JP2004115088A - 梱包箱 - Google Patents

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JP2004115088A
JP2004115088A JP2002283043A JP2002283043A JP2004115088A JP 2004115088 A JP2004115088 A JP 2004115088A JP 2002283043 A JP2002283043 A JP 2002283043A JP 2002283043 A JP2002283043 A JP 2002283043A JP 2004115088 A JP2004115088 A JP 2004115088A
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JP
Japan
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box
packing box
packaging box
fold
crushed
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JP2002283043A
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Akihiko Koeda
小枝 秋彦
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

【課題】梱包箱を潰す際、破断することなく容易に潰すことのできるようにし、潰し易さを考慮して、梱包箱を組み立てる際の結合手段としてのりづけ等を行わず、潰した後にかさばらずに廃却できるようにする。
【解決手段】梱包箱1を一枚の素材を折曲げて上面部11、及び側面部12、14、15、16及び底面部13から成り、中板部17を折り返して組立て、ステッチ、グルーイング、テーピング等を用いない構造の梱包箱とし、梱包箱底面部13の対角線方向に、折り曲げ可能な折目51を備えた。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として紙素材によって形成され、内部に製品を収容できる6面体構造の梱包箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
梱包箱は梱包物を容易に梱包することができ、安全に搬送でき、コストが安いことが必要であるが、さらに、梱包物を取出したあとの箱の処理についても十分考慮する必要がある。
【0003】
用済みの梱包箱の処理に着目した技術として使用後潰しやすい段ボール箱の技術がある。この技術は6面体構造の段ボール箱であって、少なくとも1面に、外側からの荷重によってこの面を破断させて面全体を開口させる破断手段が設けられている段ボール箱である。この技術では破断手段が、部分的に脆弱にした脆弱部でもよく、この脆弱部としては、カット線で段ボール箱の少なくとも1面の略中央からこの面の各角部に向かっている形状のもの、各角部と所定の間隔をあけて形成されているものなどである(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
この技術の例を図5、図6に例示した。図5は素材の展開図、図6は段ボール箱の斜視図である。この技術はブリスボックスであって、一枚の段ボールから成るメインパネル30を有し、このメインパネル30の奥板32、底板33、前板36及びフラップ31、37を同一方向に折り曲げて略四角筒状に形成する。メインパネルの奥板32、底板33、前板36からは、幅方向両側にそれぞれ継ぎしろ片41が張り出されている。この継ぎしろ片41の内側に段ボール製のサイドパネル34、35が、コールドグルー等の接着強度の強い接着剤で貼着されて、全体として略直方体状のブリスボックス50が組み立てられる。継ぎしろ片41によって、ブリスボックス50の縦稜の近傍が補強されていることになり、ブリスボックス50は上方からの圧縮強度が高くなる。このため、ブリスボックス50は丈夫で耐久性に優れ、特に重量物の保管、運搬等に適している。また、段ボールを使用して、合成樹脂製あるいは金属製の箱と同様の強度が得られるので、材料コストを低減させることもできる。
【0005】
しかし、このブリスボックス50では、このように縦稜の近傍が補強されているため、内容物を取り出した後に潰す作業が困難になっている。
【0006】
このため、壊しやすさを考慮して、継ぎしろ片41とサイドパネル34、35とを貼着する接着剤の接着強度を弱くし、サイドパネル34、35をメインパネル30から簡単に分離できるようにすることも考えられる。
【0007】
ブリスボックス50の使用後に、破断手段51が設けられている底板33に対して、ブリスボックス50の外側から所定値以上の荷重を作用させる。これにより、底板33を構成する段ボールが破断され、底板33全体が開口される。このように開口された底板33と対向する面の全体が予め開口されている場合には、ブリスボックス50全体として底のない筒状となるので、押しつぶして平面状にすることができ、廃棄が容易になる。
【0008】
ブリスボックス50は強度を保つために別々の段ボールを組立てて糊づけするので隅角部が二重になり、強度の高い補強型の箱となる。従って組立に手間がかかり、また、用済み後の処理が困難となる。そこで、従来技術では底板33に弱め部を設け、対向する縦陵を押しつぶしてしまう。このため、底板33が破断する。また押しつぶした折畳み物を小型化することが容易でない。さらに押しつぶして底板33を破壊した段ボールはリサイクルして再使用することができないという欠点がある。
【0009】
また、四角形の底面の4つの頂点のいずれかを始点又は終点とし、底面を切開いたとき、4つの側面の少なくとも1面と繋がる面を構成する不連続な切断線、又は接合部材によって接合された切断線を設けたブリス型段ボール箱がある(例えば、特許文献2参照。)。
【0010】
この技術は使用後のブリス型段ボール箱を貯蔵、運搬、廃却しやすくするために、底壁の周囲の三辺に沿ってコの字状にミシン目の切断線を設け、底板の三辺を切離して箱全体を折畳み可能にしたものである。この技術はブリス型段ボール箱の強度が大きい利点を滅却し、またリサイクルが容易でない。
【0011】
【特許文献1】
特開平10−297626号公報(第2〜6頁、図1、図2)
【特許文献2】
実開平6−42648号公報(第2〜7頁、図1)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術では、梱包箱を潰す際、破断する必要があった。また梱包箱を組み立てる際の結合手段として、ブリスボックス等のように、ステッチ、グルーイング、テーピング等による結合が一般的である。本発明は潰し易さを考慮して、そういった結合手段を使わないで組立てることができる構造の梱包箱とし、次の課題を解決した技術を提供することを目的とするものである。
【0013】
本発明の課題は、
(1)梱包箱を潰す際、破断することなく容易に潰すことができること
(2)潰し易さを考慮して、梱包箱を組み立てる際の結合手段としてのりづけ等を行わないこと
(3)潰した後にかさばらずに廃却できるようにすること
である。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、梱包箱を一枚の素材を折曲げ差込み係止させて組立てステッチ、グルーイング、テーピング等を用いない構造の梱包箱とし、梱包箱底面の対角線方向に、折り曲げ可能な折目を備えたことを特徴とする梱包箱である。
【0015】
本発明はステッチ、グルーイング、テーピング等を用いない構造の梱包箱の底面の対角線方向に潰し易くするために折り曲げる折目の加工を施すと共に、梱包箱を潰す際、破断することなく容易に潰すことのできるようにするために、梱包箱底面の対角線方向に、潰し易くするための加工を施したことを特徴とする。
【0016】
また、前記梱包物の使用後の折り曲げ工程の印刷部を備えることとすれば、ユーザが製品を取出した後、印刷された手順に従って梱包箱を折り畳んで小型化し、処理することが容易となるので好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0018】
図1は本発明の実施例の梱包箱1の展開図である。この梱包箱1は上面部11、側面部12、14、15、16及び底面部13から成り、中板部17を附属している。これらの各側面部12、14、15、16にはそれぞれ折り返し18が張出して取付けられている。これらの6面及び中板部17を折れ線に沿って折り曲げると梱包箱1を形成することができる。底面部13には対角線方向に折目21が設けられている。この折目21は、梱包箱から製品を取出した後、梱包箱を小さく折畳むためのものである。その折畳みは、矢印23で示す対角線上の折目21に沿って、矢印22で示すように側板部14、16、中板部17をまとめて折畳むこととした。
【0019】
図2は、梱包箱から製品を取出した後、梱包箱を開いて図1の状態にした後、折目21で折り曲げた状態を示している。
【0020】
次いで、図2に示すように矢印24で示す部分で中板部17を矢印25で示すように折曲げる。図3はこの状態を示している。次いで図3に示すように、矢印26で示す部分から上面部11を矢印27で示すように折曲げる。その結果、梱包箱全体をコンパクトな形状に折畳むことができる。これを結束すれば、最小容積の状態で搬送することができる。
【0021】
本発明は上面部11及び底面部13が正方形で、側面部12、14、15、16が深い梱包箱に対して特に有効である。
【0022】
底面部13に対角線状に設ける上記折目としては、ミシン目、ハーフカットでもよい。また図4に示すように折目22を底面部13の中央部分のみに設け隅角部近傍に設けないこととすれば、梱包箱として供用中に底面13の強度が大きく、梱包箱を解体した後はこの折目を有効に利用して折り曲げることができるので、好ましい。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、ユーザが購入した製品を取り出した後、製品を収容していた6面体構造の梱包箱を廃却する際、潰し易く、且つかさばらない梱包箱を提供することが可能となった。また本発明により、梱包箱を組み立てる際のステッチ、グルーイング、テーピング等による接合工程を省くことができ、製造コスト削減効果を期待することができる。また、分解の仕方を箱に印刷しておくことにより、ユーザが箱を捨てる時に容易に折り畳み方を理解することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の展開図である。
【図2】実施例の折畳み工程の説明図である。
【図3】実施例の折畳み工程の説明図である。
【図4】折り目の説明図である。
【図5】従来例の展開図である。
【図6】従来例の組立斜視図である。
【符号の説明】
1  梱包箱
11  上面部
12、14、15、16  側面部
13  底面部
17  中板部
18  折り返し
21  折目
22、23、24、25、26、27  矢印
30  メインパネル
31  フラップ
32  奥板
33  底板
34、35  サイドパネル
36  前板
37  フラップ
41  継ぎしろ片
50  ブリスボックス
51  破断手段

Claims (2)

  1. 梱包箱を一枚の素材を折曲げ差込み係止させて組立てステッチ、グルーイング、テーピング等を用いない構造の梱包箱とし、梱包箱底面の対角線方向に、折り曲げ可能な折目を備えたことを特徴とする梱包箱。
  2. 前記梱包物の使用後の折り曲げ工程の印刷部を備えたことを特徴とする請求項1記載の梱包箱。
JP2002283043A 2002-09-27 2002-09-27 梱包箱 Withdrawn JP2004115088A (ja)

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ID=32277035

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JP2002283043A Withdrawn JP2004115088A (ja) 2002-09-27 2002-09-27 梱包箱

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007210629A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Dainippon Printing Co Ltd 注出口部付き袋

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20060110