JP2004111112A - 端子盤 - Google Patents
端子盤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004111112A JP2004111112A JP2002269114A JP2002269114A JP2004111112A JP 2004111112 A JP2004111112 A JP 2004111112A JP 2002269114 A JP2002269114 A JP 2002269114A JP 2002269114 A JP2002269114 A JP 2002269114A JP 2004111112 A JP2004111112 A JP 2004111112A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- terminals
- terminal
- terminal board
- clamp spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Abstract
【解決手段】この発明は、下部にプリント基板との接続端子を複数有し、上部に前記接続端子と対応する複数のスリーブ端子を挿脱自在に接続できる挿入口を有する端子盤において、前記隣接した挿入口の間隔は、該挿入口に挿入するスリーブ端子間において少なくとも絶縁破壊を生じない間隔としたことを特徴とする端子盤。により目的を達成した。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、絶縁ハウジング内でスリーブ端子を可及的に離して、接続できるようにすることを目的とした端子盤に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、隣接スリーブ端子は、並列して挿入接続していたので、スリーブ端子相互の中心間の距離は、最小間隔でスリーブ端子の直径であって、更に小間隔にすることはできなかった。
【0003】
【特許文献1】特許第3289135号公報
【0004】
【特許文献2】実用新案登録第3044462号公報
【0005】
【発明により解決しようとする課題】
前記従来の隣接スリーブ端子の中心間の距離は、最小でも前記スリーブ端子の直径より小さくすることはできない。
【0006】
即ち、2本のスリーブ端子を並列した場合に、両スリーブ端子を接触させた場合、該スリーブ端子の中心間距離は直径であると認められるから、隣接スリーブ端子の中心間距離は、スリーブ端子の直径が最小である。
【0007】
然して絶縁性を得るための間隔をとれば、一層知らぬ顔をすることはできない。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、隣接スリーブ端子を前後にずらすことにより、隣接スリーブ端子の左右方向の中心間距離を直径以下にすることに成功したのである。
【0009】
即ちこの発明は、下部にプリント基板との接続端子を複数有し、上部に前記接続端子と対応する複数のスリーブ端子を挿脱自在に接続できる挿入口を有する端子盤において、前記隣接した挿入口の間隔は、該挿入口に挿入するスリーブ端子間において少なくとも絶縁破壊を生じない間隔としたことを特徴とする端子盤である。
【0010】
また、挿入口には、接続端子と接続しているクランプバネを臨ませ、前記クランプバネをノブにより変形させて挿入口から挿入するスリーブ端子を弾力的に挟着できるようにしたものであり、スリーブ端子3本の挿入口の中心部を、平面視で二等辺三角形の頂点に夫々配置したものである。
【0011】
前記発明によれば、隣接スリーブ端子を前後にずらして配置したので、該スリーブ端子の左右方向の中心間距離をスリーブ直径の1/2程度までは容易に近接設置できるが、これによって絶縁不良(絶縁破壊)になったり、互いに導通するおそれはない。
【0012】
従って、端子盤を更に小型にしても、十分耐絶縁性能を保持することができる。
【0013】
この発明は、極小端子盤の際、特に有効である。例えば、プリント基板との接続端子の中心間距離(図2中、符号d)が2.54mmのような場合に、直径2mmのスリーブ端子を使用すると、スリーブ端子間の間隔は、0.54mmとなって、絶縁不良(絶縁破壊)になるおそれがある。
【0014】
この発明によれば、スリーブ端子間の間隔S(図3(b))は、少なくとも2mm以上の隙間が確保できるので、絶縁不良になるおそれはない。
【0015】
【発明の実施の形態】
この発明は、隣接スリーブ端子の左右方向の相互間隔を可及的に近接させてセットすることを目的とし、そのために、隣接スリーブ端子のセット位置を前後方向にずらして配置したものである。また、3本のスリーブ端子をセットする場合には、二等辺三角形の各頂点に配置すれば、バランスよくセットすることができる。
【0016】
前記スリーブ端子は、挿入するのみでクランプバネにより確実容易に接続されるので、前記のような配置をしても組み立て時間は従来と同一であり、単に位置決めを修正する程度で従来の組み立て器具をそのまま使用することができる。
【0017】
従来、隣接スリーブ端子の挿入口の左右方向の間隔は、必ずその直径以上であったが、この発明によれば、前記間隔をスリーブ端子の半径以下にもできるので、部品の小型化、プリント基板の集約化に著しく貢献するものである。
【0018】
尚、前記における左右方向は、図1(a)において接続端子7、7が並ぶ方向で、図1(b)中、11方向をいう。また、前後方向は、左右方向11と直交する12方向をいう。
【0019】
【実施例】
この発明の実施例を図1、2、3について説明する。ナイロンハウジング1の頂板1aへ、スリーブ端子2、2の挿入口3a、3b、3cを、前方に所定間隔で2個、後方中央に1個設け、各挿入口3a、3b、3cは、ほぼ二等辺三角形Aの頂点に位置させ、前記挿入口3a、3bの中間部後方(図2)に挿入口3cを設けたものである。
【0020】
また、前記挿入口3a、3b、3cの各中間部へクランプバネ4を操作するノブ5a、5b、5c(全体を表す際は5)を配置してある。
【0021】
前記クランプバネ4は、前記ハウジング1の内腔内へ逆L状に収容され、その横片4aの上部中央へノブ5の下端を当接してあり、前記クランプバネ4の下端部は、プリント基板6の接続孔へ挿入する接触板(接続端子)7に接続して、端子盤10を構成している。前記クランプバネの自由端側は、挿入口3(3a、3b、3c)に臨ませてある。
【0022】
前記実施例において、図1中矢示8のようにノブ5を下圧して、クランプバネ4とハウジング壁との間隔をあけ、スリーブ端子2を矢示9のように挿入し、前記ノブ5の下圧力を取ると、クランプバネ4は、その弾力により旧位置に復帰しようとして、スリーブ端子2とクランプバネ4の自由端とは加圧当接し、接続される。
【0023】
前記のようにして、隣接する接触板7、7の左右方向11の間隔が小さい場合でも、その間隔よりも太いスリーブ端子2を容易確実に接続することができる。
【0024】
【発明の効果】
この発明によれば、隣接スリーブ端子の間隔を当該スリーブ端子の直径以下にしても、接続を簡単容易かつ確実に接続できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)この発明の実施例の断面図。
(b)同じく平面図。
【図2】(a)同じく正面図。
(b)同じく背面図。
【図3】(a)同じく側面図。
(b)同じくスリーブ端子の拡大説明図。
【符号の説明】
1 ハウジング
2 スリーブ端子
3 挿入口
4 クランプバネ
5 ノブ
6 プリント基板
7 接触板(接続端子)
10 端子盤
Claims (3)
- 下部にプリント基板との接続端子を複数有し、上部に前記接続端子と対応する複数のスリーブ端子を挿脱自在に接続できる挿入口を有する端子盤において、前記隣接した挿入口の間隔は、該挿入口に挿入するスリーブ端子間において少なくとも絶縁破壊を生じない間隔としたことを特徴とする端子盤。
- 挿入口には、接続端子と接続しているクランプバネを臨ませ、前記クランプバネをノブにより変形させて挿入口から挿入するスリーブ端子を弾力的に挟着できるようにしたことを特徴とした請求項1記載の端子盤。
- スリーブ端子3本の挿入口の中心部を、平面視で二等辺三角形の頂点に夫々配置したことを特徴とする請求項1記載の端子盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002269114A JP2004111112A (ja) | 2002-09-13 | 2002-09-13 | 端子盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002269114A JP2004111112A (ja) | 2002-09-13 | 2002-09-13 | 端子盤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004111112A true JP2004111112A (ja) | 2004-04-08 |
Family
ID=32267151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002269114A Pending JP2004111112A (ja) | 2002-09-13 | 2002-09-13 | 端子盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004111112A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104332723A (zh) * | 2014-07-25 | 2015-02-04 | 中航光电科技股份有限公司 | 现场做线连接器 |
DE102015108405A1 (de) * | 2015-05-28 | 2016-12-01 | Weidmüller Interface GmbH & Co. KG | Anschluss |
WO2021153195A1 (ja) * | 2020-01-31 | 2021-08-05 | オムロン株式会社 | 端子台及び端子台システム |
WO2023209958A1 (ja) * | 2022-04-28 | 2023-11-02 | ファナック株式会社 | 端子台およびi/oユニット |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62229675A (ja) * | 1986-03-28 | 1987-10-08 | 東芝ライテック株式会社 | ソケツト |
JPH067498B2 (ja) * | 1990-09-12 | 1994-01-26 | 本多通信工業株式会社 | 圧接形コネクタ |
JPH0665083B2 (ja) * | 1989-10-16 | 1994-08-22 | ケル株式会社 | 表面実装用電子部品 |
JPH06333615A (ja) * | 1993-05-24 | 1994-12-02 | Tokyo Electric Co Ltd | 端子台 |
JPH1197092A (ja) * | 1997-09-24 | 1999-04-09 | Fujitsu Denso Ltd | 端子台 |
JP2001307789A (ja) * | 2000-04-18 | 2001-11-02 | Hakko Denki Seisakusho:Kk | 電気コネクタ |
JP2002042984A (ja) * | 2000-07-24 | 2002-02-08 | Three M Innovative Properties Co | ケーブルハーネス用コネクタ |
JP3289135B2 (ja) * | 1997-05-14 | 2002-06-04 | フジコン株式会社 | 端子盤および接続金具 |
-
2002
- 2002-09-13 JP JP2002269114A patent/JP2004111112A/ja active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62229675A (ja) * | 1986-03-28 | 1987-10-08 | 東芝ライテック株式会社 | ソケツト |
JPH0665083B2 (ja) * | 1989-10-16 | 1994-08-22 | ケル株式会社 | 表面実装用電子部品 |
JPH067498B2 (ja) * | 1990-09-12 | 1994-01-26 | 本多通信工業株式会社 | 圧接形コネクタ |
JPH06333615A (ja) * | 1993-05-24 | 1994-12-02 | Tokyo Electric Co Ltd | 端子台 |
JP3289135B2 (ja) * | 1997-05-14 | 2002-06-04 | フジコン株式会社 | 端子盤および接続金具 |
JPH1197092A (ja) * | 1997-09-24 | 1999-04-09 | Fujitsu Denso Ltd | 端子台 |
JP2001307789A (ja) * | 2000-04-18 | 2001-11-02 | Hakko Denki Seisakusho:Kk | 電気コネクタ |
JP2002042984A (ja) * | 2000-07-24 | 2002-02-08 | Three M Innovative Properties Co | ケーブルハーネス用コネクタ |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104332723A (zh) * | 2014-07-25 | 2015-02-04 | 中航光电科技股份有限公司 | 现场做线连接器 |
CN104332723B (zh) * | 2014-07-25 | 2016-09-21 | 中航光电科技股份有限公司 | 现场做线连接器 |
DE102015108405A1 (de) * | 2015-05-28 | 2016-12-01 | Weidmüller Interface GmbH & Co. KG | Anschluss |
DE102015108405B4 (de) | 2015-05-28 | 2017-03-30 | Weidmüller Interface GmbH & Co. KG | Anschluss |
WO2021153195A1 (ja) * | 2020-01-31 | 2021-08-05 | オムロン株式会社 | 端子台及び端子台システム |
WO2023209958A1 (ja) * | 2022-04-28 | 2023-11-02 | ファナック株式会社 | 端子台およびi/oユニット |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7591690B1 (en) | Connecting device for solar panel | |
JPH0917511A (ja) | Pcカード用コネクタ | |
JP2841043B2 (ja) | コネクタ | |
JPH07320824A (ja) | 電気コネクターおよびその使用方法 | |
US7745742B2 (en) | Button assembly | |
JP2003051347A (ja) | 電気コネクタ | |
JP2004111112A (ja) | 端子盤 | |
JP2002151191A (ja) | 電気コネクタ | |
JP2001057273A (ja) | 電気コネクタ | |
US6461168B2 (en) | Plug socket for a display instrument | |
JP2009146579A (ja) | コネクタ | |
JP2010165627A (ja) | コネクタ及び電子装置 | |
US20080090442A1 (en) | Electrical connector | |
JP2007287519A (ja) | 接続装置 | |
JP2001176588A (ja) | フラットケーブル用コネクタ | |
JP3237315U (ja) | 電子アセンブリと電気コネクタアセンブリ | |
JP2004355868A (ja) | コネクタ、及びコネクタセット | |
US7396263B2 (en) | Electrical connector | |
JP2005108781A (ja) | Icチップ用ソケットコネクタ及び該コネクタに使用する抜去治具、icチップの挿抜方法。 | |
KR20040060774A (ko) | 커넥터 | |
JP3600981B2 (ja) | コネクタ装置 | |
JPH08250179A (ja) | コンタクト | |
JP3774511B2 (ja) | 基板取付装置 | |
JP3333933B2 (ja) | スイッチコネクタ | |
JP2002033162A (ja) | コネクタ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050615 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050713 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071211 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080212 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080325 |