JP2004119211A - El素子用透明基板及びel装置並びに液晶表示装置 - Google Patents

El素子用透明基板及びel装置並びに液晶表示装置 Download PDF

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内海 徹哉
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Abstract

【課題】エレクトロルミネッセンス(EL)素子の配置側と反対側の基板面からの光出射量を多くすることができるEL素子用透明基板及びEL装置を提供する。
【解決手段】バックライト13を構成する透明基板本体23の基板面23b上において、第1電極26、有機EL層25、及び、第2電極27は、同順に透明基板本体23側から液晶パネル12と反対側に向かって積層されている。透明基板本体23の端面23c上には、有機EL素子24の光を全反射させるための金属メッキ被膜からなる反射膜31が形成されている。また、透明基板本体23における有機EL素子24側の基板面23bには、有機EL素子24の光を散乱反射させるための光散乱部32が複数形成されている。各光散乱部32は、基板面23bにおいて形成された凹部23dによって構成されている。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレクトロルミネッセンス(EL)素子用透明基板、及び、透明基板上にEL素子を備えたEL装置、並びに、EL装置と透過型の液晶パネルとからなる液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、透明基板上にEL素子を備えたEL装置として、EL材料を含むEL層に対して前記透明基板側に光透過性を有する第1電極が、そして、前記EL層に対して前記透明基板と反対側に、光反射性を有する第2電極(反射カソード電極)が設けられたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このEL装置においては、前記EL層から発せられる光が前記第1電極側(即ち前記透明基板側)から前記EL装置外に出射されるようになっている。さらに、前記第2電極側に向けて発せられた前記EL層の光は、前記第2電極によって前記透明基板側に反射されるようになっている。この第2電極による反射を利用することにより、同じ電力使用量に対する輝度を高めることが可能になる。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−78582号公報(第9頁、第7図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記透明基板内において該基板の端面に至った前記EL素子の光が、この端面を介して前記透明基板の外部に漏れた場合には、この光が前記透明基板における前記EL素子の配置側と反対側の基板面から前記EL装置外に出射されず、無駄になる。
【0006】
また、前記EL素子の光は前記EL層の厚さ方向だけでなく、全ての方向に向かうように発光される。そして、前記透明基板内に入射された前記EL素子からの光のうち前記透明基板における前記EL素子の配置側と反対側の基板面に対する入射角が該基板面での臨界角以上の光は、前記透明基板の内部側に反射され、外部に出射されないことになり、無駄になる。
【0007】
前記特許文献1に記載の装置においては、これらに対する考慮がなされていない。
本発明の第1の目的は、EL素子の配置側と反対側の基板面からの光出射量を多くすることができるEL素子用透明基板及びEL装置を提供することにある。また、第2の目的は、消費電力を抑えつつコントラストを高めることが可能な液晶表示装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の問題を解決するために、請求項1に記載の発明では、透明基板本体上にEL素子が設けられるEL素子用透明基板を対象としている。そして本発明においては、前記EL素子の光を全反射させるための反射手段を、前記透明基板本体の端面に設けた。
【0009】
透明基板本体内において該透明基板本体の端面に至ったEL素子の光は、反射手段によって前記透明基板本体の内部側に全反射される。つまり、透明基板本体の端面に反射手段が設けられていない従来のEL素子用透明基板とは異なり、端面を介して透明基板本体の外部にEL素子の光が漏れることがなくなる。したがって、従来のEL素子用透明基板と比較して、EL素子の配置側と反対側の基板面からの光出射量を多くすることができる。
【0010】
請求項2に記載の発明では、透明基板本体上にEL素子が設けられるEL素子用透明基板を対象としている。そして本発明においては、前記EL素子の光を散乱反射させるための光散乱部を、前記透明基板本体の基板面及び端面の少なくとも一方に設けた。
【0011】
EL素子を構成するEL層の光は該EL層の厚さ方向だけでなく、全ての方向に向かうように発光される。そして、透明基板本体内に入射されたEL素子からの光のうち透明基板本体におけるEL素子の配置側と反対側の基板面に対する入射角が該基板面での臨界角以上の光は、透明基板本体の内部側に反射され、外部に出射されない。しかし、光散乱部を設けることにより、従来は透明基板本体の外部に出射されなかった光が光散乱部で散乱反射され、透明基板本体におけるEL素子の配置側と反対側の基板面に対する入射角が臨界角未満となり、全反射するのが防止されて透明基板本体の外部に出射され得るようになる。したがって、光散乱部が設けられていない従来のEL素子用透明基板と比較して、EL素子の配置側と反対側の基板面からの光出射量を多くすることができる。
【0012】
請求項3に記載の発明では、透明基板本体上にEL素子が設けられるEL素子用透明基板を対象としている。そして本発明においては、前記EL素子の光を全反射させるための反射手段を、前記透明基板本体の端面に設けるとともに、前記EL素子の光を散乱反射させるための光散乱部を、前記透明基板本体の基板面に設けた。
【0013】
この発明によれば、透明基板本体の端面に反射手段が設けられることに加えて、更に、前記透明基板本体の基板面に光散乱部が設けられるため、前記透明基板本体におけるEL素子の配置側と反対側の基板面からの光出射量を更に多くすることができる。
【0014】
請求項4に記載の発明では、請求項2又は3に記載の発明において、前記光散乱部は、前記基板面に形成された凹部によって構成されている。
この発明によれば、透明基板本体の基板面に形成された凹部が光散乱部とされる。したがって、光散乱部を形成するのに、透明基板本体の作製時において型等で凹部を設けたり、透明基板本体の作製後に追加加工で凹部を設けたりといった、従来から一般に用いられている方法を用いることができる。
【0015】
請求項5に記載の発明では、透明基板上にEL素子を備えたEL装置を対象としている。前記EL素子は、EL材料を含むEL層と、該EL層に対して前記透明基板側に配置された光透過性を有する第1電極と、前記EL層に対して前記基板と反対側に配置された第2電極とを備えている。また前記EL素子において、前記第1電極側は該EL素子の光出射方向とされている。そして、本発明においては、前記透明基板として、請求項1〜4のいずれかに記載のEL素子用透明基板が設けられている。
【0016】
この発明によれば、EL装置において、透明基板におけるEL素子の配置側と反対側の基板面からの光出射量を多くすることができる。したがって、同じ電力使用量に対する輝度を高めることが可能になる。
【0017】
請求項6に記載の発明では、請求項5に記載の発明において、前記第1及び第2電極間に電圧が印加されることで前記EL層が全域に亘って発光するように構成されている。
【0018】
この発明によれば、EL装置を照明装置として用いる際に、EL層を発光させるために走査を行う必要がなく、制御が容易になる。
請求項7に記載の発明では、請求項5又は6に記載の発明において、前記EL材料は、有機EL材料である。
【0019】
この発明によれば、有機EL素子を用いて発光効率のよいEL装置を構成することができる。
請求項8に記載の発明では、透明基板上にEL素子を備えたEL装置と、透過型の液晶パネルとからなる液晶表示装置を対象としている。本発明においては、前記EL装置として、請求項5〜7のいずれかに記載のEL装置が設けられている。そして前記液晶パネルは、前記EL装置に対して、前記EL素子の光出射方向側に配置されている。
【0020】
この発明によれば、EL装置において透明基板におけるEL素子の配置側と反対側の基板面からの光出射量を多くすることができるため、同じ電力使用量に対する輝度を高めることが可能になる。つまり、液晶表示装置において、消費電力を抑えつつコントラストを高めることが可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図3に従って説明する。なお、図3においては、図示の都合上、断面を示すためのハッチングが一部省略されている。
【0022】
図1に示すように、液晶表示装置11は、パッシブ・マトリックス方式の透過型の液晶パネル12と、EL装置としてのバックライト13とを備えている。
液晶パネル12は、一対の透明な基板14,15を備え、両基板14,15は所定の間隔を保った状態で、図示しないシール材により貼り合わされて、その間に液晶16が配置される。基板14,15は例えばガラス製である。バックライト13側に配置された一方の基板14には、液晶16と対向する面に透明な走査電極17が、複数(図1では一つのみ図示)、平行なストライプ状に形成されている。また、基板14には、液晶16と反対側の面に偏光板18が形成されている。
【0023】
他方の基板15には液晶16と対向する面にカラーフィルタ19が形成され、カラーフィルタ19上には透明電極20が走査電極17と直交する状態に形成されている。基板15には、液晶16と反対側の面に偏光板21が形成されている。走査電極17及び透明電極20はITO(インジウム錫酸化物)で形成されている。走査電極17及び透明電極20の各交差部が液晶パネル12の各サブピクセルとなり、走査電極17の走査により、サブピクセルが1列ずつ表示駆動可能となる。
【0024】
バックライト13は、EL素子用透明基板22を構成するガラス製の透明基板本体23、及び、該透明基板本体23の基板面23a,23bのうち液晶パネル12と反対側となる基板面23b上に設けられた有機EL素子24を備えている。有機EL素子24は、有機EL材料を含む有機EL層25、該有機EL層25に対して透明基板本体23側に配置された第1電極26、及び、有機EL層25に対して透明基板本体23と反対側に配置された第2電極27によって構成されている。これら第1電極26、有機EL層25、及び、第2電極27は、透明基板本体23の基板面23b上において同順に透明基板本体23側から液晶パネル12と反対側に向かって積層されている。
【0025】
有機EL層25には例えば公知の構成のものが使用され、第2電極27側から順に、正孔注入層、発光層及び電子注入層の3層で構成されている。有機EL層25は白色発光層で構成されている。
【0026】
第1電極26はITO(インジウム錫酸化物)で形成されており、光透過性を有している。第1電極26は蒸着法やスパッタ法等によって積層形成されている。また、第2電極27には材料として光反射性を有する金属が使用され、金属として、例えばアルミニウム(アルミニウム合金を含む)が使用されている。両電極26,27は、透明基板本体23に比較して極薄く形成されている。
【0027】
有機EL層25の上下面(図面上下方向を臨む面)は各電極26,27によってほぼ全域が覆われた状態となっている。両電極26,27は有機EL層25に対してそれぞれ一つのみ設けられている。したがって、両電極26,27間に電圧が印加されることで有機EL層25は有機EL素子24の全域に亘って発光するように構成されている。有機EL素子24において第1電極26側は有機EL層25から発せられる光の出射方向とされている。
【0028】
透明基板本体23の端面23c上には、有機EL素子24の光を全反射させるための反射手段としての反射膜31が形成されている。反射膜31は光反射性を有する金属メッキ被膜からなっており、端面23c上において透明基板本体23の全周に亘るように設けられている。これにより、透明基板本体23の端面23cには、有機EL素子24の光を全反射する鏡面が形成されることとなる。
【0029】
また、透明基板本体23における有機EL素子24側の基板面23bには、有機EL素子24の光を散乱反射させるための光散乱部32が複数形成されている。各光散乱部32は、基板面23bにおいて形成された、図1の紙面に対して垂直な方向に延びる溝状の凹部23dによって構成されている。各凹部23dは、互いに平行に設けられている。各凹部23dは、その延在方向と直交する平面での断面形状が略円弧状となっている。なお、光散乱部32は、実際には基板面23b上において、例えば数百μmの間隔で無数に設けられているが、図面では図示の都合上、実際と異なる数で図示されている。
【0030】
透明基板本体23の基板面23b上において、第1電極26は凹部23d内に入り込むようにして基板面23bに密着した状態となっている。基板面23bの平面部分と凹部23dとの接続部分23e(図3参照)は、できるだけ鋭利なエッジが立たないように形成されることが望ましい。この接続部分23eが鋭利なエッジ状となった場合、この接続部分23e近傍において有機EL層25が極端に薄くなることで両電極26,27がショートする虞があるためである。本実施形態では、接続部分23eの前記断面形状(凹部23dの延在方向と直交する平面での断面形状)が略円弧状とされている。
【0031】
光散乱部32は、透明基板本体23と、凹部23d内の第1電極26との屈折率の違いで光を散乱反射させるようになっている。
本実施形態では、液晶パネル12は、バックライト13のEL素子用透明基板22に対して有機EL素子24の光出射方向側、即ち、透明基板本体23の基板面23a上に固定されている。
【0032】
なお、図示しないが、有機EL素子24は、第2電極27側の全面が覆われる状態で、有機EL層25が外気と接しないように、パッシベーション膜で被覆されている。このパッシベーション膜は水分の透過を防止可能な材料、例えば窒化ケイ素SiNxや酸化ケイ素SiOxで形成されている。
【0033】
また、図面において、液晶パネル12及びバックライト13を構成する各基板、各電極、各層及び膜等の厚さは、図示の都合上、実際とは必ずしも一致しない相対関係で示されている。
【0034】
次に、前述のように構成された液晶表示装置11の作用について説明する。
液晶パネル12は図示しない駆動制御装置により走査電極17、透明電極20に電圧を印加して、所望のサブピクセルを透過可能とする。一方バックライト13は電源投入されると、第1電極26と第2電極27とに電圧が印加され、有機EL層25が白色に発光する。この光がEL素子用透明基板22側から出射され、液晶パネル12へ達する。
【0035】
液晶パネル12へ達した光のうち、透過可能になったサブピクセル部分への光のみが、液晶パネル12の表側に出てくる。このとき、カラーフィルタ19の図示しないR(赤)、G(緑)、B(青)のサブピクセルを通過した光の組み合わせにより所望の色が再現される。R(赤)、G(緑)、B(青)のサブピクセルが3つ一組で一つのピクセル(画素)を構成する。
【0036】
有機EL層25から発せられた光のうち、透明基板本体23内において端面23cに至った光は、反射膜31によって透明基板本体23の内部側に反射される。つまり、透明基板本体23内において端面23cに至った光は、この端面23cを介して透明基板本体23の外部に漏れることがない。
【0037】
さて、屈折率n1の媒質中の光が屈折率n2(n2<n1)の媒質との界面に入射するとき、入射角が一定の角θcr以上のときに光線が全部反射される。このときの、角θcrを臨界角という。因みに、透明基板本体23を構成するガラスの屈折率は、空気の屈折率よりも大きい。
【0038】
本実施形態では、有機EL層25から発せられた光のうち、基板面23aへの入射角が臨界角未満の光は基板面23aを通過して液晶パネル12に向かって出射される。
【0039】
一方、有機EL層25から発せられた光のうち、基板面23aへの入射角が臨界角以上の光は基板面23aで全反射される。したがって、この光は液晶パネル12に向かって出射されない。しかし、図3に示すように、基板面23aで全反射された光のうち、光散乱部32によって基板面23aへの入射角が臨界角未満になるように散乱反射された光は、基板面23aを通過して液晶パネル12に向かって出射される。なお、前述の「有機EL層25から発せられた光」には、第2電極27や反射膜31によって反射された有機EL層25の光も含まれる。
【0040】
仮に光散乱部32が設けられていない場合には、基板面23aで全反射された光の多くは、減衰して消滅しない限り、第2電極27や反射膜31、基板面23bによって反射された後に、基板面23aに対して臨界角よりも大きな入射角で入射することになり、液晶パネル12に向かって出射されない。
【0041】
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
(1)有機EL素子24の光を全反射させるための反射膜31を、透明基板本体23の端面23cに形成した。
【0042】
透明基板本体23内において端面23cに至った有機EL素子24の光は、反射膜31によって透明基板本体23の内部側に全反射される。つまり、透明基板本体の端面に反射膜が形成されていない従来のEL素子用透明基板とは異なり、端面を介して透明基板本体の外部に有機EL素子の光が漏れることがなくなる。したがって、従来のEL素子用透明基板と比較して、有機EL素子の配置側と反対側の基板面(本実施形態では基板面23a)からの光出射量を多くすることができる。この結果、バックライト13において、同じ電力使用量に対する輝度を高めることが可能になる。つまり、液晶表示装置11において、消費電力を抑えつつコントラストを高めることが可能になる。
【0043】
(2)有機EL素子24の光を散乱反射させるための光散乱部32を、透明基板本体23の基板面23bに設けた。
有機EL層25の光は該有機EL層25の厚さ方向だけでなく、全ての方向に向かうように発光される。そして、透明基板本体23内に入射された有機EL素子24からの光のうち透明基板本体23の基板面23aに対する入射角が該基板面23aでの臨界角以上の光は、透明基板本体23の内部側に反射され、外部に出射されない。
【0044】
しかし、光散乱部32を設けることにより、従来は透明基板本体23の外部に出射されなかった光が光散乱部32で散乱反射され、透明基板本体23の基板面23aに対する入射角が臨界角未満となり、全反射するのが防止されて透明基板本体23の外部に出射され得るようになる。したがって、光散乱部32が設けられていない従来のEL素子用透明基板と比較して、有機EL素子の配置側と反対側の基板面(本実施形態では基板面23a)からの光出射量を多くすることができる。この結果、バックライト13において、同じ電力使用量に対する輝度を高めることが可能になる。つまり、液晶表示装置11において、消費電力を抑えつつコントラストを高めることが可能になる。
【0045】
(3)透明基板本体23の基板面23bに形成された凹部23dが光散乱部32とされている。これによれば、光散乱部32を形成するのに、透明基板本体23の作製時において型等で凹部23dを設けたり、透明基板本体23の作製後に追加加工で凹部23dを設けたりといった、従来から一般に用いられている方法を用いることができる。
【0046】
(4)有機EL素子24は、両電極26,27間に電圧が印加されることで有機EL層25が全域に亘って発光するように構成されている。これによれば、バックライト13において、有機EL層25を発光させるために走査を行う必要がなく、制御が容易になる。
【0047】
(5)有機EL素子24は、有機EL材料を含む有機EL層25を備えている。これによれば、例えば、無機EL材料を含む無機EL層を備えた無機EL素子を用いた場合と比較して、発光効率のよいバックライト13を構成することができる。
【0048】
なお、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で例えば以下の態様でも実施できる。
○ 前記実施形態において、光散乱部32は、透明基板本体23と、凹部23d内の第1電極26との屈折率の違いで光を散乱反射させるように構成されたが、これに限定されない。即ち、例えば、凹部23d内に第1電極26が入り込むことにより第2電極27における有機EL層25との界面に形成された凸部34(図3参照)を光散乱部として利用してもよい。第2電極27は光反射性を有する金属(例えばアルミニウム)からなるため、反射率をよくすることが可能になる。
【0049】
○ 前記実施形態では、透明基板本体23の凹部23d上においても有機EL素子24が設けられたが、例えば図4に示すように、透明基板本体23において凹部23d上に有機EL素子24が設けられないように構成されていてもよい。この場合、有機EL素子24は基板面23bの平面部分にのみ設けられている。従って例えば、基板面23bの平面部分と凹部23dとの接続部分(前記実施形態における接続部分23eに相当)の前記断面形状を略円弧状とすることなく、この接続部分近傍において有機EL層25が極端に薄くなることによる両電極26,27のショート等を回避することができる。なお、この場合、光散乱部32は、透明基板本体23と、凹部23dの図面下方に存在する例えば不活性な気体との屈折率の違いにより光を散乱反射させる。
【0050】
○ 各凹部23dは、透明基板本体23の基板面23b上において互いに格子状となるように形成されていてもよい。
○ 各凹部23dは、該凹部23dの延在方向と直交する平面での断面形状が略円弧状に形成されていなくてもよい。例えば、略V字状に形成されていてもよい。
【0051】
○ 前記実施形態では、凹部23dを透明基板本体23の基板面23bに形成したが、例えば図5に示すように、凹部23dを基板面23aに形成してもよい。この場合、この凹部23dによって構成される光散乱部32は、透明基板本体23と、凹部23dの図面上方における空気との屈折率の違いにより光を散乱反射させる。なお、凹部23dは、透明基板本体23において両基板面23a,23bに形成されていてもよい。
【0052】
○ 前記実施形態では、凹部23dが溝状とされたが、ドット状でもよい。
○ 光散乱部は、透明基板本体23の基板面に形成した凸部によって構成されていてもよい。
【0053】
○ 光散乱部は、透明基板本体23の基板面の面粗度を粗くすることで形成された凹凸部によって構成されていてもよい。
○ 反射膜31は、端面23c上において、必ずしも透明基板本体23の全周に亘るように設けられる必要はない。透明基板本体23の全周のうちの少なくとも一部に形成されていればよい。なお、光散乱部が設けられていれば、反射膜31は設けられていなくてもよい。
【0054】
図8において、光散乱部32は設けられているが反射膜31が設けられていない状態の液晶表示装置11を示す。この場合、例えば、基板面23aに対する入射角が臨界角以上であるために基板面23aによって反射された有機EL素子24の光のうち、光散乱部32によって基板面23aに対する入射角が臨界角未満になるように散乱反射された光は、基板面23aを通過して液晶パネル12に向かって出射される。つまり、光散乱部32が設けられていない場合には基板面23aに対する入射角が臨界角以上となる光が、光散乱部32が設けられることによって前記入射角が臨界角未満となるように散乱反射され得るようになる。したがって、光散乱部32が設けられていれば、反射膜31が設けられていなくても、光散乱部32と反射膜31とが両方とも設けられていない形態に比較して、基板面23aからの光出射量を多くすることができる。なお、図8においては、図示の都合上、断面を示すためのハッチングが一部省略されている。
【0055】
○ 透明基板本体23の端面23cにおいて反射膜31が形成されていれば、光散乱部は設けられていなくてもよい。
図9において、反射膜31は設けられているが光散乱部が設けられていない状態の液晶表示装置11を示す。この場合、反射膜31によって全反射された有機EL素子24の光のうち、基板面23aに対する入射角が臨界角未満となる光は、基板面23aを通過して液晶パネル12に向かって出射される。つまり、反射膜31が設けられていない場合には透明基板本体23の端面23cから透明基板本体23外に漏れ出す光が、反射膜31が設けられることによってこの反射膜31に全反射され、基板面23aを通過して液晶パネル12に向かって出射され得るようになる。したがって、反射膜31が設けられていれば、光散乱部が設けられていなくても、反射膜31と光散乱部とが両方とも設けられていない形態に比較して、基板面23aからの光出射量を多くすることができる。なお、図9においては、図示の都合上、断面を示すためのハッチングが一部省略されている。
【0056】
○ 例えば図7に示すように、透明基板本体23の端面23cを、基板面23a,23bとの挟角が直角以外の角度となるように傾斜させてもよい。この場合、基板面23aへの入射角が臨界角以上であるために基板面23aで反射された有機EL素子24の光のうち、端面23cに至った光は、端面23cによって反射される。この反射された光の少なくとも一部は、端面23cが前述のように傾斜されていることによって、基板面23aへの入射角が臨界角未満になる。そして、この入射角が臨界角未満になった光は、基板面23aを通過して液晶パネル12に向かって出射される。したがって、端面23cと基板面23a,23bとの挟角が直角である場合と比較して、基板面23aからの光出射量を多くすることができる。なお、図7においては、図示の都合上、断面を示すためのハッチングが一部省略されている。
【0057】
○ 例えば図6に示すように、透明基板本体23の端面23cを、断面形状(透明基板本体23の基板面23a,23bに平行な方向から見たときの断面形状)が波状となるように形成してもよい。この波状の端面23cは、光散乱部として機能する。
【0058】
例えば、端面が基板面に対して垂直な平面状に形成されるとともに、前記端面において反射膜が形成されていない従来のEL素子用透明基板においては、有機EL素子24の光のうち前記端面への入射角が臨界角未満の光が前記端面を介して外部に漏れる。しかし端面23cを波状に形成して光散乱部として機能させることにより、従来はEL素子用透明基板の外部に漏れていた光の少なくとも一部に対して、端面23cへの入射角を臨界角以上とすることが可能になる。そしてこれにより端面23cにおいて透明基板本体23の内部側に反射された光のうち、基板面23aへの入射角が臨界角未満の光は、基板面23aからEL素子用透明基板22の外部に出射される。したがって、基板面23aからの光出射量を多くすることができる。
【0059】
なおこの場合、基板面23a,23bにおいて光散乱部32は必ずしも設けられている必要はなく、端面23cにおいて反射膜31が設けられていなくてもよい。
【0060】
○ 有機EL層25は、正孔注入層、発光層及び電子注入層の3層からなるものに限らず、正孔輸送層及び電子輸送層の少なくとも一方を含む構成とされてもよい。また、正孔注入層、正孔輸送層、電子輸送層及び電子注入層の少なくとも一つと発光層とからなるものであってもよく、発光層のみからなるものであってもよい。
【0061】
○ 光反射性を有する電極の材質は、アルミニウムに限らず、クロムや他の金属としてもよい。また、電極自身が光反射性を有さなくても、光透過性の電極を使用するとともに、電極を透過した光を反射させる反射層を設けてもよい。
【0062】
○ 前記実施形態では、有機EL層25を備えた有機EL素子24を用いたが、これに代えて、無機EL材料を含む無機EL層を備えた無機EL素子を用いてバックライト13を構成してもよい。
【0063】
〇 液晶パネル12はカラーフィルタ19を備えない、白黒表示パネルであってもよい。
○ 前記実施形態では、液晶パネル12をパッシブ・マトリックス方式のものとしたが、これに限定されない。例えば、アクティブ・マトリックス方式のものとしてもよい。
【0064】
○ 前記実施形態では、EL装置を、液晶パネル12用のバックライト13として利用したが、これに限定されない。バックライト以外の照明装置として利用してもよい。
【0065】
○ 前記実施形態では、第1及び第2電極26,27は、有機EL層25に対してそれぞれ一つのみ設けられたが、第1及び第2電極の少なくとも一方が有機EL層に対して複数設けられていてもよい。この場合、EL装置を、画像表示可能なディスプレイとして利用してもよい。
【0066】
次に、前記実施形態から把握できる技術的思想について以下に記載する。
(1) 透明基板上にEL素子を備えたEL装置であって、
前記EL素子は、EL材料を含むEL層と、該EL層に対して前記透明基板側に配置された光透過性を有する第1電極と、前記EL層に対して前記基板と反対側に配置された光反射性を有する第2電極とを備え、前記第1電極側は前記EL素子の光出射方向とされ、
前記透明基板として、請求項2又は3に記載のEL素子用透明基板が設けられるとともに、前記透明基板の基板面には凹部及び凸部の少なくとも一方が形成され、前記形成された凹部及び凸部の少なくとも一方上に積層された前記第2電極は、光散乱部を構成することを特徴とするEL装置。
【0067】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1〜4に記載の発明によれば、EL素子用透明基板において、EL素子の配置側と反対側の基板面からの光出射量を多くすることができる。請求項5〜7に記載の発明によれば、EL装置において、EL素子の配置側と反対側の基板面からの光出射量を多くすることができ、ひいては、同じ電力使用量に対する輝度を高めることが可能になる。また、請求項8に記載の発明によれば、液晶表示装置において、消費電力を抑えつつコントラストを高めることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態における液晶表示装置の模式断面図。
【図2】同じくEL素子用透明基板の模式底面図。
【図3】同じく液晶表示装置の要部を示す模式断面図。
【図4】別例の液晶表示装置の模式断面図。
【図5】別例のバックライトの模式断面図。
【図6】別例のバックライトの模式断面図。
【図7】別例の液晶表示装置の要部を示す模式断面図。
【図8】別例の液晶表示装置の要部を示す模式断面図。
【図9】別例の液晶表示装置の要部を示す模式断面図。
【符号の説明】
11…液晶表示装置、12…液晶パネル、13…EL装置としてのバックライト、22…EL素子用透明基板、23…透明基板本体、23a,23b…基板面、23c…端面、23d…凹部、24…有機EL素子(EL素子)、25…有機EL層(EL層)、26…第1電極、27…第2電極、31…反射手段としての反射膜、32…光散乱部。

Claims (8)

  1. 透明基板本体上にEL素子が設けられるEL素子用透明基板であって、
    前記EL素子の光を全反射させるための反射手段を、前記透明基板本体の端面に設けたことを特徴とするEL素子用透明基板。
  2. 透明基板本体上にEL素子が設けられるEL素子用透明基板であって、
    前記EL素子の光を散乱反射させるための光散乱部を、前記透明基板本体の基板面及び端面の少なくとも一方に設けたことを特徴とするEL素子用透明基板。
  3. 透明基板本体上にEL素子が設けられるEL素子用透明基板であって、
    前記EL素子の光を全反射させるための反射手段を、前記透明基板本体の端面に設けるとともに、前記EL素子の光を散乱反射させるための光散乱部を、前記透明基板本体の基板面に設けたことを特徴とするEL素子用透明基板。
  4. 前記光散乱部は、前記基板面に形成された凹部によって構成されている請求項2又は3に記載のEL素子用透明基板。
  5. 透明基板上にEL素子を備えたEL装置であって、
    前記EL素子は、EL材料を含むEL層と、該EL層に対して前記透明基板側に配置された光透過性を有する第1電極と、前記EL層に対して前記基板と反対側に配置された第2電極とを備え、前記第1電極側は前記EL素子の光出射方向とされ、
    前記透明基板として、請求項1〜4のいずれかに記載のEL素子用透明基板が設けられているEL装置。
  6. 前記第1及び第2電極間に電圧が印加されることで前記EL層が全域に亘って発光するように構成されている請求項5に記載のEL装置。
  7. 前記EL材料は、有機EL材料である請求項5又は6に記載のEL装置。
  8. 透明基板上にEL素子を備えたEL装置と、透過型の液晶パネルとからなる液晶表示装置であって、
    前記EL装置として、請求項5〜7のいずれかに記載のEL装置が設けられるとともに、前記液晶パネルは、前記EL装置に対して、前記EL素子の光出射方向側に配置されていることを特徴とする液晶表示装置。
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