JP2004105685A - 握り部ワンクッチ操作型収納式滑り止め具および杖 - Google Patents

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Yoshiaki Kiyomiya
清宮 良昭
Masayuki Soma
相馬 雅之
Hideo Odagiri
小田桐 英夫
Hidefumi Kamiya
上谷 英史
Yuichi Hirakawa
平川 裕一
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Abstract

【課題】大径パイプ内に芯棒を収容し杖先がゴムチップと、凍結・雪の路面で使用する滑り止め具に、握り部近くにある操作ボタンにて瞬時に切り替えられる杖。
【解決手段】芯棒3の先端にブッシュ6を接続し、ゴム製キャップ7を取付け、芯棒に直交するロックピン10を設け、芯棒をボタン4にて垂直下方向に動かすことにより、ロックピンにて芯棒がロックされ、ゴム製キャップを突出させる。またロックピンをアンロックにすることにより、芯棒はロックがはずれ、ゴム製キャップが上側に戻る。この時大径パイプ2に接続されている滑り止め具9が剥き出し状態になる。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、歩行能力が僅かに低下した老人や、肢体不自由な方が、雪国の冬期間、雪やアイスバーンの道路および、屋内での歩行が行えるよう、手元でのワンタッチ操作でゴム製キャップをスライドし、滑り止め具を使用できるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の杖による滑り止め具の構造として、特開2000−300317の様に杖の先端部に装着したゴム製のキャップの底面に位置するように、各形状の滑り止め具が2本のアームによって回動自在に支持されており、そのアームの先端を杖の下部に取付金具により回動自在に取り付けられている。アタッチメント式と称し、滑り止め具未使用時は、スパイク部を杖上方向に回動させるものや、杖内部にストロークを変化できる芯棒を入れ、棒先に滑り止め具を取り付け、ストロークを両手で動かし変化させ滑り止め具を杖内部に出し入れするものがあった。
この種の構造の杖は実開昭62−148124号の様に芯棒にネジを切り込み回転させ、ストロークを得るものや、実開平09−10618号の様に芯棒と滑り止め具を接続し、バネ等でストロークを調整するものがあるが、滑り止め具は完全に固定されず、不安定な状態で使用され、使用者は操作上の不快感や安全面を危惧していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし特開2000−300317では滑り止め具切り替え時両手を介し、ある程度の力が必要であること、および杖を地面に接地しながら作業ができない等大変な労力と転倒の危険性を抱えていた。
又未使用時滑り止め具は上向きに剥き出された状態になる機構の物もあり非常に危険である。
【0004】
後者においても(実開昭62−148124号、実開平09−10618号)滑り止め具切り替え時、両手を介してストロークの伸縮分を調整しなければならない。歩行時杖が必要な人が立位時、滑り止め具を切り替える場合、杖を地面に接地出来ず身体を支えているのは、歩行能力が僅かに低下した2本の足のみであり転倒の危険性がある。尚且つ両手が塞がるため、転倒時等において身体を守れず非常に危険である。
【0005】
本発明は上記の点を改善しており、その目的は滑り止め具の切り替え作業が安全・簡単に行えることにある。切替え時の操作は、握り部にあるボタンを握っている側の指で押下するのみである。これは歩行時杖が必要な人が、3本の足、すなわち杖も地面に接地しながら、尚且つ杖を持たない片方の手は自由であり、バランスの取れた状態で身体を支えられる為極めて危険性の少ない、安全な作業といえる。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明は以下の構成を備えることにより、上記課題を達成できるものである。
【0007】
杖に先端部は、杖の大径パイプとの接点部はプラスチック等の樹脂材で生成したブッシュは、ゴム製キャップの内径部と内接する。
【0008】
石突き部は、ゴム製キャップのものと、その内側に存在する、円形の滑り止め具で構成される、ゴム製キャップの中心は円形にくり貫かれており、大径パイプの内径に固定された四角錘のスパイクを円内に配した滑り止め具の先端部が、往来する。芯棒は、直交するピンと固定され、ブッシュと接続される。芯棒は、握り部を貫通しボタンとして加工する。芯棒はスライド可能で、芯棒に直交する固定棒との嵌合により、ブッシュとゴム製キャップが上下にスライドすることで滑り止め具の出し入れを可能にする。
【0009】
【発明の形態の実施】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。本事例は、プラスチック材のブシュ6とゴム製キャップ7を芯棒3と接続し、スライドさせるが、芯棒3と滑り止め具8を接続しても勿論構わない。
図1に示す杖は、上端に握り部1が装着される大径パイプと2と、内部に通った芯棒3からなり、芯棒3の上部先端は、握り部1を貫通し、ボタンキャップ4を被せる。芯棒3の下部先端はリンクピン5が直交し接続され、リンクピン5は、大径パイプの長溝を通し、ブッシュ6と接続する。
芯棒3の上部で、直交するロックピン10を、大径パイプ2を貫通させスプリング11を着け先端をスプリングが外れぬようツバを設ける。
芯棒3とロックピン10は、それぞれ外径より内側に切込みを入れ、互いの嵌合の仕方により、ゴム製キャップ7をスライドさせる。通常は図3のように芯棒3は、ロックピン10の外形部に、切込み部が嵌合し保持されている。ロックピン10は、このとき、スプリング12の力により切り込み部は芯棒3を外れている。この状態は、ブッシュ6とゴム製キャップ7が下にスライドし、滑り止め具7は、隠れた状態になる。杖を握る手にて、ロックピン10を押下することにより、芯棒3はロックを外れ、図2のような状態になる。
スプリング11の力により芯棒3は上にスライドし、固定されているブッシュ6、ゴム製キャップ7も上にスライドする、そのため滑り止め具7は、剥き出した状態になる。滑り止め具8は、滑り止め具受け8を介し大径パイプ7の先端と接合している。滑り止め具受け9は、接合機構をもつ為、滑り止め具7は、消耗時の交換及び、スパイクが異形の形状をした他の滑り止め具13への交換も可能である。
【発明の効果】
【0010】
雪国の冬期間では、歩行路、道路において除排雪の能力・整備が進んだが、雪は完全に排除されずに残っているためアイスバーン状態で歩行者は非常に滑りやすい環境になっている。歩行能力が僅かに低下した高齢者等は、杖等で歩行するが、上記理由で冬期間の外出時の転倒事故等が増加する。
これは、滑り止め具に切り替えるとき、杖先を地面から放し、又両手を使い立位時のバランスを崩すからである。本発明は、杖を地面より離さず、杖を持っている手にて、僅かながらの力でボタンを操作することにより、安全に滑り止め具、ゴム製キャップに切り替えられる杖である。
【図面の簡単な説明】
【図1】杖の全体を示す部分的断面図と各部名称
【図2】ゴム製キャップを上にスライドした場合の芯棒と、ロックピンの図
【図3】ゴム製キャップを下にスライドした場合の芯棒と、ロックピンの図
【符号の説明】
1  握り部(柄)
2  大径パイプ
3  芯棒
4  ボクン
5  リンクピン
6  ブッシュ
7  ゴム製キャプ
8  滑り止め具
9  滑り止め具受け
10 ロックピン
11 スプリング
12 スプリング
13 他滑り止め具

Claims (2)

  1. 杖の内部に、芯棒を用い芯棒のストロークにて杖先のゴム製キャップ部または滑り止め具をスライドする構造の杖で、握り部のボタンを押下し、ワンタッチで芯棒または大径パイプをスライドし、杖先をゴム製キャップと滑り止め具に瞬時に切り替えられる構造の杖。
  2. 滑り止め具が大径パイプの先端と固定され、且つ芯棒と滑り止め具が接続されないことを特徴とする構造の杖。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1583226A2 (en) 2004-03-31 2005-10-05 Eudyna Devices Inc. Radio communication device
CN101647627B (zh) * 2009-07-16 2010-10-27 成都峻峰科技开发有限公司 爪钉内置式拐杖
CN101956543A (zh) * 2010-09-02 2011-01-26 陈宗武 带有保险装置的石油钻井操作手柄
KR200473382Y1 (ko) 2012-12-24 2014-07-04 이지수 레저용 스틱

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