JP2004115146A - パレット交換方法及びその交換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加工ラインに対して供給するワークWを載置したパレットの交換を迅速にかつ能率良く行う。
【解決手段】自動倉庫装置1はワークWを載置したパレット3を収納自在の複数の収納棚5を備え、前記各収納棚5に対してパレット3の搬出入を行うクレーン装置9を備えている。パレット3上のワークWを加工ラインヘ供給するためのワーク供給装置11と前記自動倉庫装置1との間でパレット3の交換を行う際に、前記ワーク供給装置11の位置からパレット交換位置ST1へ第1のパレット移送装置27によってパレット3を移送するのと同時に前記パレット交換位置ST1から前記ワーク供給装置11の位置へ第2のパレット移送装置29によってパレット3を移送し交換する。このとき、前記クレーン装置9と前記パレット交換位置ST1の第1、第2のパレット移送装置29との間で直接的にパレット3の交換を行うので、迅速に行われる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動倉庫装置と加工ラインとの間においてワークを載置したパレットの交換を行うパレット交換方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動倉庫装置と加工ラインとの間においてのパレット交換は、図4に示されているように行われている。
【0003】
すなわち、自動倉庫装置101は、ワークWを載置したパレット103を収納自在の複数の収納棚105が上下方向および左右方向(図4において紙面に垂直な方向)に複数備えられた立体棚107が備えられている。この立体棚107の前側又は後側には、前記各収納棚105に対してパレット103を出入自在かつ所定の収納棚105Aヘパレット103を搬送自在のクレーン装置109が備えられている。なお、この種の自動倉庫装置101は公知であるから概略的な説明にとどめ、より詳細な説明は省略する。
【0004】
前記立体棚107から適宜に離反した位置には、例えば切断加工ラインや折曲げ加工ライン等の適宜の加工ライン(図示省略)に対してパレット103上のワークWを供給するためのワーク供給装置111が配置されている。このワーク供給装置111としては、例えばパレット103上に積載された板状のワークWを1枚毎に分離して加工ラインに供給する一枚取り装置等のように、パレット103上からワークWを1つ毎取出して供給するものである。この種のワーク供給装置111の構成は公知であるからより詳細な説明は省略する。
【0005】
なお、ワーク供給装置111としては、パレット103上に載置されているワークWの種類によっては、産業用ロボット等の適宜のロボットを使用することもある。
【0006】
前記ワーク供給装置111とクレーン装置109との間にはパレット103を一時的に保持するパレット待機保持部113が設けられており、このパレット待機保持部113とワーク供給装置111との間には、例えばリフター台車等のごときパレット移送装置115がレール117上を移動自在に設けられている。このパレット移送装置115は、パレット103をワーク供給装置111からクレーン装置109へ移送すると共に、パレット待機保持部113に一時的に保持されていたパレット103を当該パレット待機保持部113からワーク供給装置111へ搬送するものである。
【0007】
前記構成において、ワーク供給装置111に位置決めされているパレット103と新しい次のパレット103Aとを交換する場合には、先ず、立体棚107の収納棚105からクレーン装置109によって次のパレット103Aが取出され、この次のパレット103Aはパレット待機保持部113へ移送され、待機状態に保持される。
【0008】
既にワーク供給装置111に位置するパレット103はパレット移送装置115によってパレット待機保持部113へ移送され、次いでクレーン装置109によって所望の収納棚105に戻される。
【0009】
前記パレット待機保持部113に待機状態に保持されている次のパレット103Aはパレット移送装置115によって前記ワーク供給装置111へ搬送される。
【0010】
その後、クレーン装置109によって新しい次の次のパレット103が取出され、この次の次のパレット103はパレット待機保持部113へ移送され、待機状態に保持される(例えば、特許文献1参照)。
【0011】
【特許文献1】
特願2001−359760
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述したように従来の構成においては、ワーク供給装置111に対するパレット103の搬出入はパレット移送装置115のみによって行われるので、既に終了したワークWのパレット103がパレット移送装置115、クレーン装置109によって収納棚105に戻されるためにパレット待機保持部113を通過しないと、次のパレット103Aをワーク供給装置111へ移送できない。そのために、加工ラインの板材加工機が停止している時間が大きいというという問題点があった。
【0013】
特に、例えば多種少量生産のようにワークWの変更のためにパレット103の交換が頻繁に行われる場合には、加工ラインに対してワークWの供給が遅れて、加工ラインを一時的に停止することがあるなど、能率向上を図る上においてさらなる改善が求められている。
【0014】
この発明は上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、例えば多種少量生産のごとく加工ラインに対して供給するワークの交換が頻繁に行われる場合であっても、ワークを載置したパレットの交換を迅速にかつ能率良く行うことのできるパレット交換方法及びその装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1によるこの発明のパレット交換方法は、ワークを載置したパレットを収納自在の複数の収納棚を備えると共に前記各収納棚に対してパレットの搬出入を行うクレーン装置を備えた自動倉庫装置とパレット上のワークを加工ラインヘ供給するためのワーク供給装置との間でパレットの交換を行う方法において、前記ワーク供給装置の位置からパレット交換位置へ第1のパレット移送装置によってパレットを移送するのと同時に前記パレット交換位置から前記ワーク供給装置の位置へ第2のパレット移送装置によってパレットを移送し交換する際、前記クレーン装置と前記パレット交換位置の第1、第2のパレット移送装置との間で直接的にパレットの交換を行うことを特徴とするものである。
【0016】
したがって、第1,第2のパレット移送装置により、ワーク供給装置から一方のパレットを搬出するのとほぼ同時に他方のパレットが搬入されることとなり、ワーク供給装置に対するパレットの交換は迅速に行われる。しかも、パレット交換位置の使用済みのパレットは、他方のパレットからワークが加工ラインに供給されている間に、第1,第2のパレット移送装置から直接的にクレーン装置により立体棚へ戻されてから、次のパレットが立体棚から引き出されてパレット交換位置で待機するため、余分な動作がなく、短時間のパレット交換が可能となる。加工ラインを一時的に停止するようなことがなく、能率良く加工が行われる。さらに、従来のような往復移動自在のリフト台のようなパレット移送装置を必要としないので、設備的に安価となる。
【0017】
請求項2によるこの発明のパレット交換装置は、ワークを載置したパレットを収納自在の複数の収納棚を上下左右に備えると共に前記各収納棚に対してパレットを出入自在かつ所望位置ヘパレットを搬送自在のクレーン装置を備えた自動倉庫装置と、前記パレット上のワークを加工ラインヘ供給するためのワーク供給装置と、前記ワーク供給装置とパレット交換位置との間においてパレットの移送を行うべく交互に往復動自在に設けられた第1,第2のパレット移送装置とを備え、前記パレット交換位置に位置する前記第1,第2のパレット移送装置と前記クレーン装置との間で直接的にパレットの交換を行うべく配置、構成してなることを特徴とするものである。
【0018】
したがって、請求項1記載の作用と同様であり、第1,第2のパレット移送装置により、ワーク供給装置から一方のパレットを搬出するのとほぼ同時に他方のパレットが搬入されることとなり、ワーク供給装置に対するパレットの交換は迅速に行われる。しかも、パレット交換位置の使用済みのパレットは、他方のパレットからワークが加工ラインに供給されている間に、第1,第2のパレット移送装置から直接的にクレーン装置により立体棚へ戻されてから、次のパレットが立体棚から引き出されてパレット交換位置で待機するため、余分な動作がなく、短時間のパレット交換が可能となる。加工ラインを一時的に停止するようなことがなく、能率良く加工が行われる。さらに、従来のような往復移動自在のリフト台のようなパレット移送装置を必要としないので、設備的に安価となる。
【0019】
請求項3によるこの発明のパレット交換装置は、請求項2記載のパレット交換装置において、前記パレット交換位置が、前記自動倉庫装置の収納棚の下方位置であることを特徴とするものである。
【0020】
したがって、クレーン装置が立体棚に対してワーク供給装置の反対側に位置している場合、パレット交換位置が立体棚の中に入っているので、自動倉庫装置の全体の幅は狭くなる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0022】
図1及び図2を参照するに、第1の実施の形態に係わる自動倉庫装置1は、ワークWを載置したパレット3を収納自在の複数の収納棚5が上下方向および左右方向(図1において紙面に垂直な方向)に複数備えられた立体棚7が備えられている。この立体棚7の前側(図1において左側)には、前記各収納棚5に対してパレット3を出入自在かつ所定位置ヘパレット3を搬送自在のクレーン装置9が備えられている。なお、この種の自動倉庫装置1は公知であるから概略的な説明にとどめ、より詳細な説明は省略する。
【0023】
前記立体棚7から適宜に離反した位置には、例えば切断加工ラインや折曲げ加工ライン等の適宜の加工ライン(図示省略)に対してパレット3上のワークWを供給するためのワーク供給装置11が立体棚7の後側(図1において右側)に配置されている。このワーク供給装置11としては、例えば一枚取り装置13等のように、パレット3上に積載された板状のワークWを1枚毎に分離して加工ラインに供給するものである。一枚取り装置13にはエアによりワークWを吸着するエアパッドのような吸着装置15を備えたストレッチ17が昇降自在に設けられている。この種のワーク供給装置11の構成は公知であるからより詳細な説明は省略する。
【0024】
なお、ワーク供給装置11としては、パレット3上に載置されているワークWの種類によっては、産業用ロボット等の適宜のロボットを使用しても、あるいは他の装置であっても構わない。
【0025】
この発明の実施の形態の主要部を構成するパレット交換装置19は、前記ワーク供給装置11とクレーン装置9との間で直接的にパレット3の交換を行うために、前記ワーク供給装置11に対応した位置から前記立体棚7の下層棚の位置に亘る枠体フレーム21が設けられており、この枠体フレーム21の前後端付近(図1の左右両端付近)には、制御モータ(図示省略)によって回転されるスプロケット23が回転自在に支持されている。そして、上記スプロケット23には左右方向(図1においては紙面に垂直な方向)に離隔した一対のエンドレスベルト又はエンドレスチェーンのごときエンドレス部材25が掛回してある。
【0026】
そして、前記エンドレス部材25における上部側には第1のパレット移送装置27が装着されており、かつエンドレス部材25の下部側には第2のパレット移送装置29が装着されている。上記の第1,第2のパレット移送装置27,29の左右方向の幅(図1において紙面に垂直な方向の幅)はパレット3の左右方向の幅より大きな四角形状の枠体状に構成してあり、かつ第1,第2のパレット移送装置27,29には前側(図1において右側)に開口した開口部27A,29Aが設けられ、ほぼコ字形状に形成されている。
【0027】
前記第1,第2のパレット移送装置27,29は、上下に離れた状態にあってエンドレス部材25の正逆回転によって互いに逆方向に移動するものである。なお、パレット交換装置19における立体棚7の下層棚の位置は、クレーン装置9との間においてパレット3の交換を行うパレット交換位置ST1であり、パレット交換装置19におけるワーク供給装置11に対応した位置は、ワークWを加工ラインに供給するワーク供給位置ST2である。
【0028】
前記第1,第2のパレット移送装置27,29は、第1のパレット移送装置27がワーク供給位置ST2に位置するときには第2のパレット移送装置29はパレット交換位置ST1に位置し、逆に第2のパレット移送装置29がワーク供給位置ST2に位置するときには第1のパレット移送装置27はパレット交換位置ST1に位置する関係に設けられている。
【0029】
上記構成において、立体棚7における各収納棚5と立体棚7の下層棚の所定のパレット交換位置ST1に対応する所定位置との間のパレット3の移送は、クレーン装置9によって行われる。そして、前記ワーク供給装置11と所定のパレット交換位置ST1に対応する所定位置のクレーン装置9(図1の2点鎖線で示されている)との間でパレット3の交換を行うには、次のように行われる。
【0030】
すなわち、例えば図1に示されているように、第1のパレット移送装置27がワーク供給装置11に対応して位置し、一枚取り装置13のストレッチ17が昇降して吸着装置15により上記パレット3上からワークWが一枚取りされ、このワークWを加工ラインヘ供給している状態にあるとき、自勤倉庫装置1におけるクレーン装置9によって所望の収納棚5から次のパレット3Aが取出されて所定のパレット交換位置ST1に対応する所定位置へ搬送され、第2のパレット移送装置29へ移動されて待機状態に保持される。
【0031】
上記の第1のパレット移送装置27のパレット3上のワークWが加工終了した後、エンドレス部材25が回転し、第1のパレット移送装置27がワーク供給装置11のワーク供給位置ST2からパレット交換位置ST1へ移動されると、第2のパレット移送装置29はパレット交換位置ST1からワーク供給装置11のワーク供給位置ST2へ同時に移動し位置決めされる。
【0032】
前記第2のパレット移送装置29によって次のパレット3Aがワーク供給位置ST2に位置決めされると、次のパレット3A上のワークWは、ワーク供給装置11の作用によって加工ラインヘ供給される。
【0033】
上述したように、ワーク供給装置11によってワーク供給位置ST2の次のパレット3Aから加工ラインへワークWの供給が行われている間に、パレット交換位置ST1の第1のパレット移送装置27上の使用済みのパレット3は、クレーン装置9によって立体棚7の所望の収納棚5に戻される。
【0034】
次いで、前述したように、次の次のパレット3が所望の収納棚5から前記クレーン装置9によって取出されて所定のパレット交換位置ST1に対応する所定位置へ搬送され、第1のパレット移送装置27へ移動されて待機状態に保持される。
【0035】
したがって、ワーク供給装置11から一方のパレットを搬出するのとほぼ同時に他方のパレットが搬入されることとなり、ワーク供給装置11に対するパレットの交換を迅速に行うことができる。しかも、使用済みのパレットは他方のパレットからワークWが加工ラインに供給されている間に、立体棚7へ戻してから次のパレットを立体棚7から引き出してパレット交換位置ST1で待機せしめるので、余分な動作がなく、最小限の装置で短時間のパレット交換が可能となる。したがって、加工ラインを一時的に停止するようなことがなく、能率良くライン加工を行うことができるものである。
【0036】
また、上記のようにクレーン装置9が立体棚7に対してワーク供給装置11の反対側に位置している場合、パレット交換装置19が一部、立体棚7の中に入っているので、立体棚7の一部の収納棚5が2段ほど少なくなるのであるが、自動倉庫装置1の全体の前後方向の幅は狭くすることができる。
【0037】
また、従来のような往復移動自在のリフト台のようなパレット移送装置を必要としないので、設備的に安価となる。
【0038】
次に、この発明の第2の実施の形態の自動倉庫装置31について図面を参照して説明する。前述した第1の実施の形態の自動倉庫装置1とほぼ同様であるので、同様の部材は同符号を付し、主として異なる点を説明する。
【0039】
図3を参照するに、クレーン装置9は立体棚7の後側(図3において右側)に位置しており、ワーク供給装置11としての例えば一枚取り装置13は前記クレーン装置9から適宜に離反した後側(図3において右側)の位置に配置されている。
【0040】
パレット交換装置19は、前述した第1の実施の形態と同様の構成であり、枠体フレーム21はワーク供給装置11とクレーン装置9との間で直接的にパレット3の交換を行うために、前記ワーク供給装置11に対応した位置から前記クレーン装置9の所定位置に亘るように配置されている。
【0041】
なお、前記クレーン装置9の所定位置に隣接するパレット交換装置19の位置(図3において左端側)は、クレーン装置9との間においてパレット3の交換を行うパレット交換位置ST1であり、パレット交換装置19におけるワーク供給装置11に対応した位置(図3において右端側)は、ワークWを加工ラインに供給するワーク供給位置ST2である。つまり、このワーク供給位置ST2の上方にワーク供給装置11としての例えば一枚取り装置13が設けられている。
【0042】
パレット交換装置19は、前述したのと同様に第1のパレット移送装置27がワーク供給位置ST2に位置するときには第2のパレット移送装置29はパレット交換位置ST1に位置し、逆に第2のパレット移送装置29がワーク供給位置ST2に位置するときには第1のパレット移送装置27はパレット交換位置ST1に位置する関係に設けられている。
【0043】
上記構成により、立体棚7における各収納棚5と所定のパレット交換位置ST1に対応する所定位置との間のパレット3の移送は、クレーン装置9によって行われる。例えば図3に示されているように、第1のパレット移送装置27がワーク供給装置11に対応して位置し、第1のパレット移送装置27のパレット3上からワークWが加工ラインヘ供給されている状態にあるとき、次のパレット3Aがクレーン装置9によって所望の収納棚5から取出されて所定のパレット交換位置ST1にある第2のパレット移送装置29へ移動され、待機状態に保持される。
【0044】
上記の第1のパレット移送装置27のパレット3上のワークWが加工終了した後、エンドレス部材25が回転し、第1のパレット移送装置27がワーク供給装置11のワーク供給位置ST2からパレット交換位置ST1へ移動され、第2のパレット移送装置29がパレット交換位置ST1からワーク供給位置ST2へ同時に移動される。
【0045】
前記第2のパレット移送装置29の次のパレット3A上のワークWは、ワーク供給装置11の作用によって加工ラインヘ供給される。この間に、パレット交換位置ST1の第1のパレット移送装置27上のパレット3は、クレーン装置9によって立体棚7の所望の収納棚5に戻される。次いで、次の次のパレット3が前記クレーン装置9によって所望の収納棚5から取出され、所定のパレット交換位置ST1にある第1のパレット移送装置27へ移動され、待機状態に保持される。
【0046】
したがって、前述した第1の実施の形態と同様に、ワーク供給装置11に対するパレットの交換を迅速に行うことができ、加工ラインを一時的に停止するようなことがなく、能率良く加工を行うことができる。
【0047】
また、第1,第2のパレット移送装置27,29は立体棚7内に入るものではないので自動倉庫装置31は前後方向に幅広くなるが、立体棚7の一部の収納棚5を減らすことがなくなると共に、第1,第2のパレット移送装置27,29は外部に位置するものであるから、比較的大きな上記第1,第2のパレット移送装置27,29が入ることのできるように改良する必要がなく、自動倉庫装置1を従来構成のまま使用できる。
【0048】
なお、この発明は前述した実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他の態様で実施し得るものである。
【0049】
【発明の効果】
以上のごとき発明の実施の形態の説明から理解されるように、請求項1の発明によれば、第1,第2のパレット移送装置により、ワーク供給装置から一方のパレットを搬出するのとほぼ同時に他方のパレットを搬入できるので、ワーク供給装置に対するパレットの交換を迅速に行うことができる。しかも、他方のパレットからワークWを加工ラインに供給している間に、使用済みのパレットを立体棚へ戻し、次のパレットを立体棚から引き出してパレット交換位置で待機せしめるので、余分な動作がなく、最小限の装置で短時間のパレット交換を行うことができる。加工ラインを一時的に停止せず、能率良く加工を行うことができる。さらに、従来のような往復移動自在のリフト台のようなパレット移送装置を必要としないので、設備的に安価にできる。
【0050】
請求項2の発明によれば、第1,第2のパレット移送装置により、ワーク供給装置から一方のパレットを搬出するのとほぼ同時に他方のパレットを搬入できるので、ワーク供給装置に対するパレットの交換を迅速に行うことができる。しかも、他方のパレットからワークWを加工ラインに供給している間に、使用済みのパレットを立体棚へ戻し、次のパレットを立体棚から引き出してパレット交換位置で待機せしめるので、余分な動作がなく、最小限の装置で短時間のパレット交換を行うことができる。加工ラインを一時的に停止せず、能率良く加工を行うことができる。さらに、従来のような往復移動自在のリフト台のようなパレット移送装置を必要としないので、設備的に安価にできる。
【0051】
請求項3の発明によれば、クレーン装置が立体棚に対してワーク供給装置の反対側に位置している場合は、パレット交換位置を立体棚の中に位置せしめたので、自動倉庫装置の全体の幅を狭くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態のパレット交換装置を備えた自動倉庫装置の全体的な概略説明図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】この発明の第2の実施の形態のパレット交換装置を備えた自動倉庫装置の全体的な概略説明図である。
【図4】従来のパレット交換装置を備えた自動倉庫装置の全体的な概略説明図である。
【符号の説明】
1 自動倉庫装置(第1の実施の形態の)
3 パレット
5,5A 収納棚
7 立体棚
9 クレーン装置
11 ワーク供給装置
13 一枚取り装置(ワーク供給装置11の一例)
15 吸着装置
17 ストレッチ
19 パレット交換装置
21 枠体フレーム
23 スプロケット
25 エンドレス部材
27 第1のパレット移送装置
29 第2のパレット移送装置
27A,29A 開口部
31 自動倉庫装置(第2の実施の形態の)
ST1 パレット交換位置
ST2 ワーク供給位置

Claims (3)

  1. ワークを載置したパレットを収納自在の複数の収納棚を備えると共に前記各収納棚に対してパレットの搬出入を行うクレーン装置を備えた自動倉庫装置とパレット上のワークを加工ラインヘ供給するためのワーク供給装置との間でパレットの交換を行う方法において、前記ワーク供給装置の位置からパレット交換位置へ第1のパレット移送装置によってパレットを移送するのと同時に前記パレット交換位置から前記ワーク供給装置の位置へ第2のパレット移送装置によってパレットを移送し交換する際、前記クレーン装置と前記パレット交換位置の第1、第2のパレット移送装置との間で直接的にパレットの交換を行うことを特徴とするパレット交換方法。
  2. ワークを載置したパレットを収納自在の複数の収納棚を上下左右に備えると共に前記各収納棚に対してパレットを出入自在かつ所望位置ヘパレットを搬送自在のクレーン装置を備えた自動倉庫装置と、前記パレット上のワークを加工ラインヘ供給するためのワーク供給装置と、前記ワーク供給装置とパレット交換位置との間においてパレットの移送を行うべく交互に往復動自在に設けられた第1,第2のパレット移送装置とを備え、前記パレット交換位置に位置する前記第1,第2のパレット移送装置と前記クレーン装置との間で直接的にパレットの交換を行うべく配置、構成してなることを特徴とするパレット交換装置。
  3. 前記パレット交換位置が、前記自動倉庫装置の収納棚の下方位置であることを特徴とする請求項2記載のパレット交換装置。
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