JP2004113937A - クリーニングブラシ - Google Patents

クリーニングブラシ Download PDF

Info

Publication number
JP2004113937A
JP2004113937A JP2002281149A JP2002281149A JP2004113937A JP 2004113937 A JP2004113937 A JP 2004113937A JP 2002281149 A JP2002281149 A JP 2002281149A JP 2002281149 A JP2002281149 A JP 2002281149A JP 2004113937 A JP2004113937 A JP 2004113937A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fibers
fiber
cleaning brush
split
pile yarn
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002281149A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Ohara
大原 康之
Hidetaka Yamauchi
山内 秀隆
Toyohiro Kanzaki
神崎 豊裕
Masaru Nakayama
中山 勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsuchiya TSCO Co Ltd
Original Assignee
Tsuchiya TSCO Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsuchiya TSCO Co Ltd filed Critical Tsuchiya TSCO Co Ltd
Priority to JP2002281149A priority Critical patent/JP2004113937A/ja
Publication of JP2004113937A publication Critical patent/JP2004113937A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

【課題】パイル糸の摺接による相手部材の傷つきの発生を抑制しつつ、付着物を十分に掻き取り、かつ捕集することができ、良好なクリーニング性能を発揮することができるクリーニングブラシを提供する。
【解決手段】クリーニングブラシ11は、基布12と、同基布12上に起毛されたパイル糸13とを備えるベロア材で構成されている。パイル糸13は、分割繊維14と、剛性繊維15とによって形成されている。この分割繊維14は開繊されることにより、細かな複数本の細繊維16に分割されている。該細繊維16は、断面形状が略多角形状をなす長板状に形成されており、その繊維表面にはエッジ部16aが形成されている。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば電子写真方式の画像形成装置に内装されるクリーニングブラシ、センサー、レンズ等の光学機器、液晶ディスプレイ等の清掃ブラシ等のような相手部材の表面に付着した付着物を掻き取って清掃するためのクリーニングブラシに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、センサー、レンズ等の光学機器、液晶ディスプレイ等を清掃するクリーニング材として、合成樹脂製の分割繊維で形成された織布、不織布等よりなるクリーニングシートが提供されている。この分割繊維は、短冊状のフィルム、複合紡糸法で得られた複合繊維等より形成され、フィルム製のものであればこれを割繊し、複合繊維製のものであればこれを開繊したり等することにより、1本が複数本の細繊維に分割されるように構成されている。そして、該分割繊維よりなるクリーニングシートによれば、細かな細繊維が相手部材を傷つけることなくその表面から付着物を掻き取ることにより、同相手部材を清掃するようになっていた。しかし、該クリーニングシートにおいては、極微細な付着物であればこれを掻き取った後で繊維内に捕集することが可能であるが、付着物がある程度大きい又は量が多い場合には繊維内に捕集することができず、相手部材に再付着してしまうという問題もあった。
【0003】
一方、上記のような分割繊維を使用したブラシ材として、次のような構成の帯電部材が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。すなわち、同帯電部材は、基布と、同基布に織り込まれた又は植毛されたフィラメント状のブラシ接触子とを有しており、同ブラシ接触子が分割繊維を有している。そして、当該帯電部材によれば、被帯電体に対する接触性に優れ、被帯電体の表面を削りにくく、繰り返し使用しても被帯電体を均一に帯電することができると期待されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−101649号公報(第4−9頁)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の帯電部材によれば、被帯電体に付着した付着物を清掃するためのクリーニング材としても使用することが可能である。また、同帯電部材をクリーニング材として使用した場合、付着物をブラシ接触子の内部に捕集し、付着物の再付着を防止することが可能であることから、従来のクリーニングシートと比較してクリーニング性能の向上が期待される。
【0006】
しかし、同帯電部材は、被帯電体との接触性を高めて均一な帯電を可能とするため、繊維表面に微細な凹凸を有する分割繊維を使用することについては考慮されているが、付着物の掻き取りに適した分割繊維の形状については考慮されていない。従って、同帯電部材をこのままクリーニング材に転用しても、付着物を十分に掻き取ることができず、所望とするクリーニング性能を発揮することができない可能性があるという問題があった。
【0007】
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、パイル糸の摺接による相手部材の傷つきの発生を抑制しつつ、付着物を十分に掻き取り、かつ捕集することができ、良好なクリーニング性能を発揮することができるクリーニングブラシを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載のクリーニングブラシの発明は、基布と同基布上に起毛されたパイル糸とを備えるベロア材よりなり、当該パイル糸で相手部材の表面に付着した付着物を掻き取ることによって相手部材を清掃するためのクリーニングブラシであって、前記パイル糸の少なくとも一部が分割繊維で構成され、同分割繊維が分割されて形成される細繊維は、その断面形状が略多角形状をなし、その頂点から延びる直線状のエッジ部が形成されたものであることを特徴とするものである。
【0009】
請求項2に記載のクリーニングブラシの発明は、請求項1に記載の発明において、前記分割繊維は1本が5〜20本の細繊維に分割されるとともに、当該細繊維の繊度が0.1〜0.8デシテックスであることを特徴とするものである。
【0010】
請求項3に記載のクリーニングブラシの発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記分割繊維は、少なくとも2種類の異なる材料から形成されたものであることを特徴とするものである。
【0011】
請求項4に記載のクリーニングブラシの発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明において、前記分割繊維を形成する材料のうちの少なくとも1種は、導電性が付与されたものであることを特徴とするものである。
【0012】
請求項5に記載のクリーニングブラシの発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の発明において、前記パイル糸は、前記分割繊維と、同分割繊維よりも剛性の高い剛性繊維とから構成されたものであることを特徴とするものである。
【0013】
請求項6に記載のクリーニングブラシの発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の発明において、前記剛性繊維は、導電性を有する導電性繊維であることを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、クリーニングブラシ11は、基布12と、同基布12上に起毛されたパイル糸13とを備えるベロア材で構成されている。また、基布12の裏面には図示しないコーティング層が設けられている。そして、当該クリーニングブラシ11は、電子写真方式の画像形成装置内において、そのパイル糸13を相手部材である原稿読み取りセンサ、感光体、転写ベルト、記録用紙等に接触させるようにして配設され、使用される。
【0015】
前記基布12は、タテ糸及びヨコ糸を織り上げて得られる織布より形成されている。当該タテ糸及びヨコ糸には耐久性、柔軟性が高く、耐摩耗性に優れ、動摩擦係数が低い繊維からなるフィラメント糸、紡績糸等の糸が使用されている。このような繊維としては、超高分子ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂、脂肪族ポリアミド(ナイロン)、芳香族ポリアミド(アラミド)等のアミド系樹脂、ポリアクリル等のアクリル系樹脂等よりなる合成繊維が挙げられる。この他に、ポリエチレンテレフタレート等のエステル系樹脂、フッ素樹脂等よりなる合成繊維、レーヨン繊維、キュプラ繊維等の半合成繊維、綿等の天然繊維等が挙げられる。
【0016】
これらタテ糸及びヨコ糸のそれぞれの繊度の上限は、好ましくは150デシテックスであり、より好ましくは100デシテックスである。これは、繊度が大きくなるに従って基布12の柔軟性が低くなり、例えば曲面状をなす箇所等を清掃する場合、同箇所の形状にクリーニングブラシ11が対応することができず、十分な清掃を行うことができなくなるおそれがあるためである。また、繊度が小さくなるに従い、基布12はその強度が低くなり、パイル糸13の基端部を締め付けることができなくなるおそれがある。従って、タテ糸及びヨコ糸のそれぞれの繊度の下限は、好ましくは10デシテックスであり、より好ましくは20デシテックスである。
【0017】
前記コーティング層は、スチレンーブタジエン共重合ゴム(SBR)、エチレンー酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)等の合成樹脂製エマルションよりなるコーティング剤により形成される。同コーティング層は、コーティング剤が基布12を形成するタテ糸及びヨコ糸の間に含浸され、硬化することにより、基布12のほつれを防止するとともに、パイル糸13の基端部と基布12とを接合している。
【0018】
前記パイル糸13は、分割繊維14を撚糸加工して得られた糸と、剛性繊維15を撚糸加工して得られた糸との合計2本を交撚することによって形成されている。これは、基布12上で分割繊維14と剛性繊維15とを均一に分散させるためである。そして、同パイル糸13は、基布12に対してパイル織りで織り込まれている。
【0019】
図2に示すように、基布12に織り込まれた状態のパイル糸13は、その基端部が基布12のタテ糸及びヨコ糸で締め付けられることにより、基布12上に直立している。この状態から図2中に二点鎖線で示すように、同パイル糸13の上端部を切断することにより、パイル糸13中の分割繊維14が開繊され、複数本の細繊維16に分割される。図1に示すように、分割繊維14が複数本の細繊維16へ分割されると、パイル糸13は、これを構成する細繊維16、剛性繊維15等の各繊維同士の間が高密度に詰まることによってその先端部が拡がり、全体で断面半円状をなすように基布12上に起毛される。そして、当該パイル糸13を構成する細繊維16、剛性繊維15等の各繊維が相手部材の表面に付着したトナー、紙粉、塵埃等の付着物を掻き取るとともに、掻き取られた付着物を各繊維内に捕集することにより、相手部材を清掃するためのクリーニング機能が発揮される。
【0020】
前記分割繊維14は、複数のノズルを使用し、これらノズルから材料を溶融状態で吐出し、複合させつつ、紡糸を行う複合紡糸法によって得られた繊維である。従って、当該分割繊維14の材料には複合紡糸可能な合成樹脂を使用することが好ましく、これに加えて耐久性、柔軟性が高く、適度な耐熱性を有するとともに、耐摩耗性に優れ、動摩擦係数が低い合成樹脂を使用することがより好ましい。このような合成樹脂としては、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート等のエステル系樹脂及び脂肪族ポリアミド(ナイロン)、芳香族ポリアミド(アラミド)等のアミド系樹脂が挙げられる。この他に、超高分子ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂、ポリアクリル等のアクリル系樹脂等、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素樹脂等も挙げられる。
【0021】
分割繊維14には、前に挙げた合成樹脂の中から互いに相溶性のない少なくとも2種類の異なる材料が選択され、使用される。これは、相溶性のある材料を選択した場合、紡糸時に材料同士が固着され、細繊維16に分割することができなくなるためである。そして、分割繊維14の材料には、前に挙げた合成樹脂の中でも複合紡糸法に適し、一般的に使用されるエステル系樹脂と、耐摩耗性に優れ、エステル系樹脂との間に相溶性を有さないアミド系樹脂とを使用することがより好ましい。また、エステル系樹脂と、アミド系樹脂とを使用する場合、分割繊維14中におけるそれぞれの比率は、好ましくはエステル系樹脂が65±10%であり、アミド系樹脂が35±10%である。これは、アミド系樹脂の比率が過剰に高いと、パイル糸13の剛性が過剰に高くなり、相手部材を傷つけてしまうおそれがある。
【0022】
1本の分割繊維14から分割される細繊維16の本数は、好ましくは5〜15本である。分割される本数が少なくなるに従って、開繊時にパイル糸13を構成する細繊維16、剛性繊維15等の各繊維同士の間を十分に詰められず、またパイル糸13の先端部が拡がらなくなる。このため、相手部材にパイル糸13を十分に接触させることができなくなり、付着物の掻き取り性能が低下してしまうおそれがある。さらに、捕集された付着物が各繊維間から漏れ出す等のような付着物の捕集性能の低下、各繊維同士が互いを支持することができなくなることによる毛倒れの発生等を招くおそれもある。分割される本数が多くなるに従って、細繊維16は細くなり、耐久性が低下してしまう。このため、相手部材への摺接時に糸屑等が発生しやすくなり、却って相手部材に付着物を付着させてしまうおそれがある。特に、画像形成装置の場合、糸屑等の付着物が転写画像に悪影響を及ぼす可能性が高くなる。
【0023】
また、当該細繊維16の繊度は、好ましくは0.1〜0.8デシテックスである。繊度が0.1デシテックス未満の場合、細繊維16が切れやすくなり、相手部材に糸屑等の付着物を付着させてしまうおそれがある。繊度が0.8デシテックスを超えると、細繊維16の剛性が過剰に高くなり、摺接時に相手部材を傷つけてしまうおそれがある。
【0024】
この実施形態において、分割繊維14は、その材料にエステル系樹脂であるポリエステルと、アミド系樹脂であるナイロンとが使用され、ポリエステルの比率が65%、ナイロンの比率が35%とされている。また、同分割繊維14の繊度を約3.2デシテックスとし、11本の細繊維16に分割させることにより、細繊維16の繊度は約0.3デシテックスとされている。
【0025】
前記剛性繊維15には前記細繊維16よりも剛性が高い繊維が使用され、細繊維16が毛倒れしないように、これを側方から支持している。剛性繊維15の剛性を細繊維16よりも高くする方法としては、剛性繊維15の繊度を高める方法と、その材料に細繊維16に使用された材料よりも剛性の高い材料を使用する方法とが挙げられる。しかし、剛性を過剰に高めると、摺接時に相手部材を傷つけてしまうおそれがある。
【0026】
そこで、剛性を細繊維16よりも高くするには、剛性繊維15の繊度を細繊維16の繊度よりも高くすることが好ましい。また、剛性繊維15の繊度を細繊維16の繊度よりも高くする場合、当該剛性繊維15の繊度は、15デシテックス以下であることが好ましく、10デシテックス以下であることがより好ましい。剛性繊維15の繊度が15デシテックスを超えると、その剛性が過剰に高まることによって摺接時に相手部材を傷つける可能性が高くなる。この他にも、クリーニングブラシ11の相手部材に対する接触圧が大きくなることから、パイル糸13を構成する各繊維同士の拡がりによる捕集した付着物の漏出、過剰な接触圧による相手部材の傷つき、パイル糸13の毛倒れ等のような不具合を発生するおそれもある。さらに、剛性繊維15の材料には細繊維16で使用された材料のうちの剛性の高い材料と同じものを使用することがより好ましい。この実施形態において、剛性繊維15は、その材料にアミド系樹脂であるナイロンが使用され、繊度が約6.3デシテックスとされることにより、繊度が約0.3デシテックスの細繊維16よりも剛性が高められている。
【0027】
前記パイル糸13を形成する際、分割繊維14よりなる糸と剛性繊維15よりなる糸とは、1インチ(in)当たり2〜3箇所で巻き付くように交撚することが好ましい。1in当たり1箇所とした場合、分割繊維14と剛性繊維15が分離しやすくなり、パイル織りする際にパイル糸13の形態を維持しにくくなる。また、4箇所を超えると、剛性繊維15に絡まれて分割繊維14が細繊維16に分割しにくくなる。
【0028】
この実施形態では、繊度が150デシテックス/48フィラメントの分割繊維14よりなる糸と、繊度が100デシテックス/16フィラメントの剛性繊維15よりなる糸とが交撚されてパイル糸13を形成している。なお、繊度が150デシテックス/48フィラメントの分割繊維14よりなる糸とは、48本の分割繊維14から繊度が150デシテックスとなるように紡糸された糸を示す。さらに、1本の分割繊維14よりなる糸は、各分割繊維14がそれぞれ11本の細繊維16に分割することにより、最終的に48×11で合計528本の細繊維16となる。また、100デシテックス/16フィラメントの剛性繊維15よりなる糸とは、16本の剛性繊維15から繊度が100デシテックスとなるように紡糸された糸を示す。
【0029】
前記基布12上で単位面積内における剛性繊維15と分割繊維14との本数の比は、好ましくは1:10〜1:40である。比が1:10よりも小さくなると、剛性繊維15が相手部材を傷つけてしまうおそれがある。比が1:40よりも大きくなると、剛性繊維15が細繊維16を十分に支持することができず、毛倒れが発生してしまうおそれがある。
【0030】
前記基布12上におけるパイル糸13の密度は、好ましくは50万〜400万本/inである。なお、このパイル糸13の密度は、所定面積内における分割繊維14から形成された細繊維16の本数と剛性繊維15の本数とを合計して算出された値である。密度が50万本/in未満の場合、パイル糸13を構成する繊維同士の隙間が大きくなり、捕集された付着物の漏出等のような付着物の捕集性能の低下を招くおそれがある。また、相手部材にパイル糸13を十分に接触させることができなくなり、付着物の掻き取り性能の低下を招くおそれもある。密度が400万本/inを超えると、相手部材に対するパイル糸13の摺動抵抗が大きくなるとともに、相手部材の表面を傷つけてしまうおそれがある。
【0031】
また、パイル糸13には導電性を付与することが好ましい。ここで、パイル糸13に導電性を付与することによる効果について述べる。
一般に、クリーニング材は、パイル糸内に付着物が捕集された状態のまま放置すれば、やがて捕集能力が限界に達し、付着物を捕集しきれなくなって相手部材に付着物を再付着させてしまう。そこで、クリーニング材には、例えばメンテナンス時等といった所望時において、クリーニングブレード等の道具を使用して捕集した付着物を擦り落とし、パイル糸の内部から除去することにより、相手部材に対するクリーニング性能を維持するためのクリーニングが施される。また、このクリーニング材を構成するパイル糸は、合成樹脂を材料とすることで、通常は絶縁性のものとして形成されている。
【0032】
ところで、該クリーニング材によって除去される付着物の中には、例えば画像形成装置で使用されるトナー等のように、帯電されたものが存在し、帯電された付着物は、静電気によって相手部材に付着している。しかし、静電気によって付着した付着物は、パイル糸によって相手部材の表面から掻き取ることは困難であり、無理に掻き取ろうとすれば、相手部材の表面を傷つける等の不具合が生じるおそれがある。また、帯電された付着物をパイル糸で掻き取ることができたとしても、パイル糸が絶縁性であることから、帯電序列等で示される静電気的な相性により、帯電された付着物が静電気によってパイル糸の表面に高い確率で吸着されてしまう。このように、付着物がパイル糸の表面に吸着した場合、前述のようにクリーニング材をクリーニングしてもパイル糸の内部から付着物を除去することは困難となり、クリーニング性能が低下してしまう。
【0033】
これに対し、パイル糸13に導電性を付与した場合には、付着物及び相手部材の表面のうち少なくとも一方から静電気を除電することが可能となる。従って、導電性を付与したパイル糸13は、付着物及び相手部材の表面を除電し、相手部材の表面からの付着物の剥離を容易なものとすることができ、掻き取り効果を向上させることができる。さらに、パイル糸13に付着物が静電気によって吸着した場合にも、同付着物を除電することにより、パイル糸13の内部から容易に除去することができ、相手部材に対する良好なクリーニング性能を維持することが可能である。
【0034】
前記パイル糸13に導電性を付与する方法としては、分割繊維14の材料及び剛性繊維15の材料のうち少なくとも何れか一方に、ニッケル等の金属、酸化亜鉛、酸化錫等の金属化合物、炭素(カーボン)等の微粒子等のような導電性物質を練り込む方法が挙げられる。分割繊維14の材料に導電性物質を練り込む場合には、複数種類の異なる材料のうち、少なくとも何れか一種に練り込めばよい。この実施形態では、剛性繊維15の材料にカーボンを練り込み、剛性繊維15を導電性を有する導電性繊維とすることにより、パイル糸13に導電性を付与している。
【0035】
図3(a),(b)に示すように、前記分割繊維14は、その軸線に沿って互いに略平行に延びる複数の分割面14aで細繊維16に分割されている。この分割面14aは、分割繊維14の紡糸時において、異なる材料が交互に並ぶように吐出されることにより、各材料同士の境界によって形成される。つまり、分割繊維14は、これに使用された異なる材料がそれぞれ分離することにより、複数本の細繊維16に分割される。このように互いに略平行に延びる複数の分割面14aで分割された細繊維16は、その断面形状が、図中に示す略長四角形状、扁平な扇状等のような略多角形状に形成されている。さらに、同細繊維16は、繊維全体で長板状をなすように形成されている。そして、細繊維16の繊維表面には、略多角形状をなす断面の頂点から延びる直線状のエッジ部16aが形成されている。
【0036】
上記構成のクリーニングブラシ11を使用し、相手部材を清掃するときには、同クリーニングブラシ11のパイル糸13が相手部材の表面に摺接される。このとき、図4に示すように、相手部材20の表面に付着した極微小な付着物21に対し、当該パイル糸13は、極微細な細繊維16をそのエッジ部16aから接触させる。すると、同エッジ部16aが相手部材20の表面と付着物21との僅かな隙間に入り込むことにより、付着物21に細繊維16が引っ掛かる。このまま細繊維16が相手部材20の表面上を移動すると、付着物21は、相手部材20の表面から剥がされ、細繊維16によって確実に掻き取られる。なお、通常の断面略円形状をなす繊維で極微小な付着物21を掻き取ろうとする場合、同繊維の表面には凹凸がないことから付着物21が引っ掛かることはなく、同繊維は付着物21を掻き取ることなく乗り越えてしまう。
【0037】
掻き取られた付着物21は、相手部材20の表面上におけるパイル糸13の移動に伴い、当該パイル糸13を構成する細繊維16、剛性繊維15等の各繊維の表面を伝って内奥へと案内される。各繊維の内奥へと案内された該付着物21は、高密度に詰まった細繊維16、剛性繊維15等の間に捕集される。そして、細繊維16、剛性繊維15等の間に捕集された付着物21の外部への漏出が抑制され、相手部材20が清掃される。
【0038】
前記の実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。
・ 実施形態のクリーニングブラシ11は、基布12と、同基布12上に起毛されたパイル糸13とよりなるベロア材で構成されるとともに、当該パイル糸13が分割繊維14で形成されている。同分割繊維14は、その繊度が約3.2デシテックスと微細なものであり、さらに1本から複数本の極微細な細繊維16へ分割するように形成されており、相手部材の清掃時にはこの極微細な細繊維16が相手部材に摺接される。このため、相手部材の傷つきの発生を抑制することができる。
【0039】
・ また、分割繊維14がその軸線に沿って互いに略平行に延びる複数の分割面14aで分割されることにより、細繊維16は、その断面形状が略長四角形状、扁平な扇状等のような略多角形状をなすように形成されている。そして、断面形状が略多角形状をなす細繊維16の繊維表面には、略多角形の頂点から延びる直線状のエッジ部16aが形成されている。同エッジ部16aは、相手部材20の表面と付着物21との僅かな隙間に入り込むことにより、細繊維16を付着物21に確実に引っ掛けるように機能している。加えて、繊維全体で長板状をなす細繊維16は、広い範囲で隙間なくその繊維表面に付着物21を接触させることができる。このため、クリーニングブラシ11は、極微小な付着物21であっても、これを十分に掻き取ることができる。
【0040】
・ また、分割繊維14が複数本の細繊維16に分割されることにより、パイル糸13はこれを構成する各繊維同士の隙間が高密度に詰まった状態となる。このため、掻き取られ、パイル糸13内に入り込んだ付着物21は、同パイル糸13内から外部へ漏れ出すことができなくなる。従って、クリーニングブラシ11は、極微小な付着物21であっても、これを十分に捕集することができる。そして、当該クリーニングブラシ11は、パイル糸13の摺接による相手部材20の傷つきの発生を抑制しつつ、付着物21を十分に掻き取り、かつ捕集することができることから、良好なクリーニング性能を発揮することができる。
【0041】
・ また、分割繊維14は、1本が5〜20本の細繊維16に分割されるとともに、当該細繊維16の繊度が0.1〜0.8デシテックスとなるように形成されている。このため、細繊維16は、相手部材を傷つけず、かつ毛切れを発生させない程度の剛性を維持しつつ、パイル糸13を構成する各繊維同士の隙間を高密度に詰めることができる。従って、パイル糸13の剛性を維持しつつ、パイル糸13の摺接による傷つきの発生を効果的に抑制することができる。
【0042】
・ また、分割繊維14は、複合紡糸法に適し、一般的に使用されるエステル系樹脂と、耐摩耗性に優れ、エステル系樹脂との間に相溶性を有さないアミド系樹脂とから形成されている。このため、パイル糸13にはエステル系樹脂の入手の簡易性とアミド系樹脂の耐摩耗性等のように、材料毎に異なる複数種の性状をパイル糸13に付与することができる。
【0043】
・ また、パイル糸13は、細繊維16よりも剛性の高い剛性繊維15を有しており、同剛性繊維15が極微細な細繊維16を側方から支持するように機能している。従って、パイル糸13の毛倒れを抑制することができる。
【0044】
・ また、分割繊維14及び剛性繊維15のうち少なくとも何れか一方には、その材料に導電性物質が練り込まれることによって導電性が付与されている。このため、静電気によって相手部材に付着する付着物及び相手部材のうち少なくとも一方から静電気を除電し、同付着物を良好に掻き取ることができる。さらに、パイル糸13に付着物が静電気によって吸着しようとする場合、同付着物を除電することにより、パイル糸13への付着物の吸着を抑制することができ、良好なクリーニング性能を維持することができる。
【0045】
なお、本実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 図5(a),(b)に示すように、棒状をなす支軸22を両側方から挟み込むように支軸22上で一対のクリーニングブラシ11を貼り合わせることにより、ロール状のクリーニングブラシ11を形成してもよい。このように構成した場合、支軸22の周面上にベロア材を螺旋状に巻回して形成されたロール状のクリーニングブラシと比較し、巻目部分で隙間が形成される等による不具合の発生を抑制することができる。
【0046】
・ クリーニングブラシ11は、画像形成装置に内装されることに限らず、例えば微細粉粒体(粉末あるいは顆粒)の薬剤を包装する包装機等に設けられた粉粒体の送りローラ、工場の生産設備においてフィルム等の成型品を加工する際に成型品を搬送するコンベア等のクリーニングブラシとしてもよい。その他にも、情報読取り装置等のレンズ、銀行の現金自動引出機のキャッシュカード挿入口、公衆電話機のテレホンカード挿入口、自動販売機の紙幣挿入口等といった読取り装置のシート挿入口等のクリーニングブラシとしてもよい。さらには、光ディスク、光磁気ディスク等の情報記録媒体から情報を読み取るためのレンズ、液晶ディスプレイ、有機ディスプレイ等の情報表示装置等の表面を清掃するクリーニングブラシ、掃除機に設けられるクリーニングブラシ等としてもよい。
【0047】
・ 実施形態のクリーニングブラシ11をセンサ、レンズ等の清掃に使用する場合、例えば図6(a)に示すように、パイル糸13の一部のみが相手部材20に接触するように構成してもよい。さらにこの場合、図6(b)に示すように、所定期間後にクリーニングブラシ11を回動させ、相手部材20への接触角度を変えることにより、相手部材20に対しパイル糸13の未使用の部分、つまり付着物を捕集しておらず、きれいな部分が接触するように構成してもよい。このように構成した場合、クリーニングブラシ11を無駄なく長期間にわたって使用することができる。
【0048】
・ 基布12の裏面に設けられた前記コーティング層を省略してクリーニングブラシ11を構成してもよい。
・ 基布12は、織布より形成されることに限らず、地糸を編み上げて得られる編布、不織布、合成樹脂製のフィルム等のシート材で形成してもよい。なお、基布12に編布を使用した場合、パイル糸13はパイル編みで基布12に編み込まれる。また、不織布、合成樹脂製のフィルム等のシート材を使用した場合、パイル糸13は静電植毛法等の方法で基布12に植毛される。
【0049】
・ 例えば、基布12のタテ糸及びヨコ糸のうち少なくとも一方に導電性繊維を使用する等して基布12に導電性を付与してもよい。このように構成した場合、より良好に付着物の除電を行うことができる。
【0050】
・ 例えば、相手部材にパイル糸13を隙間なく十分に接触させるため、基布12の裏面にフォーム材、合成ゴム等の弾性部材を貼り付けてもよい。
・ 細繊維16はその繊維表面にエッジ部16aが形成されるのであれば、その断面形状を円弧状、二等辺三角形状、正方形状等の略三角形状、正方形状、菱形状、十字形状、星形状等の略多角形としてもよい。また、これら断面形状に合わせ、分割面14aは互いに略平行に延びるものに限らず、例えば放射状、十字状等に延びるものとしてもよい。
【0051】
・ パイル糸13を構成する分割繊維14及び剛性繊維15のうち少なくとも何れか一方に光触媒機能を付与してもよい。この光触媒機能は、分割繊維14ならばこれを形成する少なくとも何れか一種の材料に、剛性繊維15ならばこれを形成する材料に光触媒粒子を練り込むことによって付与される。当該光触媒粒子としては、優れた光触媒能を有し、化学的に安定で、かつ相手部材に対して影響を与えにくいものを使用することが好ましく、このような条件を満たす材料として、酸化チタン(TiO)が挙げられる。この光触媒粒子は、前に挙げたような導電性物質とともに使用することでその光触媒能の向上を図ることができる。従って、分割繊維14及び剛性繊維15のうち少なくとも何れか一方に光触媒機能を付与する場合、その材料に光触媒粒子とともに導電性物質を練り込む、光触媒粒子の表面に導電性物質を担持させる等することにより、導電性も付与することがより好ましい。なお、分割繊維14及び剛性繊維15に導電性を付与することなく、少なくとも何れか一方に光触媒機能のみを付与してもよい。また、分割繊維14にのみこれを形成する何れかの材料に導電性を、他の材料に光触媒機能を付与したり、分割繊維14に導電性又は光触媒機能を付与し、剛性繊維15に光触媒機能又は導電性を付与したり等してもよい。このようにパイル糸13に光触媒機能を付与した場合、該パイル糸13に光を当てることにより、光触媒粒子の酸化還元力を発現させることができ、脱臭、除塵、殺菌、抗菌、抗カビ等のような衛生機能の向上を図ることができる。
【0052】
さらに、前記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
・ 前記分割繊維は、その軸線に沿って互いに略平行に延びる複数の分割面で分割されるものであり、これら分割面で分割されて形成される複数の細繊維は、それぞれが長板状をなすものである請求項1から請求項6のいずれかに記載のクリーニングブラシ。このように構成した場合、細繊維を長板状に形成することができ、同細繊維の繊維表面に広い範囲で付着物を接触させることができる。
【0053】
・ 前記ベロア材は、織布よりなる基布に対し、分割繊維と剛性繊維とを交撚して得られたパイル糸をパイル織りで織り込むことによって形成されたものである請求項5又は請求項6に記載のクリーニングブラシ。このように構成した場合、基布上で分割繊維と剛性繊維とを均一に分散させることができる。
【0054】
・ 前記基布上で単位面積内における剛性繊維と分割繊維との本数の比が1:10〜1:40である請求項5又は請求項6に記載のクリーニングブラシ。このように構成した場合、毛倒れの発生を良好に抑制しつつ、相手部材の傷つきを防止することができる。
【0055】
・ 前記基布上におけるパイル糸の密度が50万〜400万本/inである請求項1から請求項6のいずれかに記載のクリーニングブラシ。このように構成した場合、パイル糸の摺接による相手部材の傷つきの発生を抑制しつつ、付着物の掻き取り性能及び捕集性能を良好に維持することができる。
【0056】
・ 前記剛性繊維は、その繊度が前記細繊維の繊度よりも太いものであり、かつ繊度が15デシテックス以下である請求項5又は請求項6に記載のクリーニングブラシ。このように構成した場合、相手部材への接触圧を維持しつつ、簡易な構成で剛性繊維の剛性を分割繊維の剛性よりも高くすることができるとともに、相手部材の傷つきの発生を防止することができる。
【0057】
・ 前記基布上にパイル糸が全体で断面半円状をなすように起毛された一対のベロア材を、棒状をなす支軸に対して同支軸を両側方から挟み込むようにして貼り合わせることにより、ロール状に形成されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のクリーニングブラシ。このように構成した場合、支軸の周面上にベロア材を螺旋状に巻回して形成されたロール状のクリーニングブラシと比較し、巻目部分で隙間が形成される等による不具合の発生を抑制することができる。
【0058】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、次のような効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、パイル糸の摺接による相手部材の傷つきの発生を抑制しつつ、付着物を十分に掻き取り、かつ捕集することができ、良好なクリーニング性能を発揮することができる。
【0059】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、パイル糸の剛性を維持しつつ、パイル糸の摺接による傷つきの発生を効果的に抑制することができる。
【0060】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加えて、材料毎に異なる複数種の性状をパイル糸に付与することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、静電気によって相手部材に付着する付着物を良好に掻き取ることができるとともに、静電気によるパイル糸への付着物の吸着を抑制することができ、良好なクリーニング性能を維持することができる。
【0061】
請求項5に記載の発明によれば、請求項1から請求項4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、パイル糸の毛倒れを抑制することができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項5に記載の発明の効果に加えて、静電気によって相手部材に付着した付着物をより良好に掻き取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のクリーニングブラシを示す斜視図。
【図2】基布にパイル糸を織り込んだ状態を示す斜視図。
【図3】(a)は分割繊維を示す斜視図、(b)は分割繊維が分割されて形成された細繊維を示す斜視図。
【図4】細繊維によって付着物が掻き取られる状態を示す概念図。
【図5】(a)は別形態のクリーニングブラシを示す正面図、(b)は別形態のクリーニングブラシを示す側面図。
【図6】(a)及び(b)はクリーニングブラシの別の使用形態を示す概念図。
【符号の説明】
11…クリーニングブラシ、12…基布、13…パイル糸、14…分割繊維、15…剛性繊維、16…細繊維、16a…エッジ部、20…相手部材、21…付着物。

Claims (6)

  1. 基布と同基布上に起毛されたパイル糸とを備えるベロア材よりなり、当該パイル糸で相手部材の表面に付着した付着物を掻き取ることによって相手部材を清掃するためのクリーニングブラシであって、
    前記パイル糸の少なくとも一部が分割繊維で構成され、同分割繊維が分割されて形成される細繊維は、その断面形状が略多角形状をなし、その頂点から延びる直線状のエッジ部が形成されたものであることを特徴とするクリーニングブラシ。
  2. 前記分割繊維は1本が5〜20本の細繊維に分割されるとともに、当該細繊維の繊度が0.1〜0.8デシテックスである請求項1に記載のクリーニングブラシ。
  3. 前記分割繊維は、少なくとも2種類の異なる材料から形成されたものである請求項1又は請求項2に記載のクリーニングブラシ。
  4. 前記分割繊維を形成する材料のうちの少なくとも1種は、導電性が付与されたものである請求項3に記載のクリーニングブラシ。
  5. 前記パイル糸は、前記分割繊維と、同分割繊維よりも剛性の高い剛性繊維とから構成されたものである請求項1から請求項4のいずれかに記載のクリーニングブラシ。
  6. 前記剛性繊維は、導電性を有する導電性繊維である請求項5に記載のクリーニングブラシ。
JP2002281149A 2002-09-26 2002-09-26 クリーニングブラシ Pending JP2004113937A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002281149A JP2004113937A (ja) 2002-09-26 2002-09-26 クリーニングブラシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002281149A JP2004113937A (ja) 2002-09-26 2002-09-26 クリーニングブラシ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004113937A true JP2004113937A (ja) 2004-04-15

Family

ID=32275676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002281149A Pending JP2004113937A (ja) 2002-09-26 2002-09-26 クリーニングブラシ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004113937A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006124902A (ja) * 2004-09-28 2006-05-18 Kb Seiren Ltd 導電性複合繊維
JP2006323003A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Tsuchiya Tsco Co Ltd 画像形成装置用のシール材
JP2007017804A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Toei Sangyo Kk 画像形成装置用ブラシ及び画像形成装置
JP2013209774A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Seiren Co Ltd パイル布帛
JP2018038782A (ja) * 2017-03-03 2018-03-15 株式会社大同 便蓋用シート

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006124902A (ja) * 2004-09-28 2006-05-18 Kb Seiren Ltd 導電性複合繊維
JP4651492B2 (ja) * 2004-09-28 2011-03-16 Kbセーレン株式会社 導電性複合繊維
JP2006323003A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Tsuchiya Tsco Co Ltd 画像形成装置用のシール材
JP2007017804A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Toei Sangyo Kk 画像形成装置用ブラシ及び画像形成装置
JP2013209774A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Seiren Co Ltd パイル布帛
JP2018038782A (ja) * 2017-03-03 2018-03-15 株式会社大同 便蓋用シート

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4932438B2 (ja) ブラシローラ及びその製造方法
JP2003052584A (ja) 電気掃除機用の回転ブラシ
US6739161B2 (en) Cleaning material and sealing material for microscopic particles
JP2005230732A (ja) ブラシ体
JP4691259B2 (ja) 導電性ベロア材
JP2004113937A (ja) クリーニングブラシ
JP2011158925A (ja) 画像形成装置用の潤滑剤塗布ブラシ
JP2005141263A (ja) 微細粉粒体のクリーニング材及びシール材
JP2002306246A (ja) 導電性ブラシ
JP4332252B2 (ja) 画像形成装置用のブラシ及びその製造方法
JP2003066669A (ja) 導電性ブラシ
JP2001281991A (ja) 電子写真装置用のベロア材
JP2010117523A (ja) ループ織りブラシ、クリーニングブラシ、潤滑剤塗布ブラシ、及びクリーニング装置
JP3910433B2 (ja) ベロア材
JP4533589B2 (ja) 導電性ブラシ
JP5238470B2 (ja) ベロア材及びベロア材の製造方法
JP6712434B2 (ja) クリーニングブラシ
JP2005073878A (ja) クリーニングブラシ
JP5327882B2 (ja) クリーニングブラシ及びクリーニング装置並びに画像形成装置
JP4070496B2 (ja) 再生ロール状ブラシの製造方法
JP2016161902A (ja) 帯電ブラシ、帯電ユニット、トナーカートリッジ、現像装置及び画像形成装置
JP2012220628A (ja) 画像形成装置用のブラシ
JP7352944B2 (ja) 除電体
JP2010271630A (ja) ループ織りブラシ、クリーニングブラシ、及びクリーニング装置
JPH03137212A (ja) クリーニングブラシ用原繊

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050713

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080430

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080902