JP2004105838A - 膜モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】膜チューブを逆洗する際、逆洗水によって膜チューブが振動し損傷することを防止できる膜モジュールを提供する。
【解決手段】ケーシング32内に膜エレメント33が設けられ、膜エレメント33は、先端を閉塞した管状の複数の膜チューブ36と、これら膜チューブ36を集束固定する集束プレート37とで構成され、ケーシング32に、通常濾過時において濾過処理水をケーシング32の外部へ排出し且つ逆洗時において逆洗水をケーシング32の内部へ供給する濾過水排出部49が設けられ、濾過水排出部49に、逆洗時においてケーシング32内に流れ込む逆洗水を分散させて各膜チューブ36に対し均一な流れにする流体分散器58が設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】ケーシング32内に膜エレメント33が設けられ、膜エレメント33は、先端を閉塞した管状の複数の膜チューブ36と、これら膜チューブ36を集束固定する集束プレート37とで構成され、ケーシング32に、通常濾過時において濾過処理水をケーシング32の外部へ排出し且つ逆洗時において逆洗水をケーシング32の内部へ供給する濾過水排出部49が設けられ、濾過水排出部49に、逆洗時においてケーシング32内に流れ込む逆洗水を分散させて各膜チューブ36に対し均一な流れにする流体分散器58が設けられている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、上水(浄水)処理,下水・廃水処理,ガス分離,ダスト分離等に用いられる膜モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上水(浄水)処理等に使用される膜モジュールとしては、例えば、内圧式の中空糸膜がある。すなわち、図10に示すように、膜モジュール81は、円筒状のケース82内に、両端が開口した多数の中空糸膜83(膜チューブ)を収納したものであり、ケース82の一端に原水供給部84が設けられ、ケース82の他端に循環水流出部85が設けられ、ケース82の胴部に処理水流出部86が設けられている。
【0003】
これによると、通常濾過時、原水を原水供給部84からケース82内の中空糸膜83の内部に供給し、中空糸膜83を内側から外側へ透過した水(濾過処理水)を処理水流出部86から流出させるとともに、上記原水の一部を循環水流出部85から排出して再び上記原水供給部84へ循環させている。
【0004】
また、中空糸膜83の内側に膜汚染物質が付着した場合、以下のようにして逆洗を行う。
すなわち、原水供給部84から循環水流出部85に向けて原水を流しながら、逆洗水を処理水流出部86からケース82内に供給する。これにより、上記逆洗水が中空糸膜83を外側から内側へ透過して逆洗するため、上記中空糸膜83の内側に付着していた膜汚染物質は、剥離除去され、逆洗水と共に中空糸膜83内から循環水流出部85を通って排出される(例えば特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−54789号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の従来形式では、逆洗水(流体の一例)を処理水流出部86からケース82内に供給した場合、逆洗水の流れの勢いは、処理水流出部86に近い箇所ほど強く、処理水流出部86から遠ざかるほど弱くなる。したがって、上記処理水流出部86に近い箇所の中空糸膜83は上記逆洗水の強い流れの勢いを直に受けるため、中空糸膜83(膜チューブ)が振動して損傷するといった問題がある。
【0007】
本発明は、ケーシング内に流体(被処理水や逆洗水等)を供給する際、上記流体の流れの勢いを直に受けることによって膜チューブが損傷してしまうことを防止できる膜モジュールを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本第1発明の膜モジュールは、ケーシング内に膜エレメントが設けられ、上記膜エレメントは、先端を閉塞した管状の複数の膜チューブと、これら膜チューブを集束固定する集束プレートとで構成され、上記ケーシング側に、ケーシング内に供給される流体を分散させて上記各膜チューブに対し均一な流れにする流体分散器が設けられているものである。
【0009】
これによると、流体は、ケーシング内に供給される際、流体分散器によって分散されて勢いが削がれ、各膜チューブに対し均一な流れとなる。このように流体の流れの強弱が軽減され均一になった状態で、上記流体が各膜チューブに対して流れるため、流体によって膜チューブが振動し損傷することを防止できる。
【0010】
また、本第2発明の膜モジュールは、流体分散器は、ケーシング側に取付可能な取付板と、この取付板に設けられてケーシング内に突入する管体とで構成され、上記管体内に流路が形成され、管体の周壁部に、複数の流通孔が管体軸心方向に沿って並んで形成され、上記各流通孔の向きは、膜チューブの軸心方向に対して直交し、且つケーシングの内周面に向いているものである。
【0011】
これによると、ケーシング内に供給される流体は、流体分散器の管体内の流路を流れ、各流通孔を通って管体の外側へ流れ出す。この際、各流通孔から流れ出た流体は、一旦、ケーシングの内周面に当り、その後、膜チューブの軸心方向に向きを変えて、各膜チューブに向かって流れる。これにより、流体は、流体分散器によって分散されて勢いが削がれ、各膜チューブに対し均一な流れとなる。このように、上記流体の流れの強弱が軽減され均一になった状態で、上記流体が各膜チューブに対して流れるため、流体によって膜チューブが振動し損傷することを防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における第1の実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。
図1に示すように、膜モジュール31は、ケーシング32の内部に複数(2個)の膜エレメント33を備えたものであり、被処理水を後述する膜チューブ36の内側から外側へ透過させて濾過する内膜式のものである。
【0013】
上記ケーシング32は、種々の形状を採用できるが、本実施の形態では、一例として直管円筒状のものを挙げている。上記ケーシング32の両端には、上記膜エレメント33を出し入れする膜エレメント装入口34が形成されている。これら両膜エレメント装入口34の外周縁にはケーシング側フランジ35が設けられている。
【0014】
上記膜エレメント33は、図2,図3に示すように、先端を閉塞した細い直管状のセラミック製の複数本の膜チューブ36と、これら膜チューブ36を集束固定する円板形状の集束プレート37とで構成されている。尚、上記各膜チューブ36は、多数の微細孔を有した膜形成材のみで管壁を成形してなり、管外径1〜6mmφ、管壁肉厚0.1〜0.8mmの形状をなすものであり、所定間隔で平行に配置されている。また、上記各膜チューブ36の基端側は、集束プレート37に形成された複数の貫通孔に挿通され、各膜チューブ13の基端間に充填された接着材層38によって集束プレート37に水密に集束固定されている。これにより、各膜チューブ36は集束プレート37に片持状に支持されている。
【0015】
図1に示すように、上記ケーシング32の両端には、ケーシング32内に装入された膜エレメント33の各膜チューブ36の基端開口36a側を覆う帽子状のキャップ40が着脱自在に取付けられている。
【0016】
上記キャップ40の開口端の外周縁にはキャップ側フランジ41が設けられている。そして、上記集束プレート37の外周部を上記ケーシング側フランジ35とキャップ側フランジ41との間に挟み込んだ状態で、複数のボルト42,ナット43を用いてケーシング側フランジ35とキャップ側フランジ41とを締結することにより、両膜エレメント33がそれぞれケーシング32内に水平に据付け固定されている。
【0017】
尚、集束プレート37とケーシング側フランジ35との間は一方のパッキン44によって水密にシールされている。また、集束プレート37とキャップ側フランジ41との間は他方のパッキン45によって水密にシールされている。また、ケーシング32内に据付けられた膜エレメント33の膜チューブ36の軸心36b(図2参照)はケーシング32の長手方向の軸心32a(図1参照)と同方向になる。
【0018】
上記両キャップ40の外周下部には、被処理水(被処理流体の一例)をキャップ40の内側空間46へ供給する原水供給口47が設けられている。また、両キャップ40の外周上部には空気抜き口48が設けられている。
【0019】
また、ケーシング32の外周上部には、各膜チューブ36によって濾過された濾過処理水を排出する濾過水排出部49が設けられ、さらに、ケーシング32の外周下部には、ドレン排出口50が設けられている。
【0020】
図4に示すように、上記濾過水排出部49は、ケーシング32に一体に設けられた排出管51と、ケーシング32に形成されて上記排出管51内とケーシング32内とを連通する排出口52と、上記排出管51の先端に設けられたフランジ53とで構成されている。上記排出管51には、フランジ54を備えた配管55が複数のボルト56,ナット57を介して接合されている。
【0021】
尚、上記濾過水排出部49は、逆洗時において各膜チューブ36を逆洗する逆洗水(流体の一例)を供給するための流体供給部を兼ねており、逆洗時、上記逆洗水が配管55を通って排出管51内から排出口52を経でケーシング32内へ供給される。
【0022】
図1,図4,図5に示すように、ケーシング32の濾過水排出部49には、ケーシング32内に供給される逆洗水を分散させて両膜エレメント33の各膜チューブ36に対し均一な流れにする流体分散器58が設けられている。
【0023】
図6,図7に示すように、上記流体分散器58は、濾過水排出部49に取付可能な円板状の取付板59と、この取付板59の中心部から垂設された管体60とで構成されている。上記取付板59には複数のボルト孔61が形成されている。また、上記管体60内には流路62が形成され、上記取付板59には、上記流路62の一端(上端)に連通する開口部63が形成されている。また、管体60の他端(下端)は閉塞板64で閉塞されている。
【0024】
上記管体60の周壁部には、複数の流通孔65が管体60の軸心66の方向に沿って所定ピッチPおきに一列に並んで形成されている。尚、上記流通孔65は、管体60の周方向において、互いに180°反対側に振り分けられた2箇所に形成されている。
【0025】
図1,図4,図5に示すように、上記管体60を排出管51からケーシング32内に挿入し、上記取付板59を両フランジ53,54間に挟み込んで、両フランジ53,54のボルト孔67と取付板59のボルト孔61とにボルト56を挿通してナット57で締結することにより、流体分散器58が濾過水排出部49に設けられる。この際、上記管体60は、排出管51内から両膜エレメント33の膜チューブ36の先端間に形成されている空間部68に突入する。
【0026】
また、上記管体60の軸心66(図4参照)はケーシング32の長手方向の軸心32a(図1参照)に対して直交している。さらに、各流通孔65の孔軸心65aの向きは、各膜チューブ36の軸心36b(図2参照)に対して直交し、ケーシング32の内周面に向いている。
【0027】
尚、図4に示すように、フランジ53と取付板59との間はパッキン69でシールされ、フランジ54と取付板59との間はパッキン70でシールされている。
【0028】
以下、上記構成における作用を説明する。
通常濾過時、図1の実線矢印で示すように、被処理水(被処理流体)を両原水供給口47からキャップ40の内側空間46に供給する。これにより、被処理水は、上記内側空間46から各膜チューブ36の基端開口36aを通って各膜チューブ36の内部流路36c(図2参照)を流れ、各膜チューブ36の内側から外側へ流れ出す際に濾過される。このようにして膜チューブ36を透過した被処理水は、濾過処理水として各流通孔65から管体60内の流路62を流れ、開口部63から配管55へ排出される。
【0029】
上記膜チューブ36の内側に膜汚染物質等が付着した場合、以下のようにして逆洗を行う。
すなわち、図1の点線矢印で示すように、逆洗時、逆洗水(流体の一例)を配管55内からケーシング32に向けて供給する。これにより、上記逆洗水は、配管55内から流体分散器58の開口部63を通って管体60内の流路62を流れ、図5に示すように各流通孔65から管体60の外側へ流れ出す。
【0030】
この際、各流通孔65から流れ出た逆洗水は、一旦、ケーシング32の内周面に当り、その後、両膜エレメント33の膜チューブ36の軸心36bの方向に向きを変え、図1の点線矢印で示すように各膜チューブ36に向かって流れる。これにより、逆洗水は、流体分散器58によって分散されて勢いを削がれ、各膜チューブ36に対し均一な流れとなる。このように、上記逆洗水の流れの強弱が一様に軽減され均一になった状態で、逆洗水が各膜チューブ36の外側から内側へ流れて各膜チューブ36を逆洗するため、逆洗水によって膜チューブ36が振動し損傷することを防止できる。
【0031】
尚、各膜チューブ36の外側から内側へ流れた逆洗水は、各膜チューブ36の内部流路36cを流れて基端開口36aから両キャップ40の内側空間46に流れ出し、両原水供給口47から排出される。
【0032】
上記第1の実施の形態では、通常濾過時においても流体分散器58を濾過水排出部49に取付けているが、通常濾過時は流体分散器58を取り外しておき、逆洗時にのみ流体分散器58を取付けてもよい。
【0033】
上記第1の実施の形態では、図7に示すように、流体分散器58の流通孔65のピッチを全て1種類のピッチPに統一しているが、複数種類のピッチにしてもよい。例えば、第2の実施の形態として、図8に示すように、管体60のほぼ上半分の範囲において、流通孔65のピッチをPとし、ほぼ下半分の範囲において、流通孔65のピッチをP1とし、ピッチP1をピッチPよりも大きく設定(P<P1)することにより、各流通孔65から流れ出す逆洗水の流速をほぼ一定にできる。また、上記流通孔65のピッチを下位ほど大きくしたり、或いは、各流通孔65の径を変えることによって、各流通孔65から流れ出す逆洗水の流速をほぼ一定にしてもよい。
【0034】
また、第1の実施の形態では、図1に示すように、流体分散器58の管体60の下端部はケーシング32内の底部付近まで達しているが、第3の実施の形態として、図9に示すように、管体60の長さを短縮して、管体60の下端部がケーシング32内の中央部〜上部に位置するようにしてもよい。
【0035】
上記各実施の形態では、取付板59に1本の管体60を設けているが、管体60を複数本設けてもよい。
上記各実施の形態では、図1に示すように、濾過水排出部49は逆洗時において各膜チューブ36を逆洗する逆洗水を供給するための流体供給部を兼ねているが、ケーシング32に、上記濾過水排出部49とは別に、逆洗水を供給するための専用の流体供給部を設け、この専用の流体供給部に流体分散器58を設けてもよい。この場合、上記専用の流体供給部は上記濾過水排出部49と同じように構成される。
【0036】
上記各実施の形態では、濾過水排出部49をケーシング32の外周上部に設けたが、外周下部に設けたり、或いは外周上部と外周下部との間に設けてもよい。尚、濾過水排出部49をケーシング32の外周下部に設けた場合、流体分散器58の管体60はケーシング32の径方向において上下方向に直立した姿勢となる。また、濾過水排出部49をケーシング32の外周上部と外周下部との間に設けた場合、上記管体60はケーシング32の径方向において水平方向又は斜め方向を向いた姿勢となる。
【0037】
上記各実施の形態では、通常濾過時、被処理水を膜チューブ36の内側から外側へ流す形式の膜モジュール31を挙げたが、この形式に限定されるものではなく、通常濾過時、被処理水を膜チューブ36の外側から内側へ流す形式の膜モジュールであっもよい。この場合、ケーシング32に、被処理水(流体の一例)を供給するための流体供給部(濾過水排出部49と同構造)が設けられ、両キャップ41に濾過水排出口(原水供給口47と同構造)が設けられ、上記流体供給部に流体分散器58が取付けられる。これにより、通常濾過時、流体供給部からケーシング32内に供給される被処理水の流れを流体分散器58によって各膜チューブ36に対し均一にすることができる。
【0038】
上記各実施の形態では、ケーシング32内に2個の膜エレメント33を備えているが、ケーシング32のいずれか一端のみに膜エレメント装入口34を形成するとともにケーシング32の他端を閉塞し、ケーシング32内に膜エレメント33を1個だけ備えたものであってもよい。
【0039】
上記各実施の形態では、被処理流体の一例として被処理水を挙げたが、水以外の液体、又は気体であってもよい。同様に、逆洗用流体の一例として逆洗水を挙げたが、水以外の液体、又は気体であってもよい。
【0040】
上記各実施の形態では、膜チューブ36をセラミック製としているが、セラミック以外の材質で製作したものであってもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上のように本発明によると、流体は、ケーシング内に供給される際、流体分散器によって分散され各膜チューブに対し均一な流れとなる。このように流体の流れの強弱が軽減され均一になった状態で、上記流体が各膜チューブに対して流れるため、流体によって膜チューブが振動し損傷することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における膜モジュールの断面図である。
【図2】同、膜モジュールの膜エレメントの断面図である。
【図3】図2におけるX−X矢視図である。
【図4】同、膜モジュールの濾過水排出部の拡大断面図である。
【図5】図1におけるX−X矢視図である。
【図6】同、膜モジュールに設けられた流体分散器の斜視図である。
【図7】同、膜モジュールに設けられた流体分散器の図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態における膜モジュールの流体分散器の図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態における膜モジュールの流体分散器の図である。
【図10】従来の膜モジュールの図である。
【符号の説明】
31 膜モジュール
32 ケーシング
33 膜エレメント
36 膜チューブ
36b 膜チューブの軸心
37 集束プレート
49 濾過水排出部
58 流体分散器
59 取付板
60 管体
62 流路
65 流通孔
66 管体の軸心
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、上水(浄水)処理,下水・廃水処理,ガス分離,ダスト分離等に用いられる膜モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上水(浄水)処理等に使用される膜モジュールとしては、例えば、内圧式の中空糸膜がある。すなわち、図10に示すように、膜モジュール81は、円筒状のケース82内に、両端が開口した多数の中空糸膜83(膜チューブ)を収納したものであり、ケース82の一端に原水供給部84が設けられ、ケース82の他端に循環水流出部85が設けられ、ケース82の胴部に処理水流出部86が設けられている。
【0003】
これによると、通常濾過時、原水を原水供給部84からケース82内の中空糸膜83の内部に供給し、中空糸膜83を内側から外側へ透過した水(濾過処理水)を処理水流出部86から流出させるとともに、上記原水の一部を循環水流出部85から排出して再び上記原水供給部84へ循環させている。
【0004】
また、中空糸膜83の内側に膜汚染物質が付着した場合、以下のようにして逆洗を行う。
すなわち、原水供給部84から循環水流出部85に向けて原水を流しながら、逆洗水を処理水流出部86からケース82内に供給する。これにより、上記逆洗水が中空糸膜83を外側から内側へ透過して逆洗するため、上記中空糸膜83の内側に付着していた膜汚染物質は、剥離除去され、逆洗水と共に中空糸膜83内から循環水流出部85を通って排出される(例えば特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−54789号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の従来形式では、逆洗水(流体の一例)を処理水流出部86からケース82内に供給した場合、逆洗水の流れの勢いは、処理水流出部86に近い箇所ほど強く、処理水流出部86から遠ざかるほど弱くなる。したがって、上記処理水流出部86に近い箇所の中空糸膜83は上記逆洗水の強い流れの勢いを直に受けるため、中空糸膜83(膜チューブ)が振動して損傷するといった問題がある。
【0007】
本発明は、ケーシング内に流体(被処理水や逆洗水等)を供給する際、上記流体の流れの勢いを直に受けることによって膜チューブが損傷してしまうことを防止できる膜モジュールを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本第1発明の膜モジュールは、ケーシング内に膜エレメントが設けられ、上記膜エレメントは、先端を閉塞した管状の複数の膜チューブと、これら膜チューブを集束固定する集束プレートとで構成され、上記ケーシング側に、ケーシング内に供給される流体を分散させて上記各膜チューブに対し均一な流れにする流体分散器が設けられているものである。
【0009】
これによると、流体は、ケーシング内に供給される際、流体分散器によって分散されて勢いが削がれ、各膜チューブに対し均一な流れとなる。このように流体の流れの強弱が軽減され均一になった状態で、上記流体が各膜チューブに対して流れるため、流体によって膜チューブが振動し損傷することを防止できる。
【0010】
また、本第2発明の膜モジュールは、流体分散器は、ケーシング側に取付可能な取付板と、この取付板に設けられてケーシング内に突入する管体とで構成され、上記管体内に流路が形成され、管体の周壁部に、複数の流通孔が管体軸心方向に沿って並んで形成され、上記各流通孔の向きは、膜チューブの軸心方向に対して直交し、且つケーシングの内周面に向いているものである。
【0011】
これによると、ケーシング内に供給される流体は、流体分散器の管体内の流路を流れ、各流通孔を通って管体の外側へ流れ出す。この際、各流通孔から流れ出た流体は、一旦、ケーシングの内周面に当り、その後、膜チューブの軸心方向に向きを変えて、各膜チューブに向かって流れる。これにより、流体は、流体分散器によって分散されて勢いが削がれ、各膜チューブに対し均一な流れとなる。このように、上記流体の流れの強弱が軽減され均一になった状態で、上記流体が各膜チューブに対して流れるため、流体によって膜チューブが振動し損傷することを防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における第1の実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。
図1に示すように、膜モジュール31は、ケーシング32の内部に複数(2個)の膜エレメント33を備えたものであり、被処理水を後述する膜チューブ36の内側から外側へ透過させて濾過する内膜式のものである。
【0013】
上記ケーシング32は、種々の形状を採用できるが、本実施の形態では、一例として直管円筒状のものを挙げている。上記ケーシング32の両端には、上記膜エレメント33を出し入れする膜エレメント装入口34が形成されている。これら両膜エレメント装入口34の外周縁にはケーシング側フランジ35が設けられている。
【0014】
上記膜エレメント33は、図2,図3に示すように、先端を閉塞した細い直管状のセラミック製の複数本の膜チューブ36と、これら膜チューブ36を集束固定する円板形状の集束プレート37とで構成されている。尚、上記各膜チューブ36は、多数の微細孔を有した膜形成材のみで管壁を成形してなり、管外径1〜6mmφ、管壁肉厚0.1〜0.8mmの形状をなすものであり、所定間隔で平行に配置されている。また、上記各膜チューブ36の基端側は、集束プレート37に形成された複数の貫通孔に挿通され、各膜チューブ13の基端間に充填された接着材層38によって集束プレート37に水密に集束固定されている。これにより、各膜チューブ36は集束プレート37に片持状に支持されている。
【0015】
図1に示すように、上記ケーシング32の両端には、ケーシング32内に装入された膜エレメント33の各膜チューブ36の基端開口36a側を覆う帽子状のキャップ40が着脱自在に取付けられている。
【0016】
上記キャップ40の開口端の外周縁にはキャップ側フランジ41が設けられている。そして、上記集束プレート37の外周部を上記ケーシング側フランジ35とキャップ側フランジ41との間に挟み込んだ状態で、複数のボルト42,ナット43を用いてケーシング側フランジ35とキャップ側フランジ41とを締結することにより、両膜エレメント33がそれぞれケーシング32内に水平に据付け固定されている。
【0017】
尚、集束プレート37とケーシング側フランジ35との間は一方のパッキン44によって水密にシールされている。また、集束プレート37とキャップ側フランジ41との間は他方のパッキン45によって水密にシールされている。また、ケーシング32内に据付けられた膜エレメント33の膜チューブ36の軸心36b(図2参照)はケーシング32の長手方向の軸心32a(図1参照)と同方向になる。
【0018】
上記両キャップ40の外周下部には、被処理水(被処理流体の一例)をキャップ40の内側空間46へ供給する原水供給口47が設けられている。また、両キャップ40の外周上部には空気抜き口48が設けられている。
【0019】
また、ケーシング32の外周上部には、各膜チューブ36によって濾過された濾過処理水を排出する濾過水排出部49が設けられ、さらに、ケーシング32の外周下部には、ドレン排出口50が設けられている。
【0020】
図4に示すように、上記濾過水排出部49は、ケーシング32に一体に設けられた排出管51と、ケーシング32に形成されて上記排出管51内とケーシング32内とを連通する排出口52と、上記排出管51の先端に設けられたフランジ53とで構成されている。上記排出管51には、フランジ54を備えた配管55が複数のボルト56,ナット57を介して接合されている。
【0021】
尚、上記濾過水排出部49は、逆洗時において各膜チューブ36を逆洗する逆洗水(流体の一例)を供給するための流体供給部を兼ねており、逆洗時、上記逆洗水が配管55を通って排出管51内から排出口52を経でケーシング32内へ供給される。
【0022】
図1,図4,図5に示すように、ケーシング32の濾過水排出部49には、ケーシング32内に供給される逆洗水を分散させて両膜エレメント33の各膜チューブ36に対し均一な流れにする流体分散器58が設けられている。
【0023】
図6,図7に示すように、上記流体分散器58は、濾過水排出部49に取付可能な円板状の取付板59と、この取付板59の中心部から垂設された管体60とで構成されている。上記取付板59には複数のボルト孔61が形成されている。また、上記管体60内には流路62が形成され、上記取付板59には、上記流路62の一端(上端)に連通する開口部63が形成されている。また、管体60の他端(下端)は閉塞板64で閉塞されている。
【0024】
上記管体60の周壁部には、複数の流通孔65が管体60の軸心66の方向に沿って所定ピッチPおきに一列に並んで形成されている。尚、上記流通孔65は、管体60の周方向において、互いに180°反対側に振り分けられた2箇所に形成されている。
【0025】
図1,図4,図5に示すように、上記管体60を排出管51からケーシング32内に挿入し、上記取付板59を両フランジ53,54間に挟み込んで、両フランジ53,54のボルト孔67と取付板59のボルト孔61とにボルト56を挿通してナット57で締結することにより、流体分散器58が濾過水排出部49に設けられる。この際、上記管体60は、排出管51内から両膜エレメント33の膜チューブ36の先端間に形成されている空間部68に突入する。
【0026】
また、上記管体60の軸心66(図4参照)はケーシング32の長手方向の軸心32a(図1参照)に対して直交している。さらに、各流通孔65の孔軸心65aの向きは、各膜チューブ36の軸心36b(図2参照)に対して直交し、ケーシング32の内周面に向いている。
【0027】
尚、図4に示すように、フランジ53と取付板59との間はパッキン69でシールされ、フランジ54と取付板59との間はパッキン70でシールされている。
【0028】
以下、上記構成における作用を説明する。
通常濾過時、図1の実線矢印で示すように、被処理水(被処理流体)を両原水供給口47からキャップ40の内側空間46に供給する。これにより、被処理水は、上記内側空間46から各膜チューブ36の基端開口36aを通って各膜チューブ36の内部流路36c(図2参照)を流れ、各膜チューブ36の内側から外側へ流れ出す際に濾過される。このようにして膜チューブ36を透過した被処理水は、濾過処理水として各流通孔65から管体60内の流路62を流れ、開口部63から配管55へ排出される。
【0029】
上記膜チューブ36の内側に膜汚染物質等が付着した場合、以下のようにして逆洗を行う。
すなわち、図1の点線矢印で示すように、逆洗時、逆洗水(流体の一例)を配管55内からケーシング32に向けて供給する。これにより、上記逆洗水は、配管55内から流体分散器58の開口部63を通って管体60内の流路62を流れ、図5に示すように各流通孔65から管体60の外側へ流れ出す。
【0030】
この際、各流通孔65から流れ出た逆洗水は、一旦、ケーシング32の内周面に当り、その後、両膜エレメント33の膜チューブ36の軸心36bの方向に向きを変え、図1の点線矢印で示すように各膜チューブ36に向かって流れる。これにより、逆洗水は、流体分散器58によって分散されて勢いを削がれ、各膜チューブ36に対し均一な流れとなる。このように、上記逆洗水の流れの強弱が一様に軽減され均一になった状態で、逆洗水が各膜チューブ36の外側から内側へ流れて各膜チューブ36を逆洗するため、逆洗水によって膜チューブ36が振動し損傷することを防止できる。
【0031】
尚、各膜チューブ36の外側から内側へ流れた逆洗水は、各膜チューブ36の内部流路36cを流れて基端開口36aから両キャップ40の内側空間46に流れ出し、両原水供給口47から排出される。
【0032】
上記第1の実施の形態では、通常濾過時においても流体分散器58を濾過水排出部49に取付けているが、通常濾過時は流体分散器58を取り外しておき、逆洗時にのみ流体分散器58を取付けてもよい。
【0033】
上記第1の実施の形態では、図7に示すように、流体分散器58の流通孔65のピッチを全て1種類のピッチPに統一しているが、複数種類のピッチにしてもよい。例えば、第2の実施の形態として、図8に示すように、管体60のほぼ上半分の範囲において、流通孔65のピッチをPとし、ほぼ下半分の範囲において、流通孔65のピッチをP1とし、ピッチP1をピッチPよりも大きく設定(P<P1)することにより、各流通孔65から流れ出す逆洗水の流速をほぼ一定にできる。また、上記流通孔65のピッチを下位ほど大きくしたり、或いは、各流通孔65の径を変えることによって、各流通孔65から流れ出す逆洗水の流速をほぼ一定にしてもよい。
【0034】
また、第1の実施の形態では、図1に示すように、流体分散器58の管体60の下端部はケーシング32内の底部付近まで達しているが、第3の実施の形態として、図9に示すように、管体60の長さを短縮して、管体60の下端部がケーシング32内の中央部〜上部に位置するようにしてもよい。
【0035】
上記各実施の形態では、取付板59に1本の管体60を設けているが、管体60を複数本設けてもよい。
上記各実施の形態では、図1に示すように、濾過水排出部49は逆洗時において各膜チューブ36を逆洗する逆洗水を供給するための流体供給部を兼ねているが、ケーシング32に、上記濾過水排出部49とは別に、逆洗水を供給するための専用の流体供給部を設け、この専用の流体供給部に流体分散器58を設けてもよい。この場合、上記専用の流体供給部は上記濾過水排出部49と同じように構成される。
【0036】
上記各実施の形態では、濾過水排出部49をケーシング32の外周上部に設けたが、外周下部に設けたり、或いは外周上部と外周下部との間に設けてもよい。尚、濾過水排出部49をケーシング32の外周下部に設けた場合、流体分散器58の管体60はケーシング32の径方向において上下方向に直立した姿勢となる。また、濾過水排出部49をケーシング32の外周上部と外周下部との間に設けた場合、上記管体60はケーシング32の径方向において水平方向又は斜め方向を向いた姿勢となる。
【0037】
上記各実施の形態では、通常濾過時、被処理水を膜チューブ36の内側から外側へ流す形式の膜モジュール31を挙げたが、この形式に限定されるものではなく、通常濾過時、被処理水を膜チューブ36の外側から内側へ流す形式の膜モジュールであっもよい。この場合、ケーシング32に、被処理水(流体の一例)を供給するための流体供給部(濾過水排出部49と同構造)が設けられ、両キャップ41に濾過水排出口(原水供給口47と同構造)が設けられ、上記流体供給部に流体分散器58が取付けられる。これにより、通常濾過時、流体供給部からケーシング32内に供給される被処理水の流れを流体分散器58によって各膜チューブ36に対し均一にすることができる。
【0038】
上記各実施の形態では、ケーシング32内に2個の膜エレメント33を備えているが、ケーシング32のいずれか一端のみに膜エレメント装入口34を形成するとともにケーシング32の他端を閉塞し、ケーシング32内に膜エレメント33を1個だけ備えたものであってもよい。
【0039】
上記各実施の形態では、被処理流体の一例として被処理水を挙げたが、水以外の液体、又は気体であってもよい。同様に、逆洗用流体の一例として逆洗水を挙げたが、水以外の液体、又は気体であってもよい。
【0040】
上記各実施の形態では、膜チューブ36をセラミック製としているが、セラミック以外の材質で製作したものであってもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上のように本発明によると、流体は、ケーシング内に供給される際、流体分散器によって分散され各膜チューブに対し均一な流れとなる。このように流体の流れの強弱が軽減され均一になった状態で、上記流体が各膜チューブに対して流れるため、流体によって膜チューブが振動し損傷することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における膜モジュールの断面図である。
【図2】同、膜モジュールの膜エレメントの断面図である。
【図3】図2におけるX−X矢視図である。
【図4】同、膜モジュールの濾過水排出部の拡大断面図である。
【図5】図1におけるX−X矢視図である。
【図6】同、膜モジュールに設けられた流体分散器の斜視図である。
【図7】同、膜モジュールに設けられた流体分散器の図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態における膜モジュールの流体分散器の図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態における膜モジュールの流体分散器の図である。
【図10】従来の膜モジュールの図である。
【符号の説明】
31 膜モジュール
32 ケーシング
33 膜エレメント
36 膜チューブ
36b 膜チューブの軸心
37 集束プレート
49 濾過水排出部
58 流体分散器
59 取付板
60 管体
62 流路
65 流通孔
66 管体の軸心
Claims (2)
- ケーシング内に膜エレメントが設けられ、上記膜エレメントは、先端を閉塞した管状の複数の膜チューブと、これら膜チューブを集束固定する集束プレートとで構成され、上記ケーシング側に、ケーシング内に供給される流体を分散させて上記各膜チューブに対し均一な流れにする流体分散器が設けられていることを特徴とする膜モジュール。
- 流体分散器は、ケーシング側に取付可能な取付板と、この取付板に設けられてケーシング内に突入する管体とで構成され、上記管体内に流路が形成され、管体の周壁部に、複数の流通孔が管体軸心方向に沿って並んで形成され、上記各流通孔の向きは、膜チューブの軸心方向に対して直交し、且つケーシングの内周面に向いていることを特徴とする請求項1記載の膜モジュール。
Priority Applications (3)
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Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012232291A (ja) * | 2011-04-22 | 2012-11-29 | Ebara Corp | 海水淡水化システムおよびエネルギー交換チャンバー |
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2002
- 2002-09-18 JP JP2002270830A patent/JP2004105838A/ja active Pending
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