JP2004116056A - 二重床用支持脚 - Google Patents

二重床用支持脚 Download PDF

Info

Publication number
JP2004116056A
JP2004116056A JP2002278719A JP2002278719A JP2004116056A JP 2004116056 A JP2004116056 A JP 2004116056A JP 2002278719 A JP2002278719 A JP 2002278719A JP 2002278719 A JP2002278719 A JP 2002278719A JP 2004116056 A JP2004116056 A JP 2004116056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support leg
double
floor
screw
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002278719A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Yoshida
吉田 秀和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2002278719A priority Critical patent/JP2004116056A/ja
Publication of JP2004116056A publication Critical patent/JP2004116056A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Abstract

【課題】高さ調整が簡単で、その調整作業を効率的に行なうことができるダブルナット方式の二重床用支持脚およびその固定方法を提供する。
【解決手段】二重床用支持脚1では、軸部5を回転することにより、トッププレート6と、ベースプレート9との上下(高さ)調整を行なった後、トッププレート6上の回転止め棒挿入孔12aと、ベースプレート9上の回転止め棒挿入孔13aとに、回転止め棒14を挿入した後、ネジ固定ハンドル11の回転により、上下調整完了状態の固定を行なうので、この上下調整完了状態からネジの位置がずれることがなく、しかも、この上下調整完了状態の確保を、簡便且つ省力的に行うことができる。また、コンクリートスラブへの固定時に、ベースプレートに形成した回転止め棒挿入孔13の内部に接着剤を充填硬化し、固定するので、アンカー効果により強固に固定できる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、二重床用支持脚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、OA機器の通信ケーブル等の配線を安全且つ効率的におこなうため、床パネルとコンクリートスラブとの間に空間を形成し、この床下空間に通信ケーブル等を収納することのできる二重床が広範に施工されている。かかる二重床は、コンクリートスラブから所定の高さに設置する必要があり、このような二重床構造において、床下地材を支持し、また、二重床のコンクリートスラブからの高さを規定するための二重床用支持脚としては、ベースプレートと、これに立設された支柱と、この支柱の上端に設けられた上下調節可能な床パネル支持部材とを一般に備えており、この二重床用支持脚を複数個、そのベースプレートをコンクリートスラブ上に所定間隔で固着、配置するとともに、各床支持脚の床パネル支持部材に床パネルを固定し、これにより床パネルをコンクリートスラブから所定の高さで支持するようにしている。
【0003】
この場合において、コンクリートスラブに取り付けられるベースプレートと、二重床を取り付ける上記床パネル支持部材を構成するトッププレートとが、それぞれネジ及びネジ孔を有する部材を具備し、これらを螺合せしめ、ネジの回転により、床パネルとコンクリートスラブとの距離を調節した後、所謂、ダブルナット方式で上下(高さ)調整完了状態の固定が可能な、従来の二重床用支持脚においては、ネジ弛み止め(ロック)ナットの役割を果たすネジ固定ハンドルを締めつけて上下調整完了状態の固定をする際に、上下調整完了状態からネジの位置がずれてしまい、床パネルとコンクリートスラブとの距離が変化してしまうことがある。
【0004】
かかる二重床構造においては、この上下調整完了状態が確保されないと、床パネルに傾きが生じる等の不具合の原因となる。その一方で、この上下調整完了状態の確保に、多大な時間と労力を要し、これを簡便且つ省力的に行うことができなければ、作業能率の向上が図れない。
【0005】
一方、このような上下調整完了状態の固定を確実に行うための二重床用支持脚については、例えば、特開平7−207886号公報において、上下調整が完了した状態で、螺合したネジ部にキーを挿入する二重床用支持脚が開示されている。しかし、これは、上記したダブルナット方式で上下調整完了状態の固定を行う二重床用支持脚とは、異なる方式に関するもので、固定方法における基本的技術思想を異にするものである。
【0006】
【特許文献1】
特開平7−207886号公報 (第2頁 [特許請求の範囲]、第3頁 段落[0015]〜第4頁 段落[0037])
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事由に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、高さ調整が簡単で、その調整作業を効率的に行なうことができる、ダブルナット方式で上下(高さ)調整完了状態の固定が可能な二重床用支持脚およびその固定方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明の二重床用支持脚にあっては、床パネル受け台と、前記床パネル受け台を支持する防振ゴムと、前記防振ゴムと上面で固着していて、外周に雄ネジを形成した軸部を下面に有するトッププレートと、内面に前記雄ネジと螺合可能な雌ネジを形成した筒状の支柱を上面に有するベースプレートと、前記雄ネジと螺合可能な雌ネジを形成したネジ固定ハンドルとを備え、前記ネジ固定ハンドルを螺嵌した前記軸部と前記筒状の支柱を螺着し、前記軸部を回転することにより、前記トッププレートと、前記ベースプレートとの上下調整を行なった後、前記ネジ固定ハンドルの回転により、上下調整完了状態の固定が可能な二重床用支持脚であって、螺着した前記トッププレート及び前記ベースプレートの双方に、前記軸部の中心を中心とする半径同一の円周上に、複数の回転止め棒挿入孔を形成したことを特徴とするものである。
【0009】
請求項2に係る発明の二重床用支持脚の固定方法にあっては、コンクリートスラブに対する請求項1記載の二重床用支持脚の固定方法であって、前記トッププレートと、前記ベースプレートとの固定完了後に、前記ベースプレートに形成した複数の回転止め棒挿入孔の内部に接着剤を充填硬化し、コンクリートスラブに対して固定することを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。なお、本発明の二重床用支持脚は、下記の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。ここで、図1は、本発明の二重床用支持脚の典型的実施形態における上下(高さ)調整完了状態の固定時の概略を模式的に示す図である。図2は、本発明の二重床用支持脚の典型的実施形態における固定時の断面の概略を模式的に示す図である。
【0011】
即ち、図1、図2に示す本発明の典型的実施形態である二重床用支持脚1においては、床パネル受け台2と、これを支持する防振ゴム3と、防振ゴム3と上面で固着していて、外周に雄ネジ4を形成した軸部5を下面に有するトッププレート6と、内面に雄ネジ4と螺合可能な雌ネジ7を形成した筒状の支柱8を上面に有するベースプレート9と、雄ネジ4と螺合可能な雌ネジ10を形成したネジ固定ハンドル11とを備え、このネジ固定ハンドル11を螺嵌した軸部5と支柱8とを螺着し、軸部5を回転することにより、トッププレート6と、ベースプレート9との上下(高さ)調整を行なった後、ネジ固定ハンドル11の回転により、所謂、ダブルナット方式で上下調整完了状態の固定ができるもので、螺着したトッププレート6及びベースプレート9の双方に、軸部5の中心を中心とする半径同一の円周上に、それぞれ複数の回転止め棒挿入孔12、13を形成したものである。
【0012】
即ち、二重床用支持脚1においては、ネジ固定ハンドル11を予め螺嵌した軸部5と支柱8を螺着した後、軸部5を回転することにより、床パネル15とコンクリートスラブ16との距離を所定の設定値にするために、トッププレート6と、ベースプレート9との上下調整を行なった後、ネジ固定ハンドル11の回転により、所謂、ダブルナット方式で上下調整完了状態の固定を行なうものであるが、図1に示すように、ネジ固定ハンドル11の回転により、上下調整完了状態の固定を行なう操作に先だって、トッププレート6上の軸部5の中心を中心とする円周上に形成した複数の回転止め棒挿入孔12の中の特定の回転止め棒挿入孔12aと、軸部5と支柱8とを螺着した状態でベースプレート9上の軸部5の中心を中心とし、且つ、上記トッププレート6上の複数の回転止め棒挿入孔12を形成した円周と同一半径の円周上に形成した複数の回転止め棒挿入孔13の中の、上記特定の回転止め棒挿入孔12aに対応した特定の回転止め棒挿入孔13aとに、回転止め棒14を挿入して、上記した上下調整完了状態からネジの位置がずれることを防止した後、ネジ固定ハンドル11の回転により、上下調整完了状態の固定を行なうものである。
【0013】
このように、二重床用支持脚1においては、軸部5と支柱8とを介して螺着したトッププレート6及びベースプレート9の双方に、軸部5の中心を中心とする半径同一の円周上に、複数の回転止め棒挿入孔12、13を形成しているので、ネジ弛み止め(ロック)ナットの役割を果たすネジ固定ハンドル11を締めつけて、上下調整完了状態の固定をする際に、この上下調整完了状態からネジの位置がずれることがなく、しかも、この上下調整完了状態の確保を、簡便且つ省力的に行うことができることとなる。なお、回転止め棒14を挿入する特定の回転止め棒挿入孔12a、13aの選定は、特に、限定はなく、ネジ固定ハンドル11の回転に支障のない限り、任意に選定可能である。
【0014】
上記のように、ネジ固定ハンドル11を締めつけて、上下調整完了状態の固定が完了した後、回転止め棒14を二重床用支持脚1から抜き取り、図2に示すように、コンクリートスラブ16上に固定することとなるが、この際、ベースプレート9に形成した複数の回転止め棒挿入孔13の内部に接着剤18を充填硬化し、コンクリートスラブ16に対して固定することとなるので、ベースプレート9上の複数の回転止め棒挿入孔13内で硬化した接着剤18のアンカー効果により、ベースプレート9とコンクリートスラブ16との固定が強固なものとすることができることとなる。
【0015】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に係る発明の二重床用支持脚にあっては、床パネル受け台と、前記床パネル受け台を支持する防振ゴムと、前記防振ゴムと上面で固着していて、外周に雄ネジを形成した軸部を下面に有するトッププレートと、内面に前記雄ネジと螺合可能な雌ネジを形成した筒状の支柱を上面に有するベースプレートと、前記雄ネジと螺合可能な雌ネジを形成したネジ固定ハンドルとを備え、前記ネジ固定ハンドルを螺嵌した前記軸部と前記筒状の支柱を螺着し、前記軸部を回転することにより、前記トッププレートと、前記ベースプレートとの上下調整を行なった後、前記ネジ固定ハンドルの回転により、上下調整完了状態の固定が可能な二重床用支持脚であって、螺着した前記トッププレート及び前記ベースプレートの双方に、前記軸部の中心を中心とする半径同一の円周上に、複数の回転止め棒挿入孔を形成したことを特徴とするので、ネジ弛み止め(ロック)ナットの役割を果たす前記ネジ固定ハンドルを締めつけて、上下(高さ)調整完了状態の固定をする際に、上下調整完了状態からネジの位置がずれることがなく、しかも、この上下調整完了状態の確保を、簡便且つ省力的に行うことができるという優れた効果を奏する。
【0016】
請求項2に係る発明の二重床用支持脚の固定方法にあっては、コンクリートスラブに対する請求項1記載の二重床用支持脚の固定方法であって、前記トッププレートと、前記ベースプレートとの固定完了後に、前記ベースプレートに形成した複数の回転止め棒挿入孔の内部に接着剤を充填硬化し、コンクリートスラブに対して固定することを特徴とするので、ベースプレート上の複数の回転止め棒挿入孔内で硬化した接着剤のアンカー効果により、ベースプレートとコンクリートスラブとの固定が強固なものになるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の二重床用支持脚の典型的実施形態における上下(高さ)調整完了状態の固定時の概略を模式的に示す図である。
【図2】本発明の二重床用支持脚の典型的実施形態における固定時の断面の概略を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1   二重床用支持脚
2   床パネル受け台
3   防振ゴム
4   雄ネジ(軸部5)
5   軸部
6   トッププレート
7   雌ネジ(支柱8)
8   支柱
9   ベースプレート
10   雌ネジ(ネジ固定ハンドル11)
11   ネジ固定ハンドル
12   回転止め棒挿入孔
12a  回転止め棒挿入孔
13   回転止め棒挿入孔
13a  回転止め棒挿入孔
14   回転止め棒
15   床パネル
16   コンクリートスラブ
17   床材
18   接着剤
19   釘
20   釘

Claims (2)

  1. 床パネル受け台と、前記床パネル受け台を支持する防振ゴムと、前記防振ゴムと上面で固着していて、外周に雄ネジを形成した軸部を下面に有するトッププレートと、内面に前記雄ネジと螺合可能な雌ネジを形成した筒状の支柱を上面に有するベースプレートと、前記雄ネジと螺合可能な雌ネジを形成したネジ固定ハンドルとを備え、前記ネジ固定ハンドルを螺嵌した前記軸部と前記筒状の支柱を螺着し、前記軸部を回転することにより、前記トッププレートと、前記ベースプレートとの上下調整を行なった後、前記ネジ固定ハンドルの回転により、上下調整完了状態の固定が可能な二重床用支持脚であって、螺着した前記トッププレート及び前記ベースプレートの双方に、前記軸部の中心を中心とする半径同一の円周上に、複数の回転止め棒挿入孔を形成したことを特徴とする二重床用支持脚。
  2. コンクリートスラブに対する請求項1記載の二重床用支持脚の固定方法であって、前記トッププレートと、前記ベースプレートとの固定完了後に、前記ベースプレートに形成した複数の回転止め棒挿入孔の内部に接着剤を充填硬化し、コンクリートスラブに対して固定することを特徴とする二重床用支持脚の固定方法。
JP2002278719A 2002-09-25 2002-09-25 二重床用支持脚 Pending JP2004116056A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002278719A JP2004116056A (ja) 2002-09-25 2002-09-25 二重床用支持脚

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002278719A JP2004116056A (ja) 2002-09-25 2002-09-25 二重床用支持脚

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004116056A true JP2004116056A (ja) 2004-04-15

Family

ID=32273922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002278719A Pending JP2004116056A (ja) 2002-09-25 2002-09-25 二重床用支持脚

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004116056A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106812283A (zh) * 2016-07-29 2017-06-09 上海市建筑装饰工程集团有限公司 石材地坪架空预装注浆固化方法
CN106836727A (zh) * 2016-07-29 2017-06-13 上海市建筑装饰工程集团有限公司 石材地坪架空预装方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106812283A (zh) * 2016-07-29 2017-06-09 上海市建筑装饰工程集团有限公司 石材地坪架空预装注浆固化方法
CN106836727A (zh) * 2016-07-29 2017-06-13 上海市建筑装饰工程集团有限公司 石材地坪架空预装方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR200392087Y1 (ko) 콘크리트 거푸집 지지대
JP6117132B2 (ja) 床束
JP2004116056A (ja) 二重床用支持脚
JP3131816B2 (ja) 鉄骨柱の建て込み方法
KR200249941Y1 (ko) 지하옹벽 구축용 거푸집 고정장치
JP2010275708A (ja) 建物形成方法
US6921501B2 (en) Method of forming a circumferentially closed concrete wall having the same cross-section over the entire height thereof
JP2007126956A (ja) 木造建築用アンカーパック、及びこれを用いた木造建築構造
JP2878800B2 (ja) アンカーボルト定着装置
JP3274282B2 (ja) 免震装置取付用架台装置
JP4211537B2 (ja) コンクリートブロックの製造方法及び製造ジグ
JP7532027B2 (ja) アンカーボルト支持装置
GB2403736A (en) Shroud for a bolt to be set in concrete
JP2704999B2 (ja) 仮設建物の支持構造および仮設建物用支持台
JPH0849306A (ja) アンカーボルト定着装置
KR200397215Y1 (ko) 보강형 합벽 지지대
JP3629681B2 (ja) 木造柱における柱脚部の構造
JP2587649Y2 (ja) 手摺等の柱脚固定具
JPH0345479Y2 (ja)
JPH06235221A (ja) アンカーボルトの施工方法
KR200260690Y1 (ko) 높이 조절이 가능한 하중 지지장치
JP3197046U (ja) 柱脚施工具及び柱脚施工方法
JPH0410282Y2 (ja)
KR20210033648A (ko) 건축용 외장패널 수평조절장치 및 설치방법
JPH07113238A (ja) 調整機能付アンカーボルト及びそれを用いた土台取付構造