JP2004106997A - 紙類収容容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙類の取出し作業を非常に容易に行うことができるように構成された紙類収容容器を提供する。
【解決手段】紙類収容容器としてのペーパー分別容器21は、前方に開口する開口部が設けられた外箱22と、開口部を通して外箱22内に挿脱可能に収容される内トレイ23と、内トレイ23の前端部に設けられ開口部の下部を開閉可能に閉鎖する開閉扉24とを備えている。さらに、前記開閉扉24は内トレイ23の前端縁に沿って回動するように軸着されているうえ、開口状態における開閉扉24の上面後端部(補強突条94の上端部)は内トレイ23の底板61上面前端部よりも低い位置に配置されるようになっている。このペーパー分別容器21は、開閉扉24の上方に位置する開口部を通して紙類を挿入するとともに、挿入された紙類を内トレイ23の底板61上面に積み重ねながら収容する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、主として使用済みのコピー用紙や古封筒、或いは再利用可能なコピー用紙等の紙類を分別収集するために用いられる紙類収容容器に関するものである。より詳しくは、紙類を収容するための内トレイと、その内トレイを挿脱可能に収容するための外箱とを備え、内トレイ内に紙類を容易に挿入することができるとともに、内トレイ内に貯められた紙類の取出しを容易に行うことができるように構成された紙類収容容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の紙類収容容器としては、底板と両側板及び背板で形成されて前面部に紙ゴミの出し入れのための開口部を設けてなる所定高さの大きいボックスを複数段積み重ねることにより構成された紙ゴミ分別容器が知られている(特許文献1参照)。また、この紙ゴミ分別容器では、前記大きいボックスと、その大きいボックスよりも高さの低い小さいボックスとを積み重ねることにより構成されている場合もある。前記小さいボックスは、前記大きいボックスと同様に、底板と両側板及び背板で形成されて前面部に紙ゴミの出し入れのための開口部を設けてなるものである。
【0003】
前記大きいボックスの前面部には、底板から連続した所定高さの下部前板と、該下部前板の上縁に連設した所定高さの開閉蓋とが設けられているうえ、該開閉蓋の上部には紙ゴミの出し入れのための開口部が設けられている。また、前記小さいボックスは、前面部の底板から連続した所定高さの下部前板を除いて開口部としてなるように構成されている。さらに、前記下部前板は、大きいボックスの高さのほぼ3分の1の高さ、小さいボックスの高さのほぼ半分の高さとなるように形成されている。
【0004】
また、これら各ボックス内には、付属のトレーを収容することができるように構成されている。前記付属のトレーには、後方に向けて所定の下がり勾配を有する傾斜底面が形成されているうえ、該底面の前面側の一部には手指を差し入れて紙ゴミを捕捉するための切欠きが設けられている。
【0005】
そして、この紙ゴミ分別容器は、多段に積み重ねられた各段のボックスの前面部を開口部として内部の紙ゴミのストックの状況を容易に確認することができるとともに、この開口部から紙ゴミの出し入れを容易に行うことができるようになっている。さらに、この紙ゴミ分別容器では、前面部に切欠きを形成した傾斜底面を有するトレーを付属させることにより、このトレーで所定サイズの紙ゴミを揃えてボックスに収納し、整理した状態で簡単に取り出すことができるようになっている。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−159301号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記従来の紙ゴミ分別容器では、大小のボックスの前面部に配設されている下部前板が、それぞれ各ボックス高さのほぼ3分の1〜2分の1の高さとなるように形成されていた。即ち、これら大小のボックスでは、前記下部前板が底板の上面及びトレーの上面よりもより一層高い位置まで延びるように立設されていた。このため、これら大小のボックスにおいて、底板及びトレーの上面にストックされている紙ゴミを取り出す際には、まず、ボックス内に手指を挿入して紙ゴミの束の下端部を捕捉した後、その束を前記下部前板の上方まで持ち上げつつ開口部から引き出す必要があった。従って、この紙ゴミ分別容器では、前記下部前板が同容器内からの紙ゴミの取り出し作業を行う際の作業性の著しい低下をもたらす原因となっていた。
【0008】
この発明は、上記のような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、紙類の取出し作業を非常に容易に行うことができるように構成された紙類収容容器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明の紙類収容容器は、前方に開口する開口部が設けられた外箱と、前記開口部を通して外箱内に挿脱可能となるように収容される内トレイと、その内トレイの前部に設けられ前記開口部の下部を開閉可能に閉鎖するように構成された開閉扉とを備え、前記開閉扉の上方に位置する開口部を通して紙類を挿入するとともに、その挿入された紙類を前記内トレイの上面に積み重ねながら収容するように構成された紙類収容容器であって、前記開閉扉を内トレイの前端縁に沿って回動するように装着するとともに、同開閉扉を回動させて開口部の下部を開口させたとき、その開閉扉の上面後端部が前記内トレイの上面前端部と同じ高さ又はその高さよりも低い位置に配置されるように構成したことを特徴とするものである。
【0010】
請求項2に記載の発明の紙類収容容器は、請求項1に記載の発明において、複数の外箱を上下に積み重ねて係止するとともに、最上部に位置する外箱の上端部に天板を設け、複数種類の紙類を分別しながら収容するように構成したことを特徴とするものである。
【0011】
請求項3に記載の発明の紙類収容容器は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記開閉扉により開口部の下部を閉鎖したとき、同開閉扉の前端部と外箱の前端部とが面一となるように構成したことを特徴とするものである。
【0012】
請求項4に記載の発明の紙類収容容器は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明において、前記内トレイの前端部に前板を設けるとともに、その前板の下端部所定位置に切欠きを設けたことを特徴とするものである。
【0013】
請求項5に記載の発明の紙類収容容器は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の発明において、前記内トレイの前端部に前板を設けるとともに、その前板の下方に位置する外箱の上面前端部に引出し凹部を凹設したことを特徴とするものである。
【0014】
請求項6に記載の発明の紙類収容容器は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の発明において、前記外箱内に内トレイを収容したとき、その内トレイの上面が前方ほど高い位置に配置されるように構成するとともに、同内トレイの上面中央部に掴出し凹部を凹設し、その掴出し凹部内に手指を挿入して内トレイの上面に収容されている紙類を掴出すように構成したことを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を具体化した実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図7(a)、(b)に示すように、紙類収容容器としてのペーパー分別容器21は、合成樹脂により略四角箱状に形成されており、その内部に使用済みのコピー用紙や古封筒、或いは再利用可能なコピー用紙等の紙類を一時的に分別しながら収容するように構成されている。このペーパー分別容器21は、前面及び上面が開口した略四角箱状に形成された外箱22と、その外箱22内に前後方向に挿脱可能となるように収容される内トレイ23と、その内トレイ23の前端部に回動可能に軸着された開閉扉24とを備えている。
【0016】
なお、このペーパー分別容器21は、図1に略示されるような多段に形成されたもの(多段のペーパー分別容器21)、或いは図7に示されるような1段に形成されたもの(1段のペーパー分別容器21)のいずれであっても構わないが、通常は3段に形成されたもの(高さ700mm)が好適に使用される。前記多段のペーパー分別容器21は、複数の外箱22を上下に積み重ねて係止(固定)することにより構成されているうえ、最上部に位置する外箱22の上端部を略四角板状に形成された天板25により閉鎖したものである。また、前記1段のペーパー分別容器21は、前記多段のペーパー分別容器21の最上部に位置する外箱22、内トレイ23、開閉扉24及び天板25によって構成されている。以下、主として、この1段に形成されたペーパー分別容器21について詳述する。
【0017】
図1、図2(a)、(b)及び図7に示すように、外箱22は、合成樹脂製の外箱本体31と、その外箱本体31の左右両側部に添着される左右一対の表面板32とから構成されている。外箱本体31は、略四角板状に形成された底壁33と、その底壁33の左右両側縁に沿って立設された対向する一対の側壁34と、同底壁33の後端縁に沿って立設された後壁35とより前面及び上面が開口した略四角箱状(正断面U字状、平断面コ字状、側断面L字状)に形成されている。また、表面板32は、合成樹脂により略四角板状に形成されており、前記側壁34の外側面(外端部)に添着されている。
【0018】
底壁33の上面前端部には、平面四角形状、側面直角三角形状に形成された左右一対の底壁凸部41が設けられている。この底壁凸部41は、底壁33を構成する壁面を前方ほど高くなるように傾斜させることにより側面直角三角形状となるように形成されている。これら左右の底壁凸部41間に位置する底壁33の前端部中央には、両底壁凸部41よりも低い位置に配設された引出し凹部42が設けられている。なお、この引出し凹部42は、底壁33の上面後端部と同じ高さの平坦面となるように形成されている。
【0019】
側壁34は、底壁33の側縁から上下方向に延びるように立設された側部内壁面34aと、その側部内壁面34aの周縁部から外側方へと延びるように略四角枠状(略四角筒状)に突設された側壁枠部44とを備えている。側壁枠部44は、前記側部内壁面34aの上端縁及び前後両端縁から外側方に延びるように突設されているうえ、同側部内壁面34aの下端部(下端縁よりも僅かに上方位置)から外側方に延びるように突設されている。さらに、対向する一対の側部内壁面34aは、上方ほど僅かに外側方側へと拡がるテーパ形状に形成されている。この構成により、複数の外箱22を上下に積み重ねたとき、上方に位置する外箱22の側部内壁面34aの外側面下端部及び側壁枠部44の下面がそれぞれ、下方に位置する外箱22の側部内壁面34aの内側面上端部及び側壁枠部44の上面と係合されるようになっている。
【0020】
一方、前記側壁枠部44の外端部には、外箱本体31とは別体で成形された表面板32が嵌着されており、外箱22の左右外側面を面一に形成して使い勝手を高めている。また、両側壁34の外側面下端部中央には、側面長四角形状に形成された把持孔45が凹設されており、外箱22及びペーパー分別容器21を容易に把持することができるようになっている。また、各側部内壁面34aの外側面には、側壁34の強度を高めるための図示しない補強リブが突設されている。
【0021】
後壁35は、底壁33の後端縁から上下方向に延びるように立設された後部内壁面35aと、その後部内壁面35aの周縁部から後方へと延びるように四角枠状(四角筒状)に突設された後壁枠部47とを備えている。後壁枠部47は、前記後部内壁面35aの上端縁及び左右両側縁から後方に延びるように突設されているうえ、同後部内壁面35aの下端部(下端縁よりも僅かに上方位置)から後方に延びるように突設されている。さらに、この後壁35は、図2(b)に示されるように、側面から見たとき上方ほど僅かに細くなる側面略台形状に形成されている。加えて、この後壁35の下端部に位置する後壁枠部47の後端部(先端部)には、係合板48が垂下されている。
【0022】
この構成により、複数の外箱22を上下に積み重ねたとき、上方に位置する外箱22の後部内壁面35aの外側面下端部、後壁枠部47の下面及び係合板48の内側面がそれぞれ、下方に位置する外箱22の後部内壁面35aの内側面上端部、後壁枠部47の上面及び後端縁と係合されるようになっている。また、後部内壁面35aの外側面(後面)には、後壁35の強度を高めるための図示しない補強リブが突設されている。
【0023】
図1、図2(c)及び図7に示すように、天板25は、合成樹脂により有蓋無底四角箱状(略四角板状)に形成されているうえ、その前端部には天板25の強度を高めるための図示しない金属棒が左右に延びるように配設されている。この天板25は、四角板状に形成された上壁25aと、その上壁25aの周縁に沿って垂下された四角枠状(四角筒状)の外部係合枠部51とを備えている。さらに、この天板25の中央部下面には、四角枠状(四角筒状)に形成された内部係合枠部52が垂下されている。この構成により、天板25の周縁部下面には外部係合枠部51と内部係合枠部52とによって底面四角環状となるように仕切られた係合凹溝53が形成され、図7に示されるように外箱22(側壁34及び後壁35)の上端部を嵌入させてその上端部を天板25により閉鎖するようになっている。
【0024】
また、上壁25aの上面中央部には、同上壁25aの壁面を僅かに凹ませることにより平面四角形状に形成された載置凹部54が設けられている。この載置凹部54は、前記内部係合枠部52の上方(真上)に位置するように構成されている。また、この載置凹部54の前部は、前方ほど高くなるように傾斜する傾斜面54aとなっている。
【0025】
図1、図3(a)、(b)及び図4(a)〜(e)に示すように、内トレイ23は、合成樹脂により前面及び上面が開口された略四角箱状(正断面略H字状、平断面コ字状、側断面略L字状)に形成されている。この内トレイ23は、四角板状に形成された底板61と、その底板61の左右の側縁に接合されつつ上下方向に延びるように配設された左右一対の側板62と、同底板61の後端縁に沿って立設された後板63とを備えている。
【0026】
底板61は、後方側ほど低くなるように所定の角度で傾斜するように配設されている。この底板61の前端部下面には、長四角板状に形成された前板66が同底板61の前端縁全体に沿うように垂下されているうえ、内トレイ23の下端まで延びるように形成されている。さらに、この前板66の中央部下端には、正面長四角形状となるように形成された切欠き67が設けられており、外箱22内に収容されている内トレイ23を前方に引出す際に手指を容易に引掛けることができるようになっている。加えて、図7(a)に示すように、この切欠き67は、上記外箱22前端部の引出し凹部42と上下に一致した位置に配設されているうえ、いずれもペーパー分別容器21の前面に露出するように構成されており、前記手指がより一層挿入しやすくなっている。また、この底板61の後端部下面左右両側部には、左右一対の滑車68が回転可能に軸着されており、内トレイ23が外箱22の底壁33上を前後方向に滑らかに移動することができるようになっている。
【0027】
一方、底板61の上面には、図6(a)〜(c)に示される仕切板71を立設させるための各一対の第1長孔72a及び第2長孔72bがそれぞれ前後方向に延びる長孔状となるように凹設されている。前後一対の第1長孔72aは、底板61の左右方向の中心線に沿うように設けられており、同底板61上に紙類としてのA4用紙73aを左右に2枚並べて配置する際の境界線上に位置している。また、前後一対の第2長孔72bは、底板61の一側部寄りに設けられており、同底板61の他側縁に紙類としてのB4用紙73bの一側縁が接するように配置したとき、そのB4用紙73bの他側縁に沿う位置に配設されている。また、この底板61において、前記第2長孔72bよりも一側部側には、紙類としての葉書や封筒等を載置することができるように構成されており、このとき、この底板61上にはB4用紙73bと葉書等とを左右に並べて配置することができるようになっている。
【0028】
さらに、この底板61の前端部上面には、平面略楕円形状、正断面U字状、側面略長四角形状(略U字状)に形成された左右一対の掴出し凹部74が凹設されている。これら掴出し凹部74は、底板61の前端部中央部において前後方向に延びる長孔状に形成されており、図3(a)に示されるように底板61上の所定位置にA4用紙73a又はB4用紙73bを載置したとき、それら用紙73a,73bの前端縁がその中央部に配置されるように構成されている。また、各掴出し凹部74の上端縁上面は面取りされており、掴出し凹部74内に手指を挿入して用紙73a,73bを掴出しやすくなっている。
【0029】
側板62は、長四角板状に形成された側部板76と、その側部板76の周縁部から外側方に延びるように突設された長四角枠状(長四角筒状)の側板枠部77とから略長四角板状に形成されている。側板枠部77は、側部板76の上下両端縁及び後端縁から外側方に延びるように突設されているうえ、同側部板76の前端部(前端縁よりも僅かに後方位置)から外側方に延びるように突設されている。この側板62は、その内側面中央部に前記底板61の側縁が接合されているうえ、下端縁前端部は同底板61前端部に設けられた掴出し凹部74の下端部に沿うように前方ほど高くなるように傾斜している。
【0030】
前記側板枠部77よりも前方に位置する側部板76の前端部には、上記開閉扉24を軸着させるための回動手段を構成する軸孔78と、同開閉扉24を所定位置に係止するための第一係止手段を構成する係止凸部79とが設けられている。軸孔78は、側部板76の前端部下方位置において、同側部板76の壁面を円孔状に貫設することにより構成されている。係止凸部79は、側部板76の外側面前端部上方位置に半球状に突設されている。
【0031】
後板63は、底板61の後端縁から上方に延びるように立設された長四角板状の後部板81と、その後部板81の上端縁に沿って後方へと延びるように突設された上部フランジ82とから略長四角板状に形成されている。後部板81は、側面から見たとき底板61と直交するように立設されており、上方ほど後方側へと傾斜するように形成されている。この後板63の上端部には、前記第1長孔72a及び第2長孔72bと前後に一致した位置に、それぞれ平面T字状、正面長四角形状となるように形成された左右一対の係入孔83が設けられている。これら係入孔83は、上部フランジ82の前端から中央部にかけて平面T字状となるように凹設されているうえ、後部板81の上端から中央部にかけて上下方向に延びる長孔状に凹設されている。
【0032】
図6(a)〜(c)に示すように、仕切板71は、合成樹脂により略長四角板状に形成されている。この仕切板71の下端縁及び後端縁には、側面逆L字状となるように形成されたL字板86が左右両側方に延びるように突設されている。このL字板86は、仕切板71を内トレイ23上に立設させたとき、その下面が底板61の上面と当接するとともに、後面が後板63の前面と当接するように構成されており、仕切板71を内トレイ23上で安定状態で立設させる。また、L字板86の下面には、前後一対の係入板87が前後方向に延びる長四角板状に垂下されており、前記内トレイ23の第1及び第2長孔72a,72b内に係脱可能に係入されるようになっている。また、同仕切板71の後端部に位置するL字板86の上端部には、側面逆L字状、平断面T字状となるように形成された係入部88が後方に延びるように突設されており、前記内トレイ23の係入孔83内に係脱可能に係入されるようになっている。
【0033】
図1、図5(a)〜(f)、図7及び図8に示すように、開閉扉24は、合成樹脂により略長四角板状(正面長四角形状、平面略U字状(略コ字状))となるように形成されている。この開閉扉24は、内トレイ23の前端縁及びその近傍を軸に回動することができるように構成されており、同内トレイ23の前方(前面)を開閉可能となるように閉鎖している。この開閉扉24は、長四角板状に形成された開閉板91と、その開閉板91の左右両側縁に沿って立設された左右一対のガイド板92とを備えている。
【0034】
図1及び図8に示される開口状態の開閉扉24において、開閉板91の上面中央部には、所定間隔をおいて3本のガイド突条93が前後方向に延びるように突設されている。さらに、同開閉板91の上面後端部には、前記ガイド突条93の後端と接合されるとともに、左右方向に延びるように形成された補強突条94が突設されている。各ガイド突条93は、前方ほど低くなるように傾斜した側面三角形状に形成されているうえ、その後端において補強突条94と接合されることによって補強されている。また、この開閉板91の後端縁は、前記補強突条94の下端部よりも僅かに後方に延びるように形成された第二係止手段を構成する係止突条95となっている。
【0035】
ガイド板92は、前方ほど尖った(細くなる)略三角板状に形成されているうえ、その周縁には略三角枠状(略三角筒状)に形成された枠部96が外側方に延びるように突設されている。さらに、このガイド板92の後端部(基端部)内側面には、前記内トレイ23の軸孔78内に無理嵌めによって係入されるように構成された回動手段を構成する側面略円形状の回動軸97が突設されており、内トレイ23と開閉扉24とを連結するようになっている。また、前記ガイド突条93の後端部上方には、前記内トレイ23の係止凸部79を係脱可能に係入させるための第一係止手段を構成する係入孔98が円孔状に凹設されている。
【0036】
上記ペーパー分別容器21の作用について以下に記載する。
図1、図7及び図8に示すように、1段に形成されたペーパー分別容器21を組立てる際には、まず、外箱本体31の左右両側部に表面板32を嵌め込んで添着することにより外箱22を組立てた後、その外箱22の上端部に天板25を嵌め込んで係止する。続いて、内トレイ23前端部の左右の軸孔78内に開閉扉24基端部の左右の回動軸97を無理嵌めにより係入させて扉付トレイ111を組立てた後、その扉付トレイ111を前記組立てられた外箱22内に収容する。なお、この扉付トレイ111は、内トレイ23と開閉扉24とから構成される。
【0037】
一方、多段に形成されたペーパー分別容器21を組立てる際には、前記1段のペーパー分別容器21の外箱22の下端部に別の外箱22の側壁34及び後壁35上端部を嵌め込んで係止した後、各外箱22内に収容される扉付トレイ111を前記と同様に組立てることによって行われる。なお、この多段のペーパー分別容器21においては、分別される紙類の種類を識別しやすくするために、各段に配置される開閉扉24を異なった色彩で着色された合成樹脂により構成するとよい。
【0038】
また、前記1段及び多段のペーパー分別容器21の内トレイ23の上面には、分別される紙類のサイズに対応する位置に仕切板71を立設させるとよい。さらに、これら1段及び多段のペーパー分別容器21の下端部各コーナ部には、図示しないキャスターを装着して移動が容易となるように構成するのが好ましい。
【0039】
前記組立て後の1段のペーパー分別容器21は、外箱22内に内トレイ23が前後方向に挿脱容易となるように収容されている。即ち、前記外箱22の底壁33の上面後部には、内トレイ23の滑車68が載置されているうえ、同底壁33前部の底壁凸部41上には、内トレイ23の側部板76の下端縁(側板枠部77の下端面)及び掴出し凹部74の下端面が載置されている。さらに、同外箱22の側壁34及び後壁35の下端部内側面には、内トレイ23の側板枠部77及び上部フランジ82の外端部が近接配置されている。このため、この内トレイ23は、外箱22の内側面(底壁33、側壁34及び後壁35)に対して摺動抵抗少なく前後方向に挿脱することができるようになっている。特に、内トレイ23の前端部を上方に浮上させた状態では、同内トレイ23と底壁33の上面との間には、滑車68のみが当接された状態となり、極めて容易に挿脱されるようになっている。
【0040】
また、このペーパー分別容器21の扉付トレイ111は、内トレイ23及び外箱22に対して開閉扉24が開閉可能となるように軸着されていることから、図7に示される閉鎖状態と、図8に示される開口状態との2種類の状態を取ることができるようになっている。即ち、前記開閉扉24は、内トレイ23の左右の軸孔78を軸に回動するように軸着されているうえ、閉鎖状態では左右の係入孔98内に内トレイ23の係止凸部79が係入して開閉板91を上下方向に立設させ、開口状態では係止突条95が内トレイ23の前板66前面と当接して前後方向に配向される。
【0041】
一方、前記閉鎖状態の開閉扉24(前端部)は、図7(b)に示されるように、外箱22の前端面(左右の側壁34の前面)と面一となるように配置されており、外観が良好になっている。さらにこのとき、前記開閉扉24の前端部及び外箱22の前面は、内トレイ23の前板66とも面一となるように配置されており、外観がさらに良好になっている。
【0042】
また、前記開口状態の開閉扉24の開閉板91及びガイド突条93は、図8(b)に示されるように、内トレイ23の底板61と平行又はほぼ平行となるように延設されており、同底板61上に載置される図示しない紙類が極めて取出しやすくなっている。さらに、この開口状態の開閉扉24の基端部(後端部)は、前記底板61の上面前端部よりも低い位置に配置されるように構成されており、前記紙類を取出す際の引掛かりが極めて効果的に防止されるようになっている。また、前記内トレイ23の底板61は、後方ほど低くなるように傾斜して配置されており、内トレイ23上に向かって投げ込まれた紙類が半自動的に底板61の後端部に集まるようになっている。
【0043】
一方、図7(b)に示すように、扉付トレイ111が収容されていない状態のペーパー分別容器21の前端部には、正面四角形状となるように開口された開口部112(開口孔)が開口されている。また、扉付トレイ111を収容したペーパー分別容器21において、前記開口部112の上部、即ち閉鎖状態の開閉扉24の上端と天板25(外部係合枠部51)の前端部下端との間には、ペーパー分別容器21内に紙類を挿入するための挿入孔113(挿入部)が開口されている。さらに、前記開口部112の下部には、閉鎖状態の開閉扉24によって閉鎖されるとともに開口状態の開閉扉24によって開口されるように構成された取出し孔114(取出し部)が設けられており、主にこの取出し孔114を通して内トレイ23上に収容(ストック)されている紙類を取出すようになっている。
【0044】
さて、このペーパー分別容器21を用いて、使用済みのコピー用紙や再利用可能なコピー用紙等の紙類を分別収集する際には、まず、図7に示される閉鎖状態のペーパー分別容器21の挿入孔113から同ペーパー分別容器21内へと紙類を静かに放り投げながら挿入する。なおこのとき、内トレイ23上に仕切板71が立設されている場合には、その仕切板71の位置を目安に、同じ種類の紙類が収容されている場所を挿入孔113の外部から目視しつつ挿入する。
【0045】
このペーパー分別容器21内に挿入された紙類は、内トレイ23の底板61が後方(奥部)ほど低くなるように傾斜していることから、底板61の最奥部まで半自動的に移動して載置される。その結果、このペーパー分別容器21内に収容された複数枚の紙類は、底板61の後端部側に概ね上下に揃った状態で整理されつつ積み重ねられて収容される。なお、このペーパー分別容器21内に収容されている紙類は、挿入孔113を通して同ペーパー分別容器21の外部から容易に目視して確認することができる。
【0046】
一方、このペーパー分別容器21内から紙類を取出す際には、以下のいずれかの方法を採用することができる。即ち、外箱22内に内トレイ23が収容されたままの状態で開閉扉24を開口させて取出す第1の取出し方法、又は扉付トレイ111を外箱22内から取出して分離させた後に紙類を取出す第2の取出し方法が挙げられる。また、外箱22内から内トレイ23の前部(前半分)を前方に引出した状態で紙類を取出す方法も行われ得る。
【0047】
第1の取出し方法は、ペーパー分別容器21内にストックされた紙類の枚数が比較的少ない場合に好適に採用され、左右の回動軸97を軸に開閉扉24を前方に回動させて内トレイ23の前面(取出し孔114)を開口させた後、その大きく開口した開口部112内に手指を挿入して取出す方法である。この方法では、まず、外箱22内に収容されたままの状態の扉付トレイ111の開閉扉24を前方に回動させて図8に示される開口状態にする。次に、必要に応じて上下に積み重ねられている複数の紙類を側板62又は後板63の内側面に寄せて上下を揃えた後、手指を掴出し凹部74内に前方から潜り込ませて紙類の前端部下面を持ち上げつつ把持し、そのまま手指をペーパー分別容器21の前方へと引き寄せることによって紙類を外部へと取出す。
【0048】
このとき、前記開閉扉24の開閉板91が内トレイ23の底板61とほぼ平行となるように延設されていることから、開口部112(取出し孔114)に対する手指の挿脱が極めて容易である。また、前記内トレイ23は、前方ほど高くなるように傾斜した底壁凸部41による移動規制によって、紙類の引出しに同調して引出され難くなっていることから、紙類のみが容易に外部に取出され得る。
【0049】
さらに、内トレイ23の底板61上面前端部が開閉扉24の開閉板91上面後端部(補強突条94の上端部)よりも高い位置に配置されていることから、紙類が底板61から開閉板91へと引きずられながら移動する際に、その移動を直接的に妨げるような負の段差が存在せず、円滑な移動が行われる。例えば、乱雑に積み重ねられた紙類を取出す際には、様々な方向から突出した紙類の前端縁が開閉扉24の上面後端部(例えば補強突条94の上端部等)に引掛けられることなく、極めて円滑な取出し作業が行われる。特に、B4用紙73bやA3用紙等の大きいサイズ(片手で把持したときに周縁部が容易に下方に撓むサイズ)の紙類を片手で取出す際の作業性は著しく良好となっている。
【0050】
第2の取出し方法は、ペーパー分別容器21内にストックされた紙類の枚数が比較的多い場合に好適に採用され、扉付トレイ111全体を外箱22内から全て引出して分離させた後、その扉付トレイ111を天板25の上面に一時的に載置した状態で紙類を取出す方法である。この方法では、まず、図7に示される閉鎖状態のペーパー分別容器21の前面下端部中央に開口されている引出し凹部42及び切欠き67からなる把持孔115内に手指を挿入して切欠き67の上端縁に同手指を引掛けた後、そのまま斜め上方へと引き上げながら前方へと引き寄せる。このとき、前記扉付トレイ111の前端部は、外箱22の底壁凸部41から浮上した状態となることから、同扉付トレイ111全体が外箱22の底壁33上面に対して左右の滑車68のみに支えられた状態となり、容易に前方へと引出され得る。
【0051】
次に、前記外箱22内から前方に引出された内トレイ23の中央部又は後端部を別の手指で把持した状態で扉付トレイ111全体を外箱22の前方に引出した後、その扉付トレイ111を天板25の上面中央部(載置凹部54)に載置する。このとき、前記引出された扉付トレイ111の側部板76の下端縁(側板枠部77の下端面)前端部と、掴出し凹部74の下端面とは、載置凹部54の前部に設けられた傾斜面54aの上面に当接されていることから、同扉付トレイ111は天板25上に安定状態で載置されている。最後に、この扉付トレイ111は、上記第1の取出し方法と全く同様に、開閉扉24を前方に回動させて開口状態にした後、内トレイ23上から紙類を外部へと取出す。
【0052】
上記実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。
・ 実施形態のペーパー分別容器21は、前方に開口する開口部112が設けられた略四角箱状の外箱22と、その外箱22内に前後方向に挿脱可能となるように収容される内トレイ23と、その内トレイ23の前端部に設けられ開口部112の下部を開閉可能に閉鎖する開閉扉24とを備えている。さらに、このペーパー分別容器21は、前記開閉扉24の上方に位置する開口部112(挿入孔113)を通して紙類を挿入するとともに、その挿入された紙類を内トレイ23(底板61)の上面に積み重ねながら収容するように構成されている。加えて、このペーパー分別容器21では、前記開閉扉24が内トレイ23の前端縁又はその近傍を中心として回動するように軸着されているうえ、開口状態における開閉扉24の上面後端部(補強突条94)が内トレイ23の上面前端部よりも低い位置に配置されるように構成されている。
【0053】
即ち、このペーパー分別容器21では、開口状態の扉付トレイ111において、開閉扉24の上面後端部と内トレイ23の上面前端部との間に、紙類の引出し方向に向かって低くなる段差が形成されている。この段差は、前記引出し方向に向かって紙類を引出す際に、紙類の下面が滑らかに乗り越えることができるとともに、同紙類の端縁が引掛けられることがないという意味から、紙類の引出しを妨害しない正の段差であると言える。従って、このペーパー分別容器21の扉付トレイ111では、紙類の取出し作業を極めて容易かつ円滑に行うことができる。
【0054】
さらに、この開口状態の扉付トレイ111では、前記正の段差が形成されることにより、取出し孔114(開口部112)が大きく開口されるようになっている。このため、この大きく開口された取出し孔114から、内トレイ23の前端部を全て見通すことが容易であることから、ストックされている紙類の前端部下端を目視することが容易となり、紙類を掴出すために手指を挿入すべき位置を容易かつ確実に確認することができて大変作業性がよい。加えて、前記手指を内トレイ23(底板61)の上面とほぼ平行に挿脱できることから、紙類の取出し作業を著しく容易に行うことができる。
【0055】
これに対し、前記従来の紙ゴミ分別容器の下部前板は、紙ゴミを放り込んで挿入する際に容器内からの紙ゴミの抜け出し(落下)を防止する正の役割を果たす一方で、紙ゴミの引出し経路上に高く立設された障壁としての負の役割を果たすことから、紙ゴミの引出しを妨害する負の段差であると言える。このため、この紙ゴミ分別容器では、紙ゴミの下端部を下部前板を越える高い位置まで引き上げながら引出す必要性がある等、紙ゴミの取出し作業における作業性が著しく劣っている。
【0056】
・ このペーパー分別容器21は、複数の外箱22を上下に積み重ねて係止するとともに、最上部に位置する外箱22の上端部(上部開口部)を略四角板状に形成された天板25で閉鎖することにより、多段に形成されたペーパー分別容器21とすることができる。この多段のペーパー分別容器21は、A3用紙、A4用紙73a、A5用紙、B4用紙73b、葉書や封筒等の複数種類の紙類をそれぞれ各段に分別しながら収容することができるとともに、多量の紙類を収容することができることから、特にオフィス等での使用における有用性は極めて高い。
【0057】
・ このペーパー分別容器21は、開閉扉24により開口部112の下部(取出し孔114)を閉鎖したとき、同開閉扉24の前端部(前端面)と、外箱22の前端部(前端面)とが面一となるように構成されている。このため、この閉鎖状態のペーパー分別容器21では、外観が極めて良好になっているうえ、開閉扉24が手指等にぶつかって破損するおそれが著しく低減されている。
【0058】
・ このペーパー分別容器21は、内トレイ23(底板61)の前端部に前板66が垂下されているうえ、その前板66の下端部に切欠き67が形成されている。即ち、このペーパー分別容器21では、切欠き67と外箱22(底壁33)の上面前端部との間に手指を挿入するための空間(把持孔115の上部)が形成されており、さらにその空間内に手指を挿入して切欠き67の下端縁に同手指を引掛けることができるように構成されている。このため、このペーパー分別容器21では、内トレイ23(閉鎖状態の扉付トレイ111)を外箱22内から容易に引出すことができることから、紙類の取出し作業における作業性が極めて良好である。また、前記切欠き67は、ペーパー分別容器21の前面に目視しやすくなるように露出していることから、紙類の取出し作業における作業性がさらに良好になっている。
【0059】
・ このペーパー分別容器21は、内トレイ23の前端部に前板66が垂下されているうえ、その前板66の下方に位置する外箱22(底壁33)の上面前端部に引出し凹部42が凹設されている。即ち、この閉鎖状態のペーパー分別容器21では、前板66と外箱22(底壁33)の上面前端部との間に手指を挿入するための空間(把持孔115の下部)が形成されており、さらにその空間内に手指を挿入して前板66の下端縁に同手指を引掛けることができるように構成されている。このため、このペーパー分別容器21では、内トレイ23(閉鎖状態の扉付トレイ111)を外箱22内から容易に引出すことができることから、紙類の取出し作業における作業性が極めて良好である。また、前記前板66及び引出し凹部42は、ペーパー分別容器21の前面に目視しやすくなるように露出していることから、紙類の取出し作業における作業性がさらに良好になっている。
【0060】
・ このペーパー分別容器21では、引出し凹部42と切欠き67とが上下に一致した位置に配設されていることから、それら引出し凹部42及び切欠き67からなる把持孔115が極めて大きく開口されており、内トレイ23を外箱22内から引出す際の手指の挿入を極めて容易に行うことができる。
【0061】
・ このペーパー分別容器21では、外箱22内に内トレイ23を収容したとき、その内トレイ23の底板61上面が前方ほど高くなるように傾斜しているうえ、同内トレイ23の上面前端部に手指を挿入して紙類を掴出すための掴出し凹部74が所定深さ凹設されている。このため、このペーパー分別容器21では、内トレイ23の上面にストックされている紙類の下面前端部と、掴出し凹部74の上面奥部との間に手指を挿入しやすくなっていることから、紙類の取出し作業を極めて容易かつ迅速に行うことができる。
【0062】
・ このペーパー分別容器21では、内トレイ23を外箱22内に収容したとき、その内トレイ23の底板61が前方ほど高くなるように傾斜しているうえ、掴出し凹部74が底板61の略中央部(前寄り位置)に配設されている。このため、このペーパー分別容器21では、掴出し凹部74が正面からは目視できない位置に配設されており、ペーパー分別容器21の外観が極めて良好で意匠性が高い。
【0063】
・ このペーパー分別容器21では、内トレイ23の後端部に滑車68が設けられていることから、外箱22内からの内トレイ23の引出しを極めて滑らかに行うことができる。このため、前記内トレイ23の引出し時に、振動や衝撃等によりストックされている紙類が乱され難くなっていることから、紙類の取出し作業の作業性が極めて良好である。
【0064】
さらに、外箱22の底壁33の前端部に底壁凸部41が突設されていることから、外箱22内に収容されている内トレイ23が不測に前後動したりし難く、取り扱い性が良好である。また、天板25の上面に設けられた傾斜面54aも、前記底壁凸部41と全く同様の作用効果を発揮する。
【0065】
・ 閉鎖状態の扉付トレイ111では、図7(b)に示されるように、開閉扉24の係止突条95が内トレイ23の底板61上面と接するように配置されている。このため、このペーパー分別容器21では、内トレイ23上にストックされている紙類が内トレイ23と開閉扉24との間の隙間を通って不測に抜け出すという不具合が発生しない。
【0066】
なお、本実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 図9(a)、(b)に示すように、底壁33の前部に同底壁33の左右両端部間に延びる底壁凸部41を設けるとともに、その底壁凸部41の前端部上面中央に正面及び平面長四角形状に形成された引出し凹部42を凹設すること。なお、図9(a)に示される外箱22において、表面板32は図示されていない。
【0067】
・ 図9(a)、(b)に示すように、後壁枠部47の後端縁を垂直面に沿って延びるように形成するとともに、係合板48を省略すること。
・ 係止突条95の突出幅を開閉扉24の基端部側に僅かに延長させることにより、開閉扉24の先端部(前端部)を図8(b)に示される位置よりも上方に位置するように構成してもよい。即ち、開閉扉24のガイド突条93の上端面又は開閉板91の上面と水平面とのなす角度が、前記底板61の上面と水平面とのなす角度よりも大きくなるように構成してもよい。なおこのとき、開口状態の開閉扉24の上面後端部は、内トレイ23の上面前端部と同じ高さ又はそれ未満の高さに配置されている必要がある。また、前記ガイド突条93の上端面又は開閉板91の上面と水平面とのなす角度と、前記底板61の上面と水平面とのなす角度との差は、30°以下であるのが好ましく、15°以下であるのがより好ましい。このように構成した場合でも、開閉扉24の上面後端部と、内トレイ23の上面前端部との間に正の段差が形成されていることから、上記実施形態と同様に、紙類の取出し作業を容易に行うことが可能である。
【0068】
逆に、前記係止突条95の突出幅を僅かに短くすることにより、開閉扉24の先端部(前端部)を図8(b)に示される位置よりも下方に位置するように構成しても構わない。例えば、前記開閉扉24のガイド突条93の上端面又は開閉板91の上面が、水平面に沿って延びるように配設すること。また、前記開閉扉24のガイド突条93の上端面又は開閉板91の上面が、前方ほど低くなるように傾斜していても構わない。なおこのとき、前記ガイド突条93の上端面又は開閉板91の上面と水平面とのなす角度は、15°以下であるのが好ましく、10°以下であるのがより好ましい。
【0069】
・ 開口状態の扉付トレイ111において、開閉扉24のガイド突条93の後端部(補強突条94の上端部)と、内トレイ23の底板61上面前端部とが同じ高さとなるように構成してもよい。このように構成した場合、負の段差が形成されないことから、上記実施形態と全く同様に紙類の取出し作業を非常に容易に行うことができる。
【0070】
・ 外箱22内に内トレイ23を収容したとき、内トレイ23の底板61が水平面に沿って延びるように構成されていても構わない。
・ 外箱22内に内トレイ23を収容したとき、内トレイ23前端部の前板66が外箱22の底壁33前端縁よりも前方に位置するように配設すること。なおこのとき、切欠き67及び引出し凹部42を省略しても構わない。このように構成した場合、前板66の下端縁が底壁33の先端部よりも前方に突出していることから、外箱22内から内トレイ23を引出す際に、前板66の下端縁に手指を引掛けるのが容易となる。
【0071】
・ 例えば、底壁凸部41を底壁33の前端部全体に渡って設けることにより、引出し凹部42を省略してもよい。このように構成した場合でも、前板66に切欠き67が設けられている場合には、その切欠き67に手指を引掛けることが可能である。
【0072】
・ 底壁凸部41を省略するとともに、内トレイ23を外箱22内に収容したとき、滑車68が載置される底壁33の上面後端部に凹部を設け、その凹部内に滑車68の下端部が嵌り込むように構成してもよい。或いは、底壁凸部41及び滑車68を省略しても構わない。
【0073】
・ 底壁凸部41を省略するとともに、底壁33全体を上方ほど高くなるように傾斜させてもよい。
・ 掴出し凹部74を省略しても構わない。
【0074】
・ ペーパー分別容器21内に、紙類としての本、新聞、雑誌、カタログ、チラシ、ファイル、未使用のコピー用紙等を収容しても構わない。
・ 上記実施形態のペーパー分別容器21において、内トレイ23を省略するとともに、開閉扉24を外箱22の底壁33前端部に回動可能となるように軸着すること。このように構成した場合、上記第1の取出し方法による紙類の取出し作業を非常に容易に行うことができる。
【0075】
さらに、前記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
・ 前記内トレイを前方及び上方に開口する略有底無蓋四角箱状に形成したことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の紙類収容容器。
【0076】
・ 前記開閉扉により開口部の下部を閉鎖した状態で係止するための第一係止手段と、同開閉扉により開口部の下部を開口させた状態で係止するための第二係止手段とを設けたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の紙類収容容器。
【0077】
・ 前記開閉扉により開口部の下部を閉鎖した状態で係止するための第一係止手段と、同開閉扉により開口部の下部を開口させた状態で係止するための第二係止手段とを設け、前記第二係止手段を開閉扉の基端部に設けられた係止突条により構成するとともに、前記開口部の下部を開口させたとき、前記係止突条の先端部が内トレイの前端部と当接されるように構成したことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の紙類収容容器。
【0078】
・ 前記開閉扉により開口部の下部を閉鎖した状態で係止するための第一係止手段と、同開閉扉により開口部の下部を開口させた状態で係止するための第二係止手段とを設け、前記第二係止手段を開閉扉の基端部に設けられた係止突条により構成するとともに、前記開口部の下部を閉鎖したとき、前記係止突条の先端縁と内トレイの上面とが当接するように構成したことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の紙類収容容器。
【0079】
・ 前記開閉扉を内トレイ上に立設することにより前記開口部の上部に紙類を挿入するための挿入孔を開口させるとともに、同開閉扉を内トレイの前方に配向させることにより同開口部の下部に紙類を取出すための取出し孔を開口させるように構成したことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の紙類収容容器。
【0080】
・ 前記天板の上面に内トレイを載置するための載置凹部を設けたことを特徴とする請求項2から請求項6のいずれかに記載の紙類収容容器。
・ 前記内トレイが載置される外箱の上面前部に底壁凸部を設けるとともに、その底壁凸部の上面を前方ほど高くなるようように形成したことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の紙類収容容器。
【0081】
・ 前記内トレイが載置される外箱の上面前部に底壁凸部を設けるとともに、その底壁凸部の上面を前方ほど高くなるように形成し、さらに同内トレイの後端部下面に滑車を配設したことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の紙類収容容器。
【0082】
・ 前方に開口する開口部が設けられた外箱と、その外箱の前部に設けられ前記開口部の下部を開閉可能に閉鎖するように構成された開閉扉とを備え、前記開閉扉の上方に位置する開口部を通して紙類を挿入するとともに、その挿入された紙類を前記外箱の底壁上に積み重ねながら収容するように構成された紙類収容容器であって、前記開閉扉を外箱の底壁前端縁に沿って回動するように装着するとともに、同開閉扉を回動させて開口部の下部を開口させたとき、その開閉扉の上面後端部が前記外箱の底壁上面前端部と同じ高さ又はその高さよりも低い位置に配置されるように構成したことを特徴とする紙類収容容器。このように構成した場合、紙類の取出し作業を非常に容易に行うことができる。
【0083】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、次のような効果を奏する。
請求項1から請求項6に記載の発明の紙類収容容器によれば、紙類の取出し作業を非常に容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の複数段のペーパー分別容器を略示した分解斜視図。
【図2】(a)は実施形態の外箱を示す平面図、(b)は図2(a)の2b−2b線から見た外箱を示す側断面図、(c)は図1の2c−2c線から見た天板を示す側断面図。
【図3】(a)は実施形態の内トレイを示す平面図、(b)は同じく内トレイを示す底面図。
【図4】(a)は実施形態の内トレイを示す正面図、(b)は同じく内トレイを示す側面図、(c)は図3(a)の4c−4c線から見た内トレイを示す側断面図、(d)は図3(a)の4d−4d線から見た内トレイの一部を示す正断面図、(e)は図3(b)の4e−4e線から見た内トレイの一部を示す正断面図。
【図5】(a)は実施形態の開閉扉の一部を示す平面図、(b)は同じく開閉扉の一部を示す底面図、(c)は同じく開閉扉の一部を示す背面図、(d)は同じく開閉扉の一部を示す正面図、(e)は同じく開閉扉を示す側面図、(f)は図5(b)の5f−5f線から見た開閉扉を示す側断面図。
【図6】(a)は実施形態の仕切板を示す側面図、(b)は同じく仕切板の後端部を示す平面図、(c)は同じく仕切板の後端部を示す底面図。
【図7】(a)は実施形態の閉鎖状態の1段のペーパー分別容器を示す正面図、(b)は図7(a)の7b−7b線から見た側断面図。
【図8】(a)は実施形態の開口状態の1段のペーパー分別容器を示す正面図、(b)は図8(a)の8b−8b線から見た側断面図。
【図9】(a)は実施形態以外の外箱を示す分解斜視図、(b)は図9(a)の9b線から見た外箱を示す側断面図。
【符号の説明】
21…紙類収容容器としてのペーパー分別容器、22…外箱、23…内トレイ、24…開閉扉、25…天板、33…外箱の上面を構成する底壁、42…引出し凹部、61…内トレイの上面を構成する底板、66…前板、67…切欠き、73a…紙類としてのA4用紙、73b…紙類としてのB4用紙、74…掴出し凹部、112…開口部、114…開口部の下部としての取出し孔。

Claims (6)

  1. 前方に開口する開口部が設けられた外箱と、前記開口部を通して外箱内に挿脱可能となるように収容される内トレイと、その内トレイの前部に設けられ前記開口部の下部を開閉可能に閉鎖するように構成された開閉扉とを備え、
    前記開閉扉の上方に位置する開口部を通して紙類を挿入するとともに、その挿入された紙類を前記内トレイの上面に積み重ねながら収容するように構成された紙類収容容器であって、
    前記開閉扉を内トレイの前端縁に沿って回動するように装着するとともに、
    同開閉扉を回動させて開口部の下部を開口させたとき、その開閉扉の上面後端部が前記内トレイの上面前端部と同じ高さ又はその高さよりも低い位置に配置されるように構成したことを特徴とする紙類収容容器。
  2. 複数の外箱を上下に積み重ねて係止するとともに、最上部に位置する外箱の上端部に天板を設け、複数種類の紙類を分別しながら収容するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の紙類収容容器。
  3. 前記開閉扉により開口部の下部を閉鎖したとき、同開閉扉の前端部と外箱の前端部とが面一となるように構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の紙類収容容器。
  4. 前記内トレイの前端部に前板を設けるとともに、その前板の下端部所定位置に切欠きを設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の紙類収容容器。
  5. 前記内トレイの前端部に前板を設けるとともに、その前板の下方に位置する外箱の上面前端部に引出し凹部を凹設したことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の紙類収容容器。
  6. 前記外箱内に内トレイを収容したとき、その内トレイの上面が前方ほど高い位置に配置されるように構成するとともに、
    同内トレイの上面中央部に掴出し凹部を凹設し、その掴出し凹部内に手指を挿入して内トレイの上面に収容されている紙類を掴出すように構成したことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の紙類収容容器。
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