JP2004100412A - 室内の消臭方法及びこの消臭方法に用いられる消臭性接着剤等 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内装材を下地に接着する接着剤や、床用コーティング剤などに天降石の微粉末を混入させたものを用いて、室内の内装材を下地に接着させたり、床の表面に塗布する。
【選択図】図3
【選択図】図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、天降石の微粉末がもつマスキング機能を生かして、室内の臭いの成分を水の分子で包み込んで消臭する室内の消臭方法及びこの消臭方法に用いられる消臭性接着剤T等に関する。
【0002】
【従来の技術】
各家庭の室内や飲食店には、調理のときの臭いやタバコの臭い、汗の臭い、化粧品の臭い、埃の臭い、カビの臭い、ペット動物の臭いなど、多くの臭いが発生して、これらの一部は室内に染み付いている。
古くより、これらの臭いを消す手段として、活性炭や備長炭などの炭化物がもつ微孔に臭いの成分の微粒子を吸着させる機能に着目して、この消臭剤を通気性のある容器に入れた消臭剤があり、これを室内に設置していた。
しかしながら、この方法による消臭は、室内の部分的な消臭が主になるため、室内の幅広い範囲で消臭させるという点で問題があった。また、消臭液をスプレー噴霧して臭いの成分の微粒子を化学的に分解させる方法もあるが、この方法は人前や食品の近くでは使用できないなどの制約がある他、噴霧液の落下した所がベタつくという難点もあった。
このため、最近では、消臭剤を内装材の表面に固定させる技術が開発されている。特開平7−11752号公報に記載の「焼成無機質建築材料」、特開平7−217148号公報に記載の「内装材」などがその一例として挙げられる。これらに技術では、消臭剤には、金属イオン化合物や金属酸化物が用いられていた。また、この他にも、活性炭や備長炭などの炭化物の粒子が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】
しかしながら、内装材の表面に消臭剤を固定させるという従来技術は、予め内装材の製造工場で内装材の表面に消臭剤を固定させる工程が必要になり、これが内装材の製造コストと製品価格を押し上げていた。また、内装材の表面に消臭剤の色が混じって、内装材本来の色や模様が出せないという問題もあり、更には、全ての種類の内装材に消臭剤を固定しておかなければ消費者の要望を満たせないという問題もあった。
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、上述した問題のない室内の消臭方法を提供することにあり、特に、天降石の微粉末がもつマスキング機能によって臭いの成分を水の分子で包み込んで消臭するというマスキング機能を生かした室内の消臭方法であり、天降石の微粉末を接着剤、床用コーティング剤、モルタル、セメントなどに混ぜて使用することにより、現在市販されている内装材がそのまま使用でき、また、施工現場で消臭剤の配合割合を調整して使用環境や消臭の程度に応じた消臭ができ、消臭に必要な施工が簡単且つ短時間で行なうことが出来、更には、室内の幅広い面で効果的に消臭できる室内の消臭方法を提供することにある。
また、この消臭方法を実現させる消臭性接着剤、消臭性床用コーティング剤等を提供することも課題に挙げられる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を達成するために提案される請求項1に記載の室内の消臭方法は、水性系接着剤に臭吸着機能をもつ天降石の微粉末を混入させた消臭性接着剤を用いて内装材を室内の下地に接着させて該内装材の裏面に消臭性接着剤層を形成することにより、
天降石の微粉末でその周辺の空気中の水分子を更に細かく分散させて、内装材の幅広い面に沿った周辺にある臭いの成分の微粒子をこの分散させた水分子で包み込んで室内を消臭する方法である。
【0006】
先ず、天降石の微粉末がもつ臭吸着機能について説明する。
天降石は自然界に存在する数少ない石の一つで、遠赤外線を常温で放射する性質、電磁波をカットする性質などがあることが知られている。また、この天降石には、近年の研究により、天降石から放射されたエネルギーに空気中の水分が触れると、水のクラスター(塊)が瞬時に極微細な水の分子集団に分散することが判明している。
水の分子は、ミクロの目で見れば分子集団の大きさにより浸透力に差異があり、臭いの成分の微粒子は通常存在する空気中の水分よりも小さい。
このため、通常存在する空気中の水分の大きさでは入り込めない隙間に臭いの成分の微粒子が入り込むと、本来ならばこの隙間から臭いの成分の微粒子は抜け出せないのであるが、天降石から放射されたエネルギーによってこの隙間の近くの水分が極微細な水に分散されていると、この隙間にも水の分子が入り込む。
このような状態において、この隙間に臭いの成分の微粒子入り込むと、水は周囲のものに付着し易い性質があるので、臭いの成分の微粒子に極微細な水の分子が付着して囲ってしまう(マスキング機能)。本発明は、天降石がもつこのような機能を生かしている。
【0007】
請求項1に記載の水性系接着剤を用いた室内の消臭方法は、内装材を室内の下地に接着させるときに、水性系接着剤に天降石の微粉末を混入させて行なう。このようにすると、内装材の施工により消臭環境が実現できる。また、消臭剤である天降石の微粉末を混入した消臭性接着剤が内装材の裏面に位置するので、従来の建材がそのまま利用できる。天降石の微粉末は、内装材を透過したり内装材の目に進入してくる臭いの成分の微粒子を、上述したように極微細な水の分子で囲って消臭する。なお、水性系接着剤は乾燥して固形化すると、ミクロの目で見れば上述した隙間が無数に形成されている。このため、長期間消臭を行なっても消臭効果は劣らない。
【0008】
請求項1の記載のように、接着剤に天降石の微粉末を混入させた消臭性接着剤を用いて室内の消臭を行なうようにしたのは、この消臭性接着剤を壁面に沿った幅広い面で臭いの成分の微粒子を吸着させるためである。このようにすると、吸着効果は大である。しかも、この消臭性接着剤は薄く塗られるので、天降石の微粉末を無駄に使うこともない。
請求項1に記載において、接着に水性のものを用いたのは、内装材を室内の下地に接着させるときに、水性の接着剤は使われることが殆どであり、また、接着剤に水は多く含まれているために粘度が低く、天降石の微粉末を混入して均等に分散させ易いという点、及び油性であると水のクラスター(塊)を弾いて極微細な水の分子集団に分散し難くなるからである。
【0009】
次に挙げる請求項2に記載の室内の消臭方法では、請求項1に記載の室内の消臭方法において、内装材として、壁紙、クロス張り用布地、壁板材、床材のうちの何れかを用いて行なう。
【0010】
請求項1に記載の内装材のうち、壁紙、クロス張り用布地、壁板材、床材は接着剤で下地に固定されることが多くあり、これらの中でも壁紙、クロス張り用布地、床材に固定には殆ど場合、接着剤が用いられる。これらの内装材の裏面に接着剤層が形成されると、消臭は内装材を透して行なわれる。すなわち、臭いの成分の微粒子が内装材の細かな目を通して裏面まで達したり、この目に留まったりするからである。このため、これらの内装材のうちでも、とくに壁紙やクロス張り布地は臭いの成分の微粒子が透過し易いので、消臭効果は極めて高くなる。
【0011】
次に挙げる請求項3に記載の室内の消臭方法は、請求項1又は2に記載の室内の消臭方法において、水性接着剤として、でんぷん糊、酢酸ビニルエマルジョン系接着剤、ユリア系接着剤、フェノール系接着剤、ポリビニルアルコール系接着剤、珪酸ソーダ系接着剤のうちの何れかを用いて行なう消臭方法である。
【0012】
本発明者は、これらの接着材のうちでも、とくに、内装材を室内の下地に接着させるときに一番多く使われている酢酸ビニルエマルジョン系接着剤を好適なものとして挙げる。
【0013】
次に挙げる請求項4に記載の室内の消臭方法は、請求項1ないし3の何れかの項に記載の室内の消臭方法において、水性接着剤と天降石の微粉末とを、水性接着剤の接着力に応じた体積比6:4ないし9:1の割合で混合した消臭性接着剤を用いて行なう。
【0014】
水性接着剤と天降石の微粉末の配合割合は、接着剤がもつ接着力の程度によって調整する必要があり、接着剤がもつ接着力を無視して天降石の微粉末の配合割合を多く混入させると、無視できない程度に接着力が低下し、また、天降石の微粉末の配合割合が少なくなり過ぎると、消臭効果が劣る。このため、天降石の混ぜる割合を上述した範囲内にした。
【0015】
次に挙げる請求項5に記載の消臭性接着剤は、請求項1ないし4の何れかの項に記載の室内の消臭方法において用いられるものである。
【0016】
本発明者は、上述した室内の消臭方法に用いられる消臭性接着剤には、接着という本来の作用に加えて、上述した消臭作用が加わる。また、天降石がもつ遠赤外線による冬場での暖熱作用、電磁波吸収作用、人を含めた生物の細胞を自然治癒力をもつ元気な細胞にする細胞賦活性作用も加わる。なお、細胞賦活性作用については、丹羽免疫研究所所長、丹羽靭負博士により平成6年岡山市における癌治療学会、平成8年宇都宮市における血液学会においてその成果が報告されている。本発明者は、消臭作用に加えて、このような様々な作用をもつ天降石が含まれた消臭性接着剤についても本発明が及ぶように請求項5を設けた。
【0017】
次に挙げる請求項6に記載の室内の消臭方法は、床用コーティング剤に臭吸着機能をもつ天降石の微粉末を混入させた消臭性コーティング剤を床材の表面に塗布して、床材の表面に消臭性コーティング剤層を形成することにより、
天降石の微粉末でその周辺の空気中の水分子を更に細かく分散させて、内装材の幅広い面に沿った周辺にある臭いの成分の微粒子をこの分散させた水分子で包み込んで室内を消臭する方法である。
【0018】
この請求項6に記載の消臭方法は、床材の表面に塗る従来より公知の床用コーチンング材に、上述した天降石の微粉末を混入させた消臭性床用コーティング剤を床に塗って、この消臭性床用コーティング剤層に含まれている天降石の微粉末で消臭させる方法である。
【0019】
なお、床材には、タイル状シート材、シート材、カーペット、床板材などがあることから、請求項7を設けて、これらの材料の床材を用いる場合にも本発明が及ぶように記載した。
【0020】
そして、請求項8では、これらの床材に用いられる消臭性床用コーティング剤に、従来より公知の水性アクリル樹脂系コーティング剤、水性エポキシ樹脂系コーティング剤、透水性又は透湿性の無溶剤形エポキシ樹脂系コーティング剤などの何れかに、天降石の微粉末を混入させたものを挙げた。
【0021】
この従来より公知の床用コーティング材と天降石の微粉末との混合割合は、床用コーティング材の種類によって硬度などが異なるが、前述した消臭性接着剤と同様に、床用コーティング剤の硬度及び接着力に応じた体積比6:4ないし9:1の割合にして、コーティング剤本来の作用を維持させた。
【0022】
そして、本発明者は、請求項6又は7に記載の室内の消臭方法において用いられる消臭性床用コーティング剤についても本発明を及ばせることを請求項9を設けて記載した。
【0023】
また、本発明者は、従来のモルタルやコンクリートに上述した天降石の微粉末を混煉させた消臭性モルタルや消臭性コンクリートを室内の壁面などに塗っても上述した天降石がもつ作用が認められることから、これら方法についても、請求項10、請求項11を設けて記載した。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の具体的な実施の形態を添付の図面に沿って詳述する。
図1の(a)は、容器1に入れられた酢酸ビニルエマルジョン系接着剤からなる水性系接着剤2と、容器4に入れられた天降石の微粉末3を示しており、同(b)図は水性系接着剤2と天降石の微粉末3とを混合している状態を示す。
これ各図に示すように、水性系接着剤2と天降石の微粉末3とを購入して、水性系接着剤2と天降石の微粉末3とを、体積比6:4ないし9:1の割合、好ましくは7:3程度の割合で天降石の微粉末3が分散するように容器5に入れて混合し、消臭性接着剤6を製造する。
【0025】
図2は壁面7にクロス張りをしている途中の状態を示している。
図2に示すように、クロス張りは、クロス布8の裏面8aの全面に上述した消臭性接着剤6を薄く塗り、クロス布8を押さえながらクロス張りする。このようにしてクロス布8を壁面7に貼り付けると、壁面7とクロス布8との間には薄い消臭性接着剤6の層が形成される。
このようにすると、クロス布8を透して、またクロス布8の目に付着せた室内における臭いの成分の微粒子を、この分散させた水分子で包み込んで消臭できるようになる。
【0026】
図3は天降石の微粉末がもつ臭吸着機能を説明する図である。
図3の上段〜下段の図に示すように、水分子10が天降石から放射されたエネルギーの影響を受けると、水分子10は更に小さく分散して、極微細な水分子101に分散し、この分散した水分子101が臭い分子(臭いの成分の微粒子)11に付着して、水分子101を包み込んでしまう。このため、臭い分子11の臭いは閉ざされて、人に臭いを感じ取れないのである。
【0027】
図4の(a)は、容器21に入れられた床用コーティング剤22と、容器24に入れられた天降石の微粉末3を示しており、同(b)図は床用コーティング剤22と天降石の微粉末3とを混合している状態を示す。
これ各図に示すように、床用コーティング剤22と天降石の微粉末3とを購入して、床用コーティング剤22と天降石の微粉末3とを、体積比6:4ないし9:1の割合で天降石の微粉末3が分散するように容器25に入れて混合し、消臭性床用コーティング剤26を製造する。
【0028】
図5は床材31の表面に消臭性床用コーティング剤23を塗布した状態を示した図である。
図5に示すように、消臭性床用コーティング剤26を床材31の表面に塗布すると、該床材31の表面を保護するとともに、この消臭性床用コーティング剤26上に降りてくる室内の臭いの成分の微粒子を、上述したような方法で、水分子で包み込んで消臭することができる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明した本発明によれば、内装用の建材を下地に接着する接着剤に、天降石の微粉末を混入させて内装施工することによって、施工後、天降石の微粉末がもつマスキング機能により、室内の臭いの成分を水の分子で包み込んで消臭することができるようになったのである。
特に、このように天降石の微粉末を壁面などに沿って散在させてあるので、室内の幅広い面において消臭効果をもたらすことができるようになったのである。更にこのような効果は、天降石の微粉末を床用コーティング剤に混入させて、床材の表面に消臭性床用コーティング剤層を形成しても得ることができたのである。また、更には、天降石の微粉末をモルタルやコンクリートに混煉させたものを室内の壁面に塗布しても、上述した効果を得ることができたのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、容器1に入れられた酢酸ビニルエマルジョン系接着剤からなる水性系接着剤と容器に入れられた天降石の微粉末を示した図である。
(b)は、水性系接着剤と天降石の微粉末とを混合している状態を示した図である。
【図2】壁面にクロス張りをしている途中の状態を示した図である。
【図3】天降石の微粉末がもつ臭吸着機能を説明した図である。
【図4】(a)は、床用コーティング剤と天降石の微粉末を示した図である。
(b)図は、床用コーティング剤と天降石の微粉末とを混合している状態を示した図である。
【図5】床材の表面に消臭性床用コーティング剤を塗布した状態を示した図である。
【符号の説明】
1 容器
2 水性系接着剤
3 天降石の微粉末
4 容器
5 容器
6 消臭性接着剤
7 壁面
8 クロス布(内装材)
8a 裏面
10 水分子
101 極微細な水分子
21 容器
22 床用コーティング剤
26 消臭性床用コーティング剤
【発明の属する技術分野】
本発明は、天降石の微粉末がもつマスキング機能を生かして、室内の臭いの成分を水の分子で包み込んで消臭する室内の消臭方法及びこの消臭方法に用いられる消臭性接着剤T等に関する。
【0002】
【従来の技術】
各家庭の室内や飲食店には、調理のときの臭いやタバコの臭い、汗の臭い、化粧品の臭い、埃の臭い、カビの臭い、ペット動物の臭いなど、多くの臭いが発生して、これらの一部は室内に染み付いている。
古くより、これらの臭いを消す手段として、活性炭や備長炭などの炭化物がもつ微孔に臭いの成分の微粒子を吸着させる機能に着目して、この消臭剤を通気性のある容器に入れた消臭剤があり、これを室内に設置していた。
しかしながら、この方法による消臭は、室内の部分的な消臭が主になるため、室内の幅広い範囲で消臭させるという点で問題があった。また、消臭液をスプレー噴霧して臭いの成分の微粒子を化学的に分解させる方法もあるが、この方法は人前や食品の近くでは使用できないなどの制約がある他、噴霧液の落下した所がベタつくという難点もあった。
このため、最近では、消臭剤を内装材の表面に固定させる技術が開発されている。特開平7−11752号公報に記載の「焼成無機質建築材料」、特開平7−217148号公報に記載の「内装材」などがその一例として挙げられる。これらに技術では、消臭剤には、金属イオン化合物や金属酸化物が用いられていた。また、この他にも、活性炭や備長炭などの炭化物の粒子が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】
しかしながら、内装材の表面に消臭剤を固定させるという従来技術は、予め内装材の製造工場で内装材の表面に消臭剤を固定させる工程が必要になり、これが内装材の製造コストと製品価格を押し上げていた。また、内装材の表面に消臭剤の色が混じって、内装材本来の色や模様が出せないという問題もあり、更には、全ての種類の内装材に消臭剤を固定しておかなければ消費者の要望を満たせないという問題もあった。
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、上述した問題のない室内の消臭方法を提供することにあり、特に、天降石の微粉末がもつマスキング機能によって臭いの成分を水の分子で包み込んで消臭するというマスキング機能を生かした室内の消臭方法であり、天降石の微粉末を接着剤、床用コーティング剤、モルタル、セメントなどに混ぜて使用することにより、現在市販されている内装材がそのまま使用でき、また、施工現場で消臭剤の配合割合を調整して使用環境や消臭の程度に応じた消臭ができ、消臭に必要な施工が簡単且つ短時間で行なうことが出来、更には、室内の幅広い面で効果的に消臭できる室内の消臭方法を提供することにある。
また、この消臭方法を実現させる消臭性接着剤、消臭性床用コーティング剤等を提供することも課題に挙げられる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を達成するために提案される請求項1に記載の室内の消臭方法は、水性系接着剤に臭吸着機能をもつ天降石の微粉末を混入させた消臭性接着剤を用いて内装材を室内の下地に接着させて該内装材の裏面に消臭性接着剤層を形成することにより、
天降石の微粉末でその周辺の空気中の水分子を更に細かく分散させて、内装材の幅広い面に沿った周辺にある臭いの成分の微粒子をこの分散させた水分子で包み込んで室内を消臭する方法である。
【0006】
先ず、天降石の微粉末がもつ臭吸着機能について説明する。
天降石は自然界に存在する数少ない石の一つで、遠赤外線を常温で放射する性質、電磁波をカットする性質などがあることが知られている。また、この天降石には、近年の研究により、天降石から放射されたエネルギーに空気中の水分が触れると、水のクラスター(塊)が瞬時に極微細な水の分子集団に分散することが判明している。
水の分子は、ミクロの目で見れば分子集団の大きさにより浸透力に差異があり、臭いの成分の微粒子は通常存在する空気中の水分よりも小さい。
このため、通常存在する空気中の水分の大きさでは入り込めない隙間に臭いの成分の微粒子が入り込むと、本来ならばこの隙間から臭いの成分の微粒子は抜け出せないのであるが、天降石から放射されたエネルギーによってこの隙間の近くの水分が極微細な水に分散されていると、この隙間にも水の分子が入り込む。
このような状態において、この隙間に臭いの成分の微粒子入り込むと、水は周囲のものに付着し易い性質があるので、臭いの成分の微粒子に極微細な水の分子が付着して囲ってしまう(マスキング機能)。本発明は、天降石がもつこのような機能を生かしている。
【0007】
請求項1に記載の水性系接着剤を用いた室内の消臭方法は、内装材を室内の下地に接着させるときに、水性系接着剤に天降石の微粉末を混入させて行なう。このようにすると、内装材の施工により消臭環境が実現できる。また、消臭剤である天降石の微粉末を混入した消臭性接着剤が内装材の裏面に位置するので、従来の建材がそのまま利用できる。天降石の微粉末は、内装材を透過したり内装材の目に進入してくる臭いの成分の微粒子を、上述したように極微細な水の分子で囲って消臭する。なお、水性系接着剤は乾燥して固形化すると、ミクロの目で見れば上述した隙間が無数に形成されている。このため、長期間消臭を行なっても消臭効果は劣らない。
【0008】
請求項1の記載のように、接着剤に天降石の微粉末を混入させた消臭性接着剤を用いて室内の消臭を行なうようにしたのは、この消臭性接着剤を壁面に沿った幅広い面で臭いの成分の微粒子を吸着させるためである。このようにすると、吸着効果は大である。しかも、この消臭性接着剤は薄く塗られるので、天降石の微粉末を無駄に使うこともない。
請求項1に記載において、接着に水性のものを用いたのは、内装材を室内の下地に接着させるときに、水性の接着剤は使われることが殆どであり、また、接着剤に水は多く含まれているために粘度が低く、天降石の微粉末を混入して均等に分散させ易いという点、及び油性であると水のクラスター(塊)を弾いて極微細な水の分子集団に分散し難くなるからである。
【0009】
次に挙げる請求項2に記載の室内の消臭方法では、請求項1に記載の室内の消臭方法において、内装材として、壁紙、クロス張り用布地、壁板材、床材のうちの何れかを用いて行なう。
【0010】
請求項1に記載の内装材のうち、壁紙、クロス張り用布地、壁板材、床材は接着剤で下地に固定されることが多くあり、これらの中でも壁紙、クロス張り用布地、床材に固定には殆ど場合、接着剤が用いられる。これらの内装材の裏面に接着剤層が形成されると、消臭は内装材を透して行なわれる。すなわち、臭いの成分の微粒子が内装材の細かな目を通して裏面まで達したり、この目に留まったりするからである。このため、これらの内装材のうちでも、とくに壁紙やクロス張り布地は臭いの成分の微粒子が透過し易いので、消臭効果は極めて高くなる。
【0011】
次に挙げる請求項3に記載の室内の消臭方法は、請求項1又は2に記載の室内の消臭方法において、水性接着剤として、でんぷん糊、酢酸ビニルエマルジョン系接着剤、ユリア系接着剤、フェノール系接着剤、ポリビニルアルコール系接着剤、珪酸ソーダ系接着剤のうちの何れかを用いて行なう消臭方法である。
【0012】
本発明者は、これらの接着材のうちでも、とくに、内装材を室内の下地に接着させるときに一番多く使われている酢酸ビニルエマルジョン系接着剤を好適なものとして挙げる。
【0013】
次に挙げる請求項4に記載の室内の消臭方法は、請求項1ないし3の何れかの項に記載の室内の消臭方法において、水性接着剤と天降石の微粉末とを、水性接着剤の接着力に応じた体積比6:4ないし9:1の割合で混合した消臭性接着剤を用いて行なう。
【0014】
水性接着剤と天降石の微粉末の配合割合は、接着剤がもつ接着力の程度によって調整する必要があり、接着剤がもつ接着力を無視して天降石の微粉末の配合割合を多く混入させると、無視できない程度に接着力が低下し、また、天降石の微粉末の配合割合が少なくなり過ぎると、消臭効果が劣る。このため、天降石の混ぜる割合を上述した範囲内にした。
【0015】
次に挙げる請求項5に記載の消臭性接着剤は、請求項1ないし4の何れかの項に記載の室内の消臭方法において用いられるものである。
【0016】
本発明者は、上述した室内の消臭方法に用いられる消臭性接着剤には、接着という本来の作用に加えて、上述した消臭作用が加わる。また、天降石がもつ遠赤外線による冬場での暖熱作用、電磁波吸収作用、人を含めた生物の細胞を自然治癒力をもつ元気な細胞にする細胞賦活性作用も加わる。なお、細胞賦活性作用については、丹羽免疫研究所所長、丹羽靭負博士により平成6年岡山市における癌治療学会、平成8年宇都宮市における血液学会においてその成果が報告されている。本発明者は、消臭作用に加えて、このような様々な作用をもつ天降石が含まれた消臭性接着剤についても本発明が及ぶように請求項5を設けた。
【0017】
次に挙げる請求項6に記載の室内の消臭方法は、床用コーティング剤に臭吸着機能をもつ天降石の微粉末を混入させた消臭性コーティング剤を床材の表面に塗布して、床材の表面に消臭性コーティング剤層を形成することにより、
天降石の微粉末でその周辺の空気中の水分子を更に細かく分散させて、内装材の幅広い面に沿った周辺にある臭いの成分の微粒子をこの分散させた水分子で包み込んで室内を消臭する方法である。
【0018】
この請求項6に記載の消臭方法は、床材の表面に塗る従来より公知の床用コーチンング材に、上述した天降石の微粉末を混入させた消臭性床用コーティング剤を床に塗って、この消臭性床用コーティング剤層に含まれている天降石の微粉末で消臭させる方法である。
【0019】
なお、床材には、タイル状シート材、シート材、カーペット、床板材などがあることから、請求項7を設けて、これらの材料の床材を用いる場合にも本発明が及ぶように記載した。
【0020】
そして、請求項8では、これらの床材に用いられる消臭性床用コーティング剤に、従来より公知の水性アクリル樹脂系コーティング剤、水性エポキシ樹脂系コーティング剤、透水性又は透湿性の無溶剤形エポキシ樹脂系コーティング剤などの何れかに、天降石の微粉末を混入させたものを挙げた。
【0021】
この従来より公知の床用コーティング材と天降石の微粉末との混合割合は、床用コーティング材の種類によって硬度などが異なるが、前述した消臭性接着剤と同様に、床用コーティング剤の硬度及び接着力に応じた体積比6:4ないし9:1の割合にして、コーティング剤本来の作用を維持させた。
【0022】
そして、本発明者は、請求項6又は7に記載の室内の消臭方法において用いられる消臭性床用コーティング剤についても本発明を及ばせることを請求項9を設けて記載した。
【0023】
また、本発明者は、従来のモルタルやコンクリートに上述した天降石の微粉末を混煉させた消臭性モルタルや消臭性コンクリートを室内の壁面などに塗っても上述した天降石がもつ作用が認められることから、これら方法についても、請求項10、請求項11を設けて記載した。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の具体的な実施の形態を添付の図面に沿って詳述する。
図1の(a)は、容器1に入れられた酢酸ビニルエマルジョン系接着剤からなる水性系接着剤2と、容器4に入れられた天降石の微粉末3を示しており、同(b)図は水性系接着剤2と天降石の微粉末3とを混合している状態を示す。
これ各図に示すように、水性系接着剤2と天降石の微粉末3とを購入して、水性系接着剤2と天降石の微粉末3とを、体積比6:4ないし9:1の割合、好ましくは7:3程度の割合で天降石の微粉末3が分散するように容器5に入れて混合し、消臭性接着剤6を製造する。
【0025】
図2は壁面7にクロス張りをしている途中の状態を示している。
図2に示すように、クロス張りは、クロス布8の裏面8aの全面に上述した消臭性接着剤6を薄く塗り、クロス布8を押さえながらクロス張りする。このようにしてクロス布8を壁面7に貼り付けると、壁面7とクロス布8との間には薄い消臭性接着剤6の層が形成される。
このようにすると、クロス布8を透して、またクロス布8の目に付着せた室内における臭いの成分の微粒子を、この分散させた水分子で包み込んで消臭できるようになる。
【0026】
図3は天降石の微粉末がもつ臭吸着機能を説明する図である。
図3の上段〜下段の図に示すように、水分子10が天降石から放射されたエネルギーの影響を受けると、水分子10は更に小さく分散して、極微細な水分子101に分散し、この分散した水分子101が臭い分子(臭いの成分の微粒子)11に付着して、水分子101を包み込んでしまう。このため、臭い分子11の臭いは閉ざされて、人に臭いを感じ取れないのである。
【0027】
図4の(a)は、容器21に入れられた床用コーティング剤22と、容器24に入れられた天降石の微粉末3を示しており、同(b)図は床用コーティング剤22と天降石の微粉末3とを混合している状態を示す。
これ各図に示すように、床用コーティング剤22と天降石の微粉末3とを購入して、床用コーティング剤22と天降石の微粉末3とを、体積比6:4ないし9:1の割合で天降石の微粉末3が分散するように容器25に入れて混合し、消臭性床用コーティング剤26を製造する。
【0028】
図5は床材31の表面に消臭性床用コーティング剤23を塗布した状態を示した図である。
図5に示すように、消臭性床用コーティング剤26を床材31の表面に塗布すると、該床材31の表面を保護するとともに、この消臭性床用コーティング剤26上に降りてくる室内の臭いの成分の微粒子を、上述したような方法で、水分子で包み込んで消臭することができる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明した本発明によれば、内装用の建材を下地に接着する接着剤に、天降石の微粉末を混入させて内装施工することによって、施工後、天降石の微粉末がもつマスキング機能により、室内の臭いの成分を水の分子で包み込んで消臭することができるようになったのである。
特に、このように天降石の微粉末を壁面などに沿って散在させてあるので、室内の幅広い面において消臭効果をもたらすことができるようになったのである。更にこのような効果は、天降石の微粉末を床用コーティング剤に混入させて、床材の表面に消臭性床用コーティング剤層を形成しても得ることができたのである。また、更には、天降石の微粉末をモルタルやコンクリートに混煉させたものを室内の壁面に塗布しても、上述した効果を得ることができたのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、容器1に入れられた酢酸ビニルエマルジョン系接着剤からなる水性系接着剤と容器に入れられた天降石の微粉末を示した図である。
(b)は、水性系接着剤と天降石の微粉末とを混合している状態を示した図である。
【図2】壁面にクロス張りをしている途中の状態を示した図である。
【図3】天降石の微粉末がもつ臭吸着機能を説明した図である。
【図4】(a)は、床用コーティング剤と天降石の微粉末を示した図である。
(b)図は、床用コーティング剤と天降石の微粉末とを混合している状態を示した図である。
【図5】床材の表面に消臭性床用コーティング剤を塗布した状態を示した図である。
【符号の説明】
1 容器
2 水性系接着剤
3 天降石の微粉末
4 容器
5 容器
6 消臭性接着剤
7 壁面
8 クロス布(内装材)
8a 裏面
10 水分子
101 極微細な水分子
21 容器
22 床用コーティング剤
26 消臭性床用コーティング剤
Claims (11)
- 水性系接着剤に臭吸着機能をもつ天降石の微粉末を混入させた消臭性接着剤を用いて内装材を室内の下地に接着させて該内装材の裏面に消臭性接着剤層を形成することにより、
天降石の微粉末でその周辺の空気中の水分子を更に細かく分散させて、内装材の幅広い面に沿った周辺にある臭いの成分の微粒子をこの分散させた水分子で包み込んで室内を消臭することを特徴とする室内の消臭方法。 - 内装材として、壁紙、クロス張り用布地、壁板材、床材のうちの何れかを用いて行なう請求項1に記載の室内の消臭方法。
- 水性接着剤として、でんぷん糊、酢酸ビニルエマルジョン系接着剤、ユリア系接着剤、フェノール系接着剤、ポリビニルアルコール系接着剤、珪酸ソーダ系接着剤のうちの何れかを用いて行なう請求項1又は2に記載の室内の消臭方法。
- 水性接着剤に天降石の微粉末を、水性接着剤の接着力に応じた体積比6:4ないし9:1の割合で混合した消臭性接着剤を用いて行なう請求項1ないし3の何れかの項に記載の室内の消臭方法。
- 請求項1ないし4の何れかの項に記載の室内の消臭方法に用いられる消臭性接着剤。
- 床用コーティング剤に臭吸着機能をもつ天降石の微粉末を混入させた消臭性コーティング剤を床材の表面に塗布して、床材の表面に消臭性コーティング剤層を形成することにより、
天降石の微粉末でその周辺の空気中の水分子を更に細かく分散させて、内装材の幅広い面に沿った周辺にある臭いの成分の微粒子をこの分散させた水分子で包み込んで室内を消臭することを特徴とする室内の消臭方法。 - 床剤として、タイル、シート又はプレート材、敷物、木製の床材の何れかを用いて行なう請求項6に記載の室内の消臭方法。
- 床用コーティング剤として、水性アクリル樹脂系コーティング剤、水性エポキシ樹脂系コーティング剤、透水性又は透湿性を有する無溶剤形エポキシ樹脂系コーティング剤の何れかを用いて行なう請求項6又は7に記載の室内の消臭方法。
- 請求項6ないし8の何れかの項に記載の室内の消臭方法に用いられる消臭性床用コーティング剤。
- モルタルと臭吸着機能をもつ天降石の微粉末と水と混練させた消臭性モルタルを用いて、室内の壁面に消臭性モルタル層を形成することにより、
天降石の微粉末でその周辺の空気中の水分子を更に細かく分散させて、消臭性モルタル層の幅広い面に沿った周辺にある臭いの成分の微粒子を、この分散させた水分子で包み込んで室内を消臭することを特徴とする室内の消臭方法。 - セメントと砂を混合したコンクリートと臭吸着機能をもつ天降石の微粉末と水と混練させた消臭性コンクリート材を用いて、室内の壁面に消臭性コンクリート層を形成することにより、
天降石の微粉末でその周辺の空気中の水分子を更に細かく分散させて、消臭性コンクリート層の幅広い面に沿った周辺にある臭いの成分の微粒子を、この分散させた水分子で包み込んで室内を消臭することを特徴とする室内の消臭方法。
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2002
- 2002-09-05 JP JP2002299595A patent/JP2004100412A/ja active Pending
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