JP2004112480A - 硬化光照射方法及びレンズブロック - Google Patents
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Abstract
【解決手段】撮像素子ユニット6−中間部材8の接着面と、保持部材7−中間部材8の接着面とのなす角度の二等分線方向Y1から、両接着面に対して同時に紫外線11を照射する。このようにすれば、撮像素子ユニット6−中間部材8の接着剤9Aと、保持部材7−中間部材8の接着剤9Bとに両者に対して、同時に同量の紫外線11を照射することができる。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、硬化光照射方法及びレンズブロックに関し、特に、固体撮像素子及び固体撮像素子が搭載された基板から構成される撮像素子ユニットと、レンズが固定され、かつ、撮像素子ユニットを保持する保持部材との間に中間部材が介装され、撮像素子ユニット及び保持部材が各々、接着剤によって中間部材に接着されたレンズブロックに、接着剤を硬化させる硬化光を照射するための硬化光照射方法及び当該硬化光照射方法が実施されたレンズブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】
固体撮像素子を用いて画像を光学像として読み取る装置は、図9に示すように、物体3をレンズ2を介して固体撮像素子1に結像させて読み取っている。また、この固体撮像素子1には、複数個の微少な光電変換素子(以下、単に画素といい、通常数μm×数μmの大きさからなる。)を一列に配置した1ラインの固体撮像素子1が用いられている。なお、26は光軸である。
【0003】
このような画像読み取り装置では、レンズ2より結像された線像を固体撮像素子1上に位置させ、なおかつ光学特性(ピント、倍率)を所定の要求精度で読み取るために、レンズ2や1ラインの固体撮像素子1の画素ライン4を、図10に示すx、y、z、β、γの5軸方向に微動させ位置を調整する必要がある。さらに、最近ではカラー像を読み取るために、Red(R)、Green(G)、Blue(B)に分光感度にピークを持つ画素がR、G、B別に3列配列した3ラインの固体撮像素子1が用いられる場合がある。
【0004】
そこで、固体撮像素子1を、図10に示すx、y、z、β、γの5軸方向に微動させて位置を調整した後、固定することが可能な構造として、例えば、図11に示すような特許文献1に記載された技術を適用したものが考えられる。
【0005】
同図に示すように、1は固体撮像素子、5は固体撮像素子が搭載された基板、6は固体撮像素子1及び基板5から構成される撮像素子ユニット、7はレンズ2が固定されている保持部材、8は撮像素子ユニット6と保持部材7との間に介装された中間部材である。
【0006】
この中間部材8は、互いにL字状に連なる2つの平面8A及び8Bを有している。平面8Aは、xz平面と平行であり、平面8Bはxy平面と平行である。そして、撮像素子ユニット6の固体撮像素子1は、接着剤9Aによって、中間部材8の平面8Aと接着され、保持部材7は、接着剤9Bによって中間部材8の平面部8Bと接着されている。
【0007】
以上の構成によれば、保持部材7に対して、中間部材8をxy平面方向において自由に取り付けることできる。また、中間部材8に対して、撮像素子ユニット6をxz平面方向において自由に取り付けることができる。つまり、撮像素子ユニット6を構成する固体撮像素子1を上述した5軸方向に微動させて位置を調整した後、保持部材7に固定することができる。
【0008】
ところで、上述した微調整が終了し、調整した位置に撮像素子ユニット6を把持した状態で、接着剤9A及び9Bに紫外線を照射して硬化する際に、y軸方向と逆方向Y2から紫外線を照射したとする。中間部材8としては、光透過性部材からなるものを使い、上記紫外線は中間部材8を介して接着剤9A及び9Bに照射される。
【0009】
この場合、接着剤9Aの接着面には垂直に、接着剤9Bの接着面には平行に紫外線が照射される。そうすると2つの接着剤9A及び9Bが受ける紫外線強度に差が発生してしまい、接着剤9Aが先に硬化してしまう。ここで、撮像素子ユニット6を把持した状態で、接着剤9A及び9Bを硬化させると、接着剤9A及び9Bの硬化時の収縮力F1及びF2により、中間部材8は、保持部材7側及び撮像素子ユニット6側に引き寄せられる。
【0010】
ところが、上述したように接着剤9Aが先に硬化してしまうと、その位置で、中間部材8が固定されてしまう。このため、接着剤9Bの収縮力により、中間部材8を保持部材7側に引き寄せることができず、接着剤9Bの収縮力により保持部材7の接着面が弾性変形してしまう。そして、接着剤9A及び9B硬化後に、撮像素子ユニット6の把持を外すと、保持部材7に生じた変形が元に戻る力によって、撮像素子ユニット6が動いてしまい、固体撮像素子1−レンズ2間の位置ずれが生じてしまうという問題があった。
【0011】
【特許文献1】
特開平10−309801号公報
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、2つの接着剤が硬化するのに時間差が発生してしまうことを防止して、接着剤硬化による固体撮像素子とレンズ間の位置ずれを防止するための硬化光照射方法及び当該硬化光照射方法が施されたレンズブロックを提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、固体撮像素子及び該固体撮像素子が搭載された基板から構成される撮像素子ユニットと、レンズが固定され、かつ、前記撮像素子ユニットを保持する保持部材との間に中間部材が介装され、前記撮像素子ユニット及び前記保持部材が各々、接着剤によって前記中間部材に接着されたレンズブロックに、前記接着剤を硬化させる硬化光を照射するための硬化光照射方法であって、前記撮像素子ユニット−前記中間部材の接着剤と、前記保持部材−前記中間部材の接着剤とに両者に対して、同時に同量の前記硬化光を照射するようにしたことを特徴とする硬化光照射方法に存する。
【0014】
請求項1記載の発明によれば、撮像素子ユニット−中間部材の接着剤と、保持部材−中間部材の接着剤との両者に対して、同時に同量の硬化光を照射するようにした。従って、2つの接着剤に対して同時に同量の硬化光を照射することにより、撮像素子ユニット−中間部材の接着剤と、保持部材−中間部材の接着剤との両接着剤は同時に硬化し、両接着剤が硬化するのに時間差が生じてしまうことがない。
【0015】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の硬化光照射方法であって、前記撮像素子ユニット−前記中間部材の接着面と、前記保持部材−前記中間部材の接着面とのなす角度の二等分線方向から、前記両接着面に対して同時に前記硬化光を照射することを特徴とする硬化光照射方法に存する。
【0016】
請求項2記載の発明によれば、撮像ユニット−中間部材の接着面と、保持部材−中間部材の接着面とのなす角の二等分線方向から、両接着面に対して同時に硬化光を照射する。従って、2つの接着面のなす角の二等分線方向から、2つの接着面に対して同時に硬化光を照射することにより、単一の硬化光発生光源を用いて、簡単に、2つの接着面に対して、同時に同量の硬化光を照射することができる。
【0017】
請求項3記載の発明は、固体撮像素子及び該固体撮像素子が搭載された基板から構成される撮像素子ユニットと、レンズが固定され、かつ、前記撮像素子ユニットを保持する保持部材との間に中間部材が介装され、前記撮像素子ユニット及び前記保持部材が各々、接着剤によって前記中間部材に接着されたレンズブロックであって、前記撮像素子ユニット−前記中間部材の接着剤と、前記保持部材−前記中間部材の接着剤との両者に対して、同時に同量の前記照射光を照射することにより、前記接着剤が硬化されたことを特徴とするレンズブロックに存する。
【0018】
請求項3記載の発明によれば、撮像素子ユニット−中間部材の接着剤と、保持部材−中間部材の接着剤とに両者に対して、同時に同量の前記照射光を照射することにより、接着剤が硬化されている。従って、2つの接着剤に対して同時に同量の硬化光を照射することにより、撮像素子ユニット−中間部材の接着剤と、保持部材−中間部材の接着剤との両接着剤は同時に硬化し、両接着剤が硬化するのに時間差が生じてしまうことがない。
【0019】
請求項4記載の発明は、請求項3記載のレンズブロックであって、前記撮像素子ユニットは、前記固体撮像素子に接着面が設けられ、前記中間部材は、光透過性部材から成り、前記基板は、前記中間部材上の2つの接着面を通り、当該2つの接着面のなす角度の二等分線方向の領域であり、かつ、前記2つの接着面より中間部材側の領域と交わらない位置に配置されていることを特徴とするレンズブロックに存する。
【0020】
請求項4記載の発明によれば、撮像素子ユニットにおいて、固体撮像素子に接着面が設けられている。中間部材が、光透過性部材から成る。基板が、中間部材上の2つの接着面を通り、その2つの接着面のなす角度の二等分線方向の領域であり、かつ、2つの接着面より中間部材側の領域と交わらない位置に配置されている。従って、2つの接着面のなす角の二等分線方向から硬化光を、光透過性の中間部材を介して2つの接着剤に照射する際に、基板がその硬化光を遮ってしまう恐れがない。
【0021】
請求項5記載の発明は、請求項3記載のレンズブロックであって、前記撮像素子ユニットは、前記固体撮像素子に接着面が設けられ、前記中間部材は、光透過性部材から成り、前記基板は、前記中間部材上の2つの接着面を通り、当該2つの接着面のなす角度の二等分線方向の領域であり、かつ、前記2つの接着面より中間部材側の領域と交わる部分が光透過性となっていることを特徴とするレンズブロックに存する。
【0022】
請求項5記載の発明によれば、撮像素子ユニットにおいて、固体撮像素子に接着面が設けられている。中間部材が、光透過性部材から成る。基板が、中間部材上の2つの接着面を通り、その2つの接着面のなす角度の二等分線方向の領域であり、かつ、2つの接着面より中間部材側の領域と交わる部分が光透過性となっている。従って、2つの接着面のなす角の二等分線方向から硬化光を、光透過性の中間部材を介して2つの接着剤に照射する際に、基板の光透過性となっている部分を透過して接着剤に硬化光が照射されるため、基板がその硬化光を遮ってしまう恐れがない。
【0023】
請求項6記載の発明は、請求項3記載のレンズブロックであって、前記撮像素子ユニットは、前記固体撮像素子に接着面が設けられ、前記中間部材は、光透過性部材から成り、前記基板は、前記中間部材上の2つの接着面を通り、当該2つの接着面のなす角度の二等分線方向の領域であり、かつ、前記2つの接着面より中間部材側の領域と交わる部分の前記中間部材側の表面が反射部材からなることを特徴とするレンズブロックに存する。
【0024】
請求項6記載の発明によれば、撮像素子ユニットにおいて、固体撮像素子に接着面が設けられている。中間部材が、光透過性部材から成る。基板が、中間部材上の2つの接着面を通り、その2つの接着面のなす角度の二等分線方向の領域であり、かつ、2つの接着面より中間部材側の領域と交わる部分の中間部材側の表面が反射部材からなる。従って、硬化光を反射部材に反射させて、2つの接着面のなす角の二等分線方向から、光透過性の中間部材を介して2つの接着剤に照射すれば、基板がその硬化光を遮ってしまう恐れがない。
【0025】
請求項7記載の発明は、請求項3記載のレンズブロックであって、前記中間部材は、光透過性部材から成り、前記撮像素子ユニットは、前記基板の平面上に接着面が設けられることを特徴とするレンズブロックに存する。
【0026】
請求項7記載の発明によれば、中間部材が、光透過性部材から成る。撮像素子ユニットは、基板の平面上に接着面が設けられる。従って、光透過性の中間部材を介して2つの接着剤に照射する際に、基板がその硬化光を遮ってしまう恐れがない。
【0027】
請求項8記載の発明は、請求項3記載のレンズブロックであって、前記中間部材は、光透過性部材から成り、前記保持部材は、本体部及び本体部から前記中間部材に向かって突起し、かつ、前記中間部材との接着面が設けられている突起部とから構成され、前記本体部は、前記中間部材上の2つの接着面を通り、当該2つの接着面のなす角度の二等分線方向の領域であり、かつ、前記2つの接着面より中間保持部材側の領域と交わらないような形状となっていることを特徴とするレンズブロックに存する。
【0028】
請求項8記載の発明によれば、中間部材が、光透過性部材からなる。保持部材が、本体部及び本体部から中間部材に向かって突起し、かつ、中間部材との接着面が設けられている突起部とから構成されている。本体部が、中間部材上の2つの接着面を通り、その2つの接着面のなす角度の二等分線方向の領域であり、かつ、2つの接着面より中間保持部材側の領域と交わらないような形状となっている。従って、2つの接着面のなす角の二等分線方向から硬化光を、光透過性の中間部材を介して2つの接着剤に照射する際に、本体部がその硬化光を遮ってしまう恐れがない。
【0029】
請求項9記載の発明は、請求項3記載のレンズブロックであって、前記中間部材は、光透過性部材からなり、前記保持部材は、本体部及び本体部から前記中間部材に向かって突起し、かつ、前記中間部材との接着面が設けられている突起部とから構成され、前記本体部は、前記中間部材上の2つの接着面を通り、当該2つの接着面のなす角度の二等分線方向の領域であり、かつ、前記2つの接着面より中間保持部材側の領域と交わる部分が光透過性となっていることを特徴とするレンズブロックに存する。
【0030】
請求項9記載の発明によれば、中間部材が、光透過性部材からなる。保持部材が、本体部及び本体部から中間部材に向かって突起し、かつ、中間部材との接着面が設けられている突起部とから構成されている。本体部が、中間部材上の2つの接着面を通り、その2つの接着面のなす角度の二等分線方向の領域であり、かつ、2つの接着面より中間保持部材側の領域と交わる部分が光透過性となっている。従って、2つの接着面のなす角の二等分線方向から硬化光を、光透過性の中間部材を介して2つの接着剤に照射する際に、本体部の光透過性となっている部分を透過して接着剤に硬化光が照射されるため、本体部がその硬化光を遮ってしまう恐れがない。
【0031】
請求項10記載の発明は、請求項3記載のレンズブロックであって、前記中間部材は、光透過性部材からなり、前記保持部材は、本体部及び本体部から前記中間部材に向かって突起し、かつ、前記中間部材との接着面が設けられている突起部とから構成されているとき、前記本体部は、前記中間部材上の2つの接着面を通り、当該2つの接着面のなす角度の二等分線方向の領域であり、かつ、前記2つの接着面より中間保持部材側の領域と交わる部分の前記中間部材側の表面が反射部材からなることを特徴とするレンズブロックに存する。
【0032】
請求項10記載の発明によれば、中間部材が、光透過性部材からなる。保持部材が、本体部及び本体部から中間部材に向かって突起し、かつ、中間部材との接着面が設けられている突起部とから構成されている。本体部が、中間部材上の2つの接着面を通り、当該2つの接着面のなす角度の二等分線方向の領域であり、かつ、前記2つの接着面より中間保持部材側の領域と交わる部分の前記中間部材側の表面が反射部材からなる。従って、硬化光を反射部材に反射させて、2つの接着面のなす角の二等分線方向から、光透過性の中間部材を介して2つの接着剤に照射すれば、本体部がその硬化光を遮ってしまう恐れがない。
【0033】
請求項11記載の発明は、請求項3〜10何れか1項記載のレンズブロックであって、前記撮像素子ユニット及び前記保持部材上の接着面が、反射部材から成ることを特徴とするレンズブロックに存する。
【0034】
請求項11記載の発明によれば、撮像素子ユニット又は保持部材の接着面が、反射部材から成る。従って、中間部材、接着剤の順に透過して、反射部材からなる撮像素子ユニット及び保持部材の接着面に到達した硬化光が、その接着面で反射されて、接着剤に再び照射されるため、接着剤の硬化時間を短くすることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
第1実施形態
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明のレンズブロックの一実施の形態を示す斜視図であり、図2は、図1のレンズブロックの側面図である。なお、同図において、図9〜図11について上述した従来のレンズブロックと同等の部分には、同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0036】
図1に示すように、固体撮像素子1を保持する保持部材7は、L字型の構造であり、xz平面と平行な平面部7Aとxy平面と平行な平面部7Bからなる。そして、平面部7Aには、原稿の画像を固体撮像素子1に結像させるためのレンズ2を支持するV溝7Cが設けられいる。そして、レンズ2は、このV溝7Cとレンズ押え板10とで挟まれ、これにより、固定される。
【0037】
一方、平面部7Bには、レンズ2により収束した光を固体撮像素子1上に導くための開口部7Dを備えている。また、26は光軸であり、座標軸上、Z方向に該当する。他に、X方向は画像読取装置における主走査方向、Yは副走査方向に相当する。
【0038】
図2に示すように、固体撮像素子1は、L字状の中間部材8を介して保持部材7の平面部7Bに取り付けられている。また、5は、固体撮像素子1を駆動したり、また、固体撮像素子1が出力する電気信号を、電気的な処理を施した後に画像読取装置に伝送する電装品や、固体撮像素子1自体が搭載された基板である。この固体撮像素子1及び基板5から、撮像素子ユニット6が構成されている。
【0039】
また、図3(A)の第1実施形態における中間部材8付近の断面図に示すように、上述した中間部材8は、互いにL字状に連なる2つの平面8A及び8Bを有している。平面8Aは、xz平面と平行であり、平面8Bはxy平面と平行である。そして、撮像素子ユニット6の固体撮像素子1は、紫外線硬化型接着剤(以下、接着剤)9Aによって、中間部材8の平面8Aと接着され、保持部材7は、接着剤9Bによって中間部材8の平面部8Bと接着されている。また、中間部材8は、光透過性部材から構成され、紫外線(=硬化光)を透過する。
【0040】
また、上述した基板5は、xy平面、つまり、平面8Bと平行に配置されている。基板5はまた、中間部材8の接着面と一点鎖線とで囲まれた領域Tと交わらない位置に配置されている。領域Tは、詳しくは、中間部材8の接着面を通り、その2つの接着面のなす角度の二等分線方向Y1の領域であり、かつ、上記2つの接着面より中間部材8側の領域である。さらに、接着剤9A及び9Bの固体撮像素子1及び保持部材7上の接着面は、鏡や、拡散反射部材といった反射部材(図示せず)から構成されている。
【0041】
次に、上述したレンズブロックに、接着剤9A及び9Bを硬化させるための紫外線を照射する方法について説明する。まず、紫外線の照射は、従来で説明したように、撮像素子ユニット6の位置微調整が終了し、調整した位置に撮像素子ユニット6を把持した状態で行われる。この状態で、接着剤9Aの接着面と接着剤9Bの接着面とのなす角度の二等分線方向Y1から、両接着面に対して同時に紫外線11を照射する。
【0042】
照射された紫外線11は、光透過性の中間部材8を介して接着剤9A及び9Bに照射される。この際に、接着剤9A及び9Bには、同じ角度から紫外線11が照射される、つまり、同量の紫外線11が照射される。従って、両接着剤9A及び9Bは同時に硬化し、両接着剤9A及び9Bが硬化するのに時間差が生じてしまうことがない。このため、接着剤9A及び9Bの両方が硬化するまで、中間部材8が固定されることがなく、接着剤硬化による固体撮像素子1−レンズ2間の位置ずれを防止することができる。
【0043】
また、接着剤9A及び9Bに照射された紫外線11は、接着剤9A及び9Bを透過して、さらに固体撮像素子1及び保持部材7上の反射部材からなる接着面に到達する。到達した紫外線11は、その接着面で反射され、再び接着剤9A及び9Bに照射されるため、接着剤9A及び9Bの硬化時間を短くすることができる。
【0044】
また、図11について説明したように、基板5が領域T(図11には図示せず)と交わる位置に配置されると、二等分線方向Y1から中間部材8を介して紫外線11を照射する際に、基板5が紫外線11を遮ってしまう。しかしながら、第1実施形態のように、基板5を、領域Tと交わらない位置に配置すれば、二等分線方向Y1から中間部材8を介して紫外線11を照射する際に、基板5が紫外線11を遮ってしまう恐れがない。
【0045】
このため、簡単に二等分線方向Y1から2つの接着面に対して同時に紫外線11を照射することができる。なお、図3(B)に示すように、平面8A及び平面8Bが直角に連なっていない場合にも、二等分線方向Y1からの照射を適用することが考えられる。
【0046】
第2実施形態
なお、上述した第1実施形態では、基板5を、領域Tと交わらない位置に配置していた。しかしながら、なんらかの事情で、基板5を領域Tと交わってしまう位置に配置しなければならない場合もある。そのときは、図4の第2実施形態における中間部材8付近の断面図に示すように、基板5において、少なくとも領域Tと交わる交差部5A及び5Bを光透過性部材5Cにより構成すればよい。また、少なくとも交差部5A及び5Bに孔を設けるようにしてもよい。
【0047】
以上のような構成にすることにより、二等分線方向Y1から紫外線11を、光透過性の中間部材8を介して2つの接着剤9A及び9Bに照射する際に、基板5の光透過性部材5Cから構成される交差部5A及び5Bを透過して接着剤9A及び9Bに紫外線11が照射されるため、基板5がその紫外線11を遮ってしまう恐れがない。
【0048】
第3実施形態
また、図5の第3実施形態における中間部材8付近の断面図に示すように、基板5において、少なくとも交差部5A及び5Bの中間部材8側の表面に、反射部材5Dを設ける構成とすることも考えられる。このような構成にすることにより、紫外線11を反射部材5Dに反射させて、二等分線方向Y1から、光透過性の中間部材8を介して2つの接着剤9A及び9Bに照射することができ、基板5がその紫外線11を遮ってしまう恐れがない。
【0049】
第4実施形態
また、上述した第1〜3実施形態では、固体撮像素子1に中間部材8との接着面が設けられており、基板5が平面8Bと平行になってしまい、基板5が紫外線照射を妨げてしまうという問題が生じていた。しかしながら、図7の第4実施形態におけるレンズブロックの断面図に示すように、中間部材8において、平面8Aをxy平面と平行に、平面8Bをxz平面と平行に配置する。そして、基板5のソルダーコート面に接着剤9Aの接着面を設け、基板5が平面8Aと平行になるように配置すれば、基板5と領域Tが交わることなく、基板5を配置することができる。
【0050】
また、上述した第1〜3実施形態では、保持部材7は、L字型となっていた。しかしながら、保持部材7の形状としては、例えば、図6に示すように、内部にレンズ2を収納する筒型の本体部7Eと、中間部材8に向かって突起する突起部7Fとから構成されるものが考えられる。そして、突起部7Fに中間部材8との接着面が設けられている。この場合、上述した本体部7Eは、接着剤9A及び9Bの接着面に対して、領域Tと交わらない位置に配置されている。以上のように構成すれば、二等分線方向Y1から中間部材8を介して紫外線11を照射する際に、本体部7Eが紫外線11を遮ってしまう恐れがない。
【0051】
第5実施形態
なお、上述した第4実施形態では、本体部7Eを、領域Tと交わらない位置に配置していた。しかしながら、なんらかの事情で、本体部7Eを領域Tと交わってしまう位置に配置しなければならない場合もある。そのときは、図7の第5実施形態におけるレンズブロックの断面図に示すように、本体部7Eにおいて、少なくとも領域Tと交わる交差部7H及び7Iを、光透過性部材7Gにより構成すればよい。また少なくとも交差部7H及び7Iに孔を設けるようにしてもよい。
【0052】
以上のような構成にすることにより、二等分線方向Y1から紫外線11を、光透過性の中間部材8を介して2つの接着剤9A及び9Bに照射する際に、本体部7Eの光透過性部材7Gとなっている交差部7E及び7Fを透過して接着剤9A及び9Bに紫外線11が照射されるため、本体部7Eがその紫外線を遮ってしまう恐れがない。
【0053】
第6実施形態
また、本体部7Eが領域Tと交わるときは、図8の第6実施形態におけるレンズブロックの断面図に示すように、本体部7Eにおいて、交差部7H及び7Iの中間部材8側の表面に、反射部材7Jを設ける構成とすることも考えられる。このような構成にすることにより、紫外線11を反射部材7Jに反射させて、二等分線方向Y1から、光透過性の中間部材8を介して2つの接着剤9A及び9Bに照射することができ、本体部7Eがその紫外線11を遮ってしまう恐れがない。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、2つの接着剤に対して同時に同量の硬化光を照射することにより、撮像素子ユニット−中間部材の接着剤と、保持部材−中間部材の接着剤との両接着剤は同時に硬化し、両接着剤が硬化するのに時間差が生じてしまうことがないので、接着剤硬化による固体撮像素子とレンズ間の位置ずれを防止することができる硬化光照射方法を得ることができる。
【0055】
請求項2記載の発明によれば、2つの接着面のなす角の二等分線方向から、2つの接着面に対して同時に硬化光を照射することにより、単一の硬化光発生光源を用いて、簡単に、2つの接着面に対して、同時に同量の硬化光を照射することができるので、方法を実施するための構成が簡単となりコストダウンを図った硬化光照射方法を得ることができる。
【0056】
請求項3記載の発明によれば、2つの接着剤に対して同時に同量の硬化光を照射することにより、撮像素子ユニット−中間部材の接着剤と、保持部材−中間部材の接着剤との両接着剤は同時に硬化し、両接着剤が硬化するのに時間差が生じてしまうことがないので、接着剤硬化による固体撮像素子とレンズ間の位置ずれを防止が図られたレンズブロックを得ることができる。
【0057】
請求項4記載の発明によれば、2つの接着面のなす角の二等分線方向から硬化光を、光透過性の中間部材を介して2つの接着剤に照射する際に、基板がその硬化光を遮ってしまう恐れがないので、簡単に、2つの接着面のなす角の二等分線方向から、中間部材を介して2つの接着面に対して同時に硬化光を照射することができるレンズブロックを得ることができる。
【0058】
請求項5記載の発明によれば、2つの接着面のなす角の二等分線方向から硬化光を、光透過性の中間部材を介して2つの接着剤に照射する際に、基板の光透過性となっている部分を透過して接着剤に硬化光が照射されるため、基板がその硬化光を遮ってしまう恐れがないので、簡単に、2つの接着面のなす角の二等分線方向から、中間部材を介して2つの接着面に対して同時に硬化光を照射することができるレンズブロックを得ることができる。
【0059】
請求項6記載の発明によれば、硬化光を反射部材に反射させて、2つの接着面のなす角の二等分線方向から、光透過性の中間部材を介して2つの接着剤に照射すれば、基板がその硬化光を遮ってしまう恐れがないので、簡単に、2つの接着面のなす角の二等分線方向から、中間部材を介して2つの接着面に対して同時に硬化光を照射することができるレンズブロックを得ることができる。
【0060】
請求項7記載の発明によれば、光透過性の中間部材を介して2つの接着剤に照射する際に、基板がその硬化光を遮ってしまう恐れがないので、簡単に、2つの接着面のなす角の二等分線方向から、中間部材を介して2つの接着面に対して同時に硬化光を照射することができるレンズブロックを得ることができる。
【0061】
請求項8記載の発明によれば、2つの接着面のなす角の二等分線方向から硬化光を、光透過性の中間部材を介して2つの接着剤に照射する際に、本体部がその硬化光を遮ってしまう恐れがないので、簡単に、2つの接着面のなす角の二等分線方向から、中間部材を介して2つの接着面に対して同時に硬化光を照射することができるレンズブロックを得ることができる。
【0062】
請求項9記載の発明によれば、2つの接着面のなす角の二等分線方向から硬化光を、光透過性の中間部材を介して2つの接着剤に照射する際に、本体部の光透過性となっている部分を透過して接着剤に硬化光が照射されるため、本体部がその硬化光を遮ってしまう恐れがないので、簡単に、2つの接着面のなす角の二等分線方向から、中間部材を介して2つの接着面に対して同時に硬化光を照射することができるレンズブロックを得ることができる。
【0063】
請求項10記載の発明によれば、硬化光を反射部材に反射させて、2つの接着面のなす角の二等分線方向から、光透過性の中間部材を介して2つの接着剤に照射すれば、本体部がその硬化光を遮ってしまう恐れがないので、簡単に、2つの接着面のなす角の二等分線方向から、中間部材を介して2つの接着面に対して同時に硬化光を照射することができるレンズブロックを得ることができる。
【0064】
請求項11記載の発明によれば、中間部材、接着剤の順に透過して、反射部材からなる撮像素子ユニット及び保持部材の接着面に到達した硬化光が、その接着面で反射されて、接着剤に再び照射されるため、接着剤の硬化時間を短くすることができるレンズブロックを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレンズブロックの一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】図1のレンズブロックの側面図である。
【図3】第1実施形態における中間部材8付近の断面図である。
【図4】第2実施形態における中間部材8付近の断面図である。
【図5】第3実施形態における中間部材8付近の断面図である。
【図6】第4実施形態におけるレンズブロックの断面図である。
【図7】第5実施形態におけるレンズブロックの断面図である。
【図8】第6実施形態におけるレンズブロックの断面図である。
【図9】固体撮像素子1を用いて画像読取を行う装置の概略図である。
【図10】図9における固体撮像素子1の位置調整方向を示す説明図である。
【図11】固体撮像素子1を、図10に示すx、y、z、β、γの5軸方向に微動させて位置を調整した後、固定することが可能な構造の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 固体撮像素子
2 レンズ
5 基板
6 撮像素子ユニット
7 保持部材
8 中間部材
9A 接着剤
9B 接着剤
11 紫外線(硬化光)
Y1 二等分線方向
Claims (11)
- 固体撮像素子及び該固体撮像素子が搭載された基板から構成される撮像素子ユニットと、レンズが固定され、かつ、前記撮像素子ユニットを保持する保持部材との間に中間部材が介装され、前記撮像素子ユニット及び前記保持部材が各々、接着剤によって前記中間部材に接着されたレンズブロックに、前記接着剤を硬化させる硬化光を照射するための硬化光照射方法であって、
前記撮像素子ユニット−前記中間部材の接着剤と、前記保持部材−前記中間部材の接着剤とに両者に対して、同時に同量の前記硬化光を照射するようにした
ことを特徴とする硬化光照射方法。 - 請求項1記載の硬化光照射方法であって、
前記撮像素子ユニット−前記中間部材の接着面と、前記保持部材−前記中間部材の接着面とのなす角度の二等分線方向から、前記両接着面に対して同時に前記硬化光を照射する
ことを特徴とする硬化光照射方法。 - 固体撮像素子及び該固体撮像素子が搭載された基板から構成される撮像素子ユニットと、レンズが固定され、かつ、前記撮像素子ユニットを保持する保持部材との間に中間部材が介装され、前記撮像素子ユニット及び前記保持部材が各々、接着剤によって前記中間部材に接着されたレンズブロックであって、
前記撮像素子ユニット−前記中間部材の接着剤と、前記保持部材−前記中間部材の接着剤との両者に対して、同時に同量の前記照射光を照射することにより、前記接着剤が硬化された
ことを特徴とするレンズブロック。 - 請求項3記載のレンズブロックであって、
前記撮像素子ユニットは、前記固体撮像素子に接着面が設けられ、
前記中間部材は、光透過性部材から成り、
前記基板は、前記中間部材上の2つの接着面を通り、当該2つの接着面のなす角度の二等分線方向の領域であり、かつ、前記2つの接着面より中間部材側の領域と交わらない位置に配置されている
ことを特徴とするレンズブロック。 - 請求項3記載のレンズブロックであって、
前記撮像素子ユニットは、前記固体撮像素子に接着面が設けられ、
前記中間部材は、光透過性部材から成り、
前記基板は、前記中間部材上の2つの接着面を通り、当該2つの接着面のなす角度の二等分線方向の領域であり、かつ、前記2つの接着面より中間部材側の領域と交わる部分が光透過性となっている
ことを特徴とするレンズブロック。 - 請求項3記載のレンズブロックであって、
前記撮像素子ユニットは、前記固体撮像素子に接着面が設けられ、
前記中間部材は、光透過性部材から成り、
前記基板は、前記中間部材上の2つの接着面を通り、当該2つの接着面のなす角度の二等分線方向の領域であり、かつ、前記2つの接着面より中間部材側の領域と交わる部分の前記中間部材側の表面が反射部材からなる
ことを特徴とするレンズブロック。 - 請求項3記載のレンズブロックであって、
前記中間部材は、光透過性部材から成り、
前記撮像素子ユニットは、前記基板の平面上に接着面が設けられる
ことを特徴とするレンズブロック。 - 請求項3記載のレンズブロックであって、
前記中間部材は、光透過性部材から成り、
前記保持部材は、本体部及び本体部から前記中間部材に向かって突起し、かつ、前記中間部材との接着面が設けられている突起部とから構成され、
前記本体部は、前記中間部材上の2つの接着面を通り、当該2つの接着面のなす角度の二等分線方向の領域であり、かつ、前記2つの接着面より中間保持部材側の領域と交わらないような形状となっている
ことを特徴とするレンズブロック。 - 請求項3記載のレンズブロックであって、
前記中間部材は、光透過性部材からなり、
前記保持部材は、本体部及び本体部から前記中間部材に向かって突起し、かつ、前記中間部材との接着面が設けられている突起部とから構成され、
前記本体部は、前記中間部材上の2つの接着面を通り、当該2つの接着面のなす角度の二等分線方向の領域であり、かつ、前記2つの接着面より中間保持部材側の領域と交わる部分が光透過性となっている
ことを特徴とするレンズブロック。 - 請求項3記載のレンズブロックであって、
前記中間部材は、光透過性部材からなり、
前記保持部材は、本体部及び本体部から前記中間部材に向かって突起し、かつ、前記中間部材との接着面が設けられている突起部とから構成されているとき、
前記本体部は、前記中間部材上の2つの接着面を通り、当該2つの接着面のなす角度の二等分線方向の領域であり、かつ、前記2つの接着面より中間保持部材側の領域と交わる部分の前記中間部材側の表面が反射部材からなる
ことを特徴とするレンズブロック。 - 請求項3〜10何れか1項記載のレンズブロックであって、
前記撮像素子ユニット及び前記保持部材上の接着面が、反射部材から成る
ことを特徴とするレンズブロック。
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