JP2004107922A - シャッターの駆動停止装置 - Google Patents

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shutter curtain
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Fumiyuki Irie
入江 史之
Mayumi Yoneyama
米山 真由美
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Sanwa Shutter Corp
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Sanwa Shutter Corp
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Abstract

【課題】シャッターケース内でどのように巻きが乱れても、その乱れを検知してシャッターカーテンの駆動を停止する。
【解決手段】巻取シャフト3に巻装されたシャッターカーテン5の周面を囲むように周方向に張設されたワイヤ11と、ワイヤ11の一端に連結されたマイクロスイッチ10とを有し、シャッターカーテン5の巻が乱れてシャッターカーテン5がワイヤ11に接触すると、マイクロスイッチ10が作動して電流を遮断することで駆動を停止する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動式シャッターの駆動停止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開平6−280362
【特許文献2】特開平7−301068
通常、シャッター装置には下限リミットスイッチが設けてあり、下降するシャッターカーテンが下限に到達するとシャッターカーテンの繰り出しを停止するようにしてある。しかしながら、下限リミットの設定が狂った時に、シャッターカーテンをそのまま継続して繰り出すと、シャッターカーテンが逆方向へ巻かれてしまうおそれがある。
【0003】
上述のような不具合に対処するべく、シャッターケース内に設置したエマージェンシースイッチを有する駆動停止装置が提案されている。従来のエマージェンシースイッチは、例えば、ケース内の一辺に取り付けられ、オーバーラン時にシャッターカーテンが前後方向に振れた時に、シャッターカーテンを構成するスラットがスイッチに接触することで駆動を停止するようになっている。
【0004】
しかしながら、従来の駆動停止装置は、巻き出されたシャッターカーテンが、逆方向へ巻かれる状況を無くすように、ケース内での逆巻き防止を目的としたものであり、特に、シャッターカーテンの巻き出し始めに不感知領域が存在する。例えば、シャッターカーテンが下降してからすぐ何らかの障害物に当たったような場合には、スラットがエマージェンシースイッチに当たらずに、シャッターカーテンの巻きがケース内で乱れて自破壊に至ってしまうおそれがある。
【0005】
また、下降中のシャッターカーテンが障害物に当たった場合や、オーバーランした場合には、シャッターカーテンの巻きが乱れるが、この時にどのように巻が乱れるかは定かでない。多くの場合には、まぐさ部に近い部位のスラットが影響を受けるものと推測されるが、シャッターカーテンに掛かる力の強度や方向、力が作用した時のスラットの姿勢等によっては、予期しない部位に乱れが生じるおそれもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記不具合を解決するために創案されたものであって、シャッターケース内でどのように巻きが乱れても、その乱れを検知してシャッターカーテンの駆動を停止することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を達成するために本発明が採用した技術手段は、シャッターケース内の巻取シャフトに巻装されたシャッターカーテンを繰り出すことで建物開口部を閉鎖する電動式シャッターの駆動停止装置において、該装置は、該巻取シャフトに巻装されたシャッターカーテンの周面の前面側及び、上面側と後面側の少なくとも一方に近接して設けた検知手段を有し、シャッターカーテンの巻きが乱れてシャッターカーテンが該検知手段に接触することで駆動を停止するものである。
【0008】
一つの好ましい態様では、該検知手段は、巻取シャフトに巻装されたシャッターカーテンの周面を囲むように周方向に張設されたワイヤと、該ワイヤの一端に連結されたマイクロスイッチとを有し、シャッターカーテンの巻が乱れてシャッターカーテンが該ワイヤに接触すると、該マイクロスイッチが作動して電流を遮断して駆動を停止する。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。電動式シャッター装置は、建物開口部左右端部に立設したガイドレール1と、建物開口部上方に設けたシャッターケース2と、シャッターケース2に内装された巻取シャフト3および開閉機4と、巻取シャフト3に巻装されたシャッターカーテン5とを有する。開閉機4によって巻取シャフト3を正逆回転駆動させることで、巻取シャフト3に巻装されたシャッターカーテン5を繰り出して建物開口部を閉鎖し、また、全閉時からシャッターカーテン5を巻取シャフト3に巻き取ることで建物開口部を開放する。
シャッターカーテン5は複数のスラット50を上下に連設することで構成されている。
【0010】
シャッターケース2は、左右のブラケット20(一方のブラケットのみ図示)と左右のブラケット20間を連結する4本のケースアングル21,22,2,24と、シャッターケース2の上面及び前面を構成する図示しないケース上面板及びケース前面板とから構成されている。シャッターケース2の下面には、外まぐさ6、内まぐさ7が設けてあり、内外のまぐさ6,7の間にシャッターカーテン5の飲み込み口が形成されている。
【0011】
図4に示すように、シャッターによる建物開口部の開閉は、操作スイッチ8からの入力によって行なわれる。操作スイッチ8の開ボタンを押すと、開信号が開閉機4のモータに送信され、シャッターカーテン5を繰り出す方向に巻取シャフト3が回転駆動される。操作スイッチ8の閉ボタンを押すと、閉信号が開閉機4のモータに送信され、シャッターカーテン5を巻き取る方向に巻取シャフト3が回転駆動される。操作スイッチ8の停止ボタンを押すと、開閉機4のモータへの電力供給が停止されて、巻取シャフト3の回転が停止し、シャッターカーテン5の繰り出しあるいは巻取りが停止される。
【0012】
シャッター装置には、図示しない上限リミットスイッチおよび下限リミットスイッチが設けてある。シャッターカーテンの繰り出し時に、下限位置を下限リミットスイッチが検知すると、閉リミット接点が切れて、開閉機4のモータへの電力供給が停止されて、巻取シャフト3の回転が停止して、繰り出し中のシャッターカーテン5が停止する。シャッターカーテンの巻取り時に、上限位置を上限リミットスイッチが検知すると、開リミット接点が切れて、開閉機4のモータへの電力供給が停止されて、巻取シャフト3の回転が停止して、巻取り中のシャッターカーテン5が停止する。
【0013】
図1乃至図3に戻って、ブラケット20は前辺200、上辺201、後辺202、下辺203から略方形状を有しており、前辺200と上辺201が会合する隅部にはケースアングル21が、上辺201と後辺202が会合する隅部にはケースアングル22が、前辺200と下辺203が会合する隅部にはケースアングル23が、後辺202の下方部位で後辺202と下辺203とが会合する隅部よりもやや上方に位置した部位にはケースアングル24が設けてある。
【0014】
ブラケット20の内側の面部には、面部に対して直交する方向に、巻取シャフト3の長さ方向に平行して、複数のローラユニット9が片持ち状に延設されている。ローラユニット9は、軸部90とローラ部91を有し、軸部90の基端をブラケット20の面部に装着すると共に、軸部90の先端にローラ部91が回転可能に設けてある。4本のローラユニット9の軸部90の長さは全て同一であり、全てのローラ部91が同じ垂直平面上に位置するようになっている。
【0015】
図示のものでは、4本のローラユニット9のうち、1本はケースアングル21より内側に位置してケースアングル21と並設するように延出しており、他の1本はケースアングル22の下方に位置してケースアングル22と並設するように延出しており、さらに他の1本のローラユニット9はケースアングル24の上方に位置してケースアングル24と並設するように延出している。さらに残りの1本のローラユニット9は、内まぐさ7の上面に近接して他の3本のローラユニットと並行して延出している。
【0016】
内まぐさ7の上面には、内まぐさ7に近接して延出するローラユニット9のローラ部91に近接対向して一つのマイクロスイッチ10が配設されている。マイクロスイッチ10にはワイヤ11の一端が連結されており、ワイヤ11は、4本のローラユニット9の各ローラ部91に順次掛け渡たすようにして巻取シャフト3に巻装されたシャッターカーテン5の周面を囲むように周方向に張設されており、ワイヤ11の他端はケースアングル23に連結されている。尚、ワイヤ11の他端が連結される部材はケースアングル23に限定されない。図示のものでは、マイクロスイッチ10は内まぐさ7に設けられ、ワイヤ11の他端は外まぐさ6に近接して配設されたケースアングル23に装着されているので、巻取シャフト3に巻装されたシャッターカーテン5の周面の略全周(周面の前面側、上面側、後面側を含む)にわたってワイヤ11を張設することができ、精度の高い検知が可能となる。
【0017】
マイクロスイッチ11はワイヤ11の引張によってスイッチが入るように構成されていると共に、シャッター駆動用配線におけるマイクロスイッチ接点と連携しており、マイクロスイッチ11が入ると、マイクロスイッチ接点が切れて、マイクロスイッチの作動によって開閉機4のモータへの電流が遮断されるようになっている。
【0018】
上述のように構成された駆動停止装置において、通常の下降状態では、図2に示すように、ワイヤ11は巻取シャフト3に巻装されたシャッターカーテン5とは接触せずにフリーであり、シャッターカーテン5は継続して下降する。
【0019】
図3に示すように、下降中のシャッターカーテン5が障害物に当接すると、巻取シャフト3に巻装されたシャッターカーテン5の周面が例えば前面側に膨出して前面側のワイヤ11に接触してワイヤ11を引張し、これにしたがって、マイクロスイッチが作動し、マイクロスイッチが入って配線におけるマイクロスイッチ接点が切れることで、開閉機4のモータへの電流が遮断されて電力供給が停止する。開閉機4への電力供給が停止されると巻取シャフト3の回転が停止してシャッターカーテン3の下降が停止する。
【0020】
図示のものでは、ローラユニット9をブラケット20に取り付けているが、軸部90を用いないで、軸部90の代わりにケースアングル21,22,24に直接ローラ部91を設けてもよい。また、図示のものでは、建物開口部幅方向左右のうち一方にのみ駆動停止装置を設けているが、左右2ヶ所に駆動停止装置を設けても良い。さらに、左右2ヶ所に駆動停止装置を設けた場合において、好ましくは、1本のワイヤを取り回して兼用することで、一つのマイクロスイッチによってシャッターカーテンの巻きの乱れを検出する。
【0021】
【発明の効果】
本発明は、巻取シャフトに巻装されたシャッターカーテンの周面の前面側及び、上面側と後面側の少なくとも一方に近接して設けた検知手段によって巻き乱れを検知するものであるので、従来の駆動停止装置に比べて、より高い精度でケース内の巻き乱れを検知することができる。特に、巻取シャフトに巻装されたシャッターカーテンの周面を囲むようにワイヤを張設し、該ワイヤの一端にマイクロスイッチを設けたものにおいては、ケース内でどのように巻きが乱れても、その巻を一つのマイクロスイッチで検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る駆動停止装置の組立て状態を示す部分斜視図である。
【図2】本発明に係る駆動停止装置を備えたシャッター装置の概略側面図であって、シャッターカーテンの通常の下降状態を示している。
【図3】本発明に係る駆動停止装置を備えたシャッター装置の概略側面図であって、下降するシャッターカーテンが障害物に当接することで、駆動停止装置が作動した状態を示している。
【図4】シャッター装置を電動駆動するための配線図であって、配線にはマイクロスイッチの作動によって切れる接点が設けてある。
【符号の説明】
2 シャッターケース
3 巻取シャフト
4 開閉機
5 シャッターカーテン
7 内まぐさ
9 ローラユニット
10 マイクロスイッチ
11 ワイヤ

Claims (2)

  1. シャッターケース内の巻取シャフトに巻装されたシャッターカーテンを繰り出すことで建物開口部を閉鎖する電動式シャッターの駆動停止装置において、該装置は、該巻取シャフトに巻装されたシャッターカーテンの周面の前面側及び、上面側と後面側の少なくとも一方に近接して設けた検知手段を有し、シャッターカーテンの巻きが乱れてシャッターカーテンが該検知手段に接触することで駆動を停止するように構成されていることを特徴とするシャッターの駆動停止装置。
  2. 請求項1において、該検知手段は、巻取シャフトに巻装されたシャッターカーテンの周面を囲むように周方向に張設されたワイヤと、該ワイヤの一端に連結されたマイクロスイッチとを有し、シャッターカーテンの巻が乱れてシャッターカーテンが該ワイヤに接触すると、該マイクロスイッチの作動により電流を遮断して駆動を停止することを特徴とするシャッターの駆動停止装置。
JP2002269400A 2002-09-17 2002-09-17 シャッターの駆動停止装置 Pending JP2004107922A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008169585A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 Bunka Shutter Co Ltd シートシャッターの障害物感知装置
JP2020051105A (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 大和ハウス工業株式会社 シャッター装置

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