JP2004113875A - 油分離装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排水から油脂分を確実に除去できるグリストラップを提供する。
【解決手段】流入口2および流出管3を備えた油分離槽4に、流入口2から流入した排水Dを濾過する網籠11を設ける。吸着材22を表面に備えた円筒フィルタ13を減速モータ24により回転させつつ網籠11で濾過した排水Dを通過させて油脂分を吸着して分離する。円筒フィルタ13の吸着材22を効率よく使用して排水Dから油脂分を確実に除去できる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、油脂分を含んだ排水から油脂分を分離する油分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、油脂分などの汚染物質を含んだ排水が生じるホテル、レストラン、飲食店などの厨房設備、あるいは家庭厨房などには、油分離装置、あるいは浄化槽などの排水処理設備を排水基準に対応して設けることが法令などにより義務付けられている。
【0003】
そして、従来、この種の油分離装置としては、厨房設備などからの油脂分を含んだ排水を油分離槽内に貯留し、この油分離槽内に好気性の微生物を含む水を供給してこの微生物により排水に含まれる油脂分を分解する構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
また、厨房設備などからの油脂分を含んだ排水を油分離槽内に貯留してディフューザ、エアリフトなどにより散気し、油脂分を浮上分離するとともに、浮上分離した油脂分を油脂分解菌、あるいは油脂分解酵素などにより分解する構成も知られている(例えば、特許文献2参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−299976号公報(第3頁、図1)
【0006】
【特許文献2】
特開2001−73447号公報(第3−4頁、図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の特許文献1および特許文献2に記載された構成では、例えば厨房設備などから多量に排水された際などに、油分離槽内で排水が加速流となることにより、油脂分が除去されないままに排水が流出するおそれがあり、排水からの油脂分の除去が確実でないという問題点を有している。
【0008】
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、排水から油脂分を確実に除去できる油分離装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の油分離装置は、油脂分を含んだ排水から油脂分を分離する油分離装置であって、前記排水が流入する流入口および前記排水が流出する流出口を備えた本体部と、この本体部に設けられ、前記流入口から流入した排水を濾過する濾過手段と、この濾過手段で濾過した前記排水を通過させてこの排水から油脂分を吸着して分離する吸着材を表面に備えた移動可能なフィルタ体と、このフィルタ体を移動させてこのフィルタ体における前記排水の通過位置を変化させる移動手段とを具備したものである。
【0010】
そして、排水が流入する流入口および排水が流出する流出口を備えた本体部に、流入口から流入した排水を濾過する濾過手段を設け、吸着材を表面に備えたフィルタ体を移動手段により移動させつつ濾過手段で濾過した排水を通過させてこの排水から油脂分を吸着して分離することにより、フィルタ体の吸着材を効率よく使用して排水から油脂分を確実に除去することが可能になる。
【0011】
請求項2記載の油分離装置は、請求項1記載の油分離装置において、フィルタ体が、排水の通過方向と交差する方向に軸方向を有した回転可能な筒状に形成されたものである。
【0012】
そして、排水の通過方向と交差する方向に軸方向を有した回転可能な筒状にフィルタ体を形成することにより、フィルタ体が排水を少なくとも二度横断するため、排水から油脂分をより確実に除去することが可能になる。
【0013】
請求項3記載の油分離装置は、請求項2記載の油分離装置において、フィルタ体が、このフィルタ体の外方に開閉自在な開閉部を外側部に備えたものである。
【0014】
そして、フィルタ体の外方に開閉自在な開閉部を筒状のフィルタ体の外側部に設けることにより、フィルタ体が回転して開閉部が排水の下流側に位置すると、排水の水圧によりこの開閉部が排水の下流側に開くため、排水がより円滑にフィルタ体を通過し、排水の逆流などを防止するとともに、排水の上流側のフィルタ体の吸着材では排水の油脂分を確実に分離する。
【0015】
請求項4記載の油分離装置は、請求項1ないし3いずれか一記載の油分離装置において、フィルタ体の吸着材で分離した油脂分をこの吸着材から除去する油脂分除去手段を具備したものである。
【0016】
そして、フィルタ体の吸着材で分離した油脂分を油脂分除去手段で除去することにより、フィルタ体の吸着材の目詰まりなどを防止して油脂分の除去効率が向上する。
【0017】
請求項5記載の油分離装置は、請求項4記載の油分離装置において、油脂分除去手段が、フィルタ体の吸着材で吸着した排水の油脂分を吸引して除去するものである。
【0018】
そして、フィルタ体の吸着材で吸着した排水の油脂分を、油脂分除去手段で吸引して吸着材から除去することにより、排水の油脂分によるフィルタ体の吸着材の目詰まりなどをより確実に抑制し、排水からの油脂分の除去効率がより向上する。
【0019】
請求項6記載の油分離装置は、請求項4または5記載の油分離装置において、フィルタ体の吸着材が、耐熱性を有し、油脂分除去手段が、前記吸着材で吸着した油脂分を熱処理して除去するものである。
【0020】
そして、耐熱性を有する吸着材で吸着した油脂分を油脂分除去手段で熱処理して吸着材から除去することにより、排水の油脂分によるフィルタ体の吸着材の目詰まりなどをより確実に防止し、排水からの油脂分の除去効率がより向上する。
【0021】
請求項7記載の油分離装置は、請求項4ないし6いずれか一記載の油分離装置において、油脂分除去手段の動作を制御する除去制御手段を具備したものである。
【0022】
そして、油脂分除去手段の動作を除去制御手段で制御することにより、フィルタ体の吸着材で吸着した油脂分を必要に応じて油脂分除去手段で除去することが可能になり、使い勝手がより向上する。
【0023】
請求項8記載の油分離装置は、請求項1ないし7いずれか一記載の油分離装置において、移動手段の動作を制御する制御手段を具備したものである。
【0024】
そして、移動手段の動作を制御手段で制御することにより、例えば排水の量が多い際には移動手段にフィルタ体を移動させ、排水の量が少ない際には移動手段にフィルタ体を停止させるなど、移動手段によりフィルタ体を必要に応じて自由に移動および停止させることが可能になり、使い勝手がより向上する。
【0025】
請求項9記載の油分離装置は、請求項1ないし8いずれか一記載の油分離装置において、フィルタ体の吸着材が、油脂分を分解する油脂分解剤を保持したものである。
【0026】
そして、油脂分を分解する油脂分解剤をフィルタ体の吸着材に保持することにより、吸着材で吸着した排水の油脂分などを油脂分解剤で分解して吸着材の目詰まりなどを防止し、吸着材をより効率よく使用することが可能になる。
【0027】
請求項10記載の油分離装置は、請求項9記載の油分離装置において、油脂分解剤が、好気性の油脂分解菌であり、この油脂分解菌に酸素を供給する酸素供給手段を具備したものである。
【0028】
そして、酸素供給手段で好気性の油脂分解菌に酸素を供給することにより、油脂分解菌の活性が向上し、吸着材で吸着した排水の油脂分などを油脂分解菌でより効率よく分解する。
【0029】
請求項11記載の油分離装置は、請求項1ないし10いずれか一記載の油分離装置において、フィルタ体の側方に設けられ、濾過手段により濾過された排水の一部が前記フィルタ体を通過せずに流出口へと越流する排水越流部を具備したものである。
【0030】
そして、濾過手段により濾過された排水の一部がフィルタ体を通過せずに流出口へと越流する排水越流部をフィルタ体の側方に設けることにより、例えばフィルタ体の吸着材が目詰まりなどを起こして排水がフィルタ体を通過できない際などに、排水の一部が排水越流部から流出口へと越流することで排水の逆流などを防止する。
【0031】
請求項12記載の油分離装置は、請求項11記載の油分離装置において、排水越流部が、開閉可能であり、排水の水位を検知する水位検知手段と、この水位検知手段で検知した排水の水位に応じて前記排水越流部を開閉させる開閉制御手段とを具備したものである。
【0032】
そして、水位検知手段で検知した排水の水位に応じて開閉制御手段で排水越流部を開閉させることにより、フィルタ体を通過しない排水が排水越流部から不必要に流出口へと越流することを防止する。
【0033】
請求項13記載の油分離装置は、請求項1ないし12いずれか一記載の油分離装置において、排水に浮上してこの排水に浮上した油脂分の少なくとも一部を吸着する浮上吸着手段を具備したものである。
【0034】
そして、排水に浮上した油脂分の少なくとも一部を、排水に浮上する浮上吸着手段で吸着することにより、フィルタ体の吸着材とこの浮上吸着手段とで油脂分をより効率よく分解する。
【0035】
請求項14記載の油分離装置は、請求項1ないし13いずれか一記載の油分離装置において、排水を所定の通過速度に維持してフィルタ体を通過させる水流形成手段を具備したものである。
【0036】
そして、水流形成手段で排水を所定の通過速度に維持してフィルタ体を通過させることにより、排水を効率よくフィルタ体の吸着材を通過させることができ、排水からの油脂分の除去効率がより向上する。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の油分離装置の第1の実施の形態の構成を図1ないし図3を参照して説明する。
【0038】
図1において、1は油分離装置としてのグリストラップである。このグリストラップ1は、例えばホテル、レストラン、あるいは飲食店などの図示しない厨房設備から排出された図示しない油脂分などを含む排水Dが流入する流入口2、および、排水Dが流出する流出口としての流出管3を有する本体部としての油分離槽4を備えている。
【0039】
この油分離槽4は、例えば2枚の仕切板5により、流入口2と連通された濾過槽6、分離槽7および流出管3へと連通された流出槽8に排水Dの上流側から下流側へと順次仕切られており、これら濾過槽6、分離槽7および流出槽8は、各仕切板5の下端部で互いに連通されている。
【0040】
ここで、濾過槽6には、濾過手段としてのストレーナなどの金属性の網籠11が取り付けられている。この網籠11は、油分離槽4の側壁と仕切板5との間に亘って流入口2の直下部に取り付けられており、流入口2から流入した排水Dに含まれる比較的大きい塵埃である図示しない残菜などを排水Dから濾過して分離する。
【0041】
また、分離槽7の略中央には、略矩形状の筐体12を介してフィルタ体としての円筒状の円筒フィルタ13が周方向に回転可能に取り付けられている。この円筒フィルタ13は、排水Dの通過方向と略直交する方向に軸方向を有しており、排水Dを上流側と下流側とで二度横断している。
【0042】
さらに、円筒フィルタ13は、図3に示すように、表面である外周部に、外側保持部材としての金属製の円筒状の外周メッシュ14、内側保持部材としての中間メッシュ15および支持部材としての金属製の円筒状の内周メッシュ16が同軸上に取り付けられている。
【0043】
そして、中間メッシュ15と内周メッシュ16との間には、区画部材としての金属製のメッシュ17が円筒フィルタ13の径方向に架け渡して設けられており、これら外周メッシュ14、中間メッシュ15、内周メッシュ16およびメッシュ17により、円筒フィルタ13の外周部には、周方向に例えば8つの円弧矩形状の収容部18が区画形成されている。
【0044】
また、この収容部18内の外周メッシュ14および中間メッシュ15の間には、図1および図3に示すように、濾材としての濾過フィルタ21が取り付けられており、収容部18内には、吸着材22が充填されて収容されている。
【0045】
この吸着材22は、例えば特公平8−4796号公報に記載の生物学的処理材、および、耐熱性を有し、かつ一般的な粒子状活性炭と比較して高い吸着性を有するいわゆるACC(Activated Charcoal Cloth)などの活性炭クロスである。したがって、この吸着材22は、油脂分解剤としての好気性の油脂分解菌23を含む、以下の6種類の菌種を有している。
【0046】
すなわち、繊維質のリグニンや石油および洗剤などを分解し堆肥化するフザリウム属(Fusarium)およびスファエロチリスナアタヌス(Sphaerotilus natans)などの菌種、し尿中の未分解蛋白質およびでん粉質などを分解するアスペルギルス属(Aspergillus)、ムコ−ル属(Mucor)およびバクテリウムズブチルス(Bac.subtilus)などの菌種、植物繊維質を分解するセルラ−ゼ酵素の多いバクテリウムサアモフィブリンコルス(Bac.thermofibrincolus)およびバクテリウムメタニジイナス(Bac.methanigenes)などの菌種、空気中および水中の窒素を固定し肥料化を行うバクテリウムアステロスポオラス(Bac.asterosporus)およびクロストリイディムパッストリオアヌム(Clostridium pastorianum)などの菌種、70〜80℃の高温を発生し病原菌などを死滅させるベギアトアアルバア(Beggiatoa alba)およびペニシリウムルテウム(Penicllium luteum)などの温泉菌種、およびトルラアアーテン(Torulaarten)およびサッカロミセスカルスベルギニシス(Saccharomyces carlsberginsis)などの海洋性の好塩性酵母類などである。
【0047】
このため、吸着材22は、円筒フィルタ13を通過する分離槽7内の排水Dに含まれる油脂分および汚染物質であるn−ヘキサン(normal−hexane)、洗剤(界面活性剤)、腐敗臭などを吸着して分離する。
【0048】
また、図1に示すように、筐体12における円筒フィルタ13の軸方向の一端部には、この円筒フィルタ13を移動、例えば周方向に回転させる移動手段としての減速モータ24が取り付けられている。この減速モータ24で円筒フィルタ13が回転されることにより、分離槽7内の排水Dの円筒フィルタ13を通過する位置が変化する。
【0049】
さらに、円筒フィルタ13の上方には、油脂分除去手段25が設けられている。この油脂分除去手段25は、例えば図示しない吸引用のバキュームポンプなどの吸引手段、あるいはヒータ、バーナなどの加熱手段を有する除去本体部26を備え、この除去本体部26は、円筒フィルタ13の上部に対向して設けられた除去部27に接続されている。
【0050】
そして、円筒フィルタ13の吸着材22で吸着分離した排水Dの油脂分を、除去本体部26の駆動により除去部27で吸引、熱分解、あるいは焼却して分解する。
【0051】
また、円筒フィルタ13の両側方である軸方向の両端の筐体12の外部には、排水越流部としての開閉ダンパ31が開閉可能に設けられている。この開閉ダンパ31は、筐体12の両側方と分離槽7の側壁との間を閉塞して設けられている。
【0052】
さらに、分離槽7内における筐体12の上流側の側部には、水位検知手段としての液面センサ32が設けられている。この液面センサ32は、下部の一部が排水Dに接触することで油分離槽4内の排水Dの水位を検知している。
【0053】
そして、油分離槽4の外部には、図示しないコントロールパネルおよびこのコントロールパネルによりプログラム可能な図示しないICなどを備えたコントロールボックス33が設けられている。このコントロールボックス33は、例えば以下の3つの機能を有している。
【0054】
第1に、減速モータ24に接続され、予め入力された所定のプログラムなどに応じて減速モータ24を駆動および停止させる制御手段の機能。
【0055】
第2に、油脂分除去手段25に接続され、予め入力された所定のプログラムなどに応じて油脂分除去手段25のバキュームポンプ、ヒータあるいはバーナなどを駆動および停止させる除去制御手段の機能。
【0056】
第3に、開閉ダンパ31および液面センサ32に接続され、液面センサ32により検知した排水Dの水位に応じて開閉ダンパ31を開閉させる開閉制御手段の機能。
【0057】
したがって、コントロールボックス33は、減速モータ24、油脂分除去手段25および開閉ダンパ31の動作をそれぞれ制御している。
【0058】
また、分離槽7内における円筒フィルタ13の上流側の下部側方には、水流形成手段としての噴水部34が円筒フィルタ13の外周面に対向して設けられている。この噴水部34は、図示しない給水手段などに接続されており、分離槽7の排水D内に上流側から下流側へと所定速度の水流を形成して、排水Dを所定の通過速度で円筒フィルタ13を通過させている。
【0059】
さらに、油分離槽4の外部には、酸素供給手段としてのエアポンプ35が設けられている。このエアポンプ35は、複数、例えば3本の配気管36に接続されており、これら配気管36は、円筒フィルタ13の上流側および下流側の分離槽7内と、流出槽8内とにそれぞれ挿入されている。
【0060】
そして、これら配気管36は、分離槽7および流出槽8の下部まで延設されており、これら配気管36からは、酸素Oが排水D内へと供給される。
【0061】
さらに、分離槽7における円筒フィルタ13の上流側および下流側と、流出槽8との排水Dには、浮上吸着手段としての浮上分離体41が浮上している。
【0062】
ここで、これら浮上分離体41は、フロート部42と、フロート部42の下部に一体に設けられた吸着部43とで構成されている。
【0063】
そして、吸着部43は、金属などで網状に形成された外側メッシュ44を備え、この外側メッシュ44内には、浮上吸着材45が収容されている。この浮上吸着材45は、吸着材22と同様に油脂分解菌23を保持している。さらに、この浮上吸着材45は、エアポンプ35により供給された酸素Oなどにより浮上分離された排水D内の油脂分を吸着して排水Dから分離する。
【0064】
次に、上記第1の実施の形態の作用を説明する。
【0065】
まず、ホテル、レストラン、あるいは飲食店などの図示しない厨房設備から排出された排水Dが流入口2から油分離槽4の濾過槽6に流入すると、網籠11により、残菜など比較的大きい塵埃を濾過して除去する。
【0066】
次いで、網籠11により濾過された排水Dが、油分離槽4の分離槽7へと流入すると、噴水部34により排水Dは下流側へと所定速度で流れつつ円筒フィルタ13へと流入する。
【0067】
このとき、コントロールボックス33に予め入力されたプログラムなどにより、減速モータ24にて円筒フィルタ13が周方向に回転することで排水Dの通過位置が変化し、上流側および下流側で二度に亘って排水Dを横断する濾過フィルタ21および吸着材22で排水Dから油脂分を効率よく吸着して分離する。
【0068】
同時に、吸着材22に保持された油脂分解菌23などの菌種により、吸着した油脂分とともに排水D内のn−ヘキサン、洗剤および腐敗臭などを分解する。
【0069】
さらに、分離槽7内に挿入された配気管36から、エアポンプ35により酸素Oが排水D内に供給され、この酸素Oにより排水D内の油脂分が浮上分離されるとともに、吸着材22に保持された好気性の油脂分解菌23の活性が向上する。
【0070】
そして、浮上分離された油脂分を、排水D上に浮上する浮上分離体41の浮上吸着材45が吸着除去するとともに、吸着材22および浮上吸着材45に吸着された油脂分を油脂分解菌23が分解する。
【0071】
さらに、円筒フィルタ13で吸着した油脂分を、コントロールボックス33に予め入力されたプログラムなどにより駆動された油脂分除去手段25が、除去部27を介して吸引、熱処理、あるいは焼却されて分解する。
【0072】
この後、排水Dは、流出槽8に流入し、この流出槽8内でも分離槽7と同様に配気管36を介してエアポンプ35から供給された酸素Oにより、排水D中にわずかに残留した油脂分などを浮上分離されて浮上分離体41で吸着除去されて浄化され、流出管3から図示しない排水処理設備へと流出する。
【0073】
また、円筒フィルタ13が目詰まりなどした場合に、液面センサ32により検知した排水Dの水位が予め設定した所定の水位を超えた際には、コントロールボックス33により開閉ダンパ31を開いて、円筒フィルタ13を通過しない排水Dを越流させて流出槽8から流出管3へと流出させる。
【0074】
上述したように、上記第1の実施の形態によれば、流入口2および流出管3を備えた油分離槽4の濾過槽6に、流入口2から流入した排水Dを濾過する網籠11を設け、吸着材22を外周面に備えた円筒フィルタ13を減速モータ24により周方向に回転させつつ網籠11で濾過した排水Dを通過させてこの排水Dから油脂分を吸着して分離することにより、円筒フィルタ13の吸着材22を排水Dが通過するので、円筒フィルタ13の吸着材22を効率よく使用でき、油脂分を排水Dから確実に除去できる。
【0075】
また、略円筒状の円筒フィルタ13を使用したことにより、この円筒フィルタ13が排水Dを上流側および下流側で少なくとも二度に亘って横断するため、排水Dから油脂分をより確実に除去できる。
【0076】
さらに、円筒フィルタ13の吸着材22で吸着した排水Dの油脂分を、油脂分除去手段25で吸引、熱処理および焼却にて分解除去することにより、排水Dの油脂分による円筒フィルタ13の吸着材22の目詰まりなどをこれら吸引、熱処理および焼却の相乗効果でより確実に抑制でき、排水Dからの油脂分の除去効率をより向上できる。
【0077】
そして、減速モータ24の動作をコントロールボックス33に予めプログラムなどを入力して制御できることにより、例えば排水Dの量が多いレストランなどの営業時間中などには減速モータ24により円筒フィルタ13を回転させ、排水Dの量が少ない営業時間終了後などには円筒フィルタ13の回転を停止させるなど、減速モータ24により円筒フィルタ13を必要に応じて自由に回転および停止させることができ、使い勝手をより向上できる。
【0078】
また、油脂分除去手段25の動作をコントロールボックス33に予め入力したプログラムなどで制御できることにより、円筒フィルタ13の吸着材22に油脂分が多量に吸着されている際には油脂分除去手段25で除去し、吸着材22に油脂分があまり吸着されていない際などには、油脂分除去手段25を停止させるなど、必要に応じて油脂分除去手段25を駆動でき、使い勝手をより向上できる。
【0079】
さらに、油脂分解菌23を円筒フィルタ13の吸着材22に保持することにより、この吸着材22で吸着した排水Dの油脂分などを油脂分解菌23で分解して吸着材22の目詰まりなどを防止でき、吸着材22をより効率よく使用できる。
【0080】
そして、エアポンプ35で好気性の油脂分解菌23に酸素Oを供給し、かつ円筒フィルタ13を回転させて分離槽7内に空気を混入させることにより、油脂分解菌23の活性が向上し、吸着材22で吸着した排水Dの油脂分などを油脂分解菌23でより効率よく分解できるとともに、分離槽7および流出槽8内の排水Dに浮上した油脂分の一部を、浮上分離体41で吸着することにより、円筒フィルタ13の吸着材22と浮上分離体41の浮上吸着材45とで排水Dの油脂分をより効率よく分解できる。
【0081】
また、開閉ダンパ31を筐体12の側方に開閉可能に設けたことにより、例えば円筒フィルタ13の吸着材22が目詰まりなどを起こして排水Dが円筒フィルタ13を通過できない際などに、液面センサ32で検知した排水Dの水位が所定の水位よりも高くなった場合には、コントロールボックス33により開閉ダンパ31を開いて排水Dの一部を流出槽8の流出管3へと越流させて排水Dの逆流などを防止でき、かつ排水Dの水位が所定の水位よりも低い場合には、コントロールボックス33により開閉ダンパ31を閉じ、円筒フィルタ13を通過しない排水Dが不必要に流出管3へと越流することを防止できる。
【0082】
さらに、噴水部34で分離槽7内の排水Dに所定速度の水流を形成して排水Dを所定の通過速度に維持して円筒フィルタ13を通過させることにより、比較的目が細かく排水Dが通過しにくい円筒フィルタ13の吸着材22に排水Dを効率よく通過させることができ、排水Dからの油脂分の除去効率をより向上できる。
【0083】
次に、本発明の油分離装置の第2の実施の形態を図4を参照して説明する。
【0084】
この図4に示す実施の形態は、上記図1ないし図3に示す実施の形態と基本的に同様の構成を有しているが、分離槽7には、吸い上げ手段としての水中ポンプ51を介して浄化槽52が接続されている。
【0085】
ここで、水中ポンプ51は、分離槽7内の排水Dの一部を、油脂分などとともに浄化槽52へと吸い上げている。
【0086】
また、浄化槽52内には、筐体12および円筒フィルタ13が設けられているとともに、図示しないが、上記図1ないし図3に示す実施の形態の分離槽7と同様に浮上分離体41などが配設されている。
【0087】
さらに、浄化槽52の下流側は、流出槽8の上部に連通されている。
【0088】
そして、網籠11にて残菜などを濾過された排水Dの一部は、水中ポンプ51により浄化槽52へと吸い上げられ、円筒フィルタ13の吸着材22により油脂分などを吸着された後、流出槽8へと流入して流出管3から排水処理設備へと流出する。
【0089】
上述したように、上記第2の実施の形態によれば、油分離槽4に流入口2から流入した排水Dを濾過する網籠11を設け、この網籠11で濾過した排水Dの油脂分を吸着して分離する円筒フィルタ13を回転可能に設けるなど、上記第1の実施の形態と同様の構成を有することにより、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
【0090】
また、浄化槽52を設けてこの浄化槽52内に円筒フィルタ13などを配設することにより、グリストラップ1自体の容量が小さく直接円筒フィルタ13などを分離槽7内に配設できない場合でも、排水Dから油脂分を確実に分離して浄化できる。
【0091】
なお、上記各実施の形態において、図5に示すように、円筒フィルタ13の外方に開閉可能な開閉部53を円筒フィルタ13の外周部全体に設けてもよい。この場合には、円筒フィルタ13が回転して開閉部53が排水Dの下流側に位置すると、排水Dの水圧によりこの開閉部53が排水Dの下流側に開くため、排水Dがより円滑に円筒フィルタ13を通過し、排水Dの逆流などを防止できるとともに、排水Dの上流側の円筒フィルタ13の吸着材22では排水Dの油脂分を確実に分離できる。
【0092】
なお、上記各実施の形態において、グリストラップ1の構成を簡略化する場合に、油脂分除去手段25は、吸引、熱処理および焼却のいずれか一つでもよく、噴水部34、エアポンプ35あるいは浮上分離体41などは配設しなくてもよい。
【0093】
また、開閉ダンパ31の代わりに、排水Dが所定の水位に達すると越流するように所定の高さを有する壁などを設けて、グリストラップ1の構成をより簡略化してもよい。
【0094】
次に、本発明の油分離装置の第3の実施の形態を図6を参照して説明する。
【0095】
この図6に示す実施の形態は、上記図1ないし図3に示す実施の形態と基本的に同様の構成を有しているが、分離槽7には、空気注入手段としての空気注入管61が設けられている。この空気注入管61は、図示しないポンプなどの空気注入手段に接続されており、排水Dの上流側から下流側に向けて空気Aを噴射させる。
【0096】
また、この空気注入管61の下流側には、フィルタ体としての巻き取りフィルタ62が空気注入管61に対向して上下方向に設けられている。
【0097】
さらに、この巻き取りフィルタ62は、平面状に形成されており、表面に平面状の吸着材22を備えている。
【0098】
ここで、この巻き取りフィルタ62は、例えば吸着材22を20〜30cm単位で接続することにより、毛細管現象により排水Dが巻き取りフィルタ62全体に含浸されないようにしている。
【0099】
そして、この巻き取りフィルタ62は、分離槽7内の下部に回転可能に設けられた円筒状の下側巻取部63に予め巻回されて着脱可能に取り付けられており、この下側巻取部63の上方の分離槽7内の上部に回転可能に設けられた円筒状の上側巻取部64に一端が着脱可能に取り付けられている。
【0100】
このため、巻き取りフィルタ62は、減速モータ24により上側巻取部64が回転されることにより、下側巻取部63から上側巻取部64へと巻き取られて上方向に移動可能となっている。
【0101】
さらに、下側巻取部63および上側巻取部64の下流側には、巻き取りフィルタ62の下流側の面に当接してこの巻き取りフィルタ62を押さえる保持体としてのパンチングパネル65が、分離槽7の上下全体に亘って設けられている。このパンチングパネル65は、例えば金属などにて形成されており、図示しないパンチング孔が貫通して設けられ、巻き取りフィルタ62を通過した排水Dが流出槽8へと通過可能になっている。
【0102】
そして、網籠11にて残菜などを濾過された排水Dは、空気注入管61により下流側へと加速されて巻き取りフィルタ62を通過する。
【0103】
このとき、巻き取りフィルタ62は、減速モータ24により上側巻取部64が回転されることで上方向に巻き取られ、下側巻取部63に予め巻回された未使用の巻き取りフィルタ62の吸着材22が分離槽7の排水D内に順次送り出されて油脂分などを吸着して分離する。
【0104】
この後、油脂分を吸着された排水Dは、流出槽8へと流入して流出管3から排水処理設備へと流出する。
【0105】
さらに、巻き取りフィルタ62が全て上側巻取部64に巻き取られると、上側巻取部64から巻き取りフィルタ62を取り外して新たな巻き取りフィルタ62を下側巻取部63に巻回する。あるいは、取り外した巻き取りフィルタ62の吸着材22に吸着された油脂分などを熱処理などにより分解し、再度下側巻取部63に巻回して使用する。
【0106】
上述したように、上記第3の実施の形態によれば、油分離槽4に流入口2から流入した排水Dを濾過する網籠11を設け、この網籠11で濾過した排水Dの油脂分を吸着して分離する巻き取りフィルタ62を上方向に移動可能に設けるなど、上記第1の実施の形態と同様の構成を有することにより、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
【0107】
また、巻き取りフィルタ62は平面状なので、分離槽7内にスペースを取らず、比較的容量が小さいグリストラップ1内でも設置できる。
【0108】
さらに、巻き取りフィルタ62を上方向に巻き取りつつ使用するため、常に新たな吸着材22が排水D内に順次送り出されるので、排水Dの油脂分の除去効率を向上できる。
【0109】
そして、巻き取りフィルタ62を着脱可能に取り付けたことにより、この巻き取りフィルタ62の使用済み後には、この巻き取りフィルタ62を取り外し、吸着材22により吸着した油脂分を熱処理などにて分解して再利用できる。
【0110】
なお、上記各実施の形態において、吸着材22には、活性炭クロス以外の吸着材なども使用可能である。
【0111】
また、油脂分解菌23以外に、吸着材22で吸着した油脂分を分解する油脂分解剤なども使用可能である。
【0112】
さらに、上記円筒フィルタ13および巻き取りフィルタ62は、複数並設して油脂分をより確実に除去してもよい。
【0113】
【発明の効果】
請求項1記載の油分離装置によれば、排水が流入する流入口および排水が流出する流出口を備えた本体部に、流入口から流入した排水を濾過する濾過手段を設け、吸着材を表面に備えたフィルタ体を移動手段により移動させつつ濾過手段で濾過した排水を通過させてこの排水から油脂分を吸着して分離することにより、フィルタ体の吸着材を効率よく使用して排水から油脂分を確実に除去できる。
【0114】
請求項2記載の油分離装置によれば、排水の通過方向と交差する方向に軸方向を有した回転可能な筒状にフィルタ体を形成することにより、フィルタ体が排水を少なくとも二度横断するため、排水から油脂分をより確実に除去できる。
【0115】
請求項3記載の油分離装置によれば、フィルタ体の外方に開閉自在な開閉部を筒状のフィルタ体の外側部に設けることにより、フィルタ体が回転して開閉部が排水の下流側に位置すると、排水の水圧によりこの開閉部が排水の下流側に開くため、排水がより円滑にフィルタ体を通過し、排水の逆流などを防止できるとともに、排水の上流側のフィルタ体の吸着材では排水の油脂分を確実に分離できる。
【0116】
請求項4記載の油分離装置によれば、フィルタ体の吸着材で分離した油脂分を油脂分除去手段で除去することにより、フィルタ体の吸着材の目詰まりなどを防止して油脂分の除去効率を向上できる。
【0117】
請求項5記載の油分離装置によれば、フィルタ体の吸着材で吸着した排水の油脂分を、油脂分除去手段で吸引して吸着材から除去することにより、排水の油脂分によるフィルタ体の吸着材の目詰まりなどをより確実に抑制でき、排水からの油脂分の除去効率をより向上できる。
【0118】
請求項6記載の油分離装置によれば、耐熱性を有する吸着材で吸着した油脂分を油脂分除去手段で熱処理して吸着材から除去することにより、排水の油脂分によるフィルタ体の吸着材の目詰まりなどをより確実に防止でき、排水からの油脂分の除去効率をより向上できる。
【0119】
請求項7記載の油分離装置によれば、油脂分除去手段の動作を除去制御手段で制御することにより、フィルタ体の吸着材で吸着した油脂分を必要に応じて油脂分除去手段で除去でき、使い勝手をより向上できる。
【0120】
請求項8記載の油分離装置によれば、移動手段の動作を制御手段で制御することにより、例えば排水の量が多い際には移動手段にフィルタ体を移動させ、排水の量が少ない際には移動手段にフィルタ体を停止させるなど、移動手段によりフィルタ体を必要に応じて自由に移動および停止でき、使い勝手をより向上できる。
【0121】
請求項9記載の油分離装置によれば、油脂分を分解する油脂分解剤をフィルタ体の吸着材に保持することにより、吸着材で吸着した排水の油脂分などを油脂分解剤で分解して吸着材の目詰まりなどを防止でき、吸着材をより効率よく使用できる。
【0122】
請求項10記載の油分離装置によれば、酸素供給手段で好気性の油脂分解菌に酸素を供給することにより、油脂分解菌の活性が向上し、吸着材で吸着した排水の油脂分などを油脂分解菌でより効率よく分解できる。
【0123】
請求項11記載の油分離装置によれば、濾過手段により濾過された排水の一部がフィルタ体を通過せずに流出口へと越流する排水越流部をフィルタ体の側方に設けることにより、例えばフィルタ体の吸着材が目詰まりなどを起こして排水がフィルタ体を通過できない際などに、排水の一部が排水越流部から流出口へと越流することで排水の逆流などを防止できる。
【0124】
請求項12記載の油分離装置によれば、水位検知手段で検知した排水の水位に応じて開閉制御手段で排水越流部を開閉させることにより、フィルタ体を通過しない排水が排水越流部から不必要に流出口へと越流することを防止できる。
【0125】
請求項13記載の油分離装置によれば、排水に浮上した油脂分の少なくとも一部を、排水に浮上する浮上吸着手段で吸着することにより、フィルタ体の吸着材とこの浮上吸着手段とで油脂分をより効率よく分解できる。
【0126】
請求項14記載の油分離装置によれば、水流形成手段で排水を所定の通過速度に維持してフィルタ体を通過させることにより、排水を効率よくフィルタ体の吸着材を通過させることができ、排水からの油脂分の除去効率をより向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の油分離装置の第1の実施の形態を示す説明図である。
【図2】同上油分離装置を示す正面図である。
【図3】同上油分離装置のフィルタ体を示す説明図である。
【図4】本発明の油分離装置の第2の実施の形態を示す説明図である。
【図5】本発明の油分離装置の他の実施の形態のフィルタ体を示す説明図である。
【図6】本発明の油分離装置の第3の実施の形態を示す説明図である。
【符号の説明】
1  油分離装置としてのグリストラップ
2  流入口
3  流出口としての流出管
4  本体部としての油分離槽
11  濾過手段としての網籠
13  フィルタ体としての円筒フィルタ
22  吸着材
23  油脂分解剤としての油脂分解菌
24  移動手段としての減速モータ
25  油脂分除去手段
31  排水越流部としての開閉ダンパ
32  水位検知手段としての液面センサ
33  制御手段、除去制御手段および開閉制御手段を機能として有するコントロールボックス
34  水流形成手段としての噴水部
35  酸素供給手段としてのエアポンプ
41  浮上吸着手段としての浮上分離体
53  開閉部
62  フィルタ体としての巻き取りフィルタ
D  排水
O  酸素

Claims (14)

  1. 油脂分を含んだ排水から油脂分を分離する油分離装置であって、
    前記排水が流入する流入口および前記排水が流出する流出口を備えた本体部と、
    この本体部に設けられ、前記流入口から流入した排水を濾過する濾過手段と、
    この濾過手段で濾過した前記排水を通過させてこの排水から油脂分を吸着して分離する吸着材を表面に備えた移動可能なフィルタ体と、
    このフィルタ体を移動させてこのフィルタ体における前記排水の通過位置を変化させる移動手段と
    を具備したことを特徴とした油分離装置。
  2. フィルタ体は、排水の通過方向と交差する方向に軸方向を有した回転可能な筒状に形成された
    ことを特徴とした請求項1記載の油分離装置。
  3. フィルタ体は、このフィルタ体の外方に開閉自在な開閉部を外側部に備えた
    ことを特徴とした請求項2記載の油分離装置。
  4. フィルタ体の吸着材で分離した油脂分をこの吸着材から除去する油脂分除去手段を具備した
    ことを特徴とした請求項1ないし3いずれか一記載の油分離装置。
  5. 油脂分除去手段は、フィルタ体の吸着材で吸着した排水の油脂分を吸引して除去する
    ことを特徴とした請求項4記載の油分離装置。
  6. フィルタ体の吸着材は、耐熱性を有し、
    油脂分除去手段は、前記吸着材で吸着した油脂分を熱処理して除去する
    ことを特徴とした請求項4または5記載の油分離装置。
  7. 油脂分除去手段の動作を制御する除去制御手段を具備した
    ことを特徴とした請求項4ないし6いずれか一記載の油分離装置。
  8. 移動手段の動作を制御する制御手段を具備した
    ことを特徴とした請求項1ないし7いずれか一記載の油分離装置。
  9. フィルタ体の吸着材は、油脂分を分解する油脂分解剤を保持した
    ことを特徴とした請求項1ないし8いずれか一記載の油分離装置。
  10. 油脂分解剤は、好気性の油脂分解菌であり、
    この油脂分解菌に酸素を供給する酸素供給手段を具備した
    ことを特徴とした請求項9記載の油分離装置。
  11. フィルタ体の側方に設けられ、濾過手段により濾過された排水の一部が前記フィルタ体を通過せずに流出口へと越流する排水越流部を具備した
    ことを特徴とした請求項1ないし10いずれか一記載の油分離装置。
  12. 排水越流部は、開閉可能であり、
    排水の水位を検知する水位検知手段と、
    この水位検知手段で検知した排水の水位に応じて前記排水越流部を開閉させる開閉制御手段とを具備した
    ことを特徴とした請求項11記載の油分離装置。
  13. 排水に浮上してこの排水に浮上した油脂分の少なくとも一部を吸着する浮上吸着手段を具備した
    ことを特徴とした請求項1ないし12いずれか一記載の油分離装置。
  14. 排水を所定の通過速度に維持してフィルタ体を通過させる水流形成手段を具備した
    ことを特徴とした請求項1ないし13いずれか一記載の油分離装置。
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