線接続を確立するための接続処理を実行する手段とを具備することを特徴とする。
【0023】
また、本発明は、マスタとそれに無線接続された各スレーブとの間で無線通信を実行するマスタ・スレーブ形式の無線通信方式を用いて、第1のデバイスおよび第2のデバイスとの無線通信を実行可能な電子機器であって、マスタとして機能する前記第1のデバイスに前記電子機器がスレーブとして無線接続されている状態で、前記第1のデバイスから前記電子機器に無線信号によって送信されるコンテンツデータを再生する処理を実行する手段と、前記コンテンツデータの再生中に、前記第1のデバイスにスレーブとして無線接続されている前記第2のデバイスから発生される通信要求が前記第1のデバイスを介して前記電子機器に通知された場合、前記第1のデバイスによって前記第1のデバイスと前記電子機器との間の現在のマスタ・スレーブの関係が解除された後に前記電子機器と前記第2のデバイスとの間の無線接続を確立するための接続処理を実行する手段とを具備することを特徴とする。
【0024】
本発明によれば、電子機器自体をユーザが何等操作することなく、その電子機器の接続形態を、コンテンツデータを再生するために第1のデバイスに無線接続されている接続形態から、第2のデバイスとの通信のためにその第2のデバイスに無線接続されている接続形態に自動的に切り替えることが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る電子機器とそれを用いた無線通信システムが示されている。この電子機器1は、無線通信機能付きのヘッドセットデバイス(スピーカおよびマイクロフォン)として実現されている。
【0026】
このヘッドセット1は、例えばBluetooth(R)規格に準拠した無線通信を実行する。ヘッドセット1は、Bluetooth(R)規格に準拠した無線通信機能を持つ様々な他の機器との間で通信することができる。Bluetooth(R)規格においては、マスタとそれに無線接続された各スレーブとの間で無線通信を実行するというマスタ・スレーブ形式の無線通信方式が用いられる。
【0027】
ここでは、ヘッドセット1がパーソナルコンピュータ2および携帯電話機(移動電話機)3それぞれとの無線通信を行う場合を想定する。ヘッドセット1、パーソナルコンピュータ2および携帯電話機3は、無線ネットワークであるパーソナルエリアネットワーク(PAN)11を形成している。
【0028】
ヘッドセット1は、Advanced Audio Distribution Profile(A2DP)のSink機能、およびHead Set Profile(HSP)のHS(Head Set)機能を有している。
【0029】
A2DPのSink機能は音楽等のオーディオデータのストリーミング再生における転送先デバイスとしての機能であり、無線信号によって送られてくるオーディオデータのストリームを受信しながら再生するために用いられる。
【0030】
HSPのHS(Head Set)機能は、携帯電話機3と共同して音声通話を行うための機能であり、音声通話のための音声信号の送受信を携帯電話機3との間で実行するために用いられる。
【0031】
パーソナルコンピュータ2は例えばノートブックタイプのホータブルコンピュータから構成されている。このパーソナルコンピュータ2は、A2DPのSource機能およびHSPのHS(Head Set)機能を有する。
【0032】
A2DPのSource機能は、ストリーミング再生における転送元デバイスの機能であり、オーディオデータのストリームを無線信号によって送信するために用いられる。パーソナルコンピュータ2には、音楽プレーヤがアプリケーションプログラムとしてインストールされている。この音楽プレーヤは、ヘッドセット1との間に確立されたA2DPのための無線接続(リンク)を通じで音楽データのストリーミング送信を実行する。
【0033】
携帯電話機3は、外部ネットワークである公衆電話網(携帯電話網を含む)12を介して接続された相手先の電話機6との間で音声通話を行うデバイスであり、この携帯電話機3には、パーソナルコンピュータ2またはヘッドセット1との間で音声通話のための音声信号の送受信を行うために、HSPのAG(Audio Gateway)機能が設けられている。HSPのAG(Audio Gateway)機能は、携帯電話機3を介してパーソナルコンピュータ2またはヘッドセット1と相手先の電話機6との間で音声通話を行うための機能である。電話機6はユーザ5によって使用されるものとする。
【0034】
次に、図2乃至図4を参照して、ヘッドセット1、パーソナルコンピュータ2、および携帯電話機3それぞれの構成を説明する。
【0035】
図2は、ヘッドセット1の構成を示している。ヘッドセット1はユーザ4の頭部に装着して使用されるものであり、図示のように、システム制御部111、記憶装置112、無線通信デバイス113、音声入力部114、ミキサ115、およびオーディオ・音声出力部115、マイクロフォン117、スピーカ118を備えている。
【0036】
システム制御部111はヘッドセット1の動作を制御するために設けられたプロセッサであり、メモリ112に格納されたプログラムを実行することにより、無線通信デバイス113、音声入力部114、ミキサ115、およびオーディオ・音声出力部116をそれぞれ制御する。
【0037】
メモリ112は例えば不揮発性メモリデバイスから構成されており、ここには、ヘッドセット1の動作を制御するためのプログラムが格納されている。このプログラムには、A2DPのSink機能をシステム制御部111に実行させるためのルーチンと、HSPのHS機能をシステム制御部111に実行させるためのルーチンなどが含まれている。
【0038】
無線通信デバイス113は、パーソナルコンピュータ2または携帯電話機3との間の無線通信をBluetooth(R)の規格に準拠した手順で実行するデバイスであり、ベースバンド処理部およびRF部を備えている。この無線通信デバイス113は、パーソナルコンピュータ2から無線信号によって送信される音楽等のオーディオデータの受信や、無線信号によって携帯電話機3との間における音声信号の送受信を行うために用いられる。
【0039】
音声入力部114は、マイクロフォン117介して入力されるユーザ4の音声をアナログ信号からディジタル信号に変換して、システム制御部111に送信する。ミキサ115は、パーソナルコンピュータ2から送信される音楽等のオーディオデータと携帯電話機3から送信される音声信号とをミキシングする回路である。
【0040】
オーディオ・音声出力部116は、パーソナルコンピュータ2から送信される音楽等のオーディオデータのストリームを無線通信デバイス113、システム制御部111、およびミキサ116を介して受信しながら、それをスピーカ118から音として出力可能な電気信号に変換するという、いわゆるストリーム再生のためのデータ再生処理を実行する。
【0041】
また、オーディオ・音声出力部116は、携帯電話機3から送信される音声信号をスピーカ118から音として出力したり、ミキサ115によって得られるオーディオデータと音声信号との混合信号をスピーカ118から音として出力する処理も実行する。
【0042】
オーディオデータあるいは音声信号はオーディオ・音声出力部116によってデジタル信号からアナログ信号に変換され、そしてスピーカ118に送られる。
【0043】
図3には、パーソナルコンピュータ2の構成が示されている。ここでは、ヘッドセット1または携帯電話機3との通信に関係する構成についてのみ説明する。
【0044】
パーソナルコンピュータ2は、図示のように、システム制御部211、メモリ212、無線通信デバイス213、オーディオデータ再生部214、音声メッセージ再生部215、記憶装置216、およびユーザインタフェース217を備えている。
【0045】
システム制御部211はパーソナルコンピュータ2の動作を制御するために設けられたプロセッサであり、メモリ212に格納されたプログラムを実行することにより、無線通信デバイス213、オーディオデータ再生部214、音声メッセージ再生部215等をそれぞれ制御する。
【0046】
メモリ212には、パーソナルコンピュータ2の動作を制御するためのプログラムが格納されている。このプログラムには、A2DPのSource機能をシステム制御部211に実行させるためのルーチンと、HSPのHS機能をシステム制御部111に実行させるためのルーチンなどが含まれている。
【0047】
無線通信デバイス213は、ヘッドセット1または携帯電話機3との間の無線通信をBluetooth(R)の規格に準拠した手順で実行するデバイスであり、ベースバンド処理部およびRF部を備えている。この無線通信デバイス213は、音楽等のオーディオデータを無線信号によってヘッドセット1に送信したり、無線信号によって携帯電話機3との間における音声信号の送受信を行うために用いられる。
【0048】
オーディオデータ再生部214は、ヘッドセット1にストリーム再生させるべき音楽等のオーディオデータのストリームを記憶装置214から読み出し、それをシステム制御部211に送信する。
【0049】
音声メッセージ再生部215は、携帯電話機3に送信すべき音声メッセージを記憶装置214から読み出し、それをシステム制御部211に送信する。この音声メッセージは、携帯電話機3が相手先の電話機から着信を受けたときに、その相手先の電話機に自動的に送信する自動応答メッセージである。
【0050】
ユーザインタフェース217は、例えばディスプレイモニタ、キーボード、ポインティングデバイス等から構成されており、ユーザ4に例えば再生すべきオーディオデータを選択させたり、オーディオデータの再生開始・停止等を指示させるために用いられる。
【0051】
図4には、携帯電話機3の構成が示されている。
【0052】
携帯電話機3は、図示のように、システム制御部311、メモリ312、無線通信デバイス313、RF部314、ベースバンド処理部315、およびユーザインタフェース316を備えている。
【0053】
システム制御部311は携帯電話機3の動作を制御するために設けられたプロセッサであり、メモリ312に格納されたプログラムを実行することにより、無線通信デバイス313、RF部314、およびベースバンド処理部315等をそれぞれ制御する。
【0054】
メモリ312は例えば不揮発性メモリデバイスから構成されている。このメモリ312には、携帯電話機3の動作を制御するためのプログラムが格納されている。このプログラムには、HSPのAG(Audio Gateway)機能をシステム制御部311に実行させるためのルーチンなどが含まれている。また、メモリは、携帯電話機3の着信履歴を記憶するための着信履歴メモリとしても利用される。
【0055】
無線通信デバイス313は、パーソナルコンピュータ2またはヘッドセット1との間の無線通信をBluetooth(R)の規格に準拠した手順で実行するデバイスであり、ベースバンド処理部およびRF部を備えている。この無線通信デバイス313は、無線信号によってパーソナルコンピュータ2またはヘッドセット1との間で音声通話のための音声信号の送受信を行うために用いられる。
【0056】
RF部314およびベースバンド処理部315は、相手先の電話機6との間の音声通話を実行するための無線通信デバイスであり、基地局との間で無線信号の送受信を行う。ユーザインタフェース316は例えばディスプレイや各種操作ボタン群から構成されている。
【0057】
次に、図5を参照して、ヘッドセット1の接続形態を、どのように、パーソナルコンピュータ2に無線接続されている接続形態から、携帯電話機3に無線接続されている接続形態に切り替えるかについて説明する。
【0058】
いま、ヘッドセット1および携帯電話機3が、マスタとして機能するパーソナルコンピュータ2にスレーブとして無線接続されているものとする。ヘッドセット1は、パーソナルコンピュータ2から送信されるオーディオデータを再生している。
【0059】
(1)(2): 携帯電話機3が電話機6からの着信を受けた時、携帯電話機3は着信を受けたことを示す着信通知を通信要求として発生する。この着信通知は、携帯電話機3に無線接続されているパーソナルコンピュータ2に送信される。
【0060】
(3): パーソナルコンピュータ2は、着信通知の受信に応答して、電話機6に自動応答メッセージとして送信するための音声メッセージを携帯電話機3に送信し、これによって電話機6のユーザ5に対して、後にコールバックすることを通知する。
【0061】
(4)(5): パーソナルコンピュータ2と携帯電話機3との間の無線接続(リンク)は切断され、また携帯電話機3は電話機6との音声通話回線を切断する。
【0062】
(6)(7): 携帯電話機3から発生された着信通知は、パーソナルコンピュータ2を介してヘッドセット1に携帯電話機3からの通信要求として送信される。そして、パーソナルコンピュータ2とヘッドセット1との間の無線接続(リンク)は切断される。
【0063】
(8): ヘッドセット1は、パーソナルコンピュータ2を介して入力された携帯電話機3からの着信通知に応答して、音声通話のための無線接続(リンク)を携帯電話機3との間に確立する。これにより、ヘッドセット1の接続先は、携帯電話機3に切り替えられる。
【0064】
(9): 携帯電話機3は電話機6に発呼する(コールバック)。これにより、携帯電話機3と電話機6との音声通話回線が確立される。ヘッドセット1は携帯電話機3との間で音声信号の送受信を行う。
【0065】
このように、着信通知はパーソナルコンピュータ2を介して携帯電話機3からヘッドセット1に送られるが、ヘッドセット1と携帯電話機3との間の音声通話はそれらヘッドセット1と携帯電話機3との間で直接的に実行される。
【0066】
次に、図6および図7を参照して、ヘッドセット1の接続形態を切り替えるための具体的な手順について説明する。
【0067】
図6は、この切替え処理を実行する前の初期状態を示している。初期状態は、パーソナルコンピュータ2からヘッドセット1に送信されるオーディオデータをヘッドセット1が再生している状態である。この初期状態においては、ヘッドセット1はパーソナルコンピュータ2にスレーブとして無線接続されている。
【0068】
パーソナルコンピュータ2からヘッドセット1には、A2DPコネクションを通じて音楽等のオーディオデータのストリームが送信される。ヘッドセット1は、オーディオデータのストリームを受信しながら、それを音として出力するための再生処理を実行する。ヘッドセット1を装着したユーザ4は、ヘッドセット1のスピーカ118から音として出力される音楽を視聴する。パーソナルコンピュータ2はマスタとして機能し、ヘッドセット1および携帯電話機3はそれぞれスレーブとしてパーソナルコンピュータ2に無線接続されている。
【0069】
いま、ユーザ5が電話機6を用いてユーザ4の携帯電話機3に発呼することにより、携帯電話機3が電話機6からの着信を受けたとする。この場合、図7のフローチャートで示される手順が実行される。
【0070】
相手先からの着信を受けると、携帯電話機3は、その相手先の電話番号を着信履歴メモリの先頭に記録する(ステップS101)。携帯電話機3は、着信を受けたことを、携帯電話機3が無線接続されているパーソナルコンピュータ2に通知するために、パーソナルコンピュータ2との間のHSP音声通話コネクションを確立し、そして着信通知をパーソナルコンピュータ2に送信する(ステップS102)。
【0071】
パーソナルコンピュータ2は、携帯電話機3との間のHSP音声通話コネクションを介して、パーソナルコンピュータ2に予め自動応答メッセージとして記憶されている音声メッセージに対応する音声信号を携帯電話機3に送信する(ステップS103)。この音声メッセージの例としては例えば以下のようなものが考えられる。
【0072】
「ただいま電話機の切り替えを行っています。こちらからかけなおしますのでしばらくお待ちください」
携帯電話機3は、着信に応答するためのオフフック処理を実行して発信元の電話機6との音声通話回線を確立した後、HSPのAG(Audio Gateway)機能を用いることによって、パーソナルコンピュータ2からの音声メッセージに対応する音声を発信元の電話機6に送信する。
【0073】
パーソナルコンピュータ2は、携帯電話機3への音声メッセージの送信が完了すると、携帯電話機3との間のHSP音声通話コネクションを切断すると共に、携帯電話機3とパーソナルコンピュータ2との間で確立されている物理的な無線接続(リンク)も切断する(ステップS104)。携帯電話機3とパーソナルコンピュータ2との間の無線接続の切断に応答して、携帯電話機3は電話機6との音声通話回線を切断する。
【0074】
さらに、パーソナルコンピュータ2は、着信通知をヘッドセット1に送信し、その後、ヘッドセット1をパーソナルコンピュータ2のスレーブとしての役割から解放するために、パーソナルコンピュータ2とヘッドセット1との間の現在のマスタ・スレーブの関係を解除するための処理を実行する(ステップS105,S106)。
【0075】
ステップS106においては、具体的には、パーソナルコンピュータ2は、ヘッドセット1との間のA2DPコネクションを切断すると共に、パーソナルコンピュータ2とヘッドセット1との間で確立されている物理的な無線接続(リンク)も切断する。
【0076】
なお、ステップS105,S106の処理は、ステップS103およびステップS104のいずれか一方の処理と並行して、あるいはステップS103およびステップS104それぞれの処理と並行して実行しても良い。さらに、ステップS105,S106の処理は、ステップS103の処理とステップS104の処理との間に実行してもよい。
【0077】
ヘッドセット1は、オーディオデータの再生処理を実行している期間中にパーソナルコンピュータ2を介して入力される着信通知を受けると、携帯電話機3との音声通話を実行することが必要なイベントが発生したと認識する。ヘッドセット1は、ヘッドセット1とパーソナルコンピュータ2との間の無線接続が切断された後に、音声通話のための無線接続を携帯電話機3との間で確立する(ステップS107)。
【0078】
すなわち、ヘッドセット1は、携帯電話機3との物理的な無線接続(リンク)を確立すると共に、携帯電話機3との間で音声通話のための音声信号の送受信を実行するために、HSP機能の起動要求を携帯電話機3送信して、ヘッドセット1と携帯電話機3との間のHSP音声通話コネクションを確立する。ヘッドセット1はマスタとして機能し、携帯電話機3はそのスレーブとして機能する。
【0079】
携帯電話機3は、着信履歴記憶メモリに最も最近記録された電話番号に対して発呼する(ステップS108)。これにより、携帯電話機3と電話機6との音声通話回線が確立し、ユーザ4は、ヘッドセット1および携帯電話機3を通じて、電話機6のユーザ5と通話することができる。
【0080】
以上のように、本実施形態によれば、携帯電話機からの着信通知をパーソナルコンピュータ2を介してヘッドセット1に送信することにより、ヘッドセット1自体をユーザ4が何等操作することなく、そのヘッドセット1の接続先を、パーソナルコンピュータ2から携帯電話機3に自動的に切り替えることができる。
【0081】
Bluetooth(R)においては、無線接続の確立にはそのプロトコル仕様上の規定で最大で10秒の時間がかかる場合がある。本実施形態においては、パーソナルコンピュータ2からの音声メッセージが自動的に携帯電話機3からその発信元の電話機6に通知される。これにより、電話機6のユーザ5が、携帯電話機3から何の応答も無く10秒間待たされるという事態の発生を防止することが可能となる。
【0082】
また電波状態がよくなければ物理的な無線接続の確立に失敗することもある。本実施形態においては、ヘッドセット1と携帯電話機3とのHSPコネクションが確立された後に、携帯電話機3から電話機6に発呼しなおすという仕組みを利用している。よって、ユーザ5が10秒待たされた後に携帯電話機3のユーザ4との通話を結局行うことが出来ないという事態の発生を未然に防止することが可能となる。
【0083】
なお、パーソナルコンピュータ2とヘッドセット1との間の無線接続の切断は、ヘッドセット1が実行しても良い。この場合、ヘッドセット1は、パーソナルコンピュータ2からの着信通知を受信したことに応答して、パーソナルコンピュータ2とヘッドセット1との間の無線接続を切断する。これにより、ヘッドセット1は、パーソナルコンピュータ2のスレーブとしての役割から解放されるので、携帯電話機3に無線接続することが可能となる。
【0084】
次に、図8のフローチャートを参照して、ヘッドセット1の接続先を切り替える処理の他の例を本発明の第2実施形態として説明する。
【0085】
図8のフローチャートにおけるステップS211〜S215、S217〜S218は、図6のフローチャートにおけるステップS101〜S105、S107〜S108とそれぞれ同じである。図6のフローチャートと異なるのは、ステップS216の処理である。
【0086】
すなわち、第2実施形態においては、パーソナルコンピュータ2とヘッドセット1との間の現在のマスタ・スレーブの関係を解除するために、パーソナルコンピュータ2とヘッドセット1との間の無線接続を切断する代わりに、パーソナルコンピュータ2とヘッドセット1との間でそのマスタとスレーブとの役割を相互に入れ換える処理が実行される(ステップS216)。
【0087】
これにより、ヘッドセット1は、パーソナルコンピュータ2との間の無線接続を維持した状態で、携帯電話機3との無線接続を新たに確立することができる。
【0088】
具体的には、ステップS216において、パーソナルコンピュータ2は、Bluetooth(R)のベースバンド仕様に規定されたMaster/Slave Role Switch処理を実行する。
【0089】
これにより、それ以前は、パーソナルコンピュータ2がマスタの役割を担っていたが、このMaster/Slave Role Switch処理の実行後は、ヘッドセット1がマスタの役割を担うこととなり、パーソナルコンピュータ2はスレーブの役割を担うことになる。
【0090】
ヘッドセット1がマスタの役割を担うことになった結果として、ヘッドセット1は複数のスレーブと接続することが可能となる。このため、ヘッドセット1は、携帯電話機3をスレーブとして接続することが可能となる。ヘッドセット1はパーソナルコンピュータ2と携帯電話機3の両方に同時に接続した状態になる。この結果、A2DPコネクションを用いたオーディオデータのストリーミング再生を停止することなく、音声通話を行うことができる。
【0091】
なお、ユーザ4の嗜好によっては、音声通話中には音楽等のストリーミング再生を一時停止することがある。この場合においても、音声通話終了後にストリーミング再生を再開しようとした場合、第1の実施形態においてはヘッドセット1とパーソナルコンピュータ2との間の無線接続の確立から再度行わなければならないために時間がかかるのに対し、第2の実施形態においては無線接続は維持されたままであるので、即座にストリーミング再生を再開することが可能である。
【0092】
上述の各実施形態においては、パーソナルコンピュータ2から無線信号によって送信されるオーディオデータをヘッドセット1で再生している時に携帯電話機3が着信を受けた場合を想定したが、例えばパーソナルコンピュータ2からヘッドセット1に送信するコンテンツデータはオーディオデータに限られない。例えば、ヘッドセット1がビデオモニタ等の表示装置を有している場合には、パーソナルコンピュータ2から無線信号によって送信される映像データをヘッドセット1の表示装置で再生することも出来る。
【0093】
さらに、ヘッドセット1の接続先をパーソナルコンピュータ2から携帯電話機3に切り替えるトリガも、外部から携帯電話機3への着信には限られない。例えば、ユーザ4によって携帯電話機3のオフフック操作が行われたことをトリガとして、切替え処理を実行しても良い。
【0094】
またさらに、パーソナルコンピュータ2から携帯電話機3への切替えのみならず、ヘッドセット1の接続先を、映像、音楽等の様々なコンテンツデータを扱う機器間で切り替えることも出来る。
【0095】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0096】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、無線通信すべき接続先を自動的に切り替えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電子機器を用いた無線通信システムを示すブロック図。
【図2】図1の無線通信システムで用いられるヘッドセットの機能構成を示すブロック図。
【図3】図1の無線通信システムで用いられるパーソナルコンピュータの機能構成を示すブロック図。
【図4】図1の無線通信システムで用いられる携帯電話機の機能構成を示すブロック図。
【図5】図1の無線通信システムで用いられるヘッドセットの接続先を自動的に切り替える手順を示す図。
【図6】図1の無線通信システムにおいてオーディオデータのストリーミング再生を行う場合の接続形態を示すブロック図。
【図7】図1の無線通信システムで用いられるヘッドセットの接続先を自動的に切り替える処理の具体的な手順の一例を示すフローチャート。
【図8】図1の無線通信システムで用いられるヘッドセットの接続先を自動的に切り替える処理の具体的な手順の他の例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…ヘッドセット
2…パーソナルコンピュータ
3…携帯電話機
4,5…ユーザ
6…電話機
11…パーソナルエリアネットワーク
12…公衆電話網
113,213,313…無線通信デバイス
117…マイクロフォン
118…スピーカ

Claims (14)

  1. 第1のデバイスおよび第2のデバイスとの無線通信を実行可能な電子機器であって、
    前記第1のデバイスに前記電子機器が無線接続された状態で、前記第1のデバイスから無線信号によって送信されるコンテンツデータを再生する手段と、
    前記コンテンツデータの再生中に、前記第1のデバイスに無線接続されている前記第2のデバイスから発生される通信要求が前記第1のデバイスを介して前記電子機器に通知された場合、前記電子機器と前記第2のデバイスとの間の無線接続を確立するための接続処理を実行する手段とを具備することを特徴とする電子機器。
  2. 前記第1のデバイスはマスタとして機能し、前記電子機器および前記第2のデバイスはそれぞれ前記第1のデバイスにスレーブとして無線接続されており、
    前記接続処理を実行する手段は、前記第1のデバイスによって前記第1のデバイスと前記電子機器との間の現在のマスタ・スレーブの関係を解除する処理が実行された後に、前記電子機器と前記第2のデバイスとの間の無線接続を確立するための前記接続処理を開始する手段を含むことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記マスタ・スレーブの関係を解除する処理は、前記第1のデバイスと前記電子機器との間で確立された無線接続を切断する処理を含むことを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  4. 前記マスタ・スレーブの関係を解除する処理は、前記第1のデバイスと前記電子機器との間でそのマスタとスレーブの役割を相互に入れ換える処理を含むことを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  5. 前記接続処理を実行する手段は、前記第1のデバイスと前記電子機器との間で確立された無線接続を切断した後、前記電子機器と前記第2のデバイスとの間の無線接続を確立するための前記接続処理を開始する手段を含むことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  6. 前記第2のデバイスは、外部ネットワークを介して通信相手先との音声通話を実行する手段を含み、
    前記通信要求は、前記第2のデバイスが前記外部ネットワークを介して通信相手先からの着信を受けたことを示すものであることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  7. マスタとそれに無線接続された各スレーブとの間で無線通信を実行するマスタ・スレーブ形式の無線通信方式を用いて、第1のデバイスおよび第2のデバイスとの無線通信を実行可能な電子機器であって、
    マスタとして機能する前記第1のデバイスに前記電子機器がスレーブとして無線接続されている状態で、前記第1のデバイスから前記電子機器に無線信号によって送信されるコンテンツデータを再生する処理を実行する手段と、
    前記コンテンツデータの再生中に、前記第1のデバイスにスレーブとして無線接続されている前記第2のデバイスから発生される通信要求が前記第1のデバイスを介して前記電子機器に通知された場合、前記第1のデバイスによって前記第1のデバイスと前記電子機器との間の現在のマスタ・スレーブの関係が解除された後に前記電子機器と前記第2のデバイスとの間の無線接続を確立するための接続処理を実行する手段とを具備することを特徴とする電子機器。
  8. 電子機器に無線接続すべきデバイスを、第1のデバイスと第2のデバイスとの間で切り替える接続先切替え方法であって、
    前記第1のデバイスからこの前期第1のデバイスに無線接続された前記電子機器に無線信号によって送信されるコンテンツデータを、前記電子機器に再生させるステップと、
    前記コンテンツデータの再生中に、前記第1のデバイスに無線接続されている前記第2のデバイスから発生される通信要求が前記第1のデバイスを介して前記電子機器に通知された場合、前記電子機器に、前記電子機器と前記第2のデバイスとの間の無線接続を確立するための接続処理を実行させるステップとを具備することを特徴とする接続先切替え方法。
  9. 前記第1のデバイスはマスタとして機能し、前記電子機器および前記第2のデバイスはそれぞれ前記第1のデバイスにスレーブとして無線接続されており、
    前記接続処理を実行させるステップは、前記第1のデバイスによって前記第1のデバイスと前記電子機器との間の現在のマスタ・スレーブの関係を解除する処理が実行された後に、前記電子機器に、前記電子機器と前記第2のデバイスとの間の無線接続を確立するための接続処理を開始させるステップを含むことを特徴とする請求項8記載の接続先切替え方法。
  10. 前記マスタ・スレーブの関係を解除する処理は、前記第1のデバイスと前記電子機器との間で確立された無線接続を切断する処理を含むことを特徴とする請求項9記載の接続先切替え方法。
  11. 前記マスタ・スレーブの関係を解除する処理は、前記第1のデバイスと前記電子機器との間でそのマスタとスレーブの役割を相互に入れ換える処理を含むことを特徴とする請求項9記載の接続先切替え方法。
  12. 前記接続処理を実行させるステップは、前記電子機器に、前記第1のデバイスと前記電子機器との間で確立された無線接続を切断させた後、前記電子機器と前記第2のデバイスとの間の無線接続を確立するための前記接続処理を前記電子機器に開始させるステップを含むことを特徴とする請求項8記載の接続先切替え方法。
  13. 前記第2のデバイスは、外部ネットワークを介して通信相手先との音声通話を実行する手段を含み、
    前記通信要求は、前記第2のデバイスが前記外部ネットワークを介して通信相手先からの着信を受けたことを示すものであることを特徴とする請求項8記載の接続先切替え方法。
  14. マスタとそれに無線接続された各スレーブとの間で無線通信を実行するマスタ・スレーブ形式の無線通信方式で無線通信を実行する電子機器に無線接続すべきデバイスを、第1のデバイスと第2のデバイスとの間で切り替える接続先切替え方法であって、
    マスタとして機能する前記第1のデバイスからこの前期第1のデバイスにスレーブとして無線接続された前記電子機器に無線信号によって送信されるコンテンツデータを、前記電子機器に再生させるステップと、
    前記コンテンツデータの送信中に、前記第1のデバイスにスレーブとして無線接続されている前記第2のデバイスから発生される通信要求が前記第2のデバイスから前記前記第1のデバイスに通知された場合、前記第1のデバイスに、前記第1のデバイスと前記電子機器との間の現在のマスタ・スレーブの関係を解除する処理を実行させるステップと、
    前記第1のデバイスと前記電子機器との間の現在のマスタ・スレーブの関係の解除に応答して、前記電子機器に、前記電子機器と前記第2のデバイスとの間の無線接続を確立するための接続処理を実行させるステップとを含むことを特徴とする接続先切替え方法。
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