JP2004120044A - 導波管 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】同じ幅と長さのU溝20を有する第1、第2の部材1a、1bは、U溝20を対向させて導波路を形成するように接合し、ボルト2およびナット3で接合面5を押圧する方向に締め付けて固定されている。ボルト2およびナット3により生じる締結力は、第1の部材1aと第2の部材1bの接合面5においては、投影円40として示され、投影円40内に、導波路壁面と接合面との交線(接合稜線)6を含むように、ボルト2およびナット3を配置している。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボルトとナット等の締付け部材により組み立てられる導波管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の導波管においては、開放面側の両端より外向きに接合片が張り出している溝形部材と、上記開放面を閉鎖している板状部材を備え、上記溝形部材の接合片と板状部材両側部が止め具によって緊結されており、さらに上記溝形部材の開口の両角には突起が形成されており、板状部材に上記突起の突出寸法を下回る深さの凹部が形成され、上記突起と凹部の内面とが互いに密接し、二重の封止構造となっている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開平5−11505号公報(第4頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記導波管においては、締結時に、突起の導波管路側の角が支点となり、突起の導波管路側に隙間が生じるような変形を起こし、導波管路の寸法精度や電気シール性が確保できないという課題があった。
【0005】
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、締結による変形が小さく電気シール性に優れた導波管を得ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1の導波管は、互いに接合されて導波路を形成する第1、第2の部材と、上記第1、第2の部材の接合面を押圧する方向に、締め付け固定する締結部材とを備え、上記締結部材による影響円錐の上記接合面への投影円内に、導波路壁面と上記接合面との交線(接合稜線)を含むことを特徴とするものである。
【0007】
本発明に係る第2の導波管は、U溝を有する第1の部材と、この第1の部材と同じ幅と長さのU溝を有し、このU溝を有する面が上記第1の部材のU溝を有する面に接合される第2の部材と、上記第1の部材と第2の部材との接合面を押圧する方向に締め付け固定する締結部材とを備え、上記第1の部材のU溝と上記第2の部材のU溝とで導波路を形成する導波管であって、上記締結部材による影響円錐の上記接合面への投影円内に、導波路壁面と上記接合面との交線(接合稜線)を含むことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の第1の実施の形態の導波管の説明図で、(a)は導波管の短手断面図、(b)は接合面における導波路の伝播方向に沿った長手断面図である。
本実施の形態の導波管1は、第1の部材1aと、第2の部材1bに分割可能な分割型の導波管で、第1の部材1aと第2の部材1bは、互いに接合されて導波路を形成し、締結部材2、3により、上記第1、第2の部材の接合面5を押圧する方向に締め付け固定されている。
本実施の形態においては、締結部材2、3による影響円錐4の上記接合面5への投影円40内に、導波路壁面と上記接合面5との交線(接合稜線)6が含まれるように、締結部材2、3を設けることが必要である。
【0009】
図1は、同じ幅と長さのU溝20を有する第1の部材1aと第2の部材1bが、上記U溝20を対向させて接合され、ボルト2およびナット3を締結部材として、上記第1の部材1aと第2の部材1bの接合面5を押圧する方向に締め付けて固定されており、上記第1の部材のU溝20と上記第2の部材のU溝20とで導波路を形成している場合を示している。
【0010】
次に、図1(a)において破線で示されている、ボルト2およびナット3により生じる締結力の作用範囲である影響円錐4について説明する。
締結部材により、被締結材(本実施の形態では第1、第2の部材)を標準締付トルクで締結する場合、その締結力は被締結材に、図2に示す円錐の範囲で作用し、これは「影響円錐」と呼ばれる。なお、図2は締結部材の被締結材への影響円錐の説明図である。
つまり、ボルト2の座面9(半径R)の影響円錐4は半頂角Aの円錐で、半頂角Aは被締結材の種類により決まる定数であり、図は、影響円錐が例えば半頂角30度の円錐である場合を示している。
ここで、第1の部材1aと第2の部材1bの接合面5においては、ボルト2およびナット3の座面9から上記影響円錐4が、接合面5に投影したときに描かれる円(投影円)40が作用範囲である。
【0011】
本実施の形態においては、上記のように導波管の上記第1、第2の部材内部で締結力の作用する範囲を考慮し、接合面5と導波管内壁の交線である接合稜線6に上記締結力を作用させるために、上記影響円錐の上記接合面への投影円40の範囲内に、接合稜線6を含むように、ボルト2およびナット3を配置している。
つまり、上記投影円40の範囲に接合稜線6を含むと、締結力を効率的に作用させることができるので、ボルト2およびナット3をこれらによる締結力が接合稜線6に働くように配置することにより、接合稜線6での第1、第2の部材1a、1bの密着が確保でき、その結果として導波管路の寸法精度を確保できる。
【0012】
また、本実施の形態においては、第1、第2の部材として、共にU溝を有する場合について説明したが、これに寄らず、例えば第1、第2の部材の一方が板状のものでも、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、第1、第2の部材としては、金属または樹脂で構成されていても良いが、特に金属に比べて剛性が低い樹脂の場合、本実施の形態の効果が顕著である。
【0013】
実施の形態2.
上記実施の形態1において、投影円40内に、接合面5と導波管内壁の交線である接合稜線6を含むようにするには、定性的には、接合面とボルト2またはナット3の座面までの距離を長くすれば、締結力の作用範囲がより拡大し、より少数のボルト2またはナット3で導波管1を締結することが可能となることが分かる。
また、定性的には、図1(b)のように、複数の締結部材を用いて締結した場合、締結部材間の距離を短くしても、締結力の作用範囲がより拡大することが可能となることが分かる。
【0014】
図3は、複数の締結部材が導波路の伝播方向に沿って設けられた場合で、上記接合稜線6への、第1の締結部材による影響円錐の上記接合面への第1の投影円41と、第2の締結部材による影響円錐の上記接合面への第2の投影円42との作用状態を示す説明図で、2個の締結部材21、22を用いた場合について説明する。(a)は斜視図、(b)は接合面における平面図である。
ところで、第1の投影円41と第2の投影円42によって接合稜線6を被覆するためには、少なくとも、第1の投影円41と第2の投影円42の半径を第1の締結部材21と第2の締結部材22の軸中心線と稜線の最短距離Dより大きくする必要があり、このためには締結部材の座面高さHが下記式(1)を満たす必要がある。
H>(D−R)/tanA ・・(1)
さらに第1の投影円41と第2の投影円42によって接合稜線6を被覆するためには締結部材ピッチPと締結部材の座面高さHが下記式(2)を満たす必要がある。
P≦2×{(H×tanA+R)2−D2}1/2 ・・(2)
また、これは
H≧{(4D2+P2)1/2−2P}/(2×tanA) ・・(2−1)
と書き換えることができる。
また、密着性をより確実なものとするには、投影円が接合稜線6の末端を被覆する必要があり、このためには末端に位置する締結部材の座面高さHは下記式(3)を満たす必要がある。
なお、式中、Eは図3に示すように、導波管長手方向の端面と末端に位置する締結部材の軸中心線との最短距離である。
H≧{(D2+E2)1/2−R}/tanA ・・(3)
即ち、上式(1)および(2)を満たすように締結部材を配置することが必要で、さらに、密着性をより確実なものとするには、式(3)を満たすようにする。
以上により、少ない締結部材で効率的に接合稜線を締結できるという効果が得られ、導波管路の寸法精度を確保できるだけでなく締結部材費の削減も可能になるという効果が得られる。
【0015】
例えば、図3に示すように、各々半径Rの座面91、92を有する第1の締結部材21と第2の締結部材22を、ピッチPで、上記座面91、92から接合面5までの距離Hで設けた場合、接合稜線6が、上記影響円錐の上記接合面への第1の投影円41と第2の投影円42によって、過不足なく被覆されている(第1の投影円41と、第2の投影円42との交点が、接合稜線6にくる時)とすると、第1、第2の締結部材の接合面5からの距離をH以上か、締結部材ピッチをP以下に調整して配置することにより、締結部材による締結力を、接合稜線6全体に渡って働かせることができる。なお、上記調整において、締結部材ピッチは第1の締結部材と第2の締結部材が接触する距離より大きく設定することは当然である。
なお、密着性をより確実なものとするには、第1の投影円41と第2の投影円42が接合稜線6の両末端を被覆する必要がある。
【0016】
実施の形態3.
図4は、本発明の第3の実施の形態の接合面における導波路の伝播方向に沿った長手断面図である。
本実施の形態の導波管は、上記実施の形態1において、導波管1の側面の外壁の、ねじ貫通部を形成する部分以外を削除したような形状であること以外は、実施の形態1と同様であり、導波管1の軽量化、低コスト化が可能となる。
なお、この場合、接合稜線6の締結に関わる部分には、第1、第2の部材が存在する必要がある。
【0017】
比較例1.
図5は本発明の導波管の比較として示す導波管の説明図で、(a)は導波管の短手断面図、(b)は接合面における導波路の伝播方向に沿った長手断面図である。
つまり、実施の形態1の締結部材2による影響円錐4を考慮すると、投影円40は接合稜線6に接している、即ち、投影円40の半径が締結部材2の軸中心線と稜線の最短距離Dと等しいと、投影円40に含まれない接合稜線6が存在するため、その一部にしかネジ締結力が及ばない。そのため、接合稜線6での導波管の第1、第2の部材1a、1bの密着が困難となり、その結果として導波管路の寸法精度の確保が困難となる。
つまり、この場合、式(1)と(2)の関係を同時に満たしていないので、投影円40の半径を、締結部材2の軸中心線と接合稜線6との最短距離Dより大きくする。さらに、第1、第2の締結部材の接合面からの距離を図5の場合より高くするか、または第1、第2の締結部材間の距離をより狭くすることにより式(1)と(2)の関係を同時に満たすように調整する必要がある。
【0018】
なお、上記実施の形態1〜3において、第1、第2の接合面に、接合稜線に沿って帯状の凸部が設けられていると、締め付け力を作用点が常に凸部に固定され、効率的に接合稜線6に締め付け力作用させることができる。
【0019】
さらに、上記実施の形態において、ワッシャ等ボルト、ナット以外の締結用部品を用いていない場合を示しているが、樹脂の締結力に対する緩和等を低減するため、スプリングワッシャ等のワッシャを用いることが好ましい。
【0020】
【実施例】
実施例1.
図1で示される形状で、天面肉厚2mm、側面肉厚8.5mm、接合稜線からボルト軸中心線までの最短距離3.7mm、、ボルト軸中心が導波管長手方向の両端面から8.5mm、組み立て後幅5mm×高さ19mm×長さ28mmの導波管路を形成する導波管を構成する第1、第2の部材を、液晶ポリマー樹脂{商品名:ベクトラC810,ポリプラスチックス(株)製}で射出成形機{商品名:TH80E−9VE,日精樹脂工業(株)}を用いて樹脂温度320℃、金型温度120℃で作製した。
次に、上記第1、第2の部材に銅めっきを行い、接合面に感圧紙を挟むようにしてM3六角穴付きボルトと六角ナットで締結して本発明の実施例の導波管を作製した。
【0021】
上記寸法形状を基に、上記実施の形態に記載の式(1)〜(3)に必要なパラメータを以下のように算出した。
即ち、ボルト座面高さH=(導波管路高さ/2)+天面肉厚=(19/2)+2=11.5mm
ボルト軸中心線から接合稜線までの最短距離D=3.7mm
ボルト頭の半径R=2.75mm
締結部材ピッチP=導波管路長さ−(ボルト軸中心の導波管長手方向の端面からの距離×2)=28−8.5×2=11mm
なお、本実施例においては、被締結部材である上記液晶ポリマー樹脂の標準トルクでの影響円錐の半頂角は45度であり、本実施例の導波管においては、式(1)、(2)および(3)を満たすことを検証した。
【0022】
実施例2.
図4で示される形状で、側面肉厚2mmで側面にM3六角穴付きボルトを配置するための概半円筒部を有し、天面肉厚2mm、接合面からボルト軸中心までの距離3.75mm、ボルト軸が導波管長手方向の両端面から8.5mm{式(3)のEに相当}、組み立て後幅5mm×高さ19mm×長さ28mmの導波管路を形成する導波管を構成する第1、第2の部材を、液晶ポリマー樹脂{商品名:ベクトラC810,ポリプラスチックス(株)製}で射出成形機{商品名:TH80E−9VE,日精樹脂工業(株)}を用いて樹脂温度320℃、金型温度120℃で作製した。
次に、上記第1、第2の部材に銅めっきを行い、接合面に感圧紙を挟むようにしてM3ねじとナットで締結して本発明の実施例の導波管を作製した。
【0023】
上記寸法形状を基に、上記実施の形態に記載の式(1)〜(3)に必要なパラメータを以下のように算出した。
即ち、ボルト座面高さH=(導波管路高さ/2)+天面肉厚=(19/2)+2=11.5mm
ボルト軸中心線から接合稜線までの最短距離D=3.75mm
ボルト頭の半径R=2.75mm
締結部材ピッチP=導波管路長さ−(ボルト軸中心の導波管長手方向の端面からの距離×2)=28−8.5×2=11mm
なお、本実施例においては、被締結部材である上記液晶ポリマー樹脂の標準トルクでの影響円錐の半頂角は45度であり、本実施例の導波管においては、式(1)、(2)および(3)を満たすことを検証した。
【0024】
比較例1.
図5で示される形状で、天面肉厚2mm、側面肉厚2mm、フランジ肉厚2mm、接合面からボルト軸中心までの距離5.25mm、ボルト軸が導波管長手方向の両端面から5.25mm{式(3)のEに相当}、ボルト軸中心線の間隔10.5mm(=P)、組み立て後幅5mm×高さ19mm×長さ42mmの導波管路を形成する導波管を構成する第1、第2の部材を、液晶ポリマー樹脂{商品名:ベクトラC810,ポリプラスチックス(株)製}で射出成形機{商品名:TH80E−9VE,日精樹脂工業(株)}を用いて樹脂温度320℃、金型温度120℃で作製した。
次に、上記第1、第2の部材に銅めっきを行い、接合面に感圧紙を挟むようにしてM3ねじとナットで締結して導波管を作製した。
【0025】
上記寸法形状を基に、上記実施の形態に記載の式(1)〜(3)に必要なパラメータを以下のように算出した。
ボルト座面高さH=(導波管路高さ/2)+天面肉厚=(19/2)+2=11.5mm
ボルト軸中心線から接合稜線までの最短距離D=5.25mm
ボルト頭の半径R=2.75mm
なお、被締結部材である上記液晶ポリマー樹脂の標準トルクでの影響円錐の半頂角は45度であり、上記導波管においては、式(1)、(2)および(3)のいずれも満たしていないことを検証した。
【0026】
上記実施例1、2、および比較例1で作製した導波管を解体し、接合面に挟んだ圧力に応じて色変化を生じる感圧紙について導波管を評価したところ、実施例1、2については接合面部全体にわたって締結力が認められたのに対し、比較例は部分的にしか締結力が認められなかった。
【0027】
【発明の効果】
本発明の第1の導波管は、互いに接合されて導波路を形成する第1、第2の部材と、上記第1、第2の部材の接合面を押圧する方向に、締め付け固定する締結部材とを備え、上記締結部材による影響円錐の上記接合面への投影円内に、導波路壁面と上記接合面との交線(接合稜線)を含むことを特徴とするもので、締結による変形が小さく電気シール性に優れるという効果がある。
【0028】
本発明の第2の導波管は、U溝を有する第1の部材と、この第1の部材と同じ幅と長さのU溝を有し、このU溝を有する面が上記第1の部材のU溝を有する面に接合される第2の部材と、上記第1の部材と第2の部材との接合面を押圧する方向に締め付け固定する締結部材とを備え、上記第1の部材のU溝と上記第2の部材のU溝とで導波路を形成する導波管であって、上記締結部材による影響円錐の上記接合面への投影円内に、導波路壁面と上記接合面との交線(接合稜線)を含むことを特徴とするもので、締結による変形が小さく電気シール性に優れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の導波管の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係わる、締結部材の被締結材への影響円錐の説明図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係わる、複数の締結部材が導波路の伝播方向に沿って設けられた場合の、締結部材の接合稜線への作用状態を示す説明図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態の接合面における導波路の伝播方向に沿った長手断面図である。
【図5】本発明の比較として示す導波管の説明図である。
【符号の説明】
1 導波管、1a 第1の部材、1b 第2の部材、2、3、21、22 締結部材、5 接合面、6 接合稜線、20 U溝、4 影響円錐、40 投影円、91、92 座面。
Claims (5)
- 互いに接合されて導波路を形成する第1、第2の部材と、上記第1、第2の部材の接合面を押圧する方向に締め付け固定する締結部材とを備え、上記締結部材による影響円錐の上記接合面への投影円内に、導波路壁面と上記接合面との交線(接合稜線)を含むことを特徴とする導波管。
- U溝を有する第1の部材と、この第1の部材と同じ幅と長さのU溝を有し、このU溝を有する面が上記第1の部材のU溝を有する面に接合される第2の部材と、上記第1の部材と第2の部材との接合面を押圧する方向に締め付け固定する締結部材とを備え、上記第1の部材のU溝と上記第2の部材のU溝とで導波路を形成する導波管であって、上記締結部材による影響円錐の上記接合面への投影円内に、導波路壁面と上記接合面との交線(接合稜線)を含むことを特徴とする導波管。
- 第1、第2の締結部材が導波路の伝播方向に沿って設けられ、上記第1、第2の締結部材間距離を、上記第1の締結部材による影響円錐の上記接合面への第1の投影円と上記第2の締結部材による影響円錐の上記接合面への第2の投影円との交点が、接合稜線にくる時の距離以下とし、上記第1の締結部材と第2の締結部材が接触する距離より大きくすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の導波管。
- 第1、第2の締結部材が導波路の伝播方向に沿って設けられ、上記第1、第2の締結部材の接合面からの距離を、上記第1の締結部材による影響円錐の上記接合面への第1の投影円と上記第2の締結部材による影響円錐の上記接合面への第2の投影円との交点が、接合稜線にくる時の距離以上とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の導波管。
- 第1の部材と第2の部材の接合面の少なくとも一方に、導波路に沿って帯状の凸部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の導波管。
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