JP2015115949A - 電話装置及び携帯電話連携方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】音楽プレーヤの機能を有する携帯電話機と固定回線に繋がった電話装置との連携を向上でき、電話装置を音楽再生の外部スピーカとして兼用でき電話装置を提供する。
【解決手段】電話装置は、携帯電話機との間でデータを無線通信する近距離無線通信部と、音声データを音声出力するスピーカを備え、携帯電話機から離れた場所から携帯電話機の音楽再生機能を遠隔操作できるとともに、音楽再生中に携帯着信または発信が生じた場合には再生停止操作を行う事なく自動的に無線リソースを通話用に切り替えて音楽再生を停止させ、スムーズに通話状態に遷移する。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯電話機との連携動作を可能にした電話装置及び携帯電話連携方法に関する。
近年、様々な音楽を再生する機能を備えた携帯型音楽プレーヤが広く普及し、音楽プレーヤに専用の外部スピーカを接続し、音楽プレーヤの楽曲を、より大音量で愉しむことができる。携帯型音楽プレーヤには、専用の音楽プレーヤ以外に、携帯電話端末(例えば、スマートホン、携帯電話機)に音楽プレーヤの機能が搭載される場合もある。
特許文献1では、携帯電話機とポータブルオーディオ再生機にアクセスすることができるポータブルオーディオシステムが開示されている。これは携帯電話機とポータブルオーディオ再生機と操作手段を有するヘッドフォンとで構成され、携帯電話の着信はポータブルオーディオ再生機の楽曲の再生を妨げることなく伝達するよう構成し、楽曲再生中に着信があっても、再生を中断することなく着信を確実に伝達する。
特許文献2では、携帯電話機において、複数の音楽データと着信音データとを記憶する記憶部と、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信部を備え、外部の近距離無線通信機能を備えたオーディオ機器に対して第1の音楽データを送信中に携帯着信が割り込んだ場合、第1の音楽データの送信を停止し、送信していた第1音楽データとは別の第2の音楽データ(例えば着信音データ)を前記オーディオ機器に対して送信する。
また、固定電話回線に接続された電話機と携帯電話機を連携させるものが特許文献3に開示されている。特許文献において、携帯電話機は基地局と通信を行う無線部と、固定電話機との近距離無線通信を行う為のBluetooth(登録商標)等の近距離無線部を備え、携帯電話の着信が発生した場合には自身の呼び出しに加え、所定条件が満たされた場合に近距離無線部を介して固定電話機を呼び出すことが開示されている。また特許文献3では、固定電話機の中央制御部は固定電話機が応答した場合には近距離無線部を介し携帯電話機に対しそのことを伝え、固定電話機の通話路設定部は応答の後に近距離無線部を介して携帯電話機側の発信者との通話路を設定する。
特開2006−295783号公報 特開2006−319572号公報 特開2005−33635号公報
携帯電話機のオーディオ再生機能を使って音楽を再生させる際に、固定電話回線に接続された電話機と携帯電話機を連携させ、再生音信号を近距離無線通信によって固定電話機に送り、固定電話機を音楽再生の為の外部スピーカ代わりに使う事が考えられる。但し、携帯電話機の音楽再生時に携帯電話機と固定電話機の連携が不十分であと幾つかの問題が発生する。
固定電話機をオーディオ再生機のスピーカ代わりに使う場合、携帯電話機は固定電話機から離れた所に置かれる事が多く、携帯電話機の着信時、携帯電話機が発する呼び出し音をユーザが聞く事が出来ない。特許文献2におけるオーディオ機器を固定電話機に置き換えたものを想定した場合、携帯電話の着信が発生した時に、携帯電話機は再生中の音楽データに代えて着信音データを固定電話機へ送るものとなる。但しこの動作はそのような仕組みを持つ携帯電話機を使う場合に限られ、また携帯電話機側の発信者との通話路を設定する点は開示されていない。また着信に応答して固定電話機による通話を開始した場合、音楽の再生音が通話の妨げになることもある。
特許文献3は、固定電話機にて携帯着信に応答した場合に、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線部を介して携帯電話機側の発信者との通話路を設定するものであるが、通話路を設定する際にそれまで音楽再生の為に近距離無線部が確保していた無線リソースを変更するのか、またはそのまま使うのか、あるいは音声双方向通話路を設定する為に固定電話機側から携帯電話機に対して音声を送る方向の音声チャンネルをどのように確立するのかについては解決されていない。
また、音楽再生の為に近距離無線部が確保していた無線リソースが広帯域を確保するものである場合、その無線リソースをそのまま通話路として使うのであれば、通話のためには不必要は広い帯域となる。コスト等の関係で近距離無線部のリソースが限られている場合、音声通話路を設定する為には狭い帯域の双方向通話路に設定し直す必要があるが、何れの先行技術文献にも解決策は開示されていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、携帯電話機により音声データを再生する場合の携帯電話機とコードレス電話装置との連携を向上でき、音楽再生時に着信または発信が生じた場合でもスムーズに通話状態に遷移できるコードレス電話装置及び携帯電話連携方法を提供する。
本発明の電話装置は、固定電話網に接続される電話装置であって、 固定電話網に接続される電話装置であって、前記電話装置内の制御を行うとともに、携帯電話機との間でデータを近距離無線通信するための制御を行う制御部と、音声データを音声出力するスピーカと、前記近距離無線通信により通信部により受信された携帯電話機からの音声データを再生し、前記音声データを前記スピーカに出力する音声処理部と、を備え、前記制御部は、音楽再生動作をしている前記携帯電話機から受信した音声データを再生している時に前記電話装置から発信の操作があったときに、音楽再生の為の無線リソースを解放し、通話の為の無線リソースを設定する処理を開始し、前記処理が開始されたことに従って携帯着信シーケンスを実行するようにしたものである。
本発明によれば、電話装置を携帯電話機の音楽再生の外部スピーカとして兼用でき、携帯電話機から離れた場所から携帯電話機の音楽再生機能を遠隔操作できるとともに、音楽再生中に携帯着信または発信が生じた場合には再生停止操作を行う事なく、自動的に無線リソースを通話用に切り替えて音楽再生を停止させ、スムーズに通話状態に遷移する事ができる。またコードレス電話子機を伴う場合は、携帯電話機若しくはコードレス電話親機から離れた場所で楽曲情報が確認でき、コードレス電話親機のスピーカによって音楽再生しながらコードレス電話子機の操作によって通話起動(他の機能の操作)が自由に行える。
本発明の実施形態におけるコードレス電話装置の構成例を示すブロック図 本発明の実施形態におけるコードレス電話親機の構成例を示すブロック図 本発明の実施形態におけるコードレス電話子機の構成例を示すブロック図 本発明の実施形態において連携する携帯電話機の構成例を示すブロック図 本発明の実施形態におけるコードレス電話装置と携帯電話機が連携する場合の動作例を示すシーケンス図 本発明の実施形態において携帯電話網から携帯電話機に着信が有った場合の連携動作を示すシーケンス図 本発明の実施形態におけるコードレス電話装置の親機と携帯電話機との間の携帯連携制御を詳細に説明するシーケンス図 本発明の実施形態におけるコードレス電話装置の親機と携帯電話機との間の携帯連携制御において再生操作をした場合を詳細に説明するシーケンス図 本発明の実施形態におけるコードレス電話装置の親機と携帯電話機との間の携帯連携制御において携帯着信があった場合の連携制御を詳細に説明するシーケンス図 本発明の実施形態におけるコードレス電話装置の親機と携帯電話機との間の携帯連携制御において着信応答を行った場合を詳細に説明するシーケンス図 本発明の実施形態におけるコードレス電話装置の親機と携帯電話機との間の携帯連携制御において携帯発信を行った場合の連携制御を詳細に説明するシーケンス図 本発明の実施形態におけるコードレス電話装置の親機と携帯電話機との間の携帯連携制御において携帯発信を行った場合の連携制御を詳細に説明するシーケンス図
以下、本発明を実施するための一形態であるコードレス電話装置及び携帯電話機と連携する為の連携方法について説明する。図1は本発明の実施形態であるコードレス電話装置の構成例を示す模式図である。以下では、「コードレス電話」を「CDL」と略記する。
図1に示すCDL装置1の例は、CDL装置1及び携帯電話機30a、携帯電話機30bを含む。CDL装置1は、CDL親機100と、CDL子機200(200A,200B)を含む。
CDL親機100は、携帯電話機30と連携する機能を有する。携帯電話機30は携帯電話網50を介して音声通話を行う。例えば携帯電話機30aは、多機能を有する所謂スマートホンであり、その機能の中に音楽プレーヤの機能を含む。
なお図1では、CDL装置1に2台のCDL子機200A、200Bが含まれるが、CDL子機の数は1台または3台以上でも良い。
CDL親機100は、固定電話網40の電話回線に接続される。CDL親機100とCDL子機200との間は無線接続されるので、CDL子機200の位置は例えば宅内において自由に移動できる。
CDL親機100は、固定電話網40を経由して他の電話装置70と接続され、各種通信(例えば通話)を実施する。CDL子機200は、CDL親機100及び固定電話網40を経由して他の電話装置と接続され、各種通信(例えば通話)を実施する。
CDL装置1は、CDL親機100とCDL子機200との間の無線通信の方式は、公知のコードレス電話装置で使用されている方式を採用すれば良く、例えば、1.9GHz帯を使用するPHS方式、DECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)方式や、2.4GHz帯を使用するWDCT(Worldwide Digital Cordless Telephone)方式等がある。
CDL親機100と携帯電話機30との間の無線通信の方式は、宅内での近距離無線通信技術として利用されている通信方式であれば良く、例えば、IEEE802.15.1の方式(Bluetooth(登録商標))、IEEE802.11の方式(無線LAN)、又はIEEE802.15.4の方式(Zigbee(登録商標))などの通信方式が有る。以降のCDL親機100と携帯電話機30との間の無線通信方式は、Bluetooth(登録商標)によって無線接続して連携動作する例について説明する。
携帯電話機30が音声データ(オーディオデータ)を再生する場合、音声データをCDL親機100が備えるスピーカ129,130から音声出力(音響として出力)してもよい。つまり、CDL親機100のスピーカ129,130を、携帯電話機30の外部スピーカとして使用できる。
携帯電話機30により再生される音声データは、例えば、音楽(音楽)のデータ、会話が録音された音声のデータ、周囲音のデータ、その他の一般的な音楽プレーヤにより再生可能な音に関するデータを広く含む。
携帯電話機30が音声データを再生する場合、CDL子機200がCDL親機100を経由して携帯電話機30を遠隔操作してもよい。つまり、CDL子機200を携帯電話機30のリモコンとして使用できる。
次に、CDL親機100の構成例について説明する。図2はCDL親機100の構成例に示すブロック図である。
CDL親機100は、固定電話回線I/F(インタフェース)部101、記憶部103、音声入出力制御部104、操作部105、表示部106、CDL無線I/F部107、及びCDLプロトコル制御部108を備える。CDL親機100は、親機制御部109、無線LAN制御部121、無線LAN通信I/F部122、Bluetooth(登録商標)制御部123、及びBluetooth(登録商標)通信I/F部124を備える。CDL親機100は、留守番電話制御部125、子機/携帯端末充電部126、USB(Universal Serial Bus)通信I/F部127、マイクロホン(MIC)10a、及びスピーカ(SPK−L,SPK−R)129,130を備える。
親機制御部109は、呼制御部110、子機リモコン制御部111、音声ストリーム処理部112、及び音楽プレーヤ制御部113を含む。
固定電話回線I/F部101は、回線制御回路(NCU:Network Control Unit)及びモデムを含む。NCUは、電話回線の制御を行い、例えば、固定電話網40からの着呼を検出し、発呼時に固定電話網40を捕捉接続する。モデムは、例えば、着呼時に固定電話網40からの発信者番号情報等を受信する。なお、固定電話回線I/F部101は、回線制御回路の構成によって、アナログ電話回線との接続に限定するものでなく、ISDN回線、およびIP電話回線等のデジタル電話回線に接続できる。
記憶部103は、揮発性メモリ(RAM)と不揮発性メモリ(ROM/EPROM等)を含んで構成される。記憶部103は、各種プログラム、及び、各種情報(例えば、CDL装置1の動作条件を定める各種パラメータ、電話帳情報、発着信履歴情報)を記憶する。
音声入出力制御部104は、音声バスからのデジタル信号化された音声データをアナログ変換してスピーカ129,130への出力制御、および、親機制御部109からの指示による音量出力制御、音質制御を行う。また、マイクロホン128から受信したアナログ音声をデジタル音声化して音声バスへの送信制御を行う。マイクロホン128及びスピーカ129,130を用いて、ハンズフリー通話を行う場合に使用される。また、スピーカ129,130に出力される音声信号には、通話音声以外に、例えば、着信音、携帯電話機30から取得された音声データが含まれ、着信音の出力や、携帯電話機の外部スピーカとして使用される。なお、スピーカ129,130からは、音声入出力制御部104が受信した音声データによって、ステレオ音またはモノラル音が出力される。
操作部105は、例えば、ユーザが操作可能な複数のボタンを含み、操作入力を受け付ける。ボタンには、例えば、発信時のダイヤル入力に必要なダイヤルキー、音楽プレーヤ連携制御のための再生キー/停止キー/一時停止キー等の各種機能が割り当てられたファンクションキー、スピーカからの音量を調整する音量調整キー、表示部106の表示位置に対応付けられ表示されている機能を起動するためのソフトキー、が含まれる。
表示部106は、液晶ディスプレイとそのドライバを含んで構成され、各種情報(例えば、電話番号、通信先又は通信元の情報、操作案内情報)を表示する。
CDL無線I/F部107は、CDL子機200との間において無線通信するための送受信回路を含む。図示しないが、CDL無線I/F部107は、RF(Radio Frequency)部で、アンテナを介して無線信号の送受信を行う。またCDL無線I/F部107は、子機へ音楽の再生音声信号を転送するための音楽転送用インタフェース部にもなり、時分割通信の送信フレームの中に設定されたペイロードに再生音声のADPCM信号を挿入してCDL子機200へ送信する。
CDLプロトコル制御部108は、CDL子機200との間でデータを送受信するプロトコルスタック部で、CDL子機200との間の制御プロトコル(例えば、DECTプロトコル方式、PHSプロトコル方式)に従ったプロトコル制御を行う。
親機制御部109は、例えば、マイクロコンピュータを主体とするハードウェアを含んで構成され、予め組み込まれたプログラムを実行することにより、親機制御部109が有する各種機能を実現する。親機制御部109は、CDL親機100全体を制御する。
呼制御部110は、操作部105、固定電話回線I/F部101又はCDLプロトコル制御部108(CDL子機200)から通知されたイベント又は各種メッセージを処理し、CDL親機100に発生した呼の状態管理、及び呼接続を行う。また、呼制御部110では、着信音の出力/停止の制御や、後述する子機リモコン制御部111または音楽プレーヤ制御部113に、各種内部イベント(CDL子機からのキー入力、携帯電話機30への遠隔制御指示等)を通知することによって、例えば、固定電話網40からの着呼を検知すると携帯電話機30から受信した音声データのスピーカ129への出力を停止させ、着信音を出力する制御を行う。
子機リモコン制御部111は、CDL子機200が携帯電話機30を遠隔操作するための操作部として動作するよう制御する。例えば、子機リモコン制御部111は、CDL子機200が携帯電話機30のリモコンとして動作する場合、リモコン操作を補助するリモコン画面の情報を編集し、CDL子機200へ送信する。リモコン画面情報は、例えば、遠隔操作により携帯電話機30に指示する処理と、当該処理を実行させるためのCDL子機200の操作部144におけるキーとの対応関係に基づいて、生成される。
子機リモコン制御部111は、CDL無線I/F部107を介して受信されたCDL子機200からのキーの情報を呼制御部110経由で取得し、表示中のリモコン画面情報においてキーと対応づけられた携帯電話機30のリモコン操作(例えば、再生、停止、一時停止)の情報を取得し、音楽プレーヤ制御部113へ該当のリモコン操作に対応する遠隔制御情報を通知する。また、子機リモコン制御部111は、CDL子機200のキー操作が、音量アップ/ダウンのキー操作であれば、音量アップ又は音量ダウンの指示を音声入出力制御部104へ指示する。
音声ストリーム処理部112は、携帯電話機30から音声ストリーム通信のための接続手順制御を行い、携帯電話機30から送出された音声ストリームデータをスピーカ129,130に出力するために、Bluetooth(登録商標)制御部123から音声入出力制御部104への音声パスを形成させる。なお、Bluetooth(登録商標)制御部123から音声入出力制御部104への音声パスは、Bluetooth(登録商標)制御部123と音声入出力制御部104との間に音声ストリーム処理部112でバッファリングして形成しても良いし、音声ストリーム処理部112を経由せずに、Bluetooth(登録商標)制御部123から音声入出力制御部104への音声バスを経由する音声パスを形成しても良い。
また、音声ストリームデータを無線LAN通信I/F部122経由で受信する場合は、一旦、音声ストリーム処理部112で音声ストリームデータをバッファリングし、音声バスを経由して音声入出力制御部104への音声パスを形成する。
音声ストリーム通信のための接続手順には、Bluetooth(登録商標)であれば、A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)が、一般的であるが、RTSP(Real Time Streaming Protocol)等の他の音声ストリーミング用プロトコルを採用してもよい。
音楽プレーヤ制御部113は、携帯電話機30の状態管理し、携帯電話機30を遠隔制御する。音楽プレーヤ制御部113は、例えば、携帯電話機30を遠隔操作するための遠隔制御情報(例えば、再生、停止、一時停止)を、無線回線を介して、携帯電話機30に送信させる。
遠隔制御情報は、例えば、CDL親機100の操作部105を介して操作入力された情報に応じて生成されてもよいし、CDL子機200の操作部144を介して操作入力された情報に応じて生成されてもよい。
なお、携帯電話機30をCDL親機100から遠隔制御するための通信手順には、相互の装置間で独自に制御メッセージを取り決めて行ってもよいが、Bluetooth(登録商標)機器間であれば、AVRCP(Audio/Video Remote Control Profile)を用いて行うことが可能である。
無線LAN制御部121、無線LAN通信I/F部122は、IEEE802.11、即ち無線LANの規格に従って、外部の無線LAN機器と接続して、データ通信する。
Bluetooth(登録商標)I/F部124は、アンテナを介してBluetooth(登録商標)規格の無線信号を送受信するRF部(無線IC)で、Bluetooth(登録商標)制御部123は、RF部への制御指示、通信リンク制御、パケット制御等のベースバンド制御である。
Bluetooth(登録商標)I/F部124は、CDL親機100と携帯電話機30との間の無線通信のために、Bluetooth(登録商標)によって無線接続している。
留守番電話制御部125は、例えば、留守番電話メッセージを記憶し、メッセージの録音及び再生を制御する。
子機/携帯端末充電部126は、例えば、CDL子機200、携帯電話機30、又はその他の携帯端末に搭載された充電池を充電する。子機/携帯端末充電部126は、充電対象の端末を載置するドッキング部と充電端子を設けて、充電しても良いし、ワイヤレス給電の標準規格であるQi(チー)規格等に対応した充電部として、ワイヤレス給電しても良い。
USB通信I/F部127は、USB規格に対応した各種機器(例えば携帯電話機30)をCDL親機100に接続する通信インタフェースである。USB通信I/F部127は、例えば、CDL子機200又は携帯電話機30へ給電する給電部として動作してもよい。
図2では、ステレオ型スピーカとして2つのスピーカ129,130が示されているが、1つのスピーカとしたモノラル型でもよい。
次に、CDL子機200の構成例について説明する。
図3はCDL子機200の構成例を示すブロック図である。
CDL子機200は、記憶部142、音声入出力制御部143、操作部144、表示部145、子機制御部147、CDL無線I/F部148、CDLプロトコル制御部149、充電池150、マイクロホン(MIC)151、及びスピーカ(SPK)152を備える。
記憶部142は、揮発性メモリ(RAM)と不揮発性メモリ(ROM/EPROM等)を含んで構成される。記憶部142は、各種プログラム、各種情報(例えば、電話帳情報、発着信履歴情報)を記憶する。
音声入出力制御部143は、マイクロホン151及びスピーカ152が音声信号の入力又は出力するための制御を行う。スピーカ152に出力される音声信号には、例えば、着信音、通話音声、留守番電話メッセージ等が含まれる。
操作部144は、例えば、ユーザが操作可能な複数のボタンを含み、操作入力を受け付ける。ボタンには、例えば、発信時のダイヤル入力に必要なダイヤルキー、各種機能が割り当てられたファンクションキー、表示部145の表示位置に対応付けられ表示されている機能を起動するためのソフトキー、上下左右の各方向を選択する矢印キー、が含まれる。操作部144は、例えば、表示部145に重ねられたタッチパネルでもよい。
表示部145は、液晶ディスプレイとそのドライバを含んで構成され、各種情報(例えば、電話番号、通信先又は通信元の情報、操作案内情報)を表示する。また、表示部145は、携帯電話機30のリモコンとして動作する場合、リモコン画面を表示する。
子機制御部147は、例えば、マイクロコンピュータを主体とするハードウェアを含んで構成され、予め組み込まれているプログラムを実行することにより、子機制御部147が有する各種機能を実現する。子機制御部147は、CDL子機200全体を制御する。
CDL無線I/F部148は、CDL親機100との間において無線通信するための送受信回路を含む。図示しないが、CDL無線I/F部148は、RF部で、アンテナを介して無線信号の送受信を行う。
CDLプロトコル制御部149は、CDL親機100との間でデータを送受信するプロトコルスタック部で、CDL親機100との間の制御プロトコル(例えば、DECTプロトコル方式、PHSプロトコル方式、WDCT方式等)に従ったプロトコル制御を行う。
充電池150は、CDL子機200の各部に電源電力を供給する。例えば、CDL子機200がCDL親機100の子機/携帯端末充電部126に載置されることにより、充電池150が充電される。
次に携帯電話機30の構成例について説明する。図4は本発明の電話装置と連携する携帯電話機の一例を示す機能ブロック図である。
携帯電話機30は、携帯電話網50との通信を行なう為の3G無線I/F部301、3Gプロトコル制御部302を備える。また携帯電話機30は、本来は主にワーヤレスヘッドセットへ再生音声を出力する目的で設けられた音声信号出力インタフェースであるBluetooth(登録商標)制御部309およびBluetooth(登録商標)通信I/F部310を備えている。
また携帯電話機30は、無線によりローカルネットワークを介して通信する為の無線LAN制御部307、無線LAN通信I/F部308を備える。また携帯電話機30は、表示/操作部303、記憶部304、音声入出力制御部305を備える。また携帯電話機30は、USB(Universal Serial Bus)通信I/F部311、マイクロホン(MIC)312、スピーカ(SPK)313を備える。
また携帯電話機30は制御部306を備える。制御部306は、呼制御部314を含む。
3G無線I/F部301および3Gプロトコル制御部302は、携帯電話網50との通信を行い、例えば携帯電話網50からの着呼を検出し、または発呼時には携帯電話網50の通信回線を捕捉接続する。
記憶部304は、揮発性メモリ(RAM)と不揮発性メモリ(ROM/EPROM等)を含んで構成される。記憶部304は、各種プログラム、及び電話に関する各種情報(例えば携帯電話網50との認証を行う為の認証情報や各種パラメータ、電話帳情報、発着信履歴情報など)を記憶する。また記憶部304は、各種アプリケーションの為のプログラムデータ、およびテキストデータ、音声データ、画像データ等を記憶する。
音声入出力制御部305は、制御部306において動作するソフトウェアに従って動作し、音声を再生する。音声入出力制御部305は、制御部306からの指示により音声バスからのデジタル信号化された音声データを取得し、アナログ変換し、スピーカ313へ出力する。また音声入出力制御部305は、音量出力制御や音質制御を行う。また音声入出力制御部305は制御部306からの指示により、マイクロホン312から受信したアナログ音声をデジタル音声化して音声バスへの送信制御を行う。
また音声入出力制御部305は直接携帯電話機30にて再生した音楽等を聴く場合にも動作する。スピーカ313に出力される音声信号には、通話音声以外に、例えば、音楽再生機能により再生される音声データがある。
表示/操作部303は、液晶ディスプレイと、その液晶ディスプレイの表面に配置されたタッチパネル、およびそれらを駆動する為のドライバを含んで構成され、ユーザの各種操作を受け付けるためのユーザインタフェース(UI)として機能する。表示/操作部303は、例えば電話の受発信の為の番号キーやアイコン、電話帳等を表示し、また通信先又は通信元の情報、操作案内情報を表示する。また各種アプリを起動する為のアイコン、それぞれのアプリの中での操作の為のアイコンおよび操作メニューの表示を行う。そして液晶ディスプレイの表示に合わせてタッチパネル上には各種ソフトキーが割り当てられ、携帯電話機30のあらゆる操作が表示/操作部303によって行われる。
例えば音楽再生機能を起動した場合には、表示/操作部303に曲名や各種操作の為のアイコンおよびソフトキーを表示する。そして操作為のキー、例えば、再生キー/停止キー/一時停止キー等の各種機能のキー、スピーカからの音量を調整する音量調整キーなどが表示され、表示/操作部303はそれらの操作情報を取得し、制御部306に通知する。
制御部306は、例えば、マイクロコンピュータを主体とするハードウェアを含んで構成され、予め組み込まれたプログラムを実行することにより、制御部306が有する各種機能を実現する。制御部306は、携帯電話機30全体を制御する。
呼制御部314は、表示/操作部303、3Gプロトコル制御部302、無線LAN制御部307、Bluetooth(登録商標)制御部309から通知されたイベント又は各種メッセージを処理し、携帯電話機30に発生した呼の状態管理、及び呼接続を行う。また呼制御部314は、携帯電話網50からの携帯着信を検知すると、着信音を出力するための制御を行う。
音声ストリーム通信のための接続手順には、Bluetooth(登録商標)であれば、A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)が、一般的であるが、RTSP(Real Time Streaming Protocol)等の他の音声ストリーミング用プロトコルを採用してもよい。
なお、携帯電話機30がCDL装置1から遠隔制御を受けるための通信手順は、相互の装置間で独自に制御メッセージを取り決めて行ってもよいが、Bluetooth(登録商標)機器間のAVRCP(Audio/Video Remote Control Profile)を用いて行うことが可能である。
無線LAN制御部307、無線LAN通信I/F部308は、IEEE802.11、即ち無線LANの規格に従って、外部の無線LAN機器と接続して、データ通信する。
Bluetooth(登録商標)I/F部310は、アンテナを介してBluetooth(登録商標)規格の無線信号を送受信するRF部で、Bluetooth(登録商標)制御部309は、RF部への制御指示、通信リンク制御、パケット制御等のベースバンド制御である。Bluetooth(登録商標)I/F部310は、携帯電話機30とCDL親機100との間の無線通信のために、近距離無線通信機能であるBluetooth(登録商標)によって無線接続している。
USB通信I/F部311は、USB規格に対応した各種機器(例えばパソコン等)に接続する通信インタフェースである。USB通信I/F部311は、例えば例えばパソコン等から2次電池(図示せず)を充電する給電部として動作してもよい。
上記の構成部を含む携帯電話機30は、音楽プレーヤ機能を有するスマートホンの形態であっても良い。また携帯電話機30により再生される音声データは、携帯電話機30の記憶部304に記憶されてもよいし、無線通信機能を用いて、例えば外部サーバから取得してもよい。また外部の記憶装置(例えば、メモリカード、USBメモリ等)から取得してもよい。
記憶部304は所定のフォーマットで楽曲情報、音楽ファイルを蓄積する機能を有し、例えばダウンロードサイトから3G無線I/F部301または無線LAN通信I/F部308を介して転送される楽曲情報、音楽ファイル等を所定のフォーマットへデコードされた後、記憶部304はこれらファイルを蓄積する。
Bluetooth(登録商標)通信I/F部310の通信機能により、携帯電話機30からCDL親機100へ携帯電話機30の状態を示すステータスや音楽データが送られ、音楽データはCDL親機100またはCDL子機200にて復号され、スピーカにて再生される。またCDL子機200からは、操作部144で入力したコマンド、あるいはマイク151から入力した音声データがDECTによる信号によってCDL親機100へ送られ、Bluetooth(登録商標)通信によって携帯電話機30へ送信され、Bluetooth(登録商標)通信I/F部310にて受信される。
携帯電話機30のステータス情報、例えばシステム制御可能の可否、音楽再生中または停止中、選曲中等の情報は、所定の形式と所定のタイミングでBluetooth(登録商標)通信I/F部310を介してCDL親機100へ送られ、またCDL親機100からはDECTによる制御信号によってCDL子機200へ伝送される。
携帯電話機30からの音楽の再生信号はADPCM形式で、Bluetooth(登録商標)信号によってCDL親機100へ送られる。携帯電話機30は記憶部304から読み出した音楽データについてアナログ化の前段階と成る処理(例えばMP3→PCM→ADPCM)等を行ない、CDL親機100へ転送する。
CDL親機100のBluetooth(登録商標)制御部123は、携帯電話機30から送られるADPCM形式で圧縮された再生信号を音声入出力制御部104へ渡し、音声入出力制御部104でアナログ変換処理を行い、2つのスピーカ129,130から放音されるので、CDL親機100を介して音楽の再生音を聴くことができる。
また携帯電話機30は、Bluetooth(登録商標)通信I/F部310を介してステータス情報をCDL親機100へ送信し、またその情報は必要によって、DECT通信によってCDL子機200へ送信される。
また携帯電話機30からCDL親機100(またはCDL子機200)に対して、Bluetooth(登録商標)通信によって(またはその先のCDL子機200に対してはDECT通信によって)着信を伝達するための信号や情報、再生可能な楽曲情報、音声通話時の音声データ等が伝送される。
再生楽曲情の切替や再生ON/OFF、あるいは着信のための応答の操作は、CDL子機200の操作部144の操作で行う事が可能である。また操作入力のアンサーバックあるいは状態表示もCDL子機200の表示部145に表示し、ユーザはCDL子機200の表示部145を見て確認することができる。
次に音声通話について説明する。
CDL親機100(またはCDL子機200)は、スピーカおよびマイクにより通話を行うことができる。有線電話網を介する通話だけで無く、CDL親機100と携帯電話機30は近距離無線通信の為のBluetooth(登録商標)通信機能によって接続されているので、CDL親機100(またはCDL子機200)は携帯電話網50を介する通話も可能である。また、通話の開始/終了はCDL親機100(またはCDL子機200)の操作部を操作することにより可能である。
またCDL子機200を使って通話する場合、CDL子機200のDECT通信機能を介して入力する音声情報は、CDL無線I/F部148で受信され、CDLプロトコル制御部149にてデコードされることにより音声データが取得される。そして音声入出力制御部143にてアナログ信号に変換されてスピーカ152から音声として聞くことができる。
一方、ユーザの声はマイクロホン151を介して、前記と逆のプロセスでCDL無線I/F部148によってCDL親機100へ発信される。即ち音声入出力制御部143によってマイクロホン151から入力するアナログ音声信号をデジタルデータに変換し、さらにコード化した後、CDL無線I/F部148で送信のための処理が行われ、アンテナより発信を行う。
このようにCDL子機200は音声通話の為にマイク151とスピーカ152を使うことができ、さらにCDL子機200のスピーカ152は、音声通話行う他に、携帯電話機30の再生音楽を聞く事もできる。さらにCDL子機200に振動発生部を設けた場合には、例えば音楽再生を着信により妨害されたくない場合に振動発生で着信を伝達するよう設定しても良い。
次に、CDL装置1の動作例について説明する。CDL装置1では、CDL装置10と携帯電話機30とが動作連携する。図5は、CDL親機100、CDL子機200A,200B、及び携帯電話機30が連携する場合の動作例を示すシーケンス図である。図5では、CDL子機200Aを主にリモコンとして操作することを想定する。
まず、CDL親機100とCDL子機200A,200Bとの間において、CDL親機100のCDLプロトコル制御部108及びCDL子機200のCDLプロトコル制御部149は、無線通信(例えばDECT)のリンクを形成し、コードレス電話親機と子機間の通信リンクを確立しスタンバイ状態である(S101)。
CDL親機100と携帯電話機30との間において、CDL親機100のBluetooth(登録商標)制御部123と携帯電話機30は、Bluetooth(登録商標)のリンクを形成する(S102)。これにより、両者をペアリングする。携帯電話機30及びCDL親機100間では、例えば、携帯電話機30からCDL親機100に音声データをストリーミング配信するためにA2DPを用い、CDL親機100から携帯電話機30を遠隔制御するためにAVRCPを用いる。
A2DPは、Bluetooth(登録商標)機器の種類ごとに定義された通信規約であるBluetooth(登録商標)プロファイルの1つであり、音声データをストリーミング配信(受信しながら再生)するための手順を定義する。本実施例では、携帯電話機30がストリーミング配信側(SRC)、CDL親機100がストリーミング受信側(SNK)となる。
また、AVRCPは、Bluetooth(登録商標)対応のワイヤレスイヤホンなどのリモコン制御に採用され、リモコンから本体(音楽プレーヤ等)を遠隔制御するときに使用するBluetooth(登録商標)のプロファイルである。
A2DPの手順に従って携帯電話機30及びCDL親機100が動作することにより、携帯電話機30からCDL親機100へ音声データを伝送できる。CDL親機100では、音声データを受信しながら再生できる。
ストリーミング配信される音声データの形式は、例えば、SBC(SubBand Codec)、MP3(MPEG(Moving Picture Experts Group)Audio Layer−3)、AAC(Advanced Audio Coding)、ATRAC(Adaptive Transform Acoustic Coding)、の形式を含む。
続いて、例えばユーザが携帯電話機30を操作し、携帯電話機30が音楽再生用のアプリケーションを起動する(S103)。携帯電話機30が音楽再生用のアプリケーションが起動すると、携帯電話機30は、CDL親機100との間でA2DPとAVRCPを用いて、音声ストリーム配信と遠隔制御のための無線接続を行う(S104)。
そして、上記AVRCPの接続手順が完了すると携帯電話機30は、例えば、携帯電話機30の状態を示す状態情報と、携帯電話機30が有する又は参照可能な音声データの楽曲情報を、CDL親機100に送信する(S105)。楽曲情報は、音声データに関する情報であり、例えば、アルバム名、アーティスト名、タイトル名、トラック番号を含む。この楽曲情報は、携帯電話機30からCDL親機100へ適時送信される。
また、携帯電話機30は、携帯電話機30のユーザ操作またはCDL親機100からの遠隔操作により携帯電話機30の状態(例えば、再生中、停止中、一時停止中)が変化すると状態変化を示す状態情報を、CDL親機100に送信する。
CDL親機100では、Bluetooth(登録商標)通信I/F部124を介して、音楽プレーヤ制御部113が、携帯電話機30から、楽曲情報又は状態情報を受信し、記憶部103に、この情報を保持する。楽曲情報及び状態情報は、必要に応じて使用され、例えば所定のタイミングにおいて表示部106又はCDL子機200の表示部145に表示される。
携帯電話機30における音声データの再生開始は、例えば、ユーザが携帯電話機30を直接操作することで指示されてもよいし、携帯電話機30のリモコンとして機能するCDL子機200を操作することで指示されてもよい。図5では、音楽再生用のアプリケーションの起動後に、ユーザは、携帯電話機30の操作部を操作して、選択中の楽曲の再生操作を行う(S106)。
これによって、携帯電話機30の状態が、停止状態から再生中状態に変化したため、携帯電話機30からCDL親機100の音楽プレーヤ制御部113に再生中を示す状態情報(再生)が送信され、音楽プレーヤ制御部113は、携帯型音楽プレーヤの状態を再生中状態に更新する(S106a)。
続いて、携帯電話機30は、携帯電話機30が有する又は参照可能な音声データを、例えば音声ストリームデータとして、順次、CDL親機100へ送信する(S107)。
CDL親機100では、Bluetooth(登録商標)通信I/F部124を経由してBluetooth(登録商標)制御部123が、携帯電話機30からの音声ストリームデータを受信する。音声ストリームデータは、音声バスを経由して音声入出力制御部104に入力され、アナログ信号に変換され、スピーカ129,130から音声出力される。
従って、携帯電話機30が音声データを再生する場合に、CDL親機100のスピーカ129及び130を、携帯電話機30の外部スピーカとして利用できる。
CDL子機200Aでは、表示部145が所定の機能メニュー画面を表示中に、携帯電話機30と連携するためのファンクションキー(例えば連携キー)をユーザが押下し、操作部144が連携キーの押下を検出する(S109)。連携キーが押下されると、CDL子機200Aから、携帯電話機30との連携開始要求を示すキー情報メッセージ(連携キー)をCDL親機100に通知する(S110)。
なお、上記説明では、携帯電話機30と連携するための専用のファンクションキー押下操作によって、携帯電話機30のリモコンとして動作開始させたが、CDL子機200Aの機能メニュー画面に表示されている機能から音楽プレーヤ連携機能を選択し、リモコン動作を起動する一連のキー操作によって、リモコンとして動作開始させても良い。
CDL親機100では、CDL無線I/F部107が、キー情報メッセージ(連携キー)をCDL子機200Aから受信すると、呼制御部110にキー情報メッセージ(連携キー)を送信し、呼制御部110が、受信したキー情報が連携キーであることを検知する。
呼制御部110は、キー情報が連携キーであることを検知すると、CDL子機200Aの状態を子機リモコン操作中状態に更新し、子機リモコン制御部111に子機リモコン起動を通知する。
子機リモコン制御部111は、子機リモコン起動が通知されると、リモコン画面情報を生成し、CDL子機200Aにリモコン画面情報を送信する(S111)。リモコン画面情報は、例えば、携帯電話機30から受信した楽曲情報又は状態情報を含む。リモコン画面情報は、例えば、CDL子機200Aが携帯電話機30のリモコンとして動作する場合に、CDL子機200Aの各キーに割り当てる機能を表す情報、CDL子機200Aがリモコンとして動作するための様々なパラメータ又は制御条件を表す情報、を含んでもよい。
CDL子機200Aでは、CDL無線I/F部148がCDL親機100からの音楽プレーヤ再生中状態のリモコン画面情報を受信し、表示部145が、リモコン画面を表示する(S112)。リモコン画面の表示により、CDL子機200Aのユーザは、CDL子機200Aのリモコン画面に表示される内容を確認して、携帯電話機30を遠隔操作するための操作入力を行うことができる。従って、携帯電話機30とCDL親機100との連携時には、CDL子機200Aの操作により、携帯電話機30を遠隔操作できる。
遠隔操作の対象となる処理は、例えば、再生(PLAY)、再生一時停止(PAUSE)、再生停止(STOP)、早送り/次曲再生、巻き戻し/前曲再生、音量アップ、音量ダウンの処理を含む。
CDL子機200Aでは、操作部144が音量アップのキー入力操作を検出した場合(S113)、CDL無線I/F部148が、キー情報(音量アップ)メッセージをCDL親機100に送信する(S114)。
この場合、CDL親機100では、CDL無線I/F部107が、キー情報(音量アップ)メッセージを受信し、呼制御部110に送信する。
呼制御部110は、CDL子機200Aの状態が子機リモコン操作中状態であることを確認すると、キー情報(音量アップ)を子機リモコン制御部111に通知する。
子機リモコン制御部111は、音声入出力制御部104に、スピーカ129,130による出力音量を増加させる指示を行う(S115)。
また、このとき、子機リモコン制御部111は、音量調整用のリモコン画面情報を生成し、CDL子機200Aに送信しても良い(S115a)。
CDL子機200Aでは、CDL無線I/F部148が、CDL親機100からの音量調整用のリモコン画面情報を受信し、表示部145がリモコン画面を表示する(S115b)。
CDL子機200Aでは、操作部144が再生一時停止の操作入力を検出した場合(S116)、CDL無線I/F部148が、キー情報(再生一時停止)メッセージをCDL親機100に送信する(S117)。
この場合、CDL親機100では、CDL無線I/F部107が、キー情報(再生一時停止)メッセージを受信し、呼制御部110に送信する。
呼制御部110は、CDL子機200Aの状態が子機リモコン操作中状態であることを確認すると、キー情報(再生一時停止)を子機リモコン制御部111に通知する。
子機リモコン制御部111は、キー情報(再生一時停止)メッセージを受信すると、音楽プレーヤ制御部113に再生一時停止のリモコン動作を指示するために、音楽プレーヤ制御部113に再生一時停止を指示する。
音楽プレーヤ制御部113は、子機リモコン制御部111からの再生一時停止の指示を受信すると、Bluetooth(登録商標)制御部123を介して、遠隔制御情報を携帯電話機30へ無線送信させる(S118)。この遠隔制御情報は、携帯電話機30による再生の一時停止を指示する情報を含む。
携帯電話機30は、CDL親機100から再生一時停止情報を含む遠隔制御情報を受信すると、再生対象の音声データの再生を一時停止し、CDL親機100への音声ストリームデータの送信を停止し(S119)、再生一時停止状態を示す状態情報(再生一時停止)を、CDL親機100に通知する(S120)。
CDL親機100では、音楽プレーヤ制御部113が再生一時停止を示す状態情報を受信し、携帯電話機30の状態を再生一時停止中状態に更新し、子機リモコン制御部111に状態変化を通知する。子機リモコン制御部111は、再生一時停止用のリモコン画面を生成し、リモコン操作中のCDL子機Aに、再生一時停止用のリモコン画面を送信させる。
CDL子機200Aでは、CDL無線I/F部148がCDL親機100からの再生一時停止用のリモコン画面情報を受信し、表示部145がリモコン画面を表示する(S120b)。
このようにCDL子機200を携帯電話機30からCDL親機100を介して送られる音楽を再生する為の外部スピーカとして動作させる場合、CDL子機200とCDL親機100はCDL無線I/F部148を使って接続され、CDL親機100と携帯電話機30はBluetooth(登録商標)通信機能を使って接続される。これら通信機能を使って、CDL子機200からは携帯電話機30を操作するための遠隔制御情報が送られ、携帯電話機30からCDL子機200へ再生した音楽データが送られる。携帯電話機30の状態を示すステータスや音楽データ、または再生中の楽曲に関する諸情報等がCDL無線I/F部148を使ってCDL子機200へ送られる。
例えば携帯電話機30がカバン等の中にあり、CDL子機200はユーザの手元にあって、音楽の再生はユーザがCDL子機200を操作して再生指示操作を行うことによって、携帯電話機30に対して遠隔操作の為の信号を送信する。その信号を受信し、再生指示を受けた携帯電話機30は自身の再生機能により音楽の再生を開始し、再生された当該音楽の再生信号は携帯電話機30からCDL子機200に対してBluetooth(登録商標)を使って送信される。CDL子機200へ送られた音楽の再生信号は、CDL子機200にてアナログに変換され、CDL子機200のスピーカから放音される。
再生する楽曲の選曲は、ユーザがCDL子機200の表示部に曲名リストを表示させ、操作手段を操作して曲名を選択し、携帯電話機30へ再生指示を行う事ができる。再生する楽曲の選曲あるいは再生停止についても、ユーザによるCDL子機200の操作により指示され、携帯電話機30に伝達され、携帯電話機30にて指示が実行される。
図6は、携帯電話網50から携帯電話機30に着信が有った場合の連携動作を示すシーケンス図である。
図6において、CDL親機100とCDL子機200(200A、200B)との間の通信リンクを確立し、また、CDL親機100と携帯電話機30との間においてリンクを形成し、携帯電話機30からの音声ストリームデータをCDL親機100やCDL子機200(200A、200B)において再生するステップ(S201)については既に説明した図5と同様であるので詳細を省略する。なお、図5においては、CDL子機200Bは音声ストリームデータの再生をしない設定で説明したが、ステップS201では、CDL子機200BにおいてもCDL子機200Aと同様に再生をしている状態を表す。
携帯電話網50から携帯電話機30に対して携帯着信があると(S202)、携帯電話機30はBluetooth(登録商標)通信によって着信があった旨を親機制御部109に通知する(S203)。
着信があった旨の通知を受けた親機制御部109は、ユーザが着信に応答して通話するための処理、すなわち無線リソースの切替(S204)、音楽再生の停止(S205)を実行する。これらは後段にて詳細に説明する。また親機制御部109の制御により着信鳴動音が音声入出力制御部104に入力され、スピーカ129,130から着信鳴動音が出力される(S206)。
他方、親機制御部の着信処理により、着信の通知がDECTの通信によってCDL子機200(200A、200B)にも通知される(S207)。着信の通知を受けたCDL子機200(200A、200B)の子機制御部147は着信鳴動音を音声入出力制御部104に入力する。結果、CDL子機200(200A、200B)のスピーカ152から着信鳴動音が再生される(S507)。
なおCDL子機200での着信の表示は、着信鳴動音だけでなく、例えばCDL子機200の表示部における着信メッセージの表示や、単なる同表示部の点滅等の光による表示でも良い。また子機制御部147は振動発生部(図示せず)を制御し、音楽の再生中に着信があると子機制御部147は振動発生部を動作させて振動を発生させても良い。また振動発生部の使用可否はユーザの設定により動作可/不可を設定しても良い。
着信鳴動音を聞いたユーザがCDL親機100において応答操作を行うと(S208)、CDL親機100はBluetooth(登録商標)の通信によって携帯電話機30に対し、着信応答を意味する信号を送信する(S209)。そして携帯電話機30は携帯電話網50に対して着信応答を通知する(S210)。またCDL親機100において応答操作を行うと、CDL親機100はBluetooth(登録商標)の通信によって携帯電話機30との間に音声通話路を形成する(S211)。
またCDL子機200において着信鳴動音を聞いたユーザが応答する場合は、CDL子機200におい応答操作を行うと(S212)、DL子機200はDECTの通信によってDL親機100に対して応答通知を行なう(S213)。それに従ってCDL親機100はBluetooth(登録商標)の通信によって携帯電話機30に対し、着信応答を意味する信号を送信する(S14)。そして携帯電話機30は携帯電話網50に対して着信応答を通知する(S215)。またCDL親機100は、前述と同様にBluetooth(登録商標)の通信によって携帯電話機30との間に音声通話路を形成する(S216)。
このように音楽再生中における携帯電話機への着信は、音楽再生系とは異なる独立した経路にて着信通知が伝達されることから、音楽再生中の着信であっても直ぐに携帯電話機30からCDL親機100伝えられ、鳴動音を鳴らせる事ができる。そして着信通知によって音楽再生は自動的に停止され、着信応答の準備が為される。
次に図7に沿って、Bluetooth(登録商標)制御部123について詳細に説明する。CDL親機100のBluetooth(登録商標)制御部123は、APP層とMiddle層から成り、Bluetooth(登録商標)で規定されている各種機能(Profile)の制御機能を有し、外部のBluetooth(登録商標)通信機能を持つ端末(BT端末)との連携を可能としている。Bluetooth(登録商標)で規定されている各種機能としては、例えば、通話連携制御用としてはHFP(Hands Free Profileの略)、AV系のストリーミング用としてはA2DP(Advanced Audio Distribution Profileの略)、AV系制御用としてはAVRCP(Audio Video Remote Control Profileの略)がある。
Bluetooth(登録商標)制御部123のAPP層は、機器本体側(ここでは親機100)の制御部との通信を制御する親機通信部と、外部のBT端末との間の接続起動に関する制御を行うHFP制御部と、広帯域の音声ストリーミング経路の接続(connected)/非接続(disc)を制御するA2DP制御部と、AVの無線接続の起動や外部BT端末の各動作を遠隔制御するための各種制御信号(画質,再生開始/停止,音質,音量等)を生成するAVRCP制御部から成る。
またBluetooth(登録商標)制御部123のMiddle層は、Bluetooth(登録商標)の無線通信モード(AVモード/Talkモード)を切替えるBT無線制御部と、Bluetooth(登録商標)通信で送る音質のモード(AVモード/Talkモード)を切替えるBT音声制御部から成る。
そしてBluetooth(登録商標)制御部123は、物理層であるBluetooth(登録商標)通信I/F部124(RF部)に対して信号入出力を行い、携帯電話機30a,30b(例えば所謂スマートホン等)との間でBluetooth(登録商標)による無線通信を行う。
次に、図7〜図12のタイミングチャートを参照して携帯電話連携制御を詳細に説明する。
CDL親機100において音楽連携操作が為されると、CDL親機100内の親機制御部109から当該親機のBluetooth(登録商標)制御部123のAPP層に対して音楽連携開始要求が送られる。音楽連携開始要求に従って、Bluetooth(登録商標)制御部123内では親機通信部がAVRCP制御部へ連携開始要求を送り、それに従ってAVRCP制御部はHFP制御部に対して接続要求を行い、HFP制御部はBluetooth(登録商標)通信I/F部124に対してHFP接続起動を指示する。
このHFP接続起動に従ってBluetooth(登録商標)通信I/F部124(無線通信回路)は、予め指定された音楽プレーヤ機能付きの携帯電話機、例えば携帯電話機30aに対して接続する為の無線信号を送り、これに対して携帯電話機側から正常な応答が返されるか否かによって、当該携帯電話機との間で無線接続が可能か否かを確認する処理を行う。
携帯電話機30aとの間で無線接続が可能である場合、Bluetooth(登録商標)通信I/F部124は無線通信の必要最小限のチャンネルおよびスロットを確保し、Bluetooth(登録商標)制御部123のHFP制御部へ無線接続完了を意味するHFP接続完了を通知する。この通知を受けたHFP制御部はAVRCP制御部へ接続完了を通知し、この通知を受けたAVRCP制御部はBluetooth(登録商標)通信I/F部124に対してAV系の無線接続の起動を指示する。この接続起動に従ってBluetooth(登録商標)通信I/F部124は、携帯電話機30aとの間で広帯域の通信が可能な無線通信のチャンネルおよびスロットを確保する。
携帯電話機30aとの間で音楽通信に必要な無線帯域を持つ無線リソースが確保されると、Bluetooth(登録商標)通信I/F部124はBluetooth(登録商標)制御部123のAVRCP制御部へAVCP接続完了を通知し、この通知を受けたAVRCP制御部はA2DP制御部に接続要求を行い、それに従ってA2DP制御部はA2DPに対応する帯域の音声ストリーミング経路の接続をBluetooth(登録商標)通信I/F部124に対して指示する。Bluetooth(登録商標)通信I/F部124からA2DP接続完了の通知を受けたA2DP制御部は、AVRCP制御部へ接続完了を通知する。
接続完了の通知を受けたAVRCP制御部は、Middle層のBT無線制御部に対してリソース要求を行なう。この場合のリソース要求は、携帯電話機30aとの間でAVモードの通信リソースを要求する(type=携帯電話機30a、mode=AV)。
また前述の携帯電話機30aについてのリソース要求を受けたBT無線制御部は、その他のBT端末を切断するようにBluetooth(登録商標)通信I/F部124に対して指示する。その指示に従ってBluetooth(登録商標)通信I/F部124は、携帯電話機30a以外のBT端末(例えば携帯電話機30b)との無線接続を切断する。これによって、携帯電話機30aから広帯域の音声ストリーミング信号を受信可能な通信容量(無線帯域・通信品質)を持つ無線リソースを確保する。
Bluetooth(登録商標)通信I/F部124から他のBT端末の切断を完了した通知を受けたBT無線制御部は、リソース確保の完了を意味するリソース応答をAVRCP制御部へ通知する。
リソース応答を受けてAVRCP制御部はBT無線制御部へ指示するとともに、親機通信部に対して連携開始応答を送る。
この連携開始応答に従って親機通信部は、CDL親機100内の親機制御部109へ音楽連携開始応答を通知し、親機制御部109は表示部106に音楽連携の準備が完了したことを表示する。以上の処理によってCDL親機100は再生操作待ちの状態に成り、表示部106に再生操作等の案内及び楽曲メニュー等が表示される。
なお、CDL親機100と接続可能なある1つのCDL子機(例えばCDL子機200A)において音楽連携操作が為された場合でも、当該CDL子機200AからDECTの信号によってCDL親機100へ音楽連携開始要求が送られ、CDL親機100内では連携開始要求がBluetooth(登録商標)制御部123へ転送され、上記同様な処理によってCDL親機100およびCDL子機200は再生操作待ちの状態に成り、表示部に再生操作等の案内及び楽曲メニュー等が表示される。
その後、ユーザは再生開始の操作を行う。図9において、CDL親機100の操作部105において再生開始操作(PLAY_KEY押下)がされると、その再生開始操作の操作情報が当該携帯電話機30へ伝えられ、携帯電話機30aにて再生動作が開始される。携帯電話機30aから送られる再生された音楽の音声信号は、Bluetooth(登録商標)制御部123によってすでに確保されている広帯域の無線リソースを介してCDL親機100へ送信され、CDL親機100のスピーカ129,130によって再生音が鳴る。
従って、携帯電話機にて再生する音声をコードレス電話親機のスピーカを利用して出力できる。また、コードレス電話子機を用いて携帯電話機の音楽再生を遠隔制御できる。また、音楽再生機能を持つ携帯電話機とコードレス電話装置との間で無線通信するので、音楽再生の操作する度にユーザが移動する必要がない。
以上のように、コードレス電話装置にて音楽連携操作が為されると、まず親機の通信可能圏内に携帯電話機が居る事を確認し、その上でBluetooth(登録商標)制御部123は音楽連携に必要な無線リソースを取得する制御を開始することにより、ユーザが再生開始の操作を行う時点では無線リソースが確保され、再生開始の操作に従って直ぐに高音質の再生音を鳴らす事ができる。また親機の通信可能圏内に携帯電話機が居る事が確認出来ない場合には「連携不能」のエラー表示をする。
以下、音楽再生動作中に携帯電話機にて携帯着信が発生した場合について説明する。図9において、音楽再生動作中の携帯電話機にて携帯着信が発生すると、発生した携帯電話機から着信情報がBluetooth(登録商標)通信によって送信され、CDL親機100のBluetooth(登録商標)通信I/F部124はBluetooth(登録商標)制御部123のHFP制御部に対してベル着信を通知する。例えば音楽再生を行っている携帯電話機30aに携帯着信が発生した場合、Bluetooth(登録商標)制御部123は、その着信情報に従って、無線リソースを通話(優先度が高い)の為に明け渡す処理を開始する。
図9において、処理Aは無線リソースを通話の為に明け渡す処理を示す。処理Aにおいて、先ず、Bluetooth(登録商標)通信I/F部124から送られてベル着信通知に従って、HFP制御部は直ぐにMiddle層のBT無線制御部に対して音声通話の為のリソース要求を行なう。この場合のリソース要求は、携帯電話機30aとの間でTalkモードの通信リソースを要求する(type=携帯電話機30a、mode=Talk)。このリソース要求を受けたBT無線制御部は、Bluetooth(登録商標)の無線通信モードをAVモードからTalkモードに切替える処理を開始し、HFP制御部へリソース応答を通知する。
リソース応答の通知を受けたHFP制御部は、CDL親機100内の親機制御部109との間で携帯着信シーケンスを開始することにより携帯着信を親機制御部109へ通知する。これによって親機制御部109は着信ベル音鳴動の制御を行い、CDL親機100のスピーカによって着信ベル音の鳴動が開始される。
図9において、処理BはAVモードからTalkモードに切替えて音楽再生を止める処理である。前述のリソース要求を受けたBT無線制御部は、無線通信モードをAVモードからTalkモードに切替えて音楽再生を止める処理を起動する。
すなわちBT無線制御部は、AVモードの為のリソースを解放した事を意味するリソース解放をAVRCP制御部へ通知する。この通知を受けてAVRCP制御部はA2DP制御部に対してストリーミングの停止を意味するStream停止通知を送り、それに従ってA2DP制御部は親機通信部に対して音楽再生終了を通知し、それに従って親機通信部はCDL親機100の親機制御部109に対してAV再生終了を通知する。
またAVRCP制御部は、前述のリソース解放を受けて、携帯電話機30aの再生動作を停止させる為の制御信号(PAUSE/STOP_KEY通知)を送る。この制御信号はBluetooth(登録商標)通信I/F部124を介して携帯電話機30aへ送信され、携帯電話機30aの再生動作は停止される。
それに応じて携帯電話機30aは音声ストリーミングの停止を指示する信号(Stream Suspend要求)をCDL親機100へ送り、この信号はBluetooth(登録商標)通信I/F部124を介してA2DP制御部に送られ、その信号を受け付けた事を意味する信号(Stream Suspend応答)がA2DP制御部からBluetooth(登録商標)通信I/F部124を介して携帯電話機30aへ送信される。
これらのやり取りが完了すると、A2DP制御部はMiddle層のBT無線制御部に対して音楽通信停止を指示する音パス制御信号を送り、それに従ってBT無線制御部はそれまでの音楽連携の為の音声パスを停止させ、AVモードからTalkモードへの遷移が完了する。これによりCDL親機100ではスピーカ129,130での音楽再生音が止まる。
以上の処理により、広帯域の音声(音楽)再生は停止され、CDL親機100と携帯電話機30aは携帯着呼モードに遷移する。
なお、携帯電話機30aから送られる着信通知情報の中に発呼者に関する情報が含まれている場合、CDL親機100の親機制御部109は発呼者に関する情報を表示部106に表示する。または、親機制御部109は当該情報に従って、記憶部103に格納されている電話帳データベースから関連情報を検索して、表示部106に表示する。
また親機制御部109は、前記携帯着信シーケンスによって携帯着信を通知された際には、親機と接続可能なCDL子機200(例えばCDL子機200A)に対しても携帯着信を通知する。すなわち、CDL無線I/F部107を介してDECTの信号によって携帯着信が発生した事を示す信号を送信する。それに従ってCDL子機200においても子機制御部147は着信ベル音鳴動の制御を行い、スピーカ152によって着信ベル音の鳴動が開始される。
前述のように、CDL親機100内の親機制御部109との間で携帯着信シーケンスが開始された時に、そのシーケンスの中でCDL親機100のスピーカ129,130によって着信ベル音の鳴動が開始される。ユーザは前記着信ベル音の鳴動によって携帯着信の発生を知る事が出来る。
以上のように、着信ベル音の鳴動と並行してユーザが着呼応答の操作を行う前から無線通信モードの切替処理が自動で行われるので、ユーザが無線通信モード切替の為の操作を行う必要がない。
以下、音楽再生動作中に着信ベル音の鳴動によって着信に気付いたユーザが着信に応答する操作をした場合について説明する。図10において、ユーザが着信に応答して通話を希望する場合、CDL親機100またはCDL親機100と接続可能なある1つのCDL子機200において、着信応答の操作を行う。
CDL親機100の操作部105によって着信応答の操作が行われた場合、親機制御部109からBluetooth(登録商標)制御部123へ着呼応答の指示が送られる。または、あるCDL子機200において着信応答の操作が行われた場合、当該CDL子機からDECTの信号によってCDL親機100へ着呼応答に指示が送られ、CDL親機100内では着呼応答の指示がBluetooth(登録商標)制御部123へ転送される。
親機制御部109からBluetooth(登録商標)制御部123へ送られた着呼応答の指示は、Bluetooth(登録商標)制御部123内では親機通信部が受け、親機通信部はHFP制御部に対して着呼応答の指示を行う。この時、前述のようにBT無線制御部が既にBluetooth(登録商標)の無線通信モードをAVモードからTalkモードに切替えており、HFP制御部は前述のソース応答によってその状態を把握しているので、ここで図9に示す処理BすなわちAVモードからTalkモードに切替えて音楽再生を止める処理を行う必要はない。
着呼応答の指示に従って、HFP制御部は直ぐにBluetooth(登録商標)通信I/F部124に対して着呼応答の信号(ATA)を送るように指示をし、Bluetooth(登録商標)通信I/F部124を介して当該携帯着信が発生した携帯電話機30aへ着呼応答を指示する信号が送信される。
この着呼応答を指示する信号に従って、当該携帯電話機30aは着呼応答の為の処理を行い、先方との接続を行ったことを意味する状態通知(通話中)と音声リンク確立を要求する信号をCDL親機100へ送る。
それに従ってCDL親機100のBluetooth(登録商標)制御部123のHFP制御部は携帯電話機30aとの間の接続起動に関する制御を開始するとともに、携帯電話機30aに対してBluetooth(登録商標)通信I/F部124を介して音声リンク応答を行う。
HFP制御部は携帯電話機30aとの間の接続が完了すると、BT無線制御部に対して通話の為の音声パスを形成するように制御し、これによりCDL親機100と携帯電話機30aとの間で双方向の音声通話路が形成され、携帯着信の通話相手先とCDL親機100との間での通話モードに移行する(通話中)。
ユーザがCDL子機200を使って通話する場合、ユーザの声はマイクロホン151から入力され、音声入出力制御部143によりアナログ音声信号をデジタルデータに変換し、さらにコード化した後、CDL無線I/F部148およびCDL無線I/F部107によってCDL親機100へ送られる。CDL親機100では通話の為の音声パスによって、Bluetooth(登録商標)通信I/F部124を介して携帯電話機30aへ送られる。
携帯電話機30aからの音声は、親機のBluetooth(登録商標)通信I/F部124にて受信され、通話の為の音声パスを通り、CDL無線I/F部107およびCDL無線I/F部148を介してCDL子機200へ送られ、CDLプロトコル制御部149にてデコードされることにより音声データが取得される。そして音声入出力制御部143にてアナログ信号に変換されてスピーカ152から音声として聞くことができる。
ユーザがCDL親機100を使って通話する場合、ユーザの声はマイクロホン128から入力され、音声入出力制御部104によりアナログ音声信号をデジタルデータに変換し、通話の為の音声パスによって、Bluetooth(登録商標)通信I/F部124を介して携帯電話機30aへ送られる。携帯電話機30aからの音声は、親機のBluetooth(登録商標)通信I/F部124にて受信され、通話の為の音声パスを通り、音声入出力制御部104にてアナログ信号に変換されてスピーカ130から音声として聞くことができる。
以上のように、コードレス電話装置のCDL親機100またはCDL子機200において音楽再生動作中に携帯電話機にて携帯着信が発生した場合、Bluetooth(登録商標)制御部123は直ぐに音声通話の為の無線リソースを確保し、高音質の無線リソースを解放し、無線リソースを優先度の高い通話の為に明け渡すことによって音楽再生動作は強制終了される。
そしてCDL親機100のスピーカによって着信ベル音の鳴動が開始される時には、通話の為の無線リソースの確保や携帯電話機に対する再生停止通知などの処理が並行して進められ、ユーザによる着呼応答の操作がされる時にはほぼ完了するので、CDL親機100は直ぐにBluetooth(登録商標)通信I/F部124を制御して当該携帯電話機30aへ着呼応答を送信する事ができ、ユーザが着呼応答時に音楽再生を止めたり、または無線リソース確保のための操作を行う必要はなく、操作の煩わしさ解消し、スムーズな通話状態への遷移が可能になる。
またCDL子機200においてユーザが着信に応答する操作をした場合にも、当該CDL子機200からCDL無線I/F部107を介してDECTの信号によってCDL親機100へ着呼応答を指示する信号が送られ、CDL親機100内ではこの信号をBluetooth(登録商標)制御部123へ転送し、携帯電話機に着呼応答を通知する。
以下、音楽再生動作中にCDL親機100またはCDL子機200から携帯電話網50へ発信する操作をした場合について説明する。
図11において、音楽連携によって携帯電話機30aから送られる音声データを再生しているCDL親機100またはCDL子機200から携帯電話網50への発信を希望する操作をした場合、CDL親機100の親機制御部109は連携終了をBluetooth(登録商標)制御部123の親機通信部に対して通知し、それに従って親機通信部は連携終了通知をAVRCP制御部へ通知する。この通知によってAVモードのリソースを解放する処理が起動される。
図11において、処理CはAVモードのリソースを解放する処理を示す。処理Cにおいて、連携終了通知を受けてAVRCP制御部は直ぐにMiddle層のBT無線制御部に対してAVモードのリソースを解放する為のリソース解放の要求を行なう。この要求に従ってBT無線制御部はAVモードのリソースを解放する。
またAVRCP制御部はA2DP制御部に対してストリーミングの停止を意味するStream停止通知を送り、それに従ってA2DP制御部は親機通信部に対して音楽再生終了を通知し、それに従って親機通信部はCDL親機100の親機制御部109に対してAV再生終了を通知する。
またAVRCP制御部は、親機通信部から通知された連携終了通知を受けて、携帯電話機30aの再生動作を停止させる為の制御信号(PAUSE/STOP_KEY通知)を送る。この制御信号はBluetooth(登録商標)通信I/F部124を介して携帯電話機30aへ送信され、携帯電話機30aの再生動作は停止される。
それに応じて携帯電話機30aは音声ストリーミングの停止を指示する信号(Stream Suspend要求)をCDL親機100へ送り、この信号はBluetooth(登録商標)通信I/F部124を介してA2DP制御部に送られ、その信号を受け付けた事を意味する信号(Stream Suspend応答)がA2DP制御部からBluetooth(登録商標)通信I/F部124を介して携帯電話機30aへ送信される。
これらのやり取りが完了すると、A2DP制御部はMiddle層のBT無線制御部に対して音楽通信停止を指示する音パス制御信号を送り、それに従ってBT無線制御部はそれまでの音楽連携の為の音声パスを停止させる。これによりCDL親機100ではスピーカ129,130での音楽再生音が止まる。
図11の処理Dは、発信番号が入力された場合の処理を示す。処理Dにおいて、ユーザがCDL親機100またはCDL子機200によって携帯電話網50へ発信するための発信番号(例えば123−456−7890)を入力すると、CDL親機100の親機制御部109は当該発信番号をBluetooth(登録商標)制御部123に転送し、Bluetooth(登録商標)制御部123のHFP制御部は直ぐにMiddle層のBT無線制御部に対して音声通話の為のリソース要求を行なう。この場合のリソース要求は、携帯電話機30aとの間でTalkモードの通信リソースを要求する(type=携帯電話機30a、mode=Talk)。このリソース要求を受けたBT無線制御部は、Bluetooth(登録商標)の無線通信モードをAVモードからTalkモードに切替える処理を開始し、HFP制御部へリソース応答(ok)を通知する。
リソース応答の通知を受けたHFP制御部は、CDL親機100内の親機制御部109との間で発呼起動のシーケンスを開始する。すなわち入力された発信番号(例えば123−456−7890)をBluetooth(登録商標)通信I/F部124を介して携帯電話機30aへ送信する。この発信番号の送信に従って、当該携帯電話機30aは携帯電話網50に対する発信の処理を開始し、携帯電話網50へ当該発信番号を送信する。そして携帯電話機30aは呼び出し中を意味する状態通知をCDL親機100へ送る。
そして携帯電話機30aは、携帯電話網50へ発信番号を送信し、相手先への呼び出し状態になった場合に音声リンク確立を要求する信号をCDL親機100へ送る。それに従ってCDL親機100のHFP制御部は携帯電話機30aとの間の接続起動に関する制御を開始するとともに、Bluetooth(登録商標)通信I/F部124を介して携帯電話機30aへ音声リンク応答を行なう。
そしてHFP制御部は、BT無線制御部に対して通話の為の音声パスを形成するように制御し、これによりCDL親機100と携帯電話機30aとの間で双方向の音声通話路が形成される。ただし、これはまだ携帯電話機30aが携帯電話網50へ発信番号を送信し、相手先への呼び出しを行っている状態である(呼び出し中)。
図12において、呼び出し相手が応答し、携帯電話機30aと通話相手との通話路接続が完了すると、携帯電話機30aからBluetooth(登録商標)通信I/F部124を介してHFP制御部へ相手応答を示す状態通知が送られる。これによって通話相手先とCDL親機100との間での携帯通話モードに移行する(通話中)。
この場合も、ユーザがCDL子機200を使って通話する場合は、ユーザの声はCDL親機100へ送られ、CDL親機100からは通話の為の音声パスによって、Bluetooth(登録商標)通信I/F部124を介して携帯電話機30aへ送られる。また携帯電話機30aからの音声は、親機のBluetooth(登録商標)通信I/F部124にて受信され、通話の為の音声パスを通り、CDL親機100からCDL子機200へ送られ、スピーカ152から音声として聞くことができる。
以上の処理により、コードレス電話装置のCDL親機100またはCDL子機200において音楽再生動作中に、CDL親機100またはCDL子機200において携帯電話網50へ発信するために操作をした場合にも、発信の操作に連動してCDL親機100のBluetooth(登録商標)制御部123は直ぐに高音質の無線リソースを解放し、音声ストリームを停止させるので、この場合も音楽再生動作は強制終了される。そして通話の為の無線リソースを確保し直すので、Bluetooth(登録商標)制御部123はBluetooth(登録商標)通信I/F部124を介して携帯電話機30へ発呼起動を行う事が出来る。
本発明は、携帯電話機により音声データを再生する場合に携帯電話機との連携を向上できる電話装置に有用である。
1 コードレス電話装置(CDL装置)
100 コードレス電話親機(CDL親機)
200 コードレス電話子機(CDL子機)
30 携帯電話機
40 固定電話網
101 固定電話回線I/F部
103,142 記憶部
104,143 音声入出力制御部
105,144 操作部
106,145 表示部
107,148 CDL無線I/F部
108,149 CDLプロトコル制御部
109 親機制御部
110 呼制御部
111 子機リモコン制御部
112 音声ストリーム処理部
113 音楽プレーヤ制御部
121 無線LAN制御部
122 無線LAN通信I/F部
123 Bluetooth(登録商標)制御部
124 Bluetooth(登録商標)通信I/F部
125 留守番電話制御部
126 子機/携帯端末充電部
127 USB通信I/F部
128,151 マイクロホン
129,130,152 スピーカ
147 子機制御部
150 充電池

Claims (2)

  1. 固定電話網に接続される電話装置であって、
    前記電話装置内の制御を行うとともに、携帯電話機との間でデータを近距離無線通信するための制御を行う制御部と、
    音声データを音声出力するスピーカと、
    前記近距離無線通信により通信部により受信された携帯電話機からの音声データを再生し、前記音声データを前記スピーカに出力する音声処理部と、を備え、
    前記制御部は、音楽再生動作をしている前記携帯電話機から受信した音声データを再生している時に前記電話装置から発信の操作があったときに、音楽再生の為の無線リソースを解放し、通話の為の無線リソースを設定する処理を開始し、前記処理が開始されたことに従って携帯着信シーケンスを実行することを特徴とする電話装置。
  2. 固定電話網に接続される電話装置において、近距離無線通信によって携帯電話機との間で通信を行い、前記携帯電話機との間で連携するための携帯電話連携方法であって、
    前記電話装置は、
    前記電話装置において携帯電話機との間で近距離無線通信の接続を行うステップと、
    前記近距離無線通信によって前記携帯電話機から受信した音声データを再生し、前記電話装置のスピーカにより前記音声データを音声出力するステップと、
    音楽再生動作をしている携帯電話機から前記近距離無線通信によって受信した音声データを再生している時に前記電話装置から発信の操作があったときに、音楽再生の為の無線リソースを解放するステップと、
    前記音楽再生の為の無線リソースを解放した後で前記近距離無線通信の通話の為の無線リソースを設定する処理を開始するステップと、
    前記処理が開始されたことに従って携帯着信シーケンスを実行するステップと、
    を有する携帯電話連携方法。
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