JP2004116180A - デッキプレート切断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】天井面のデッキプレートを下側から切断する際、3次元駆動機構とトーチ追従できる切断トーチを備えた切断装置を提供する。
【解決手段】切断トーチを有する切断手段をガイドレールに沿って移動可能とした切断装置である。水平2軸方向に前記切断トーチを移動案内するガイドレールをデッキプレート下面の設けられた梁にクランプにより装着するとともに当該クランプの締め付け調整により位置移動可能とする。また、前記切断トーチはデッキプレートの凹凸に追従させる上下・首振り動作機構によりガイドレール側に取り付けられる。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はデッキプレート切断装置に係り、特にデッキプレートの切断作業を下面側から簡単に行えるようにした切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
鋼板の切断作業を省力化するために自動化した装置として、三次元移動機構の切断トーチを設けたものや、切断トーチに対してワークを移動させる装置、或いはその組み合わせによる装置が一般的に知られている。また、施工現場で既に据え付けられた構造物の切断を行う自動装置としては、その構造物の切断すべき方向にガイドレールを取り付け、ガイドレール上の走行手段に切断トーチを搭載した装置が知られている。
【0003】
ところで、鉄筋コンクリート建屋の施工において、安全性と強度が要求される原子力発電所などの天井面(もしくは床面)には、図9に示すようなデッキプレートが用いられる。デッキプレート1は波形ピッチが狭く高低差の高い鋼板でコンクリート2下面の支持材として梁部分に用いられている。
【0004】
このような原子力発電所の建屋では、機器や配管類を室内に据え付けるため、天井面に鋼製のサポート材を取り付ける必要がある。この場合、天井面施工時にデッキプレート上にサポートのアンカーとなる埋込金物3と呼ばれる鋼材を設置し、この埋込金属3を内包してコンクリート2を打設する。コンクリート2が固化した後、天井下面から埋込金属3を露出させ、露出面4にサポート材の一端を溶接するようにしている。この埋込金物3を露出させるためにデッキプレート1を切り欠く作業が必要となる。
【0005】
従来このようなデッキプレートの切り欠き作業を行う切断装置としては、例えば特許文献1に示される、デッキプレートの波形の凹凸高低差より大きな刃渡りの回転刃を移動させて切り欠く切断装置がある。これにより、長い切断工具を回転させながら移動させる二次元移動だけで良いため、構造が簡単で軽量にできるとともに現場作業が容易となっている。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−38719号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしこの場合、回転刃の切断代が大きいために切断時間が長くかかり、作業時間の短縮が難しい。
【0008】
また、前述の一般的に知られている自動切断装置の多くは大型で、工場内に据え付けて用いる装置であり、施工現場などに持ち込んでの加工には不向きである。現場に持ち込み作業を行う装置は平面或いは緩やかな曲面状ワークの切断を目的としたものであり、波形ピッチが狭く高低差の高いデッキプレート形状の切断には適していない。
【0009】
上記の波形形状に対応し、かつ、上向きに自動切断する方法として、切断トーチを6自由度持ついわゆるロボットの取り付けることが考えられる。しかしロボットは高価であり、機器や足場が複雑に配置された工事現場に適用することは困難である。また設置できたとしてもその段取りに多大な労力を要し、省力化や作業時間の短縮の効果は得られない。
【0010】
したがって、現状では、作業員が足場に乗って高所上向き作業でガス切断を行っている。この場合、溶断の火の粉をかぶりながら作業が行われるため作業員の安全性に問題があった。
【0011】
本発明は上記問題点に着目し、天井面のデッキプレートに対し下面作業による切断作業が簡便な搬入、装着で行えるデッキプレート切断装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るデッキプレート切断装置は、水平2軸方向に切断トーチを移動案内するガイドレールをデッキプレート下面の設けられた梁にクランプにより装着し、かつ前記切断トーチはデッキプレートの凹凸に追従させる上下・首振り動作機構によりガイドレール側に取り付けられているように構成した。
【0013】
上記構成において、前記ガイドレールを構成するX軸レールをX軸可動レールとX軸支持レールとで構成することができる。また、前記切断トーチの切断面に対する角度はデッキプレートの波形状の傾斜角度を既知として予め設定するように構成すればよく、また、前記トーチを切断対象面に追従させる倣いローラが設けられ、当該倣いローラの位置を検知するフォトセンサを設け、当該フォトセンサにより前記倣いローラの位置を検出して切断トーチの位置決めをなすように構成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係るデッキプレート切断装置の実施形態を、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
【0015】
図1は本実施形態によるデッキプレート切断装置の構成を示す側面図である。図2は、図1中の矢印A−Aから見た本実施形態によるデッキプレート切断装置の正面図である。
【0016】
本実施形態によるデッキプレート切断装置10は主にプラズマを発射する切断トーチ12と、この切断トーチ12を首振り自在に支持する首振り機構部14とを備えている。この首振り機構部14を鉛直方向(Z軸方向とする)に上下移動可能に支持する上下動作機構としての押付け用エアシリンダ16が設けられ、これらが一体で切断手段を構成している。この切断手段を水平2軸方向に移動案内するガイドレール機構があり、これは押付け用エアシリンダ16を支持してZ軸方向に垂直な水平方向(Y軸方向とする)への移動を可能にするY軸レール18と、このY軸レール18を両端で支持してZ軸方向及びY軸方向に垂直な方向(X軸方向とする)への移動を可能にする一対のX軸レール20とからなっている。そして、一対のX軸レール20をデッキプレート下面の設けられた一対の梁22にクランプ24により装着するとともに当該クランプ24の締め付け調整により位置移動可能としている。また、前記切断手段を構成している切断卜一チ12のX軸方向及びY軸方向の移動及び動作と、首振り機構部14の動作と押付け用エアシリンダ16の動作とを制御する制御装置26(図2)が設けられている。
【0017】
図3は、本発明の他の実施形態によるデッキプレート切断装置の底面図である。X軸方向の切断代はデッキプレート中の埋込金属3相当の長さで良いため、X軸方向のベアリングベルト駆動の長さは固定できる。そこで前記X軸レール20に相当するX軸支持レール20fおよび20g上に、前記ベアリングベルト駆動を取付けたX軸可動レール20aおよび20bを設置する。この実施例によれば取付け対象の梁22と梁の間隔が大きい場合でも、X軸レール上のベアリングベルト駆動を必要以上に大きくしなくても済むという効果が得られる。
これらの各構成要素は、簡便に分割、組立ができる構造となっている。
【0018】
図4(a)及び(b)は、図1中の切断トーチ部分を拡大した正面図及び側面図である。図4(c)は、図4(b)中の矢印Bから見た透視図である。
切断トーチ12は、首振り機構部14を構成している回動レバー14aの先端部に取り付けられている。回動レバー14aは、基端を首振り回転軸14bに固定されて首振り固定部14cと連結されている。首振り回転軸14bは、首振り固定部14cの上方に開けられた図示しない孔を介してその内部にある歯車14dと連結されている。歯車14dは、歯車14e、14f及び14gを介して首振り用モータ14hに連結されている。回動レバー14a、首振り回転軸14b、首振り固定部14c、歯車14d〜14gおよび首振り用モータ14hが首振り機構部14を構成している。この構成により、切断トーチ12は、Y−Z平面内を+90°〜−90°に首振り自在に回転できる。
【0019】
これら切断トーチ12及び首振り機構部14は、図1に示すように、デッキプレート1に磁着されたカバー28で覆われている。これにより、デッキプレート1の切断加工中に発生する火の粉及び粉塵を作業者がかぶることを防止できる。さらに、切断トーチ12の側には、CCDカメラ30が取り付けてあって切段加工の状況を同時進行でモニターするように構成されている。
【0020】
同様に、図4(a)及び(b)に示しているように、首振り機構部14の首振り固定部14cは、押し付け用エアシリンダ16で支持されている。この押し付け用エアシリンダ16は首振り固定部14cを支持するロッド部16aと、シリンダ部16bとから構成される。押し付け用エアシリンダ16は、シリンダ部16b下部でY軸レール18に取り付けられて支持されている。これにより首振り機構部14はシリンダの伸縮に応じてZ軸方向へ上下移動できる。
【0021】
ところで、詳細には図示しないが、Y軸レール18は、ベアリングユニット18a、18bによりX軸レール20に装着されている。また、Y軸レール18に前記切断手段をスライド移動可能に取り付けるとともに、切断手段を移動させるためにタイミングベルトとこれを駆動するモータ18cとを備えている。これにより押し付け用エアシリンダ16はタイミングベルト駆動によりY軸方向へ自在に移動できる。
【0022】
Y軸レール18は、ベアリングユニット18a、18bそれぞれの下方にてX軸レール20のX軸可動レール20a、20b上に取り付け支持されている。X軸可動レール20a、20bそれぞれは、ベアリングユニット20c、20dそれぞれを備えており、X軸可動レール20bにはさらにモータ20eが取り付けられている。これによりY軸レール18はタイミングベルト駆動によりにX軸方向へ自在に移動できる。X軸可動レール20aと20bとは、X軸支持レール20fと20gとのそれぞれにクランプ20hと20iとで固定されている。
【0023】
図5(a)及び(b)は、それぞれクランプ24の部分の拡大側面図及び拡大正面図である。X軸支持レール20f、20gは、クランプ24により梁22に締め付け固定される。クランプ24は、主に、押し付けねじ24a、スプリング24b、ローラ24c及び支持部24dから構成される。これにより押し付けねじ24aを緩めるとローラ24cがH形状の梁22のフランジ部に接し、スライドできるようになり、同じ梁スパン内では容易に移動できる。また、デッキプレート切断装置10は、デッキプレート1に装着するものでないので、切断範囲が制限されることもない。
【0024】
図2を参照すると、ディスプレイ26aを備えたコントローラ26bに接続された制御装置26は、図示しないケーブルを介して切断トーチ12、首振り機構部14、押付け用エアシリンダ16、Y軸レール18およびX軸レール20にそれぞれ接続されて制御するように構成されている。これにより、コントローラ26b上で予め所定の数値または処理内容を入力しておけば、指示に応じた動作を切断トーチ12、首振り機構部14、押し付け用エアシリンダ16、Y軸レール18およびX軸レール20に行わせることができる。従って、上述したCCDカメラ30で、処理状況を確認しながら不備な点が見つかれば制御装置26で即座に変更を加えることができる。
また、プラズマ電源32も、図示しないケーブルを介して切断トーチ12に接続されている。
【0025】
図6は切断トーチ12の拡大側面図である。この切断トーチ12が取り付けてある回動レバー14aの上部には、倣いセンサ機構部34が取り付けてある。この倣いセンサ機構部34は、最上部にデッキプレート1の表面に接触して回転する倣いローラ34aと、このローラ34aを支持するローラ支持部34bと、ローラ支持部34bを上方へ付勢するスプリング34cと、ローラ支持部34bと一体に取り付けられたセンサドグ34dと、センサドグ34dの上下移動を感知するフォトセンサ34eとから構成される。
【0026】
この構成により、切断トーチ12からデッキプレート1表面までの距離を検知し一定に維持して切断トーチ12にデッキプレート1の切断処理を行わせることができる。また、倣いセンサ機構部34は、制御装置26にケーブル接続されているので、切断トーチ12からデッキプレート1表面までの距離を自在に変えて切断トーチ12に切断処理を行わせることができる。
【0027】
図7は、波形形状をもつデッキプレート1に対する切断トーチ12の水平面及び傾斜面それぞれに対するプラズマ照射角度αを示す説明図である。切断トーチ12は、常に設定した照射角度αになるように首振り調整され、照射角度αは好ましくは70〜75°である。
【0028】
これにより、例えば、図7のようにデッキプレート1の断面波形が既知のものであれば、上述した制御装置26に切断寸法に加えてデッキプレート1の波形の高低差、ピッチ及び傾斜角度などを入力してデッキプレート切断装置10に自動で切断処理を行わせることができる。これにより、デッキプレートの加工処理の効率化及び省力化が図れる。
【0029】
図8(a)はデッキプレート1の水平面及び傾斜面の切断処理における順序を示し、図8(b)は切断順序それぞれの切断トーチ12のプラズマ照射角度および進行方向を示す概略図である(▲3▼のみ照射角度のみ示す)。これら図8(a)及び(b)を参照して、本実施形態に係るデッキプレート切断装置10を用いた波形断面を持つデッキプレート1の切断方法を説明する。
【0030】
まず、▲1▼で表す水平方向の半分付近までを切断トーチ12が、デッキプレート1表面に対して角度αでプラズマを照射して切断を行い、水平面の中間付近まできたら一旦プラズマ照射を止め、照射角度を180°―αにして▲2▼を表す水平面の終端部から▲1▼とは反対方向に切断トーチ12を逆走させながらプラズマ照射する。▲1▼及び▲2▼で表す水平面の切断が終了すると、プラズマ照射を止め、切断トーチ12を傾斜面▲3▼まで移動させ、傾斜面▲3▼に対して照射角度が180°―αになるように切断トーチ12を調整した後、切断処理する。
【0031】
続いて、水平面▲4▼は、水平面▲1▼と同様の方法で切断処理される。傾斜面▲5▼は、水平面▲4▼の処理を終えた段階で切断トーチ12のプラズマ照射を止め、切断トーチ12を傾斜面▲5▼の上方まで移動させる。それから、傾斜面▲5▼に沿って切断トーチ12を逆走させながらプラズマ照射を行う。このとき、切断トーチ12の照射角度は、傾斜面▲5▼に対してαとする。水平面▲6▼及び▲7▼は、水平面▲1▼及び▲2▼それぞれと同一態様で切断処理する。
【0032】
水平面▲1▼、▲2▼、▲4▼、▲6▼及び▲7▼では、切断トーチ12は、倣いセンサ機構部34によりデッキプレート1表面からのトーチ高さが2〜3mmの間になるように上下方向に調整する。他方、傾斜面▲3▼及び▲5▼では、切断トーチ12は、トーチ高さが2〜3mmの間になるように水平方向に調整する。
【0033】
以上のような構成のデッキプレート切断装置10によれば、切断装置全体がクランプ24によって天井面を支持する鋼製梁22に簡便に装着でき、かつ首振り機構部14と押し付け用エアシリンダ16とY軸レール18とX軸レール20とによって3軸方向への移動が自在になる。また、この組合せにより高低差が大きく波形間隔の狭いような波形断面をもつデッキプレートの鋼板でもデッキプレート切断装置10のトーチ追従が可能になる。
【0034】
また、各構成要素は簡便に分割、組立できる構造となっているので、狭隘な現場環境にあっても容易に持ち込み、装着でき、安価なデッキプレート切断装置を提供できる。
【0035】
上述した本実施形態のデッキプレート切断装置10によれば、デッキプレート1の断面波形の形状(傾斜面の角度β=110〜115°)を既知のものとして切断トーチ12の角度αを決定するように構成されているので、切断処理の自動化が図れる。その結果、作業の効率化と共に省力化が図れる。
【0036】
さらに、上述した本実施形態のデッキプレート切断装置10によれば、デッキプレート表面と切断トーチ12との距離を検知して、デッキプレート表面に対する切断トーチ12の位置を決定する位置決定手段を備えている。そのため、切断トーチ12とデッキプレート表面との好ましい距離を選択維持できるので、距離が離れていたときに発生する加工時間及び電力の浪費を防止できる。その結果、さらなる作業の効率化が図れる。
【0037】
さらにまた、上述した本実施形態のデッキプレート切断装置10によれば、押し付けねじ24aを緩めるとローラ24cの回動が容易になって鋼製梁22上をスライドできるように構成されているので、同じ梁スパン内では切断箇所の移動が容易になる。その結果、さらなる作業の効率化が図れる。
【0038】
また、切断トーチ12を覆うカバー28を備えて構成される上述した本実施形態デッキプレート切断装置10によれば、切断時に発生する火の粉や粉塵を回収できるので、作業者の保護を図り、作業エリア内の養生を低減できる。その結果、作業者にとって安全な作業環境が提供できる。
【0039】
以上、本発明を好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これら実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱することのない範囲内において適宜の変更が可能なものである。例えば、上述したデッキプレート切断装置の実施例では、切断トーチをプラズマ切断に限って説明したが、ガス切断やレーザ切断などの他の溶断方法での構成としてもよい。また、2軸水平移動機構のための動作機構もボールねじ機構など適宜機構を採用することができる。
【0040】
【発明の効果】
本発明は、高低差が大きく波形間隔の狭いデッキプレートヘ適用でき、狭隘な現場環境であっても簡便に持ち込んで装着でき、かつ安価なデッキプレート切断装置を提供することができる。また、作業者が火の粉や粉塵をかぶらない安全な作業環境にできるデッキプレート切断装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態によるデッキプレート切断装置の側面図である。
【図2】図1中の矢印A−Aから見た正面図(b)である。
【図3】本発明の他の実施形態によるデッキプレート切断装置の底面図である。
【図4】同装置のプラズマトーチ部分を拡大した正面図(a)及び側面図(b)、及び(b)中の矢印Bから見た透視図(c)である。
【図5】図1中のクランプ7部分の拡大側面図(a)及び拡大正面図(b)である。
【図6】図1中の切断トーチ2付近に関する拡大側面図である。
【図7】図1中の切断トーチ2のプラズマ照射角度αを示す説明図である。
【図8】(a)デッキプレート12の切断処理における順番、(b)は順番それぞれの切断トーチ2のプラズマ照射角度及びその進行方向を示す概略図である。
【図9】原子力発電所建屋におけるデッキプレート及び埋込金属の概要である。
【符号の説明】
1………デッキプレート、2………コンクリート、3………埋込金属、10………デッキプレート切断装置、12………切断トーチ、14………首振り機構部、14a………回動レバー、14b………首振り回転軸、14c………首振り固定部、14d〜g………歯車、14h………首振り用モータ、16………押付け用エアシリンダ、16a………ロッド部、16b………シリンダ部、18………Y軸レール、18a、18b………ベアリングユニット、18c………モータ、20………X軸レール、20a、20b………X軸可動レール、20c、20d………ベアリングユニット、20e………モータ、20f、20g………X軸支持レール、20h、20i………クランプ、22………梁、24………クランプ、24a………押し付けねじ、24b………スプリング、24c………ローラ、24d………支持部、26………制御装置、26a………ディスプレイ、26b………コントローラ、28………カバー、30………CCDカメラ、32………プラズマ電源、34………倣いセンサ機構部、34a………倣いローラ、34b………ローラ支持部、34c………スプリング、34d………センサドグ、34e………フォトセンサ

Claims (4)

  1. 水平2軸方向に切断トーチを移動案内するガイドレールをデッキプレート下面の設けられた梁にクランプにより装着し、かつ前記切断トーチはデッキプレートの凹凸に追従させる上下・首振り動作機構によりガイドレール側に取り付けられていることを特徴とするデッキプレート切断装置。
  2. 請求項1記載のデッキプレート切断装置において、前記ガイドレールを構成するX軸レールをX軸可動レールとX軸支持レールとで構成することを特徴とするデッキプレート切断装置。
  3. 請求項1記載のデッキプレート切断装置において、前記切断トーチの切断面に対する角度はデッキプレートの波形状の傾斜角度を既知として予め設定されていることを特徴とするデッキプレート切断装置。
  4. 請求項1記載のデッキプレート切断装置において、前記トーチを切断対象面に追従させる倣いローラが設けられ、当該倣いローラの位置を検知するフォトセンサを設け、当該フォトセンサにより前記倣いローラの位置を検出して切断トーチの位置決めをなすようにしたことを特徴とするデッキプレート切断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010528241A (ja) * 2007-05-29 2010-08-19 ヒュンダイ ヘビー インダストリーズ カンパニー リミテッド 溶接型2次防壁を備える液化天然ガス貯蔵容器用断熱システムとその施工方法
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