JP2000192373A - 下貼り紙 - Google Patents

下貼り紙

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JP2000192373A
JP2000192373A JP11341782A JP34178299A JP2000192373A JP 2000192373 A JP2000192373 A JP 2000192373A JP 11341782 A JP11341782 A JP 11341782A JP 34178299 A JP34178299 A JP 34178299A JP 2000192373 A JP2000192373 A JP 2000192373A
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洛天 李
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠赤外線の放射能及び陰イオン放出能を有
し,温度と湿度を調節し電磁波及び水脈波吸収能を有し
脱臭とカビ及び有害細菌の発生を防止する効果を有し,
かつ貼り紙の接着が容易に成されるようにできる下貼り
紙を提供すること。 【解決手段】 本発明は炭と接着剤の混合物からなる層
を通常の下貼り紙の表面のうち,少なくとも一面に形成
させてなる下貼り紙をセメントで建築された建築物の壁
面などに貼ることによって,炭による遠赤外線放射能,
陰イオン放出能及び電磁波吸収能を発現し,温度と湿度
を調節し,カビ及び有害細菌の発生を防止し,セメント
から発生される汚臭を容易に取り除くことができるのみ
ならず,有害な揮発性成分やCOガスの除去効率にも
優れ,最終貼り紙の接着が容易になされるようにでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,下貼り紙(Pre
liminary wallpaper)に関するもの
であり,より詳しくは,機能性を有する下貼り紙に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】産業の発展によって製品固有の特性は勿
論,付随的な効果をも有する各種機能性製品が製造,販
売されており,遠赤外線の放射能などのような機能性を
有する複数の製品などが研究開発されて建築物の内,外
装材にも応用されている。一般的に現代の建築物は耐久
性などに優れるセメントを主材料として建築されている
が,セメントからは汚臭がするばかりでなく人体に害を
与える成分(たとえば揮発性有機化合物)などもたくさ
ん排出されている。
【0003】特に,各種建築物の建築時に,乾燥が十分
にされ無かった場合にはセメントからの汚臭発生及び有
害成分の排出が激しく,また乾燥が完璧になされた場合
であってもセメント特有の臭いが発生し,セメント粉が
付くなどの問題があって,壁に貼り紙をしたり塗料を用
いて塗布する方法が広く適用されている。最近では,前
記のようなセメントによる被害を最小化し,人体に有益
な特性を発現させるためにセメントで形成された壁面,
床及び天井面に黄土,麦飯石,バイオセラミックなどの
成分が含まれた混合物を塗布したりセメントに混合して
壁面などを形成する方法も知られている。
【0004】また,セメント壁面やその他の建材で形成
された壁面などに貼り紙を接着する場合に容易に接着さ
れないということがあるので,通常的には下貼り紙を先
ず貼り,その上に貼り紙を接着する方法が広く使用され
ている
【0005】しかしながら,前記のような貼り紙をした
り塗料を用いて塗布したりする方法は外観が美麗に仕上
げられる長所はあるが,セメントから発生される汚臭は
ほとんど遮断できず,有害物質の遮断や吸収についても
やはり満足できる効果を得ることが出来なかった。のみ
ならず,黄土,麦飯石,バイオセラミックなどの機能性
の物質を含む混合物を,壁面などに塗布したりセメント
に混合して建築物の壁面などの形成時に用いる方法は,
建築物の耐久性を低下させるのみならず高価であるので
非経済的であり,前述したようなセメントから発生され
る問題の解決についてもやはり満足できない短所があっ
た。また,バイオセラミック,ゲルマニウム,麦飯石,
黄土などは遠赤外線放射能以外に他の機能が発現されな
いので実際には広く適用されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,このような
問題に鑑みてなされたもので,その目的とするところは
遠赤外線の放射能及び陰イオン放出能を有し,温度と湿
度を調節し電磁波及び水脈波吸収能を有し脱臭とカビ及
び有害細菌の発生を防止する効果を有し,かつ貼り紙の
接着が容易に成されるようにできる下貼り紙を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明は,炭と接着剤の混合物からなる層を通常
の下貼り紙の表面のうち,少なくとも一面に形成させて
なることを特徴とする下貼り紙である。
【0008】前記下貼り紙をセメントで建築された建築
物の壁面などに貼り,その上から貼り紙を貼ることによ
って遠赤外線放射能及び陰イオン放出能を有し,温度と
湿度を調節し,電磁波吸収能及び陰イオン放出効果を有
する炭によってセメントから発生される汚臭を容易に取
り除くのみならず揮発性有害成分の除去効率に優れ最終
貼り紙の接着も容易に成されるようにすることができ
る。また機能性物質の脱離が起きにくいため機能性が持
続的に発現されるので耐久性が強い下貼り紙を容易に製
造できる方法を提供することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下,図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。本発明において用いられる
機能性物質である炭は遠赤外線放射能があり,陰イオン
を放出し,温度と湿度の調節能に優れ,電磁波と水脈波
などの人体に有害な磁気波の吸収能が有り,脱臭効果に
優れカビ及び有害細菌の発生を防止するなどの効果があ
ることが知られている。
【0010】遠赤外線は身体の内部深く作用して体を暖
め,血液循環の促進及び疲労回復と老廃物排出の促進に
役立つ作用がある。炭の主要成分は炭素(14C)と無
機質であるが,原料の木が土からCa,K,Na,Mg
などを吸収しており,炭化される時有機酸と水分は蒸発
し炭素と無機質のみが残る。これらの成分のうち,土か
ら吸収されたゲルマニウム(Ge)成分などの微量の鉱
物質によって遠赤外線が放出されるものと推定され,放
射率は93%に至る。
【0011】陰イオンは各種汚染から急増した周辺の陽
イオンを吸着,中和させて人体の新陳代謝を円滑にする
作用を行うもので,炭の成分のうち,85%以上である
炭素から多量の陰イオンが発生される。炭から発生する
陰イオンは非常に活発化した電子であるので,周辺の物
質が失いやすい電子(陰イオン)を供給して陽イオンの
作用による腐敗,腐食,酸化などの現象を防止する。
【0012】炭は内部表面積が1g当たり300cm
程度の気孔を有しているので,周辺が多湿の場合には湿
気を吸収し,乾燥した場合には水分を発散するという交
換的特性を有しており,快適な室内環境を作ることによ
って人体の生活リズムを最適に整え,健康保持に大いに
役に立つ。のみならず,気孔が有害な各種微生物及び臭
いを吸着するので,防臭,防腐の効果がある。また,気
孔により熱伝導性が低くなるので外部の温度を遮る効果
があり,下貼り紙に適用される場合,室内の温度を一定
期間保持できる。
【0013】炭はpH8〜9の弱アルカリ性であるた
め,カビ及び有害細菌などの生育条件に合わないだけで
なく,湿度の調節機能もあってカビ及び有害細菌などは
勿論ゴキブリも棲息することができない。また,炭は各
種電気製品から出る人体に有害な電磁波と,地下の水脈
の流れが遮断されて腐敗した水から発生するものとして
知られている水脈波を吸収して人の体を有害電磁波から
保護することになる。
【0014】炭の濃度としては50〜70重量%を用い
るのが効果的であり,使用量が50重量%未満の場合に
は遠赤外線放射能などのような炭から発現される効果が
微弱になる短所があり,75重量%を超過する場合には
製造される下貼り紙から炭が脱離される可能性が高く,
セメントから形成された壁面との接着が容易に成されな
い問題点がある。
【0015】本発明の一実施の形態に用いられる接着剤
としては本発明の属する技術分野で通常用いられる接着
剤であれば良く,流動性があって固体表面を塗らして固
化でき,固化するときの体積収縮が小さく,温度及び湿
度の変化により発生する内部応力によっても接着の安定
性が損なわれず,長期負荷にクリープしない耐衝撃性に
優れるものが特に効果的である。
【0016】接着剤は炭を分散させ,塗布層から炭が脱
離されることを防止し,セメントから形成された壁面な
どに容易に接着され得るようにするもので,澱粉質の接
着剤は勿論クロロフレン,ポリ酢酸ビニル,ポリアクリ
ル酸エステル,ポリビニルアルコール,カルボキシルメ
チルセルロースなどのように溶液およびエマルジョン型
の合成樹脂材接着剤も使用できる。
【0017】本発明の一実施の形態においては,接着剤
に希釈剤を添加しても良く,接着剤の粘度を調節し通常
の下貼り紙の表面に塗布層を容易に形成できることがで
きる。希釈剤としては本発明の属する技術分野で通常的
に用いられる溶媒であれば良く,たとえば澱粉質の接着
剤の場合には水を,合成樹脂剤の接着剤の場合には接着
剤成分の合成樹脂を溶解させ得る溶剤であればいずれも
使用できる。希釈剤の使用量は使用される下貼り紙の種
類及び特性,接着剤の種類及び特性などによって適切に
変更され得る。
【0018】なお,本発明の一実施の形態において用い
られる下貼り紙は,製紙型性能を有する物質から製造さ
れた下貼り紙であればよい。先ず,炭と接着剤混合物を
通常の下貼り紙の表面のうち,少なくとも一面に塗布
し,50〜70℃の熱風で乾燥して本発明の一実施の形
態の下貼り紙を製造する。塗布方法は本発明の属する技
術分野において通常使用される方法であればよいが本発
明の一実施の形態においてはローラを用いた塗布方法を
使用しており,塗布する際に,特定部位のみ接着剤の濃
度を強くするなどの調節もできる。また,応用として,
刷毛で塗布したり,スプレーで吹き付けるなどの方法も
有効である。
【0019】前述したように炭の濃度は50〜75重量
%にするのが効果的であり,従って,接着剤との混合比
は1:1〜3:2にするのがよい。炭と接着剤混合物の
塗布量は通常の下貼り紙の1m当たり100〜300
gにするのが効果的であり,塗布量が100g/m
満の場合は,下貼り紙に塗布される炭の量が少なく,遠
赤外線放射能などの炭から発現される効果が微弱になる
という短所があり,300g/mを超過する場合には
通常の下貼り紙の表面に炭と接着剤の混合物を塗布する
のが容易でなくなるという問題が生じる。
【0020】塗布後の乾燥方法では本発明の属する技術
分野において通常使用される方法であればよいが本発明
の一実施の形態においては50〜70℃の熱風で乾燥す
る方法を使用した。通常のヒータを用いても良く,乾燥
倉に入れてもよい。次の実施例及び実験例では本発明を
さらに詳細に説明するが,本発明の範囲を限定するので
はない。
【0021】(実施例1)炭70重量%と澱粉質接着剤
30重量%から構成される混合物を通常の下貼り紙1m
当たり150gの量になるようにローラ方式で塗布し
た後,60℃の熱風で3分間乾燥して本実施例の下貼り
紙を製造した。製造された下貼り紙を韓国建資材試験研
究院に依頼してKICM−FIR−1042の方法,即
ち,電荷粒子測定装置を用いて,室内温度22℃,湿度
55%,大気中陰イオン水80/cc条件下で陰イオン
の発生程度を測定し,測定対象物から放出される陰イオ
ンを測定して単位体積当たりイオン水で示した結果,1
78/ccであり,KICM−FIR−1042の方法
で脱臭効果を試験した結果表1のような結果を得て,脱
臭効果に対するデータを図1にグラフで示した。
【0022】
【表1】
【0023】(実験例1)実施例1で製造された下貼り
紙について温度及び湿度調節能力,COガスの吸着性
能及び揮発性有機化合物(VOCs)の吸着性能を評価
した。実験には,重さ45g,面積2970cm(4
5cm×66cm)の下貼り紙7枚を内部に付着したテ
スト用チャンバ(温度(10〜40℃)及び相対湿度
(45〜75%)の調節が可能)と,下貼り紙を付着し
ない同一のチャンバを用いて行った。
【0024】先ず,初めに温度25℃,湿度65%でセ
ッティングした後,30℃,65%で温度を上昇させ,
後にさらに30℃,50%で相対湿度を下げて室内空気
環境実験室の条件を変化させながら温度と湿度を測定し
た。各チャンバの内部に温度湿度センサー(SATO社
製温湿度計:モデル名SK−L2000TH)を設置し
5分間隔でデータをとり,その結果を図2及び図3にグ
ラフで示した。
【0025】25℃,65%の空気を30℃に加熱する
と相対湿度は48%まで低下するが,下貼り紙を付着し
たチャンバの相対湿度は下貼り紙が付着していないチャ
ンバに比べて相対湿度は7%程度高い結果を見せ,実施
例1による下貼り紙には湿度調節能力があることを示し
た。さらに相対湿度を変化させた後にも下貼り紙が付着
されたチャンバと付着されないチャンバには相対湿度の
差異を生じることを確認することができた。
【0026】また,各々のチャンバ内に濃度11.1%
であるCOガスを5リットルずつ注ぎ,約2分おきに
チャンバ内の二酸化炭素の濃度変化をマルチガスモニタ
(Multi−gas Monitor:B&K−Ty
pe1302)とサンプラアンドドサ(Sampler
& Doser:B&K−Type 1303)を用
いて測定し,分析(B&Kの7620プログラム)した
後,その結果を図4及び表2に示した。
【0027】
【表2】
【0028】下貼り紙のCOガス濃度の初期値と4時
間経過後の値を比較してみると,下貼り紙を付着したチ
ャンバ内における減殺率は20.41%で下貼り紙を付
着しないチャンバの16.64%よりも高い減殺率を示
した。この結果から,実施例1による下貼り紙には十分
なCOガスの吸着性能があることがわかった。
【0029】さらに,トルエン,エチルベンゼン,オル
ソキシレンを各々500マイクロリットルずつ取り混合
した試薬を,バイアル(Vial)に入れて各々チャン
バ内に設置し,経過時間別にサンプリングチューブ(A
METEK−ALPHA−2)に吸着させ,熱脱着装備
及びガスクロマトグラフィ(GC/MSD:HP597
3)を用いて分析(ケムステイション(Chemsta
tion)プログラム)することによって揮発性有機化
合物吸着性能評価を行い,その結果を図5に示した。
【0030】チャンバ内に揮発性有機化合物を同一量発
生させた場合,下貼り紙を付着したチャンバ内の方が揮
発性有機化合物の濃度が低くなり,これは下貼り紙に揮
発性有機化合物を吸着する性質があるからであると判断
できる。
【0031】以上,添付図面を参照しながら本発明にか
かる下貼り紙の好適な実施形態について説明したが,本
発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許
請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各
種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであ
りそれについても当然に本発明の技術的範囲に属するも
のと了解される。
【0032】
【発明の効果】以上,詳細に説明したように本発明によ
れば,炭と接着剤の混合物からなる層を通常の下貼り紙
の表面のうち,少なくとも一面に形成させてなる下貼り
紙をセメントで建築された建築物の壁面などに貼ること
によって,炭による遠赤外線放射能,陰イオン放出能及
び電磁波吸収能を発現し,温度と湿度を調節し,カビ及
び有害細菌の発生を防止し,セメントから発生される汚
臭を容易に取り除くことができるのみならず,有害な揮
発性成分やCOガスの除去効率にも優れ,最終貼り紙
の接着が容易になされるようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1によるアンモニアを用いたガス濃度曲
線である。
【図2】実験例1による温度,湿度の測定結果(25
℃,65%→30℃,65%)を示すグラフである。
【図3】実験例1による温度,湿度測定結果(30℃,
65%→30℃,50%)を示すグラフである。
【図4】実験例1による二酸化炭素ガスの測定結果を示
すグラフである。
【図5】実験例1による揮発性有機化合物の測定結果を
示すグラフである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭と接着剤の混合物からなる層を通常の
    下貼り紙の表面のうち,少なくとも一面に形成させてな
    ることを特徴とする下貼り紙。
  2. 【請求項2】 前記混合物からなる層において前記炭と
    前記接着剤の組成比が1:1〜3:1の範囲から選択さ
    れ,100〜300g/mの濃度で塗布し,50〜7
    0℃の熱風で乾燥して製造したことを特徴とする請求項
    1記載の下貼り紙。
JP11341782A 1998-12-01 1999-12-01 下貼り紙 Pending JP2000192373A (ja)

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