JP2004116870A - 除湿機 - Google Patents
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Abstract
【課題】前後方向の寸法を極力小さくするようにした除湿機を提供すること。
【解決手段】圧縮機を収納する機械室と、送風機、蒸発器及び凝縮器を収納し、機械室の上部に配置される熱交換器室とから除湿機を構成し、熱交換器室では、空気通過面が本体ケースの前面と平行になるように、蒸発器と凝縮器とを上下に配置する。
【選択図】 図1
【解決手段】圧縮機を収納する機械室と、送風機、蒸発器及び凝縮器を収納し、機械室の上部に配置される熱交換器室とから除湿機を構成し、熱交換器室では、空気通過面が本体ケースの前面と平行になるように、蒸発器と凝縮器とを上下に配置する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、除湿機に関し、特に除湿機の前後方向の寸法を小さくする構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の除湿機では、蒸発器と凝縮器とが前後に並べて配置されていたため、前後方向の寸法が大きくならざるを得なかった。このような構造の除湿機の公知例としては、特許文献1に記載のようなものがある。
また、近年は、除湿機の能力アップに伴い蒸発器及び凝縮器が大型化している。このため、機械寸法が大きくなる傾向にある。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−223278号公報 (第2頁−第3頁、図1−3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、除湿機は、最近では押し入れ等の狭い空間に入れて使われることが多くなっている。このため、製品のスリム化が望まれてきている。
【0005】
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に鑑みされたものである。その目的とするところは、前後方向の寸法を極力小さくするようにした除湿機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る除湿機は、圧縮機を収納する機械室と、送風機、蒸発器及び凝縮器を収納し、機械室の上部に配置される熱交換器室とを有し、熱交換器室は、空気通過面が本体の前面と平行になるように、蒸発器と凝縮器とを上下に配置してなることを特徴とする。
このように構成すると、機械室の上部に形成される熱交換器室において、蒸発器と凝縮器とが空気通過面を本体前面と平行にして上下に配置されているため、除湿機の前後方向の寸法を小さくすることができる。
【0007】
また、このような除湿機において、熱交換器室は蒸発器が凝縮器の下方に配置されてなり、機械室は蒸発器からのドレン水を貯留するドレンタンクを収納してなる構成としてもよい。このように構成すると、蒸発器で発生したドレン水を機械室のドレンタンクに直接流し込むことができ、ドレン処理が容易な構造とすることができる。
【0008】
また、このように構成された除湿機において、熱交換器室は、蒸発器の前面に吸込口が設けられ、凝縮器及び蒸発器の背面側に凝縮器と蒸発器とを連絡する通風路が形成され、かつ、上面に吹出口が設けられてなり、さらに、送風機は、シロッコ型送風機であって、吸入口が凝縮器側に向けられ、吐出口が上面に取り付けられた吹出口に向けられて配置されてなるように構成してもよい。このように構成すると、送風機の吸い込み側に凝縮器及び蒸発器を配置することができるので、前後方向の寸法を小さくしても凝縮器及び蒸発器の風量分布を良好に維持することができ、前後方向の寸法を削減することが可能となる。
【0009】
また、機械室に配置する圧縮機を左右幅方向の中央部に配置するとともに、ドレンタンクを圧縮機の左右部に跨るように配置してもよい。このように構成すると、圧縮機をドレンタンクで囲むことになり、圧縮機が発生する騒音を防音することができるとともに、限られたスペースを最大限利用することで、ドレンタンクの容量を大きくすることができる。
【0010】
また、上記のように構成された各除湿機において、吸込口と蒸発器の前面との間に操作基板部を設け、吸い込み空気の一部を操作基板部内に通風させるように構成してもよい。このように構成すると、吸い込み空気の一部により操作基板を冷却することができるので、操作基板に取り付けられた電子部品を十分に冷却することができ、その耐久性を向上させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る除湿機につき図1乃至図4に基づき説明する。図1は本発明の実施の形態1に係る除湿機の側断面図である。図2は同除湿機の正面図である。図3は図1におけるIII−III断面図である。図4は同除湿機における機械室の平面配置図である。
【0012】
この発明の実施の形態に係る除湿機は、本体が上下に2分割されている。下方部は圧縮機11を収納した機械室1であり、上方部は凝縮器21及び蒸発器22を収納した熱交換器室2である。
【0013】
機械室1は、図3及び図4に示すように左右方向中央部の後方側に圧縮機11を取り付け、ドレンタンク12が圧縮機11の左右に跨るように形成されている。なお、ドレンタンク12はこれら図面においては、中央部分12aが左右の部分を一体に接続する部分として機能しているが、この中央部分12aは、圧縮機11と機械室1の前後方向の寸法との差から定めることができるものである。なお、本実施の形態において重要なことは、圧縮機11の左右部に形成されるスペースをドレンタンク12として利用することにより、除湿機の前後方向の寸法が大きくならないように配慮されていることである。なお、図4に示されるように、ドレンタンク12の前面は機械室の前面を形成している。そして、このドレンタンク12の前面には、ドレンタンク12の水位を見ることができるように覗き窓14が形成されている(図2参照)。
【0014】
熱交換器室2は、機械室1の上部に形成されるが、凝縮器21を空気通過面が本体前面と平行となるように配置した上部熱交換器室31と、蒸発器22を空気通過面が本体前面と平行となるように配置した下部熱交換器室32とに2分される。
【0015】
上部熱交換器室31は、下部熱交換器室32に配置された蒸発器22の上部位置に凝縮器21が配置され、蒸発器22及び凝縮器21の後方部が通風路39として形成されている。また、凝縮器21の前方には送風機33が配置されている。送風機33としては、シロッコ型送風機が使用されている。
送風機33は、吸入口33aが凝縮器21側となり、吐出口33bが上方となるように配置されている。また、この除湿機の吹出口36が本体上面における前面側部分に設けられており、送風機33の吐出口33bが吹出口36に接続されるように構成されている。また、送風機33の吸入口33aの中央部にはモータ33cが設けられている。
【0016】
下部熱交換器室32は、前面側に吸込口35が設けられ(図2参照)、所定間隔を明けて蒸発器22が設けられている。また、下部熱交換器室32は、蒸発器22の前面側と吸込口35との間に操作基板部37が設けられ、吸込口35から吸入した空気の一部が操作基板部37内を流通するように構成されている。
【0017】
上記のように構成された除湿機は、圧縮機11及び送風機33を駆動することにより除湿運転が行われる。除湿運転において、室内空気は吸込口35から下部熱交換器室32に吸い込まれる。下部熱交換器室32に吸い込まれた室内空気は蒸発器22で冷却除湿されて通風路39を通って上方の凝縮器21に送られる。蒸発器22で冷却除湿された空気は凝縮器21で再熱されて吹出口36から吹き出される。このように室内空気が冷却除湿、再熱されることにより、除湿機に吸い込まれた空気は、殆ど温度変化せずに除湿された状態で吹出口36から吹き出される。
【0018】
以上のように構成された除湿機によれば、本体が圧縮機11を収納する機械室1と、送風機33、蒸発器22及び凝縮器21を収納し、機械室1の上部に配置される熱交換器室2とに分割され、さらに、熱交換器室2では、空気通過面が本体の前面と平行になるように、蒸発器22と凝縮器21とを上下に配置しているので、除湿機本体の前後方向の寸法を薄くすることができる。
【0019】
また、熱交換器室2では、蒸発器22が凝縮器21の下方に配置され、蒸発器22からのドレン水を貯留するドレンタンク12が蒸発器22下方の機械室に設けられているので、ドレン処理が容易な構造とすることができる。
【0020】
また、このように構成された除湿機において、熱交換器室2は凝縮器21と蒸発器22の背面側に通風路39が形成され、かつ、その上面に吹出口36が設けられてなり、さらに、送風機33は、シロッコ型送風機であって、吸入口33aが凝縮器21側に向けられ、吐出口33bが上面に取り付けられた吹出口36に向けられて配置されているので、送風機33の吸い込み側に凝縮器21及び蒸発器22が配置される。したがって、前後方向の寸法を小さくしても凝縮器21及び蒸発器22の風量分布を良好に維持することができ、前後方向の寸法を削減することが可能となる。
【0021】
また、この除湿機の機械室1では、圧縮機11が左右幅方向の中央部に配置されるとともに、ドレンタンク12が圧縮機11の左右部に跨るように形成されているので、圧縮機11がドレンタンク12で囲まれることになり、圧縮機11が発生する騒音を防音することができる。また、限られたスペースを最大限利用することで、ドレンタンク12の容量を大きくすることができる。
【0022】
また、吸込口35と蒸発器22の前面との間に操作基板部37が設けられ、吸い込み空気の一部が操作基板部37内に通風されるように構成されているので、吸い込み空気の一部により操作基板が冷却される。したがって、操作基板上の電子部品の冷却が十分に行われ、その耐久性を向上させることができる。
【0023】
【発明の効果】
本発明の除湿機によれば、機械室の上部に形成される熱交換器室において、蒸発器と凝縮器とが空気通過面を本体前面と平行にして上下に配置されているため、除湿機の前後方向の寸法を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る除湿機の側断面図である。
【図2】同除湿機の正面図である。
【図3】図1におけるIII−III断面図である。
【図4】同除湿機における機械室の平面配置図である。
【符号の説明】
1 機械室
2 熱交換器室
11 圧縮機
12 ドレンタンク
21 凝縮器
22 蒸発器
33 送風機(シロッコ型送風機)
35 吸込口
36 吹出口
37 操作基板部
39 通風路
【発明の属する技術分野】
本発明は、除湿機に関し、特に除湿機の前後方向の寸法を小さくする構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の除湿機では、蒸発器と凝縮器とが前後に並べて配置されていたため、前後方向の寸法が大きくならざるを得なかった。このような構造の除湿機の公知例としては、特許文献1に記載のようなものがある。
また、近年は、除湿機の能力アップに伴い蒸発器及び凝縮器が大型化している。このため、機械寸法が大きくなる傾向にある。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−223278号公報 (第2頁−第3頁、図1−3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、除湿機は、最近では押し入れ等の狭い空間に入れて使われることが多くなっている。このため、製品のスリム化が望まれてきている。
【0005】
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に鑑みされたものである。その目的とするところは、前後方向の寸法を極力小さくするようにした除湿機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る除湿機は、圧縮機を収納する機械室と、送風機、蒸発器及び凝縮器を収納し、機械室の上部に配置される熱交換器室とを有し、熱交換器室は、空気通過面が本体の前面と平行になるように、蒸発器と凝縮器とを上下に配置してなることを特徴とする。
このように構成すると、機械室の上部に形成される熱交換器室において、蒸発器と凝縮器とが空気通過面を本体前面と平行にして上下に配置されているため、除湿機の前後方向の寸法を小さくすることができる。
【0007】
また、このような除湿機において、熱交換器室は蒸発器が凝縮器の下方に配置されてなり、機械室は蒸発器からのドレン水を貯留するドレンタンクを収納してなる構成としてもよい。このように構成すると、蒸発器で発生したドレン水を機械室のドレンタンクに直接流し込むことができ、ドレン処理が容易な構造とすることができる。
【0008】
また、このように構成された除湿機において、熱交換器室は、蒸発器の前面に吸込口が設けられ、凝縮器及び蒸発器の背面側に凝縮器と蒸発器とを連絡する通風路が形成され、かつ、上面に吹出口が設けられてなり、さらに、送風機は、シロッコ型送風機であって、吸入口が凝縮器側に向けられ、吐出口が上面に取り付けられた吹出口に向けられて配置されてなるように構成してもよい。このように構成すると、送風機の吸い込み側に凝縮器及び蒸発器を配置することができるので、前後方向の寸法を小さくしても凝縮器及び蒸発器の風量分布を良好に維持することができ、前後方向の寸法を削減することが可能となる。
【0009】
また、機械室に配置する圧縮機を左右幅方向の中央部に配置するとともに、ドレンタンクを圧縮機の左右部に跨るように配置してもよい。このように構成すると、圧縮機をドレンタンクで囲むことになり、圧縮機が発生する騒音を防音することができるとともに、限られたスペースを最大限利用することで、ドレンタンクの容量を大きくすることができる。
【0010】
また、上記のように構成された各除湿機において、吸込口と蒸発器の前面との間に操作基板部を設け、吸い込み空気の一部を操作基板部内に通風させるように構成してもよい。このように構成すると、吸い込み空気の一部により操作基板を冷却することができるので、操作基板に取り付けられた電子部品を十分に冷却することができ、その耐久性を向上させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る除湿機につき図1乃至図4に基づき説明する。図1は本発明の実施の形態1に係る除湿機の側断面図である。図2は同除湿機の正面図である。図3は図1におけるIII−III断面図である。図4は同除湿機における機械室の平面配置図である。
【0012】
この発明の実施の形態に係る除湿機は、本体が上下に2分割されている。下方部は圧縮機11を収納した機械室1であり、上方部は凝縮器21及び蒸発器22を収納した熱交換器室2である。
【0013】
機械室1は、図3及び図4に示すように左右方向中央部の後方側に圧縮機11を取り付け、ドレンタンク12が圧縮機11の左右に跨るように形成されている。なお、ドレンタンク12はこれら図面においては、中央部分12aが左右の部分を一体に接続する部分として機能しているが、この中央部分12aは、圧縮機11と機械室1の前後方向の寸法との差から定めることができるものである。なお、本実施の形態において重要なことは、圧縮機11の左右部に形成されるスペースをドレンタンク12として利用することにより、除湿機の前後方向の寸法が大きくならないように配慮されていることである。なお、図4に示されるように、ドレンタンク12の前面は機械室の前面を形成している。そして、このドレンタンク12の前面には、ドレンタンク12の水位を見ることができるように覗き窓14が形成されている(図2参照)。
【0014】
熱交換器室2は、機械室1の上部に形成されるが、凝縮器21を空気通過面が本体前面と平行となるように配置した上部熱交換器室31と、蒸発器22を空気通過面が本体前面と平行となるように配置した下部熱交換器室32とに2分される。
【0015】
上部熱交換器室31は、下部熱交換器室32に配置された蒸発器22の上部位置に凝縮器21が配置され、蒸発器22及び凝縮器21の後方部が通風路39として形成されている。また、凝縮器21の前方には送風機33が配置されている。送風機33としては、シロッコ型送風機が使用されている。
送風機33は、吸入口33aが凝縮器21側となり、吐出口33bが上方となるように配置されている。また、この除湿機の吹出口36が本体上面における前面側部分に設けられており、送風機33の吐出口33bが吹出口36に接続されるように構成されている。また、送風機33の吸入口33aの中央部にはモータ33cが設けられている。
【0016】
下部熱交換器室32は、前面側に吸込口35が設けられ(図2参照)、所定間隔を明けて蒸発器22が設けられている。また、下部熱交換器室32は、蒸発器22の前面側と吸込口35との間に操作基板部37が設けられ、吸込口35から吸入した空気の一部が操作基板部37内を流通するように構成されている。
【0017】
上記のように構成された除湿機は、圧縮機11及び送風機33を駆動することにより除湿運転が行われる。除湿運転において、室内空気は吸込口35から下部熱交換器室32に吸い込まれる。下部熱交換器室32に吸い込まれた室内空気は蒸発器22で冷却除湿されて通風路39を通って上方の凝縮器21に送られる。蒸発器22で冷却除湿された空気は凝縮器21で再熱されて吹出口36から吹き出される。このように室内空気が冷却除湿、再熱されることにより、除湿機に吸い込まれた空気は、殆ど温度変化せずに除湿された状態で吹出口36から吹き出される。
【0018】
以上のように構成された除湿機によれば、本体が圧縮機11を収納する機械室1と、送風機33、蒸発器22及び凝縮器21を収納し、機械室1の上部に配置される熱交換器室2とに分割され、さらに、熱交換器室2では、空気通過面が本体の前面と平行になるように、蒸発器22と凝縮器21とを上下に配置しているので、除湿機本体の前後方向の寸法を薄くすることができる。
【0019】
また、熱交換器室2では、蒸発器22が凝縮器21の下方に配置され、蒸発器22からのドレン水を貯留するドレンタンク12が蒸発器22下方の機械室に設けられているので、ドレン処理が容易な構造とすることができる。
【0020】
また、このように構成された除湿機において、熱交換器室2は凝縮器21と蒸発器22の背面側に通風路39が形成され、かつ、その上面に吹出口36が設けられてなり、さらに、送風機33は、シロッコ型送風機であって、吸入口33aが凝縮器21側に向けられ、吐出口33bが上面に取り付けられた吹出口36に向けられて配置されているので、送風機33の吸い込み側に凝縮器21及び蒸発器22が配置される。したがって、前後方向の寸法を小さくしても凝縮器21及び蒸発器22の風量分布を良好に維持することができ、前後方向の寸法を削減することが可能となる。
【0021】
また、この除湿機の機械室1では、圧縮機11が左右幅方向の中央部に配置されるとともに、ドレンタンク12が圧縮機11の左右部に跨るように形成されているので、圧縮機11がドレンタンク12で囲まれることになり、圧縮機11が発生する騒音を防音することができる。また、限られたスペースを最大限利用することで、ドレンタンク12の容量を大きくすることができる。
【0022】
また、吸込口35と蒸発器22の前面との間に操作基板部37が設けられ、吸い込み空気の一部が操作基板部37内に通風されるように構成されているので、吸い込み空気の一部により操作基板が冷却される。したがって、操作基板上の電子部品の冷却が十分に行われ、その耐久性を向上させることができる。
【0023】
【発明の効果】
本発明の除湿機によれば、機械室の上部に形成される熱交換器室において、蒸発器と凝縮器とが空気通過面を本体前面と平行にして上下に配置されているため、除湿機の前後方向の寸法を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る除湿機の側断面図である。
【図2】同除湿機の正面図である。
【図3】図1におけるIII−III断面図である。
【図4】同除湿機における機械室の平面配置図である。
【符号の説明】
1 機械室
2 熱交換器室
11 圧縮機
12 ドレンタンク
21 凝縮器
22 蒸発器
33 送風機(シロッコ型送風機)
35 吸込口
36 吹出口
37 操作基板部
39 通風路
Claims (5)
- 圧縮機を収納する機械室と、送風機、蒸発器及び凝縮器を収納し、機械室の上部に配置される熱交換器室とを有し、熱交換器室は、空気通過面が本体の前面と平行になるように、蒸発器と凝縮器とを上下に配置してなる除湿機。
- 熱交換器室は蒸発器が凝縮器の下方に配置されてなり、機械室は蒸発器からのドレン水を貯留するドレンタンクを収納してなる請求項1記載の除湿機。
- 熱交換器室は、蒸発器の前面に吸込口が設けられ、凝縮器及び蒸発器の背面側に凝縮器と蒸発器とを連絡する通風路が形成され、かつ、上面に吹出口が設けられてなり、さらに、送風機は、シロッコ型送風機であって、吸入口が凝縮器側に向けられ、吐出口が上面に取り付けられた吹出口に向けられて配置されてなる請求項2記載の除湿機。
- 機械室は、平面的に見て圧縮機が左右幅方向の中央部に配置され、ドレンタンクが圧縮機の左右部に跨るように配置されてなる請求項2又は3記載の除湿機。
- 吸込口と蒸発器の前面との間に操作基板部を設け、吸い込み空気の一部を操作基板部内に通風させるように構成した請求項1〜4の何れか1項記載の除湿機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002279677A JP2004116870A (ja) | 2002-09-25 | 2002-09-25 | 除湿機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002279677A JP2004116870A (ja) | 2002-09-25 | 2002-09-25 | 除湿機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004116870A true JP2004116870A (ja) | 2004-04-15 |
Family
ID=32274612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002279677A Withdrawn JP2004116870A (ja) | 2002-09-25 | 2002-09-25 | 除湿機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004116870A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103245159A (zh) * | 2012-02-10 | 2013-08-14 | 上海天菡空气处理设备有限公司 | 一种螺杆式制冷机的节能除湿机系统 |
KR20140044226A (ko) * | 2012-10-04 | 2014-04-14 | 코웨이 주식회사 | 제습 장치 |
-
2002
- 2002-09-25 JP JP2002279677A patent/JP2004116870A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103245159A (zh) * | 2012-02-10 | 2013-08-14 | 上海天菡空气处理设备有限公司 | 一种螺杆式制冷机的节能除湿机系统 |
KR20140044226A (ko) * | 2012-10-04 | 2014-04-14 | 코웨이 주식회사 | 제습 장치 |
KR101987788B1 (ko) * | 2012-10-04 | 2019-09-26 | 웅진코웨이 주식회사 | 제습 장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041101 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060822 |