JP2015015174A - 同軸ケーブルコネクタ用の中心端子 - Google Patents

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Masahiro Tsuchida
雅裕 土田
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Abstract

【課題】外部導体、絶縁体、端子から構成される同軸ケーブルコネクタは、小型化のためにコネクタの高さ寸法を小さくする必要がある。そのためには、端子の嵌合方向の長さを短くすることが考えられるが、短くすると、基板用同軸コネクタの中心端子を嵌合するのに十分な弾性を確保することができない。【解決手段】同軸ケーブルコネクタに含まれる端子には一端から延びる2本の腕部が備えられ、該2本の腕部の中間部分を、それぞれ板面に沿って半筒状に形成し、半筒状の前記中間部分を互いに向かい合わせることで筒状の接触部を構成し、前記腕部の前方部分は、筒状の前記接触部の径を一定に維持して前記接触部の拡がりを規制するための規制部を構成し、当該規制部を絶縁体に埋め込んで固定することで、基板用同軸コネクタの中心端子を嵌合する際に生じる力を、接触部の径方向に分散できる十分な弾性を確保することができる。【選択図】図5

Description

本発明は、同軸ケーブルコネクタを構成する中心端子に関する。
近年、携帯電話、ノート型パーソナルコンピュータ(PC)、タブレット型PC等の電子機器の開発が盛んであるが、一般に、これらの電子機器は持ち運びや携帯できる程度に小さく製造され、利用者の利便性の向上が図られている。
このように、電子機器の小型化が進むにつれて、電子機器の内部に数多くの部品を集約する必要があり、電子機器の内部に組み込まれる各種部品も、ますます小さくしなければならない。携帯電話、近年通信に用いることが通常となったノート型PC、タブレット型PC等に用いられる高周波回路部品の接続には、同軸ケーブルを用いることが多いが、その同軸ケーブルを基板に接続するための同軸ケーブルコネクタに対しても小型化の要請がある。特に、同軸ケーブルコネクタの高さ寸法を小さくする低背化に対する要請が強く、例えば、ケーブル結線時のコネクタの高さを1mm程度以下にすることが求められている。しかし、部品の加工精度、強度及び製品規格などを考慮すると、単純にコネクタ及びケーブルを小型化することは困難であるため、コネクタ内における構造の工夫によって、低背化を図る必要がある。
小型化を意図した同軸ケーブルコネクタとして、例えば、特開2004−311452号公報(特許文献1)で開示された技術がある。特許文献1に記載のL型同軸ケーブルコネクタは、同軸ケーブルの中心導体が結線される結線部と基板用同軸コネクタの対応接触部(中心端子)と接触接続される接触部を有する端子と、該端子を包囲するようにして支持する絶縁体と、該絶縁体を収める外部導体とを備え、絶縁体の上面に配される端子の結線部の高さをケーブルの誘電体の直径よりも小さく設定することで、高さ寸法を小さくして、低背化を図っている。金属板材を加工して形成された端子の接触部は、同軸ケーブルの中心導体を結線する結線部の両側の縁から舌片状をなして下方に垂下している2枚の板からなる。2枚の舌片状の板は弾性(バネ性)を有し、基板用同軸コネクタの対応接触部の端子は、それら2枚の舌片状の板の間に挟み込まれる。
このような同軸ケーブルコネクタに用いられる端子には、特開2007−265907号公報(特許文献2)で開示されているような、基板用同軸コネクタの中心端子を嵌合して接続するために筒状の接触部(筒状部)を備えた端子がある。この端子は、金属板材を打ち抜き加工することで、基板用同軸コネクタの中心端子と接続するための筒状部を形成されている。その筒状部の側壁には、側壁の縁から垂直に2つのスリットが入れられている。これらの2つのスリットによって、筒状部が半分に分けられ、基板用同軸コネクタの中心端子を挟み込む2枚の半筒状の板が構成される。2枚の半筒状の板は、特許文献1に記載の舌片状の端子と同様に弾性を有しており、弾性力によって基板用同軸コネクタの中心端子を挟み込んで固定する。
特開2004−311452号公報 特開2007−265907号公報
しかしながら、特許文献1に記載の端子は、基板用同軸コネクタの中心端子の脱着に必要な弾性を持たせるために、接触部の2枚の舌片状の板を、基板用同軸コネクタと嵌合する方向(以下、「嵌合方向」という。)に長くしなければならず、舌片状の板の長さは同軸ケーブルコネクタの高さ寸法を小さくすること(すなわち、同軸ケーブルコネクタの低背化)の妨げとなる。
また、特許文献2に記載の端子は、基板用同軸コネクタの中心端子と接続する筒状部が2枚の半筒状の板から構成され、半筒状の板は基板用同軸コネクタの中心端子を嵌合する際に生じる押圧力を、筒状部の外側方向(「径方向」又は「周方向」ともいう。)に分散でき、舌片状又は平面状の板に比べて、基板用同軸コネクタの中心端子の脱着に必要な弾性を確保し易いので、半筒状の板の嵌合方向の長さを多少短くできると考えられるが、同軸ケーブルコネクタの低背化には不十分である。仮に、同軸ケーブルコネクタの低背化のために、特許文献2に記載されているような、基板用同軸コネクタの中心端子と嵌合するための筒状部を有する端子を採用したとしても、金属板材を打ち抜き加工して成形された筒状部に、さらに、スリットを入れる加工を行なわなければならず、製造コストがかかるという問題が生じる。
そこで、本発明の目的は、外部導体と、該外部導体に収容される絶縁体と、該絶縁体と一体成形される端子とからなる同軸ケーブルコネクタであって、該端子の円筒状の接触部をスリット加工せずに成形し、該接触部の嵌合方向の長さを短くしても、基板用同軸コネクタの中心端子を挟み込むのに十分な弾性を確保することができる同軸ケーブルコネクタを提供する。
本発明に係る、同軸ケーブルコネクタの中心端子の1つの実施形態では、中心端子は、
基部と、
前記基部の一端側から延びる2本の腕部と
前記基部の他端側には同軸ケーブルの中心導体を結線するための結線面と、
を備え、
前記腕部の中間部分は、それぞれ該腕部の板面に沿って半筒状に形成され、
半筒状の前記中間部分を互いに向かい合わせることで筒状の接触部が構成され、
前記腕部の前方部分は、筒状の前記接触部の径を一定に維持して前記接触部の拡がりを規制するための規制部となること
を特徴とする。
本発明に係る、同軸ケーブルコネクタの中心端子の好ましい実施形態として、前記基部は前記腕部と直交する方向に板面を有していることを特徴とする。
本発明に係る、同軸ケーブルコネクタの中心端子の好ましい実施形態として、前記規制部は、筒状の前記接触部において、基板用同軸コネクタの中心端子を嵌合する側の筒の縁端とは反対側の縁端に設けられたことを特徴とする。
本発明に係る、同軸ケーブルコネクタの中心端子の好ましい実施形態として、前記基部の一端側には前記結線部の前記結線面の高さよりも高い位置に設けられたブリッジ部を有することを特徴とする。
本発明に係る、前記同軸ケーブルコネクタの前記中心端子を一体成形により埋め込んだ絶縁体の1つの実施形態として、前記絶縁体は、
前記基板用同軸コネクタの中心端子と嵌合する側に前記接触部を露出した嵌合部と
前記結線部の結線面を露出した導体支持部と
を備え、
前記嵌合部には、前記接触部の端部を固定するために、前記規制部が絶縁体によって結合されていることを特徴とする。
本発明に係る、前記同軸ケーブルコネクタの前記中心端子を一体成形により埋め込んだ絶縁体の好ましい実施形態として、前記嵌合部の前記接触部の露出面では、露出した前記接触部を取り囲むように平面領域が形成され、前記接触部の周囲が埋め込まれたことを特徴とする。
本発明に係る同軸ケーブルコネクタの1つの実施形態として、同軸ケーブルコネクタは、前記絶縁体を収容した外部導体を備えることを特徴とする。
外部導体と、該外部導体に収容される絶縁体と、該絶縁体と一体成形される端子とからなる同軸ケーブルコネクタにおいて、該端子には一端から延びる2本の腕部が備えられ、該2本の腕部の中間部分をそれぞれ半円筒状に湾曲させて、互いに向かい合わせることで円筒状の接触部を構成することで、接触部の円筒にスリットを入れる加工をせずに、スリット状の隙間を形成でき、スリット加工にかかる製造コストを削減することができる。
また、当該接触部の円筒の直径を一定に維持して接触部の拡がりを規制するために、接触部を構成する2本の腕部の前方部分を規制部として構成し、当該規制部を一体成形等によって絶縁体に埋め込むなどして固定することで、接触部の嵌合方向の長さを短くしても、基板用同軸コネクタの中心端子を挟み込むのに十分な力を保持し、基板用同軸コネクタの中心端子を嵌合する際に生じる押圧力を、円筒状の接触部の円周方向(以下、「径方向」ともいう。)に分散できる十分な弾性を確保することができる。
本発明に係る端子を一体成形した絶縁体を用いることで、以上のような効果を奏する同軸ケーブルコネクタを提供することができる。
同軸ケーブルコネクタの組み立て前の状態を示す図である。 絶縁体を外部導体に嵌め込んだ状態の同軸ケーブルコネクタを示す図である。 外部導体の外蓋部、絶縁体の中蓋部を完全に閉じて固定した状態の同軸ケーブルコネクタを示す図である。 図3に示す同軸ケーブルコネクタの断面図である。 端子の形状を示す図である。 絶縁体から露出した端子の接触部を示す図である。 一体成形により絶縁体に埋め込まれた端子の状態を示す断面図である。
以下に図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。なお、実施の形態を説明するための全ての図において、同一部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる同軸ケーブルコネクタの組み立て前の状態での各部材を分離して示す図である。本実施形態による同軸ケーブルコネクタは、同軸ケーブルの延出方向と基板用同軸コネクタとの嵌合方向(挿着方向)とがほぼ直角になっている。ここでは、説明を簡単にするために、嵌合方向において、同軸ケーブルコネクタと基板用同軸コネクタとの嵌合側を下(下側、下方)とし、その反対側を上(上側、上方)とする。この同軸ケーブルコネクタ(L型同軸ケーブルコネクタともいう)は、同軸ケーブル(図3、図4参照)のシールド線と電気的に接続する外部導体100と、外部導体100に収容される絶縁体200と、絶縁体200に一体成形されて埋め込まれ、同軸ケーブルの中心導体と電気的に接続する端子300とによって構成されている。
外部導体100は、りん青銅などの導電性材料の金属板を打ち抜き、折り曲げなどの加工をして作られる。図1に示すように、外部導体100の基板用同軸コネクタと嵌合するための開口部分は、略円筒状となるように丸められ、周方向の一箇所に間隙104を有する筒状部102と、間隙104をはさむ両側の位置から延出する基板用同軸コネクタとの嵌合方向(上下方向)に平行な2枚の支持腕部106と、間隙104と直径方向で反対側に位置して、上記筒状部102の上端から起立して設けられた外蓋部108などから構成される。
筒状部102は、絶縁体200の嵌合部202を同心位置に収容する部分であり、基板用同軸コネクタ500の筒状部506を受ける突状座部110をエンボス加工等により内面に有する。筒状部102の上側縁端及び、支持腕部106の上部には、外部導体100に絶縁体200を嵌め込んだ際に、絶縁体200を固定するための溝部112、113が形成されている。また、支持腕部106の下部にも絶縁体200を固定するための溝部114が形成されている。図1に示す実施形態では、溝部113は溝部114よりも同軸ケーブル側(つまり、後方)に形成され、溝部114は支持腕部106のつけ根部分付近に形成される。さらに、筒状部102の上側の一部の縁を内側に湾曲させて、絶縁体200の嵌合部202の上面に引っ掛けて係止するためのツメ部115が形成されている。このように、溝部112、113及び114は、絶縁体200を外部導体100の内側に固定して支持するための支持部として機能することができる。なお、支持腕部にも溝部などの支持部やツメ部を構成することができる。
外蓋部108は、くびれた形状の屈曲部116と、屈曲時に筒状部102を覆う筒保護蓋118と、支持腕部106を覆う導体保護蓋119と、屈曲後に支持腕部106を包囲して固定する固定部120と、同軸ケーブルのシールド線をカシメ包囲して電気的に接続するシールド線カシメ部122と、同軸ケーブルの外皮をカシメ包囲する外皮カシメ部124を有する。外蓋部108は、同軸ケーブルと接続する際に筒状部102との接続部分である屈曲部116で屈曲し、同軸ケーブル上を覆う。
筒保護蓋118は、両端に屈曲時において下方に屈曲する側部126を有している。また、屈曲部116が屈曲する際に、内側となる面にエンボス加工等により突状部128が形成されている。突状部128は、外蓋部108が閉じられたときに、絶縁体200の嵌合部202の上面に当たることで、嵌合部202を筒状部102にしっかりと押し込んで固定することができる。二つの側部126の内面同士の距離は、筒状部102の外径と同じか若しくはそれより大きい。
導体保護蓋119の固定部120は、延長部130を有し、屈曲部116が屈曲した後に、延長部130は、支持腕部106の外面に接し、さらに延長部130は内側に折り曲げられて支持腕部106の下方に回り込むように成形される。
シールド線カシメ部122は、側部132を有し、屈曲部116が屈曲した後に、同軸ケーブルのシールド線をカシメ包囲して電気的に接続する。また、内側となる面にエンボス加工により突状部134が形成されているので、カシメ包囲後は同軸ケーブルが延伸方向に引っ張られても、同軸ケーブルがコネクタから抜けにくくなっている。
外皮カシメ部124も、側部136を有し、屈曲部116が屈曲した後に、同軸ケーブルの外皮をカシメ包囲する。また、内側となる面にエンボス加工により突状部138が形成されているので、カシメ包囲後は同軸ケーブルが延伸方向に引っ張られても、同軸ケーブルがコネクタから抜けにくくなるようにしている。
絶縁体200は、絶縁材料をモールド成形して作られる。該絶縁材料として、例えば、リキッドクリスタルポリマー(LCP、液晶ポリマー)樹脂等にガラス繊維、炭素繊維やマイカ等のフィラーが充填された材料などの耐熱性があり柔軟性のある材料が用いられる。絶縁体200は、大きく分けて、略円柱状の嵌合部202と、嵌合部202から半径外方の同軸ケーブルの延出方向に延びる、導体支持部204とから構成される。説明を簡単にするために、同軸ケーブルの延出方向の直線上において、嵌合部202の方向を先(先端、先方)とし、導体支持部204の方向を後(後端、後方)とする。
絶縁体200は、嵌合部202と導体支持部204との間の境界部分に位置し、上方に延出する中蓋部206を有している。中蓋部206は、付け根部分で屈曲して外蓋部108と同じ方向に閉じることができる。図1に示される一実施形態では、端子300の曲面部316に対応させて中蓋部206の付け根部分の厚さを薄くして、付け根部分から屈曲し易くするために、その内面(押圧面)に斜面を設けている。なお、中蓋部206の付け根部分の厚さを薄くする斜面は外面にも設けることができる。
また、中蓋部206は、嵌合部202の嵌合方向の中心軸よりも導体支持部204側(すなわち後方)に位置すれば良く、図1に示される一実施形態では、嵌合部202と導体支持部204とのほぼ境界上(略円柱状の嵌合部202の上側縁端)に中蓋部206が設けられている。
中蓋部206が開いた状態では、少なくとも端子300の結線部302と曲面部316が露出している。中蓋部206を閉じた際に、同軸ケーブルの中心導体を中蓋部206の内面(押圧面)と結線部302の上面(結線面)で挟み込んで結線するので、中心導体を結線部302に半田付けする必要はないが、中蓋部206と結線部302の間から中心導体が抜け出ないために、結線部302の結線面及び/或いは中蓋部206の内面を凹凸に加工することができる。
絶縁体200の嵌合部202の上方周縁には、嵌合部202の中心軸から径方向の外側に突出する突出部208が形成されている。突出部208は、外部導体100の溝部112に対応した位置に設けられる。それにより、突出部208は、溝部112の溝に保持される。また、導体支持部204の両側の上部側壁から、外側に突出する突出部209が形成され、導体支持部204の両側の下部側壁から、外部に突出する突出部210が形成されている。導体支持部204の側壁に形成される突出部209及び210は、外部導体100の支持腕部106を上下から挟み込むために、外部導体100の溝部113及び114に対応した位置に設けられる。さらに、嵌合部202の嵌合方向の厚さを一部薄くして、係止部212が形成されている。係止部212は、外部導体100の筒状部102の上側縁端を一部切り込んで該切り込み部を内側に折り曲げて形成されるツメ部115の位置に対応する位置に形成される。例えば、図1に示す実施形態では、屈曲部116の近傍にツメ部115を備えているので、係止部212は、嵌合部202の先端側(外蓋部108側)付近に形成される。嵌合部202の先端側の上面を凹状に加工して、嵌合部202の高さよりも低い係止部212が設けられる。
後述する図5を参照すると、端子300は、一端に結線部302、もう一端に接触部304を備え、さらに、結線部302と接触部304との間にはそれらをつなぐブリッジ部308を備えている(図5(a)参照)。端子300の形状は、ブリッジ部308に対して下方に結線部302、接触部304が配された横コ字形状とすることができる(図5(b)参照)。また、後述する図7を参照すると、端子300は、絶縁体200に一体成形されており、結線部302は上方が開放され、接触部304は下方が開放され、ブリッジ部308は絶縁体200によって上下から挟み込まれて保持される。接触部304の上側縁端及びブリッジ部308の上面は、それぞれ絶縁体200に覆われて、外部導体100の外蓋部108との絶縁状態を保つことができる。
図2は、絶縁体200を外部導体100に嵌め込んだ後の本発明の一実施形態の同軸ケーブルコネクタの図である。当該同軸ケーブルコネクタは、以下のように組み立てられる。まず、絶縁体200の嵌合部202を外部導体100の筒状部102に収容しつつ、絶縁体200の突出部208、209、210を、外部導体100の溝部112、113、114の溝に入れる(又は、嵌め込む)ことで、絶縁体200が外部導体100に収容される。なお、絶縁体200には、端子300が一体成形により予め組み込まれている。
次に、端子300の結線部302に同軸ケーブルの中心導線を配置する。同軸ケーブルについては、ストリッパ等を用いて3段剥き加工され、同軸ケーブルの先端から中心導体C1、誘電体C2、シールド線C3、外皮C4の順で露出したものが使用される(図3又は図4参照)。その後、外蓋部108を屈曲して蓋を閉じる際に、導体保護蓋119の内側の面(内面)は、絶縁体200から上方に延出した中蓋部206の表面頂上部に接触して、中蓋部206は、導体保護蓋119の内面から押圧力を受けて、外蓋部108と共に閉じられる。外蓋部108が閉じられたとき、筒保護蓋118は、絶縁体200の嵌合部202を覆い、導体保護蓋119は絶縁体200の導体支持部204を覆うことができる。
図2に示されるように、本発明の1つの実施形態では、絶縁体200から上方に延出した中蓋部206の表面頂上部207(外蓋部108が倒された際に、導体保護蓋119の内面が最初に当たる部分)は斜面を形成するように加工されている。これにより、外蓋部108を閉じる際に、外蓋部108に押される中蓋部206の表面頂上部207と外蓋部108の内面との接触面を大きくして、中蓋部206を閉じ易くすることができる。
外部導体100の外蓋部108(特に、筒保護蓋118)が筒状部102及びそこに収容された絶縁体200の嵌合部202を覆うように倒される際に、その屈曲部116を屈曲させる。
また、エンボス加工等によって、2本の直線状の突状案内部140が導体保護蓋119の内側の面に平行に形成されている。これら2本の突状案内部140は、外蓋部108を屈曲する際に、中蓋部206の表面頂上部207の両端を挟み込んで支持し、中蓋部206の屈曲方向を規制することで、中蓋部206を正しい位置に倒すことができる。中蓋部206は、その内面(押圧面)と、端子300の結線部302の上面(結線面)との間で、同軸ケーブルの中心導体C1を挟圧する。
その後、固定部120によって、支持腕部106を包囲して、外蓋部108が開かないように、延長部130が支持腕部106の下方に回り込むように成形され、外蓋部108の位置を固定する。さらに、シールド線カシメ部122によってシールド線C3をカシメ包囲して、シールド線C3と外部導体100の電気的接続を確保する。また、外皮カシメ部124によって外皮C4をカシメ包囲して、同軸ケーブルがコネクタから外れないように固定する。中心導体C1は挟圧され、シールド線C3及び外皮C4は、カシメ包囲されて変形するが、誘電体C2は、形状が大きく変形する程に挟圧されることもカシメ包囲されることもなく、同軸ケーブルがコネクタに固定された状態であっても変形することがない。従って、コネクタ接続時のケーブルのインピーダンス等の電気的特性の変化が少ない。
以上の手順に従って組み立てられた同軸ケーブルコネクタの外観を図3に示す。同軸ケーブルコネクタ400は、基板等に設置された基板用同軸コネクタ500に嵌め込まれる。基板用同軸コネクタ500は、中心端子502と、外部導体504と、絶縁体508から構成され、外部導体504は筒状部506を有する。
図4に図3のA−A切断面及びB−B切断面における断面図を示す。図4(a)は、同軸ケーブルコネクタ400が基板用同軸コネクタ500に接続される前の状態を示す。中蓋部206の内面(押圧面)と端子300の結線部302の上面(結線面)によって、中心導体C1を挟圧し、端子300と中心導体C1の電気的接続を確保できる。結線部302の凹凸に加工された結線面によって、中心導体C1に咬合するので、中心導体C1が端子300から離れたり抜けたりすることを防止できる。そのため、半田付けによって中心導体C1を端子に固定する必要がない。
図4(b)は、同軸ケーブルコネクタ400が基板用同軸コネクタ500に接続された状態を示す。同軸ケーブルコネクタ400の端子300の接触部304が、基板用同軸コネクタ500の中心から露出した中心端子502に嵌め合わされ、同軸ケーブルコネクタ400の外部導体100の筒状部102が、基板用同軸コネクタ500の外部導体504の筒状部506に嵌め合わされて、電気的接続を確保することができる。
図5は、絶縁体200に埋め込まれる端子300の形状を示す。図5(a)に示される本発明の一実施形態に係る端子300は、一端に結線部302、もう一端に接触部304を備え、さらに、結線部302と接触部304との間にはそれらをつなぐブリッジ部308を備える。結線部302とブリッジ部308との間には、ブリッジ部308の高さよりも結線部302の高さを低くするための曲面部316が設けられる。説明を簡単にするために、接触部304側を先(先端、先方)とし、結線部302側を後(後端、後方)とする。端子300の先端部分には2本の規制部306を備える。
このように、端子300には、先端側から順に規制部306、接触部304、ブリッジ部308、曲面部316、結線部302が設けられている。端子300は、接触部304から先を腕部(規制部306、接触部304)とし、ブリッジ部308から後を基部(ブリッジ部308、曲面部316、結線部302)として大きく2つに分けることができる。
端子300は、一枚のT字型の金属平板から成形される。端子300の腕部である接触部304及び規制部306は、T字の水平方向の平板部分(2本の腕部)が加工され、端子300の基部である結線部302、曲面部316及びブリッジ部308は、T字の垂直方向の平板部分が加工される。
具体的な工程は次のとおりである。T字型の金属平板の2本の腕部を、結線部302やブリッジ部308に対して垂直になるように(すなわち、端子300の腕部が基部に対して直交するように)折り曲げて、2本の腕部の中間部分の板面をそれぞれ半円筒状に湾曲させて、半円筒状の中間部分を互いに向かい合わせることで、円筒にスリットを入れる加工をせずに、スリット状の隙間を備える円筒状の接触部304を形成することができる。なお、接触部304は、基板用同軸コネクタの中心端子の形状に応じて適した形状を採用することができる。このような加工により、従来のように、金属板材を打ち抜き加工により円筒を成形した後、その円筒の側壁にスリットを入れるという加工を省くことができる。接触部304の成形の際に使用されなかった2本の腕部の先端部分である規制部306は、2本の腕部が所定以上に離れないための結合部となるように加工される。接触部304の円筒の板面は、結線部302やブリッジ部308などの基部の板面と直交するが、規制部306の板面は、基部の板面と同じ方向を向くように加工することができる。この加工によって、規制部306の高さ寸法を小さくできるので、規制部306が組み込まれた(又は、埋め込まれた)絶縁体200の低背化に寄与する。
規制部306は、接触部304に基板用同軸コネクタ500の中心端子502を挿入したときに、接触部304の円筒の直径を維持して接触部304が拡がり過ぎるのを抑えて、中心端子502を挟み込むのに十分な弾性を確保するために、絶縁体200において固定されて結合部となり、かつ、保持される。接触部304の端部にある規制部306を適度に固定することで、接触部304の挟み込む力(狭圧力)を調整することができる。なお、本発明の一実施形態の端子300の規制部306は、接触部304の上側(つまり、基板用同軸コネクタ500の中心端子502を嵌合する側とは反対側)縁端から延出しているが、接触部304の挟み込む力を調整することができる位置であれば、どこに設けてもよいし、規制部同士を構造的に係合させて結合させてもよい。
本発明の一実施形態では、規制部306は、一体成形により絶縁体200に埋め込まれることで固定される(図7参照)。これにより、接触部304の高さ寸法(嵌合方向の長さ)が、従来の端子の接触部に比べて短くても、基板用同軸コネクタ500の中心端子502を挟み込むのに十分な力を保持することができ、また、基板用同軸コネクタの中心端子を嵌合する際に生じる押圧力を、円筒状の接触部304の径方向に分散できる十分な弾性を確保することができる。
接触部304には、弾性を確保するために、円筒の下側縁端から溝を形成することもできる。図5(a)に示す一実施形態では、円筒の下側縁端からU字型の溝部310を設けているが、溝の形状は、基板用同軸コネクタの中心端子からの押圧力を分散できる形状(例えば、V字型など)であればよい。
ブリッジ部308は、結線部302と接触部304をつないでいる部分である。従来の端子(例えば、特許文献1参照)では、接触部の上方に結線部があり、同軸ケーブルコネクタの低背化の妨げとなっていたが、本発明の一実施形態に係る端子300では、ブリッジ部308を設けて、接触部304の横に結線部302を並べて配置することで、従来のものよりも同軸ケーブルコネクタの低背化を可能にしている。接触部304と結線部302との間の長さは、同軸ケーブルコネクタの形状に合わせて適切な長さに定めることができ、それに応じて、ブリッジ部308の長さも定まる。接触部304のすぐ横に結線部302を設ける場合には、ブリッジ部308を設けなくてもよい。
図5(b)は、図5(a)のC−C切断面の端子300の断面図である。ブリッジ部308の下面には、同軸ケーブルコネクタ400が基板用同軸コネクタ500に接続した際に、同軸ケーブルコネクタ400の筒状部102と基板用同軸コネクタ500の筒状部506とが十分に嵌合するのに必要な高さ寸法を確保するため、すなわち、筒状部506の上側縁端の空間を確保するために、溝部312を設けることができる。
接触部304の上面は、凹凸状に加工されているが、同軸ケーブルの中心導体C1が抜けないようにするための形状であればよく、中心導体C1が抜ける可能性がないのであれば、接触部304の上面に加工を施さなくてもよい。接触部304の下側縁端には、基板用同軸コネクタ500の中心端子502を挿入し易くするために、傾斜部314を設けることができる。また、図5(b)に示される本発明の一実施形態の端子300では、結線部302の上面を、接触部304の円筒の上側縁端よりも低い位置になるように曲面部316を形成することで、同軸ケーブルコネクタ400の低背化を実現することができる。
図6は、本発明の一実施形態に係る絶縁体200から露出した端子300の接触部304を示す図である。端子300は、一体成形により絶縁体200に埋め込まれ、接触部304が、図6に示すように露出した状態で形成される。接触部304の周囲を取り囲むように、絶縁材料で平面領域214が形成され、平面領域214を取り囲むように、絶縁材料で側壁216が形成される。平面領域214は、接触部304の周囲を取り囲むことで、接触部304の嵌合側とは反対側の端縁の拡がりを抑えることができ、基板用同軸コネクタ500の中心端子502が接触部304に挿入されたときに、中心端子502を挟み込むのに十分な狭圧力を確保することができる。
従来の端子(例えば、特許文献1参照)の接触部は、嵌合方向に長く、外からの強い力に弱いため、接触部に強い力が加わると変形する可能性があった。そのため、従来の同軸ケーブルコネクタでは、端子の接触部を取り囲むように絶縁体が形成されていたが、本発明の一実施形態に係る端子300の接触部304は、それに加わる力を径方向に分散でき、外からの力に強いので、側壁216内で接触部304を露出させることができ、接触部304に接近して絶縁体を設けて保護するように形成する必要がない。
また、従来の端子の接触部は、上記のとおりその周囲を絶縁体によって取り囲まれ、かつ、接触部が弾性によって、基板用同軸コネクタの中心端子に押し退けられて湾曲するための空間(隙間)を確保する必要がある。従来の同軸ケーブルコネクタの製造工程では、そのような端子と絶縁体との隙間を形成するように、端子と絶縁体を一体成形することは困難である。なぜなら、成形の際に絶縁体の絶縁材料が隙間に流れ込んでしまい、その隙間を埋めてしまうからである。そのため、従来の工程では、絶縁体を形成した後、絶縁体に端子を嵌め込む工程が必要であった。それに対して、図6に示されるように、本発明の一実施形態に係る絶縁体200は、接触部304と平面領域214との間に隙間を作る必要がないので、従来のものに比べて容易に一体成形を行なうことができ、本発明に係る同軸ケーブルコネクタ400の製造工程では、絶縁体200に端子300を嵌め込む工程を省くことができ、製造効率を向上させることができる。
さらに、同軸ケーブルコネクタの小型化により、端子も非常に小さくなり(例えば、1から3mm程度)、従来の絶縁体に端子を嵌め込む工程では、端子の取り扱いが困難になるが、本発明の一実施形態に係る絶縁体200は、非常に小さな端子300を一体成形により予め埋め込んでいるので、同軸ケーブルコネクタ400の製造工程において、端子300を単体で取り扱うことがなく、上記のような従来の製造工程における問題を解消することができる。
図7は、図6のD−D切断面により絶縁体200のみを断面図とし、一体成形により絶縁体200に埋め込まれた端子300の状態を示す図である。端子300の規制部306は絶縁体200の嵌合部202に埋め込まれ、ブリッジ部308もほぼ嵌合部202に埋め込まれる。絶縁体200の内部で規制部306を固定することで結合部を形成し、接触部304が拡がり過ぎることを抑えて、基板用同軸コネクタ500の中心端子502を挟み込むのに十分な弾性力を確保することができる。
接触部304は、絶縁体200の嵌合部202の中心から下側に露出し、結線部302は、絶縁体200の導体支持部204の上側に露出する。結線部302の上面に同軸ケーブルの中心導体C1が配置され、絶縁体200の中蓋部206を倒して蓋を閉じることで、中心導体C1は、中蓋部206と結線部302との間に挟みこまれて固定され、露出していた結線部302の一部は、中蓋部206により隠されることになる。
なお、端子300を絶縁体200に組み込むための別の実施形態として、端子300を絶縁体200に嵌め込んで固定することもできる。また、端子300を絶縁体200に圧入して固定することもできる。これらの組み込み方法に合わせて、端子300を嵌め込み、圧入できるように、絶縁体200を成形することができる。
以上、本発明者によってなされた発明をその実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
同軸ケーブルコネクタのような電気コネクタには、様々な用途があり、例えば、情報通信機器産業及び自動車産業など幅広い産業分野において、情報機器や電子機器の内部配線等に利用することができる。
100 外部導体
102 筒状部
104 間隙
106 支持腕部
108 外蓋部
110 突状座部
112,113,114 溝部
115 ツメ部
116 屈曲部
118 筒保護蓋
119 導体保護蓋
120 固定部
122 シールド線カシメ部
124 外皮カシメ部
128,134,138 突状部
126,136 側部
130 延長部
140 突状案内部
200 絶縁体
202 嵌合部
204 導体支持部
206 中蓋部
207 表面頂上部
208,209,210 突出部
212 係止部
214 平面領域
216 側壁
300 端子
302 結線部
304 接触部
306 規制部
308 ブリッジ部
310,312 溝部
314 傾斜部
316 曲面部
400 同軸ケーブルコネクタ
500 基板用同軸コネクタ
502 中心端子
504 外部導体
506 筒状部
508 絶縁体
C1 中心導体
C2 誘電体
C3 シールド線
C4 外皮

Claims (7)

  1. 同軸ケーブルコネクタの中心端子において、
    基部と、
    前記基部の一端側から延びる2本の腕部と
    前記基部の他端側には同軸ケーブルの中心導体を結線するための結線面と、
    を備え、
    前記腕部の中間部分は、それぞれ該腕部の板面に沿って半筒状に形成され、
    半筒状の前記中間部分を互いに向かい合わせることで筒状の接触部が構成され、
    前記腕部の前方部分は、筒状の前記接触部の径を一定に維持して前記接触部の拡がりを規制するための規制部となること
    を特徴とする中心端子。
  2. 前記基部は前記腕部と直交する方向に板面を有していること
    を特徴とする請求項1に記載の中心端子。
  3. 前記規制部は、筒状の前記接触部において、基板用同軸コネクタの中心端子を嵌合する側の筒の縁端とは反対側の縁端に設けられたこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載の中心端子。
  4. 前記基部の一端側には前記結線部の前記結線面の高さよりも高い位置に設けられたブリッジ部を有すること
    を特徴とする請求項1から3いずれか1項に記載の中心端子。
  5. 請求項1から4いずれか1項に記載の中心端子を一体成形により埋め込んだ絶縁体において、
    前記基板用同軸コネクタの中心端子と嵌合する側に前記接触部を露出した嵌合部と
    前記結線部の結線面を露出した導体支持部と
    を備え、
    前記嵌合部には、前記接触部の端部を固定するために、前記規制部が絶縁体によって結合されていること
    を特徴とする絶縁体。
  6. 前記嵌合部の前記接触部の露出面では、露出した前記接触部を取り囲むように平面領域が形成され、前記接触部の周囲が埋め込まれたこと
    を特徴とする請求項5に記載の絶縁体。
  7. 請求項5又は6に記載の絶縁体を収容した外部導体を備えること
    を特徴とする同軸ケーブルコネクタ。
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