JP2004102045A - シート状記録媒体用容器の装填装置 - Google Patents

シート状記録媒体用容器の装填装置 Download PDF

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Abstract

【課題】微少な異物および塵埃等であっても装置本体内に進入することを確実に阻止することにある。
【解決手段】装置本体12の上面に一組のピン38a、38bを支点として揺動自在に装着され、外部側から装填口32を開閉するカバー部材40と、スイッチ50によって付勢される回転駆動源と、前記回転駆動源の駆動作用下に所定角度回動する側板56を介して前記カバー部材40を開閉動作させる開閉機構42とを備える。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート状記録媒体を収容する容器を着脱自在に装填するシート状記録媒体用容器の装填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を利用して、人体等の被写体の放射線画像情報を一旦記録し、この放射線画像情報を写真フイルム等の写真感光材料等に再生し、あるいはCRT等に可視像として出力させるシステムが知られている。
【0003】
前記蓄積性蛍光体は、放射線(X線、α線、γ線、電子線、紫外線等)の照射によりこの放射線エネルギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起光の照射によって、蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光を示す蛍光体をいう。この蓄積性蛍光体は、取り扱いの容易性等から、通常、シート状である蓄積性蛍光体シート(シート状記録媒体)として使用されている。
【0004】
上記システムでは、例えば、予め放射線画像情報が記録された蓄積性蛍光体シートが収容されたカセッテ(容器)を装填する装填部(装填装置)と、前記カセッテから取り出された前記蓄積性蛍光体シートに担持された放射線画像情報を読み取る読み取り部と、前記蓄積性蛍光体シートに残存する放射線画像情報を消去する消去部とを組み込む画像情報読取装置が採用されている。
【0005】
さらに、上記システムでは、蓄積性蛍光体シートから読み取った放射線画像情報を写真フイルム(シート状記録媒体)に記録する画像情報再生装置が使用されている。この画像情報再生装置は、写真フイルムが収容されたカセッテやマガジン等の容器を装填する装填部(装填装置)と、前記写真フイルムに放射線画像情報を記録する記録部とを備えている。
【0006】
ところで、本出願人は、カセッテの装填口に開閉可能な蓋部材を設けて外部からの装置内に対する異物の進入を防止するとともに、カセッテの挿入時に蓋部材が開閉することにより該蓋部材の上にある異物を案内・収容する異物収容箱を装置本体内に設けたシート状記録媒体用容器の装填装置を提案している(特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−281774号公報
【0008】
この提案では、カセッテを鉛直姿勢または鉛直方向に対して所定角度だけ傾斜する姿勢で装填口に装填することにより、前記蓋部材がカセッテ挿入によって装置本体の内側へ向かって揺動するように構成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記提案の改良に関するものであり、微少な異物および塵埃等であっても装置本体内に進入することを確実に阻止することが可能なシート状記録媒体用容器の装填装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本発明は、シート状記録媒体を収容する容器を着脱自在に装填するシート状記録媒体用容器の装填装置であって、
前記容器を挿入する装填口に設けられ、前記装填口を装置本体の外部側から遮蔽して前記装置本体内に異物が進入することを阻止するとともに、前記装填口に容器を装填する際、外部側に揺動することにより該装填口を開成させる外部カバー手段を備えることを特徴とする。
【0011】
この場合、装置本体には、前記外部カバー手段を外部側に向かって揺動させる開閉機構を設けるとよい。例えば、前記開閉機構は、回転駆動源と、前記回転駆動源の駆動軸に軸着されたピニオンと、前記ピニオンに噛合する歯部が形成された円弧状ラック部材とによって構成され、あるいは、装置本体の外部側に突出するフットペダルと、一端部が前記フットペダルに連結されて揺動自在に支持される第1シャフトと、一端部が前記第1シャフトに連結され他端部が前記外部カバー手段に連結された第2シャフトとからなる簡素な機構によって構成されるとよい。
【0012】
また、前記外部カバー手段は、両端部に形成されたピンを支点として揺動するカバー部材からなり、前記カバー部材の端部には、外部側に向かって膨出する縁部が形成されることにより、該カバー部材の上面に付着した異物や塵埃等が散逸することが阻止される。
【0013】
本発明によれば、装填口に容器を装填しない場合、前記装填口が装置本体の外部側から外部カバー手段によって遮蔽され、一方、前記装填口に容器を装填する際、前記カバー手段が外部側に揺動して該装填口が開成される。
【0014】
従って、本発明では、外部側に向かって揺動する外部カバー手段によって前記装填口を開閉することにより、容器の挿入に伴って微少な異物や塵埃等が装置本体内に進入することがなく、微少な異物および塵埃等が装置本体内に進入することを確実に阻止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明に係るシート状記録媒体用容器の装填装置について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0016】
図1において参照数字10は、本発明の実施の形態に係るシート状記録媒体用容器の装填装置が組み込まれた画像情報読取装置を示す。
【0017】
この画像情報読取装置10は、ボックス状に形成された装置本体12を有し、前記装置本体12の上面14には、操作部16が設けられる。前記操作部16の近傍には、予め被写体の放射線画像情報が一旦記録された図示しない蓄積性蛍光体シート(シート状記録媒体)が収容された単一のカセッテ18(図2参照)を装填するカセッテ装填部(装填装置)20が設けられる。なお、前記操作部16は、モニタの機能を併有するタッチパネルによって構成されると好適である。
【0018】
前記カセッテ18は、図2に示されるように、蓄積性蛍光体シートを収容する筐体と、前記蓄積性蛍光体シートの取り出し動作および挿入動作を行うために、筐体の端部に開閉可能に装着される蓋体22とを備える。
【0019】
前記装置本体12の内部には、図2に示されるように、蓄積性蛍光体シートを鉛直方向に搬送するための鉛直搬送路24が形成され、前記鉛直搬送路24に沿った上方から消去部26および読み取り部28が設けられる。また、鉛直搬送路24に沿って、複数の互いに対をなすローラ対30が設けられており、このローラ対30が図示しない駆動手段を介して回転駆動される。
【0020】
また、装置本体12の下面には、各角部の近傍にそれぞれキャスター31が設けられている。前記キャスター31を介して画像情報読取装置10を平面上に載置することにより、画像情報読取装置10全体を平面上に沿って簡便に移動させることができる。
【0021】
前記カセッテ装填部20は、カセッテ18が鉛直方向に対して僅かに傾斜した姿勢で挿入される装填口32と、前記蓋体22を開閉する図示しない蓋体開閉手段と、前記蓄積性蛍光体シートを吸着保持して前記カセッテ18から取り出すとともに、読み取りおよび消去後の前記蓄積性蛍光体シートを前記カセッテ18に送り込む吸着盤34およびローラ対36と、前記装置本体12の上面に一組のピン38a、38bを支点として揺動自在に装着され、外部側から前記装填口32を開閉するカバー部材40と、前記カバー部材40を開閉動作させる開閉機構42とを有する。
【0022】
この場合、前記カバー部材40は、カセッテ18が挿入される装填口32に設けられ、前記装填口32を装置本体12の外部側から遮蔽して前記装置本体12内に異物等が進入することを阻止するとともに、前記装填口32にカセッテ18を挿入する際、外部側に揺動することにより該装填口32を開成させる外部カバー手段として機能するものである。
【0023】
なお、前記カバー部材40の上面には、例えば、図3または図4に示されるように、その周囲を囲繞し且つ上方側に向かって突出する枠体44または返し46からなる縁部が形成されるとよい。カバー部材40の開閉動作時に、前記縁部によって該カバー部材40上の小さな異物や塵埃等が散逸することを防止することができるからである。
【0024】
前記開閉機構42は、図1および図2に示されるように、図示しない保持手段を介して装置本体12内に保持されたモータ等の回転駆動源48と、装置本体12の上面に設けられ、前記回転駆動源48を付勢するスイッチ50と、前記回転駆動源48の駆動軸に軸着されたピニオン52と、前記カバー部材40の軸線方向に沿った一端部に設けられ、円弧状周面部に前記ピニオン52と噛合する歯部54が形成された側板(円弧状ラック部材)56とを有する。
【0025】
なお、前記装置本体12内には、例えば、反射型センサ等からなるセンサ58が設けられ、前記センサ58によって装填口32からカセッテ18が抜き取られたことを検出することにより、後述するコントローラ60に検出信号を出力する。コントローラ60は、前記センサ58からの検出信号に基づいて回転駆動源48を滅勢するオフ信号を導出する。
【0026】
読み取り部28は、カセッテ18から取り出されて副走査方向(矢印A方向)に搬送される蓄積性蛍光体シートに対して励起光であるレーザ光Lを主走査方向(副走査方向と略直交する方向)に照射する励起光学系62と、このレーザ光Lの照射によって蓄積性蛍光体シートから生じる輝尽発光光を光電的に読み取る読取光学系64とからなる。
【0027】
前記読取光学系64は、一端部から蓄積性蛍光体シート上のレーザ光Lの走査位置に主走査線に沿って配置される光ガイド66と、この光ガイド66の他端部に装着されるフォトマルチプライヤ68とからなる。
【0028】
カセッテ装填部20と読み取り部28との間の鉛直搬送路24の側部に設けられる消去部26は、その内部に複数の消去用光源70が並列して配置される。前記消去用光源70から出力された消去光Sは、予め放射線画像情報が読み取られた蓄積性蛍光体シートに対して照射されることで残存する放射線画像情報を消去する。
【0029】
装置本体12の下部側には、コントローラ60が配設されており、このコントローラ60が前記装置本体12の内部における各種処理を制御するとともに、例えば、読み取った画像データを記憶し、出力機やネットワークへ出力する。
【0030】
本発明の実施の形態に係るシート状記録媒体用容器の装填装置が組み込まれた画像情報読取装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
【0031】
先ず、装置本体12が図示しない壁面に密着して所望の位置に設置された状態において、図示しない撮影装置により撮影された人体等の被写体の放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光体シートを収容するカセッテ18が用意される。
【0032】
続いて、作業者は、装置本体12の上面14に設けられた開閉機構42のスイッチ50を押圧してオン状態とし、図示しない電源に接続された回転駆動源48が付勢される。前記回転駆動源48の付勢作用下に該回転駆動源48の駆動軸と一体的にピニオン52が所定方向に回動し、前記ピニオン52と側板56の円弧状周面部に形成された歯部54とが噛合することにより、カバー部材40がピン38a、38bを支点として円弧状に所定角度だけ外部側に向かって揺動する。この場合、側板56が図示しないストッパに当接することにより、前記カバー部材40の揺動が停止する。この結果、カバー部材40によって閉塞されていた装填口32が開成される。
【0033】
なお、前記回転駆動源48は、そのまま付勢された状態にあるため、カバー部材40は外部側に向かって所定角度だけ開いて停止した状態に保持される。
【0034】
このようにしてカバー部材40が揺動してカセッテ18の装填口32が開成された後、前記装填口32にカセッテ18が鉛直方向から僅かに傾斜した姿勢で挿入される(図2の二点鎖線参照)。
【0035】
その際、カセッテ18がカセッテ装填部20の支持部(図示せず)に沿って装置本体12の内部に導入され、図示しない係止部によってカセッテ18が所望の位置に装填される。カセッテ装填部20には図示しないロック解除手段が設けられており、カセッテ18がカセッテ装填部20に挿入される際に、蓋体22のロックが解除されてこの蓋体22が所定角度位置まで揺動され、該カセッテ18の開口部が開口される。
【0036】
なお、前記カセッテ18の蓋体22のロック解除は、該カセッテ18が装填口32に挿入されたことをセンサ58によって検出し、前記センサ58からの検出信号が導入されるコントローラ60の制御信号に基づいてなされるようにしてもよい。
【0037】
次に、装置本体12の内部に配設された吸着盤34がカセッテ18内に移動され、この吸着盤34によって蓄積性蛍光体シートが吸着される。吸着盤34は、蓄積性蛍光体シートを吸着保持した状態でカセッテ18からローラ対36側に移動し、この蓄積性蛍光体シートの下端がローラ対36に挟持される。次いで、吸着盤34による蓄積性蛍光体シートの吸着保持が解除され、蓄積性蛍光体シートが複数のローラ対30によって鉛直下方向に向かって搬送される。
【0038】
蓄積性蛍光体シートは、ローラ対30の作用下に矢印A方向に副走査搬送されながら、この蓄積性蛍光体シートの記録面側に励起光学系62からレーザ光Lが主走査される。これにより蓄積性蛍光体シートに蓄積記録されていた放射線画像情報が、読取光学系64によって光電的に読み取られる。
【0039】
読み取り処理後の蓄積性蛍光体シートは、図示しない駆動源を逆方向(矢印B方向)に駆動することによってローラ対30を介して鉛直上方向に向かって搬送され、消去部26に設けられた複数の消去用光源70を介してこの蓄積性蛍光体シートに残存する放射線画像情報の消去が行われる。消去処理後の蓄積性蛍光体シートは、ローラ対36、吸着盤34を介してカセッテ装填部20に装填されている空のカセッテ18内に送り込まれる。
【0040】
そして、装置本体12の内部では、カセッテ装填部20に装填されたカセッテ18内の蓄積性蛍光体シートが読み取り処理および消去処理を施されて前記カセッテ18に戻された後、作業者は前記カセッテ18を装填口32から引き出す作業を行う。
【0041】
この場合、前記カセッテ18がカセッテ装填部20(装填口32)から引き抜かれたことがセンサ58によって検出されることにより、前記センサ58からコントローラ60に対して検出信号が出力される。前記コントローラ60は、前記センサ58からの検出信号に基づいて回転駆動源48を滅勢するオフ信号を導出し、回転駆動源48の図示しないコイルに対する励磁作用が解除される。従って、カバー部材40は、ピニオン52と円弧状周面部の歯部54とが噛合しながら、その自重作用によって装置本体12の上面側に向かって揺動する。この結果、カセッテ18がカセッテ装填部20から抜き取られることにより、カバー部材40がその自重作用下に自動的に揺動して装填口32が閉塞される。作業者が手動でカバー部材40を閉めることがなく、簡易な方法で閉蓋できるとともに、カバー部材40の閉め忘れを確実に防止することができる。
【0042】
本実施の形態では、カセッテ18の装填口32を装置本体12の上面に設け、ピン38a、38bを支点として外部側に向かって揺動するカバー部材40によって前記装填口32を開閉することにより、微少な異物および塵埃等であっても装置本体12内に進入することを確実に阻止することができる。
【0043】
例えば、カセッテ18を装填口32に押し込むことにより図示しないカバー部材を装置本体12の内部側に向かって揺動させる構成では、装填口32に対してカセッテ18を挿入する際に小さな異物や塵埃等がカセッテ18とカバー部材との間に挟まれたり、また、カバー部材の上面に存在する塵埃等がカセッテ18に付着した後に装置本体12内に落下し、あるいはカセッテ18によって押し込まれた塵埃等が装置本体12内の空間部で飛散することが考えられる。
【0044】
しかしながら本実施の形態では、カセッテ18の装填口32を開閉するカバー部材40がピン38a、38bを支点として外部側に向かって開く構造とすることにより、カセッテ18とカバー部材40との間に塵埃等が挟まれたりすることなく、また、カバー部材40の上面に存在した塵埃等がカセッテ18に付着することなく、あるいはカセッテ18によって装置本体12内に塵埃等が押し込まれることなく、前記カセッテ18に伴って微少な異物や塵埃等が装置本体12内に進入することを確実に阻止することができる。
【0045】
なお、本実施の形態では、装置本体12の上面14に設けられたスイッチ50によってカバー部材40を開蓋させるようにしているがこれに限定されるものではなく、例えば、カセッテ側に図示しないRF−ID(Radio Frequency−IDentification)を付設し、一方、装置本体12側に前記RF−IDから発信される電波を検出する図示しないセンサ読み取り機を付設し、前記カセッテ18を装置本体12に近づけることによってカバー部材40を電動で揺動させるようにしてもよい。
【0046】
また、操作部16によってID/撮影メニューの登録を行うときの登録信号によりカバー部材40を電動で開蓋させるようにしてもよいし、あるいは、バーコード等によってカセッテ18を識別する登録情報と対応する信号によりカバー部材40を電動で開蓋させるようにしてもよい。
【0047】
さらに、図示しない撮影装置側の制御信号を画像情報読取装置10に導入し、前記撮影装置側の照射スイッチを付勢したオン信号に基づいてカバー部材40を電動で開蓋させるようにしてもよい。
【0048】
さらにまた、装置本体12内に図示しない音声認識装置を付設し、作業者の音声によって作動する音声認識装置からの音声認識信号をコントローラ60に導入し、前記コントローラ60から出力される制御信号に基づいてカバー部材40を開蓋させるようにしてもよい。
【0049】
次に、カバー部材40を開閉させる開閉機構72の変形例を図5に示す。
【0050】
この変形例に係る開閉機構72では、装置本体12の外部側に突出して設けられたフットペダル74と、前記フットペダル74に連結され、装置本体12に沿って略水平方向に延在する連結シャフト(第1シャフト)76と、前記連結シャフト76の略中央部を揺動自在に支持する支持部材78と、略鉛直方向に沿って延在する一端部が前記連結シャフト76に連結され、他端部が前記カバー部材40の側部80に係着されたリフトシャフト(第2シャフト)82とを備える。
【0051】
この場合、作業者が前記フットペダル74を足によって踏み込むことにより、連結シャフト76が支持部材78を支点として揺動し、リフトシャフト82が所定長だけ上昇する。従って、前記リフトシャフト82の他端部に連結されたカバー部材40がピン38a、38bを支点として外部側に向かって揺動し、カセッテの装填口32が開成される。
【0052】
一方、前記フットペダル74から足を離間させることにより、前記カバー部材40がその自重作用によって前記とは反対方向に揺動し、カセッテ18の装填口32が閉塞される。
【0053】
このように変形例に係る開閉機構72では、作業者の人的操作によってカバー部材40を揺動させることができる。
【0054】
なお、操作部16は、図1に示されるように、カバー部材40から離間して該カバー部材40によって被覆されることがない部位に配設され、あるいは、図6に示されるように、カセッテ18の装填口32の近傍でカバー部材40によって被覆される部分に配設してもよい。操作部16の上面に塵埃等が蓄積されることを防止するとともに、誤って操作部16に接触することによる不用意な誤操作を阻止することができるからである。
【0055】
さらに、図7に示されるように、操作部16をカバー部材40の裏面側に配設することにより、装置本体12の上面14におけるスペースを有効利用することができるからである。
【0056】
【発明の効果】
本発明によれば、以下の効果が得られる。
【0057】
すなわち、外部側に向かって揺動する外部カバー手段によって容器が装填される装填口を開閉することにより、微少な異物および塵埃等であっても装置本体内に進入することを確実に阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るシート状記録媒体用容器の装填装置が組み込まれた画像情報読取装置の斜視図である。
【図2】図1に示す画像情報読取装置の軸線方向に沿った縦断面概略構造図である。
【図3】カバー部材の上面に形成された縁部の形状を示す画像情報読取装置の一部省略斜視図である。
【図4】カバー部材の上面に形成された縁部の他の形状を示す画像情報読取装置の一部省略斜視図である。
【図5】前記カバー部材を開閉動作させる開閉機構の変形例を示す縦断面概略構造図である。
【図6】カセッテの装填口の近傍に操作部を配設した状態を示す画像情報読取装置の一部省略斜視図である。
【図7】カセッテの装填口を開閉するカバー部材の裏面に操作部を配設した状態を示す画像読取装置の一部省略斜視図である。
【符号の説明】
10…画像情報読取装置      12…装置本体
16…操作部           18…カセッテ
20…カセッテ装填部       32…装填口
38a、38b…ピン       40…カバー部材
42、72…開閉機構       44…枠体
46…返し            48…回転駆動源
50…スイッチ          52…ピニオン
54…歯部            56…側板
58…センサ           74…フットペダル
76…連結シャフト        78…支持部材
82…リフトシャフト

Claims (5)

  1. シート状記録媒体を収容する容器を着脱自在に装填するシート状記録媒体用容器の装填装置であって、
    前記容器を挿入する装填口に設けられ、前記装填口を装置本体の外部側から遮蔽して前記装置本体内に異物が進入することを阻止するとともに、前記装填口に容器を装填する際、外部側に揺動することにより該装填口を開成させる外部カバー手段を備えることを特徴とするシート状記録媒体用容器の装填装置。
  2. 請求項1記載の装置において、
    前記装置本体には、前記外部カバー手段を外部側に向かって揺動させる開閉機構が設けられることを特徴とするシート状記録媒体用容器の装填装置。
  3. 請求項2記載の装置において、
    前記開閉機構は、回転駆動源と、前記回転駆動源の駆動軸に軸着されたピニオンと、前記ピニオンに噛合する歯部が形成された円弧状ラック部材とを含むことを特徴とするシート状記録媒体用容器の装填装置。
  4. 請求項2記載の装置において、
    前記開閉機構は、装置本体の外部側に突出するフットペダルと、一端部が前記フットペダルに連結されて揺動自在に支持される第1シャフトと、一端部が前記第1シャフトに連結され他端部が前記外部カバー手段に連結された第2シャフトとを有することを特徴とするシート状記録媒体用容器の装填装置。
  5. 請求項1記載の装置において、
    前記外部カバー手段は、両端部に形成されたピンを支点として揺動するカバー部材からなり、前記カバー部材の端部には、外部側に向かって膨出する縁部が形成されることを特徴とするシート状記録媒体用容器の装填装置。
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