JP2000121754A - 誘眠香気、及び覚醒香気を放出する目覚し時計 - Google Patents

誘眠香気、及び覚醒香気を放出する目覚し時計

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JP2000121754A
JP2000121754A JP10325795A JP32579598A JP2000121754A JP 2000121754 A JP2000121754 A JP 2000121754A JP 10325795 A JP10325795 A JP 10325795A JP 32579598 A JP32579598 A JP 32579598A JP 2000121754 A JP2000121754 A JP 2000121754A
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JP
Japan
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fragrance
time
perfume
hypnotic
sleep
Prior art date
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Pending
Application number
JP10325795A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Takeda
敏昭 竹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HASHIMOTO NORIOKI
Original Assignee
HASHIMOTO NORIOKI
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Abstract

(57)【要約】 【課題】放香療法と呼ばれる手段と同じ手段を用い、睡
眠状態への移行を短くし深い眠りを実現し、なおかつ爽
快な起床を実現する目覚し時計を提供することを目的と
する。 【解決手段】就寝時と起床時にそれぞれ睡眠香気、覚醒
香気を放出する手法をアロマテラピー、放香療法と呼ば
れる手段、すなわちそれぞれの香料を加熱して揮発させ
る手段を用い、それらを自動化するための制御手段をそ
なえたことを特徴とする目覚し時計

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は誘眠香気、及び覚醒
香気を放出する時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】日本における香道や西洋におけるアロマ
テラピー等で経験的に知られている香りと精神状態の関
係は要素還元的手法により科学的に明らかにされつつあ
る。すなわち、香りは嗅覚を刺激しその信号が大脳に伝
えられ、脳波、免疫系、内性ホルモンにまで変化を及ぼ
すものであり、その香りの種類により覚醒作用や誘眠作
用があることが確認されている。
【0003】目覚し時計と香気の効果を組み合わせた発
明としては(特開昭63−214683号)、ならびに
(特開平9−133778号)が挙げられる。前者は香
料の覚醒作用を利用し、目覚し時計のアラーム発生の一
定時間前に覚醒促進物質の蒸気を放出し浅い眠りに導く
ことによってアラーム発生時に心地よく目覚めることを
目的としたものであり、後者は香料の誘眠作用を利用
し、睡眠状態へのスムーズな移行、及び快適な睡眠を目
的としたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前項0
003記載の前者は覚醒を目的とし、前項0003記載
の後者は誘眠、及び睡眠の質を追求したものであり、心
地よい睡眠、覚醒を全体的に管理するものではなかっ
た。放香手段においても前項0003記載の前者の場
合、香料の複雑な成分中のトップノートと呼ばれる揮発
性の高い物質が他の成分より早く揮発してしまい、香料
の均質な揮発を制御できない。また、香気の放出量も気
温や香料の残量に影響され一定に供給されない。前項0
003記載の後者の場合、天然香料をゲル状、またはビ
ーズ状に加工する過程で成分の若干の変質、及び損失が
考えられ、またその加工に要するコストが製品の価格を
割高にする要因ともなる。
【0005】本発明は覚醒の為の機能だけを追求した目
覚し時計の欠点を補い、また、前記従来技術の課題を解
決し睡眠を全体的にしかも心地よく管理しようというも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記従来技術の課題に鑑
み、天然香料を安価で安定的に、しかも誘眠香料と覚醒
香料を睡眠時、覚醒時それぞれに使い分けて放出する手
段と、前記放香手段の作動を開始する時間を設定する手
段と、アラームが鳴る時刻を設定する手段と、時間基準
信号源からの信号を計数して時刻を表示する時計手段と
を備えたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を説明する。図1は本発明の構成を示すブロック図
であり、アラーム設定手段1、時計手段2、アラーム作
動手段3、制御手段4、放香手段5、放香手段6、アラ
ーム発音手段7により構成されている。図中の矢印は各
信号の伝達方向を示す。
【0008】アラーム設定手段1で起床時間を設定し、
設定された起床時間の情報が制御手段4に記憶される。
アラーム作動手段3のスイッチをオン状態にすると同時
に放香手段5が起動し誘眠香気の拡散が開始され、一定
時間経過後に自動的に停止する。アラーム設定手段1で
設定された起床時間の一定時間前に放香手段6が起動し
覚醒香気の拡散が開始され、一定時間経過後に自動的
に、またはアラーム作動手段3のスイッチをオフにする
ことによって停止する。設定された起床時間になるとア
ラーム発音手段7が起動し一定時間経過後、またはアラ
ーム作動手段3のスイッチをオフにすることによって停
止する。なお、時刻の計数に必要な信号の発信は時計手
段2によって行う。
【0009】図2は図1の放香手段5、及び放香手段6
の概略構成を示した図であり、それぞれ誘眠香料、覚醒
香料を貯える容器31、32と、誘眠、及び覚醒香料の
流出、密封のための弁12,13と、12,13を通常
閉状態にするためのばね44と、12および13の開閉
を制御するソレノイド磁石21,22と、流出した香料
を受け止める受け皿33,34と、加熱器23,24
と、それらを固定、一体化するための筐体14で構成さ
れている。
【0010】制御手段から送られた信号により、ソレノ
イド磁石22の下部のシャフトが上に持ち上げられ、1
3が開状態になり、容器32に充填された誘眠香料が流
出する。流出のためのソレノイド磁石の作動時間は、通
常、アロマテラピーで1回あたりに使われる香料の量で
ある1.5cc.から2.5cc.が流出する時間に設
定する。流出した誘眠香料は受け皿34で受け止められ
る。同じく、制御手段から送られた信号によって加熱器
24が加熱をはじめ、受け皿34で受け止められた誘眠
香料を加熱、蒸発させることによって香りを拡散させ
る。
【0011】起床時間の一定時間前になると制御手段か
ら信号が送られ、ソレノイド磁石21のシャフトが上に
持ち上げられ、てこの支柱の反対側にある開閉弁12が
下に下がり、容器31の下部の開口部が開状態になる。
容器31に充填された覚醒香料が流出し、受け皿33に
受け止められる。同じく、制御手段から送られた信号に
よって加熱器23が加熱を開始し、受け皿33で受け止
められた覚醒香料を加熱、蒸発させることによって香り
を拡散させる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、起床時間をセットしア
ラーム作動のスイッチをオン状態にした時刻より誘眠香
気が放出され、使用者は短時間のうちに睡眠状態に移行
でき、しかも深い眠りを得ることが出来る。しかもアラ
ーム作動時刻の一定時間前から放出される覚醒香気によ
り使用者はアラーム作動時までに浅い眠りに移行でき、
アラーム作動時には爽快に起床することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成の各手段と信号の伝達方向を示し
たブロック図
【図2】本発明の放香手段の概略構成図
【符号の説明】
11 容器固定金具 12 覚醒香料放出用開閉弁 13 誘眠香料放出用開閉弁 14 台座、なお11と14はビス止め、あるいは一体
成形になっており放香手段を一体化するためのアセンブ
リとなっている。 21 覚醒香料放出用開閉弁制御ソレノイド磁石 22 誘眠香気放出用開閉弁制御ソレノイド磁石 23 覚醒香料加熱器 24 誘眠香料加熱器 31 覚醒香料充填容器 32 誘眠香料充填容器 33 受け皿 34 受け皿
フロントページの続き Fターム(参考) 2F002 AA00 AB00 AC04 BD04 EC00 ED00 FA00 GA00 GB01 GB02 GC06 GC08 GC22 2F080 AA00 DD00 EE00 FF00 GG04 HH01 HH06 KK07 LL00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液状の誘眠香料、及び覚醒香料を充填した
    容器と、その充填された液体の流出、密封を制御する弁
    と、流出した液体の受け皿と、その受け皿を加熱させ、
    香気の拡散を促す加熱器と、アラーム発音装置と、それ
    らを時間基準信号源より送られる信号を計数することに
    より制御する回路と時刻を表示する時計機構を備えたこ
    とを特徴とする時計。
  2. 【請求項2】アラームが鳴る時刻を設定する手段と、前
    記の設定を有効、または無効にするスイッチを備え、ス
    イッチを有効にすると同時に前記請求項1記載の手段に
    より誘眠香料の拡散を開始し、また、アラームが鳴る時
    刻の一定時間前に前記請求項1記載の手段により覚醒香
    料の拡散を開始し、アラームが鳴るまでの間に十分な半
    覚醒状態にさせ、爽快な覚醒を実現することを特徴とす
    る時計。
  3. 【請求項3】誘眠、及び覚醒香料の容器は、充填の為の
    上部のキャップ式開口部と放出の為の下部の開口部を備
    え、下部の開口部の開閉の為の弁をソレノイド磁石によ
    って制御することを特徴とする時計。
  4. 【請求項4】前記請求項3記載の方法により放出された
    誘眠香料、及び覚醒香料を容器の下に置かれた受け皿で
    受け止め、その受け皿の下に置かれた加熱器を加熱する
    ことによって香料の拡散を実現することを特徴とする時
    計。
JP10325795A 1998-10-13 1998-10-13 誘眠香気、及び覚醒香気を放出する目覚し時計 Pending JP2000121754A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105068400A (zh) * 2015-09-17 2015-11-18 无锡万象工业设计有限公司 新型食料蒸煮气味发散式唤醒闹钟
CN105068404A (zh) * 2015-09-17 2015-11-18 无锡万象工业设计有限公司 多功能食材蒸煮气味发散式闹钟
CN105068403A (zh) * 2015-09-17 2015-11-18 无锡万象工业设计有限公司 智能食料蒸煮气味发散唤醒闹钟
CN106773600A (zh) * 2015-11-25 2017-05-31 上海市格致中学 一种香薰闹钟

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