JPH11391A - 芳香器 - Google Patents
芳香器Info
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- JPH11391A JPH11391A JP9156299A JP15629997A JPH11391A JP H11391 A JPH11391 A JP H11391A JP 9156299 A JP9156299 A JP 9156299A JP 15629997 A JP15629997 A JP 15629997A JP H11391 A JPH11391 A JP H11391A
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- JP
- Japan
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- heating element
- fragrance
- thermistor heating
- switch
- temperature coefficient
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 芳香剤の揮散量を時間的に変化させ、芳香剤
の効果を長時間持続させることのできる芳香器を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 芳香剤吸い上げ芯４を加熱する正特性サ
ーミスタ発熱体１の発熱を断続させるインターバルスイ
ッチ１３を正特性サーミスタ発熱体１に直列に介在させ
た回路を構成する。
の効果を長時間持続させることのできる芳香器を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 芳香剤吸い上げ芯４を加熱する正特性サ
ーミスタ発熱体１の発熱を断続させるインターバルスイ
ッチ１３を正特性サーミスタ発熱体１に直列に介在させ
た回路を構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱により芳香剤
を揮散させる芳香器に関するものである。
を揮散させる芳香器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、芳香器は、芳香剤を入れた容器
に、吸い上げ芯を挿入し芳香剤を吸い上げ自然蒸発で室
内に揮散させるか、またはその揮散量を増大させ芳香効
果を大きくするため、前記吸い上げ芯を加熱する方法が
あり、吸い上げ芯を加熱する手段として自己温度制御作
用を有し、発熱体の表面温度の変化が少なく、過熱しな
い発熱体として正特性サーミスタ発熱体が一般に用いら
れている。
に、吸い上げ芯を挿入し芳香剤を吸い上げ自然蒸発で室
内に揮散させるか、またはその揮散量を増大させ芳香効
果を大きくするため、前記吸い上げ芯を加熱する方法が
あり、吸い上げ芯を加熱する手段として自己温度制御作
用を有し、発熱体の表面温度の変化が少なく、過熱しな
い発熱体として正特性サーミスタ発熱体が一般に用いら
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
構成の芳香器の場合、人の嗅覚は芳香剤の成分が常に一
定量揮散している状態では、最初はその匂いを感じる
が、嗅覚が慣れるにしたがって匂いの感覚が薄れ、その
効果がなくなってしまうという欠点があった。
構成の芳香器の場合、人の嗅覚は芳香剤の成分が常に一
定量揮散している状態では、最初はその匂いを感じる
が、嗅覚が慣れるにしたがって匂いの感覚が薄れ、その
効果がなくなってしまうという欠点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで前記課題を解決す
るため本発明は、芳香剤の加熱に正特性サーミスタ発熱
体を用い、前記正特性サーミスタ発熱体への通電を断続
させる手段を設け、これにより芳香剤の揮散濃度を変化
させることにより人間の嗅覚がマヒすることを防ぎ、常
に芳香剤の効果を持続させるようにしたものである。
るため本発明は、芳香剤の加熱に正特性サーミスタ発熱
体を用い、前記正特性サーミスタ発熱体への通電を断続
させる手段を設け、これにより芳香剤の揮散濃度を変化
させることにより人間の嗅覚がマヒすることを防ぎ、常
に芳香剤の効果を持続させるようにしたものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、正特性サーミスタ発熱体と、この熱により揮散する
ように配置された芳香剤とを有し、更に前記正特性サー
ミスタ発熱体の発熱を断続させる手段を設けたものであ
り、この構成により芳香剤は正特性サーミスタ発熱体で
断続的に加熱され、芳香剤の揮散量をある間隔で変化さ
せることができるため、人間の嗅覚の麻痺を防ぎ芳香剤
の効果を持続させることができるものである。
は、正特性サーミスタ発熱体と、この熱により揮散する
ように配置された芳香剤とを有し、更に前記正特性サー
ミスタ発熱体の発熱を断続させる手段を設けたものであ
り、この構成により芳香剤は正特性サーミスタ発熱体で
断続的に加熱され、芳香剤の揮散量をある間隔で変化さ
せることができるため、人間の嗅覚の麻痺を防ぎ芳香剤
の効果を持続させることができるものである。
【０００６】本発明の請求項２に記載の発明は、正特性
サーミスタ発熱体の発熱を一定のインターバルで断続さ
せる手段を設けたものであり、正特性サーミスタ発熱体
の発熱を一定時間周期で行うため芳香剤の揮散量一定時
間周期で変化させることができ、このため人間の嗅覚の
麻痺を防ぎ芳香剤の効果を持続させることができるもの
である。
サーミスタ発熱体の発熱を一定のインターバルで断続さ
せる手段を設けたものであり、正特性サーミスタ発熱体
の発熱を一定時間周期で行うため芳香剤の揮散量一定時
間周期で変化させることができ、このため人間の嗅覚の
麻痺を防ぎ芳香剤の効果を持続させることができるもの
である。
【０００７】本発明の請求項３に記載の発明は、正特性
サーミスタ発熱体の発熱を、前記正特性サーミスタ発熱
体との熱結合でスイッチを開閉させるようにしたスイッ
チを直列に設けたものであり、正特性サーミスタ発熱体
の発熱を断続させる手段として感熱スイッチを用いたも
のである。
サーミスタ発熱体の発熱を、前記正特性サーミスタ発熱
体との熱結合でスイッチを開閉させるようにしたスイッ
チを直列に設けたものであり、正特性サーミスタ発熱体
の発熱を断続させる手段として感熱スイッチを用いたも
のである。
【０００８】本発明の請求項４に記載の発明は、正特性
サーミスタ発熱体と直列に設けられたスイッチを、前記
正特性サーミスタ発熱体の熱を感知し、所定温度以上に
なると開、所定温度以下になると閉とし、正特性サーミ
スタ発熱体の発熱を断続させるようにしたものである。
サーミスタ発熱体と直列に設けられたスイッチを、前記
正特性サーミスタ発熱体の熱を感知し、所定温度以上に
なると開、所定温度以下になると閉とし、正特性サーミ
スタ発熱体の発熱を断続させるようにしたものである。
【０００９】本発明の請求項５に記載の発明は、正特性
サーミスタ発熱体と直列に設けたスイッチをバイメタル
スイッチとするものであり、正特性サーミスタ発熱体の
発熱を断続させるための手段を定めたものである。
サーミスタ発熱体と直列に設けたスイッチをバイメタル
スイッチとするものであり、正特性サーミスタ発熱体の
発熱を断続させるための手段を定めたものである。
【００１０】本発明の請求項６に記載の発明は、正特性
サーミスタ発熱体と直列に設けたスイッチを、近接セン
サと連動させ人間の接近を感知し、スイッチを一定時
間、人間が近づくと閉、離れると開となるようにしたも
のである。
サーミスタ発熱体と直列に設けたスイッチを、近接セン
サと連動させ人間の接近を感知し、スイッチを一定時
間、人間が近づくと閉、離れると開となるようにしたも
のである。
【００１１】本発明の請求項７に記載の発明は、正特性
サーミスタ発熱体と直列に設けたスイッチを、ドアの開
閉を検知するセンサと連動させ、ドアの開で一定時間ス
イッチを閉、ドアの閉でスイッチを開となるように設け
たものであり、正特性サーミスタ発熱体の発熱を断続さ
せ、芳香剤の揮散を効果的に行うものである。
サーミスタ発熱体と直列に設けたスイッチを、ドアの開
閉を検知するセンサと連動させ、ドアの開で一定時間ス
イッチを閉、ドアの閉でスイッチを開となるように設け
たものであり、正特性サーミスタ発熱体の発熱を断続さ
せ、芳香剤の揮散を効果的に行うものである。
【００１２】本発明の請求項８に記載の発明は、複数の
正特性サーミスタ発熱体を有し、少なくとも一つは芳香
剤を加熱するように配し、他方は消臭剤を加熱するよう
に配置し、それぞれの正特性サーミスタ発熱体にスイッ
チが直列に設けられ、交互に一定のインターバルで断続
を繰り返すようにしたものであり、芳香剤の揮散と、消
臭剤の揮散を交互に繰り返すことにより、人間の嗅覚が
芳香剤の継続した一定量の揮散により麻痺することを防
ぎ、芳香剤の効果を持続させることができるものであ
る。
正特性サーミスタ発熱体を有し、少なくとも一つは芳香
剤を加熱するように配し、他方は消臭剤を加熱するよう
に配置し、それぞれの正特性サーミスタ発熱体にスイッ
チが直列に設けられ、交互に一定のインターバルで断続
を繰り返すようにしたものであり、芳香剤の揮散と、消
臭剤の揮散を交互に繰り返すことにより、人間の嗅覚が
芳香剤の継続した一定量の揮散により麻痺することを防
ぎ、芳香剤の効果を持続させることができるものであ
る。
【００１３】本発明の請求項９に記載の発明は、正特性
サーミスタ発熱体で、芳香剤、または消臭剤の容器を直
接加熱するように構成したものである。
サーミスタ発熱体で、芳香剤、または消臭剤の容器を直
接加熱するように構成したものである。
【００１４】本発明の請求項１０に記載の発明は、正特
性サーミスタ発熱体の一部分を、芳香剤、または消臭剤
の中に直接浸すか、または接触させるようにして、芳香
剤または消臭剤を揮散させる構成とするものであり、芳
香剤、及び消臭剤を効果的に揮散させるものである。
性サーミスタ発熱体の一部分を、芳香剤、または消臭剤
の中に直接浸すか、または接触させるようにして、芳香
剤または消臭剤を揮散させる構成とするものであり、芳
香剤、及び消臭剤を効果的に揮散させるものである。
【００１５】本発明の請求項１１に記載の発明は、正特
性サーミスタ発熱体と直列に設けたスイッチが閉状態の
とき、点灯する通電表示ランプを設けたものである。
性サーミスタ発熱体と直列に設けたスイッチが閉状態の
とき、点灯する通電表示ランプを設けたものである。
【００１６】（実施の形態１）以下、本発明の一実施例
について図を用い説明する。
について図を用い説明する。
【００１７】図１は、芳香器の断面図であり、正特性サ
ーミスタ発熱体１の中心部貫通孔２に芳香剤容器３に浸
漬した吸い上げ芯４を挿入し、これを正特性サーミスタ
発熱体１で加熱することにより芳香剤を揮散させる構成
となっている。前記正特性サーミスタ発熱体１は図２に
示すように、スイッチング温度１２０℃のドーナツ状正
特性サーミスタ素子７の両電極面にステンレス製の電極
板８ａ，８ｂをシリコン系接着剤（図示せず）で貼り合
わせたヒータコアを、耐熱性フェノール樹脂ケース９の
中央部に形成した円筒状の突起１０の外周に沿って挿入
した後、耐熱性フェノール樹脂製の蓋１１から電極板８
ａ，８ｂの端子部を突出させた状態でケース９に挿入
し、さらに鳩目１２でケース９、蓋１１を上下からカシ
メる構成となっている。また正特性サーミスタ発熱体１
の完成品の断面図を図３に示した。
ーミスタ発熱体１の中心部貫通孔２に芳香剤容器３に浸
漬した吸い上げ芯４を挿入し、これを正特性サーミスタ
発熱体１で加熱することにより芳香剤を揮散させる構成
となっている。前記正特性サーミスタ発熱体１は図２に
示すように、スイッチング温度１２０℃のドーナツ状正
特性サーミスタ素子７の両電極面にステンレス製の電極
板８ａ，８ｂをシリコン系接着剤（図示せず）で貼り合
わせたヒータコアを、耐熱性フェノール樹脂ケース９の
中央部に形成した円筒状の突起１０の外周に沿って挿入
した後、耐熱性フェノール樹脂製の蓋１１から電極板８
ａ，８ｂの端子部を突出させた状態でケース９に挿入
し、さらに鳩目１２でケース９、蓋１１を上下からカシ
メる構成となっている。また正特性サーミスタ発熱体１
の完成品の断面図を図３に示した。
【００１８】前記構成の芳香器を図４に示すように、芳
香器の正特性サーミスタ発熱体１と直列に５分間オン、
１０分間オフに設定したインターバルスイッチ１３を挿
入し、一定時間間隔で電源を断続させ芳香剤の揮散を行
った。これにより、芳香液の揮散量に強弱がつき、芳香
器を設置した場所に長時間滞在しても、嗅覚の慣れによ
る感覚の麻痺を防ぐことができ、芳香器の効果を永続さ
せることができる。また正特性サーミスタ発熱体１に正
特性サーミスタ素子７を用いることにより、比較的短時
間で作動し、芳香剤の吸い上げ芯４の温度を一定温度に
保つことができ、正特性サーミスタ発熱体１の加熱中に
おいては、芳香剤を安定して揮散させることができる。
また更に正特性サーミスタ発熱体１の動作状態を確認す
るために正特性サーミスタ発熱体１と直列に表示ランプ
を介在させオン、オフしてもよい。
香器の正特性サーミスタ発熱体１と直列に５分間オン、
１０分間オフに設定したインターバルスイッチ１３を挿
入し、一定時間間隔で電源を断続させ芳香剤の揮散を行
った。これにより、芳香液の揮散量に強弱がつき、芳香
器を設置した場所に長時間滞在しても、嗅覚の慣れによ
る感覚の麻痺を防ぐことができ、芳香器の効果を永続さ
せることができる。また正特性サーミスタ発熱体１に正
特性サーミスタ素子７を用いることにより、比較的短時
間で作動し、芳香剤の吸い上げ芯４の温度を一定温度に
保つことができ、正特性サーミスタ発熱体１の加熱中に
おいては、芳香剤を安定して揮散させることができる。
また更に正特性サーミスタ発熱体１の動作状態を確認す
るために正特性サーミスタ発熱体１と直列に表示ランプ
を介在させオン、オフしてもよい。
【００１９】（実施の形態２）実施の形態１と同様に構
成された芳香器の正特性サーミスタ発熱体１の熱を受け
て９０℃で電源を断続させるバイメタルスイッチ１４を
図５に示すように、正特性サーミスタ発熱体１と電気的
には直列に接続し、熱的には正特性サーミスタ発熱体１
の熱が伝熱されるように構成した。バイメタルスイッチ
１４は低温時にオン、高温時にオフとなるので、正特性
サーミスタ発熱体１に通電すると、それが発熱し、その
熱を受けてバイメタルスイッチ１４が９０℃以上になる
と、バイメタルスイッチ１４がオフとなり、正特性サー
ミスタ発熱体１への電力の供給が停止される。その後あ
る時間経過し、バイメタルスイッチ１４が冷えて、オン
状態となり再び正特性サーミスタ発熱体１に電力が供給
される。このようにして芳香剤の揮散を簡単な構成で断
続的に行うことができる。またバイメタルスイッチ１４
のオン、オフ温度や正特性サーミスタ発熱体１との熱結
合の状態を任意に選べば断続のインターバルも任意に設
定することができる。これにより実施形態と同様な効果
を得ることができる。また更に正特性サーミスタ発熱体
１の熱を受けて作動するスイッチであればどのようなも
のを使用しても差し支えない。
成された芳香器の正特性サーミスタ発熱体１の熱を受け
て９０℃で電源を断続させるバイメタルスイッチ１４を
図５に示すように、正特性サーミスタ発熱体１と電気的
には直列に接続し、熱的には正特性サーミスタ発熱体１
の熱が伝熱されるように構成した。バイメタルスイッチ
１４は低温時にオン、高温時にオフとなるので、正特性
サーミスタ発熱体１に通電すると、それが発熱し、その
熱を受けてバイメタルスイッチ１４が９０℃以上になる
と、バイメタルスイッチ１４がオフとなり、正特性サー
ミスタ発熱体１への電力の供給が停止される。その後あ
る時間経過し、バイメタルスイッチ１４が冷えて、オン
状態となり再び正特性サーミスタ発熱体１に電力が供給
される。このようにして芳香剤の揮散を簡単な構成で断
続的に行うことができる。またバイメタルスイッチ１４
のオン、オフ温度や正特性サーミスタ発熱体１との熱結
合の状態を任意に選べば断続のインターバルも任意に設
定することができる。これにより実施形態と同様な効果
を得ることができる。また更に正特性サーミスタ発熱体
１の熱を受けて作動するスイッチであればどのようなも
のを使用しても差し支えない。
【００２０】（実施の形態３）図６に示すように、実施
の形態１と同様に構成された芳香器１５と、前記芳香器
１５の芳香剤の代わりに消臭剤を入れた消臭器１６を１
０分間隔で通電切換スイッチ１７を介在させて通電する
構成とし、正特性サーミスタ発熱体１の加熱により、交
互に芳香剤、消臭剤の揮散を行った。正特性サーミスタ
発熱体１の加熱によって１０分間揮散した芳香剤は、次
の１０分間揮散される消臭剤によってにおいが吸収され
る。これを繰り返すことにより、実施の形態１および２
より、更に芳香器の効果を強めることができる。
の形態１と同様に構成された芳香器１５と、前記芳香器
１５の芳香剤の代わりに消臭剤を入れた消臭器１６を１
０分間隔で通電切換スイッチ１７を介在させて通電する
構成とし、正特性サーミスタ発熱体１の加熱により、交
互に芳香剤、消臭剤の揮散を行った。正特性サーミスタ
発熱体１の加熱によって１０分間揮散した芳香剤は、次
の１０分間揮散される消臭剤によってにおいが吸収され
る。これを繰り返すことにより、実施の形態１および２
より、更に芳香器の効果を強めることができる。
【００２１】また、実施の形態１から３において芳香器
は、芳香剤および消臭剤吸い上げ芯４を正特性サーミス
タ発熱体１で加熱し芳香剤、および消臭剤を揮散させた
が、芳香剤および消臭剤の容器を直接加熱する方法を用
いてもその効果は変わらない。
は、芳香剤および消臭剤吸い上げ芯４を正特性サーミス
タ発熱体１で加熱し芳香剤、および消臭剤を揮散させた
が、芳香剤および消臭剤の容器を直接加熱する方法を用
いてもその効果は変わらない。
【００２２】また更に、実施形態例として示していない
が、芳香器の正特性サーミスタ発熱体１への通電断続ス
イッチとして、トイレ等に設けられている近接スイッ
チ、ドア等の開閉と連動させたスイッチを用い電源を作
動させ、芳香剤を断続的に揮散させることにより、芳香
剤を経済的に使用する方法も有効な手段として応用する
ことが可能である。
が、芳香器の正特性サーミスタ発熱体１への通電断続ス
イッチとして、トイレ等に設けられている近接スイッ
チ、ドア等の開閉と連動させたスイッチを用い電源を作
動させ、芳香剤を断続的に揮散させることにより、芳香
剤を経済的に使用する方法も有効な手段として応用する
ことが可能である。
【００２３】
【発明の効果】以上のように、正特性サーミスタ発熱体
と、正特性サーミスタ発熱体の熱を受け揮散するように
配置された芳香剤と、前記正特性サーミスタ発熱体の発
熱を断続させるスイッチを設けた構成の芳香器は、芳香
剤の揮散を時系列的に変化させることができることか
ら、人間の嗅覚が一定量の連続した揮散により、麻痺さ
せることを防ぎ芳香剤の効果を長時間持続させることの
できる芳香器を提供することができる。
と、正特性サーミスタ発熱体の熱を受け揮散するように
配置された芳香剤と、前記正特性サーミスタ発熱体の発
熱を断続させるスイッチを設けた構成の芳香器は、芳香
剤の揮散を時系列的に変化させることができることか
ら、人間の嗅覚が一定量の連続した揮散により、麻痺さ
せることを防ぎ芳香剤の効果を長時間持続させることの
できる芳香器を提供することができる。
【図１】本発明の一実施形態の正特性サーミスタ発熱体
を用いた芳香器の断面図
を用いた芳香器の断面図
【図２】本発明の一実施形態の正特性サーミスタ発熱体
の分解斜視図
の分解斜視図
【図３】本発明の一実施形態の正特性サーミスタ発熱体
の断面図
の断面図
【図４】本発明の一実施形態の正特性サーミスタ発熱体
を用いた芳香器においてインターバルスイッチを用いた
回路図
を用いた芳香器においてインターバルスイッチを用いた
回路図
【図５】本発明の一実施形態の正特性サーミスタ発熱体
を用いた芳香器においてバイメタルスイッチを用いた回
路図
を用いた芳香器においてバイメタルスイッチを用いた回
路図
【図６】本発明の一実施形態の正特性サーミスタ発熱体
を用いた芳香器、消臭器を併用した回路図
を用いた芳香器、消臭器を併用した回路図
１ 正特性サーミスタ発熱体 ２ 貫通孔 ３ 芳香剤容器 ４ 吸い上げ芯 ７ 正特性サーミスタ素子 ８ａ，８ｂ 電極板 ９ ケース １０ 突起 １１ 蓋 １２ 鳩目 １３ インターバルスイッチ １４ バイメタルスイッチ １５ 芳香器 １６ 消臭器 １７ 通電切換スイッチ
Claims (11)
- 【請求項１】 正特性サーミスタ発熱体と、この正特性
サーミスタ発熱体からの熱により揮散するように配置さ
れた芳香剤とを有し、前記正特性サーミスタ発熱体の発
熱を断続させる手段を設けた芳香器。 - 【請求項２】 正特性サーミスタ発熱体の発熱を一定の
インターバルで断続させる手段を設けた請求項１に記載
の芳香器。 - 【請求項３】 正特性サーミスタ発熱体の発熱を断続さ
せるために、前記正特性サーミスタ発熱体との熱結合で
スイッチを開閉させるように、正特性サーミスタ発熱体
と直列に接続したスイッチを設けた請求項１に記載の芳
香器。 - 【請求項４】 正特性サーミスタ発熱体と直列に設けら
れたスイッチが、前記正特性サーミスタ発熱体で加熱さ
れ、所定温度以上になると開、所定温度以下になると閉
となり、そのスイッチにより正特性サーミスタ発熱体の
発熱を断続させるようにした請求項３記載の芳香器。 - 【請求項５】 正特性サーミスタ発熱体と直列に設けら
れたスイッチがバイメタルスイッチである請求項３また
は４に記載の芳香器。 - 【請求項６】 正特性サーミスタ発熱体と直列に設けら
れたスイッチが、近接センサと連動し人間の接近を感知
し前記スイッチを一定時間開閉させるようにした請求項
１に記載の芳香器。 - 【請求項７】 正特性サーミスタ発熱体と直列に設けら
れたスイッチが、ドアの開閉を検知するセンサと連動
し、ドアの開閉とともに一定時間スイッチを閉、開させ
るようにした請求項１に記載の芳香器。 - 【請求項８】 複数の正特性サーミスタ発熱体を有し、
少なくとも一つは芳香剤を加熱するように配し、他方は
消臭剤を加熱するように配置し、それぞれの正特性サー
ミスタ発熱体にスイッチが直列に設けられ、交互に一定
のインターバルで断続を繰り返すようにした芳香器。 - 【請求項９】 正特性サーミスタ発熱体で、芳香剤、ま
たは消臭剤の容器を直接加熱するようにした請求項８に
記載の芳香器。 - 【請求項１０】 正特性サーミスタ発熱体の一部分を、
芳香剤、または消臭剤の中に直接浸すか、接触させるよ
うにして、芳香剤または消臭剤を揮散させるようにした
請求項８に記載の芳香器。 - 【請求項１１】 正特性サーミスタ発熱体と直列に設け
たスイッチが閉状態のとき、点灯される通電表示ランプ
を設けた請求項８から１０のいずれか一つに記載の芳香
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9156299A JPH11391A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 芳香器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9156299A JPH11391A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 芳香器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11391A true JPH11391A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15624783
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9156299A Pending JPH11391A (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 芳香器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11391A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2352180A (en) * | 1999-07-17 | 2001-01-24 | Reckitt & Colmann Prod Ltd | Fragrance emitting device |
| WO2004105813A1 (en) * | 2003-05-29 | 2004-12-09 | The Procter & Gamble Company | Method for dispensing volatile materials |
| JP2006521834A (ja) * | 2003-04-16 | 2006-09-28 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 揮発性組成物を放出するための方法 |
| JP2006522617A (ja) * | 2003-04-16 | 2006-10-05 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 改善された香り物質送達のための方法、装置、組成物、及びシステム |
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| US7981367B2 (en) | 2000-07-27 | 2011-07-19 | The Procter & Gamble Company | Systems and devices for emitting volatile compositions |
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| JP2013031501A (ja) * | 2011-08-01 | 2013-02-14 | Hosiden Corp | 芳香器 |
-
1997
- 1997-06-13 JP JP9156299A patent/JPH11391A/ja active Pending
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