JP2004117378A - 現像ローラおよび現像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】感光体ドラム27に接触もしくは近接してトナー26を供給することによって、静電潜像を可視化する現像装置の現像ローラ24において、導電性の弾性層24bの表面層24cに、主鎖もしくは末端にカルボキシル基を有するポリウレタン樹脂と、トリアジン系樹脂または1種以上のトリアジン系樹脂誘導体からなる縮合架橋物とを含有させた。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ等の電子写真装置や静電気録装置等において、静電潜像を現像剤で可視化するための現像ローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は非磁性一成分トナーを用いる従来の現像装置を示す概略図である。図において、現像装置Aはケース1内に収容された現像剤2、この現像剤2を攪拌する現像剤攪拌部材3、トナーを感光体へ転移させる現像ローラ4,現像剤2を現像ローラ4へ補給する補給ローラ5、現像ローラ4へ補給された現像剤2を現像ローラ4上で適正なトナー厚さに整えるトナー層形成部材6を含んでいる。図5には、さらに、現像ローラ4に接する感光体ドラム7およびバイアス電源8を示している。
現像ローラの寿命に関して、近年、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の電子写真装置、とくに小型機分野においては、 メンテナンスの簡素化が進んでおり、図5に示したような非磁性一成分トナーを用いた現像方式が実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一般には、ゴムまたは、エラストマの弾性材料で構成される現像ローラを用いた感光体ドラムあるいは感光体ベルトへの接触現像方式、またそれに用いられる現像ローラが種々提案されている。静電潜像が形成された感光体ドラムあるいは感光体ベルトに、弾性を有する現像ローラを当接させて、現像ローラ表面に薄層化されたトナーを現像電界に応じて移動させ、可視像化する。
この方法はトナーに磁性材料を使うことなく、カラー化が容易であるという利点を有している。しかしながら、図5に示すような現像装置においては、現像ローラ4へ当接するトナー層形成部材6および補給ローラ5との間の、特に当接部において現像剤2へストレスが生じることになる。
それによって、現像ローラ4表面、あるいはトナー層形成部材6表面へ現像剤2が固着する不具合が発生したり、現像ローラ4の削れ、キズが発生してしまう。そのため数k〜十数kプリントして交換できるカートリッジ形態をとらざるを得ない。
近年は、環境問題からカートリッジのリサイクルを行わなければならないという問題が発生していきていることと、価格低下のために、現像装置を据え置きにして、プリント1枚当たりのランニングコストを下げる手段が提案されている。そのためには、現像装置を二成分現像装置のように機械寿命(例えば1200kプリント)と同等にする必要があるため、現像ローラ4の耐摩耗性および摩耗時の特性変化を小さくすることが非常に重要である。
システムの寿命に関して、システムの高寿命化のために、とくに感光体ドラムまたはベルトの高寿命化対策として、低帯電電位にして、帯電時のハザード(静電疲労、放電物質の発生)を低減しようとすることが検討されており、低現像ポテンシャル(電位;潜像部と現像ローラ4のバイアス差)で現像できるシステムが必要になってきている。
【0004】
高画質に関して、高画質化という観点からは、デジタルにおける画像の階調表現方法を面積階調にするため、多値から2値にするということがあり、現像γをできるだけ立たせ、かつ飽和の現像ポテンシャルを小さくする必要性が生じてきた。
現像γを立たせるために、現像ローラ4の抵抗を低抵抗にするということは公知の事実であるが、いくつかの課題がある。低抵抗にすると、バイアス電圧として、例えば、−250Vのような高電圧を印加するため、感光体ドラム(静電潜像担持体)へのリークが発生する場合がある。
したがって、通常、弾性層の抵抗≦表面層の抵抗という構成をとり、リークを防止している。よって、低抵抗にするためには、現像ローラ4の弾性層にカーボンブラック等の導電性付与剤を添加する必要があるが、導電性付与剤を高充填しなければならず、硬度アップを招くとともに、加工性が損なわれるため、ローラ形状にすることが難しい。
【0005】
環境対応に関して、近年、周囲の環境状況において、とくに塗装に関してはVOC(Volatile Organic Compounds:揮発性有機化合物)の低減が求められており、溶剤系の塗料から、水系の塗料へと移行しつつある。製造工程においても、脱溶剤は必須となってきている。表面層材料としては、弾性層の硬度が低い点を補うため、柔軟性があり、かつ機械寿命の高耐久性(耐摩耗性)が必要となる。電子写真装置の省エネルギ化として、定着工程における省エネルギを図るために、トナーの低融点化がある。また、定着時のオイルレスのため、トナー内部に低融点のワックスを含有する方式が採用されてきた。
そのため、従来の現像装置のように、現像ローラの当接部で強いストレスをトナーに与えると、局所的に高温となり、現像ローラ、トナー層形成部材等へのトナーの固着が発生するため、トナーへのストレスを低減する現像装置が必要となる。
そこで、本発明の目的は、高寿命で、システムとしての高寿命を達成するために低抵抗化でき、高画質化可能で、環境状況にも対応できる現像ローラを提供することにある。
本発明の他の目的は、弾性層の抵抗≧表面層の抵抗とすることにより、現像ローラ全体としての抵抗を低抵抗にすることが可能であり、またそれに伴って現像バイアスを低く設定して、リークを発生しない現像装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明では、感光体ドラムに接触もしくは近接してトナーを供給することによって、静電潜像を可視化する現像装置の現像ローラにおいて、導電性の弾性層の表面層に、主鎖もしくは末端にカルボキシル基を有するポリウレタン樹脂と、トリアジン系樹脂あるいは、1種以上のトリアジン系樹脂誘導体からなる縮合架橋物とを含有する現像ローラを最も主要な特徴とする。
請求項2記載の発明では、1Vの印加電圧で前記現像ローラの周方向に測定したときの前記弾性層単独の体積抵抗が1.0×109Ω・cm以下であり、前記表面層単独の体積抵抗が前記弾性層の体積抵抗よりも低い請求項1に記載の現像ローラを主要な特徴とする。
請求項3記載の発明では、前記表面層の塗膜の体積抵抗が1.0×103Ω・cm以下、表面抵抗が、1.0×106Ω/□以下である請求項1または2記載の現像ローラを主要な特徴とする。
請求項4記載の発明では、前記ポリウレタン樹脂に25%以上のカーボンブラックを添加した請求項1または2記載の現像ローラを主要な特徴とする。
請求項5記載の発明では、前記ポリウレタン樹脂が、水に乳化分散されているポリウレタン樹脂組成物である請求項1記載の現像ローラを主要な特徴とする。
請求項6記載の発明では、前記弾性層の表面粗さより前記表面層形成後の表面粗さが小さい請求項1または2記載の現像ローラを主要な特徴とする。
請求項7記載の発明では、前記表面層の膜厚が前記弾性層の表面粗さRz以上、30μm以下である請求項1または2記載の現像ローラを主要な特徴とする。
請求項8記載の発明では、導電性の弾性層の表面層に、主鎖もしくは末端にカルボキシル基を有するポリウレタン樹脂と、トリアジン系樹脂または1種以上のトリアジン系樹脂誘導体からなる縮合架橋物とを含有する現像ローラを備え、感光体ドラム上の画像部の表面電位と現像バイアスとの差が150V以下で、前記感光体ドラム上のトナー付着量が飽和する現像装置を最も主要な特徴とする。
請求項9記載の発明では、トナー供給部に磁気ブラシを用い、適正な帯電量のトナーのみを選択的に前記感光体ドラム上に担持し、その静電潜像の現像を行う請求項8記載の現像装置を主要な特徴とする。
請求項10記載の発明では、前記静電潜像を可視化するトナーは内部に低軟化点物質を含有する請求項9記載の現像装置を主要な特徴とする。
請求項11記載の発明では、1200k枚プリント後の前記表面層の摩耗量が、25μm以下である現像装置に用いる請求項1または2記載の現像ローラを主要な特徴とする。
請求項12記載の発明では、1200k枚プリント後の、1Vの印加電圧でローラ周方向に測定したときの前記表面層を含んだ体積抵抗が、1.0×107Ω・cm以下である現像装置に用いる請求項1または2記載の現像ローラを主要な特徴とする。
請求項13記載の発明では、1200k枚プリント後において、1Vの印加電圧でローラ表面方向に測定したときの前記表面層の実抵抗が、1.0×108Ω以下である現像装置に用いる請求項1または2記載の現像ローラを主要な特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明による現像装置の実施の形態を示す概略図である。現像ローラ24、補給ローラ25、攪拌部材23は、ケース21の側板に軸支されている。攪拌部材23の攪拌により現像剤22が帯電する。
現像剤22は、スリーブ内部に設けられたマグネットローラ25a(マグネットの磁極配置は現像装置の構成等によって決まるものであり、必ずしも図1のような磁極構成ではない)により補給ローラ25の上をキャリアに静電的に付着して搬送され、規制部材25bにより、適正量に規制される。
補給ローラ25上のキャリアに付着しているトナー26はバイアス電源28、29による電界により、現像ローラ24の表面へ移動する。その後、現像ローラ24により搬送されたトナー26は感光体ドラム27に接触し、感光体ドラム電位と現像バイアスによる現像電界に応じて静電潜像が可視像化される。
トナー26の帯電付与は、キャリアとの混合によって行われるため、トナー26を十分に均一に帯電することができる。その後、電界により望ましい(適正な)帯電のトナー26のみを(フィルタ効果により)現像ローラ24上へ移動させで潜像を現像するため、ドット再現性が良く、地汚れの少ない画像を得ることができる。
本現像装置においては、現像ローラ24のハザードとしては、現像剤22が補給ローラ25上に形成している磁気ブラシによる接触、感光体ドラム27とのニップ部の当接のみであり、従来の現像装置に比べるとトナーへ与えるストレスは非常に少ない。
【0008】
用いるトナー26はポリエステル、ポリオ−ル等の樹脂に帯電制御剤(CCA)、色剤、低軟化点物質(ワックス)を分散混合し、その周りにシリカ、酸化チタン等の物質を外添して、その流動性を高めたものである。トナー26は、従来の粉砕法あるいは、乳化、懸濁重合法等の重合法により製造されるものである。低軟化点物質としては、パラフィンワックス、ポリオレフィンワックス、フィッシャートロピッシュワックス、アミドワックス、高級脂肪酸、エステルワックスおよびこれらの誘導体またはこれらのグラフト/ブロック化合物等が挙げられる。また、このような低軟化点物質は、トナー26中へ5〜30質量%程度添加することが好ましい。
外添剤としては、例えば、酸化アルミニウム、酸化チタン、チタン酸ストロンチウム、酸化セルウム、酸化マグネシウム、酸化クロム、酸化スズ、酸化亜鉛等の金属酸化物、窒化ケイ素等の窒化物、炭化ケイ素等の炭化物、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、炭酸カルシウム等の金属塩、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等の脂肪酸金属塩、カーボンブラック、シリカ等を挙げることができる。
外添剤の粒径は通常0.1〜1.5μmの範囲であり、添加量としては、トナー粒子100重量部に対し、0.01〜10重量部が用いられ、好ましくは0.05〜5重量部が用いられる。これらの外添剤は単独で用いてもあるいは、複数を併用しても構わない。また、これらの外添剤は、疎水化処理されたものを用いるのがより好ましい。
色剤はカ−ボンブラック、フタロシアニンブル−、キナクリドン、カ−ミン等を挙げることができる。本実施の形態においては、トナー26のベース樹脂はポリオールであり、帯電極性は負帯電である。
トナー26の体積平均粒径の範囲は3〜12μmが好適であるが、本実施の形態では約6.5マイクロmであり、1200dpi以上の高解像度の画像にも十分対応することが可能である。
本現像装置で用いるトナー22は内部にワックスを含有しているため、定着装置において、ワックスが溶融してトナーの定着ローラからの離型を補助している。現状の定着装置のように、トナー26の離型のためのシリコーンオイルを定着ローラへ塗布する機構が不要になるため、定着装置の簡略化及び、紙へのオイルの付着等を防止することができる。
【0009】
図2は現像装置の本発明の実施の形態で使用した現像ローラの構成を示す概略図である。図2に示すように、現像ローラ24は金属の芯軸(芯金)24a上に弾性層(ゴム層)24bを形成し、トナー帯電性、耐摩耗性、トナー固着性等を考慮して、表面層24cが設けられている。
現像ローラ24の弾性層24bは、例えば、ポリウレタン、EPDM、天然ゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム、NBR、エピクロルヒドリンゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、シリコーンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、エチレン−プロピレンゴム、クロロプレンゴム、アクリルゴムおよび、これらの混合物が挙げられる。
さらにまた、架橋してゴム状物質とするために、架橋剤、加硫剤を添加することができる。この場合、有機過酸化物架橋および、硫黄架橋のいずれの場合でも、加硫助剤、加硫促進剤、加硫遅延剤等を用いることもできる。
さらにまた、上記以外にもゴム配合剤として一般に用いられている発泡剤、可塑剤、軟化剤、粘着付与剤、粘着防止剤、分離剤、離型剤、増量剤、着色剤等をそれらの特性を損なわない範囲で添加することができる。
【0010】
次に、このような現像ローラ24は電気特性、とくに、電気抵抗が重要であり、抵抗を調整するために、種々の導電性付与材を添加する。導電性材料としては、粉体として、ケッチェンブラックEC、アセチレンブラック等の導電性カーボン、SAF、ISAF、HAF、FEF、GPF、SRF、FT、MT等のゴム用カーボンが挙げられる。
酸化処理等を施したカラー用カーボン、熱分解カーボン、インジウムドープ酸化スズ(ITO)、酸化スズ、酸化チタン、酸化亜鉛、銅、銀、ゲルマニウム等の金属および、金属酸化物、ポリアニリン、ポリピロール、ポリアセチレン等の導電性ポリマー等が挙げられる。
また、導電性付与材として、イオン導電性物質もあり、過塩素酸ナトリウム、過塩素酸リチウム、過塩素酸カルシウム、塩化リチウム等の無機イオン性導電物質、さらに、変性脂肪酸ジメチルアンモニウムエトサルファート、ステアリン酸アンモニウムアセテート、ラウリルアンモニウムアセテート、オクタデシルトリメチルアンモニウム過塩素酸塩等の有機イオン性導電性物質がある。
主鎖もしくは末端にカルボキシル基を有するポリウレタン樹脂をトリアジン系樹脂で架橋反応することにより、3次元網目構造が形成され、その結果、耐トナー性、耐摩耗性、耐加水分解性、耐溶剤性、塗膜の機械物性等を高めることができる。
また、トナー供給部に磁気ブラシを用いる現像装置で使用する場合は、硬い磁性体で形成されたキャリア粒子からなる磁気ブラシにより現像ローラ24が摺擦されるために、ポリウレタンのように柔軟性がありかつ、耐摩耗性が高い材料を用いることが重要である。
ポリウレタン樹脂を、トリアジン系樹脂あるいは、トリアジン系樹脂誘導体で架橋させることにより、耐摩耗性等の機械的物性が向上する。トリアジン系樹脂は、分子構造中に窒素基を含有しているために、負帯電性のトナーに負の帯電を与えるため、添加量を増やしていくとトナー帯電性を高める効果がある。
反応点以上に添加した場合においても、トリアジン系樹脂同士の自己縮合が起こるために、単量体で塗膜中に残存することはなく、経時でブリードすることもない。
【0011】
体積抵抗が高抵抗の弾性層上に低い抵抗の表面層を形成しても、150V以下の飽和現像を達成するためのローラ抵抗以下にすることができない。硬度を損なわない範囲で弾性層の抵抗は最低、1.0×109Ω・cm以下である必要がある。
1.0×109Ω・cm以上の弾性層に、10^3Ω・cm以下、表面抵抗が10^6Ω/□以下の表面層を形成することにより、150V以下の飽和現像を達成することができる。
表面層を形成する塗料で樹脂の25%以上のカーボンブラックを添加しないと、150V以下の飽和現像を達成するための抵抗値である、10^3Ω・cm以下、表面抵抗が10^6Ω/□以下を達成することができない。
表面層に水系塗料を用いることにより、VOCを低減することができるために、塗装工程の作業環境が良くなる。溶液が水であるため、塗料がレベリングし易く、ローラ表面を平滑にすることができる。
弾性層は研削等の外径加工が行われるために、表面粗さを小さくすることができない。高画質にするためには、ローラ表面粗さを小さくする必要があるが、コーティング時の塗料のレベリングにより、弾性層の粗さより表面層形成後の粗さを小さくする。
コーティングの塗料によりレベリングさせて弾性層の粗さより小さくするためには、弾性層の凹凸を埋める必要があり、最低Rz以上の膜厚が必要となる。ただし、膜厚が30μm以上になると、コーティング膜の硬化時の収縮が大きくなるために、しわ、割れ等が発生する。
抵抗と、現像γには或る程度の関係があり、抵抗が低くなれば、γの傾きが急峻になり、抵抗が高くなれば、傾きが緩やかになるということは、一般的である。150Vという現像ポテンシャルは、従来のシステムよりはるかに低電位である。低抵抗化したことにより、現像バイアスも低くできる。
すなわち、感光体の帯電電位を低くすることができ(例えば300V)、その場合、画像部の電位は数十ボルトにでき、そのため、現像バイアスとしては、地肌ポテンシャルを100Vとして考えた場合、200V以下となる。その場合、画像部の電位が50Vであれば現像ポテンシャルとしては150Vとなり、2値現像を達成するためには、150V以下で飽和する必要がある。
150Vという現像ポテンシャルの妥当性は、現状ではあまりないが、目標としては100V現像であり、その目標値+αとして(従来を考慮しても低電位)150Vと設定した。
【0012】
トナー帯電を磁気ブラシで行い、補給ローラと現像ローラの電位差でトナー26を現像ローラ24へ供給することにより、帯電不足、過剰帯電、逆帯電トナーを供給することはない。したがって、ドット再現性が良くかつ、地汚れの少ない画像を得ることができる。
また、現像ローラ24への当接部材が削減され、現像ローラ24および現像剤22へのストレスが低減できるため、現像ローラ24の傷の発生防止、現像ローラ24および、トナー層形成部材25bへのトナー固着を防止することができる。
内部に低軟化点物質を含有するトナーは各部材の当接部における局所的なストレスで発熱し溶融してしまう。上述した現像装置を用いることにより、トナーへのストレスを与える部分が低減されるため、発熱による現像ローラ24表面へのトナー26の固着を防止することができる。また、磁気ブラシの接触により現像ローラ24表面がクリーニングされるため、経時でのトナー26の固着を防止することができる。
低電位の現像ポテンシャルで感光体ドラム上のトナー付着量を飽和させる場合には、低抵抗が必要であり、体積抵抗としては、1.0×107Ω・cm以下である必要がある。
低電位の現像ポテンシャルで感光体ドラム上のトナー付着量を飽和させる場合には、低抵抗が必要であり、表面抵抗としては、実抵抗で1.0×108Ω以下である必要がある。
【0013】
図3は現像ローラ抵抗の測定を示す概略図である。ここでは弾性層24bの抵抗測定方法を示している。現像ローラ24を金属基板(電極)34上に配置し、現像ローラ24の芯金(芯軸)24aの端部と金属基板(電極)34との間に測定器35が接続されている。芯金24aの両端には500gの荷重が負荷されている。
この測定において、測定器35はアドバンテスト社製の抵抗計r8340Aを使用し、抵抗測定条件は、印加電圧1V、印加時間30秒であった。
本発明においては、弾性層24bの抵抗値は103〜109Ω・cmとすることが望ましい。抵抗値が103Ω・cm未満は、材料の加工性を著しく損ねると共に、硬度アップを招く。一方、109Ω・cmを越えると、表面層24cをコーティングした現像ローラ24全体としての抵抗を目的の抵抗にすることが難しくなる。
この弾性層24bの硬度はとくに制限されるものではないが、現像ローラ24が感光体ドラム27と接触する場合には、JIS−Aスケールで60゜以下であり、望ましくは、25゜〜50゜である。硬度が高すぎる場合、感光体ドラム27では、ニップ幅が小さくなるために、良好な現像が行えなくなる可能性がある。逆に硬度が低くなりすぎると、圧縮永久歪みが大きくなり、現像ローラ24に変形や偏芯が生じた場合、濃度ムラが発生する。また、低硬度側は材料の固有の物性に大きく左右されるため、使用できる材料が限定される。弾性層24bの硬度を低硬度にする場合でも、圧縮永久歪みは小さくすることが望ましく、具体的には20%以下とすることが望ましい。
【0014】
現像ローラ24の表面層24cに求められる機能としては、トナー帯電性、トナー非固着性、耐摩耗性が挙げられ、これらを満足する材料としてはウレタン系樹脂が良く知られている。しかしながら、ウレタン系樹脂はポリオール系トナーに対する相溶性が良いため、トナー固着し易く、材料選定を慎重に行わなければならない。
本発明者らは数種のウレタン系材料(水系)を検討した結果、分子中にカルボキシル基を有する水系ウレタン樹脂をトリアジン系樹脂で架橋することにより、耐トナー性(固着性)が向上すると共に、トナー帯電性、耐摩耗性、機械的物性(延び等)が向上することを見出した。
硬化剤としては、トリアジン系樹脂の他にエポキシ樹脂、イソシアネート等があるが、塗料のポットライフが短く加工性を損なう。トリアジン系樹脂は、熱硬化型であり、加熱されなければ、硬化反応が起こらないために、塗料のポットライフも長いという利点がある。
トリアジン系樹脂の添加量としては、ポリウレタン樹脂100に対して、3〜80%の範囲で添加することができる。トリアジン系樹脂は、分子構造中に窒素基を多く含有しているため、その添加量を増やすことによりトナー帯電性を高めることができる。
しかしながら、添加量を増やしていくと、トリアジン系樹脂同士の自己縮合物質が多く形成されるために、塗膜が硬くなるので、塗膜の物性を損なわない範囲で添加する必要がある。添加量が3%以下では、塗膜の物性を十分向上させることができない。反応点以上に添加した場合においても、自己縮合を行うために、単量体で存在することはなく、そのため塗膜内部よりブリードすることはない。
【0015】
このような、水系ウレタン材料は水中で乳化重合された分子量十数万の樹脂であり、分子中にカルボン酸をグラフトし、アルカリ(アミン)で中和して水中に分散しているものである。このような塗料を本発明で用いる現像ローラ24の表面層24cとして使用するためには、塗料の導電化が必要であり、カーボンブラック等の導電剤を用いて導電化を行う。
抵抗値としては、弾性層24bの抵抗より表面層24cの抵抗を低くして、現像ローラ24全体の抵抗を低くするために、塗料を低抵抗にする必要があり、塗膜の抵抗(絶縁性基板上)として、体積抵抗が10^3Ω・cm以下、表面抵抗が10^6Ω/□以下にすることにより、150V以下の現像ポテンシャルで飽和現像を達成できる現像ローラ抵抗である、10^7Ω・cm以下(1V印加)を達成できることが判った。
本発明においては、一般的な導電性カーボンを用いており、前述の抵抗を満足するために、カーボンブラックの添加量としては、樹脂100に対して、25%以上添加することが必要であることが判った。
本発明においては、水系のウレタン樹脂塗料を用いて樹脂とトリアジン系樹脂との間で架橋構造を採ることにより、塗膜の機械物性を向上させることができることを見出し、かつ、製造工程において環境に優しい現像ローラを提供できるようになった。
水系塗料へのカーボンブラックの分散に際しては、分散剤あるいは、消泡剤等の各種添加剤をトナー、感光体ドラムへの非汚染性の点から適宜、添加することができる。本発明で使用した導電性水系ウレタン塗料においては、添加剤は添加していない。
【0016】
表面層24cの膜厚としては、30μm以下が望ましい。水系樹脂の場合、樹脂皮膜形成時に樹脂粒子の凝集により収縮すたるために、30μmを越えると、しわが発生しやすく、表面のうねりが大きくなる。
表面層24cは、例えばディップ法、スプレーコート、ロールコートなどの種々公知のコーティング方法により、弾性層24b上に形成する。
最近の高画質化に対応するためには、現像ローラ24の表面粗さはできるだけ小さいことが望ましいが、弾性層24bの硬度の低硬度化(JIS−A40度以下)に伴い、弾性層24bの表面粗さを小さくすることが難しくなっている。
したがって、表面層24cの形成において、現像ローラ24表面を平滑にする必要が生じてきた。そのためには、弾性層24bの表面粗さ以上の膜厚にして、弾性層24bの凹凸を埋めるような塗装方法を行う。
接着剤を塗布したφ8mmのSUS芯軸の周囲に、カーボンブラックを分散したポリオールとイソシアネートを用いて1ショット法にてウレタンエラストマーの弾性層を形成した。その後、外径研削により、φ16mmに調整することで4mm厚の弾性層24bを得た。
弾性層24bの体積抵抗:6.1×106Ω・cm(測定方法は図3参照)、
硬度:JIS−A 32度
上記弾性層24b上に下記、表1の材料の表面層24cを形成して現像ローラ24の試作を行い、現像特性評価を行った。表面層24cはスプレーコート法にて行い、塗布後、オーブンにて加熱硬化させて塗膜の形成を行った。評価に用いた現像ローラ24の表面層24cの膜厚は約15μmとした。なお、比較例5および6は上記弾性層24b上に表面層24cとの接着層を設けた。
【表1】
1200kというプリント枚数の意味としては、機械寿命に相当するということであり、従来のカートリッジ毎交換ではなく、現像装置を構成する部品は交換しないということである。供給部分に相当する二成分部は1200k程度の耐久性を有している。
塗膜抵抗の測定は、絶縁性の基盤(PETフィルム)上に塗布した塗膜の抵抗を4探針法(K7194)で行った。
現像特性は、図1のような現像装置に現像ローラ24を組み込み、感光体ドラム27をアース(0V)して、現像ローラ24へ印加する現像バイアスを−200Vから0V側へ変化させていった時の感光体ドラム27上のトナー付着量を測定して現像γを評価した。
図4は感光体ドラムのトナー付着量を示す図である。現像γのどの現像ローラも図のようになり、現像ポテンシャルを大きくしても感光体ドラム上のトナー付着量が変化しないポテンシャルを飽和現像ポテンシャルと呼び、図では100Vとなる。この飽和の電位が抵抗によって変化する。ここで現像ポテンシャル=感光体ドラム潜像電位−現像バイアスの関係がある。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1によれば、主鎖もしくは末端にカルボキシル基を有するポリウレタン樹脂をトリアジン系樹脂で架橋反応することにより、3次元網目構造が形成され、その結果、耐トナー性、耐摩耗性、耐加水分解性、耐溶剤性、塗膜の機械物性等を高めることができる。
また、ポリウレタン樹脂を、トリアジン系樹脂あるいはトリアジン系樹脂誘導体で架橋させることにより、耐摩耗性等の機械的物性が向上する。トリアジン系樹脂は、分子構造中に窒素基を含有しているために、負帯電性のトナーに負の帯電を与えるため、添加量を増やしていくとトナー帯電性を高める効果がある。また、反応点以上に添加した場合においても、トリアジン系樹脂同士の自己縮合が起こるために、単量体で塗膜中に残存することはなく、経時でブリードすることもない。
請求項2によれば、体積抵抗が高抵抗の弾性層に低抵抗の表面層を形成しても、150V以下の飽和現像を達成するための現像ローラ抵抗以下にすることができない。硬度を損なわない範囲で弾性層の抵抗は最低、1.0×109Ω・cm以下である必要がある。
【0018】
請求項3によれば、1.0×109Ω・cm以上の弾性層に、体積抵抗が10^3Ω・cm以下、表面抵抗が10^6Ω/□以下の表面層を形成することにより、150V以下の飽和現像を達成することができる。
請求項4によれば、表面層を形成する塗料で樹脂の25%以上のカーボンブラックを添加することによって、150V以下の飽和現像を達成するための抵抗値である、10^3Ω・cm以下、表面抵抗が10^6Ω/□以下を達成することができる。
請求項5によれば、表面層に水系塗料を用いることにより、VOCを低減することができるために、塗装工程の作業環境が良くなる。溶液が水であるため、塗料がレベリングし易く、ローラ表面を平滑にすることができる。
請求項6によれば、弾性層は研削等の外径加工が行われるために、表面粗さを小さくすることができない。高画質にするためには、ローラ表面粗さを小さくする必要があるが、コーティング時の塗料のレベリングにより、弾性層の粗さより表面層形成後の粗さを小さくする。
請求項7によれば、表面粗さRz以上とすることにより、塗料のレベリングによる膜厚偏差が生じても弾性層が露出することがなくしたがって、最低Rz以上の膜厚が必要であり、また、トナーおよび現像剤と摺擦されても30μmの膜厚があれば、仮に1200kプリント後であっても弾性層が露出することはない(予測値として)。
請求項8によれば、低電位の現像ポテンシャルでトナー付着量を飽和させることができることにより、感光体ドラムの帯電電位を低くすることができるため、感光体ドラムの長寿命化が図れ、システムの長寿命化を図ることができる。
請求項9によれば、トナー帯電を磁気ブラシで行い、マグネットローラと現像ローラの電位差でトナーを現像ローラへ供給することにより、帯電不足、過剰帯電、逆帯電トナーを供給することはなく、したがって、ドット再現性が良くかつ、地汚れの少ない画像を得ることができる。また、現像ローラへの当接部材が低減されるため、現像ローラおよび、トナーへのストレスが低減できるため、現像ローラの傷の発生防止、現像ローラおよび、トナー層形成部材へのトナー固着を防止することができる。
請求項10によれば、トナー内部に低軟化点物質としてワックスを含有することにより、定着装置の従来のオイル塗布機構および、オイルを廃止することができるので、コスト低減することができ、装置全体のコストを低減することができ、そして、請求項9に記載したような高画質化が達成できる接触一成分現像装置において使用することができる。
請求項11によれば、現像ローラを装備する機械の寿命に相当する耐久性を確保することができる。
請求項12によれば、表面層が摩耗して体積抵抗が変化しても、1.0×107Ω・cm以下にすることにより、150V以下の飽和現像を維持(達成)することができる。
請求項13によれば、表面層が摩耗して表面抵抗が変化しても、1.0×108Ω以下にすることにより、150V以下の飽和現像を維持(達成)することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による現像装置の実施の形態を示す概略図である。
【図2】現像装置の本発明の実施の形態で使用した現像ローラの構成を示す概略図である。
【図3】現像ローラ抵抗の測定を示す概略図である。
【図4】感光体ドラムのトナー付着量を示す図である。
【図5】非磁性一成分トナーを用いる従来の現像装置を示す概略図である。
【符号の説明】
22 現像剤、23 攪拌部材、24 現像ローラ、25 補給ローラ、25a マグネットローラ、26 トナー、27 感光体ドラム、24a 現像ローラの芯軸、24b 現像ローラの弾性層、24c 現像ローラの表面層
Claims (13)
- 感光体ドラムに接触もしくは近接してトナーを供給することによって、静電潜像を可視化する現像装置の現像ローラにおいて、導電性の弾性層の表面層に、主鎖もしくは末端にカルボキシル基を有するポリウレタン樹脂と、トリアジン系樹脂または1種以上のトリアジン系樹脂誘導体からなる縮合架橋物とを含有することを特徴とする現像ローラ。
- 1Vの印加電圧で前記現像ローラの周方向に測定したときの前記弾性層単独の体積抵抗が1.0×109Ω・cm以下であり、前記表面層単独の体積抵抗が前記弾性層の体積抵抗よりも低いことを特徴とする請求項1に記載の現像ローラ。
- 前記表面層の塗膜の体積抵抗が1.0×103Ω・cm以下、表面抵抗が1.0×106Ω/□以下であることを特徴とする請求項1または2記載の現像ローラ。
- 前記ポリウレタン樹脂に25%以上のカーボンブラックを添加したことを特徴とする請求項1または2記載の現像ローラ。
- 前記ポリウレタン樹脂が、水に乳化分散されているポリウレタン樹脂組成物であることを特徴とする請求項1記載の現像ローラ。
- 前記弾性層の表面粗さより前記表面層形成後の表面粗さが小さいことを特徴とする請求項1または2記載の現像ローラ。
- 前記表面層の膜厚が前記弾性層の表面粗さRz以上、30μm以下であることを特徴とする請求項1または2記載の現像ローラ。
- 導電性の弾性層の表面層に、主鎖もしくは末端にカルボキシル基を有するポリウレタン樹脂と、トリアジン系樹脂または1種以上のトリアジン系樹脂誘導体からなる縮合架橋物とを含有する現像ローラを備え、感光体ドラム上の画像部の表面電位と現像バイアスとの差が150V以下で、前記感光体ドラム上のトナー付着量が飽和することを特徴とする現像装置。
- トナー供給部に磁気ブラシを用い、適正な帯電量のトナーのみを選択的に前記感光体ドラム上に担持し、その静電潜像の現像を行うことを特徴とする請求項8記載の現像装置。
- 前記静電潜像を可視化するトナーは内部に低軟化点物質を含有することを特徴とする請求項9記載の現像装置。
- 1200k枚プリント後の前記表面層の摩耗量が、25μm以下である現像装置に用いる請求項1または2記載の現像ローラ。
- 1200k枚プリント後の、1Vの印加電圧でローラ周方向に測定したときの前記表面層を含んだ体積抵抗が、1.0×107Ω・cm以下である現像装置に用いる請求項1または2記載の現像ローラ。
- 1200k枚プリント後において、1Vの印加電圧でローラ表面方向に測定したときの前記表面層の実抵抗が、1.0×108Ω以下である現像装置に用いる請求項1または2記載の現像ローラ。
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- 2002-09-20 JP JP2002276270A patent/JP2004117378A/ja active Pending
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