JP2004100969A - 冷蔵庫扉 - Google Patents

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Keiichi Azumaguchi
東口 恵一
Shinya Nagahata
永幡 真也
Yoshichika Ishikawa
石川 義親
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    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
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  • Refrigerator Housings (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

【課題】操作パネルを断熱材の発泡圧力の影響を受けることなく動作の安定化をはかった構成とするとともに、前面板の開口を抜き孔成形のみとして、前面板上にフラットな状態で操作パネルを装着することができる、安価で意匠上の制約をなくした冷蔵庫扉を提供する。
【解決手段】扉本体を形成する前面板6と、この前面板の庫内側に配置した扉内板との間に発泡充填された断熱材と、前面板に穿設した幅方向に長い開口12に断熱材側への凹陥部15aを形成して配設された背面カバー15と、この背面カバーの前方の開口に係合固着された制御や表示用の操作パネル16とからなり、背面カバーは前面板の開口縁部への摺動係合により係止し、断熱材を充填した後に開口前面側から操作パネルを装着したことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷蔵庫扉に係り、特に前面に運転制御や表示をおこなう操作パネルを配置した扉構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、貯蔵温度帯の多様化とともに使い勝手を向上するため、冷蔵庫本体の前面開口を閉塞する扉の前面に温度制御のための操作表示パネルや扉の自動開扉のためのタッチパネルなどを配設した操作パネル部材を設けた冷蔵庫が多くなっている。
【0003】
そして、この操作パネル部材の構成は、分解斜視図を図13、縦断面図を図14に示すように、扉本体を形成する前面板(56)の中央部下方に開口(62)を形成し、この開口(62)を、凹部を有する背面カバー(65)で閉塞して扉内板との間に断熱材(61)を充填し、その後、背面カバー(65)によって形成される凹陥部(65a)に前記操作表示パネル(66)や動作関連部品(69)をそれぞれ収納し取り付けることによって、断熱材充填時の発泡圧で変形することによる電気部品などの不安定な動作を防止する構成であった。(例えば、特許文献1参照)
【0004】
【特許文献1】特開2002−90059公報(図5、図9)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成における背面カバー(65)は、前面板(56)の開口(62)に対して位置ズレが生じ易いものであった。そして、位置ズレを生じると前面板の表面に取り付ける操作パネル(66)の位置もずれることになり、固定できないばかりでなく、開口(62)に対する背面カバー(65)の固定も不完全なものとなり、組み立て作業中に外れるなど製造工程に支障をきたすことになる。
【0006】
位置ズレを防ぎ、前面板(56)と背面カバー(65)との固定を強固なものとするためには、前面板(56)の開口縁をプレスなどで曲げ加工して奥行き方向に鍔(56a)を形成し、背面カバー(65)に形成した側壁(65a)と重合させれば充分な強度を得られるが、前面板(56)の加工工程が複雑化するとともにコストアップにつながる欠点がある。
【0007】
また、図15に示すように、前面板(76)の開口(82)を抜き孔成形のみの平面形状とし、背面カバー(85)に位置決め突起(85a)を形成して開口と嵌合した場合も位置決めは可能であるが、この場合は、開口(82)の表面上に背面カバー(85)や位置決め部が突出することになり、この突出高さはその分操作パネル(66)などの意匠面に影響を及ぼすものとなるため、前面板(76)の表面に対して操作パネル(66)をフラットに配設することは事実上不可能となるなどの制約があった。
【0008】
本発明は、上記点を考慮してなされたもので、操作パネルを断熱材の発泡圧力の影響を受けることなく動作の安定化をはかった構成とするとともに、前面板の開口を抜き孔成形のみとして、前面板上にフラットな状態で操作パネルを装着することができ、安価で意匠上の制約をなくした冷蔵庫扉を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明による冷蔵庫扉は、扉本体を形成する前面板と、この前面板の庫内側に配置した扉内板との間に発泡充填された断熱材と、前記前面板に穿設した幅方向に長い開口に断熱材側への凹陥部を形成して配設された背面カバーと、この背面カバーの前方の開口に係合固着された冷蔵庫の制御や表示をおこなう操作パネルとからなり、前記背面カバーは前面板の開口縁部への摺動係合により係止し、断熱材を充填した後に開口前面側から操作パネルを装着したことを特徴とするものであり、請求項2記載の発明は、前面板の開口における長手方向の中間部分および一端の開口縁に係合孔を穿設するとともに、この係合孔に嵌合する係止部を背面カバーに形成し、開口に対して横方向への摺動により前記係合孔と係止部とを係合して背面カバーを固定したことを特徴とするものである。
【0010】
上記により、操作パネルに取り付けた表示あるいは制御部品は、発泡圧の影響を受けて変形することがなく、安定した動作が得られるとともに、背面カバーおよび操作パネルを位置ズレすることなく確実に取り付けることができ、また、扉の前面板に対する操作パネル構成の意匠的制約を少なくして冷蔵庫扉の表面意匠の面一化をはかることができる。
【0011】
請求項3記載の発明は、中間部分における開口の係合孔は、上下方向の開口縁より内方位置に設けたことを特徴とするものであり、背面カバーの係止位置を開口の内面側として、開口面積に対して操作パネルの重合幅を小さくして、すっきりした操作パネルの外観意匠を得ることができる。
【0012】
請求項4記載の発明は、開口の一端に対向する他端側の背面カバーの内面にはわずかに開口の前面側に突出するストッパ凸起を設け、中間部分や一端の係合とともに、ストッパ凸起と開口端縁との係止により、背面カバーを開口に固定したことを特徴とするものであり、抜き穴成形のみの前面板の開口に対して、長手方向へ背面カバーを摺動させるだけで背面カバーを位置ズレなく、また開口前方部へ突出することなく所定の位置に固定することができ、操作パネルのフラット化を簡単な構成で実現できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の1実施形態について説明する。図1にその外観正面図を示す冷蔵庫本体(1)は、最上部に冷蔵食品を収納貯蔵する冷蔵室(2)を設け、その下部に、野菜室(3)や冷凍室(4)など所定の貯蔵温度に沿った貯蔵室を配置し、それぞれの前面開口には扉を配設するとともに、前記冷蔵室(2)の前面開口には、ヒンジにより一側を冷蔵庫本体側に枢支した扉(5)を取り付けている。
【0014】
冷蔵室扉(5)は、分解斜視図を図2、要部の縦断面図を図3に示すように、外表面を薄鋼板からなり左右両側縁を後方へほぼコ字状に折曲した前面板(6)で形成しており、この前面板(6)の上下端にそれぞれの端面開口を閉塞する扉キャップ上(7)および扉キャップ下(8)を設けるとともに、扉(2)の冷蔵室内側には、内方に貯蔵品を収納するポケット部(9)を形成する扉内板(10)を配置して、これら各部材間に形成される空間部にウレタンフォームからなる断熱材(11)を発泡充填することで構成されている。
【0015】
前記前面板(6)の中央部下方には、抜き穴成形によって幅方向に長い開口(12)を設けており、この開口(12)の断熱材(11)側には、開口と断熱材との間に収納凹陥部(15a)を形成する背面カバー(15)を配設している。
【0016】
背面カバー(15)は、前記開口(12)に対応して開口の周縁よりわずかに大きい長円形の鍔部(15b)を設け、鍔部の内方に断熱材側への凹陥部(15a)を形成するとともに、その長手方向の中間部分には前記開口(12)の中間部近傍の係合孔(13)に対向して凹陥部(15a)を左右に区分する仕切部(15c)を形成している。
【0017】
仕切部(15c)表面の縦方向の上下には左右の一方向への係止口を有するL字状の係止片(15d)を突設させて、左右方向、本実施例では右方向への摺動により、前面板の開口(12)側に設けた係合孔(13)に係合する。
【0018】
開口(12)の長手方向の中間部分における背面カバー(15)との係合構成は、図4、およびそのA−A線に沿う断面を図5に示すように、開口(12)の縦方向の上下端縁から対向側への延出片(12a)を形成して、この延出片(12a)に係合孔(13)を穿設し、これに、背面カバー(15)に形成したL字状係止片(15d)と小凸起(15k)を係合させ摺動させることによって両者を結合する。これにより、小凸起(15k)が係合孔(13)の端面に係止してストッパーとなって、背面カバー(15)は長手方向の中間部分で位置ズレなく固定できるとともに、延出片(12a)により係合部を開口(12)の外方ではなく内方の仕切部(15c)上でおこなえるため、後述する操作パネル(16)の縦方向寸法を係合部のために必要以上に大きくする必要がなく、すっきりした外観意匠とすることができる。
【0019】
なお、操作パネル(16)の大きさに制約がなければ、前記構成にかかわらず、開口(12)をフラットにして係合孔(13)をその上下の端縁近傍に穿設してもよいことは勿論である。
【0020】
また、図5と同一部分の他の実施例である図6に示すように、前記同様の延出片(22)に係合孔(23)と小孔(24)とを間隔をおいて穿設し、これにL字状部の先端に爪を形成した係止片(25d)を係合させる構成によっても、係合完了の状態では係止片(25d)の爪が小孔(24)に嵌合することで背面カバーは開口部に位置決めされ、開口上への突出を最小として固定することができる
開口(12)の長手方向の一側端には、凹部(14a)を有する係合片部(14)を設けており、これに対する背面カバー(15)の一側端には、詳細を図7に示すように、小形の係止爪(15e)を設けている。この係止爪(15e)は、前記開口(12)の係合片部の凹部(14a)に係合して上下移動することなく開口部に固着されるものである。
【0021】
そして、背面カバー(15)の他端縁には、前記と同様に詳細を図8に示す鍔部(15b)の内縁から前方の開口側へわずかに突出するストッパ凸起(15f)を円弧状部の上下2箇所に突設している。
【0022】
このストッパ凸起(15f)は鍔部(15b)の表面から1〜1.5mm突出する程度であり、前記したように前面板の開口(12)に対して背面カバー(15)を摺動して係合した際には、ストッパ凸起(15f)が開口(12)の端縁を乗り越えて開口の前面に突出し、ストッパ凸起(15f)部分の断面である図9に示すように、開口端縁に係止することで逆方向への移動を阻止し、背面カバー(15)を所定位置に保持するものであり、開口側への突出量も前面板(6)の表面と同一、あるいはわずかに突出する程度である。
【0023】
したがって、このストッパ凸起(15f)によって位置決めを確実におこなうようにすれば、前記中間部分における小凸起(15k)や係止片(25d)の爪形成を不要としてもよい。
【0024】
この構成によって、背面カバー(15)は前面板(6)の表面からほとんど突出する部分をなくして、位置決めでき、固定されるものであり、固定された後は、前面板の開口(12)との間の小さな隙間をアルミ箔テープなどでシールし、扉内板(10)との間隙に断熱材(11)を発泡充填して断熱扉本体を形成するものである。なお、前記アルミ箔テープは背面カバー(15)と開口(12)周縁との隙間から発泡断熱材の洩れがないようにシールするだけでなく、凹陥部(15a)に収納される制御機器部品や表示部品からの冷蔵庫運転時の発熱を放散する作用をおこなう。
【0025】
しかして、扉内板(10)との間隙に断熱材(11)を充填した背面カバー(15)の前方の開口(12)には、その前面側から前記凹陥部側に制御機器部品や表示部品を収納し保持し、その前面を冷蔵庫の運転を制御する操作や表示、あるいは開扉操作のためのパネル部とした操作パネル(16)を装着する。
【0026】
図2に示すように、操作パネル(16)の前面には、動作表示用の開口窓(16a)および開扉操作のための開口(16b)が左右に設けられており、動作表示用の開口窓(16a)の凹陥部(15a)側には、液晶板(17)や導光板(18)、光源ランプなどをフレーム内に収納し、このフレームをプリント配線基板(19)に係合して一体化させた制御表示ユニット(20)を取り付けている。
【0027】
前記制御表示ユニット(20)の周縁には、図3にその断面を示すように枠体(16c)を立設し、プリント配線基板(19)の下端を下方の枠体に形成した複数の係止部(16d)に係合し、上方の枠体(16c)と配線基板(19)の上部とを係止させることで、操作パネルの開口窓(16a)に液晶板(17)を対向させて裏面側から着脱可能に固着している。
【0028】
表示用の開口窓(16a)の下方には、押しボタン(21)を装着されている。この押しボタン(21)は、プリント配線基板(19)に固定したスイッチに対応し、外部からの押圧操作で冷蔵庫内の温度調整や急速冷凍など所定の制御動作をおこなうものである。
【0029】
また、他方の扉開放側の開口(16b)には、図3および断面を図10に示すように、冷蔵室扉(5)を開くために手指のタッチ押圧で操作されるタッチパネル(27)を前記表示用開口窓(16a)に隣接して配置する。
【0030】
タッチパネル(27)は、冷蔵庫本体(1)における反ヒンジ側の上部に設けた図示しない扉開放ユニットのソレノイドに連動しており、所定の幅および高さ寸法を有する平板から形成されて使用者の押圧タッチ操作により、信号動作部である押釦スイッチを付勢してソレノイドを励磁し、突出ピンの前方への突出により扉の端面を押圧してこれを開放させるものである。
【0031】
このタッチパネル(27)は、前記開口(16b)に配置され、押圧により、係合作動して前記ソレノイドへの信号動作部である押釦スイッチの作動子を押圧、または離間するリンク軸やバネ、可動板などの詳述を省略する連動部材を収納した操作ボックス(28)と一体にユニット化されている。
【0032】
このユニット化された開扉操作ユニット(26)は、操作パネル(16)の裏面に形成した枠状の取付ベース(16e)の枠内に凹陥部(15a)側から嵌入して爪片と取付ベース(16e)の孔とを係合させ、側方において操作ボックス(28)を操作パネル(16)にネジ固定することで取り付けており、押圧されていない状態でのタッチパネル(27)の表面は、操作パネル(16)の前面とほぼ面一になるよう調整して設置されている。
【0033】
そして、前面板(6)の開口(12)に配設する操作パネル(16)は、図2、図3に示すごとく、その裏面側に形成した枠体(16c)および枠状の取付ベース(16e)の外周に適当間隔で設けた係止爪(16g)と、この係止爪(16g)に対向する位置に形成した背面カバー(15)の係合孔(15g)とを嵌合させることにより、操作パネル(16)の周縁部が開口(12)の前面に密着し、隙間を生じることなく固定される。
【0034】
このとき、背面カバー(15)の一端部においては、前記開口(12)の係合片部(14)の凹部(14a)と係合させた爪(15e)近傍の側端側に上下に前方向への係合爪(15h)を突設しており、操作パネル(16)を背面カバー(15)に嵌合させた際には、図11に示すように、前記係合爪(15h)とこれに対向する操作パネルの突片(16h)が係合し、長尺の端部においても位置決めと同時に、確実に、且つ隙間なく操作パネル(16)を開口面に密着固定することができる。
【0035】
上記構成は、操作パネル(16)の他端部においても同様であり、前記上下のストッパ凸起(15f)間の円弧状端面に設けた係合孔(15g)と操作パネル(16)の係止爪(16g)との係合により、両者は隙間なく固定することができる。
【0036】
上記構成により、扉を組み立てる際には、図12に示すように、上下端に扉キャップ(7)(8)を固着した前面板(6)を前表面を下向きにして載置台(30)上の所定位置に設置する。このとき、載置台(30)には位置決め凸起(31)を突設し開口(12)に対向させておく。
【0037】
そして、背面カバー(15)の前記仕切部(15c)に設けた電気部品の束線を抽出する穴(15i)に前記位置決め凸起(31)を係合させることで位置決めをおこない、この状態で横方向に摺動させることで中央部分および一端部の係合をおこない、さらに、他端のストッパ凸起(15f)を前面板の開口(12)端縁に係止させることで、背面カバー(15)を固定する。
【0038】
次に前面板(6)の庫内側に扉内板(10)を配することで形成される各部材間の空間部にウレタンフォームなどの発泡断熱材(11)の原液を注入し、発泡し充填固化させることで、断熱扉本体(5)を形成するものである。
【0039】
一方、操作パネル(16)は、その枠体(16c)や取付ベース(16e)の内面側に形成した係止部を利用して制御表示ユニット(20)や開扉操作ユニット(26)を固着することで組立体として一体化しておき、これを開口(12)の前面から扉本体側と配線接続するとともに、背面カバー(15)の係合孔(15g)と係止爪(16g)との係合によって、前記断熱材が充填された扉(2)の開口(12)および凹陥部(15a)に配設固定することで組み立てを完了するものである。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、扉の操作パネルにあらかじめ表示あるいは操作部品を固着してユニット化し、これを断熱材の充填後に、扉前面板の開口に係止した背面カバーに取り付けるため、発泡圧の影響を受けて変形することなく安定した動作が得られるとともに、抜き穴で形成した前面板の開口に対して背面カバーを位置ズレすることなく簡単に、且つ確実に配設でき、また操作パネルを扉表面から突出することなく設置することができるものであり、冷蔵庫の表面意匠を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態を示す冷蔵庫の外観正面図である。
【図2】図1における冷蔵室扉の操作パネル部を示す分解斜視図である。
【図3】図1における冷蔵室扉の操作パネル部を示す縦断面図である。
【図4】図2の背面カバーの中央部分を示す拡大斜視図である。
【図5】図4のA−A線に沿った断面図である。
【図6】図5と同一部分の多の実施例を示す断面図図である。
【図7】図2の背面カバーの一端部を示す拡大斜視図である。
【図8】図2の背面カバーの他端部を示す拡大斜視図である。
【図9】図8のおけるストッパ凸起と前面板部分の係合断面図である。
【図10】図1における冷蔵室扉の操作パネル部を示す横断面図である。
【図11】図10の一端側の横断面図である。
【図12】図2における冷蔵室扉の組立状態を示す説明図である。
【図13】本発明の従来例を示す操作パネル部の斜視図である。
【図14】図13のパネル用開口と背面カバーの状態を示す断面図である。
【図15】図14の他の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
5…冷蔵室扉     6…前面板     10…扉内板
11…断熱材      12…開口      12a、22…延出片
13、23…係合孔    14…係合片     14a…凹部
15…背面カバー    15a…凹陥部    15b…鍔部
15c…仕切部  15d、25d…L字状係止片  15e…爪
15f…ストッパ凸起  15g…係合孔    15h…係合爪
15i…束線穴     15j…係止孔    15k…小凸起
16…操作パネル    16a…表示開口窓  16b…開扉操作開口
16c…枠体      16d…係止部    16e…取付ベース
16g…係止爪     16h…突片     17…液晶パネル板
18…導光板    19…プリント配線基板  20…制御表示ユニット 21…押しボタン    24…小孔      26…開扉操作ユニット
27…タッチパネル   28…操作ボックス  30…載置台
31…位置決め凸起

Claims (4)

  1. 扉本体を形成する前面板と、この前面板の庫内側に配置した扉内板との間に発泡充填された断熱材と、前記前面板に穿設した幅方向に長い開口に断熱材側への凹陥部を形成して配設された背面カバーと、この背面カバーの前方の開口に係合固着された冷蔵庫の制御や表示をおこなう操作パネルとからなり、前記背面カバーは前面板の開口縁部への摺動係合により係止し、断熱材を充填した後に開口前面側から操作パネルを装着したことを特徴とする冷蔵庫扉。
  2. 前面板の開口における長手方向の中間部分および一端の開口縁に係合孔を穿設するとともに、この係合孔に嵌合する係止部を背面カバーに形成し、開口に対して横方向への摺動により前記係合孔と係止部とを係合して背面カバーを固定したことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫扉。
  3. 中間部分における開口の係合孔は、上下方向の開口縁より内方位置に設けたことを特徴とする請求項2記載の冷蔵庫扉。
  4. 開口の一端に対向する他端側の背面カバーの内面にはわずかに開口の前面側に突出するストッパ凸起を設け、中間部分や一端の係合とともに、ストッパ凸起と開口端縁との係止により、背面カバーを開口に固定したことを特徴とする請求項2または3記載の冷蔵庫扉。
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