JP2004117250A - 物体検出方法および物体検出装置 - Google Patents

物体検出方法および物体検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構成で、閾値を越えるようなレベルの大きい背景ノイズが発生した場合にも誤検出の可能性を可及的に低くできる物体検出装置を提供する。
【解決手段】CPU6は、所定の検知エリアから放射される赤外線の変動量に応じた赤外線検出部5の検出出力が第1の閾値と第2の閾値との間に継続して含まれている時間に基づき所定の検知エリアに物体が存在するか否かを判定する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の技術分野】
本発明は、赤外線検出方式の物体検出方法および装置に関し、特には背景ノイズに起因する誤検出を少なくできる赤外線検出方式の物体検出方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
赤外線式受動型物体検出装置としては、図7に示すように、所定の検知エリアから放射される赤外線を光学系101により集光し、その変動量を焦電センサ等の赤外線検出素子102で電気信号に変換し、その電気信号を増幅器103で増幅した値が一定のレベル(閾値)に達したときに、レベル判定部104が物体ありと判断し、制御出力部105がレベル判定部104が物体ありと判断した際に不図示の種々の機器に動作制御出力を出力するものがある。
【0003】
このような赤外線式物体検出装置の一動作例を図8(a)(b)を参照して説明する。なお、図8(a)は図7の装置を室内に設置し、検知エリア内に人体が存在しない場合の焦電センサの出力信号を示した図で、図8(b)は図7の装置を室内に設置し、検知エリア内に人体が存在する場合の焦電センサの出力信号(検出信号含む)を示した図である。
【0004】
焦電センサを用いた場合は、ウインドウ中心電圧Vwmとウインドウ電圧(閾値)Vwh、VwLを設定し、焦電センサの出力を増幅した信号の電圧レベルが、ウインドウ中心電圧Vwmからウインドウ電圧Vwhまたはとウインドウ電圧VwLを越えた場合にレベル判定部104が物体ありと判定する。よって、図8(a)のような状態では物体なしと判定され、図8(b)のような状態では人体を検出した際に出力される検出信号Aにより物体ありと判定される。
【0005】
このような赤外線検出方式の物体検出装置は、例えば屋外などに設置する場合、太陽光の変化や地面の温度変化、周囲の風等に起因する赤外線検出素子の出力の変動(以下「背景ノイズ」と総称する。)により物体を誤検出してしまう可能性が高かった。この点について図9(a)(b)を参照して説明する。なお、図9(a)は、図7の装置を日中室外に設置し、検知エリア内に人体が存在しない場合の焦電センサの出力信号を示した図で、図9(b)は図7の装置を日中室外に設置し、検知エリア内に人体が侵入した場合の焦電センサの出力信号を示した図である。図9(a)から明らかなように、赤外線検出方式の物体検出装置を屋外に設置した場合、人体が存在していないにもかかわらず、日中の太陽光や温度上昇した地面、周囲の風等の影響から背景ノイズが発生し、焦電センサの出力信号は安定せず大きく変動してしまい、同図中のX1〜X6のところで人体が存在していないのにもかかわらず誤った物体存在判定を行ってしまう。また、図9(b)のように実際に人体の検出信号AがあってもX1〜X6が存在するため、その検出精度が悪化してしまう。
【0006】
この背景ノイズによる影響を少なくする赤外線検出方式の物体検出装置が、例えば特開平8−178750号公報(特許文献1)や特開平9−33662号公報(特許文献2)、特開2000−206267号公報(特許文献3)、特開2001−345187号公報(特許文献4)に記載されている。以下、これら従来技術を簡単に説明する。
【0007】
特開平8−178750号公報に記載の第1の従来技術は、赤外検出素子の他にサーミスタを設け、このサーミスタの出力に基づいて閾値を変更するものである。
【0008】
特開平9−33662号公報に記載の第2の従来技術は、所定時間毎に赤外線検出素子の出力をモニタしていき、その際に赤外線検出素子の出力が閾値を越えていなければ、閾値をそのときの赤外線検出素子の出力に所定値を加えた値に順次変更していくものである。
【0009】
特開2000−206267号公報に記載の第3の従来技術は、物体検出用の赤外線センサの他に環境光量受光部を設け、これらの出力を比較することにより、物体を検出するものである。
【0010】
特開2001−345187号公報に記載の第4の従来技術、特に実施形態3として記載された技術は、赤外線センサの出力が閾値を越えている期間だけ出力されるパルス信号のHレベルの期間が所定の時間を超えているか否かに基づき赤外線センサの出力が背景ノイズ成分か否かを判断するものである。
【0011】
【特許文献1】
特開平8−178750号公報
【特許文献2】
特開平9−33662号公報
【特許文献3】
特開2000−206267号公報
【特許文献4】
特開2001−345187号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記第1の従来技術では、赤外検出素子の他にサーミスタを設けるので、構成が大きくなってしまうという問題点を有していた。この問題は、物体検出用の赤外線センサの他に環境光量受光部を設ける上記第3の従来技術でも共通する。
【0013】
さらに、上記第1の従来技術では、背景温度に基づき閾値を変動して背景ノイズの影響を少なくしているが、閾値を越えるようなレベルの大きい背景ノイズ(例えば、図9のX1のようなノイズ)が発生すると誤検出してしまうという問題を有していた。この閾値を越えるようなレベルの大きい背景ノイズが発生した際の問題は、上記第2の従来技術にも共通する問題である。
【0014】
上記第4の従来技術は、赤外線センサの出力が閾値を越えている期間だけ出力されるパルス信号のHレベルの期間が所定の時間を超えているか否かに基づき赤外線センサの出力が背景ノイズ成分か否かを判断するので、閾値を越えるようなレベルの大きい背景ノイズが発生した場合の対策としては上記第1の従来技術や上記第2の従来技術より進んでいるが、この場合も赤外線センサの出力が閾値を越えている期間だけ出力されるパルス信号を物体存在の判断用としているので、例えば、図9のX5のようにパルス幅が長い背景ノイズが発生した場合は、誤検出してしまう可能性が高くなるという問題があった。
【0015】
本発明の目的は、簡単な構成で、閾値を越えるようなレベルの大きい背景ノイズが発生した場合にも誤検出してしまう可能性を可及的に低くできる物体検出装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、所定の検知エリアから放射される赤外線の変動量に応じた検出出力を発生するステップと、上記検出出力が第1の閾値と上記第1の閾値よりも小さい第2の閾値との間に継続して含まれている時間をカウントするステップと、上記カウント値に基づき上記所定の検知エリアに物体が存在するか否かを判定するステップとを含む物体検出方法である。このような方法によれば、従来のように背景ノイズを検出するための専用の素子を必要としなくなり、また、所定の検知エリアから放射される赤外線の変動量に応じた検出出力が第1の閾値と第2の閾値との間に継続して含まれている時間に基づき所定の検知エリアに物体が存在するか否かを判定するので、例えば閾値を越えるようなレベルの大きい背景ノイズが発生した場合に誤検出してしまう可能性を低くできる。
【0017】
第2の発明は、所定の検知エリアから放射される赤外線の変動量に応じた検出出力を発生する赤外線検出部と、第1の閾値と上記第1の閾値よりも小さい第2の閾値が設定される閾値設定部と、上記検出出力が上記第1の閾値と上記第2の閾値との間に継続して含まれている時間をカウントする第1のカウンタ部と、上記第1のカウンタ部のカウント値に基づき上記所定の検知エリアに物体が存在するか否かを判定する判定部とを含む物体検出装置である。このような構成によれば、従来のように背景ノイズを検出するための専用の素子を必要としないので、構成の簡略化が図れ、また、所定の検知エリアから放射される赤外線の変動量に応じた検出出力が第1の閾値と第2の閾値との間に継続して含まれている時間に基づき所定の検知エリアに物体が存在するか否かを判定するので、例えば閾値を越えるようなレベルの大きい背景ノイズが発生すると誤検出してしまう可能性を低くできる。
【0018】
第3の発明は、上記判定部が、上記第1のカウンタ部のカウント値と第1の所望値との比較結果に基づき上記所定の検知エリアに物体が存在するか否かを判定するものであり、上記第1の所望値を設定する第1の設定部をさらに含む物体検出装置である。このような構成によれば、第1の所望値を適宜変更可能となり、環境変化に関する汎用性が高くなり、屋外での使用における動作信頼性が増す。
【0019】
第4の発明は、上記検出出力が上記第1の閾値を継続して超えている時間をカウントする第2のカウンタ部をさらに含み、上記判定部は、上記第1および第2のカウンタ部のカウント値に基づき上記所定の検知エリアに移動物体が存在するか否かを判定する移動物体検出装置である。このような構成によれば、上記の効果に加えて、物体検出の高精度化が図れる。
【0020】
第5の発明は、上記判定部が、上記第1のカウンタ部のカウント値と第1の所望値との比較結果と上記第2のカウンタ部のカウント値と第2の所望値との比較結果とに基づき上記所定の検知エリアに物体が存在するか否かを判定するものであり、上記第2の所望値を設定する第2の設定部をさらに含む物体検出装置である。このような構成によれば、第2の所望値を適宜変更可能となり、環境変化に関する汎用性が高くなり、屋外での使用における動作信頼性が増す。
【0021】
第6の発明は、上記検出出力が上記第2の閾値を継続して下回っている時間をカウントする第3のカウンタ部をさらに含み、上記判定部は、上記第1および第3のカウンタ部のカウント値に基づき上記所定の検知エリアに物体が存在するか否かを判定する物体検出装置である。このような構成によれば、上記の効果に加えて、物体検出の高精度化が図れる。
【0022】
第7の発明は、上記判定部は、上記第1のカウンタ部のカウント値と第1の所望値との比較結果と上記第3のカウンタ部のカウント値と第3の所望値との比較結果とに基づき上記所定の検知エリアに物体が存在するか否かを判定するものであり、上記第3の所望値を設定する第3の設定部をさらに含む物体検出装置である。このような構成によれば、第3の所望値を適宜変更可能となり、環境変化に関する汎用性が高くなり、屋外での使用における動作信頼性が増す。
【0023】
第8の発明は、第4または第5の発明において、上記検出出力が上記第2の閾値を継続して下回っている時間をカウントする第3のカウンタ部をさらに含み、上記判定部は、上記第1、第2および第3のカウンタ部のカウント値に基づき上記所定の検知エリアに物体が存在するか否かを判定する物体検出装置である。このような構成によれば、上記の効果に加えて、物体検出の高精度化が図れる。
【0024】
第9の発明は、上記判定部が、上記第1のカウンタ部のカウント値と上記第1の所望値との比較結果と上記第2のカウンタ部のカウント値と上記第2の所望値との比較結果と上記第3のカウンタ部のカウント値と第3の所望値との比較結果とに基づき上記所定の検知エリアに物体が存在するか否かを判定するものであり、上記第3の所望値を設定する第3の設定部をさらに含む物体検出装置である。このような構成によれば、第3の所望値を適宜変更可能となり、環境変化に関する汎用性が高くなり、屋外での使用における動作信頼性が増す。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に示す一実施例に基づき説明する。
【0026】
まず、図9(a)すなわち背景ノイズのみの焦電センサの出力波形と、図9(b)すなわち背景ノイズと検出信号Aが混成した焦電センサの出力波形とを比べてみると、図9(a)の背景ノイズは電圧レベルこそ高いが、電圧波形の立上り、立下りともに緩やかな特性を示している。これに対して、図9(b)の人体検出信号Aの波形は、立上り、立下りとも鋭く、図9(a)の背景ノイズの波形とは明らかに異なった特性を示している。さらに、図9(b)の波形と図8(b)の波形とを比較した場合、図9(b)の波形は背景ノイズの影響は受けているものの、人体検出時の信号(検出信号A)は図8(b)の検出信号Aの特性を大きく損なっていない。
【0027】
本例では、これらの波形の違いに着目し、信号処理時に後述するような処理を行うことで、背景ノイズの影響を可及的に少なくして所望の物体の検出信号の検出精度を向上させるものである。
【0028】
本例の概要としては、従来のように赤外線センサの出力が所定の閾値を越えたか否かや、赤外線センサの出力が所定の閾値を継続して越えている時間に基づいて移動物体の存在を判定するのではなく、赤外線センサの出力が2つの閾値間に継続して含まれる時間に基づき物体の存在を判定するものである。
【0029】
図1は本発明の一実施例の回路構成等を示すブロック図である。同図において、レンズ等の光学系1は、検知エリアaからの赤外線を集光する。赤外線検出素子としての焦電センサ2は、光学系1が集光した赤外線を受光し、受光した赤外線の変動量に応じた検出出力を発生する。増幅部3は、焦電センサ2の検出出力を増幅する。A/D変換部4は、増幅部3で増幅された焦電センサ2の検出出力をA/D変換する。なお、焦電センサ2と増幅器3とA/D変換部4とで赤外線検出部5を構成する。増幅器3やA/D変換部4がCPU6と同一のチップ内等に含まれている場合は、赤外線検出部は焦電センサ2となる。判定部としてのCPU6は、ROM7に書き込まれた動作プログラム等に基づきRAM8や第1〜第3のカウンタ部としてのタイマ9等を用いながら後述するような種々の制御を行う。閾値設定部としてのROM7には、動作プログラムの他に第1の閾値としてのウインドウ電圧上限Vwhと第2の閾値としてのウインドウ電圧下限VwLが記憶されている。D/A変換部10は、CPU6の出力をD/A変換する。制御出力部11は、D/A変換されたCPU6の出力に基づき、不図示の機器(例えば、照明装置や音声報知装置、警報装置等)の動作を制御する制御出力を発生する。
【0030】
次に、図2を参照して動作の概要を説明する。図2は、赤外線検出部5が検出対象物体である人体を検出したときの検出出力Voを示した図である。なお、検出対象物体は人体に限らず適宜変更可能である。本例では、人体を検出して検出出力Voが立上がった後、ウインドウ電圧上限Vwhを超えた時点から、検出出力Voが上部ピークを終えて立下り、ウインドウ電圧上限Vwhを下回るまでの時間をTh(図2参照)とする。続いて、検出出力Voがウインドウ電圧上限Vwhを下回ってからウインドウ電圧下限VwLを下回るまでの時間をTm(図2参照)とする。すなわち、検出出力Voが2つの閾値(ウインドウ電圧上限Vwhとウインドウ電圧下限VwL)間に継続して含まれる時間をTmとする。さらに、検出出力Voがウインドウ電圧下限VwLを下回ってから下部ピークを終えて再び立上り、ウインドウ電圧下限VwLを上回るまでに時間をTL(図2参照)とする。
【0031】
本例は、これらの時間Th、Tm、TLの長さに基づき、赤外線検出部5の検出出力の変化が背景ノイズに起因するものなのか検出対象の物体の検出に起因するものなのかを判定して物体検出精度の悪化を抑制するものである。
【0032】
次に、図3を参照して動作を説明する。
【0033】
電源投入やリセット入力等により物体検出動作が始まると、CPU6はRAM8に設けてある時間記憶領域Th、Tm、TLの記憶内容をクリアする(ステップ3a)。
【0034】
CPU6は、赤外線検出部5の検出出力VoがVo≧ウインドウ電圧上限Vwhになると(ステップ3b)、タイマ9を起動させ、検出出力Voがウインドウ電圧上限Vwhを下回るまでの時間Thをカウントさせ(ステップ3c)、検出出力Voがウインドウ電圧上限Vwhを下回ったら(ステップ3d)、その時点でのタイマ9の値をRAM8内の時間記憶領域Thに格納してタイマ9をクリアする。
【0035】
CPU6は、時間Th≧T1(本例ではT1=200msecとする。)ならば次のステップ3fに進み、時間Th<T1の場合はステップ3aに戻る(ステップ3e)。つまり、時間ThがT1以上にならない場合は、現在の検出出力Voは所望信号(検出対象に応じた信号)と異なる信号であると判定する。したがって、ウインドウ電圧上限Vwhを少し越えすぐにウインドウ電圧上限Vwhを下回るような信号をノイズとして認識可能となり、このような所望信号と異なる信号により物体検出精度が悪化することを防止できる。
【0036】
ステップ3eで時間Th≧T1の場合、CPU6は検出出力VoがVo<ウインドウ電圧上限Vwhにならば(ステップ3f)、タイマ9を起動させ、検出出力Voがウインドウ電圧下限VwL以下になるまでの時間Tmをカウントさせ(ステップ3g)、検出出力Voがウインドウ電圧下限VwL以下になったら(ステップ3h)、その時点でのタイマ9の値をRAM8内の時間記憶領域Tmに格納してタイマ9をクリアする。なお、ステップ3fでVo<ウインドウ電圧上限Vwhでない場合、現在の検出出力Voはノイズ(所望信号と異なる信号)であると判定し、ステップ3aに戻る。
【0037】
CPU6は時間Tm≦T2(本例ではT2=400msecとする。)ならば次のステップ3jに進み、時間Tm≦T2を充たしていない場合は赤外線検出部5の検出出力Voはステップ3aに戻る(ステップ3i)。つまり、時間TmがT2以下にならない場合は、現在の検出出力Voは背景ノイズやノイズ(所望信号と異なる信号)であると判定してステップ3aに戻る。したがって、時間T2を検出対象物体に対応した時間に設定することにより、検出出力Voが背景ノイズに起因するものか検出対象物体に起因するものかを判定可能になる。
【0038】
ステップ3iで時間Tm≦T2の場合、赤外線検出部5の検出出力VoがVo≦ウインドウ電圧下限VwLならば(ステップ3j)、タイマ9を起動させ、検出波形Voがウインドウ電圧下限VwLを上回るまでの時間TLをカウントさせ(ステップ3k)、検出波形Voがウインドウ電圧下限VwLを上回ったら(ステップ3m)、その時点でのタイマ9の値をRAM8内の時間記憶領域TLに格納してタイマ9をクリアする。なお、ステップ3jでVo≦ウインドウ電圧上限Vwhでない場合、現在の検出出力Voはノイズであると判定し、ステップ3aに戻る。
【0039】
CPU6は、時間TL≧T3(本例ではT3=200msecとする。)が充たされていない場合はステップ3aに戻る(ステップ3n)。つまり、時間TLがT3以上にならない場合は、現在の検出出力Voはノイズであると判定する。したがって、ウインドウ電圧下限VwLを少し下回りすぐにウインドウ電圧下限VwL以上になるような信号をノイズとして認識可能となり、このようなノイズにより物体検出精度が悪化することを防止できる。
【0040】
CPU6は、時間TL≧T3ならば検出対象物体が検知エリア内に存在する、すなわち、検出出力Vo中に図8(b)や図9(b)に示した検出信号Aが存在すると判定して物体検出信号を出力する(ステップ3p)。CPU6から出力される物体検出信号はD/A変換部10でD/A変換され、制御出力部11はD/A変換されたCPU6の物体検出信号に基づき、不図示の機器(例えば、照明装置や音声報知装置、警報装置等)の動作を制御する制御出力を出力する。
【0041】
このように、時間Th、TmおよびTLが所定の条件を充たした場合にのみ、物体検出信号を出力するので、物体検出の精度の悪化を抑制可能となる。
【0042】
なお、背景ノイズ除去のために用いる時間Th、TmおよびTLとの比較値(本例ではT1(第1の所望値)、T2(第2の所望値)、T3(第3の所望値))や比較条件(本例では、Th≧T1、Tm≦T2、TL≧T3)は、上記の値に限らず、背景ノイズや信号処理速度、主部の回路の応答速度等に基づき適宜変更可能である。例えば、種々の環境により、Th、Tm、TL全て、または一部に上限と下限を設け、比較条件として例えば200msec≦Th≦800msec、200msec≦TL≦800msec、100msec≦Tm≦400msecとし、所望信号の検出精度を上げる構成にしたり、Th≧200msec、TL≧200msec、100msec≦Tm≦400msec等のように設定してもよい。この場合も、これらの値は適宜変更可能である。
【0043】
また、背景ノイズ除去のために用いる時間Th、TmおよびTLとの比較値は、図4に示したように設定部としてのパラメータ外部入力部12を設けることで自由に設定、変更、調整が可能となる。このような構成の場合、その時々の天気、季節、設置場所の周囲環境等に応じて時間Th、TmおよびTLとの比較値を設定、変更、調整が可能となるので、屋外で使用する場合でも比較値を装置の使用環境に応じた値に設定可能となり安定したシステムが実現可能となる。なお、パラメータ外部入力部12としては、キーボード等の入力手段を使用して値を直接入力可能な構成としてもよいし、マイコン等のポート入力を利用し、予めメモリ内に複数パターンの設定値を用意しておき、ポート入力に応じて設定値を切り換えるような構成としてもよく、適宜変更可能である。なお、図4において、図1と同一構成のものには同一符号を付してある。
【0044】
また、上記の例では時間Th、Tm、TLの全てについて背景ノイズか否かの判定処理を行うようにしたが、時間Thと時間Tmについてのみ背景ノイズか否かの判定処理を行ったり(図3の例で言えば、ステップ3iでYesの場合にステップ3pを実行してステップ3jからステップ3nを行わない場合。)、時間Tmと時間TLについてのみ背景ノイズか否かの判定処理を行ったり(図3の例で言えば、ステップ3aから直接ステップ3fに行き、ステップ3bからステップ3eを行わない場合。)、時間Tmについてのみ背景ノイズか否かの判定処理を行ったり(図3の例で言えば、ステップ3bからステップ3eを行わずにステップ3aから直接ステップ3fに行き、ステップ3iでYesの場合にステップ3pを実行してステップ3jからステップ3nを行わない場合。)してもよい。
【0045】
上記の例では、検出対象物体を検出した際の赤外線検出部5の検出出力が図2のような場合としたが、検出対象物体の温度や検出エリア内への侵入の仕方によっては、検出対象物体を検出した際の赤外線検出部5の検出出力が図5に示したように立ち上がりと立ち下りの出方が図2の場合と逆になる場合もある。このような場合は、図3のステップ3aを行った後、最初にTLについての上述したようなノイズ判定処理を行い、その後Tmについての上述したような背景ノイズ判定処理を行い、最後にThについての上述したようなノイズ判定処理を行うようにすればよい。
【0046】
また、赤外線検出部5から図2のような検出出力が出力される場合と図5のような検出出力が出る場合の両方について時間Tmに関する背景ノイズ判定処理を行うようにしてもよい。この動作の一例を図6を参照して説明する。なお、この場合の構成は、図1や図4と同様になるので詳細な説明は割愛する。
【0047】
電源投入やリセット入力等により物体検出動作が開始されると、使用者はパラメータ外部入力部12より時間Tmと比較する比較値Tin1とTin2(第1の所望値)を入力して設定する(ステップ6a、6b)。なお、図1の構成を採用した場合は、これら比較値Tin1とTin2は予め設定しておき、ステップ6a、6bは行わない。
【0048】
続いて、CPU6はRAM8に設けてある時間記憶領域Tmの記憶内容をクリアする(ステップ6c)。
【0049】
赤外線検出部5の検出出力VoがVo≧ウインドウ電圧上限Vwhの場合(ステップ6d)、検出出力VoがVo<ウインドウ電圧上限Vwhになるまで待つ(ステップ6e)。
【0050】
検出出力VoがVo<ウインドウ電圧上限Vwhになると(ステップ6e)、図3のステップ3f、3g、3hと同様のステップ6f、6g、6hを行う。つまり、ステップ6f、6g、6hにより図2で示した形の検出出力の時間Tmを計測する。
【0051】
ステップ6hで検出出力VoがVo≦ウインドウ電圧下限VwLになると、CPU6はその時点でのタイマ9の値をRAM8内の時間記憶領域Tmに格納してタイマ9をクリアし、時間TmがTin1≦Tm≦Tin2を充たしていなければ(ステップ6i)、ステップ6cに戻る。時間TmがTin1≦Tm≦Tin2を充たしていれば、物体を検出したと判定して物体検出信号を出力する(ステップ6q)。CPU6から出力される物体検出信号はD/A変換部10でD/A変換され、制御出力部11はD/A変換されたCPU6の出力に基づき、不図示の機器(例えば、照明装置や音声報知装置、警報装置等)の動作を制御する制御出力を出力する。
【0052】
一方、ステップ6dで検出出力VoがVo<ウインドウ電圧上限Vwhの場合、CPU6は検出出力VoがVo≦ウインドウ電圧下限VwLであるか否か判定し(ステップ6j)、Vo≦ウインドウ電圧下限VwLを充たしていない場合、ステップ6dに戻る。
【0053】
ステップ6jでVo≦ウインドウ電圧下限VwLを充たしていると、図5で示した形の検出出力の時間Tm(検出出力が2つの閾値間に継続して含まれている時間)の計測動作へ移る。具体的には以下のようになる。
【0054】
検出出力VoがVo>ウインドウ電圧下限VwLになるまで待つ(ステップ6k)。
【0055】
検出出力VoがVo>ウインドウ電圧下限VwLになると(ステップ6k)、再度検出出力VoがVo>ウインドウ電圧下限VwLになっているか判定し(ステップ6m)、この際にVo>ウインドウ電圧下限VwLになっていないとそのときの検出出力はノイズであると判断してステップ6cに戻る。
【0056】
ステップ6mでVo>ウインドウ電圧下限VwLの場合、タイマ9を起動させ、検出波形Voがウインドウ電圧上限Vwh以上になるまでの時間Tmをカウントさせ(ステップ6n)、検出波形Voがウインドウ電圧上限Vwh以上になったら(ステップ6p)、その時点でのタイマ9の値をRAM8内の時間記憶領域Tmに格納してタイマ9をクリアし、ステップ6iに進み上述した動作を行う。
【0057】
よって、時間Tin1、Tin2を検出対象に対応した時間に設定することにより、検出出力Voが背景ノイズやその他のノイズであるか否かを判定可能になる。
【0058】
この例では、時間Tmの比較条件としてTin1≦Tm≦Tin2を用いたが、比較条件はこれに限らず適宜変更可能である。
【0059】
なお、本発明は上記実施例にのみ限定されず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施できる。
【0060】
【発明の効果】
本発明によれば、所定の検知エリアから放射される赤外線の変動量に応じた検出出力が第1の閾値と第2の閾値との間に継続して含まれている時間に基づき所定の検知エリアに物体が存在するか否かを判定するので、例えば閾値を越えるようなレベルの大きい背景ノイズが発生しても誤検出の可能性を低くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示したブロック回路図。
【図2】図1の赤外線検出部5が物体を検出した際の出力波形を示した波形図。
【図3】図1の動作説明のためのフローチャート。
【図4】本発明の他の実施例を示したブロック図。
【図5】図1の赤外線検出部5が物体を検出した際の出力波形を示した波形図。
【図6】図4の動作説明のためのフローチャート。
【図7】従来の物体検出装置を示したブロック図。
【図8】赤外線検出部の屋内での出力波形を示した波形図。
【図9】赤外線検出部の屋外での出力波形を示した波形図。
【符号の説明】
5   赤外線検出部
6   判定部
7   閾値設定部
9   第1、第2、第3のカウンタ部
12   第1、第2、第3の設定部

Claims (9)

  1. 所定の検知エリアから放射される赤外線の変動量に応じた検出出力を発生するステップと、
    上記検出出力が第1の閾値と上記第1の閾値よりも小さい第2の閾値との間に継続して含まれている時間をカウントするステップと、
    上記カウント値に基づき上記所定の検知エリアに物体が存在するか否かを判定するステップと
    を含むことを特徴とする物体検出方法。
  2. 所定の検知エリアから放射される赤外線の変動量に応じた検出出力を発生する赤外線検出部と、
    第1の閾値と上記第1の閾値よりも小さい第2の閾値が設定される閾値設定部と、
    上記検出出力が上記第1の閾値と上記第2の閾値との間に継続して含まれている時間をカウントする第1のカウンタ部と、
    上記第1のカウンタ部のカウント値に基づき上記所定の検知エリアに物体が存在するか否かを判定する判定部と
    を含むことを特徴とする物体検出装置。
  3. 請求項2において、上記判定部は、上記第1のカウンタ部のカウント値と第1の所望値との比較結果に基づき上記所定の検知エリアに物体が存在するか否かを判定するものであり、上記第1の所望値を設定する第1の設定部をさらに含むことを特徴とする物体検出装置。
  4. 請求項2または3において、上記検出出力が上記第1の閾値を継続して超えている時間をカウントする第2のカウンタ部をさらに含み、上記判定部は、上記第1および第2のカウンタ部のカウント値に基づき上記所定の検知エリアに移動物体が存在するか否かを判定することを特徴とする移動物体検出装置。
  5. 請求項4において、上記判定部は、上記第1のカウンタ部のカウント値と第1の所望値との比較結果と上記第2のカウンタ部のカウント値と第2の所望値との比較結果とに基づき上記所定の検知エリアに物体が存在するか否かを判定するものであり、上記第2の所望値を設定する第2の設定部をさらに含むことを特徴とする物体検出装置。
  6. 請求項2または3において、上記検出出力が上記第2の閾値を継続して下回っている時間をカウントする第3のカウンタ部をさらに含み、上記判定部は、上記第1および第3のカウンタ部のカウント値に基づき上記所定の検知エリアに物体が存在するか否かを判定することを特徴とする物体検出装置。
  7. 請求項6において、上記判定部は、上記第1のカウンタ部のカウント値と第1の所望値との比較結果と上記第3のカウンタ部のカウント値と第3の所望値との比較結果とに基づき上記所定の検知エリアに物体が存在するか否かを判定するものであり、上記第3の所望値を設定する第3の設定部をさらに含むことを特徴とする物体検出装置。
  8. 請求項4または5において、上記検出出力が上記第2の閾値を継続して下回っている時間をカウントする第3のカウンタ部をさらに含み、上記判定部は、上記第1、第2および第3のカウンタ部のカウント値に基づき上記所定の検知エリアに物体が存在するか否かを判定することを特徴とする物体検出装置。
  9. 請求項8において、上記判定部は、上記第1のカウンタ部のカウント値と上記第1の所望値との比較結果と上記第2のカウンタ部のカウント値と上記第2の所望値との比較結果と上記第3のカウンタ部のカウント値と第3の所望値との比較結果とに基づき上記所定の検知エリアに物体が存在するか否かを判定するものであり、上記第3の所望値を設定する第3の設定部をさらに含むことを特徴とする物体検出装置。
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