JP2004113383A - 香り放散装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】所定の時刻に希望する香りを放出すると共に、簡便に香りの種類を指定できる香り放散装置を提供する。
【解決手段】制御手段2には、記憶手段1、入力手段3、表示手段4、開閉手段5、モータ14が接続されている。容器6には、開閉手段5がそれぞれ設けられていて、前記制御手段2の制御によりソレノイド及びバルブを有する電磁弁である開閉手段5がそれぞれ開閉され、容器6内に高圧ガスと共に封入された芳香剤によって、香りが容器6の外に放散される。前記各芳香剤は、それを所定量、所定時間混合して放散することにより、各種の香りを発生できる成分で構成されている。記憶手段1に格納されている画像名、放散間隔、放散時間、放散量、混合割合の各情報を読み出し、制御手段2により所定の香りとなるように容器の開閉手段5の開閉制御を行なう。
【選択図】 図1
【解決手段】制御手段2には、記憶手段1、入力手段3、表示手段4、開閉手段5、モータ14が接続されている。容器6には、開閉手段5がそれぞれ設けられていて、前記制御手段2の制御によりソレノイド及びバルブを有する電磁弁である開閉手段5がそれぞれ開閉され、容器6内に高圧ガスと共に封入された芳香剤によって、香りが容器6の外に放散される。前記各芳香剤は、それを所定量、所定時間混合して放散することにより、各種の香りを発生できる成分で構成されている。記憶手段1に格納されている画像名、放散間隔、放散時間、放散量、混合割合の各情報を読み出し、制御手段2により所定の香りとなるように容器の開閉手段5の開閉制御を行なう。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、香り放散装置に関し、特に、簡便に香りの種類を指定できる香り放散装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
日常、人々の香りについての関心は高く、香りの効用を活用することは、古くから行われてきた。しかし、一般的には、芳香剤などとして単一の香りを定常的に香らせるものであった。社会環境の成熟化・高度化により、人々のニーズが多様化し、環境の香りに対する意識も変化してきており、家庭内やオフィス労働環境やアウトドアライフなどの様々な場面で、状況に応じた快適な香り環境が要望されてきている。このような中で、めまぐるしくスピーデイーな活動が要求される現代人の生活に応じて、快適な香り環境を創出しようとするとき、任意の香りを状況に応じて素早く発香提供したり、発香を停止したり、あるいは、香りの種類を変化させる技術が求められている。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−10290号公報
【0004】
前記要望を解決する手段として、例えば特許文献1に開示されているような「ペルチェ素子と形状記憶コイルによる香料の発香装置」に関する発明がある。かかる発明は、図6に示すような構造である。即ち、蓋110付きの香料を入れた香料容器100の下部にペルチェ素子50と、該ペルチェ素子50の下部に放熱板60を固着し断熱材40を施してある。前記ペルチェ素子50に制御部70より直流電流を通電し、この電流方向を司令部80内に設けた発香スイッチ82により切り替える。香料容器100の温度を温度設定器82により設定し、香料容器100の側面に取り付けた温度センサー71によりセンシングしつつ、制御部70より出力電流を制御して香料容器100の加熱又は冷却を行えるようにしている。形状記憶コイル200の下端部は、香料容器100の内底部に密着固定して、
又、形状記憶コイル200上端部は、蓋110に連結して、それぞれ取りつけてある。ペルチェ素子50による温度昇降により形状記憶コイル200が作動するとき、温度上昇により香料容器100から蓋110を持ち上げ開口し、温度降下により蓋110を下降し閉口するよう配置されている。香料容器100はペルチェ素子50を加熱することによって香料容器100の蓋110が開口されて香りを発散し、ペルチェ素子50を冷却することによって香料容器100の蓋110が閉じられて発香を停止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、かかる発香装置では、以下のような問題点があった。即ち、香料容器100の下部にはペルチェ素子50と、該ペルチェ素子50の下部には更に放熱板60を固着し断熱材40を施してある。その結果、装置が大掛かりになる。又、
ペルチェ素子50の温度変化を利用している為に、加熱、冷却の応答に時間がかかり、速やかな発香の開始と停止ができない。又、容器100はペルチェ素子50を加熱することによって香料容器100の蓋110が開口されて香りを発散するようになっているが、香料容器100に香料がなくてもその動作が実行され、ペルチェ素子50による容器100の無駄な加熱が実行される。
【0006】
更に又、ペルチェ素子50を加熱することによってペルチェ素子50による温度昇降により形状記憶コイル200が作動するが、この時、香料容器100の中に入れられている香料も同じに過熱される。その結果、香料容器100の中に入れられている香料は、熱によって香りの変化のない香料に限られる。
【0007】
一方、所定の時刻になると香りを放散する、例えば目覚まし時計としての使用形態を考える場合、前記発香装置は、加熱、冷却の応答に時間がかかり、速やかな発香の開始と停止ができない以外に、所定の時刻に希望する香りを放出する時刻制御手段を具備していない。また、前記発香装置で放散される香りは、予め定められた1種類の香りであり、日常生活の状況に応じて各種香りを適宜選ぶことが容易ではない。
【0008】
本発明は、かかる問題を解決して、所定の時刻に希望する香りを放出すると共に、簡便に香りの種類を指定できる香り放散装置を提供することを目的としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために請求項1記載の香り放散装置は、香りの放散間隔、放散時間及び放散量と、香りを構成する混合割合と、前記放散される香りに対応した名前と、該名前に対応した画像データをそれぞれ格納する記憶手段と、前記記憶手段に格納されている情報を表示する表示手段、前記放散する香りを選択入力する入力手段、前記放散される香りが格納されている容器、該容器を開閉する開閉手段、前記記憶手段、表示手段、開閉手段、及び入力手段を制御する制御手段を具備することを特徴とする。
【0010】
請求項2記載の香り放散装置は、請求項1記載の香り放散装置において、前記記憶手段に格納されている画像データは、放散される香りをイメージする画像データであることを特徴とする。
【0011】
請求項3記載の香り放散装置は、請求項1または2に記載の香り放散装置において、前記香りの選択は、前記表示手段に表示された前記画像を選択して行なうことを特徴とする。
【0012】
請求項4記載の香り放散装置は、請求項1から3の何れかに記載の香り放散装置において、前記表示手段には、前記選択された香りが放散されている間、前記選択された画像が表示されていることを特徴とする。
【0013】
請求項5記載の香り放散装置は、請求項1から4の何れかに記載の香り放散装置において、前記制御手段は、タイマーを具備し前記入力手段から入力された香りを放散する時刻になった時に香りを放散することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1により本発明の実施形態を説明する。本発明の香り放散装置は、大略、香りを収納する容器と制御手段とから構成されている。制御手段2は、例えばマイクロプロセッサ等からなり、本発明における各種処理を行なうプログラムが格納されているROM及び一時的なデータを格納するRAM及びタイマーが備えられている。前記制御手段2には、記憶手段1、入力手段3、表示手段4、開閉手段5、モータ14が、図示していない周知の入出力ポート(I/Oポート)に接続されている。
【0015】
容器6(6a、6b、6c)には、後述する開閉手段5(5a、5b、5c)がそれぞれ設けられていて、前記制御手段2の制御により開閉手段5がそれぞれ開閉され、容器6内に高圧ガスと共に封入された芳香剤によって、香りが容器6の外に放散される。前記各芳香剤は、それを所定量、所定時間混合して放散することにより、図2に示す「山」、「海」、「森林」、「鳥」をイメージできるような香りを発生できる成分で構成されている。なお容器6と開閉手段5の数は、これ以外であってもよく、放散する香りの種類により適宜決定される。
【0016】
制御手段2に接続される記憶手段1は、不揮発性のRAM又はROMであって、図2に示す情報が、予め格納されている。香りを選択し、あるいは時刻設定などを行なうための入力手段3は、周知のキーボードあるいは表示手段4に設けられた周知のタッチパネルなどである。香りのイメージを表示し、あるいはデータ入力要求などを表示する表示手段4は、液晶パネルあるいはブラウン管等を用いた表示装置である。香りを放散するための開閉手段5は、図4に示すような周知のソレノイド9及びバルブ10を有する電磁弁であって、前記制御手段2により周知の方法でソレノイド9が励磁されると、バルブ10が開閉される。容器6はボンベであり、各容器6a、6b、6cの中には、それぞれ異なる香りを発する図示していない前記芳香剤が高圧ガスと共に封入されている。容器6にはノズル12が挿入されていて、ソレノイド9によりバルブ10が開放されると噴射口11から容器6の中の前記芳香剤が放散される。
【0017】
図5において、容器6a乃至6hは略等間隔にカートリッジ8上に横向きに配置されていて、噴射口11がカートリッジ8の上方(ファン15と反対側)を向くように固定されている。カートリッジ8の下方にはモータ14が設けられていて、その回転軸にはファン15が備えられている。前記モータ14は、制御手段2により所定の時刻になると後述するように回転制御される。カートリッジ8にはファン15が配置されている位置に貫通孔7が形成されている。前記モータ14が回転することにより生じた風が貫通孔7を通り、容器6の噴射口11から放散された香りが上方に漂う。なお、容器6a乃至6hの配置は横向き以外に立設されていてもよく、かかる場合にも噴射口11はカートリッジ8の上方(ファン15と反対側)を向くように配置されている。
【0018】
図2を用いて前記記憶手段1に格納されている情報について説明する。図2において、格納アドレス1乃至4には、例えば「山」、「海」、「森林」、「鳥」をイメージできるような香りを発生するための各種情報が、それぞれ以下のように格納されている。説明の簡略化のために、アドレス1に格納されている情報について説明し、他の説明を省略するが、他のアドレスに格納されている情報の意味は同一である。アドレス1の「名前」の欄は、前記香りをイメージできるような名前「山」が付けられている。また「画像」の欄は、前記「名前」の欄に対応した画像データが、例えば圧縮されて格納されている。「放散間隔」、「放散時間」、「放散量」、欄の情報は、当該「放散間隔」、「放散時間」、「放散量」のデータに基づいて制御手段2が開閉手段5のソレノイド9の開閉制御をする情報である。又、「混合割合」欄の情報は、各容器6a、6b、6cに封入されている芳香剤を適量用いて複数種類の香りを合成するのに必要な情報である。
【0019】
前記制御手段2は記憶手段1に格納されている格納アドレス1乃至4の「名前」欄の情報を読み出し、図3(a)に示すように放散される香りを表現する文字で表示する。又は前記制御手段2は記憶手段1に格納されている格納アドレス1乃至4の「画像」欄の情報を読み出し、図3(b)に示すように放散される香りを表現する画像で表示してもよい。図3においては、表示手段4には、4種類の香りが放散される場合を示しているが、これ以外であってもよい。入力手段3がキーボードの場合には前記表示手段に表示された「名前」欄の情報は、それぞれ番号41乃至44が付けられていて、かかる番号をキーボードから入力して希望の香りを選択する。図3(b)に示す画像41乃至44は、図3(a)に文字で示した香りと同一である。入力手段3がタッチパネルの場合には、キーボードから入力する以外に、表示されている名前または画像をタッチして希望の香りを選択するようにしてもよい。
【0020】
前記各芳香剤を所定量混合する割合は「混合割合」欄に格納されている。その情報は、例えば以下のようである。例えば「山」をイメージする香りは混合割合がq1である。その内容は、各容器6a、6b、6cに封入されている芳香剤を例えばそれぞれ1:5:4で混合することを表す。制御手段2がそれぞれの容器の開閉手段5(5a、5b、5c)の開閉制御を行ない、バルブ10の開き具合を調整して前記混合割合を調整する。なお、必要でない芳香剤は、混合割合を0とし、バルブ10を閉じたままにする。
【0021】
図1に戻り、本発明の作用を説明する。入力手段3は透明のタッチパネルとし、表示手段4に一体的に形成されているものとする。図示していない電源が投入され、制御手段2が起動されると、制御手段2は、格納アドレス1乃至4の「画像」欄の情報を読み出し、表示手段4に図3(b)に示すように画像41乃至44を表示する。該表示手段4に表示された画像の何れか、例えば画像41が選択された場合、制御手段2は、前記選択された画像41の情報を内部RAMに一時格納した後に表示手段4に当該香りを放出する時刻と放出時間の入力要求画面を表示する。該入力要求に応じて、入力手段3から当該香りを放出する時刻と放出時間が入力されると、制御手段2は、前記当該香りを放出する時刻と放出時間を内部RAMに一時格納する。
【0022】
制御手段2は、前記内部RAMに一時格納した画像41の情報を読み出し、かかる情報から、前記画像41に対応したアドレス1に格納されている画像名A、放散間隔T1、放散時間TI1、放散量Q1、混合割合q1の各情報を内部RAMに一時格納する。更に制御手段2は、前記内部RAMに一時格納した香りを放出する時刻をタイマーにセットし、該タイマーをスタートさせる。前記セットされたタイマーが所定の時刻になると制御手段2は前記内部RAMに一時格納した画像名A、放散間隔T1、放散時間TI1、放散量Q1、混合割合q1の各情報を読み出し、所定の香りとなるように容器の開閉手段5の開閉制御を行なう。なお、制御手段2は、前記選択された画像41の情報を内部RAMに一時格納した後、前記セットされたタイマーが所定の時刻になった時に前記内部RAMに一時格納した画像41の情報を読み出し、かかる情報から、前記画像41に対応したアドレス1に格納されている画像名A、放散間隔T1、放散時間TI1、放散量Q1、混合割合q1の各情報を読み出すようにしてもよい。
【0023】
タイマーが所定の時刻になると制御手段2は、モータ14を回転し、表示手段4に画像名Aに対応した画像を表示すると共に、各容器6の開閉手段5を混合割合q1及び放散量Q1となるようにバルブ10の開き具合をそれぞれ調整して開閉手段5を開く。そして、制御手段2は放散時間TI1で示される時間、香りを放散して開閉手段5を閉じると共に、放散間隔T1をタイマーにセットし、該タイマーをスタートさせる。放散間隔T1で示す時間が経過すると制御手段2は上記開閉手段5の開閉を再度繰り返す。開閉手段5の開閉が予め定められた時間または回数繰り返されると、制御手段2は表示手段4に図3(b)に示す画像41乃至44を表示して待機モード、即ち表示手段4に表示された画像の選択入力待ちになる。
【0024】
なお、前記タイマーを複数個用い、一方を目覚まし用のタイマーとして用い、制御手段2により目覚まし音を発生させ、他方のタイマーを香りの放散に用いてもよい。そして、前記目覚ましタイマーにより目覚ましが鳴る前、例えば5分前に他方のタイマーにより香りを放散させるようにしてもよい。かかる場合には、目覚まし音を発生させる手段を制御手段2に接続すると共に、表示手段4に目覚ましがなる時刻を入力する画面を表示し、入力手段3から前記時刻を入力するようにする。
【0025】
【発明の効果】
請求項1に記載の香り放散装置によれば、香りの放散間隔、放散時間及び放散量と、香りを構成する混合割合と、前記放散される香りに対応した名前と、該名前に対応した画像データをそれぞれ格納する記憶手段と、前記記憶手段に格納されている情報を表示する表示手段、前記放散する香りを選択入力する入力手段、前記放散される香りが格納されている容器、該容器を開閉する開閉手段、前記記憶手段、表示手段、開閉手段、及び入力手段を制御する制御手段を具備することにより、記憶手段に格納されている情報により、香り成分などを記憶しなくても、希望する香りを合成してかぐことができる。
【0026】
請求項2および3に記載の香り放散装置によれば、前記香りの選択は、前記表示手段に表示された前記画像を選択して行なうことにより、前記香りをイメージする画像を表示し、これを選択することで、香りの選択が容易になる。
【0027】
請求項4に記載の香り放散装置によれば、前記表示手段には、前記選択された香りが放散されている間、前記選択された画像が表示されていることにより、室内などの雰囲気を、香りにそった雰囲気にすることができる。
【0028】
請求項5に記載の香り放散装置によれば、前記制御手段は、タイマーを具備し、前記入力手段から入力された香りを放散する時刻になった時に香りを放散することにより、所定の時刻に放散できるので目覚ましなどの用途に用いて、清々しい目覚めをもたらせる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す図である。
【図2】本発明の記憶手段に格納されている情報を示す図である。
【図3】本発明の表示装置に表示される表示例である。
【図4】放散される香りが格納されている容器とソレノイドバルブの図である。
【図5】ソレノイドバルブを用いた容器の配置の実施形態を示す図であって、図5(a)は上面図、図5(b)は側面図である。
【図6】従来の発香装置の実施形態を示す図である。
【符号の説明】
1 記憶手段
2 制御手段
3 入力手段
4 表示手段
5 開閉手段
6 容器
7 貫通孔
8 カートリッジ
14 モータ
15 ファン
【発明の属する技術分野】
本発明は、香り放散装置に関し、特に、簡便に香りの種類を指定できる香り放散装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
日常、人々の香りについての関心は高く、香りの効用を活用することは、古くから行われてきた。しかし、一般的には、芳香剤などとして単一の香りを定常的に香らせるものであった。社会環境の成熟化・高度化により、人々のニーズが多様化し、環境の香りに対する意識も変化してきており、家庭内やオフィス労働環境やアウトドアライフなどの様々な場面で、状況に応じた快適な香り環境が要望されてきている。このような中で、めまぐるしくスピーデイーな活動が要求される現代人の生活に応じて、快適な香り環境を創出しようとするとき、任意の香りを状況に応じて素早く発香提供したり、発香を停止したり、あるいは、香りの種類を変化させる技術が求められている。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−10290号公報
【0004】
前記要望を解決する手段として、例えば特許文献1に開示されているような「ペルチェ素子と形状記憶コイルによる香料の発香装置」に関する発明がある。かかる発明は、図6に示すような構造である。即ち、蓋110付きの香料を入れた香料容器100の下部にペルチェ素子50と、該ペルチェ素子50の下部に放熱板60を固着し断熱材40を施してある。前記ペルチェ素子50に制御部70より直流電流を通電し、この電流方向を司令部80内に設けた発香スイッチ82により切り替える。香料容器100の温度を温度設定器82により設定し、香料容器100の側面に取り付けた温度センサー71によりセンシングしつつ、制御部70より出力電流を制御して香料容器100の加熱又は冷却を行えるようにしている。形状記憶コイル200の下端部は、香料容器100の内底部に密着固定して、
又、形状記憶コイル200上端部は、蓋110に連結して、それぞれ取りつけてある。ペルチェ素子50による温度昇降により形状記憶コイル200が作動するとき、温度上昇により香料容器100から蓋110を持ち上げ開口し、温度降下により蓋110を下降し閉口するよう配置されている。香料容器100はペルチェ素子50を加熱することによって香料容器100の蓋110が開口されて香りを発散し、ペルチェ素子50を冷却することによって香料容器100の蓋110が閉じられて発香を停止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、かかる発香装置では、以下のような問題点があった。即ち、香料容器100の下部にはペルチェ素子50と、該ペルチェ素子50の下部には更に放熱板60を固着し断熱材40を施してある。その結果、装置が大掛かりになる。又、
ペルチェ素子50の温度変化を利用している為に、加熱、冷却の応答に時間がかかり、速やかな発香の開始と停止ができない。又、容器100はペルチェ素子50を加熱することによって香料容器100の蓋110が開口されて香りを発散するようになっているが、香料容器100に香料がなくてもその動作が実行され、ペルチェ素子50による容器100の無駄な加熱が実行される。
【0006】
更に又、ペルチェ素子50を加熱することによってペルチェ素子50による温度昇降により形状記憶コイル200が作動するが、この時、香料容器100の中に入れられている香料も同じに過熱される。その結果、香料容器100の中に入れられている香料は、熱によって香りの変化のない香料に限られる。
【0007】
一方、所定の時刻になると香りを放散する、例えば目覚まし時計としての使用形態を考える場合、前記発香装置は、加熱、冷却の応答に時間がかかり、速やかな発香の開始と停止ができない以外に、所定の時刻に希望する香りを放出する時刻制御手段を具備していない。また、前記発香装置で放散される香りは、予め定められた1種類の香りであり、日常生活の状況に応じて各種香りを適宜選ぶことが容易ではない。
【0008】
本発明は、かかる問題を解決して、所定の時刻に希望する香りを放出すると共に、簡便に香りの種類を指定できる香り放散装置を提供することを目的としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために請求項1記載の香り放散装置は、香りの放散間隔、放散時間及び放散量と、香りを構成する混合割合と、前記放散される香りに対応した名前と、該名前に対応した画像データをそれぞれ格納する記憶手段と、前記記憶手段に格納されている情報を表示する表示手段、前記放散する香りを選択入力する入力手段、前記放散される香りが格納されている容器、該容器を開閉する開閉手段、前記記憶手段、表示手段、開閉手段、及び入力手段を制御する制御手段を具備することを特徴とする。
【0010】
請求項2記載の香り放散装置は、請求項1記載の香り放散装置において、前記記憶手段に格納されている画像データは、放散される香りをイメージする画像データであることを特徴とする。
【0011】
請求項3記載の香り放散装置は、請求項1または2に記載の香り放散装置において、前記香りの選択は、前記表示手段に表示された前記画像を選択して行なうことを特徴とする。
【0012】
請求項4記載の香り放散装置は、請求項1から3の何れかに記載の香り放散装置において、前記表示手段には、前記選択された香りが放散されている間、前記選択された画像が表示されていることを特徴とする。
【0013】
請求項5記載の香り放散装置は、請求項1から4の何れかに記載の香り放散装置において、前記制御手段は、タイマーを具備し前記入力手段から入力された香りを放散する時刻になった時に香りを放散することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1により本発明の実施形態を説明する。本発明の香り放散装置は、大略、香りを収納する容器と制御手段とから構成されている。制御手段2は、例えばマイクロプロセッサ等からなり、本発明における各種処理を行なうプログラムが格納されているROM及び一時的なデータを格納するRAM及びタイマーが備えられている。前記制御手段2には、記憶手段1、入力手段3、表示手段4、開閉手段5、モータ14が、図示していない周知の入出力ポート(I/Oポート)に接続されている。
【0015】
容器6(6a、6b、6c)には、後述する開閉手段5(5a、5b、5c)がそれぞれ設けられていて、前記制御手段2の制御により開閉手段5がそれぞれ開閉され、容器6内に高圧ガスと共に封入された芳香剤によって、香りが容器6の外に放散される。前記各芳香剤は、それを所定量、所定時間混合して放散することにより、図2に示す「山」、「海」、「森林」、「鳥」をイメージできるような香りを発生できる成分で構成されている。なお容器6と開閉手段5の数は、これ以外であってもよく、放散する香りの種類により適宜決定される。
【0016】
制御手段2に接続される記憶手段1は、不揮発性のRAM又はROMであって、図2に示す情報が、予め格納されている。香りを選択し、あるいは時刻設定などを行なうための入力手段3は、周知のキーボードあるいは表示手段4に設けられた周知のタッチパネルなどである。香りのイメージを表示し、あるいはデータ入力要求などを表示する表示手段4は、液晶パネルあるいはブラウン管等を用いた表示装置である。香りを放散するための開閉手段5は、図4に示すような周知のソレノイド9及びバルブ10を有する電磁弁であって、前記制御手段2により周知の方法でソレノイド9が励磁されると、バルブ10が開閉される。容器6はボンベであり、各容器6a、6b、6cの中には、それぞれ異なる香りを発する図示していない前記芳香剤が高圧ガスと共に封入されている。容器6にはノズル12が挿入されていて、ソレノイド9によりバルブ10が開放されると噴射口11から容器6の中の前記芳香剤が放散される。
【0017】
図5において、容器6a乃至6hは略等間隔にカートリッジ8上に横向きに配置されていて、噴射口11がカートリッジ8の上方(ファン15と反対側)を向くように固定されている。カートリッジ8の下方にはモータ14が設けられていて、その回転軸にはファン15が備えられている。前記モータ14は、制御手段2により所定の時刻になると後述するように回転制御される。カートリッジ8にはファン15が配置されている位置に貫通孔7が形成されている。前記モータ14が回転することにより生じた風が貫通孔7を通り、容器6の噴射口11から放散された香りが上方に漂う。なお、容器6a乃至6hの配置は横向き以外に立設されていてもよく、かかる場合にも噴射口11はカートリッジ8の上方(ファン15と反対側)を向くように配置されている。
【0018】
図2を用いて前記記憶手段1に格納されている情報について説明する。図2において、格納アドレス1乃至4には、例えば「山」、「海」、「森林」、「鳥」をイメージできるような香りを発生するための各種情報が、それぞれ以下のように格納されている。説明の簡略化のために、アドレス1に格納されている情報について説明し、他の説明を省略するが、他のアドレスに格納されている情報の意味は同一である。アドレス1の「名前」の欄は、前記香りをイメージできるような名前「山」が付けられている。また「画像」の欄は、前記「名前」の欄に対応した画像データが、例えば圧縮されて格納されている。「放散間隔」、「放散時間」、「放散量」、欄の情報は、当該「放散間隔」、「放散時間」、「放散量」のデータに基づいて制御手段2が開閉手段5のソレノイド9の開閉制御をする情報である。又、「混合割合」欄の情報は、各容器6a、6b、6cに封入されている芳香剤を適量用いて複数種類の香りを合成するのに必要な情報である。
【0019】
前記制御手段2は記憶手段1に格納されている格納アドレス1乃至4の「名前」欄の情報を読み出し、図3(a)に示すように放散される香りを表現する文字で表示する。又は前記制御手段2は記憶手段1に格納されている格納アドレス1乃至4の「画像」欄の情報を読み出し、図3(b)に示すように放散される香りを表現する画像で表示してもよい。図3においては、表示手段4には、4種類の香りが放散される場合を示しているが、これ以外であってもよい。入力手段3がキーボードの場合には前記表示手段に表示された「名前」欄の情報は、それぞれ番号41乃至44が付けられていて、かかる番号をキーボードから入力して希望の香りを選択する。図3(b)に示す画像41乃至44は、図3(a)に文字で示した香りと同一である。入力手段3がタッチパネルの場合には、キーボードから入力する以外に、表示されている名前または画像をタッチして希望の香りを選択するようにしてもよい。
【0020】
前記各芳香剤を所定量混合する割合は「混合割合」欄に格納されている。その情報は、例えば以下のようである。例えば「山」をイメージする香りは混合割合がq1である。その内容は、各容器6a、6b、6cに封入されている芳香剤を例えばそれぞれ1:5:4で混合することを表す。制御手段2がそれぞれの容器の開閉手段5(5a、5b、5c)の開閉制御を行ない、バルブ10の開き具合を調整して前記混合割合を調整する。なお、必要でない芳香剤は、混合割合を0とし、バルブ10を閉じたままにする。
【0021】
図1に戻り、本発明の作用を説明する。入力手段3は透明のタッチパネルとし、表示手段4に一体的に形成されているものとする。図示していない電源が投入され、制御手段2が起動されると、制御手段2は、格納アドレス1乃至4の「画像」欄の情報を読み出し、表示手段4に図3(b)に示すように画像41乃至44を表示する。該表示手段4に表示された画像の何れか、例えば画像41が選択された場合、制御手段2は、前記選択された画像41の情報を内部RAMに一時格納した後に表示手段4に当該香りを放出する時刻と放出時間の入力要求画面を表示する。該入力要求に応じて、入力手段3から当該香りを放出する時刻と放出時間が入力されると、制御手段2は、前記当該香りを放出する時刻と放出時間を内部RAMに一時格納する。
【0022】
制御手段2は、前記内部RAMに一時格納した画像41の情報を読み出し、かかる情報から、前記画像41に対応したアドレス1に格納されている画像名A、放散間隔T1、放散時間TI1、放散量Q1、混合割合q1の各情報を内部RAMに一時格納する。更に制御手段2は、前記内部RAMに一時格納した香りを放出する時刻をタイマーにセットし、該タイマーをスタートさせる。前記セットされたタイマーが所定の時刻になると制御手段2は前記内部RAMに一時格納した画像名A、放散間隔T1、放散時間TI1、放散量Q1、混合割合q1の各情報を読み出し、所定の香りとなるように容器の開閉手段5の開閉制御を行なう。なお、制御手段2は、前記選択された画像41の情報を内部RAMに一時格納した後、前記セットされたタイマーが所定の時刻になった時に前記内部RAMに一時格納した画像41の情報を読み出し、かかる情報から、前記画像41に対応したアドレス1に格納されている画像名A、放散間隔T1、放散時間TI1、放散量Q1、混合割合q1の各情報を読み出すようにしてもよい。
【0023】
タイマーが所定の時刻になると制御手段2は、モータ14を回転し、表示手段4に画像名Aに対応した画像を表示すると共に、各容器6の開閉手段5を混合割合q1及び放散量Q1となるようにバルブ10の開き具合をそれぞれ調整して開閉手段5を開く。そして、制御手段2は放散時間TI1で示される時間、香りを放散して開閉手段5を閉じると共に、放散間隔T1をタイマーにセットし、該タイマーをスタートさせる。放散間隔T1で示す時間が経過すると制御手段2は上記開閉手段5の開閉を再度繰り返す。開閉手段5の開閉が予め定められた時間または回数繰り返されると、制御手段2は表示手段4に図3(b)に示す画像41乃至44を表示して待機モード、即ち表示手段4に表示された画像の選択入力待ちになる。
【0024】
なお、前記タイマーを複数個用い、一方を目覚まし用のタイマーとして用い、制御手段2により目覚まし音を発生させ、他方のタイマーを香りの放散に用いてもよい。そして、前記目覚ましタイマーにより目覚ましが鳴る前、例えば5分前に他方のタイマーにより香りを放散させるようにしてもよい。かかる場合には、目覚まし音を発生させる手段を制御手段2に接続すると共に、表示手段4に目覚ましがなる時刻を入力する画面を表示し、入力手段3から前記時刻を入力するようにする。
【0025】
【発明の効果】
請求項1に記載の香り放散装置によれば、香りの放散間隔、放散時間及び放散量と、香りを構成する混合割合と、前記放散される香りに対応した名前と、該名前に対応した画像データをそれぞれ格納する記憶手段と、前記記憶手段に格納されている情報を表示する表示手段、前記放散する香りを選択入力する入力手段、前記放散される香りが格納されている容器、該容器を開閉する開閉手段、前記記憶手段、表示手段、開閉手段、及び入力手段を制御する制御手段を具備することにより、記憶手段に格納されている情報により、香り成分などを記憶しなくても、希望する香りを合成してかぐことができる。
【0026】
請求項2および3に記載の香り放散装置によれば、前記香りの選択は、前記表示手段に表示された前記画像を選択して行なうことにより、前記香りをイメージする画像を表示し、これを選択することで、香りの選択が容易になる。
【0027】
請求項4に記載の香り放散装置によれば、前記表示手段には、前記選択された香りが放散されている間、前記選択された画像が表示されていることにより、室内などの雰囲気を、香りにそった雰囲気にすることができる。
【0028】
請求項5に記載の香り放散装置によれば、前記制御手段は、タイマーを具備し、前記入力手段から入力された香りを放散する時刻になった時に香りを放散することにより、所定の時刻に放散できるので目覚ましなどの用途に用いて、清々しい目覚めをもたらせる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す図である。
【図2】本発明の記憶手段に格納されている情報を示す図である。
【図3】本発明の表示装置に表示される表示例である。
【図4】放散される香りが格納されている容器とソレノイドバルブの図である。
【図5】ソレノイドバルブを用いた容器の配置の実施形態を示す図であって、図5(a)は上面図、図5(b)は側面図である。
【図6】従来の発香装置の実施形態を示す図である。
【符号の説明】
1 記憶手段
2 制御手段
3 入力手段
4 表示手段
5 開閉手段
6 容器
7 貫通孔
8 カートリッジ
14 モータ
15 ファン
Claims (5)
- 香りの放散間隔、放散時間及び放散量と、香りを構成する混合割合と、前記放散される香りに対応した名前と、該名前に対応した画像データをそれぞれ格納する記憶手段と、前記記憶手段に格納されている情報を表示する表示手段、前記放散する香りを選択入力する入力手段、前記放散される香りが格納されている容器、該容器を開閉する開閉手段、前記記憶手段、表示手段、開閉手段、及び入力手段を制御する制御手段を具備することを特徴とする香り放散装置。
- 前記記憶手段に格納されている画像データは、放散される香りをイメージする画像データであることを特徴とする請求項1に記載の香り放散装置。
- 前記香りの選択は、前記表示手段に表示された前記画像を選択して行なうことを特徴とする請求項1又は2に記載の香り放散装置。
- 前記表示手段には、前記選択された香りが放散されている間、前記選択された画像が表示されていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の香り放散装置。
- 前記制御手段は、タイマーを具備し、前記入力手段から入力された香りを放散する時刻になった時に香りを放散することを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の香り放散装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002279675A JP2004113383A (ja) | 2002-09-25 | 2002-09-25 | 香り放散装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002279675A JP2004113383A (ja) | 2002-09-25 | 2002-09-25 | 香り放散装置 |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004113383A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010235041A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Mazda Motor Corp | 車両用空気清浄制御装置 |
JP2019213856A (ja) * | 2019-06-05 | 2019-12-19 | 株式会社アロマジョイン | 香り時計 |
-
2002
- 2002-09-25 JP JP2002279675A patent/JP2004113383A/ja active Pending
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