JP2004103328A - シールド電線のアース構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】長期間に渡って所定のアース性能を維持することができるシールド電線のアース構造を提供する。
【解決手段】シールド電線10の外被であるシールド電線シース12を一部取り除いて露出させたシールド編組14に、シールドクランプ20が取り付けられ、このシールドクランプ20がパネル18にネジ22で固定されている。この構成において、シールドクランプ20の各スプリング部20dのみがシールド編組14に当接し、シールド編組14を所定のバネ圧力で押圧した状態となるようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】シールド電線10の外被であるシールド電線シース12を一部取り除いて露出させたシールド編組14に、シールドクランプ20が取り付けられ、このシールドクランプ20がパネル18にネジ22で固定されている。この構成において、シールドクランプ20の各スプリング部20dのみがシールド編組14に当接し、シールド編組14を所定のバネ圧力で押圧した状態となるようにした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータ等の機器に電力を供給するシールド電線を接続する際に、その機器のパネル等にシールド電線のシールド層をアース接続するためのシールド電線のアース構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、機器に電力を供給するシールド電線を接続する際には、その機器の導電性を有するパネルにシールド電線のシールド層をアース接続する必要がある。この従来のシールド電線のアース構造を説明する。
【0003】
図3(a)に示すように、シールド電線10の外被であるシールド電線シース12を一部取り除いて露出させたシールド編組(シールド層)14に、シールドクランプ16が取り付けられ、このシールドクランプ16がパネル18に図示せぬネジで固定されている。
【0004】
図3(b)に示すように、シールドクランプ16は、導電性金属板をシールド編組14に周回して密着するサイズで環状に折り曲げ、この折り曲げた両端部分に形成されたネジ穴16aが重なるように形成されている。
【0005】
従って、シールドクランプ16をシールド編組14に勘合し、そのネジ穴16aにネジを螺合してパネル18に固定した場合、シールドクランプ16とシールド編組14とが密着するので、アース接続を確実に行うことが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のシールド電線のアース構造においては、シールド編組14とシールドクランプ16とが面で密着しているため、長期間のヒートサイクルによって、シールド編組14とシールドクランプ16との間に酸化物が生成され、双方の接触抵抗が大きくなる。また、同理由によって、シールド電線10の絶縁体が収縮し、シールド編組14へのシールドクランプ16の押圧力が低下し、双方の接触抵抗が大きくなる。このように、接触抵抗が大きくなると接触不良が生じるので、アース性能が低下するという問題が生じる。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、長期間に渡って所定のアース性能を維持することができるシールド電線のアース構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のシールド電線のアース構造は、シールド電線のシールド層に周回状態でクランプ板を取り付け、このクランプ板を介してアース接続を行うシールド電線のアース構造において、前記クランプ板における前記シールド層側の面に、前記シールド層を所定の圧力で押圧するバネ性突起部を形成したことを特徴としている。
【0009】
また、前記バネ性突起部は、前記シールド層への取り付け状態にあって前記バネ性突起部のみが前記シールド層に当接する配置で、複数個形成されていることを特徴としている。
【0010】
また、前記バネ性突起部は、前記クランプ板の壁面を打ち抜き加工によって形成したことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
(実施の形態)
図1(a)の平面図、(b)の側面図及び(c)に示す(a)のA−A断面図に示す本実施の形態に係るシールド電線のアース構造は、シールド電線10の外被であるシールド電線シース12を一部取り除いて露出させたシールド編組14に、本発明特徴要素であるシールドクランプ20が取り付けられ、このシールドクランプ20がパネル18にネジ22で固定されている。
【0013】
図2(a)の平面図、(b)の側面図及び(c)に示す(a)のB−B断面図に示すように、シールドクランプ20は、導電性金属板をシールド電線10の外径よりもやや大きい径の円筒状に折り曲げた形状を成し、その円筒状の両端の上部に、ネジ穴20aを形成したネジ穴部20b,20cを一体に設けると共に、円筒状の内面に突き出たスプリング部20dを90°間隔で4箇所に設けた構成を成す。
【0014】
図2(c)に示すように、スプリング部20dは、シールド電線10の円筒状周回壁20eに、コ字型の切削溝20fを形成し、この切削溝20fの内側の長方形部分を、壁20eの内側へ突出する波型に成形することによってバネ力を持たせたものである。この他、打ち抜き加工によって形成しても良い。
【0015】
また、シールドクランプ20の円筒状周回壁20eの上縁部分は、図1に示すパネル18の貫通穴18aに引っ掛けるために突き出した状態となっている。各ネジ穴部20b,20cは、上下にずれた位置に形成されており、矢印Y1で示す方向に、一方のネジ穴部20bを他方のネジ穴部20cの位置に引っ張って移動させ、ネジ穴20aを上下に重ね、図1に示したようにネジ22を螺合することができる構造となっている。
【0016】
図1(c)に示すように、上下のネジ穴20aにネジ22を螺合した状態では、各スプリング部20dのみがシールド編組14に当接し、シールド編組14を所定の圧力で押圧した状態となる構造となっている。
【0017】
このようなシールドクランプ20を用いて、シールド電線10のシールド編組14を、機器のパネル18にアース接続する場合の動作を説明する。まず、シールド電線10の外被であるシールド電線シース12を一部取り除いてシールド編組14を露出させる。このシールド電線10にシールドクランプ20を挿通し、これを、露出したシールド編組14の部分に配置する。そして、シールドクランプ20の一方のネジ穴部20bを他方のネジ穴部20cの位置に引っ張って移動させ、ネジ穴20aを上下に重ね、ネジ22を螺合して、シールドクランプ20をシールド編組14に固定する。これによって、各スプリング部20dのみがシールド編組14に当接し、シールド編組14を所定の圧力で押圧した状態となる。
【0018】
このシールドクランプ20が固定されたシールド電線10を、パネル18の貫通穴18aに挿通し、シールドクランプ20のネジ穴20aとパネル18のネジ穴18bとを重ね、ネジ穴20aに螺合されたネジ20を更に回してパネル18のネジ穴18bに螺合する。これによって、シールド編組14がシールドクランプ20を介してパネル18にアース接続される。
【0019】
このような本実施の形態のシールド電線のアース構造によれば、シールドクランプ20の各スプリング部20dのみがシールド編組14に当接し、シールド編組14を所定のバネ圧力で押圧した状態となるようにしたので、従来のように、シールド編組面とシールドクランプの平面とが面で密着した状態とならない。これによって、長期間のヒートサイクルによっても、シールド編組14とシールドクランプ20との間には従来のように酸化物が生成されないので、双方の接触抵抗を小さい状態で維持することができる。また、シールド編組14の面が凸状のスプリング部20dで押圧されているので、従来のような面同士の押圧と異なり、長期間のヒートサイクルによって、シールド電線10の絶縁体が収縮しても、その押圧力は低下しないので、双方の接触抵抗を小さい状態で維持することができる。従って、長期間に渡って所定のアース性能を維持することができる。
【0020】
また、スプリング部20dは円筒状周回壁20eを成形したものなので、円筒状周回壁20eとの間に余分な接合部材が介在せず、長期間経ても、その導電性を確保することができ、アース性能に寄与する。
【0021】
なお、シールドクランプ20のスプリング部20dは、上記実施の形態では、4つとしたが、シールドクランプ20をシールド編組14に、所定の圧力にて支えられるのであれば、その個数はいくつでも良く、その位置もどこでも良い。例え、スプリング部20dが1つでも、面接触部分が減少するので、従来構成よりも酸化物の生成を抑制することは可能であり、また、面同士よりも押圧力が強いので、絶縁体の収縮による押圧力の低下は従来よりも少ない。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のケーブルシールド層のアース構造によれば、シールド電線のシールド層に周回状態で取り付けられるクランプ板におけるシールド層側の面に、シールド層を所定の圧力で押圧するバネ性突起部を形成した。また、バネ性突起部を、シールド層への取り付け状態にあってバネ性突起部のみがシールド層に当接する配置で、複数個形成した。従って、シールド層とクランプ板とが面同士で密着した状態とならないので、長期間のヒートサイクルによっても、シールド層とクランプ板との間には従来のように酸化物が生成されないので、双方の接触抵抗を小さい状態で維持することができる。また、シールド層の面がバネ性突起部で押圧されているので、従来のような面同士の押圧と異なり、長期間のヒートサイクルによって、シールド電線の絶縁体が収縮しても、その押圧力は低下しないので、双方の接触抵抗を小さい状態で維持することができる。従って、長期間に渡って所定のアース性能を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るシールド電線のアース構造を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は(a)のA−A断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るシールド電線のアース構造に適用されるシールドクランプの構造を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は(a)のB−B断面図である。
【図3】(a)は従来のシールド電線のアース構造、(b)は従来のシールド電線のアース構造に適用されるシールドクランプの構造を示す平面図である。
【符号の説明】
10 シールド電線
12 シールド電線シース
14 シールド編組
16,20 シールドクランプ
16a,18b,20a ネジ穴
18 パネル
18a 貫通穴
22 ネジ
20b,20c ネジ穴部
20d スプリング部
20e 円筒状周回壁
20f 切削溝
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータ等の機器に電力を供給するシールド電線を接続する際に、その機器のパネル等にシールド電線のシールド層をアース接続するためのシールド電線のアース構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、機器に電力を供給するシールド電線を接続する際には、その機器の導電性を有するパネルにシールド電線のシールド層をアース接続する必要がある。この従来のシールド電線のアース構造を説明する。
【0003】
図3(a)に示すように、シールド電線10の外被であるシールド電線シース12を一部取り除いて露出させたシールド編組(シールド層)14に、シールドクランプ16が取り付けられ、このシールドクランプ16がパネル18に図示せぬネジで固定されている。
【0004】
図3(b)に示すように、シールドクランプ16は、導電性金属板をシールド編組14に周回して密着するサイズで環状に折り曲げ、この折り曲げた両端部分に形成されたネジ穴16aが重なるように形成されている。
【0005】
従って、シールドクランプ16をシールド編組14に勘合し、そのネジ穴16aにネジを螺合してパネル18に固定した場合、シールドクランプ16とシールド編組14とが密着するので、アース接続を確実に行うことが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のシールド電線のアース構造においては、シールド編組14とシールドクランプ16とが面で密着しているため、長期間のヒートサイクルによって、シールド編組14とシールドクランプ16との間に酸化物が生成され、双方の接触抵抗が大きくなる。また、同理由によって、シールド電線10の絶縁体が収縮し、シールド編組14へのシールドクランプ16の押圧力が低下し、双方の接触抵抗が大きくなる。このように、接触抵抗が大きくなると接触不良が生じるので、アース性能が低下するという問題が生じる。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、長期間に渡って所定のアース性能を維持することができるシールド電線のアース構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のシールド電線のアース構造は、シールド電線のシールド層に周回状態でクランプ板を取り付け、このクランプ板を介してアース接続を行うシールド電線のアース構造において、前記クランプ板における前記シールド層側の面に、前記シールド層を所定の圧力で押圧するバネ性突起部を形成したことを特徴としている。
【0009】
また、前記バネ性突起部は、前記シールド層への取り付け状態にあって前記バネ性突起部のみが前記シールド層に当接する配置で、複数個形成されていることを特徴としている。
【0010】
また、前記バネ性突起部は、前記クランプ板の壁面を打ち抜き加工によって形成したことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
(実施の形態)
図1(a)の平面図、(b)の側面図及び(c)に示す(a)のA−A断面図に示す本実施の形態に係るシールド電線のアース構造は、シールド電線10の外被であるシールド電線シース12を一部取り除いて露出させたシールド編組14に、本発明特徴要素であるシールドクランプ20が取り付けられ、このシールドクランプ20がパネル18にネジ22で固定されている。
【0013】
図2(a)の平面図、(b)の側面図及び(c)に示す(a)のB−B断面図に示すように、シールドクランプ20は、導電性金属板をシールド電線10の外径よりもやや大きい径の円筒状に折り曲げた形状を成し、その円筒状の両端の上部に、ネジ穴20aを形成したネジ穴部20b,20cを一体に設けると共に、円筒状の内面に突き出たスプリング部20dを90°間隔で4箇所に設けた構成を成す。
【0014】
図2(c)に示すように、スプリング部20dは、シールド電線10の円筒状周回壁20eに、コ字型の切削溝20fを形成し、この切削溝20fの内側の長方形部分を、壁20eの内側へ突出する波型に成形することによってバネ力を持たせたものである。この他、打ち抜き加工によって形成しても良い。
【0015】
また、シールドクランプ20の円筒状周回壁20eの上縁部分は、図1に示すパネル18の貫通穴18aに引っ掛けるために突き出した状態となっている。各ネジ穴部20b,20cは、上下にずれた位置に形成されており、矢印Y1で示す方向に、一方のネジ穴部20bを他方のネジ穴部20cの位置に引っ張って移動させ、ネジ穴20aを上下に重ね、図1に示したようにネジ22を螺合することができる構造となっている。
【0016】
図1(c)に示すように、上下のネジ穴20aにネジ22を螺合した状態では、各スプリング部20dのみがシールド編組14に当接し、シールド編組14を所定の圧力で押圧した状態となる構造となっている。
【0017】
このようなシールドクランプ20を用いて、シールド電線10のシールド編組14を、機器のパネル18にアース接続する場合の動作を説明する。まず、シールド電線10の外被であるシールド電線シース12を一部取り除いてシールド編組14を露出させる。このシールド電線10にシールドクランプ20を挿通し、これを、露出したシールド編組14の部分に配置する。そして、シールドクランプ20の一方のネジ穴部20bを他方のネジ穴部20cの位置に引っ張って移動させ、ネジ穴20aを上下に重ね、ネジ22を螺合して、シールドクランプ20をシールド編組14に固定する。これによって、各スプリング部20dのみがシールド編組14に当接し、シールド編組14を所定の圧力で押圧した状態となる。
【0018】
このシールドクランプ20が固定されたシールド電線10を、パネル18の貫通穴18aに挿通し、シールドクランプ20のネジ穴20aとパネル18のネジ穴18bとを重ね、ネジ穴20aに螺合されたネジ20を更に回してパネル18のネジ穴18bに螺合する。これによって、シールド編組14がシールドクランプ20を介してパネル18にアース接続される。
【0019】
このような本実施の形態のシールド電線のアース構造によれば、シールドクランプ20の各スプリング部20dのみがシールド編組14に当接し、シールド編組14を所定のバネ圧力で押圧した状態となるようにしたので、従来のように、シールド編組面とシールドクランプの平面とが面で密着した状態とならない。これによって、長期間のヒートサイクルによっても、シールド編組14とシールドクランプ20との間には従来のように酸化物が生成されないので、双方の接触抵抗を小さい状態で維持することができる。また、シールド編組14の面が凸状のスプリング部20dで押圧されているので、従来のような面同士の押圧と異なり、長期間のヒートサイクルによって、シールド電線10の絶縁体が収縮しても、その押圧力は低下しないので、双方の接触抵抗を小さい状態で維持することができる。従って、長期間に渡って所定のアース性能を維持することができる。
【0020】
また、スプリング部20dは円筒状周回壁20eを成形したものなので、円筒状周回壁20eとの間に余分な接合部材が介在せず、長期間経ても、その導電性を確保することができ、アース性能に寄与する。
【0021】
なお、シールドクランプ20のスプリング部20dは、上記実施の形態では、4つとしたが、シールドクランプ20をシールド編組14に、所定の圧力にて支えられるのであれば、その個数はいくつでも良く、その位置もどこでも良い。例え、スプリング部20dが1つでも、面接触部分が減少するので、従来構成よりも酸化物の生成を抑制することは可能であり、また、面同士よりも押圧力が強いので、絶縁体の収縮による押圧力の低下は従来よりも少ない。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のケーブルシールド層のアース構造によれば、シールド電線のシールド層に周回状態で取り付けられるクランプ板におけるシールド層側の面に、シールド層を所定の圧力で押圧するバネ性突起部を形成した。また、バネ性突起部を、シールド層への取り付け状態にあってバネ性突起部のみがシールド層に当接する配置で、複数個形成した。従って、シールド層とクランプ板とが面同士で密着した状態とならないので、長期間のヒートサイクルによっても、シールド層とクランプ板との間には従来のように酸化物が生成されないので、双方の接触抵抗を小さい状態で維持することができる。また、シールド層の面がバネ性突起部で押圧されているので、従来のような面同士の押圧と異なり、長期間のヒートサイクルによって、シールド電線の絶縁体が収縮しても、その押圧力は低下しないので、双方の接触抵抗を小さい状態で維持することができる。従って、長期間に渡って所定のアース性能を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るシールド電線のアース構造を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は(a)のA−A断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るシールド電線のアース構造に適用されるシールドクランプの構造を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は(a)のB−B断面図である。
【図3】(a)は従来のシールド電線のアース構造、(b)は従来のシールド電線のアース構造に適用されるシールドクランプの構造を示す平面図である。
【符号の説明】
10 シールド電線
12 シールド電線シース
14 シールド編組
16,20 シールドクランプ
16a,18b,20a ネジ穴
18 パネル
18a 貫通穴
22 ネジ
20b,20c ネジ穴部
20d スプリング部
20e 円筒状周回壁
20f 切削溝
Claims (3)
- シールド電線のシールド層に周回状態でクランプ板を取り付け、このクランプ板を介してアース接続を行うシールド電線のアース構造において、
前記クランプ板における前記シールド層側の面に、前記シールド層を所定の圧力で押圧するバネ性突起部を形成した
ことを特徴とするシールド電線のアース構造。 - 前記バネ性突起部は、前記シールド層への取り付け状態にあって前記バネ性突起部のみが前記シールド層に当接する配置で、複数個形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のシールド電線のアース構造。 - 前記バネ性突起部は、前記クランプ板の壁面を打ち抜き加工によって形成した
ことを特徴とする請求項1に記載のシールド電線のアース構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002261556A JP2004103328A (ja) | 2002-09-06 | 2002-09-06 | シールド電線のアース構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002261556A JP2004103328A (ja) | 2002-09-06 | 2002-09-06 | シールド電線のアース構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004103328A true JP2004103328A (ja) | 2004-04-02 |
Family
ID=32261897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002261556A Pending JP2004103328A (ja) | 2002-09-06 | 2002-09-06 | シールド電線のアース構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004103328A (ja) |
-
2002
- 2002-09-06 JP JP2002261556A patent/JP2004103328A/ja active Pending
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