JP2004110235A - 情報処理システムおよび方法、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アクセスプログラム18aは、電子チケットの購入を加盟店サーバ5に要求する。応答プログラム78aは、対応する電子チケットの情報を暗号化して、端末装置2を介してクレジットカード会社サーバ3に送信する。アクセスプログラム18aは、加盟店サーバ5からの要求をクレジットカード会社サーバ3に転送する。応答プログラム48aは、その要求を復号して電子チケットの情報を読出し、対応する電子チケットの情報を端末装置2のICカード22に記録するコマンドを送信する。アクセスプログラム18aは、そのコマンドを受信して、ICカードR/W管理プログラム18bを制御して、ICカードR/W部21に電子チケットの情報をICカード22に記録させる。本発明は、ICカード課金システムに適用することができる。
【選択図】 図6
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理システムおよび方法、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、加盟店からの要求に応じて、端末装置に対してICカードへの課金情報の記録、または、読出しを代行できるようにした情報処理システムおよび方法、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、IC(Integrated Circuit)カードを用いて課金処理を可能にする技術が広く一般に普及している。
【0003】
ICカードには、内蔵されたICに課金処理に必要な個人情報、口座番号、または、カード番号などを記録することができ、さらに、カードリーダなどにより、必要に応じて課金情報を書き換えることができる。さらに、ICカードには、内臓するコイル式のアンテナなどにより、電気的に非接触の状態で電波によりカードリーダと通信し、ICに課金情報を記録したり、読み出したりできるものも普及しつつある。この非接触型のカードリーダによりデータを読み出したり書き込んだりできる非接触型ICカードとしては、ソニー(株)で提供するFeliCa(登録商標)や、JRの定期などに使用されているSUICA(Super Urban Intelligent Card)(登録商標)などが代表的なものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、クレジットカード会社などが非接触型のICカードを使用して上述の課金処理を実行できるようにするには、各ユーザのICカードを非接触型のICカードに交換すると共に、各店舗(そのクレジットカード会社の加盟店の店舗)などに非接触型のICカードに対応した電気的に非接触の状態でICカードから情報を読み出したり、書き込むことができるカードリーダを設置させる必要があり、結果として、非接触型ICカードを導入するにあたり、多額の投資が必要となってしまうという課題があった。
【0005】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、既に導入されている非接触型のICカードの空き領域を貸し出して、新規に非接触型のICカードの導入を所望とする加盟店の導入コストを低減させるようにすると共に、その非接触型のICカードへの情報の記録、または読出しを代行することにより利益をあげられるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報処理システムは、第1の情報処理装置が、加盟店の加盟店IDと、ICカードを利用した課金処理に関するサービスを識別するサービスメニューIDを第2の情報処理装置に送信する第1の送信手段と、第2の情報処理装置から送信されてくる、第1の送信手段により送信したサービスメニューIDに応じてICカードに実行された処理結果を受信する第1の受信手段とを備え、第2の情報処理装置が、第1の情報処理装置から送信されてくる加盟店IDとサービスメニューIDを受信する第2の受信手段と、契約した加盟店の加盟店IDを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されている加盟店IDと、第2の受信手段により受信された加盟店IDとを比較する比較手段と、比較手段の比較結果に応じて、サービスメニューIDに対応した、ICカードへの課金情報の記録、または、読出しを要求する記録読出コマンドを第3の情報処理装置に送信する第2の送信手段と、第3の情報処理装置から送信されてくる、記録読出コマンドに応じてICカードに実行された処理結果を受信する第3の受信手段と、ICカードに実行された処理結果を、第1の情報処理装置に送信する第3の送信手段とを備え、第3の情報処理装置が、第2の情報処理装置より送信されてくる記録読出コマンドを受信する第4の受信手段と、第4の受信手段により受信された記録読出コマンドに対応したICカードへの課金情報の記録、または、読出しを実行する記録読出手段と、記録読出手段によりICカードに実行された処理結果を第2の情報処理装置に送信する第4の送信手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
前記サービスメニューIDには、オーソリゼーション、本人認証アシスト、カード有効性チェック、会員ID・会員種別チェック、電子クーポン・ポイント管理、購入履歴管理、または、電子チケット・入場券管理を識別するIDを含ませるようにすることができる。
【0008】
本発明の情報処理システムの情報処理方法は、第1の情報処理装置の情報処理方法が、加盟店の加盟店IDと、ICカードを利用した課金処理に関するサービスを識別するサービスメニューIDを第2の情報処理装置に送信する第1の送信ステップと、第2の情報処理装置から送信されてくる、第1の送信ステップの処理で送信したサービスメニューIDに応じてICカードに実行された処理結果を受信する第1の受信ステップとを含み、第2の情報処理装置の情報処理方法が、第1の情報処理装置から送信されてくる加盟店IDとサービスメニューIDを受信する第2の受信ステップと、契約した加盟店の加盟店IDを記憶する記憶ステップと、記憶ステップの処理で記憶されている加盟店IDと、第2の受信ステップの処理で受信された加盟店IDとを比較する比較ステップと、比較ステップの処理での比較結果に応じて、サービスメニューIDに対応した、ICカードへの課金情報の記録、または、読出しを要求する記録読出コマンドを第3の情報処理装置に送信する第2の送信ステップと、第3の情報処理装置から送信されてくる、記録読出コマンドに応じてICカードに実行された処理結果を受信する第3の受信ステップと、ICカードに実行された処理結果を、第1の情報処理装置に送信する第3の送信ステップとを含み、第3の情報処理装置の情報処理方法が、第2の情報処理装置より送信されてくる記録読出コマンドを受信する第4の受信ステップと、第4の受信ステップの処理で受信された記録読出コマンドに対応したICカードへの課金情報の記録、または、読出しを実行する記録読出ステップと、記録読出ステップの処理でICカードに実行された処理結果を第2の情報処理装置に送信する第4の送信ステップとを含むことを特徴とする。
【0009】
本発明の第1の記録媒体のプログラムは、第1の情報処理装置を制御するプログラムが、加盟店の加盟店IDと、ICカードを利用した課金処理に関するサービスを識別するサービスメニューIDの第2の情報処理装置への送信を制御する第1の送信制御ステップと、第2の情報処理装置から送信されてくる、第1の送信制御ステップの処理で送信が制御されたサービスメニューIDに応じてICカードへの実行が制御された処理結果の受信を制御する第1の受信制御ステップとを含み、第2の情報処理装置を制御するプログラムが、第1の情報処理装置から送信されてくる加盟店IDとサービスメニューIDの受信を制御する第2の受信制御ステップと、契約した加盟店の加盟店IDの記憶を制御する記憶制御ステップと、記憶制御ステップの処理で記憶が制御されている加盟店IDと、第2の受信制御ステップの処理で受信が制御された加盟店IDとの比較を制御する比較制御ステップと、比較制御ステップの処理での比較結果に応じて、サービスメニューIDに対応した、ICカードへの課金情報の記録、または、読出しを要求する記録読出コマンドの第3の情報処理装置への送信を制御する第2の送信制御ステップと、第3の情報処理装置から送信されてくる、記録読出コマンドに応じてICカードに実行された処理結果の受信を制御する第3の受信制御ステップと、ICカードに実行された処理結果の、第1の情報処理装置への送信を制御する第3の送信制御ステップとを含み、第3の情報処理装置を制御するプログラムが、第2の情報処理装置より送信されてくる記録読出コマンドの受信を制御する第4の受信制御ステップと、第4の受信制御ステップの処理で受信が制御された記録読出コマンドに対応したICカードへの課金情報の記録、または、読出しの実行を制御する記録読出制御ステップと、記録読出制御ステップの処理でICカードへの実行が制御された処理結果の第2の情報処理装置への送信を制御する第4の送信制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0010】
本発明の第1のプログラムは、第1の情報処理装置を制御するコンピュータに、加盟店の加盟店IDと、ICカードを利用した課金処理に関するサービスを識別するサービスメニューIDの第2の情報処理装置への送信を制御する第1の送信制御ステップと、第2の情報処理装置から送信されてくる、第1の送信制御ステップの処理で送信が制御されたサービスメニューIDに応じてICカードへの実行が制御された処理結果の受信を制御する第1の受信制御ステップとを実行させ、第2の情報処理装置を制御するコンピュータに、第1の情報処理装置から送信されてくる加盟店IDとサービスメニューIDの受信を制御する第2の受信制御ステップと、契約した加盟店の加盟店IDの記憶を制御する記憶制御ステップと、記憶制御ステップの処理で記憶が制御されている加盟店IDと、第2の受信制御ステップの処理で受信が制御された加盟店IDとの比較を制御する比較制御ステップと、比較制御ステップの処理での比較結果に応じて、サービスメニューIDに対応した、ICカードへの課金情報の記録、または、読出しを要求する記録読出コマンドの第3の情報処理装置への送信を制御する第2の送信制御ステップと、第3の情報処理装置から送信されてくる、記録読出コマンドに応じてICカードに実行された処理結果の受信を制御する第3の受信制御ステップと、ICカードに実行された処理結果の、第1の情報処理装置への送信を制御する第3の送信制御ステップとを実行させ、第3の情報処理装置を制御するコンピュータに、第2の情報処理装置より送信されてくる記録読出コマンドの受信を制御する第4の受信制御ステップと、第4の受信制御ステップの処理で受信が制御された記録読出コマンドに対応したICカードへの課金情報の記録、または、読出しの実行を制御する記録読出制御ステップと、記録読出制御ステップの処理でICカードへの実行が制御された処理結果の第2の情報処理装置への送信を制御する第4の送信制御ステップとを実行させることを特徴とする。
【0011】
本発明の情報処理装置は、第1の他の情報処理装置から送信されてくる加盟店IDとサービスメニューIDを受信する第1の受信手段と、契約した加盟店の加盟店IDを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されている加盟店IDと、第1の受信手段により受信された加盟店IDとを比較する比較手段と、比較手段の比較結果に応じて、サービスメニューIDに対応した、ICカードへの課金情報の記録、または、読出しを要求する記録読出コマンドを第2の他の情報処理装置に送信する第1の送信手段と、第2の他の情報処理装置から送信されてくる、記録読出コマンドに応じてICカードに実行された処理結果を受信する第2の受信手段と、ICカードに実行された処理結果を、第1の他の情報処理装置に送信する第2の送信手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
前記サービスメニューIDには、オーソリゼーション、本人認証アシスト、カード有効性チェック、会員ID・会員種別チェック、電子クーポン・ポイント管理、購入履歴管理、または、電子チケット・入場券管理を識別するIDを含ませるようにすることができる。
【0013】
本発明の情報処理方法は、第1の他の情報処理装置から送信されてくる加盟店IDとサービスメニューIDを受信する第1の受信ステップと、契約した加盟店の加盟店IDを記憶する記憶ステップと、記憶ステップの処理で記憶されている加盟店IDと、第1の受信ステップの処理で受信された加盟店IDとを比較する比較ステップと、比較ステップの処理での比較結果に応じて、サービスメニューIDに対応した、ICカードへの課金情報の記録、または、読出しを要求する記録読出コマンドを第2の他の情報処理装置に送信する第1の送信ステップと、第2の他の情報処理装置から送信されてくる、記録読出コマンドに応じてICカードに実行された処理結果を受信する第2の受信ステップと、ICカードに実行された処理結果を、第1の他の情報処理装置に送信する第2の送信ステップとを含むことを特徴とする。
【0014】
本発明の第2の記録媒体のプログラムは、第1の他の情報処理装置から送信されてくる加盟店IDとサービスメニューIDの受信を制御する第1の受信制御ステップと、契約した加盟店の加盟店IDの記憶を制御する記憶制御ステップと、記憶制御ステップの処理で記憶が制御されている加盟店IDと、第1の受信制御ステップの処理で受信が制御された加盟店IDとの比較を制御する比較制御ステップと、比較制御ステップの処理での比較結果に応じて、サービスメニューIDに対応した、ICカードへの課金情報の記録、または、読出しを要求する記録読出コマンドの第2の他の情報処理装置への送信を制御する第1の送信制御ステップと、第2の他の情報処理装置から送信されてくる、記録読出コマンドに応じてICカードに実行された処理結果の受信を制御する第2の受信制御ステップと、ICカードに実行された処理結果の、第1の他の情報処理装置への送信を制御する第2の送信制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0015】
本発明の第2のプログラムは、第1の他の情報処理装置から送信されてくる加盟店IDとサービスメニューIDの受信を制御する第1の受信制御ステップと、契約した加盟店の加盟店IDの記憶を制御する記憶制御ステップと、記憶制御ステップの処理で記憶が制御されている加盟店IDと、第1の受信制御ステップの処理で受信が制御された加盟店IDとの比較を制御する比較制御ステップと、比較制御ステップの処理での比較結果に応じて、サービスメニューIDに対応した、ICカードへの課金情報の記録、または、読出しを要求する記録読出コマンドの第2の他の情報処理装置への送信を制御する第1の送信制御ステップと、第2の他の情報処理装置から送信されてくる、記録読出コマンドに応じてICカードに実行された処理結果の受信を制御する第2の受信制御ステップと、ICカードに実行された処理結果の、第1の他の情報処理装置への送信を制御する第2の送信制御ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0016】
本発明の情報処理システムおよび方法、並びにプログラムにおいては、第1の情報処理装置により、加盟店の加盟店IDと、ICカードを利用した課金処理に関するサービスを識別するサービスメニューIDが第2の情報処理装置に送信され、第2の情報処理装置から送信されてくる、サービスメニューIDに応じたICカードに実行された処理結果が受信され、第2の情報処理装置により、第1の情報処理装置から送信されてくる加盟店IDとサービスメニューIDが受信され、契約した加盟店の加盟店IDが記憶され、記憶されている加盟店IDと、受信された加盟店IDとが比較され、比較結果に応じて、サービスメニューIDに対応した、ICカードへの課金情報の記録、または、読出しを要求する記録読出コマンドが第3の情報処理装置に送信され、第3の情報処理装置から送信されてくる、記録読出コマンドに応じてICカードに実行された処理結果が受信され、ICカードに実行された処理結果が、第1の情報処理装置に送信され、第3の情報処理装置により、第2の情報処理装置より送信されてくる記録読出コマンドが受信され、受信された記録読出コマンドに対応したICカードへの課金情報の記録、または、読出しが実行され、ICカードに実行された処理結果が第2の情報処理装置に送信される。
【0017】
本発明の情報処理装置および方法、並びにプログラムにおいては、第1の他の情報処理装置から送信されてくる加盟店IDとサービスメニューIDが受信され、契約した加盟店の加盟店IDが記憶され、記憶されている加盟店IDと、受信された加盟店IDとが比較され、比較手段の比較結果に応じて、サービスメニューIDに対応した、ICカードへの課金情報の記録、または、読出しを要求する記録読出コマンドが第2の他の情報処理装置に送信され、第2の他の情報処理装置から送信されてくる、記録読出コマンドに応じてICカードに実行された処理結果が受信され、ICカードに実行された処理結果が、第1の他の情報処理装置に送信される。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係るICカード課金システムの一実施の形態の構成を示す図である。
【0019】
本発明のICカード課金システムは、例えば、インターネットなどのネットワーク1上に端末装置2−1乃至2−n、クレジットカード会社サーバ3、および加盟店サーバ5が接続されており、それぞれが相互にデータを授受できる構成となっている。尚、以下の説明において、特に端末装置2−1乃至2−nを区別する必要がない場合、単に端末装置2と称するものとし、その他の構成についても同様に称するものとする。
【0020】
端末装置2−1乃至2−nは、店頭(イベント会場の入り口なども含む)に設置されたり、または、個人ユーザにより所有される、例えば、パーソナルコンピュータなどであり、後述するように、電気的に非接触の状態でICカードに情報を記録したり、読み出すことができるカードリーダを備えている。端末装置2は、加盟店サーバ5にアクセスし、加盟店により運営されるホームページ(以下、HPとも称する)を読み出して表示させると共に、そのHP上で商品を購入する際、クレジットカード会社サーバ3からの処理要請に基づいて接続されているICカードに課金情報を記録したり、または、必要な情報をICカードから読み出したりする。
【0021】
クレジットカード会社サーバ3は、非接触型のICカードをクレジットカードを導入しているクレジットカード会社により管理運営されるサーバである。クレジットカード会社サーバ3は、端末装置2により加盟店サーバ5で管理運営されるHP上で商品が購入される場合、加盟店サーバ5からの課金処理の要求に応じて、対応する課金処理の情報を非接触型のICカードに記録、または、読み出させるコマンドを端末装置2に送信して実行させる。また、クレジットカード会社サーバ3は、加盟店サーバ5からの要求に応じて、例えば、専用回線で接続されている与信ネットワーク4にアクセスし、商品の購入に使用されるICカードが有効であるのか否かを判定する、いわゆるオーソリゼーション(与信確認処理)を実行する。
【0022】
加盟店サーバ5は、クレジットカード会社のICカードの利用をして、商品の販売を可能とすることができる加盟店により管理運営されるサーバである。加盟店サーバ5は、端末装置2からの要求(例えば、HP上での要求)に基づいて、クレジットカード会社サーバ3に対して端末装置2に装着されているICカードに課金処理の情報を記録、または、読出しするように要求する。
【0023】
次に、図2のブロック図を参照して、端末装置2の構成について説明する。CPU(Central Processing Unit)11は、ROM(Read Only Memory)12、または記憶部18に記憶されているプログラム(アクセスプログラム18a)に従って各種の処理を実行する。RAM(Random Access Memory)13には、CPU11が実行するプログラムやデータなどが適宜記憶される。これらのCPU11、ROM12、およびRAM13は、バス14により相互に接続されている。
【0024】
CPU11にはまた、バス14を介して入出力インタフェース15が接続されている。入出力インタフェース15には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部16、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部17が接続されている。CPU11は、入力部16から入力される指令に対応して各種の処理を実行する。そして、CPU11は、処理の結果得られた画像や音声等を出力部17に出力する。
【0025】
入出力インタフェース15に接続されている記憶部18は、例えばハードディスクなどで構成され、CPU11が実行するプログラムや各種のデータを記憶する。通信部19は、図1のネットワーク1で示す、例えば、インターネットなどを介して外部の装置と通信する。
【0026】
また、記憶部18は、アクセスプログラム18a、および、ICカードR/W(Read/Write)管理プログラム18bのプログラムを記憶しており、CPU11は、これらのプログラムを読み出して対応する処理を実行する。尚、各種のプログラムについては後述する。
【0027】
また、記憶部18に記憶されるプログラムは、上述のほかにも、通信部19を介してプログラムを取得し、記憶部18に記憶してもよい。
【0028】
入出力インタフェース15に接続されているドライブ20は、磁気ディスク31、光ディスク32、光磁気ディスク33、或いは半導体メモリ34などが装着されたとき、それらを駆動し、そこに記録されているプログラムやデータなどを取得する。取得されたプログラムやデータは、必要に応じて記憶部18に転送され、記憶される。
【0029】
ICカードR/W部21は、例えば、図3で示すように、USB(Universal Serial Bus)端子などからなる端子21bにより入出力インタフェース15と電気的に接続されており、ケーブル21aを介してICカードR/W管理プログラム18bにより制御され、電気的に非接触の状態でICカード22に情報を記録したり、ICカードに記録されている情報を読み出したりする、いわゆる、非接触型カードリーダである。ICカード22には、情報を記録するIC22aが設けられており、この部分に情報が記録される。また、ICカード22には、図示せぬアンテナが内蔵されており、図中の矢印方向にICカードR/W部21の開口部21cに挿入されると、側面部21dに内蔵された図示せぬアンテナとの間で電波による通信を行うことができ、この通信によりICカード22のIC22aに情報を記録させたり、また、記録されている情報を読み出したりすることができる。
【0030】
次に、図4を参照して、クレジットカード会社サーバ3の構成について説明する。クレジットカード会社サーバ3は、基本的に図2で説明した端末装置2の構成と同様である。すなわち、クレジットカード会社サーバ3のCPU41,ROM42,RAM43,バス44,入出力インタフェース45,入力部46,出力部47,記憶部48,通信部49,ドライブ50,磁気ディスク51,光ディスク52,光磁気ディスク53、および半導体メモリ54は、図2の端末装置2のCPU11,ROM12,RAM13,バス14,入出力インタフェース15,入力部16,出力部17,記憶部18,通信部19,ドライブ20,磁気ディスク31,光ディスク32,光磁気ディスク33、および半導体メモリ34に対応するものであり、同様の機能を有するものである。
【0031】
但し、記憶部48に記憶されているプログラムやデータは、図2の端末装置2の記憶部18に記憶されているプログラムやデータとは異なる。記憶部48は、応答プログラム48a、契約DB(Database)48b、サービスメニューDB48c、課金プログラム48d、単価DB48e、および、課金DB48fを記憶しており、CPU41は、これらのプログラムやデータを適宜読み出して処理を実行する。
【0032】
次に、図5を参照して、加盟店サーバ5の構成について説明する。加盟店サーバ5は、基本的に図2,図3で説明した端末装置2およびクレジットカード会社サーバ3の構成と同様である。すなわち、加盟店サーバ5のCPU71,ROM72,RAM73,バス74,入出力インタフェース75,入力部76,出力部77,記憶部78,通信部79,ドライブ80,磁気ディスク81,光ディスク82,光磁気ディスク83、および半導体メモリ84は、図2の端末装置2のCPU11,ROM12,RAM13,バス14,入出力インタフェース15,入力部16,出力部17,記憶部18,通信部19,ドライブ20,磁気ディスク31,光ディスク32,光磁気ディスク33、および半導体メモリ34、並びに、図3のクレジットカード会社サーバ3のCPU41,ROM42,RAM43,バス44,入出力インタフェース45,入力部46,出力部47,記憶部48,通信部49,ドライブ50,磁気ディスク51,光ディスク52,光磁気ディスク53、および半導体メモリ54に対応するものであり、同様の機能を有するものである。
【0033】
但し、記憶部78に記憶されているプログラムやデータは、図2端末装置2の記憶部18、または、クレジットカード会社サーバ3の記憶部48に記憶されているプログラムやデータとは異なる。記憶部78は、応答プログラム78a、HP管理プログラム78b、サービスメニューDB78c、および、商品管理DB78dを記憶しており、CPU71は、これらのプログラムを適宜読み出して実行する。
【0034】
尚、端末装置2は、クレジットカード会社サーバ3、および、加盟店サーバ5に比べて、扱うデータ量は少なく、処理速度も高速である必要はないので、その性能はやや劣るものであってもよい。
【0035】
次に、図6の機能ブロック図を参照して、図2,図4,図5の端末装置2、クレジットカード会社サーバ3、および、加盟店サーバ5からなるICカード課金システムの機能について説明する。尚、図6で示す各プログラムやDBは、プログラムやDBのそれぞれの機能を果たす専用のハードウェアにより構成されるようにしてもよい。従って、図6の機能ブロック図は、ハードウェアのブロック図として見てもよいものである。
【0036】
端末装置2のアクセスプログラム18aは、例えば、マイクロソフト社製のインターネットエクスプローラ(商標)や、ネットスケープ社のネットスケープ(商標)などであり、インターネットなどからなるネットワーク1を介して、加盟店サーバ5のHP管理プログラム78bにより管理運営されている、商品販売用のHPにアクセスし、ユーザにより指示された選択画面を取得して表示し、選択された商品に対応する処理(購入申込処理)を実行させる。例えば、ユーザにより所定の商品の購入を希望する場合、所定の情報を入力して、加盟店サーバ5に送信する。
【0037】
また、アクセスプログラム18aは、この処理によりクレジットカード会社サーバ3から送信されてくるコマンドをICカードR/W管理プログラム18bに出力すると共に、ICカードR/W管理プログラム18bから入力されてくる処理結果を、クレジットカード会社サーバ3に送信する。
【0038】
ICカードR/W管理プログラム18bは、ICカードR/W部21を制御し、所定の情報をICカード22に記録させたり、または、ICカード22に記録されている所定の情報を読出し、ICカード22に対して実行した処理結果(ICカード22に記録させた情報、または読み出した情報)をクレジットカード会社サーバ3に出力する。
【0039】
さらに、アクセスプログラム18aは、クレジットカード会社サーバ3と加盟店サーバ5との間でなされる通信を中継する(転送する)処理を実行する。ただし、クレジットカード会社サーバ3と加盟店サーバ5との間でなされる情報、および、ICカードに記録する情報、および、ICカードから読み出された情報は、例えば、DES(Data Encryption Standard)やSSL(Secure Sockets Layer)などで暗号化されており、ユーザ端末装置2を利用するユーザは使用することができない状態になっている。
【0040】
クレジットカード会社サーバ3の応答プログラム48aは、ユーザ端末装置2を介して加盟店サーバ5からの要求を受信し、これを契約DB48b、および、サービスメニューDBに照合して、対応するICカードへの処理(ICカードに代行して情報を記録、または、読み出す処理)内容を決定し、ユーザ端末装置2に送信する。より詳細には、加盟店サーバ5からは、加盟店IDとサービスメニューIDの情報が送信されてくるので、応答プログラム48aは、受信した加盟店IDに基づいて、契約が結ばれている加盟店であるか否か、また、サービスメニューIDに基づいてサービスメニューDB48cを照合し、要求されているサービスが、契約されているサービスであるか否かを判定し、判定結果に応じて、対応する各サービスを実行する。また、このサービスメニューIDには、ICカード22から情報を読出す要求であることを示すR(Read)と、ICカード22に情報を記録する要求を示すW(Write)が付加されることがあり、このRまたはWの情報に基づいて、ICカード22に対して情報を記録、または、ICカード22に記録された情報の読出しを行い、対応する課金処理を実行する。
【0041】
契約DB48bには、各加盟店に関する情報が記録されており、図7で示すように、加盟店ID、加盟店名、電話番号、住所、契約サービスメニューID、および、E−mailアドレスが記録されている。
【0042】
加盟店IDは、クレジットカード会社サーバ3を管理するクレジットカード会社のクレジットカードによる課金処理ができる契約を行っている加盟店を識別するIDであり、図7の場合、上から「M−0001」、「M−0002」、および「M−0003」が記録されている。
【0043】
加盟店名は、加盟店IDに対応する加盟店の名称であり、図7の場合、「ちけっとぽわ」、「Y田電気」、および、「Aホール」が記録されている。
【0044】
電話番号は、加盟店IDに対応する各加盟店の電話番号のことであり、図7の場合、上から「01−234−5678」、「03−456−7891」、および、「045−678−9101」が記録されている。
【0045】
住所は、加盟店IDの住所であり、図7の場合、上から、「東京都中央区1」、「神奈川県横浜市5」、および、「千葉県千葉市1」と記録されている。
【0046】
契約サービスメニューIDは、各加盟店毎にICカードに対する代行サービスのメニューを示すIDが記録されており、図7の場合、上から、「1,5,7」、「5」、および、「1,7」と記録されている。これらの各サービスメニューIDに対応するサービスは、後述するサービスメニューDB48cを参照することにより確認することができる。
【0047】
E−mailアドレスは、加盟店IDに対応するE−mailアドレスであり、図7の場合、上から「aaa@aa.com」、「bbb@bb.com」、および「ccc@cc.com」が記録されており、応答プログラム48aは、ICカードの代行サービスに係る課金の請求書をこのアドレスに送信する。
【0048】
また、サービスメニューDB48cには、サービスメニューIDに対応するサービス内容の情報が記録されている。
【0049】
図8の場合、サービスメニューID=1が、オーソリゼーション(与信確認処理)であり、サービスメニューID=2が、本人認証アシスト処理であり、サービスメニューID=3が、カード有効性チェック処理であり、サービスメニューID=4が、会員ID・会員種別チェック処理であり、サービスメニューID=5が、電子クーポン・ポイント管理処理であり、サービスメニューID=6が、購入履歴管理処理であり、サービスメニューID=7が、電子チケット入場券管理処理であることが、それぞれ示されている。
【0050】
尚、個々のサービス内容の処理については後述する。
【0051】
また、応答プログラム48aは、ICカード22への書込み、または、読出しを行った回数をカウントし、その情報を課金プログラム48dに出力する。
【0052】
課金プログラム48dは、ICカード22への書込み、または、読出しを行った回数、すなわち、ICカード22への記録、または、読出し処理を代行した回数に基づいて、各加盟店ID毎に設定された単価DB48eを参照して、ICカード22への記録、または、読出しを代行した回数に対応する課金情報を課金DB48fに記録させる(課金情報を蓄積させていく)。
【0053】
単価DB48eは、例えば、図9で示すように、各加盟店との契約でなされたICカード22からの情報の読出し(図中では「R」で示されている)に係る1件あたりの単価、および、記録(図中では「W」で示されている)に係る1件あたりの単価が記録されている。図9の場合、加盟店ID=M−0001の加盟店の場合、読出しが1件につき5円であり、記録が1件につき10円であることが記録されており、加盟店ID=M−0002の加盟店の場合、読出しが1件につき7円であり、記録が1件につき20円であることが記録されており、加盟店ID=M−0003の加盟店の場合、読出しが1件につき10円であり、記録が1件につき15円であることが記録されている。
【0054】
課金DB48fは、例えば、図10で示すように、各加盟店毎に上述のICカード22の利用に係る課金額が蓄積されて、記録されている。図10の場合、月単位で記録されており、「8月分」の課金額として、加盟店ID M−0001の加盟店の場合、読出しに係る課金額が500円であり、記録に係る課金が1000円であることが、加盟店ID M−0002の加盟店の場合、読出しに係る課金額が70円であり、記録に係る課金が200円であることが、加盟店ID M−0003の加盟店の場合、読出しに係る課金額が1000円であり、記録に係る課金が1500円であることが、それぞれ示されている。
【0055】
応答プログラム48aは、加盟店サーバ5に送信する情報(端末装置2を介して送信する情報)を暗号化して送信すると共に、加盟店サーバ5からの情報を(端末装置2を介して送信されてくる情報)を復号して処理する。すなわち、クレジットカード会社サーバ3は、端末装置2を経由して加盟店サーバ5と通信するが、流通する情報は、課金情報などであることから、端末装置2において自由に使用できない状態とする必要があり、加盟店サーバ5とクレジットカード会社サーバ3の相互でのみ暗号化復号可能な方法で授受される。
【0056】
応答プログラム48aは、例えば、サービス内容がオーソリゼーション、または、本人認証アシストと言った場合、専用の回線で接続されている与信ネットワーク4に問い合わせて、それぞれの処理を実行する。与信ネットワーク4は、例えば、NTTデータ通信株式会社のオンライン・トランザクションサービス「CAFIS(Credit And Finance Information System)(商標)や、株式会社ソニーファイナンスインターナショナルなどのe−SCOTT(商標)などであり、ICカードが実在し、有効に使用できるか、あるいは、使用可能金額などを確認する。
【0057】
加盟店サーバ5の応答プログラム78aは、端末装置2からの要求に基づいて、HP管理プログラム78bを起動させ、加盟店サーバ5を管理する加盟店で扱う商品の販売や電子クーポンポイントの販売やプレゼントといった処理を行うための表示画面を端末装置2に送信する。
【0058】
例えば、加盟店サーバ5を管理する加盟店が商品を販売する場合、応答プログラム78aは、商品の選択画面を端末装置2に送信する。HP管理プログラム78bは、この際、商品管理DB78dを参照して、商品選択画面を生成する。
【0059】
商品管理DB78dには、例えば、商品がチケットであった場合、図11で示すように、各チケット毎の商品ID、アーティスト名、グレード、開催日時、および、価格(円)の情報が記録されている。
【0060】
商品IDは、各商品(ここではチケット)を識別するIDであり、図11の場合、上から、「0001」、「0002」、「0003」、「0004」と記録されている。アーティスト名は、各商品ID毎の(チケット毎の)アーティストの情報を示しており、図11の場合、上から「AA」、「AA」、「BB」、「BB」と記録されている。グレードは、S,A,Bなどの席のグレードを示すものであり、図11の場合、上から「S」、「A」、「S」、「A」と記録されている。
【0061】
開催日時は、各チケットのイベントが開催される日時が記録されており、図11の場合、上から「2002.8.1(木)19:00」、「2002.8.1(木)19:00」、「2002.10.1(火)18:00」、「2002.10.1(火)18:00」と記録されている。価格(円)は、各チケットの価格を示しており、図11の場合、上から「5000」円、「2500」円、「7000」円、「5000」円と記録されている。
【0062】
HP管理プログラム78bは、これらの商品管理DB78dの情報を一覧とした選択画面を生成し、応答プログラム78aから端末装置2に出力する。
【0063】
また、例えば、端末装置2から選択画面に応じて購入申込が要求された場合、応答プログラム78aは、対応するサービスメニューIDをサービスメニューDB78cから読み出して、クレジットカード会社サーバ3に要求する。すなわち、応答プログラム78aは、購入が要求された商品の課金処理をICカード22に対して代行するように、クレジットカード会社サーバ3に要求する。
【0064】
尚、サービスメニューDB78cは、クレジットカード会社サーバ3のサービスメニューDB48cと同様のものであるので説明は省略する。
【0065】
さらに、例えば、加盟店サーバ5を管理する加盟店が、所定のユーザに対して電子クーポンポイントをプレゼントするような場合、応答プログラム78aは、HP管理プログラム78bを制御して、電子クーポンポイントのプレゼントを告知する表示画面を端末装置2送信させ、電子クーポンポイントが要求されたとき(例えば、特定の広告を見たことがわかったときなど)、対応するサービスメニューIDをサービスメニューDB78cから読み出してクレジットカード会社サーバ3に要求する。すなわち、応答プログラム78aは、所定の電子クーポンポイントをICカード22に対して代行して書き込むように、クレジットカード会社サーバ3に要求する。
【0066】
さらに、例えば、加盟店サーバ5を管理する加盟店が、例えば、イベント会場の管理運営を行う業者である場合、端末装置2をイベント会場の入り口に設置し、端末装置2により電子チケットが記録されているICカード22から電子チケットの情報を読み取らせて、入場を許可するか否かが判定されるようにしてもよい。
【0067】
次に、図12を参照して、ICカード22に記録されている情報について説明する。図12で示すように、ICカード22には、カードID、会員IDおよび種別情報、ポイント、チケット、購入履歴、並びに、予備領域からなる。カードIDとは、非接触型のICカード22に固有のカードIDが記憶される領域であり、個々のICカードを識別する情報が記憶される。
【0068】
会員IDおよび種別情報とは、そのICカード22に登録されている会員IDと、その種別の情報である。種別とは、クレジットカードの利用可能金額毎の会員のグレードなどの情報が記憶される領域であり、例えば、一般会員とゴールドカード会員などを示す情報が記憶される領域である。
【0069】
ポイントとは、電子クーポンポイントのポイント数、ポイントの有効期限、および、発行店舗の情報などが記録される領域であり、ポイントが利用されると減算された値に更新され、逆に、ポイントが取得されるとポイントが加算された値に更新される。
【0070】
チケットとは、電子チケットとして利用可能なチケットの情報が記録される領域であり、例えば、イベントの電子チケットの場合、チケット数や、イベント名、券の種類(例えば、グレード:S席,A席などの区分)、および、イベントの開催日時などの情報が記録され、例えば、イベント会場などで読み出されると、入場を許可すると共に、消去されるなどして利用できないように処理される。
【0071】
購入履歴とは、電子チケットなどの商品が購入された履歴情報が記録される領域であり、例えば、商品の購入日、商品の型番、個数、金額、および、販売店の担当者などの情報が記録される。
【0072】
予備領域とは、他のICカード22に利用するための必要な情報を記録する領域であり、例えば、ICカードをクレジットカードとして利用する他、鉄道などの定期券としての情報を記録させて定期券として使用できるようにすることもできる。
【0073】
次に、図13のフローチャートを参照して、例えば、Y田電気(図7の契約DBに含まれている加盟店)が自らのHPにアクセスして、所定の広告を見るなどの操作を行ったユーザのICカード22に電子クーポンのポイントをプレゼントするときの処理について説明する。
【0074】
ステップS1において、端末装置2のアクセスプログラム18aは、ユーザにより所定の操作がなされると加盟店サーバ5(図13のフローチャートにおいては、上述のように加盟店は上述のようにY田電気である)にアクセスし、所定のHPの閲覧を要求する。
【0075】
ステップS21において、加盟店サーバ5の応答プログラム78aは、端末装置2からアクセスがあると、対応する電子クーポンのポイントをプレゼントすることを示したHPの表示画面を、HP管理プログラム78bを制御して生成させ、端末装置2に送信する。
【0076】
ステップS2において、アクセスプログラム18aは、加盟店サーバ5から送信されてくるHPの情報を表示する。ステップS3において、ユーザが所定の操作により、電子クーポンのポイントを要求すると、すなわち、例えば、所定の広告を見るための操作し、電子クーポンが取得できるような操作を行うと、アクセスプログラム18aは、対応する電子クーポンのポイントを加盟店サーバ5に対して要求する。
【0077】
ステップS22において、応答プログラム78aは、電子クーポンのポイントを要求する情報を取得し、ステップS23において、自らの加盟店IDと対応するサービスメニューIDをサービスメニューDB78cから読み出した後、さらに、端末装置2で復号することができない方法で暗号化して、端末装置2を介してクレジットカード会社サーバ3に送信する。すなわち、ここでは、電子クーポンのポイントをユーザのICカード22に書き込む処理を依頼するので、サービスメニューIDは、5が選択される事になる。尚、このとき、応答プログラム78aは、サービスメニューIDに、ICカード22に情報を書き込むW(Write)か、または、ICカードから情報を読み出すR(Read)のいずれかを要求する情報を付して、暗号化する。従って、今の場合、WがサービスメニューIDに付されることになる。
【0078】
ステップS4において、アクセスプログラム18aは、暗号化されている加盟店IDとサービスメニューIDからなるデータをクレジットカード会社サーバ5に転送する。
【0079】
ステップS41において、応答プログラム48aは、端末装置2から転送されてきた、暗号化されている加盟店IDとサービスメニューIDを受信すると共に、復号する。
【0080】
ステップS42において、応答プログラム48aは、復号した加盟店IDに基づいて、図7で示した契約DB48bにアクセスし、ICカード22の利用に関する契約をしている加盟店の加盟店IDであるか否かを判定する。今の場合、加盟店IDは、Y田電気のものである(M−0002である)ので、応答プログラム48aは、加盟店IDが、加盟店のものであると判定し、その処理は、ステップS43に進む。
【0081】
ステップS43において、応答プログラム48aは、復号したサービスメニューIDに基づいて、契約DB48bにアクセスし、契約されたサービスメニューIDであるか否かについて判定する。今の場合、電子クーポンポイントの書込み処理であり、サービスメニューIDは、5が送信されてきている。一方、図7で示した契約DB48bには、Y田電気は、契約サービスメニューIDとして5が記録されているので、契約されたサービスメニューIDであると判定し、その処理は、ステップS44に進む。
【0082】
ステップS44において、課金プログラム48dは、復号したサービスメニューIDに付されたRまたはWの情報に基づいてICカード22への情報の書込み、または、読出しの課金情報を単価DB48eにアクセスして、単価と求めて、対応する課金額を決定し、課金DB48fに記録する。
【0083】
すなわち、今の場合、ステップS23において、応答プログラム78aが、Wの情報をサービスメニューIDに付しているので、課金プログラム48dは、このWの情報に基づいて、単価DB48eにアクセスして、加盟店ID=M−0002に対応する書込み単価を読出し(図9の場合、20円/件を読出し)、課金DB48fの加盟店ID=M−0002に対応する書込み(W)の課金欄に書き込み単価(20円)を加算する。
【0084】
一方、Rが付されていた場合、Wの場合と同様にして、単価DB48eにアクセスして、加盟店ID=M−0002に対応する読出し単価を読出し(図9の場合、7円/件を読出し)、課金DB48fの加盟店ID=M−0002に対応する読出し(R)の課金欄に読出し単価(7円)を加算する。
【0085】
ステップS45において、応答プログラム48aは、加盟店サーバ5に対して要求するデータがあるか否かを判定する。今の場合、サービスの内容が、電子クーポンのポイントを書き込む処理なので、書き込むべき電子クーポンのポイント数のデータを要求する必要があるので、応答プログラム48aは、加盟店サーバ5に要求するデータがあると判定し、その処理は、ステップS46に進む。
【0086】
ステップS46において、応答プログラム48aは、端末装置2を介して加盟店サーバ5に対して必要なデータとして、ICカード22に書き込むべきポイント数のデータを要求する。
【0087】
ステップS5において、アクセスプログラム18aは、クレジットカード会社サーバ5から加盟店サーバ5に対するデータを要求する情報を受信したか否かを判定する。今の場合、ステップS46の処理により加盟店サーバ5に対するデータの要求を受信するので、その処理は、ステップS6に進む。
【0088】
ステップS6において、アクセスプログラム18aは、必要なデータの要求情報を加盟店サーバ5に送信する(クレジットカード会社サーバ3から送信されてきた必要なデータの要求を加盟店サーバ5に転送する)。
【0089】
ステップS24において、加盟店サーバ5の応答プログラム78aは、クレジットカード会社サーバ3からデータが要求されたか否かを判定する。今の場合、ステップS48,S6の処理により、必要なデータとして、ICカード22に書き込むべきポイント数のデータが要求されているので、データが要求されていると判定され、その処理は、ステップS25に進む。
【0090】
ステップS25において、応答プログラム48aは、ICカードに書き込むべき電子クーポンのポイントのデータを暗号化して、端末装置2を介してクレジットカード会社サーバ5に送信する。
【0091】
ステップS7において、アクセスプログラム18aは、加盟店サーバ5から送信されてきた、暗号化されている電子クーポンのポイントのデータをクレジットカード会社サーバ5に転送する。
【0092】
ステップS47において、応答プログラム48aは、端末装置2を介して加盟店サーバ5から送信されてきた、暗号化されているICカード22に書き込むべき情報である電子クーポンのポイントのデータを復号する。
【0093】
ステップS48において、応答プログラム48aは、サービスメニューIDに対応した処理を実行する。
【0094】
ここで、図14のフローチャートを参照して、サービスメニューIDに対応する処理について説明する。
【0095】
ステップS71において、応答プログラム48aは、サービスメニューIDが1であるか否か、すなわち、サービス内容としてオーソリゼーションが要求されているか否かを判定し、サービスメニューIDが1であると判定した場合、ステップS72において、オーソリゼーション処理を実行し、その処理は、ステップS85に進む。尚、オーソリゼーション処理については、図19のフローチャートを参照して後述する。
【0096】
ステップS85において、応答プログラム48aは、サービスメニューIDが他にも存在するか否かを判定し、その他にもサービスメニューIDが存在する場合、その処理は、ステップS71に戻る。
【0097】
ステップS71において、サービスメニューIDが1ではない場合、ステップS73において、応答プログラム48aは、サービスメニューIDが2であるか否か、すなわち、サービス内容として本人認証アシストが要求されているか否かを判定し、サービスメニューIDが2であると判定した場合、ステップS74において、本人認証アシスト処理を実行し、その処理は、ステップS85に進む。尚、本人認証アシスト処理については、図20のフローチャートを参照して後述する。
【0098】
ステップS73において、サービスメニューIDが2ではない場合、ステップS75において、応答プログラム48aは、サービスメニューIDが3であるか否か、すなわち、サービス内容としてカード有効性チェックが要求されているか否かを判定し、サービスメニューIDが3であると判定した場合、ステップS76において、カード有効性チェック処理を実行し、その処理は、ステップS85に進む。尚、カード有効性チェック処理については、図21のフローチャートを参照して後述する。
【0099】
ステップS75において、サービスメニューIDが3ではない場合、ステップS77において、応答プログラム48aは、サービスメニューIDが4であるか否か、すなわち、サービス内容として会員ID・会員種別チェックが要求されているか否かを判定し、サービスメニューIDが4であると判定した場合、ステップS78において、会員ID・会員種別チェック処理を実行し、その処理は、ステップS85に進む。尚、会員ID・会員種別チェック処理については、図22のフローチャートを参照して後述する。
【0100】
ステップS77において、サービスメニューIDが4ではない場合、ステップS79において、応答プログラム48aは、サービスメニューIDが5であるか否か、すなわち、サービス内容として電子クーポンポイント管理が要求されているか否かを判定し、サービスメニューIDが5であると判定した場合、ステップS80において、電子クーポンポイント管理処理を実行し、その処理は、ステップS85に進む。尚、電子クーポンポイント管理処理については、図23のフローチャートを参照して後述する。
【0101】
ステップS79において、サービスメニューIDが5ではない場合、ステップS81において、応答プログラム48aは、サービスメニューIDが6であるか否か、すなわち、サービス内容として購入履歴管理が要求されているか否かを判定し、サービスメニューIDが6であると判定した場合、ステップS82において、購入履歴管理処理を実行し、その処理は、ステップS85に進む。尚、購入履歴管理処理については、図24のフローチャートを参照して後述する。
【0102】
ステップS81において、サービスメニューIDが6ではない場合、ステップS83において、応答プログラム48aは、サービスメニューIDが7であるか否か、すなわち、サービス内容として電子チケット入場券管理が要求されているか否かを判定し、サービスメニューIDが6であると判定した場合、ステップS84において、電子チケット入場券管理処理を実行し、その処理は、ステップS85に進む。尚、電子チケット入場券管理処理については、図25のフローチャートを参照して後述する。
【0103】
ステップS85において、その他のサービスメニューIDがないと判定された場合、その処理は、終了する。
【0104】
以上のように、サービスメニューIDに対応した処理がなされる。今の場合、サービスメニューIDは、5であるので、ステップS80における電子クーポンポイント管理処理が実行されて、応答プログラム48aからのコマンドによりICカードR/W管理プログラム18bが制御され、ICカードR/W部21によりICカード22に電子クーポンポイントが記録される。
【0105】
ここで、図13のフローチャートの説明に戻る。
【0106】
ステップS49において、応答プログラム48aは、処理結果を、端末装置2を介して加盟店サーバ5に送信する。このときも、応答プログラム48aは、処理結果を暗号化する。今の場合、ICカード22に電子クーポンポイントを書き込んだ旨の通知が暗号化されて送信される。
【0107】
ステップS8において、アクセスプログラム18aは、クレジットカード会社サーバ3から送信されてくる、暗号化された通知を加盟店サーバ5に転送する。
【0108】
ステップS26において、応答プログラム78aは、暗号化された通知を受信すると共に復号する。
【0109】
ステップS27において、応答プログラム78aは、受信した通知からICカード22に電子クーポンポイントが加算されたか否かを判定する。今の場合、ICカード22に電子クーポンポイントが加算されていることを示す通知なので、電子クーポンポイントが加算されていると判定され、その処理は、ステップS28に進む。
【0110】
ステップS28において、応答プログラム78aは、電子クーポンポイントをプレゼントしたことを端末装置2に通知する。
【0111】
ステップS9において、アクセスプログラム18aは、受信した処理結果を示す通知を受信し、対応する処理結果を表示する。今の場合、電子クーポンポイントがプレゼントされたことを示す通知であるので、電子クーポンがプレゼントされたことを示す画面が表示される。
【0112】
ステップS42において、契約された加盟店ではない、すなわち、送信されてきた加盟店IDが契約DB48bに存在しない場合、または、ステップS43において、契約されたサービスメニューではない、すなわち、送信されてきたサービスメニューIDが契約DB48bに存在しない場合、ステップS50において、応答プログラム48aは、加盟店サーバ5に対して利用不能であること、すなわち、要求されたサービスを利用することができない旨の通知を送信する。
【0113】
その結果、ステップS49においては、利用不能であることを示す通知が暗号化されて、ステップS8の処理により端末装置2を介して加盟店サーバ5に転送され、ステップS27において、ICカードの電子クーポンのポイントが加算されなかったと判定され、その処理は、ステップS29に進む。
【0114】
ステップS29において、応答プログラム78aは、電子クーポンのポイントをプレゼントすることができなかった旨の通知を端末装置2に送信する。結果として、ステップS9においては、電子クーポンのポイントがプレゼントされなかったことが表示される。
【0115】
ステップS45において、加盟店に要求するデータがないと判定された場合、ステップS46,S47の処理がスキップされ、ステップS5においてもデータが要求されないと判定されるので、ステップS6,S7の処理がスキップされ、さらに、ステップS24においてもデータが要求されなかったと判定されるので、ステップS25の処理もスキップされる。
【0116】
以上の処理により、電子クーポンのポイントが端末装置2のユーザの所持するICカード22に加盟店(今の場合、Y田電気)からプレゼントされることになる。従って、加盟店(今の場合、Y田電気)は、非接触型のICカード22のカードリーダなどのインフラストラクチャを特に持つことなく、ICカード22の記憶領域に電子クーポンポイントをプレゼントすることが可能となる。また、ICカード22に対応した非接触型のカードリーダなどのインフラストラクチャを所持するクレジットカード会社は、ICカード22への電子クーポンポイントを加盟店に代行して書き込むことにより、加盟店より書込みに係る料金を得ることができ、利益をあげることが可能となる。
【0117】
尚、図13のフローチャートを参照して説明したように、クレジットカード会社サーバ3と加盟店サーバ5との間で通信される情報は、全て暗号化されて処理されるので、端末装置2を介した通信がなされていても、クレジットカード会社サーバ3と加盟店サーバ5との間で通信される情報が、端末装置2から漏洩することなく安全に授受される。
【0118】
次に、図15のフローチャートを参照して、図13のフローチャートを参照して説明した処理によりICカード22に記録された電子クーポンポイントを用いて、電子チケットを購入する処理について説明する。尚、図15のフローチャートの説明においては、加盟店サーバ5は、図7で示した契約DB48bの「ちけっとぽわ」(チケットショップ)であるものとする。また、図15のフローチャートにおける、ステップS101,S104乃至S108の処理、ステップS133乃至S135の処理、および、ステップS151乃至S160の処理は、図13のフローチャートにおけるステップS1,S4乃至S8の処理、ステップS24乃至S26の処理、および、ステップS41乃至S50の処理と同様であるのでその説明は省略する。
【0119】
ステップS131において、加盟店サーバ5の応答プログラム78aは、HP管理プログラム78bを制御して作成した(チケットの)購入画面のHPのデータを端末装置2に送信する。
【0120】
ステップS102において、アクセスプログラム18aは、加盟店サーバ5から送信されてきた購入画面のHPデータに基づいて購入画面を表示する。ステップS103において、ユーザにより購入を希望するチケットが選択され、購入を依頼する処理がなされると、アクセスプログラム18aは、チケットの購入を要求する。
【0121】
より詳細には、HP管理プログラム78bが商品管理DB78dにアクセスして、販売可能な商品の情報を一覧とする選択画面(例えば、図11で示したDBのリストそのもの)を生成し、さらに、いずれかのチケットを選択できる画面が構成されるようにしてもよい。
【0122】
チケットが選択されると、例えば、図16で示すような申し込み画面が表示される。図16の申込画面には、上からチケット内容表示欄101、枚数選択欄102、漢字名前入力欄103、カタカナ名前入力欄104、性別選択欄105、生年月日入力欄106、郵便番号入力欄107、住所入力欄108、電話番号入力欄109、および、ボタン110が表示されている。
【0123】
チケット内容表示欄101には、選択されたチケットの情報が表示されており、今の場合、アーティスト名として「AA」が表示され、開催日時として「2002.8.1」その下に、席のグレードとして「S」が表示され、さらに、価格として「5000円」が表示されている。すなわち、今の場合、図11の商品管理DB78dの最上段のチケットが選択されていることが示されている。
【0124】
枚数選択欄102は、右端部のボタンを押下することにより、枚数を示す数値のドロップダウンリストが表示され、購入枚数を選択することができるようになっている。漢字名前入力欄103は、チケットの購入者(ICカード22の所有者)の氏名を漢字で入力する欄である。カタカナ名前入力欄104は、チケット購入者(ICカード22の所有者)の氏名をカタカナで入力する欄である。性別選択欄105は、「男」、「女」いずれかをチェックすることによりチケットの購入者(ICカード22の所有者)の性別を入力する欄である。生年月日入力欄106は、チケットの購入者(ICカード22の所有者)の生年月日を入力する欄である。
【0125】
郵便番号入力欄107は、チケットの購入者(ICカードの所有者)の住所の郵便番号を入力する欄である。住所入力欄108は、チケットの購入者(ICカードの所有者)の住所を入力する欄である。住所入力欄には、都道府県入力欄108aと、3個の住所入力欄108b乃至108dが設けられている。都道府県入力欄108aは、図中右端のボタンを押下することにより都道府県名のドロップダウンリストが表示され、その中から都道府県名を選択して入力することができる。3個の住所入力欄108b乃至108dは、それぞれ自宅の住所や職場の住所などを記述することができる。電話番号入力欄109は、チケットの購入者(ICカードの所有者)の電話番号を入力する欄である。
【0126】
ボタン110は、「お申し込み」と表示されたボタンであり、申し込み画面の所定の入力部分に必要事項が記述され、さらに、ユーザにより申し込みが希望されるとき押下されるボタンである。
【0127】
従って、ステップS103の処理は、上述の枚数選択欄102乃至電話番号入力欄109のいずれもがユーザにより入力され、さらに、ボタン110が押下されたとき、アクセスプログラム18aは、購入が指示された(購入を申し込むことが指示された)とみなし、上述の枚数選択欄102乃至電話番号入力欄109の情報と共に、加盟店サーバ5に対して購入を依頼する。
【0128】
尚、ステップS132の処理は、図13のフローチャートにおけるステップS23の処理と同様であるが、図15のフローチャートの場合、サービスメニューIDは、図7の契約DB48bで示すように、1,5,7が選択されることになる。
【0129】
また、ここでは、ICカード22にチケット情報が記録されることになるので、ステップS158において、電子チケットの情報、すなわち、今の場合、図16のチケット内容表示欄101に記載されているデータが要求され、ステップS158,S105,S106,S133,S134,S107,S159の処理により取得される。
【0130】
さらに、ステップS160の処理は、図13のフローチャートにおけるステップS50の処理と同様であり、図14のフローチャートを参照して説明したように、ステップS72,S80,S84の処理が実行されることになり、この処理により取得された電子チケットの情報がICカード22に記録されることになる。すなわち、ステップS72において、オーソリゼーションが確認され、ICカード22に問題が無い(ICカードが利用可能である)場合、ステップS80の処理により、ICカード22に記録されている電子チケットの価格に相当する電子クーポンポイントが減算され、さらに、ステップS84の処理により、電子チケット入場券がICカード22に記録されることになる。尚、ステップS72,S80,S84の処理の詳細については、後述する。
【0131】
ステップS136において、応答プログラム48aは、受信した処理結果に基づいて電子チケットがICカード22に記録されたか否かを判定する。今の場合、ステップS160の処理において、電子チケットの情報がICカード22に記録されることになるので、電子チケットがICカード22に記録されていると判定され、ステップS137において、応答プログラム48aは、電子チケットの販売完了を端末装置2に通知する。
【0132】
ステップS109において、端末装置2のアクセスプログラム18aは、処理結果として、電子チケットが購入されたことを示す画面を表示させる。
【0133】
ステップS152,S153において、契約された加盟店ではない、または、契約されたサービスメニューではないと判定された場合、ステップS162において、利用不能であることを示す通知を生成し、ステップS161において、その利用不能を示す通知が送信されることになるので、ステップS136において、電子チケットが記録されていないと判定され、ステップS138において、応答プログラム78aは、電子チケットが販売できなかったことを端末装置2に通知する。
【0134】
ステップS109において、アクセスプログラム18aは、処理結果として、電子チケットを購入することができなかったことを表示する。
【0135】
今の場合、電子チケットの購入に使用した電子クーポンポイントがICカード22から読み出され、さらに、電子チケット入場券がICカード22に記録されることになるので、ステップS154においては、加盟店ID=M−0001に対応する読出し(R)の単価5円、および、書込み(W)の単価10円が課金DB48fにそれぞれ加算されることになる。
【0136】
結果として、図15のフローチャートを参照して説明した処理により、非接触のICカード22のカードリーダなどのインフラストラクチャを持たない加盟店(チケットショップ)も、クレジットカード会社サーバ3がICカード22に記録された情報の読出し、および、記録処理を代行することにより、ICカード22に記録された電子クーポンポイントにより電子チケットを販売し(今の場合、チケットの価格5000円に対応する電子クーポンポイントが減算されるることにより販売され)、さらに、販売した電子チケットの情報をICカード22に記録させるようにすることができる。また、ICカード22のカードリーダなどのインフラを所持するクレジットカード会社は、ICカード22への電子クーポンポイントを加盟店(今の場合、図7の契約DB48bの「ちけっとぽわ」)に代行して読出し、さらに、電子チケットを書き込むことにより、加盟店よりICカード22に記録された情報の読出し、および、書込みに係る料金を得ることにより利益をあげることが可能となる。
【0137】
次に、図17のフローチャートを参照して、図15のフローチャートの処理によりICカード22に取得された電子チケットを利用してイベント会場に入場する場合の処理について説明する。尚、図17のフローチャートの処理の説明にあたり、端末装置2は、イベント会場の入り口に設けられるものとし、電子チケットが記録されたICカード22を所持したユーザが、そのICカード22をICカードR/W部21にかざすことにより検札を行うものとする。また、図17のステップS183乃至S187の処理、ステップS212乃至ステップS214の処理、および、ステップS221乃至S230の処理は、図13のフローチャートにおけるステップS4乃至S8の処理、ステップS23乃至S26の処理、および、ステップS41乃至S50の処理と同様であるので、その説明は省略する。
【0138】
ステップS181において、アクセスプログラム18aは、ICカードR/W管理プログラム18bを制御して、ICカードR/W部21にICカード22がかざされたか否かを判定し、ICカード22がICカードR/W部21にかざされたことをICカードR/W管理プログラム18bが検出するまで、その処理を繰り返す。例えば、イベント会場の入り口に設置された端末装置2のICカードR/W部21にユーザがICカード22をかざした場合、ICカードR/W管理プログラム18bは、ICカードR/W部21にICカード22がかざされたと判定し、その処理は、ステップS182に進む。
【0139】
ステップS182において、アクセスプログラム18aは、加盟店サーバ5に対してイベント会場への入場の処理を要求する。
【0140】
ステップS211において、応答プログラム78aは、入場の処理要求に応じて、自らの加盟店IDと対応するサービスメニューIDを暗号化して、端末装置2を介してクレジットカード会社サーバ3に送信する。このとき、送信されるサービスメニューIDは、1,7となる。
【0141】
従って、ステップS228は、ステップS48の処理で同様であるので、図14のフローチャートで説明したように、ステップS72,S84の処理が実行されることになる。このとき、ステップS84の処理により、ICカード22に記憶された電子チケットの情報が読み出されると共に、読み出された電子チケットの情報が使用不能にされる(または、消去される)。
【0142】
ステップS229において、今の場合、電子チケットが読み出され(利用され)、さらに、電子チケットの情報が使用不能にされた(または、消去された)ことを示す処理結果が通知される。
【0143】
ステップS215において、応答プログラム78aは、受信した処理結果に基づいて、電子チケットが利用されたか否かを判定し、電子チケットが利用されたと判定した場合、ステップS216において、処理結果として電子チケットが利用されたことを端末装置2に送信する。
【0144】
ステップS188において、加盟店サーバ5から送信されてきた処理結果を表示する。例えば、ステップS216の処理により、電子チケットが利用されたことを示す処理結果が送信されてきた場合、電子チケットが利用されたので、そのICカード22を所持しているユーザに対してイベント会場への入場の許可を示すの画面を表示する。
【0145】
また、ステップS215において、電子チケットを利用したことを示す通知が送信されてこなかったと判定された場合、ステップS217において、電子チケットが利用できなかったことを示す通知、すなわち、そのICカード22では、そのイベント会場への入場を認めることができないことを示す通知が処理結果として送信される。結果として、ステップS188において、アクセスプログラム18aは、イベント会場への入場を許可しないことを示す画面を表示する。
【0146】
以上の処理により、ICカード22に記録された電子チケットにより、電子チケットを購入したユーザを識別してイベント会場の入り口において入場の許可、または、不許可の処理(検札処理)を実行することができる。従って、加盟店(今の場合、ホールA)は、非接触型のICカード22のカードリーダなどのインフラストラクチャを特に持つことなく、ICカード22の記憶領域に記憶された電子チケットによりイベント会場の入り口の管理を行うことができる。また、ICカード22のカードリーダなどのインフラストラクチャを所持するクレジットカード会社は、ICカード2に記録されている電子チケットを加盟店に代行して読出すことにより、加盟店より読出しに係る料金を、または、読み出した電子チケットを使用不能にする(また、消去する)ようにICカードに記録することにより、加盟店より記録に係る料金をそれぞれ得ることにより利益をあげることが可能となる。
【0147】
次に、図18のフローチャートを参照して、上述のICカード22への各種の情報の書込み、または、読出しにより課金DB48fに記録されてきた課金情報に基づいて各加盟店に請求書を送付する処理について説明する。
【0148】
ステップS241において、課金プログラム48dは、所定の時間が経過したか否かを判定し、所定の時間が経過するまで、その処理を繰り返す。この所定の時間は、図10の課金DB48fで示すように月単位なので、1ヶ月となるが、例えば、1日、または、1週間など課金情報を蓄積する所定の時間間隔であればそれ以外の時間間隔であってもよい。ステップS241において、所定の時間が経過したと判定された場合、その処理は、ステップS242に進む。
【0149】
ステップS242において、課金プログラム48dは、課金DB48fを読出し、加盟店ID毎に課金額を読み出し、それぞれについて請求書を生成した後、課金DB48fをリセットする。すなわち、所定の時間間隔で蓄積されていく課金情報がリセットされる。
【0150】
ステップS243において、応答プログラム48aは、課金プログラム48dにより生成された請求書を加盟店ID毎に契約DB48bに記録されているE−mailアドレス宛てで電子メールとして送信する。
【0151】
ステップS251において、加盟店サーバ5の応答プログラム78aは、請求書が送信されてきたか否かを判定し、送信されてくるまでその処理を繰り返し、例えば、ステップS243の処理により送信されてきた場合、請求書が送信されてきたと判定し、ステップS252において、送信されてきた請求書を受信し、その処理は、ステップS251に戻る。すなわち、所定の時間間隔で、加盟店サーバ5は、クレジットカード会社サーバ3からICカード22への情報の記録、または、読出しの代行に係る料金の請求書を受信することになる。
【0152】
次に、図19のフローチャートを参照して、図14のフローチャートのステップS72の処理である、オーソリゼーション処理について説明する。
【0153】
ステップS301において、応答プログラム48aは、端末装置2に対してICカード22に記録されているカードIDを読み出すように要求する。より詳細には、応答プログラム48aは、IDカードを読み出すコマンドを送信する。
【0154】
ステップS311において、アクセスプログラム18aは、クレジットカード会社サーバ3からカードIDの読出しが要求されたか否かを判定し、要求されるまでその処理を繰り返す。ステップS301において、カードIDを読み出すように要求があったと判定された場合、ステップS302において、アクセスプログラム18aは、クレジットカード会社サーバ3より送信されてくるカードIDの読出し要求に応じて、ICカードR/W管理プログラム18bに対してICカードR/W部21を制御して、ICカード22に記録されているカードIDを読み出させ、読み出されたカードIDをクレジットカード会社サーバ3に送信する。
【0155】
ステップS302において、応答プログラム48aは、端末装置2より送信されてきたカードIDを取得し、ステップS303において、与信ネットワーク4にアクセスし、取得したカードIDに基づいてオーソリゼーション(与信確認処理)を実行する。より具体的には、カードIDに基づいて、そのICカードによる利用可能金額や、有効期間の確認処理が行われる。
【0156】
次に、図20のフローチャートを参照して本人認証アシスト処理について説明する。尚、図20のフローチャートにおけるステップS321,S322、および、ステップS331,S332の処理は、図19のステップS301,302、および、ステップS311,S312の処理と同様であるので、その説明は、省略する。
【0157】
ステップS323において、応答プログラム48aは、取得したカードIDに基づいて本人認証アシスト処理を実行する。より具体的には、応答プログラム48aは、例えば、図16で示した漢字名前入力欄103、カタカナ名前入力欄104、性別選択欄105、生年月日入力欄106、郵便番号入力欄107、住所入力欄108、電話番号入力欄109に入力された、漢字名前、カタカナ名前、性別、生年月日、郵便番号、住所、および電話番号といった本人のみが熟知している情報と、登録された情報とを比較することにより、実際に端末装置2で入力処理を行っているユーザがICカード22の正規のユーザであるか否かを認証する処理を実行する。従って、図15のフローチャートのステップS134の処理において、図16で示した漢字名前入力欄103、カタカナ名前入力欄104、性別選択欄105、生年月日入力欄106、郵便番号入力欄107、住所入力欄108、電話番号入力欄109に入力された、漢字名前、カタカナ名前、性別、生年月日、郵便番号、住所、および電話番号といった本人のみが熟知している情報も暗号化されて送信されることになる。
【0158】
次に、図21のフローチャートを参照して、カードの有効性チェック処理について説明する。尚、図21のフローチャートにおけるステップS341,S342、および、ステップS351,S352の処理は、図19のステップS301,302、および、ステップS311,S312の処理と同様であるので、その説明は、省略する。
【0159】
ステップS343において、応答プログラム48aは、取得したカードIDに基づいてカードの有効性チェック処理を実行する。すなわち、応答プログラム48aは、取得したカードIDに基づいて、ICカード22そのものが存在するか否かをチェックする。
【0160】
次に、図22のフローチャートを参照して、会員ID、および、会員種別チェック処理について説明する。尚、図22のフローチャートにおけるステップS361,S362、および、ステップS371,S372の処理は、図19のステップS301,302、および、ステップS311,S312の処理と同様であるので、その説明は、省略する。
【0161】
ステップS363において、応答プログラム48aは、取得したカードIDに基づいて会員ID、および、会員種別チェック処理を実行する。すなわち、応答プログラム48aは、取得したカードIDに基づいて、そのICカード22に対応するユーザの会員ID、および、会員種別を確認(チェック)する。
【0162】
次に、図23のフローチャートを参照して、電子クーポンポイント管理処理をについて説明する。ステップS381において、応答プログラム48aは、ポイントの書込みが要求されているか否かを判定し、書込みが要求されていると判定された場合、ステップS382において、取得した情報(例えば、図13のフローチャートのステップS47の処理により取得された電子クーポンポイントの情報)に基づいて、電子クーポンポイントをICカードに書き込むように要求する。より詳細には、応答プログラム48aは、電子クーポンポイントをICカードに書き込むコマンドを送信する。
【0163】
ステップS391において、アクセスプログラム18aは、電子クーポンポイントの書込みが要求されたか否かを判定し、電子クーポンポイントの書込みが要求されたと判定した場合、ステップS392において、アクセスプログラム18aは、クレジットカード会社サーバ3より送信されてくる電子クーポンポイントの書込み要求(コマンド)に応じて、ICカードR/W管理プログラム18bに対してICカードR/W部21を制御して、ICカード22に所定の電子クーポンポイントを書き込むように制御する。このとき、書き込まれる情報には、電子クーポンポイントの値と共に、残高、有効期限、および、発行店舗(端末装置2の設置された店舗など)の情報も記録される。
【0164】
ステップS393において、アクセスプログラム18aは、処理結果をファイナンス会社サーバ3に通知する。すなわち、今の場合、電子クーポンが記録されたことが処理結果として通知される。
【0165】
ステップS383において、応答プログラム48aは、処理結果を受信する。
【0166】
ステップS381において、ポイントの書込み要求ではないと判定され場合、ステップS384において、応答プログラム48aは、ポイントの読出しが要求されているか否かを判定し、読出しが要求されていると判定された場合、ステップS385において、ICカード22に記録された電子クーポンポイントを読み出すように要求する(ICカード22に記録された電子クーポンポイントを読み出すコマンドを送信する)。
【0167】
この処理により、ステップS391においては、ポイントの書込みが要求されていないと判定され、ステップS394において、アクセスプログラム18aは、ポイントの読出しが要求されているか(ポイントの読出すコマンドが送信されてきているか)否かを判定し、さらに、電子クーポンポイントの読出しが要求されていると判定されることになるので、ステップS395において、アクセスプログラム18aは、ICカードR/W管理プログラム18bに対してICカードR/W部21を制御して、ICカード22に記録されている電子クーポンポイントを読み出させる。
【0168】
ステップS384において、ポイントの読出し要求ではないと判定された場合、ポイントの読出し、また、書込みが要求されるまで、ステップS381,S384の処理が繰り返され、同様にして、ポイントの読出しが要求されていないと判定された場合、ポイントの読出し、また、書込みが要求されるまで、ステップS391,S394の処理が繰り返される。
【0169】
次に、図24のフローチャートを参照して、購入履歴管理処理をについて説明する。ステップS401において、応答プログラム48aは、購入履歴の書込みが要求されているか否かを判定し、購入履歴の書込みが要求されていると判定された場合、ステップS402において、取得した情報(例えば、図13のフローチャートのステップS47の処理により取得された電子クーポンポイントと同様に電子チケットが購入されたときの購入日、型番、個数、金額、または、担当者などの情報)に基づいて、購入履歴をICカードに書き込むように要求する(購入履歴をICカードに書き込むように要求するコマンドを送信する)。
【0170】
ステップS411において、アクセスプログラム18aは、購入履歴の書込みが要求されたか否かを判定し、購入履歴の書込みが要求されたと判定した場合、ステップS412において、アクセスプログラム18aは、クレジットカード会社サーバ3より送信されてくる購入履歴の書込み要求(コマンド)に応じて、ICカードR/W管理プログラム18bに対してICカードR/W部21を制御して、ICカード22に購入履歴を書き込むように制御する。
【0171】
ステップS413において、アクセスプログラム18aは、処理結果をファイナンス会社サーバ3に通知する。すなわち、今の場合、購入履歴が書込まれたことが処理結果として通知される。
【0172】
ステップS403において、応答プログラム48aは、処理結果を受信する。
【0173】
ステップS401において、購入履歴の書込み要求ではないと判定され場合、ステップS404において、応答プログラム48aは、購入履歴の読出しが要求されているか否かを判定し、購入履歴の読出しが要求されていると判定された場合、ステップS405において、ICカード22に記録された購入履歴を読み出すように要求する(購入履歴の読出しのコマンドを送信する)。
【0174】
この処理により、ステップS411においては、購入履歴の書込みが要求されていないと判定され、ステップS414において、アクセスプログラム18aは、購入履歴の読出しが要求されているか否かを判定し、さらに、購入履歴の読出しが要求されていると判定されることになるので、ステップS415において、アクセスプログラム18aは、ICカードR/W管理プログラム18bに対してICカードR/W部21を制御して、ICカード22に記録されている購入履歴を読み出す。
【0175】
ステップS404において、購入履歴の読出し要求ではないと判定された場合、購入履歴の読出し、また、書込みが要求されるまで、ステップS401,S404の処理が繰り返され、同様にして、購入履歴の読出しが要求されていないと判定された場合、購入履歴の読出し、また、書込みが要求されるまで、ステップS411,S414の処理が繰り返される。
【0176】
次に、図25のフローチャートを参照して、電子チケット入場券管理処理をについて説明する。ステップS421において、応答プログラム48aは、電子チケット入場券の書込みが要求されているか否かを判定し、電子チケット入場券の書込みが要求されていると判定された場合、ステップS422において、取得した情報(例えば、図15のフローチャートのステップS157の処理により取得された電子チケットの情報(席のグレード、開催日時の情報を含む))に基づいて、電子チケット入場券をICカード22に書き込むように要求する(電子チケット入場券をICカード22に書き込むコマンドを送信する)。
【0177】
ステップS431において、アクセスプログラム18aは、電子チケット入場券の書込みが要求されたか(電子チケット入場券をICカード22に書き込むコマンドが送信されてきたか)否かを判定し、電子チケット入場券の書込みが要求されたと判定した場合、ステップS432において、アクセスプログラム18aは、クレジットカード会社サーバ3より送信されてくる電子チケット入場券の書込み要求(コマンド)に応じて、ICカードR/W管理プログラム18bに対してICカードR/W部21を制御して、ICカード22に電子チケット入場券を書き込むように制御する。
【0178】
ステップS433において、アクセスプログラム18aは、処理結果をファイナンス会社サーバ3に通知する。すなわち、今の場合、電子チケット入場券が書込まれたことが処理結果として通知される。
【0179】
ステップS423において、応答プログラム48aは、処理結果を受信する。
【0180】
ステップS421において、電子チケット入場券の書込み要求ではないと判定され場合、ステップS424において、応答プログラム48aは、電子チケット入場券の読出しが要求されているか否かを判定し、電子チケット入場券の読出しが要求されていると判定された場合、ステップS425において、ICカード22に記録された電子チケット入場券を読み出すように要求する(ICカード22に記録された電子チケット入場券を読み出すコマンドを送信する)。
【0181】
この処理により、ステップS431においては、電子チケット入場券の書込みが要求されていないと判定され、ステップS434において、アクセスプログラム18aは、電子チケット入場券の読出しが要求されているか否かを判定し、さらに、電子チケット入場券の読出しが要求されていると判定されることになるので、ステップS435において、アクセスプログラム18aは、ICカードR/W管理プログラム18bに対してICカードR/W部21を制御して、ICカード22に記録されている電子チケット入場券を読み出す。
【0182】
ステップS424において、電子チケット入場券の読出し要求ではないと判定された場合、電子チケット入場券の読出し、また、書込みが要求されるまで、ステップS421,S424の処理が繰り返され、同様にして、電子チケット入場券の読出しが要求されていないと判定された場合、電子チケット入場券の読出し、また、書込みが要求されるまで、ステップS431,S434の処理が繰り返される。
【0183】
以上の図19乃至図25のフローチャートの処理により、図14のフローチャートを参照して説明したサービスメニューIDに対応する処理が実行される。
【0184】
以上によれば、非接触型のICカードに対応したカードリーダなどのインフラストラクチャを有しない加盟店であっても、非接触型のICカードのインフラストラクチャを既に有しているクレジットカード会社が、所定の情報の書込み、または、読出しを代行することにより、非接触型のICカードのインフラストラクチャを構築するコストを節約して、非接触型ICカードを導入することが可能となる。また、既に、非接触型ICカードのインフラストラクチャを有するクレジットカード会社などは、ICカードへの情報の記録、または、読出しの代行により、加盟店から取得されるICカードへの書込み、または、読出しにかかる代行に係る料金により利益を得ることが可能となる。
【0185】
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行させることが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに記録媒体からインストールされる。
【0186】
この記録媒体は、図2,図3,図5に示すように端末装置2、クレジットカード会社サーバ3、および、加盟店サーバ5に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されている記憶部18,48,78だけではなく、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク31,51,81(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク32,52,82(CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク33,53,83(MD(Mini−Disc)(登録商標)を含む)、もしくは半導体メモリ34,54,84(Memory Stickを含む)などよりなるパッケージメディアにより構成される。
【0187】
尚、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理は、もちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理を含むものである。
【0188】
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0189】
【発明の効果】
本発明によれば、非接触型のICカードのインフラストラクチャを構築するコストを節約しつつ、非接触型ICカードを導入することが可能となる。また、加盟店から取得されるICカードへの書込み、または、読出しにかかる代行料金により利益を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したICカード課金システムのブロック図である。
【図2】図1の端末装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図1のICカードR/W部とICカードを示すブロック図である。
【図4】図1のクレジットカード会社サーバの構成を示すブロック図である。
【図5】図1の加盟店サーバの構成を示すブロック図である。
【図6】図1のICカード課金システムの機能ブロック図である。
【図7】契約DBの構成例を示す図である。
【図8】サービスメニューDBの構成例を示す図である。
【図9】単価DBの構成例を示す図である。
【図10】課金DBの構成例を示す図である。
【図11】商品管理DBの構成例を示す図である。
【図12】ICカードに記録される情報の構成例を示す図である。
【図13】ICカードに電子クーポンポイントをプレゼントする処理を説明するフローチャートである。
【図14】サービスメニューIDに対応した処理を説明するフローチャートである。
【図15】電子クーポンポイントにより電子チケットを購入する処理を説明するフローチャートである。
【図16】表示される画面の表示例を示す図である。
【図17】電子チケットを使用してイベント会場に入場する処理を説明するフローチャートである。
【図18】請求書の送受信処理を説明するフローチャートである。
【図19】オーソリゼーション処理を説明するフローチャートである。
【図20】本人認証アシスト処理を説明するフローチャートである。
【図21】ICカードの有効性をチェックする処理を説明するフローチャートである。
【図22】会員ID、および、会員種別をチェックする処理を説明するフローチャートである。
【図23】電子クーポンポイントを管理する処理を説明するフローチャートである。
【図24】購入履歴を管理する処理を説明するフローチャートである。
【図25】電子チケット入場券を管理する処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ネットワーク, 2,2−1乃至2−n 端末装置, 3 クレジットカード会社サーバ, 4 与信ネットワーク, 5 加盟店サーバ, 18a アクセスプログラム, 18b ICカードR/W管理プログラム, 21 ICカードR/W部, 22 ICカード, 48a 応答プログラム, 48b 契約DB, 48c サービスメニューDB, 48d 課金プログラム, 48e 単価DB, 48f 課金DB, 78a 応答プログラム, 78b ホームページ管理プログラム, 78c サービスメニューDB, 78d 商品管理DB
Claims (10)
- 加盟店の情報を管理する第1の情報処理装置、ICカードの管理を代行する第2の情報処理装置、および、ICカードへの課金情報の記録、または読出しを行う第3の情報処理装置からなる情報処理システムにおいて、
前記第1の情報処理装置は、
前記加盟店の加盟店IDと、前記ICカードを利用した課金処理に関するサービスを識別するサービスメニューIDを前記第2の情報処理装置に送信する第1の送信手段と、
前記第2の情報処理装置から送信されてくる、前記第1の送信手段により送信したサービスメニューIDに応じて前記ICカードに実行された処理結果を受信する第1の受信手段と
を備え、
前記第2の情報処理装置は、
前記第1の情報処理装置から送信されてくる前記加盟店IDと前記サービスメニューIDを受信する第2の受信手段と、
契約した加盟店の加盟店IDを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている加盟店IDと、前記第2の受信手段により受信された前記加盟店IDとを比較する比較手段と、
前記比較手段の比較結果に応じて、前記サービスメニューIDに対応した、ICカードへの課金情報の記録、または、読出しを要求する記録読出コマンドを前記第3の情報処理装置に送信する第2の送信手段と、
前記第3の情報処理装置から送信されてくる、前記記録読出コマンドに応じてICカードに実行された処理結果を受信する第3の受信手段と、
前記ICカードに実行された処理結果を、前記第1の情報処理装置に送信する第3の送信手段と
を備え、
前記第3の情報処理装置は、
前記第2の情報処理装置より送信されてくる前記記録読出コマンドを受信する第4の受信手段と、
前記第4の受信手段により受信された前記記録読出コマンドに対応した前記ICカードへの課金情報の記録、または、読出しを実行する記録読出手段と、
前記記録読出手段により前記ICカードに実行された処理結果を前記第2の情報処理装置に送信する第4の送信手段と
を備える
ことを特徴とする情報処理システム。 - 前記サービスメニューIDは、オーソリゼーション、本人認証アシスト、カード有効性チェック、会員ID・会員種別チェック、電子クーポン・ポイント管理、購入履歴管理、または、電子チケット・入場券管理を識別するIDを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。 - 加盟店の情報を管理する第1の情報処理装置、ICカードの管理を代行する第2の情報処理装置、および、ICカードへの課金情報の記録、または読出しを行う第3の情報処理装置からなる情報処理システムの情報処理方法において、
前記第1の情報処理装置の情報処理方法は、
前記加盟店の加盟店IDと、前記ICカードを利用した課金処理に関するサービスを識別するサービスメニューIDを前記第2の情報処理装置に送信する第1の送信ステップと、
前記第2の情報処理装置から送信されてくる、前記第1の送信ステップの処理で送信したサービスメニューIDに応じて前記ICカードに実行された処理結果を受信する第1の受信ステップと
を含み、
前記第2の情報処理装置の情報処理方法は、
前記第1の情報処理装置から送信されてくる前記加盟店IDと前記サービスメニューIDを受信する第2の受信ステップと、
契約した加盟店の加盟店IDを記憶する記憶ステップと、
前記記憶ステップの処理で記憶されている加盟店IDと、前記第2の受信ステップの処理で受信された前記加盟店IDとを比較する比較ステップと、
前記比較ステップの処理での比較結果に応じて、前記サービスメニューIDに対応した、ICカードへの課金情報の記録、または、読出しを要求する記録読出コマンドを前記第3の情報処理装置に送信する第2の送信ステップと、
前記第3の情報処理装置から送信されてくる、前記記録読出コマンドに応じてICカードに実行された処理結果を受信する第3の受信ステップと、
前記ICカードに実行された処理結果を、前記第1の情報処理装置に送信する第3の送信ステップと
を含み、
前記第3の情報処理装置の情報処理方法は、
前記第2の情報処理装置より送信されてくる前記記録読出コマンドを受信する第4の受信ステップと、
前記第4の受信ステップの処理で受信された前記記録読出コマンドに対応した前記ICカードへの課金情報の記録、または、読出しを実行する記録読出ステップと、
前記記録読出ステップの処理で前記ICカードに実行された処理結果を前記第2の情報処理装置に送信する第4の送信ステップと
を含む
ことを特徴とする情報処理方法。 - 加盟店の情報を管理する第1の情報処理装置、ICカードの管理を代行する第2の情報処理装置、および、ICカードへの課金情報の記録、または読出しを行う第3の情報処理装置からなる情報処理システムを制御するプログラムであって、
前記第1の情報処理装置を制御するプログラムは、
前記加盟店の加盟店IDと、前記ICカードを利用した課金処理に関するサービスを識別するサービスメニューIDの前記第2の情報処理装置への送信を制御する第1の送信制御ステップと、
前記第2の情報処理装置から送信されてくる、前記第1の送信制御ステップの処理で送信が制御されたサービスメニューIDに応じて前記ICカードへの実行が制御された処理結果の受信を制御する第1の受信制御ステップと
を含み、
前記第2の情報処理装置を制御するプログラムは、
前記第1の情報処理装置から送信されてくる前記加盟店IDと前記サービスメニューIDの受信を制御する第2の受信制御ステップと、
契約した加盟店の加盟店IDの記憶を制御する記憶制御ステップと、
前記記憶制御ステップの処理で記憶が制御されている加盟店IDと、前記第2の受信制御ステップの処理で受信が制御された前記加盟店IDとの比較を制御する比較制御ステップと、
前記比較制御ステップの処理での比較結果に応じて、前記サービスメニューIDに対応した、ICカードへの課金情報の記録、または、読出しを要求する記録読出コマンドの前記第3の情報処理装置への送信を制御する第2の送信制御ステップと、
前記第3の情報処理装置から送信されてくる、前記記録読出コマンドに応じてICカードに実行された処理結果の受信を制御する第3の受信制御ステップと、前記ICカードに実行された処理結果の、前記第1の情報処理装置への送信を制御する第3の送信制御ステップと
を含み、
前記第3の情報処理装置を制御するプログラムは、
前記第2の情報処理装置より送信されてくる前記記録読出コマンドの受信を制御する第4の受信制御ステップと、
前記第4の受信制御ステップの処理で受信が制御された前記記録読出コマンドに対応した前記ICカードへの課金情報の記録、または、読出しの実行を制御する記録読出制御ステップと、
前記記録読出制御ステップの処理で前記ICカードへの実行が制御された処理結果の前記第2の情報処理装置への送信を制御する第4の送信制御ステップと
を含む
ことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。 - 加盟店の情報を管理する第1の情報処理装置、ICカードの管理を代行する第2の情報処理装置、および、ICカードへの課金情報の記録、または読出しを行う第3の情報処理装置からなる情報処理システムを制御するコンピュータのうち、
前記第1の情報処理装置を制御するコンピュータに、
前記加盟店の加盟店IDと、前記ICカードを利用した課金処理に関するサービスを識別するサービスメニューIDの前記第2の情報処理装置への送信を制御する第1の送信制御ステップと、
前記第2の情報処理装置から送信されてくる、前記第1の送信制御ステップの処理で送信が制御されたサービスメニューIDに応じて前記ICカードへの実行が制御された処理結果の受信を制御する第1の受信制御ステップと
を実行させ、
前記第2の情報処理装置を制御するコンピュータに、
前記第1の情報処理装置から送信されてくる前記加盟店IDと前記サービスメニューIDの受信を制御する第2の受信制御ステップと、
契約した加盟店の加盟店IDの記憶を制御する記憶制御ステップと、
前記記憶制御ステップの処理で記憶が制御されている加盟店IDと、前記第2の受信制御ステップの処理で受信が制御された前記加盟店IDとの比較を制御する比較制御ステップと、
前記比較制御ステップの処理での比較結果に応じて、前記サービスメニューIDに対応した、ICカードへの課金情報の記録、または、読出しを要求する記録読出コマンドの前記第3の情報処理装置への送信を制御する第2の送信制御ステップと、
前記第3の情報処理装置から送信されてくる、前記記録読出コマンドに応じてICカードに実行された処理結果の受信を制御する第3の受信制御ステップと、
前記ICカードに実行された処理結果の、前記第1の情報処理装置への送信を制御する第3の送信制御ステップと
を実行させ、
前記第3の情報処理装置を制御するコンピュータに、
前記第2の情報処理装置より送信されてくる前記記録読出コマンドの受信を制御する第4の受信制御ステップと、
前記第4の受信制御ステップの処理で受信が制御された前記記録読出コマンドに対応した前記ICカードへの課金情報の記録、または、読出しの実行を制御する記録読出制御ステップと、
前記記録読出制御ステップの処理で前記ICカードへの実行が制御された処理結果の前記第2の情報処理装置への送信を制御する第4の送信制御ステップと
を実行させる
ことを特徴とするプログラム。 - 第1の他の情報処理装置から送信されてくる加盟店IDとサービスメニューIDを受信する第1の受信手段と、
契約した加盟店の加盟店IDを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている加盟店IDと、前記第1の受信手段により受信された前記加盟店IDとを比較する比較手段と、
前記比較手段の比較結果に応じて、前記サービスメニューIDに対応した、ICカードへの課金情報の記録、または、読出しを要求する記録読出コマンドを第2の他の情報処理装置に送信する第1の送信手段と、
前記第2の他の情報処理装置から送信されてくる、前記記録読出コマンドに応じてICカードに実行された処理結果を受信する第2の受信手段と、
前記ICカードに実行された処理結果を、前記第1の他の情報処理装置に送信する第2の送信手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記サービスメニューIDは、オーソリゼーション、本人認証アシスト、カード有効性チェック、会員ID・会員種別チェック、電子クーポン・ポイント管理、購入履歴管理、または、電子チケット・入場券管理を識別するIDを含む
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。 - 第1の他の情報処理装置から送信されてくる加盟店IDとサービスメニューIDを受信する第1の受信ステップと、
契約した加盟店の加盟店IDを記憶する記憶ステップと、
前記記憶ステップの処理で記憶されている加盟店IDと、前記第1の受信ステップの処理で受信された前記加盟店IDとを比較する比較ステップと、
前記比較ステップの処理での比較結果に応じて、前記サービスメニューIDに対応した、ICカードへの課金情報の記録、または、読出しを要求する記録読出コマンドを第2の他の情報処理装置に送信する第1の送信ステップと、
前記第2の他の情報処理装置から送信されてくる、前記記録読出コマンドに応じてICカードに実行された処理結果を受信する第2の受信ステップと、
前記ICカードに実行された処理結果を、前記第1の他の情報処理装置に送信する第2の送信ステップと
を含むことを特徴とする情報処理方法。 - 第1の他の情報処理装置から送信されてくる加盟店IDとサービスメニューIDの受信を制御する第1の受信制御ステップと、
契約した加盟店の加盟店IDの記憶を制御する記憶制御ステップと、
前記記憶制御ステップの処理で記憶が制御されている加盟店IDと、前記第1の受信制御ステップの処理で受信が制御された前記加盟店IDとの比較を制御する比較制御ステップと、
前記比較制御ステップの処理での比較結果に応じて、前記サービスメニューIDに対応した、ICカードへの課金情報の記録、または、読出しを要求する記録読出コマンドの第2の他の情報処理装置への送信を制御する第1の送信制御ステップと、
前記第2の他の情報処理装置から送信されてくる、前記記録読出コマンドに応じてICカードに実行された処理結果の受信を制御する第2の受信制御ステップと、
前記ICカードに実行された処理結果の、前記第1の他の情報処理装置への送信を制御する第2の送信制御ステップと
を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。 - 第1の他の情報処理装置から送信されてくる加盟店IDとサービスメニューIDの受信を制御する第1の受信制御ステップと、
契約した加盟店の加盟店IDの記憶を制御する記憶制御ステップと、
前記記憶制御ステップの処理で記憶が制御されている加盟店IDと、前記第1の受信制御ステップの処理で受信が制御された前記加盟店IDとの比較を制御する比較制御ステップと、
前記比較制御ステップの処理での比較結果に応じて、前記サービスメニューIDに対応した、ICカードへの課金情報の記録、または、読出しを要求する記録読出コマンドの第2の他の情報処理装置への送信を制御する第1の送信制御ステップと、
前記第2の他の情報処理装置から送信されてくる、前記記録読出コマンドに応じてICカードに実行された処理結果の受信を制御する第2の受信制御ステップと、
前記ICカードに実行された処理結果の、前記第1の他の情報処理装置への送信を制御する第2の送信制御ステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
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JP2002269526A JP2004110235A (ja) | 2002-09-17 | 2002-09-17 | 情報処理システムおよび方法、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2002269526A JP2004110235A (ja) | 2002-09-17 | 2002-09-17 | 情報処理システムおよび方法、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム |
Publications (2)
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---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2002
- 2002-09-17 JP JP2002269526A patent/JP2004110235A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2006118112A1 (ja) * | 2005-04-27 | 2006-11-09 | Sony Corporation | データ処理システム及びデータ処理方法 |
US8244581B2 (en) | 2005-04-27 | 2012-08-14 | Sony Corporation | Data processing system and data processing method |
US8412573B2 (en) | 2005-04-27 | 2013-04-02 | Sony Corporation | Data processing system and data processing method |
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