JP2004113604A - 芳香等放出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】芳香等放出容器の揮化気体放出窓孔を極めて簡易な操作で開閉自在に設けた。
【解決手段】芳香等放出容器体外周から起立させた支持筒21の上端面を、テーパ状に形成された第1、第2頂板32,42 を上下に重ね、かつ外周部を接合させた第1頂板付きの第1蓋体31と第2頂板付きの第2蓋体41とで閉塞させ、第1頂板頂部に穿設した第1窓孔33を挿通させて第2頂板頂部から把手44を起立させると共に、第2頂板外周部と把手下端外周部とに第1、第2肉薄ヒンジ49,50 を周設させ、上記把手押下げと引上げによる上記両ヒンジ間の第2頂板部分の弾性反転で開閉される第2窓孔34と第3窓孔51とを第1頂板32と第2頂板42とに穿設した。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は芳香等放出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来種々の芳香又消臭香等放出容器が知られており、例えば特開2001−299894 号は、容器体口頸部上端面へ載置させた吸水性パッドから容器体内へ液体吸上げ芯材を垂下させて、容器体内の芳香液等を上記芯材を介して吸水性パッドへ吸上げ、揮化させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記容器からの芳香等の放出は、容器体内の揮発性液体内に吸上げ芯材が浸されている間は常時行われることとなって、上記従来例であれば、キャップ等を容器体口頸部外面へ嵌合させてパッドを密封しない限り放出を継続する。
【0004】
しかし時には芳香等放出が不要となる場合もあるから、このような場合は簡易な操作で芳香等放出を停止できることが、又芳香等の放出量を減らすことが可能であることが望ましい。
【0005】
本発明は芳香等放出の停止、又減少等の操作が容易に行えるよう設けたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として液体揮発装置付き容器体1の外周面へ、下方筒部を嵌着させて支持筒21を起立させると共に、
該支持筒の上端面を、テーパ状に形成された第1、第2頂板32,42 を上下に重ね、かつこれ等両頂板外周部を接合させた、第1頂板付きの第1蓋体31と、第2頂板付きの第2蓋体41とで閉塞させ、
それ等両蓋体は、第1頂板頂部に穿設された第1窓孔33内へ挿通させて第2頂板42頂部から把手44を起立させると共に、第2頂板外周部と把手下端外周部とに第1、第2肉薄ヒンジ49,50 を周設させ、
又第1頂板32と第2頂板42とには、上記把手44の押下げと引上げによる上記両肉薄ヒンジ間の第2頂板部分の弾性反転により、第1頂板で開閉される第3窓孔51を第2頂板42に、かつ第2頂板により開閉される第2窓孔34を第1頂板32に、それぞれ穿設した。
【0007】
第2の手段として、上記第1の手段を有すると共に第1頂板32の外周部からは内外両筒36,35 を垂下させると共に、第2頂板42の外周部は、外向きフランジ47を上端外周に有する断面凹字形状部48に形成して、該断面凹字形状部上面に形成された凹溝内へ上記内筒36を、かつ内外両筒36,35 間上部に外向きフランジ47を、それぞれ嵌着させ、又外向きフランジ47下方の外筒35内面部分と断面凹字形状部48外周面との間に、上記支持筒21の上端部を嵌着させ、
第1肉薄ヒンジ49は、断面凹字形状部48の内周部上端部へ周設させた。
【0008】
第3の手段として、上記第1、又は第2の手段を有すると共に上記支持筒21の上部に、第4窓孔26を穿設した。
【0009】
第4の手段として、上記第1、第2又は第3の手段を有すると共に胴部2上端から肩部3を介して口頸部4を起立する容器体1の口頸部内面へ、吸上げ芯材10を垂下する筒状栓6を嵌合させると共に、容器体胴部2の上部外径を小外径部2aとして支持筒21の下方筒部を嵌着させ、又該支持筒21の中間部内面から支持部22を内方突出させておき、
上記吸上げ芯材10上端面へ下面を接して筒状栓6上面へ載置させた吸水性パッド11の外周部下面を支持部上面で支持させた。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下図面について説明すると、1は有底の容器体で、胴部2上端から肩部3を介して口頸部4を起立する。その胴部上端部は後述支持筒の下部嵌合用として小外径部2aとしている。
【0011】
上記口頸部4内へは、吸上げ芯材10付きの筒状栓6を嵌合させている。該筒状栓は、口頸部内面へ嵌合させる栓筒部7の上端に外向きフランジ8を付設して、該外向きフランジを口頸部上端面上に載置させており、又上記栓筒部7の中間部内面からは弾性を有する挟持筒9を垂下させ、該挟持筒に挿通させて吸上げ芯材10を容器体内底部まで垂下させている。
【0012】
又上記吸上げ芯材10上端面へ下面を接して、外向きフランジ8上面へ吸水性のパッド11ないしマットを載置させている。
【0013】
21は支持筒で、該支持筒の下方筒部を容器体胴部の小外径部2a外面へ嵌着させ、容器体上方まで起立させている。該支持筒は中間部内面から支持部22を内方突出させている。図示例ではその支持部を支持筒内面から突出させた支持杆23先端で短筒24を保持させ、その短筒上端面を既述外向きフランジ8上端面とほぼ同一高さに設けて、その短筒上端面へパッド11の外周部を載置させ、パッド外周面は支持筒21内面へ当接ないし近接させている。
【0014】
又支持筒21の上部には複数の縦長の第4窓孔26を穿設している。更に支持筒上端部は小外径部とし、その上端部外面へ第1係合突条25を周設している。
【0015】
31は、上記支持筒21の上端開口面を閉塞する第1蓋板で、該第1蓋板は、上方小径のテーパ状に形成された第1頂板32の頂部に第1窓孔33を有し、又第1頂板半径方向の中間部に複数の第2窓孔34を有する。又第1頂板外周部からは外筒35と内筒36とを垂下する。外筒35は内筒36よりも下方まで垂下させ、その下端内面に第2係合突条37を周設している。
【0016】
41は、第2蓋板で上記第1頂板32の下面に重ねたテーパ状の第2頂板42頂部から、上記第1窓孔33内に挿通させて上端にリング43を付設した把手44を起立する。図示例で該把手は、棒状筒部45と該棒状筒部の上部内へ緊密に嵌着させた嵌合棒46を垂下するリング43とで形成している。又第2頂板42外周部は、外向きフランジ47を上端外周に有する断面凹字形状部48に形成して、該断面凹字状部上面に形成された凹溝内へ既述内筒36を、かつ内外両筒36,35 間上部へ外向きフランジ47を嵌着させ、該外向きフランジよりも下方の外筒部分内面と、断面凹字形状部48の外面との間へ、既述支持筒21の上部を、外筒下端内面へ周設した第2係合突条37を第1係合突条25下面へ係合させて抜出し不能に嵌合させている。
【0017】
更に断面凹字形状部48の内周部上端と、把手44下端外周部とには第1、第2肉薄ヒンジ49,50 を周設しており、又既述第2窓孔34を閉塞する第2頂板部分間の第2頂板部分に第3窓孔51を穿設している。
【0018】
上記第1、第2肉薄ヒンジ49,50 間の第2頂板部分は、弾性反転可能に形成し、図2右半が示すように把手44を押下げたとき、下方へ弾性反転して第1頂板32下面から第2頂板42が離れて、上記各窓孔が開き、又図2左半が示すように把手44を上方へ引上げたとき、上記第1、第2肉薄ヒンジ間の第2頂板部分は上方へ弾性反転して第1、第2窓孔33,34 を第2頂板42および把手下端部が、又第3窓孔51を第1頂板32が閉塞可能に形成している。
【0019】
既述吸上げ芯材10およびパッド11を除く各部材はそれぞれ合成樹脂材で形成している。
【0020】
既述構成において、図1および図2の左半が示すように、把手44上方引上げにより第1頂板32と第2頂板42とが重なって、第1、第2、第3窓孔33,34,51がそれぞれ閉塞された状態にあっては、支持筒21上部に穿設した第4窓孔26から、吸上げ芯材10を介して吸上げられ、パッド11に吸収された芳香液等が気化し放出され、該第4窓孔を設けなければ放出を停止させることが出来る。次いで把手44押下げにより図2右半のように第1、第2肉薄ヒンジ49,50 間の第2頂板部分を弾性反転させて第1頂板32下面から第2頂板42を離すと、第1、第2、第3窓孔33,34,51を通って芳香等が放出されることとなる。
【0021】
【発明の効果】
本発明は既述構成とするものであり、請求項1記載のようにすることで、把手44を下方へ押下げ、又上方へ引上げて第1、第2肉薄ヒンジ間の第2頂板部分を弾性反転させることで第1、第2、第3窓孔33,34,51を開閉でき、芳香等の放出量を調整でき、又その操作を極めて簡便に行うことが出来る。
【0022】
請求項2のようにすることで、第1頂板32と第2頂板42との各外周部の接合を容易かつ確実に行うことが出来、又それ等第1、第2頂板を有する第1蓋体31と第2蓋体41とで支持筒21の上面を閉塞させることが容易である。
【0023】
請求項3のようにすることで、第1から第3までの窓孔閉塞状態にあっては第4窓孔26を介して微量の芳香等を常時放出させ、又必要に応じて第1から第3までの窓孔も開口させることが出来、よって例えば閉切りの部屋、又開放させたままの部屋等、部屋の状況に応じて芳香等放出量を変えることが出来る便利がある。
【0024】
請求項4記載のようにすることで、使用に便利な芳香等放出容器とすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明容器要部の斜視図である。
【図2】図1容器要部の断面図で、図右半は把手押下げ状態を、又図左半は把手引上げ状態を示すものである。
【符号の説明】
1…容器体              10…吸上げ芯材
11…パッド            21…支持筒

Claims (4)

  1. 液体揮発装置付き容器体1の外周面へ、下方筒部を嵌着させて支持筒21を起立させると共に、
    該支持筒の上端面を、テーパ状に形成された第1、第2頂板32,42 を上下に重ね、かつこれ等両頂板外周部を接合させた、第1頂板付きの第1蓋体31と、第2頂板付きの第2蓋体41とで閉塞させ、
    それ等両蓋体は、第1頂板頂部に穿設された第1窓孔33内へ挿通させて第2頂板42頂部から把手44を起立させると共に、第2頂板外周部と把手下端外周部とに第1、第2肉薄ヒンジ49,50 を周設させ、
    又第1頂板32と第2頂板42とには、上記把手44の押下げと引上げによる上記両肉薄ヒンジ間の第2頂板部分の弾性反転により、第1頂板で開閉される第3窓孔51を第2頂板42に、かつ第2頂板により開閉される第2窓孔34を第1頂板32に、それぞれ穿設した
    ことを特徴とする芳香等放出容器。
  2. 第1頂板32の外周部からは内外両筒36,35 を垂下させると共に、第2頂板42の外周部は、外向きフランジ47を上端外周に有する断面凹字形状部48に形成して、該断面凹字形状部上面に形成された凹溝内へ上記内筒36を、かつ内外両筒36,35 間上部に外向きフランジ47を、それぞれ嵌着させ、又外向きフランジ47下方の外筒35内面部分と断面凹字形状部48外周面との間に、上記支持筒21の上端部を嵌着させ、
    第1肉薄ヒンジ49は、断面凹字形状部48の内周部上端部へ周設させた
    ことを特徴とする、請求項1記載の芳香等放出容器。
  3. 上記支持筒21の上部に、第4窓孔26を穿設した
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の芳香等放出容器。
  4. 胴部2上端から肩部3を介して口頸部4を起立する容器体1の口頸部内面へ、吸上げ芯材10を垂下する筒状栓6を嵌合させると共に、容器体胴部2の上部外径を小外径部2aとして支持筒21の下方筒部を嵌着させ、又該支持筒21の中間部内面から支持部22を内方突出させておき、
    上記吸上げ芯材10上端面へ下面を接して筒状栓6上面へ載置させた吸水性パッド11の外周部下面を支持部上面で支持させた
    ことを特徴とする、請求項1、2又は3記載の芳香等放出容器。
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